JP2008524629A - 半導体デバイスを試験する方法及びシステム - Google Patents

半導体デバイスを試験する方法及びシステム Download PDF

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Abstract

半導体デバイスの試験装置は、半導体デバイスを試験するために、DC試験信号を生成するパラメトリック測定ユニット(PMU)段と、AC試験信号を生成するピンエレクトロニクス(PE)段とを含む。ドライバ回路が、DC試験信号のバージョンとAC試験信号のバージョンとを半導体デバイスに提供することができる。

Description

本発明は、半導体デバイスの試験に関し、特に被試験半導体デバイスへの信号の提供に関する。
半導体デバイス(たとえばメモリチップ及びマイクロプロセッサ)に対する商業上の需要が高まるに従い、これらの装置を試験することが装置製造業者にとって重要となっている。半導体デバイスを、それらの顧客に出荷する前に試験することにより、欠陥があるか又は性能の劣る装置を検出するとともに取り除くことができる。こうした試験を実施するために、自動試験装置(ATE:automatic test equipment)等の半導体デバイスの試験装置を使用して、製造された半導体デバイスの性能を特徴付けるとともに確認することができる。
試験のタイプによっては、ATEは、試験中の装置(DUT)に2つの種類の信号を送出する場合がある。入出力インピーダンス、漏れ電流及びDUT性能等の装置特性を測定するために、DUTに直流(DC)信号が送出される。これらのDC信号を生成し且つ送出するために、ATEは、パラメトリック測定ユニット(PMU:parametric measurement unit)を含む。ATEはまた、試験シナリオによってはデジタル入力信号をシミュレートする交流(AC)信号を生成してDUTに送出する。これらのシミュレートされたデジタル信号は、たとえば、試験中のメモリチップに入力される場合がある。デジタル信号によって表されるデジタル値を格納した後、それらの値は、DUTが値を適切に格納したか否かを判断するために(後に)検索される。AC試験信号を生成するとともに送出するために、ATEは、通常PMU回路に比較してより高速に動作するピンエレクトロニクス(PE)回路として知られる追加の回路を含む。
本発明の一態様によれば、半導体デバイスの試験装置は、半導体デバイスを試験するために、DC試験信号を生成するパラメトリック測定ユニット(PMU)段と、AC試験信号を生成するピンエレクトロニクス(PE)段とを有する。ドライバ回路が、DC試験信号のバージョンとAC試験信号のバージョンとを被試験半導体デバイスに提供することができる。
一実施の形態では、半導体デバイスの試験装置は、試験信号のそれらのバージョンをドライバ回路から半導体デバイスに提供する出力段を含んでもよい。ドライバ回路は、PMU段によって生成されるDC試験信号及びPE段によって生成されるAC試験信号の電流を増幅することができる。PMU段は、別のDC試験信号を出力段に提供するスイッチを含んでもよい。
別の態様によれば、半導体デバイスの試験装置は、AC試験信号を被試験半導体デバイスに提供するピンエレクトロニクス(PE)段と、DC試験信号を被試験半導体デバイスに提供するパラメトリック測定ユニット(PMU)段とを有する集積回路を含む。
一実施の形態では、集積回路は、PE段及びPMU段に接続され、且つAC試験信号及びDC試験信号を被試験半導体デバイスに提供する、出力段を含んでもよい。集積回路は、PE段及びPMU段に接続され、且つAC試験信号及びDC試験信号を受け取る、ドライバ回路を含んでもよい。集積回路は、ドライバ回路に接続され、且つ増幅されたAC試験信号及び増幅されたDC試験信号を被試験半導体デバイスに提供する、出力段を含んでもよい。
別の態様によれば、半導体デバイスに試験信号を提供する方法は、PMU段によってDC試験信号を提供し、PE段からのAC試験信号を増幅するドライバ回路によってDC試験信号の電流を増幅し、及び出力段を介して増幅されたDC試験信号を被試験半導体デバイスに送出することを含む。出力段はまた、増幅されたAC試験信号をPE段から半導体デバイスに提供する。
一実施の形態では、出力段を介して増幅されたDC試験信号を送出することは、抵抗を介して増幅されたDC試験信号を送ることを含んでもよい。半導体デバイスに試験信号を提供する方法は、別のDC試験信号をスイッチに通すこと、及び出力段を介してこのDC試験信号を被試験半導体デバイスに送出することをさらに含んでもよい。
本開示のさらなる利点及び態様は、以下の詳細な説明から当業者には容易に明らかとなるであろう。そこでは、本発明の実施の形態を、単に、本発明を実施するために考えられる最良の形態の例として示し且つ説明している。後述するように、本発明は、他の異なる実施形態が可能であり、そのいくつかの詳細は、すべて本発明の精神から逸脱することなく自明な点においてさまざまな変更が可能である。したがって、図面及び説明は、限定するものとしてみなされるべきではなく、本質的に例示するものとしてみなされるべきである。
図1を参照すると、半導体デバイスを試験するシステム10は、ATE又は他の同様の試験装置等の半導体デバイスの試験装置12を含む。半導体デバイスの試験装置12を制御するために、システム10は、ハードワイヤ接続16によって試験装置12とインタフェースするコンピュータシステム14を含む。通常、コンピュータシステム14は、半導体デバイスを試験するルーチン及び機能の実行を開始するコマンドを試験装置12に送出する。こうした試験ルーチンにより、試験信号の生成及び被試験半導体デバイス(DUT)への送信並びにDUTからの応答の収集が開始される。システム10によって、さまざまなタイプの半導体デバイスを試験することができる。この例では、集積回路(IC)チップ18(たとえば、メモリチップ、マイクロプロセッサ、アナログ・デジタル変換器、デジタル・アナログ変換器等)がDUTとして試験される。
DUTに試験信号を提供し且つDUTから応答を収集するために、半導体デバイスの試験装置12は、ICチップ18の内部回路のためのインタフェースを提供する1つ又は複数のコネクタピンに接続される。いくつかのDUTを試験するために、64個又は128個ほどのコネクタピンを試験装置12にインタフェースしてもよい。例示の目的で、この例では、半導体デバイスの試験装置12は、2つのハードワイヤ接続を介してICチップ18の2つのコネクタピンに接続される。1つの導体20がピン22に接続され、別の導体24が別のピン26に接続される。これらの接続を行うことにより、半導体デバイスの試験装置12によって試験信号をピン22に注入することができ、ピン26から応答信号を収集することができる。そして、試験装置12(及び/又はコンピュータシステム14)が収集された応答を使用して、利得応答、位相応答又は他のタイプの2ポート試験に対しICチップ18を特徴付けることができる。また、試験装置12によって、ICチップ18に対して単一ポート試験を実施してもよい。たとえば、試験装置12は、ピン22に試験信号を注入し、(注入信号も送られた)導体20によって反射される信号を収集してもよい。反射信号を収集することにより、ピン22の入力インピーダンスを、他の単一ポート試験量とともに特徴付けてもよい。試験装置12はまた、デジタル試験ベクトルを生成して、ICチップ18の1つ又は複数のピンに注入することにより、ICチップ18の記憶性能を定量化する等、他のタイプの試験を実施してもよい。
図2も参照すると、1つのDUT(又は複数のDUT)の複数のコネクタピンから試験信号を送出するとともに収集するために、半導体デバイスの試験装置12は、多数のピンと通信することができるインタフェースカード28を含む。たとえば、インタフェースカード28は、試験信号をたとえば32個、64個、128個のピンに送信すること及び対応する応答を収集することを開始してもよい。ピンに対する各通信リンクは通常、チャネルと呼ばれ、多数のチャネルを供給することにより、試験時間が短縮される。インタフェースカードに多くのチャネルを有するとともに、試験装置12に複数のインタフェースカードを含むことにより、全体のチャネル数が増大し、それによりさらに試験時間が短縮される。この例では、複数のインタフェースカードが試験装置12に実装され得ることを例示するために、2つの追加のインタフェースカード30及び32が図示されている。
各インタフェースカードは、特定の試験機能を実行する専用集積回路(IC)チップ(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC))を含む。たとえば、インタフェースカード28は、パラメトリック測定ユニット(PMU)試験を実行するICチップ34を含む。通常、PMU試験は、DC電圧信号又は電流信号をDUTに提供することにより、入出力インピーダンス、電流漏れ及び他のDC性能特性を確定することを含む。インタフェースカード28はまた、DUT18に対してピンエレクトロニクス(PE)試験を実行するICチップ36も含む。PE試験は、AC試験信号及びAC波形をDUT18に送出すること、及び応答を収集して、DUTの性能をさらに特徴づけることを含む。たとえば、ICチップ36は、2値のベクトルをDUTに格納するためにDUTに送信することを開始してもよい。格納されると、試験装置12がDUTにアクセスして、正しい2値が格納されたか否かを判定する。デジタル信号は通常急峻な電圧遷移(変化)を含むため、ICチップ36のPE回路は、ICチップ34のPMU回路に比べて比較的高速に動作する。
DC試験信号及びAC試験信号と波形との両方をインタフェースカード28、30及び32からDUT18に送るために、試験装置12は、DUTに送信するために適切な導体に試験信号を配置するデバイスインタフェースボード(DIB)38に接続される。DIB38は、(PMU試験信号を提供する)ICチップ34及び(PE試験信号を提供する)ICチップ36からの試験信号を、DUT18のそれぞれのコネクタピン22及び26に伝送するために導体20及び24に向ける。この例では、2つの導電トレース40、42のみが、それぞれICチップ34及び36をDIB38に接続する。しかしながら、各ICチップは、通常、DIB38に接続する複数の導電トレースを有する。さらに、構成によっては、試験装置12は、インタフェースカードによって提供されるチャネルをDUT又は複数の被試験デバイスにインタフェースするために2つ以上のDIBに接続してもよい。
インタフェースカード28、30及び32によって実行される試験を開始するとともに制御するために、試験装置12は、試験信号を生成するとともにDUT応答を分析するための試験パラメータ(たとえば、試験信号電圧レベル、試験信号電流レベル、デジタル値等)を供給するPMU制御回路44及びPE制御回路46を含む。試験装置12は、コンピュータシステム14が試験装置12によって実行される動作を制御するのを可能にし、且つ試験装置12とコンピュータシステム14との間でのデータ(たとえば試験パラメータ、DUT応答等)の伝達をも可能にする、コンピュータインタフェース48も含む。
図3も参照すると、それぞれPMU機能及びPE機能を実行するICチップ34及び36の一部が示されている。PE試験信号のDUT18への送出を開始するために、PE制御回路46は、デジタル信号(又は他のタイプのAC波形)を、導電トレース50によって高速ドライバ52に送出する。高速ドライバ52は、信号を調整し(たとえば増幅し)それをPE出力段54に送出する。この例では、PE出力段54は、PE出力段54からDIBに送出されるデジタル信号又は他のタイプのAC試験信号に対するインピーダンス整合を提供する抵抗56を含む。
PE機能と同様に、PMU制御回路44は、ICチップ34に対しPMU試験を開始する信号を提供する。PMU試験の場合、DC信号が導電トレース58によって、信号を調整する(たとえば増幅する)増幅器60に送出される。調整済みDC信号は、この例では4つの出力ポート66、68、70及び72を有するセレクタ64の入力ポート62に送出される。試験装置12は、入力62において受け取られる信号が出力ポート66、68、70又は78のうちの1つに配置されるようにセレクタ64を制御する。たとえば、出力ポート66、68、70及び72は、50ミリアンペア、2ミリアンペア、200マイクロアンペア及び20マイクロアンペアの電流レベルのPMU試験信号をそれぞれ出力してもよい。出力ポートのうちのいくつかは、それぞれ、対応するポートに配置される試験信号の電流を測定するためにセンス(検知)抵抗に接続される。出力ポート68、70及び72に配置される試験信号を検知するために、それぞれの抵抗74、76及び78は対応するポートに接続される。通常、対応する出力ポートから伝搬する特定の試験信号を検知するために、抵抗74、78及び78に対して異なる抵抗値が選択される。出力ポート66は、より高い電流信号(たとえば50ミリアンペア)を提供し、センス抵抗を含まない導体80に接続される。
セレクタ64の出力ポート66、68、70及び72は、PMU出力段82に(それぞれの抵抗74、76、78及び導電トレース80を介して)接続される。PE出力段54と同様に、PMU出力段82は、セレクタ64の各出力ポートに接続される抵抗84を含むことによりインピーダンス整合を提供する。抵抗84は、導電トレース40に接続されることによりDC試験信号をDIB38に送出する。
上述したように、PMU回路及びPE回路は、別々のICチップ34及び36に組み込まれる。さらに、PMU回路及びPE回路は、別々の専用出力段を使用して試験信号をDUTに提供する。特に、出力段54はPE試験信号を提供し、出力段82はPMU試験信号を提供する。2つの別々のICチップを使用してPE機能及びPMU機能を提供することにより、各インタフェースカードにおける貴重なスペースが、コネクタ及び導電トレースに対して必要な関連空間とともに占有される。さらに、別々の出力段をPE回路及びPMU回路の両方に対して専用とすることにより、各ICチップ上のダイ面積が冗長な出力回路に対して使用される。
図4も参照すると、各インタフェースカード上の占有空間を低減し出力段の冗長性を低減するために、PE回路及びPMU回路は同じICチップに組み込まれる。さらに、PE回路及びPMU回路はともに、PE機能及びPMU機能をともに提供する各ICチップにおける回路を低減するために共通出力段を共有する。例示の目的で、試験装置86は、DUT(たとえば、メモリチップ、マイクロプロセッサ、アナログ・デジタル変換器等)の試験のためにPE機能及びPMU機能を提供するICチップをそれぞれ搭載した一連のインタフェースカード88、90及び92を含む。特に、それぞれのICチップ94、96及び98は、PE試験信号及びPMU試験信号を提供する回路を含む。PE機能及びPMU機能を同じICチップ上で結合することにより、各インタフェースカード上のチップの数が低減し、各カード上の空間が節約される。この節約された空間を、たとえば追加の機能を実装するため、又はインタフェースカードにさらなる試験チャネルを追加するために使用することができる。さらに、各ICチップ上のPE回路とPMU回路との間で共通の出力段を共有することにより、冗長出力段及びインピーダンス整合抵抗のために以前使用されていたチップ面積が節約される。試験装置86は、試験信号をDUTの適切なピンに向けるためにデバイスインタフェースボード100に接続される。さらに、試験装置86は、PMU制御回路102と、PE制御回路104と、試験装置86とコンピュータシステム(たとえばコンピュータシステム14)との間でコマンド及びデータを通すコンピュータインタフェース106とを含む。
図5も参照すると、PE試験信号とPMU試験信号とをともにDUTに提供する回路を含むICチップ96の一部が提示されている。さらに、ICチップ96は、PE回路及びPMU回路の両方によって共有される出力段108を含む。共通の出力段108を共有することにより、ICチップ96上のチップ空間が節約される。さらに、同じICチップにおいて両機能を実装することにより、インタフェースカード90上のボード空間が節約される。
図3に示すPMU機能と同様に、PMU制御回路102は、DC試験信号を、増幅器110を通してセレクタ114の入力112に送出し、セレクタ114は信号を特定の出力ポートに向ける。この例では、セレクタ112は、5つの出力ポート116、118、120、122及び124を含む。各出力ポートは、特定の電流レベル(たとえば、50ミリアンペア、2ミリアンペア、200マイクロアンペア、20マイクロアンペア、2マイクロアンペア等)のDC試験信号をDUTに提供するために使用される。センス抵抗126、128及び130は、対応する出力ポートから伝搬する特定のDC試験信号を検知するために異なる抵抗値を有する。出力ポート122は、DC試験信号を送るために(センス抵抗を含まない)導電トレース132に接続される。他の構成では、他のタイプの抵抗又は抵抗網がセレクタ114の出力ポート116、118、120、122及び124に接続されてもよい。たとえば、抵抗を導体132と直列に挿入してもよい。
出力ポート116、118、120及び122からの試験信号は、抵抗134を介してスイッチ136に送られる。スイッチ136は、試験信号の共有出力段108への伝達を制御する。スイッチ136を、試験装置86によって制御してもよく、又はコンピュータシステム14等のコンピュータシステムから送出されるコマンドによって制御してもよい。通常、PMU試験が実行される場合、スイッチ136は閉じられる。しかしながら、出力ポート124からPMU信号(たとえば50ミリアンペア)が提供される場合、スイッチ136は開かれる。さらに、PE試験を実行する場合、スイッチ16は開かれる。スイッチ136の位置を制御するために、試験装置86は、スイッチ136を開位置か又は閉位置にするのを開始する電圧信号又は電流信号を生成してもよい。スイッチ136を、半導体デバイスの開発及び製作の技術分野において既知であるさまざまな技法によってICチップ96に組み込んでもよい。たとえば、スイッチ136を製作するために、1つ又は複数のトランジスタ又は他のタイプの半導体部品をICチップ96に組み込んでもよい。
比較的高い電流のPMU試験信号を提供するために、セレクタ114はまた、試験信号を増幅するPE/PMUドライバ138にも接続される。特に、出力ポート124は、導体142によってPE/PMUドライバ138の入力140に接続される。PE/PMUドライバ138は、ICチップ96に組み込まれるPMU回路及びPE回路の両方によって共有される。ドライバ138を共有することにより、PMU試験信号を、PE試験信号のために使用されるものと同じドライバによって増幅することができる。たとえば、PMU試験信号をドライバ138によって増幅することにより、大きいDC電流信号(たとえば50ミリアンペア)を、試験するためにDUTに提供してもよい。同じドライバを使用して、PE試験信号とともに比較的大きい電流のPMU試験信号を生成することにより、冗長ドライバが不要となり、ICチップ96上のチップ空間が節約される。さらに同じドライバ138を使用することにより、冗長ドライバの電力要求を低減することによって電力消費量も節約される。
PE制御回路104は、導体146を介してPE/PMUドライバ138の別の入力144にPE試験信号を提供する。PE/PMUドライバ138の出力148は、増幅されたPE試験信号(又は高電流PMU試験信号)を共有出力段108に送出する。この構成では、出力段108は、インピーダンス整合のための抵抗150を含むが、出力段108に2つ以上の抵抗を含めてもよい。たとえば、抵抗150は、DIBに接続する伝送ラインに整合するように50オームの抵抗値を有してもよい。
PE回路及びPMU回路によって出力段108が共有されるため、PE試験信号とPMU試験信号とはともに抵抗150を通過する。たとえば、高電流のPMU試験信号及びPM試験信号が、PE/PMUドライバ138の出力148から抵抗150に送出される。同様に、それより低電流のPMU試験信号がスイッチ136(閉位置)から導体152を通って抵抗150まで送られる。これらの低電流のPMU試験信号は、高電流のPE試験信号及び高電流のPMU試験信号(たとえば50ミリアンペア)を送るものと同じ抵抗(抵抗150)を通過する。抵抗150の抵抗値を考慮するために、低電流の方のPMU試験信号の信号レベルを、増幅器110又はPMU制御回路102によって増大させてもよい。また、抵抗150の抵抗値を考慮するために他の技法を実装してもよい。たとえば、抵抗150の抵抗値を考慮するために、抵抗126、128、130及び134の抵抗値を(たとえば50オームだけ)低減させてもよい。出力段108の使用を共有することにより、PE/PMUドライバ138の共有と同様に、抵抗150は、PMU試験信号及びPE試験信号をDUTに提供するために共通して使用され、ICチップ96の空間が節約される。
図6を参照すると、別の実施形態では、半導体デバイスの試験装置12は、1つのDUT(又は複数のDUT)の多数のピンと通信することができるインタフェースカード240を含む。たとえば、インタフェースカード240は、たとえば32個、64個又は128個のピンに試験信号を送信し、対応する応答を収集してもよい。ピンに対する各通信リンクを通常チャネルと呼び、多数のチャネルに試験信号を提供することにより、複数の試験を同時に実行することができるため、試験時間が短縮される。インタフェースカードに多くのチャネルを有するとともに、試験装置12に複数のインタフェースカードを含むことにより、チャネルの全体の数が増加し、それによりさらに試験時間が短縮される。この例では、複数のインタフェースカードが試験装置12に実装され得ることを例示するために2つのさらなるインタフェースカード260及び280が示されている。
各インタフェースカードは、特定の試験機能を実行する専用集積回路(IC)チップ(たとえば特定用途向け集積回路(ASIC))を含む。たとえば、インタフェースカード240は、パラメトリック測定ユニット(PMU)試験及びピンエレクトロニクス(PE)試験を実行するICチップ300を含む。ICチップ300は、それぞれ、PMU試験を実行する回路を含むPMU段320と、PE試験を実行する回路を含むPE段340とを有する。さらに、インタフェースカード260及び280は、それぞれ、PMU回路及びPE回路を含むICチップ360及び380を含む。通常、PMU試験は、DUTにDC電圧信号又は電流信号を提供することにより入出力インピーダンス、電流漏れ及び他のタイプのDC性能特性のような量を決定することを含む。PE試験は、AC試験信号及び波形をDUT(たとえばICチップ18)に送出すること、及びDUTの性能をさらに特徴付けるために応答を収集することを含む。たとえば、ICチップ300は、DUTに格納されるために2値のベクトルを表すAC試験信号を(DUTに)送信してもよい。格納されると、試験装置12がDUTにアクセスすることにより、正しい2値が格納されたか否かを判定する。デジタル信号は通常急峻な電圧遷移を含むため、ICチップ300のPE段340の回路は、PMU段320の回路に比べて比較的高速で動作する。
DC試験信号とAC試験信号及び波形とをともにインタフェースカード240からDU18に送るために、導電トレース400は、ICチップ300を、インタフェースボードコネクタ420に接続して、信号がインタフェースボード240に且つインタフェースボード240から送られるのを可能にする。インタフェースボードコネクタ420はまた、インタフェースコネクタ460に接続される導体440にも接続され、信号が試験装置12に且つ試験装置12から送られるのを可能にする。この例では、導体200が、試験装置12とICチップ18のピン22との間の双方向の信号伝達のためにインタフェースコネクタ460に接続される。構成によっては、インタフェースデバイスを使用して、1つ又は複数の導体を試験装置12からDUTに接続してもよい。たとえば、DUT(たとえばICチップ18)を、各DUTピンに容易にアクセス可能となるようにデバイスインタフェースボード(DIB)に搭載してもよい。こうした構成では、試験信号をDUTの適切なピン(複数可)(たとえばピン22)に配置するために、導体200をDIBに接続してもよい。
この例では、導電トレース400及び導体440のみが、信号を送出し且つ収集するためにそれぞれICチップ300とインタフェースボード240とを接続する。しかしながら、ICチップ300は(ICチップ360及び380とともに)、通常、(DIBを介して)DUTに信号を提供し且つDUTから信号を収集する複数の導電トレース及び対応する導体にそれぞれ接続される複数のピン(たとえば、8個、16個等)を有する。さらに、構成によっては、試験装置12は、インタフェースカード240、260及び280によって提供されるチャネルを1つ又は複数の被試験デバイスにインタフェースするために2つ以上のDIBに接続してもよい。
インタフェースカード240、260及び280によって実行される試験を開始するとともに制御するために、試験装置12は、試験信号を生成するとともにDUT応答を分析するための試験パラメータ(たとえば、試験信号電圧レベル、試験信号電流レベル、デジタル値等)を供給する、PMU制御回路480及びPE制御回路500を含む。試験装置12は、コンピュータシステム14が、試験装置12によって実行される動作を制御することができるようにし、且つデータ(たとえば試験パラメータ、DUT応答等)が試験装置12とコンピュータシステム14との間で伝達されるのをも可能にする、コンピュータインタフェース520も含む。
上述したように、PMU試験は、通常、DUTにDC試験信号を送出すること、及び応答信号を収集することを含む。たとえば、試験信号を、特定のDC電流又はDC電圧をDUTに提供するために送出してもよい。通常、これらの試験信号がPMU段320の回路で生成される場合、所望の電流レベル及び電圧レベルは瞬時には達成されず、これらの信号をそれらの事前定義されたレベルで整定する時間が必要である。この信号整定期間のために、PMU試験を実行するための追加の時間が必要である。この遅延時間に、1つのDUT(又はDUT群)で実行されているPMU試験の数を乗算すると、著しい試験時間が無駄になる。この無駄な試験時間により、相応して製造効率が低減し且つ製造コストが増大する。
図7も参照すると、PMU試験時間を短縮するために、比較的高速のPE段340を使用して、PMU試験信号を生成することによりいくつかのPMU試験が実行される。PE段340でPMU試験信号を生成することにより、試験時間とともに信号整定時間が低減する。さらに、PE段340を使用して、PMU試験信号が提供されているDUT(複数可)から応答信号が収集される。特に、PE段340を使用して、特定の電流信号をDUTに提供するPMU試験信号が生成される。PMU試験信号を提供することに加えて、PE段340はまた、DUTにおいて電流試験信号に応じて生成される電圧を検知する。PE段340の高速回路(PMU段320に比較して)を使用することにより、PMU試験信号は比較的迅速に生成され、試験時間が短縮される。試験時間を短縮することにより、時間が節約され、追加のDUTを試験するためにその時間を使用することができ、それにより製造効率が向上する。
PE段340でPMU試験を開始するために、PE制御回路500は、制御信号を導体540によって、PE段340に含まれる電流試験信号発生器56に送出する。通常、電流試験信号発生器560は、DUTに送出される出力信号の電流レベルを設定する制御信号を使用する。たとえば、制御信号は、電流試験信号発生器560に対し、(導電トレース400並びに導体440及び200を介して)ICチップ18のピン220に送るために50ミリアンペアDC電流信号を導体580によって出力するように命令してもよい。
DC試験電流信号を送出するとともに、PE段340はまた、PMU試験信号を注入した後にDUTから応答信号を収集する。たとえば、DC電流試験信号を提供した後、ピン220において電圧信号を検知し、DUTに電流信号を提供したものと同じ導体(すなわち、導体200及び440並びに導電トレース400)によってPE段340に送出してもよい。電圧信号を受け取ると、導体600は、PE段340に含まれる比較器段620に信号を提供する。比較器段620は、電圧信号を事前定義された電圧と比較することにより、DUTにおいて検知された応答信号のDC電圧レベルを確定することができる。DUTにおいて検知されたDC電圧信号のレベルを確定すると、比較器段620は、それを表すデータを、導体640によって、コンピュータシステム(たとえばコンピュータシステム14)、別のタイプのデジタルデバイス(たとえば個人情報端末(PDA)、携帯電話等)又はネットワーク(たとえばインターネット)にデータを通すコンピュータインタフェース520に送る。
PE段340は、PMU試験時間を短縮するためにPMU試験信号を提供する一方で、PE試験機能も提供する。たとえば、PE制御回路500は、制御信号を導体660によって、PE段340に含まれる電圧試験信号発生器680に送出してもよい。電圧試験信号発生器680は、導体700によって(導電トレース400並びに導体440及び200とともに)DUTに送出されるAC波形等のPE試験信号を生成する。PMU試験信号を提供することと同様に、DUTは、PE試験信号に応答して信号を生成してもよい。これらの応答信号のいくつかを、PE段34により導体200、440及び導電トレース400を介して受け取ってもよい。信号を受け取る際、それらを、分析のために比較器段620に導体600によって送出してもよい。たとえば、電圧試験信号発生器680から送出されるAC信号に応答して、PE段340がAC信号を受け取ってもよい。比較器段620に達すると、このAC応答信号を事前定義された電圧レベルと比較することにより、信号がその電圧を上回るか又は下回るかを判定してもよい。確定されると、比較結果を表すデータを、コンピュータシステム14等のコンピュータシステムによってさらに分析されるために、導体640によってコンピュータインタフェース520に送出してもよい。
図8も参照すると、電圧試験信号発生器680、電流試験信号発生器560及び比較器段620を含む、PE段340に対する例示的な回路が示されている。PE段340は、PE試験信号をDUTに提供するとともに、PMU試験時間を短縮するためにPMU試験信号を提供する。特に、電流試験信号発生器560を使用して、導体580及び導電トレース400によってDUT(たとえばICチップ18)に送出されるPMU電流試験信号が生成される。DC電流試験信号を受け取ることに応じて、DUTによって電圧応答信号が生成される。たとえば、電流試験信号をピン220に強制的に印加することにより、ピン220において、DUTの入力インピーダンスにより電圧信号が生成され得る。ピン220におけるこの電圧信号は、導体200、440及び導電トレース400を介してPE段340に提供される。DUTによって信号が提供される時、電流試験信号発生器560及び電圧試験信号発生器680は、高出力インピーダンスモードに置かれる。高出力インピーダンスモードにより、電圧信号は、導体600によって比較器段620に提供され、電流試験信号発生器560及び電圧試験信号発生器680には受け取られない。比較器段620は、DUTからの電圧信号のレベルを確定し、この電圧レベルを識別する信号をコンピュータインタフェース520に提供する。上述したように、PE試験に使用される回路は、たとえばデジタル試験信号をDUTに提供し、DUTから対応する応答信号を収集するように比較的高速に動作する。PMU試験のためにPE段340のこの高速回路を使用することにより、PMU試験はより高速に実行され、試験時間は、より多くのPMU試験及びPE試験等、追加の動作のために使用される。
電流試験信号を提供するために、PE制御回路500は、導体540によって電流試験信号発生器560に信号を送出する。この例では、導体540は、信号をPE制御回路から増幅器720に提供する。増幅器720は、信号を調整し(たとえば増幅し)、それを導体740によってダイオードブリッジ760に送出する。ダイオードブリッジ760によって受け取られる信号を使用して、ブリッジに含まれるダイオードがバイアスされ、発生器560によって提供される電流信号が制御される。ダイオードブリッジ760をバイアスすることにより、電流は、電流源780から導体580に流れることができ、又は、導体580から、接地端子820に接続される第2の電流源800に流れることができる。発生器560が、電流源780及び電流源800を使用することによって双方向の電流の流れを提供するため、PE制御回路500は、ダイオードブリッジ760のバイアスを制御することによって、DUTに送出される電流信号を変調することができる。変調された電流信号を提供することにより、試験装置12は、種々のAC信号をPE試験のためにDUTに提供することができる。電流試験信号発生器560はまた、電流の電流源780から又は電流源800への流れをそれぞれ制御する2つのスイッチ840及び860も有する。たとえば、スイッチ840が閉じられている場合、電流源780がダイオードブリッジ760に接続され、導体580を介して電流信号をDUTに送出することができる。同様に、スイッチ860が閉じられている場合、電流源800がダイオードブリッジ760に接続され、電流を導体580に通すことができる。スイッチ840又は860が開いている場合、対応する電流源780又は800がダイオードブリッジ760から分離される。
PE試験のためにDUTに電圧試験信号を提供するために、PE制御回路500は、試験信号(たとえばAC信号、デジタル信号等)を、導体660によって電圧試験信号発生器680に送出する。導体660は、その信号をドライバ880(たとえば増幅器回路)に提供する。ドライバは、信号を調整し(たとえば増幅し)、電圧試験信号を抵抗900に送出する。抵抗900の抵抗値は、インピーダンス整合のために選択される。電圧試験信号をDUTに伝送するために、抵抗900は、導電トレース400に接続する導体700に接続される。
PMU試験に対してDC電流信号を提供するために、一シナリオでは、PE制御回路500は、ダイオードブリッジ760をバイアスするための信号を増幅器720に提供する。増幅器720からの信号は、電流がブリッジを実質的に無変調で(DC電流信号を生成するために)通過するようにバイアスする。一例では、スイッチ840が閉じられ、電流源780がダイオードブリッジ760に電流を提供する。電流が変調されていないため、実質的にDC電流信号が、DUT(たとえばICチップ18)に伝送されるために導体580によって導電トレース400に送出される。他の試験シナリオでは、電流源800又は電流源780及び800の組合せが、DUTにDC電流試験信号を提供してもよい。
信号発生器560からDC電流試験信号を受け取ると、DUT(たとえばICチップ18のピン220)において電圧信号が生成される。この電圧信号は、DUTから導電トレース400に(導体200及び440を介して)提供される。電圧試験信号発生器680及び電流試験信号発生器560の出力インピーダンスが比較的大きいため、この段は分離され、電圧信号は分析されるために比較器段620に提供される。1回の分析に対し、電圧信号は、1つの電圧レベル(すなわちVHI)及びそれより低い電圧レベル(すなわちVLOW)と比較される。比較を行うことにより、比較器段620は、導体600における電圧信号がVHIより大きいか、VLOWより小さいか、又はVHIとVLOWとの間であるかを判定することができる。VHI及びVLOWにわずかに異なる電圧を割り当てることにより、電圧信号の値をおよそ確定することができる。たとえば、VLOWを0.65ボルトに設定してもよく、VHIを0.75ボルトに設定してもよい。比較器段620が、DUTからの電圧信号がVHIとVLOWとの間であると確定する場合、電圧信号をおよそ特徴づけるために0.7ボルトの電圧レベルを使用してもよい。比較器段620が、電圧信号がVLOWより小さいか又はVHIより大きいと確定する場合、VLOW及びVHIに新たな電圧を割り当ててもよい。たとえば、検出窓幅を保持するためにVLOW及びVHIを同じ量だけ増大又は低減させてもよい。代替的に、VLOW及びVHIを、検出窓を広くするか又は狭くするように調整してもよい。そして、VLOW及びVHIに対するこれらの調整された電圧を電圧信号と比較することにより、信号の電圧レベルを近似することができる。構成によっては、VLOW及びVHIに対する調整及び電圧の比較は、DUTからの電圧信号を近似するために反復的に実行される。
この例では、比較器段620は、DUTからの導体600における電圧信号の電圧を近似するために2つの演算増幅器920、940を含む。演算増幅器920には、非反転入力960に電圧信号が提供され、反転入力980にVHIが提供される。同様に、演算増幅器940には、反転入力1000に(導体1020により)電圧信号が提供され、非反転入力1040にVLOWが提供される。演算増幅器920は、出力1060において、電圧信号がVHIより大きいか又は小さいかを識別する信号を提供する。同様に、演算増幅器940は、出力1080において電圧信号がVLOWより大きいか又は小さいかを識別する信号を提供する。この例では、これらの信号はともに、それぞれの導体1100及び1120によってコンピュータインタフェース520に送出される。これらの信号をコンピュータインタフェース520に提供することにより、比較器段620によって実行される比較結果を表すデータを、試験装置12の他の部分及びコンピュータシステム14に提供することができる。このデータに基づき、電圧がVLOWとVHIとの間にある場合、DUTからの電圧信号を近似することができる。信号電圧がVHIより大きいか又はVLOWより小さい場合、コンピュータシステム14又は試験装置12は、VLOW及び/又はVHIに対する調整を開始し、電圧信号の別の比較を実行してもよい。しかしながら、PE段340は、PMU段に比較して高速に動作するため、PMU試験をPE段340で実行することにより、試験効率が向上し、試験時間が短縮される。
図9を参照すると、実施形態によっては、半導体デバイスの試験装置12は、1つのDUT(又は複数のDUT)の多数のピンと通信することができるインタフェースカード265を含む。たとえば、インタフェースカード265は、たとえば32個、64個又は128個のピンに試験信号を送信すること、及び対応する応答を収集することを開始してもよい。ピンに対する各通信リンクを通常チャネルと呼び、多数のチャネルを提供することにより、試験時間が短縮される。インタフェースカードに多くのチャネルを有するとともに、試験装置12に複数のインタフェースカードを含むことにより、チャネルの全体の数が増加し、それによりさらに試験時間が短縮される。この例では、複数のインタフェースカードが試験装置12に実装され得ることを例示するために2つのさらなるインタフェースカード285及び305が示されている。
各インタフェースカードは、特定の試験機能を実行する専用集積回路(IC)チップ(たとえば特定用途向け集積回路(ASIC))を含む。たとえば、インタフェースカード265は、PMU試験及びPE試験を実行するICチップ325を含む。さらに、インタフェースカード285及び305は、それぞれ、PMU試験及びPE試験を提供するICチップ345及び365を含む。通常、PMU試験は、DUTにDC電圧信号又は電流信号を提供することにより入出力インピーダンス、電流漏れ及び他のタイプのDC性能特性のような量を判定することを含む。PE試験は、AC試験信号及び波形をDUT(たとえばICチップ18)に送出すること、及びDUTの性能をさらに特徴付けるために応答を収集することを含む。たとえば、ICチップ325は、DUTに格納されるために2値のベクトルを表すAC試験信号を(DUTに)送信することを開始してもよい。格納されると、試験装置12がDUTにアクセスすることにより、正しい2値が格納されたか否かを判定する。デジタル信号は通常急峻な電圧遷移を含むため、ICチップ325のPE回路は、ICチップ325のPMU回路に比べて比較的高速で動作する。
DC試験信号とAC試験信号及び波形とをともにインタフェースカード265からDUT18に送るために、一対の導電トレース385、405が、ICチップ325をそれぞれの導体205及び245に接続する。構成によっては、インタフェースデバイスを使用して、導体205及び245をDUTに接続してもよい。たとえば、DUT(たとえばICチップ18)を、各DUTピンが容易にアクセス可能であるようにデバイスインタフェースボード(DIB)に搭載してもよい。こうした構成では、試験信号をDUTの適切なピン(複数可)に配置するために、導体205及び245をDIBにそれぞれ接続してもよい。
この例では、2つの導体385、405のみが、それぞれ信号を伝送し且つ収集するためにICチップ325を導体205及び245に接続する。しかしながら、ICチップ325は(ICチップ345及び365とともに)、通常、複数の導体によってDIBにそれぞれ接続される複数のピン(たとえば、8個、16個等)を有する。さらに、構成によっては、試験装置12は、インタフェースカード265、285及び305によって提供されるチャネルを1つ又は複数の被試験デバイスにインタフェースするために2つ以上のDIBに接続してもよい。
インタフェースカード265、285及び305によって実行される試験を開始し且つ制御するために、試験装置12は、試験信号を生成しDUT応答を分析するための試験パラメータ(たとえば、試験信号電圧レベル、試験信号電流レベル、デジタル値等)を提供する、PMU制御回路425及びPE制御回路445を含む。試験装置12は、コンピュータシステム14が、試験装置12によって実行される動作を制御することができるようにし、且つデータ(たとえば試験パラメータ、DUT応答等)が試験装置12とコンピュータシステム14との間で伝達されるのをも可能にする、コンピュータインタフェース465も含む。
図10を参照すると、PMU試験を実行するPMU段485を含む、ICチップ325の一部が示されている。PMU試験信号のDUT18への送出を開始するために、PMU制御回路425は、DC信号を、導電トレース505によりドライバ回路545の入力525に送出する。ドライバ回路545は、信号を調整し(たとえば増幅し)、それを出力565に送出する。たとえば、PMU制御回路425は、3ボルトDC信号を入力525に提供してもよい。この入力信号を使用して、ドライバ回路545は、単位利得を適用し高インピーダンス出力565において3ボルトDC信号を提供してもよい。PMU試験のために3ボルトDC信号をICチップ18に送出するために、導体585が出力560に接続される。導体585は、DUTに送出されるPMU試験信号をモニタするために使用されるセンス(検知)抵抗605に接続される。センス抵抗605は、試験信号がICチップ325を出るのを可能にするインタフェースコネクタ645に3ボルトDC試験信号を提供する導体625にも接続される。この例では、インタフェースコネクタ645は、導体205を介してICチップ18のピン225にPMU試験信号を提供する導体385に接続される。
この例では、半導体デバイスの試験装置12によって、3ボルトDC信号がPMU試験を実行するためにピン225に提供される。しかしながら、ICチップ18がこの信号から電流を引き出す場合、ドライバ回路545とICチップ18との間に存在するインピーダンスによって電圧降下がもたらされる。たとえば、電流がピン225内に流れ込む場合、センス抵抗605の前後に電圧降下がもたらされる。さらに、インタフェースコネクタ645及び/又は導体625、385及び205に存在する抵抗が、この電流の流れのために電圧降下をもたらす可能性がある。これらの電圧降下のために、ピン225における3ボルトDC信号のレベルが、PMU制御回路425によってドライバ回路545の入力525に提供される試験信号に比較して低下する。たとえば、ICチップ18によって引き出される電流により、ピン225のDC信号は、ドライバ回路545の入力525に存在する3ボルトDC信号より実質的に(たとえば1ボルトだけ)低い可能性がある。
ドライバ回路545とICチップ18(又は別のDUT)との間にもたらされる電圧降下を補償するために、半導体デバイスの試験装置12は、信号損失を検出しドライバ回路545の出力を適切に調整する回路を含む。たとえば、ピン225における試験信号が2ボルト信号まで低下した場合、試験装置12は、この1ボルト信号損失を検出し、所望の3ボルト信号がICチップ18に伝送されるようにドライバ回路545の出力を調整する。DUTにおいてこの信号損失を検出するために、1つの従来の技法は、DUTに存在する試験信号をモニタし、ドライバ回路545の出力を、検出された信号損失を補償するように調整する。この例では、ICチップ18に提供されるPMU試験信号をモニタするために、導体245がピン225に接続される。ピン22に存在する試験信号をモニタすることにより、ドライバ回路545に対しその出力を調整するためにフィードバック信号を送出してもよい。特に、フィードバック信号は、導体245からインタフェースコネクタ665に接続される導体405に送られる。インタフェースコネクタ665は、フィードバック信号をICチップ325の内部回路に提供する。この例では、フィードバック信号は、最小電流が導体245及び405並びにインタフェースコネクタ665を通るように緩衝(バッファ)増幅器705(たとえば単位利得増幅器)の入力685に送られる。緩衝増幅器705はICチップ325に組み込まれるが、他の構成では、ICチップ325の外部に配置されてもよい。たとえば、緩衝増幅器705を、インタフェースカード265に又はDUTの近くに配置してもよい。
緩衝増幅器705は、フィードバック信号を、導体745を通してスイッチ725に送る。スイッチ725は、ドライバ回路545にフィードバックがいずれのソースから提供されるかを制御する。通常、試験装置12又はコンピュータシステム14が、スイッチ725がいずれの位置に配置されるかを制御する。スイッチ725が、導体745と導体765とを接続する位置に配置される場合、ピン22からのフィードバック信号が、ドライバ回路545の入力785に提供される。このフィードバック信号を提供することにより、ドライバ回路545は、フィードバック信号と、PMU制御回路425によって(入力525において)提供される試験信号との差を決定することができる。たとえば、フィードバック信号が2ボルトDC信号であり、PMU制御回路425からの信号が3ボルトDC信号である場合、ドライバ回路545は、それらの信号を比較することにより、ピン225への伝送中に1ボルトが損失していることを決定する。この損失を補償するために、ドライバ回路545は、出力565から4ボルトDC信号が提供されるようにその出力を調整してもよい。相応して、ドライバ回路545とDUTとの間の損失により、ピン225において4ボルト信号が3ボルトDC信号まで低下する。そのため、ピン225に存在する信号をモニタし且つドライバ回路545の出力を適切に調整することにより、所望の試験信号がDUTに提供される。
DUTに提供されているPMU試験信号をモニタする別の従来の技法は、DUTによって引き出されている電流をモニタする、というものである。この電流の流れをモニタすることにより、ドライバ回路54の出力を、この引き出された電流による電圧降下を補償するように調整してもよい。このモニタ技法を提供するために、センス抵抗605の両端に、その抵抗の前後の電圧を検出するために一対の導体805、825が接続される。それにより、ピン225が電流を導体205、385及び625を通して引き出す場合、センス抵抗605の両端で電圧が検出される。導体805及び825は、センス抵抗605の前後に存在するこの電圧降下を、センス抵抗605の前後の電圧降下を表すDC信号を提供する緩衝増幅器845に提供する。導体865は、緩衝増幅器845の出力からのDC信号をスイッチ725に送る。スイッチ725が(試験装置12又はコンピュータシステム14により)導体865及び導体765を接続するように閉じられている場合、緩衝増幅器845からのDC信号が、ドライバ回路545の入力785に提供される。導体745(ピン225から)に存在する可能性のあるDC信号と同様に、導体865に存在するフィードバック信号は、ドライバ回路545によって、DUTによって引き出されている電流を補償するようにその出力を調整するために使用される。
センス抵抗605又はDUT(たとえばピン225)において検出されるフィードバック信号を用いてPMU試験信号をモニタすることにより、ドライバ回路545は、ドライバ回路とDUTとの間の信号損失に対して正確に調整することができる。しかしながら、これらのフィードバック信号のこれらの両方は、スイッチ725によって受け取られる前にかなりの距離にわたって送出される。たとえば、ピン225において検出されるDC電圧信号は、インタフェースコネクタ665及び緩衝増幅器705を通過するとともに、導体245、405及び745にわたって送出される。センス抵抗605の前後の電圧をモニタするために、フィードバックDC電圧信号は、緩衝増幅器845を通過するとともに、導体805、825及び865を通過する。これらの伝送距離により、適切な試験信号に対してドライバ回路545の出力を調整するための時間遅延がもたらされる。相応して、この時間遅延のために、PMU試験を実行するための追加の時間が必要となる。さらに、より多くのデバイスが試験されるに従い、かなりの試験時間が無駄になる。
ドライバ回路545が適切なDC試験信号を提供する時間を低減するために、PMU段485は、ドライバ回路545の出力565において信号をモニタするフィードバック回路を含み、フィードバック信号をスイッチ725に提供する。出力565において信号をモニタすることにより、ドライバ回路545にフィードバック信号を提供するために必要な時間が大幅に短縮される。フィードバック信号を提供する時間を短縮することにより、ドライバ回路545は、DUTによって引き出される電流に対してその出力を比較的迅速に調整する。この例では、フィードバック回路は、ドライバ回路545の出力565とスイッチ725とに接続される導体885によって提供される。スイッチ725が閉じている(そのため導体885を導体765に接続している)場合、出力565に存在する信号が、ドライバ回路545の入力785に提供される。したがって、出力565に存在するDC試験信号が、ICチップ18によって引き出される電流のために低減する(たとえば2ボルトDC信号)場合、ドライバ回路545は、ピン225において所望の試験信号(たとえば3ボルトDC信号)が受け取られるように出力信号を比較的迅速に調整することができる。
この例では、導体885がフィードバック信号を出力565からスイッチ725に提供するが、他の構成では、フィードバック回路を提供するために他の回路構成を実装してもよい。たとえば、導体によって引き出されている電流を低減するように、導体885に沿って緩衝増幅器を接続してもよい。また、導体885を、出力565から入力785に直接接続してもよい。スイッチ725を取り除くことにより、伝搬遅延がさらに低減する。しかしながら、スイッチ725と、センス抵抗605の前後且つ/又はピン225における電圧信号をモニタする回路とを含めることにより、DUTにおいて(又はその近くで)正確なフィードバック信号を検出することが可能になる。しかしながら、センス抵抗605及びピン225においてPMU試験信号をモニタすることにより、PMU試験時間全体が増大するとともにドライバ回路545がドライバ回路出力を調整するために必要な時間が増大する。
多数の実施の形態について説明した。しかしながら、さまざまな変更が可能であるということが理解されよう。したがって、他の実施の形態が特許請求の範囲に含まれる。
半導体デバイスを試験するシステムの概略図である。 従来の半導体デバイスの試験装置の概略図である。 図2に示す従来の半導体デバイスの試験装置におけるPE回路及びPMU回路の概略図である。 PE回路及びPMU回路が同じ集積回路チップに組み込まれる半導体デバイスの試験装置の概略図である。 共通出力段を共有するPE回路及びPMU回路の概略図である。 図1に示すシステムに含まれる半導体デバイスの試験装置の別の実施形態の概略図である。 図6に示す試験装置からPMU試験信号を提供するように構成されるPE段の概略図である。 図7に示すPE段の例示的な回路図である。 半導体デバイスの試験装置の別の実施形態の概略図である。 PMU試験時間を短縮するためにフィードバック回路を含むPMU段の概略図である。

Claims (27)

  1. 半導体デバイスを試験するためのDC試験信号を生成するように構成されるPMU段と、
    前記半導体デバイスを試験するためのAC試験信号を生成するように構成されるPE段と、
    第1のモードにおいて前記半導体デバイスに前記DC試験信号のバージョンを提供するように構成され、第2のモードにおいて前記半導体デバイスに前記AC試験信号のバージョンを提供するように構成されるドライバ回路と、
    を備える半導体デバイス試験装置。
  2. 前記ドライバ回路から前記半導体デバイスに前記試験信号の前記バージョンを提供するように構成される出力段をさらに備える、請求項1に記載の半導体デバイス試験装置。
  3. 前記ドライバ回路によって提供される前記DC試験信号の前記バージョンは、前記PMU段によって生成される前記DC試験信号の増幅されたバージョンである、請求項1に記載の半導体デバイス試験装置。
  4. 前記ドライバ回路によって提供される前記AC試験信号の前記バージョンは、前記PE段によって生成される前記AC試験信号の増幅バージョンである、請求項1に記載の半導体デバイス試験装置。
  5. 前記PMU段は、前記出力段に第2のDC試験信号を提供するスイッチを含む、請求項2に記載の半導体デバイス試験装置。
  6. 前記第2のDC試験信号は比較的低い電流を有する、請求項5に記載の半導体デバイス試験装置。
  7. 前記出力段は抵抗を含む、請求項1に記載の半導体デバイス試験装置。
  8. 前記DC試験信号は比較的高い電流を有する、請求項1に記載の半導体デバイス試験装置。
  9. 前記DC試験信号は、ほぼ50ミリアンペアの電流を有する、請求項1に記載の半導体デバイス試験装置。
  10. 半導体デバイスを試験するためのDC試験信号を生成するように構成されるPMU段と、
    前記半導体デバイスを試験するためのAC試験信号を生成するように構成されるPE段と、
    前記DC試験信号及び前記AC試験信号を被試験半導体デバイスに提供するように構成される出力段と、
    を備える半導体デバイス試験装置。
  11. 前記AC試験信号のバージョンを前記出力段に提供するように構成されるドライバ回路
    をさらに備える、請求項10に記載の半導体デバイス試験装置。
  12. 前記DC試験信号を前記出力段に提供するように構成されるスイッチをさらに備える、請求項10に記載の半導体デバイス試験装置。
  13. 前記出力段は抵抗を含む、請求項10に記載の半導体デバイス試験装置。
  14. 前記半導体デバイスはメモリデバイスを含む、請求項10に記載の半導体デバイス試験装置。
  15. 集積回路であって、
    AC試験信号を被試験半導体デバイスに提供するように構成されるPE段と、
    DC試験信号を前記被試験半導体デバイスに提供するように構成されるPMU段と、
    を含む集積回路、
    を備える半導体デバイス試験装置。
  16. 前記PE段及び前記PMU段に接続される出力段であって、前記AC試験信号及び前記DC試験信号を前記被試験半導体デバイスに提供するように構成される出力段をさらに備える、請求項15に記載の半導体デバイス試験装置。
  17. 前記PE段及び前記PMU段に接続されるドライバ回路であって、前記AC試験信号及び前記DC試験信号を受け取るように構成されるドライバ回路をさらに備える、請求項15に記載の半導体デバイス試験装置。
  18. 前記ドライバ回路に接続され、前記AC試験信号の増幅されたバージョンと前記DC試験信号の増幅されたバージョンとを前記被試験半導体デバイスに提供するように構成される出力段をさらに備える、請求項17に記載の半導体デバイス試験装置。
  19. 前記DC試験信号の前記増幅されたバージョンは比較的高い電流を有する、請求項17に記載の半導体デバイス試験装置。
  20. 前記出力段は50オーム抵抗を含む、請求項16に記載の半導体デバイス試験装置。
  21. 半導体デバイスに試験信号を提供する方法であって、
    PMU段によってDC試験信号を生成し、
    PE段からのAC試験信号を増幅するように構成されるドライバ回路によって前記DC試験信号を増幅し、
    出力段を介して前記増幅されたDC試験信号を被試験半導体デバイスに送出し、前記出力段は増幅されたAC試験信号を前記PE段から前記半導体デバイスに提供するように構成される、
    ことを含む方法。
  22. 前記出力段を介して前記増幅されたDC試験信号を送出することは、抵抗を介して増幅されたDC試験信号を送ることを含む、請求項21に記載の方法。
  23. 第2のDC試験信号をスイッチに通し、
    前記出力段を介して前記第2のDC試験信号を前記被試験半導体デバイスに送出する、
    ことをさらに含む、請求項21に記載の方法。
  24. 前記DC試験信号を前記スイッチに通すことは、前記スイッチを閉位置にすることを含む、請求項23に記載の方法。
  25. 集積回路であって、
    AC試験信号を被試験半導体デバイスに提供するように構成されるPE段と、
    DC試験信号を前記被試験半導体デバイスに提供するように構成されるPMU段と、
    前記PE段及び前記PMU段に接続される出力段であって、前記AC試験信号及び前記DC試験信号を前記被試験半導体デバイスに提供するように構成される出力段と、
    含む集積回路、
    を備える半導体デバイス試験装置。
  26. 前記PE段は、PMU電流試験信号を前記被試験半導体デバイスに提供するように構成されとともに、被試験半導体デバイスからの応答を検知するように構成される、請求項25に記載の半導体デバイス試験装置。
  27. 前記半導体デバイスを試験するためのDC試験信号を提供するように構成されるPMUドライバ回路と、
    前記PMUドライバ回路の出力においてDC試験信号を検知し、該PMUドライバ回路の入力に該検知したDC試験信号を提供して、該DC試験信号の補償を可能にするように構成されるフィードバック回路と、
    をさらに備える、請求項25に記載の半導体デバイス試験装置。
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