JP5413349B2 - 半導体試験装置および半導体試験回路の接続装置 - Google Patents

半導体試験装置および半導体試験回路の接続装置 Download PDF

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Description

本発明は、半導体装置の各種試験を統合して行うことを可能とする半導体試験装置および半導体試験回路の接続装置に関し、とくにパワー半導体モジュールの試験方法の合理化、試験条件(波形)の改善、およびそのために改良された半導体試験装置に関するものである。
IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)等に代表されるパワー半導体製品の出荷試験および製造工程内での各種試験は、熱抵抗試験、DC特性試験、およびAC特性試験に大別される。これらの試験では、通常それぞれ使用する試験回路が異なるため、独立した半導体試験装置が用いられている。
パワー半導体製品の熱抵抗試験とは、パッケージの放熱特性を測定し、その品質を保証するための試験である。また、DC特性試験では、半導体素子のリーク電流やオン電圧等の静特性が測定される。ここでDC特性試験は、DCパラメータ特性試験、静特性試験、またはDC特性を構成する特性名を用いて、例えば降伏電圧、漏れ電流、順方向電圧試験、ゲートしきい値電圧試験等と称する場合もある。半導体素子のDC特性試験のためには、これらのDC特性を一括して試験可能なDC試験機、あるいは熱抵抗試験機能をも兼ねたDC/熱抵抗試験機も存在し、これらの試験機のいずれかを用いて出荷試験や工程内の試験を行うのが通例である。
一方、パワー半導体製品のAC特性試験とは、半導体素子のスイッチング動作時におけるフォールタイム、あるいはそこに内蔵された高速ダイオード(FWD:Free Wheeling Diode)の逆回復時間等に代表されるスイッチング特性等を測定し、その品質を保証するための試験である。AC特性試験についても、動特性試験、あるいは個別のAC特性を測定するための試験名で呼ばれることがある。例えば、スイッチング特性試験、負荷短絡試験、短絡時安全動作領域(SCSOA:Short Circuit Safe Operation Area)試験、逆バイアス安全動作領域(RBSOA:Reverse Bias Safe Operation Area)試験、アバランシェ試験、逆回復特性試験等といった具合である。これらのAC特性試験のうち、スイッチング試験(ターンオフ試験、逆バイアス安全動作領域試験)とFWDの逆回復特性試験については、原理的に共通する試験回路で実施することが可能であって、一般に両者の試験には統合試験装置が用いられる。しかし、負荷短絡試験やSCSOA試験については、スイッチング試験回路とは異なる回路を必要とするため、独立した負荷短絡試験機を用いて行われている。
このように、一般にパワー半導体製品の出荷に際して、DC試験機、熱抵抗試験機(あるいは、DC/熱抵抗統合試験機)、スイッチング試験機、負荷短絡試験機の4台程度の試験機を用いて試験が行うのが一般的である。
以下、図17ないし図22によって、それぞれ従来のパワー半導体モジュール用の試験機の概要を説明する。
図17は、従来のスイッチング試験のための試験回路の構成を示す回路図である。ここでは、3相交流用の電動機を駆動する際に用いられる6in1モジュールのスイッチング試験に用いられる試験回路を示している。図18は、図17の試験回路に供給される測定信号の一例を示すタイミングチャートである。なお、従来の被試験デバイスの試験手順については、特許文献1にも示されている。
この試験回路では、被試験デバイス(DUT:Device−Under−Test)として、例えば6個のIGBTからなる6in1タイプのIGBTモジュール1を試験することができる。このIGBTモジュール1のP端子とN端子の間には、保護用のスイッチ回路2を介してDC電源3が接続される。また、電源部となるDC電源3から規定の電流を通電するうえで十分な電荷を供給するために、通常、DC電源3と並列に大きめの容量を有する電解コンデンサ4が接続される。スイッチ回路2のIGBTおよび各相U〜ZのIGBTのゲートおよび補助エミッタ端子(ゲートドライブ用のエミッタ端子)には、個別にゲート・ドライブ・ユニット51が接続されている。IGBTモジュール1の出力用のU端子、V端子、およびW端子には、負荷としてインダクタ6がY結線で接続されている。
図18に示すタイミングチャートでは、各相に2パルスのゲート信号が連続して印加されている。これは、IGBTのターンオフ時にターンオフ特性(スイッチング特性)やRBSOA試験を行い、ターンオン時にIGBTのターンオン特性試験を行うと同時に、対向アームのFWD(例えば、U相スイッチング時はX相のFWD)について逆回復特性試験を行うためである。なお、ターンオフ時に回路のインダクタンスにより発生するサージ電圧がDUTの耐圧を超える場合には、必要に応じてスナバ回路をP端子とN端子間か、被試験相IGBTのコレクタ-エミッタ間に接続することでサージ電圧の抑制を図る場合がある(非特許文献1参照)。
また、図17では出力端子に負荷であるインダクタ6をY結線で接続しているが、デルタ結線で接続してもよい。また、スイッチング試験および逆回復特性試験は、チョッパ回路を用いても可能である。上下2個組み(例えば、図17のDUTではU−X相、V−Y相、およびW−Z相の組み合わせ)のIGBTの組み合わせにおいて、スイッチング試験を行う相の対向アーム側IGBT(例えば、X相IGBTのスイッチング試験を行う場合、その対向アームはU相)のコレクタ−エミッタ間に負荷インダクタ6を接続したうえで、スイッチング試験を行う相(ここではX相とする)のIGBTのゲート電極にオンパルス(NチャネルIGBTの場合、一般的に+15V)を印加し、規定電流に到達したらゲートパルスを0V以下とし、電流を遮断する。ここでX相IGBTのターンオフ特性やRBSOA試験を行う。つぎに、先にX相IGBTが遮断した電流が、負荷インダクタ6と対向アーム(U相)FWDの回路を還流している間に、再度X相IGBTのゲート電極にオンパルスを印加するとIGBTはターンオンするが、このときに、X相IGBTのターンオン特性や、対向アームであるU相FWDの逆回復特性を試験する(非特許文献2参照)。
図19は、従来の負荷短絡試験のための試験回路の構成を示す回路図である。図20は、図19の試験回路におけるスイッチ信号および各相ゲート信号の一例を示すタイミングチャートである。ここで、負荷短絡試験とは、DC電源に直接(負荷なしで)IGBT、パワーMOSFET等のDUTを接続した状態で、DUTに規定の期間オン信号を与え、その間にDUTの破壊有無を確認する試験である(非特許文献3参照)。
図19の試験回路では、IGBTモジュール1に含まれる被試験相のIGBTに電源を直接接続するための、切り替えスイッチSW1〜SW5を備えている。ここでは、スイッチSW1〜SW5を規定の手順で切り替えを行って、被試験相のIGBTのゲートに規定の期間だけオンパルスを供給する。これにより、IGBTモジュール1のコレクタ−エミッタ電極間に100A〜10,000A以上の大電流が数μs〜数10μsの時間だけ通電される。
負荷短絡試験においては、一般に大電流をIGBTモジュール1に短期間だけ流すことで、電流変化が発生している間、試験回路のインダクタンスによりDUTのコレクタ−エミッタ電極間、またはゲート−エミッタ電極間の電圧が大きく影響を受ける。このため、DUTのスイッチングスピードや、印加したいエネルギー等に応じて、DC電源となる電解コンデンサ4からDUTのコレクタ−エミッタ電極間を接続する配線、および図19の各出力端子を互いに短絡させる配線等、その主回路配線を極めて短く構成する必要がある。例えば3000A以上の短絡電流が流れるIGBTモジュール1の場合は50nH以下、1000A以上では100nH以下、500A以下なら200nH以下まで低減することが好ましい。また、特に要求がある場合は、試験電流値やターンオフ時間を測定し、規格値と照合して合否判定する場合もある。
ところが、従来の試験回路において、スイッチSW1〜SW5には大電流通電が可能なものを選択し、かつ短い配線によりそれらを接続する必要がある。そのため、このスイッチ機構によって試験装置のスペースの多くが占められることになれば、図17のスイッチング試験回路に要求される構成部品、例えばインダクタ等の配置が困難になる。そこで、負荷短絡試験とスイッチング試験とは、それぞれで独立した試験機を使用するのが一般的であった。
また、ここでも図17のスイッチング試験回路と同様に、DC電源3と並列に電解コンデンサ4を配置し、あるいはサージ電圧抑制が必要なケースではスナバ回路が接続される。
図21は、従来のDC特性試験装置の試験回路の一例を示す回路図である。
DC試験機7本体には、DC電源、定電流源、測定回路、およびそれらの切替スイッチ等が内蔵されていて、各種のDC特性を測定することができる。1個のDUTパッケージ内に複数のIGBTやFWDが内蔵されたタイプ、例えばIGBTモジュール1のDC特性試験では、DC試験機7とIGBTモジュール1の中間に切替機8(スキャナともいう。)を入れるのが一般的である。切替機8は複数のスイッチを内蔵した装置であり、測定する相のIGBTおよびFWDの各端子を、DC試験機7の入力端子に自動接続する機能を有するものである。なお、DUTが半導体素子1個組みの1in1モジュールの場合には、各端子をDC試験機7のそれぞれ対応した入力端子に直接接続して、DC特性を測定してもよい。
ここで、DC試験機7の入力端子は、DUTの端子名に対応してゲート端子G、コレクタ端子Cおよびエミッタ端子Eの3端子、またはゲート端子G、コレクタ端子C、および主回路用のエミッタ端子E1、ゲートドライブ用の補助エミッタ端子E2の4端子のものがある。測定精度を高める必要がある場合には、ケルビン接続を用いる。その場合、切替機8とそれぞれの端子との間は、フォースライン(F)、センスライン(S)の2本分ずつで接続される。なお、熱抵抗試験についても、DC試験機7、切替機8の構成はDC特性試験装置の場合と同様である。
上述した従来の試験回路の構成のうち図17等に示すスイッチング試験においては、DUTに電解コンデンサや、スナバ回路、試験インダクタ等を接続する必要があることから、それらが図21に示すDC特性の測定に影響を及ぼすため、同じコンタクト装置を用いることができない。そのため、スイッチング試験とDC特性試験、熱抵抗試験については、それぞれ独立した試験機およびコンタクト手段で行う必要があった。
図22は、図17および図19の試験回路における回路配線構造を示す平面図である。なお、IGBTモジュールの出力端子U,V,Wに接続される負荷インダクタや短絡
試験用切替えスイッチSW1〜SW5は図示していない。
図22には、図17の破線10aで囲んだ回路配線部分に対応する銅パターンによって構成された回路配線構造が示されている。銅厚板11は正電極側の銅パターンを構成するもので、DC電源3と保護用のスイッチ回路2の間に配置される。この銅厚板11の端子部11aには、一端がDC電源3の+側の間と接続されたワイヤ銅線3aの他端が電解コンデンサの正電極端子部でねじ止めされている。スイッチ回路2は例えばIGBTにより構成され、ゲート端子G、主回路用のエミッタ端子E1、ゲートドライブ用の補助エミッタ端子E2、およびコレクタ端子Cを備えている。銅バー12は、銅厚板11とスイッチ回路2の間を接続するもので、一端が端子部11dに、他端がスイッチ回路2のコレクタ端子Cにねじ止めされる。
ゲート・ドライブ・ユニット52は、スイッチ回路2のゲート端子Gおよび補助エミッタ端子E2とワイヤ接続され、さらに制御部5にも接続されている。スイッチ回路2のエミッタ端子E1は、銅バー13によりIGBTモジュール1のP端子用のコンタクト部1Pとねじ止めにより接続される。IGBTモジュール1のN端子用のコンタクト部1Nには、負電極側の銅パターンを構成する銅厚板15の端子部15dとの間で銅バー14がそれぞれねじ止めにより接続される。銅厚板15は、図示しない絶縁体を介して銅厚板11とほぼ重ねた状態に配置され、その端子部15cには、一端がDC電源3の−側の間と接続されたワイヤ銅線3bの他端が電解コンデンサの負電極端子部でねじ止めされる。なお、端子部11a,15a、端子部11b,15bおよび端子部11c,15cによって、2枚の銅厚板1,15に図17等に示す電解コンデンサ4を接続する。図17に示されている電解コンデンサは3個並列接続仕様であるが、特に3個に制限されるものではなく、試験電流、電圧、回路インダクタンスにより決まる、試験に必要な電荷量に応じ、並列・直列接続個数は決定される。
また、IGBTモジュール1のコンタクト部1P,1Nに接続される銅バー13,14の中間の位置には、スナバ回路9やサージ電圧保護用のダイオード2dが配置される。これらは、銅バー13a,13bおよび銅バー14a,14bを介してそれぞれ銅バー13,14にねじ止めにより接続される。
なお、銅厚板11と銅バー12、銅厚板15と銅バー14、銅バー13と13aと13bはネジ止めで接続せず、それぞれ一体型(一枚の銅板)に構成してもよい。
特開2009−229259号公報
富士電機システムズ株式会社、"富士IGBT モジュール アプリケーション マニュアル"、p.5−8〜5−14、[online]、2010年2月、[平成22年9月17日検索]、インターネットURL:http://www.fujielectric.co.jp/products/semiconductor/technical/application/index.html 富士電機システムズ株式会社、"富士IGBT モジュール アプリケーション マニュアル"、p.2−5〜2−6、[online]、2010年2月、[平成22年9月17日検索]、インターネットURL:http://www.fujielectric.co.jp/products/semiconductor/technical/application/index.html 富士電機システムズ株式会社、"富士IGBT モジュール アプリケーション マニュアル"、p.5−2、[online]、2010年2月、[平成22年9月17日検索]、インターネットURL:http://www.fujielectric.co.jp/products/semiconductor/technical/application/index.html 富士電機デバイステクノロジー株式会社、"富士IPM アプリケーション マニュアル(p.4−1〜4−7)、[online]、2004年2月、[平成22年9月17日検索]、インターネットURL:http://www.fujielectric.co.jp/products/semiconductor/technical/application/index.html
図22に示す配線方法は、変更が容易で、様々なDUTに対応が可能である。すなわち、複数のパターン形状を有する銅厚板11,15、銅バー12〜14等の配線部材を準備するだけで、比較的自由度の高い試験回路を構成できるという利点があった。
しかし、その反面で、試験回路全体の配線が長くなることから、DUTのターンオフ時の配線インダクタンスに起因した電圧サージ(過電圧)が発生しやすい。また、ターンオン時の電流が試験電圧と配線インダクタンスに制限されながら上昇し、電流変化率(di/dt)が緩くなる。そのため、ライズタイム(Raise time:tr)等の特性測定が困難になり、あるいはFWD逆回復試験における印加ストレスが不足するといった問題が発生する。もっとも、これらの問題に対しては、従来から、ターンオフ時の電圧サージを吸収する目的でスナバ回路(非特許文献1参照)が接続されていた。また、ターンオン時のdi/dtを急峻化するため、DUTのP端子、N端子間の近い位置に比較的大きなコンデンサを接続する等の手法も採用されていた。
ところが、同じAC特性試験であっても、試験回路の浮遊インダクタンスを低減するためには、負荷インダクタンスやその切り替え用スイッチ、各端子短絡用切り替えスイッチや電解コンデンサ、スナバ回路は、全てDUTの直近に配置する必要がある。浮遊インダクタンスは、試験中のサージ電圧発生や、試験条件の一つである電流変化率(di/dt)が緩くなる原因となり、また、電圧・電流が発振してDUTを破壊させる等の問題を発生させるからである。
しかしながら、こうした対処方法には、それぞれ部品点数が増えること、DUTを流れる電流のみを測定するために、スナバ回路に流れる電流をキャンセルする必要があって、電流測定が複雑化する等の問題があった。しかも、DUTが破壊した場合、そのP,Nコンタクト部に接続されたコンデンサからは、そこに蓄積された電荷全てがDUTに流れる。そのため、直近に配置されたコンデンサ容量が大きい場合に、DUTが破壊した際の爆裂音が大きくなり、DUTだけでなく、周辺回路部での破壊状況も著しくなるという問題があった。そこで、小容量帯のIGBTをDUTとする限られた半導体試験装置を除けば、従来から図17等のスイッチング試験と図19等の負荷短絡試験とは、それぞれ独立の試験機によって実施されていた。
このように、AC特性試験(スイッチング試験)、AC特性試験(負荷短絡試験)、熱抵抗試験およびDC特性試験を順次に実施する場合、従来、それぞれに独立の試験機および試験コンタクト装置が必要となり、また各試験機においても構成部品や測定回路の共通化ができなかった。そのため、半導体試験装置を導入する際の初期投資額、すなわち設備コストが高くなる。また、複数の試験コンタクト装置にDUTをロード、アンロードし、しかも機械的スイッチの切替時間が必要となるために試験効率が低下し、かつ試験実施のための人件費も高くなる。さらには、DUTを半導体試験装置まで搬送する際の搬送手段も複雑かつ高価なものとなる等の問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、試験コンタクト装置の台数を削減でき、試験機の構成部品や測定回路の共通化を可能にして設備コストの低減が可能な半導体試験装置および半導体試験回路の接続装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、パワー半導体デバイスを被試験デバイスとしてそのAC試験、DC試験、および熱抵抗試験を順次に行うための半導体試験装置において、前記被試験デバイスを所定の位置に固定する保持手段と、前記被試験デバイスに試験信号を生成して試験結果を確定する複数の試験手段と、前記複数の試験手段を切替えて前記保持手段に固定された前記被試験デバイスの所定電極と電気的に接続する接続手段と、を備え、前記接続手段は、前記被試験デバイスの外部端子に対応した電極を一方面側に備え、前記試験手段との接続用端子を他方面側に備えた中間電極板であって、前記中間電極板の前記接続用端子は、前記複数の試験手段と電気的に接続または開放可能に構成されていることを特徴とした半導体試験装置が提供できる。
また、本発明によれば、半導体試験回路で生成された試験信号を被試験デバイスであるパワー半導体デバイスに供給してAC試験を行う半導体試験回路の接続装置において、前記パワー半導体デバイスと前記半導体試験回路の正、負の電源とを接続するコンタクト電極として、絶縁シートを介して互いに平行、かつ近接して配置された平行平板電極を備えていることを特徴とする半導体試験回路の接続装置が提供される。
本発明の半導体試験装置および半導体試験回路の接続装置によれば、各試験機能が統合されることで試験コンタクト装置の台数が削減できる。また、設備コスト等の初期投資および人件費の削減が可能となる。さらに、試験機の構成部品や測定回路の共通化が可能となり、設備コストの低減が可能となる。
負荷短絡試験を高速で行うための試験回路の構成を示す回路図である。 図1の試験回路に供給される測定信号の一例を示すタイミングチャートである。 スイッチング試験および負荷短絡試験を統合して実施するための統合試験回路の構成を示す回路図である。 図3の統合試験回路におけるスイッチ信号および各相ゲート信号の一例を示すタイミングチャートである。 DC特性試験およびAC特性試験を統合して実施するための試験回路の構成を示す回路図である。 図5の試験回路を実現するためのDC/AC統合試験機の構造を示す側面図である。 平行平板配線によるAC試験回路部を示す平面図である。 図7のI−I断面に沿ってコンタクト構造を示す側断面図である。 図6のDC/AC統合試験機で使用される中間電極板の詳細構成を示す平面図である。 図5の試験回路における負荷短絡試験に用いられる出力端子の短絡用スイッチの一例を示す側面図である。 図10の短絡用スイッチとは別の出力端子間の短絡バーを示す斜視図である。 逆回復試験における電流電圧波形を平行平板回路(図7)と図22の銅バー接続時のものとで比較して示す図である。 ターンオフ試験における電流電圧波形を平行平板回路(図7)と図22の銅バー接続時のものとで比較して示す図である。 平行平板配線によるAC試験回路の構成を示す側断面図である。 図14の試験回路におけるスイッチ信号および各相ゲート信号の一例を示すタイミングチャートである。 2in1タイプのIGBTモジュールの試験に図14の試験回路を応用する場合の試験回路の構成を示す回路図である。 従来のスイッチング試験のための試験回路の構成を示す回路図である。 図17の試験回路に供給される測定信号の一例を示すタイミングチャートである。 従来の負荷短絡試験のための試験回路の構成を示す回路図である。 図19の試験回路におけるスイッチ信号および各相ゲート信号の一例を示すタイミングチャートである。 従来のDC特性試験装置の試験回路の一例を示す回路図である。 図17および図19の試験回路における回路配線構造を示す平面図である。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
最初に、IGBTモジュールのAC特性試験のひとつである負荷短絡試験の高速化について説明する。図1は、負荷短絡試験を高速で行うための試験回路の構成を示す回路図である。
この試験回路では、3相交流用の電動機を駆動する際に用いられる6in1タイプのIGBTモジュール1をDUTとして接続している。すなわち、IGBTモジュール1のP端子をDC電源の(+)側に、N端子を(−)側に接続し、各出力端子(U,V,W)はIGBTモジュール1の直近位置で互いに短絡させている。このIGBTモジュール1のP端子とN端子の間には、保護用のスイッチ回路2を介してDC電源3が接続される。また、電源部から規定の電流を通電できるだけの電荷を供給するために、通常、DC電源3と並列に大きめの容量を有する電解コンデンサ4を接続している。
また、IGBTモジュール1の各IGBTは、それぞれX,Y,Z相およびU,V,W相のゲート端子および補助エミッタ端子(ゲートドライブ用のエミッタ端子)に個別のゲート・ドライブ・ユニット51が接続されている。さらに、スイッチ回路2のゲート端子および補助エミッタ端子には、別のゲート・ドライブ・ユニット52が接続されている。
スナバ回路9は、サージ電圧抑制を主な目的として、IGBTモジュール1のP端子とN端子との間に接続されている。このスナバ回路9は、被試験相(IGBT)のコレクタ−エミッタ電極間に接続する場合もある(非特許文献1参照)。
この状態で、ゲートドライブ信号の制御のみで、順次各相の負荷短絡試験が行われる。そのため、機械的スイッチの切り替えが不要となり、高速(短時間)で負荷短絡試験が可能となる。
つぎに、具体的な負荷短絡試験の手順について、図2のタイミングチャートによって説明する。図2は、図1の試験回路に供給される測定信号の一例を示すタイミングチャートである。
IGBTモジュール1のU相のIGBTを試験する際は、その対向アームであるX,Y,Z相のIGBTのうち、複数(2または3個)のIGBTを予めオン状態にしておき、この状態で規定時間、U相のIGBTのゲート端子にオン信号を印加する。引き続き、V相、Z相もU相と同様に試験を行う。
つぎに、X相を試験する際は、その対向アームであるU,V,W相のIGBTのうち、複数(2または3個)のIGBTを予めオン状態にしておき、この状態で規定時間、X相のIGBTのゲート端子にオン信号を印加する。IGBTモジュール1のY相、Z相についても、X相と同様にして負荷短絡試験が実施できる。
以上、図1に示す試験回路では、機械的スイッチの切り替えをなんら行うことなしに、6相のIGBT全ての負荷短絡試験を行うことができる。したがって、このような負荷短絡試験方法には、従来の機械的スイッチの入り切りによって、その試験相を確定してから行う従来方法に比較して、1個のIGBTモジュール1に内蔵されるトランジスタ数が多くても切り替え時間がかからないという効果がある。
なお、保護用スイッチの短絡電流は、測定用DUTの短絡電流より十分大きな定格のものを選定する必要がある。
(実施の形態2)
つぎに、別のAC特性試験であるスイッチング試験を負荷短絡試験と統合して実施する試験回路について説明する。
図3は、スイッチング試験および負荷短絡試験を統合して実施するための統合試験回路の構成を示す回路図である。
この統合試験回路でも、6in1タイプのIGBTモジュール1をDUTとし、DUTのP端子をDC電源3の(+)側に、N端子を(−)側に接続している。また、各出力端子(U,V,W)は互いに負荷インダクタ6がY結線で接続され、それと並列に各出力端子間を短絡するスイッチSW11,SW12が接続されている。図3ではV端子からの配線にはスイッチが入っていないが、入れてもよい。さらに、各相のIGBTのゲート端子および補助エミッタ端子(ゲートドライブ用のエミッタ端子)には、個別にゲート・ドライブ・ユニット51が接続されている。
図4は、図3の統合試験回路におけるスイッチ信号および各相ゲート信号の一例を示すタイミングチャートである。
まず、電源電圧を規定値に設定し、スイッチSW11およびスイッチSW12を開放状態とし、スイッチング試験を行う。U相のIGBTのスイッチング試験を行う際には、Y相およびZ相のIGBTを予めオン状態とし、その状態でU相IGBTのゲート電極にオンパルスを規定の電流に達するまでの間印加する。複数パルスを印加すれば、2回目以降のゲート信号において、U相のIGBTのターンオンと同時に対向アームであるX相のFWDの逆回復特性試験も実施できる。
同様にして、V相IGBT、W相IGBTのスイッチング試験を行う。このときは、それぞれ、X相およびZ相、X相およびY相のIGBTを予めオン状態にしてから順次試験を行う。つぎに、X相、Y相、Z相IGBTのスイッチング試験を行うが、このときは、それぞれV相とW相、U相とW相、U相とV相のIGBTを予めオン状態にしてから順次スイッチング試験を行う。
以上で、スイッチング試験が完了し、つぎに負荷短絡試験を行うため、スイッチSW11およびスイッチSW2を閉じる。これにより、図1の測定回路について説明したものと同様、負荷短絡試験を行うことができる。なお、この時、各出力端子(U,V,W)と負荷インダクタ6を図示していないスイッチ等で切り離して短絡試験を行う場合もある。
つぎに、AC特性試験とDC特性試験の統合について説明する。
(実施の形態3)
図5は、DC特性試験およびAC特性試験を統合して実施するための試験回路の構成を示す回路図であり、図6は、図5の試験回路を実現するためのDC/AC統合試験機の構造を示す側面図である。
この試験回路では、図21に示す従来のDC試験回路と、図3に示すAC試験回路をスイッチの切り替えによって変更設定することによって、6in1タイプのIGBTモジュール1をDUTとして、熱抵抗試験も含むDC特性試験とAC特性試験(スイッチング試験および負荷短絡試験)とが同一のコンタクト装置を用いて順次実施できる。
図5では、複数のオンオフ可能なスイッチが示されている。また、IGBTモジュール1の各端子(破線と○印の交点位置)からDC試験機17への接続線としては、フォースラインのみが示されている。しかし、実際には各端子からのセンスラインもそれぞれDC試験機7に接続されている。
IGBTモジュール1は、各センスラインによりそれぞれDC試験機7および図示しないAC試験機の測定部、またはDC/AC試験機に共通の測定ユニットに接続され、そこで指定されたIGBTの各特性を測定することができる。たとえば、図5に示すスイッチをすべてDC試験機7側に設定し、DC特性試験および熱抵抗試験が行われる。その後、スイッチをAC試験機側に切替えて、AC特性試験が行われる。
なお、各相のIGBTのゲート端子および補助エミッタ端子(ゲートドライブ用のエミッタ端子)には、個別にゲート・ドライブ・ユニット51が接続されている。
図5に示すDC/AC統合試験回路には、実際には多数の切り替えスイッチが配置されているが、上述した通り、とくにAC特性試験(スイッチング試験および負荷短絡試験)においては、P端子、N端子とDC電源3および電解コンデンサ4との間を直近で配置する必要がある。また、AC特性試験(負荷短絡試験)においては、さらにU,V,W相IGBTの各端子を互いに短絡させるスイッチもU,V,W相IGBTの各端子の直近に配置する必要がある。
これは、スイッチの構造や配置方法によっては試験回路のインダクタンスが大きくなるからである。すなわち、AC特性試験(スイッチング試験)におけるターンオン時の電流の立ち上がり時間(ライズタイムtr、およびdi/dt)が回路インダクタンスによって制限される場合は、「DUTのライズタイムtrが正確に測定できない」、あるいはFWDの逆回復特性試験においても「規定の条件で測定ができない」、「FWDに規定の電気的ストレスを印加できない」といった問題が生じるためである。
例えば、VCES(耐圧)定格1200V、ライズタイムtr=0.18μs、電流定格(=試験電流)=600AのDUTを、Vcc=600Vでターンオンさせる場合、回路インダクタンスLsは、
Ls=(Vcc/ΔIC)*tr
=(600/600)*0.18=0.18μH
以下にする必要がある。
回路インダクタンスがそれ以上の大きさになった場合、DUTのターンオン時間ではなく、試験回路のインダクタンスLsで制限された電流立ち上がり時間が観測されることになる。
また、ターンオフ時のIGBTのコレクタ−エミッタ間電圧VCEは、試験回路のインダクタンスをLs、試験電源電圧をVccとして、
VCE=−Ls*(di/dt)+Vcc
で決まり、サージ電圧がDUTのコレクタ−エミッタ間に印加される。このため、インダクタンスLsの値が大きければ、VCE値も大きくなって、試験中にIGBTモジュール1が破壊する場合がある。
ところが、従来のように大電流リレーやコンタクタによるスイッチと、銅バー等による配線を用いて図3に示すような統合試験回路を構成すると、概ね0.15〜0.4μH程度の回路インダクタンスとなってしまうという問題があった。
そこで、図6に示す本発明に係る統合試験装置の具体的な構成の一例について説明する。
統合試験装置10には、試験機本体とは別にAC試験機16とDC試験機17とが左右の壁面10L、10Rの外側にそれぞれ固定して設けられていて、壁面10L、10Rにコネクタ、あるいは透穴を設けて内部との配線を通すことにより、外部に設置されたAC試験機16、DC試験機17本体と接続される。なお、本体装置をAC試験とDC試験機の両機能を備えた基板とともに、単一のラックに収納する場合もある。
さらに、統合試験装置10には、中央に位置する中間電極板20を挟んで、DUT載置台22とAC試験回路部24が上下方向に昇降可能に配置されている。統合試験装置10の床面10Bには、中間電極板20がサポート板21によって固定されている。DUT載置台22は、中間電極板20の下部にあって、IGBTモジュール1を載せた状態でシリンダー23によって上下に昇降する。このDUT載置台22には、IGBTモジュール1がその外部端子1N,1P,1U,1V,1Wをそれぞれ上向きの状態にして所定の位置に保持され、シリンダー23により上下させることで各外部端子が中間電極板20と接続・非接続の状態となる。
ここで、用いたIGBTモジュール1はドライブ用ICの例えばVcc,GND,Alarm,IN等の制御端子1sを備えるIPM(インテリジェントパワーモジュール:Intelligent Power Module:以下IPMという。)で、制御端子1sはそれぞれ中間電極板20を貫通するばねを内蔵した垂直型のプローブ(所謂ポゴピン)18と接続可能に配置されている。これらのプローブ18は、DUT載置台22がシリンダー23によって上昇すると、IGBTモジュール1の所定の制御端子1sと接続するようなコンタクトを構成している。さらに、これらのプローブ18は、コネクタ19を介してAC試験機16、DC試験機17と接続される。なお、図示していないが、中間電極板20上またはその周辺に、ゲートドライブ回路基板(図5のGDUに相当)及びその切り替えSW(図5のGDUとDC試験配線の切り替えSWに相当)を、プローブ18とコネクタ19間に配置することがある。GDU51,52がIGBTモジュール1から遠くに位置した場合、ゲート信号が振動したり、あるいは跳ね上がったり、立上りと立下りが遅くなる等、不安定な波形になるためである。
AC試験回路部24は、一方端部でAC試験機16と電気的に接続され、他方端部には中間電極板20の上面に対向するように突起するコンタクト部10P,10N,10U,10V,10Wを有している。また、保護用のスイッチ回路2、電解コンデンサ4とともに、AC試験回路部24の全体が統合試験装置10の天板10Tに固定されたシリンダー25によって昇降可能に保持されている。
ここで、保護用のスイッチ回路2は、DUT破壊後の過電流やDUTのインピーダンス低下を検知すると、ターンオフさせる仕組みになっている。公知のことではあるが、保護用のスイッチ回路2を電解コンデンサ4の(+)側(P電極側)からP端子までの間に配置することで、試験機故障や、コンタクト部のスパーク、DUTの爆裂等、DUT破壊時の二次破壊を防ぐことができる。
中間電極板20には、その上面から下面に貫通する複数の金属ブロック20P,20N,20U,20V,20Wが設けられ、それらがAC試験回路部24とIGBTモジュール1の接続を図る電極となる。このため、金属ブロック20P,20N,20U,20V,20Wは、中間電極板20の下面側からIGBTモジュール1の外部端子1N,1P等の配置と対応した位置で突起し、突起部の下面にそれぞれコンタクト材が配置されている。そして、中間電極板20の上面では、金属ブロック20P,20N,20U,20V,20WからAC試験回路部24のコンタクト部10P,10N,10U,10V,10W位置まで銅パターンで配線が引き伸ばされている。
また、DCコンタクト部26は、先端に中間電極板20とのコンタクト用プローブ26aを有しており、DC試験機17と中間電極板20とを接続・非接続の状態に選択するものであって、AC試験回路部24と同様、統合試験装置10の天板10Tに固定されたシリンダー27によって昇降可能に保持されている。なお、図6においては、DC試験機とのコンタクト26は1個のみ図示されているが、6個組IGBTモジュール1(IPM)の場合、実際はDUTの各端子P,N,U,V,Wに対応する5個のコンタクトが存在する。
このように、IGBTモジュール1で大電流が流れる外部端子1P,1N,1U,1V,1Wのフォースラインとのコンタクトには、金属ブロックと銅パターンによる配線が使用される。また、IPM内蔵ドライブ用ICのVcc,GND,Alarm,IN等の制御端子、および各端子のセンスラインには、ばねを内蔵した垂直型のプローブ18によるコンタクトが構成される。
従来、DUTにパワー半導体装置等が含まれる場合には、10,000A以上の試験電流が要求される場合がある。そこで、図1に示す試験回路で行われるAC特性試験(ダイナミック特性試験)装置については、保護用のスイッチ回路2、電解コンデンサ4、試験負荷等の各部品やIGBTモジュール1との接続に、図22に示すように、試験電流を許容できる銅厚板11,15、銅バー12〜14あるいはワイヤ銅線3a,3bが試験回路用の配線材として用いられていた。
図6に示す統合試験装置でも、図5の試験回路について説明した要求を満たすように、試験回路の回路インダクタンスを低減する必要がある。ここで、低減すべき回路インダクタンスとは、図6に示す中間電極板20上の回路であって、電解コンデンサ4の正電極(+)から保護用のスイッチ回路を介してIGBTモジュール1のP端子に至る回路と、IGBTモジュール1のN端子から電解コンデンサ4の負電極(−)に至る回路の各インダクタンスである。
そこで、図6のAC試験回路部24は、接続用のコンタクト部10P,10N,10U,10V,10Wおよび平行平板28,29によってACコンタクト装置を構成している。すなわち、AC試験回路部24の下面には、コンタクト部10P,10N,10U,10V,10W,10BをAC試験機16に接続するための正負の配線として、平行平板28,29が装着されている。
ここでは、中間電極板20に対向する側に配置された平行平板28によって、IGBTモジュール1のP端子に対応する+側電極板が構成される。また、平行平板28の上に絶縁シート30を介して配置された平行平板29は、IGBTモジュール1のN端子に対応する−側電極板を構成している。AC試験回路部24のコンタクト部10U,10V,10Wには、負荷インダクタが接続され、あるいは後述する短絡バーを備えたスイッチ機構31が設けられる。
また、AC試験回路部24のコンタクト部10P,10Nには、スナバ回路9に対応するコンデンサ32が接続されている。このコンデンサ32には、フィルムコン等の高速タイプのものが使用され、コンデンサ32の両端には放電回路が接続される。さらに、サージ電圧保護用のダイオード2dは、保護用のスイッチ回路2の近傍で平行平板28,29を接続するように設けられている。
こうして、IGBTモジュール1のコンタクト用の外部端子1N,1P,1U,1V,1WおよびAC試験回路部24の各コンタクト部10P,10N,10U,10V,10Wの間が、中間電極板20を介してそれぞれ電気的に接続され、AC試験機16の電気信号や電圧・電流の印加が行われて、IGBTモジュール1の電気的特性が測定可能になる。
図7は、平行平板配線によるAC試験回路部を示す平面図である。図8は、図7のI−I断面に沿って回路配線構造を示す側断面図である。
P側の平行平板28は、それぞれ互いに微小な間隔だけ離間して同一面内に配置されたL字形状をなす2枚の電極板28A,28Bによって構成され、それらの上面に絶縁シート30を介してN側の平行平板29が配置されている。電極板28Aは、一方の端子部28aが電解コンデンサ4の+電極と接続され、反対側の端部で保護用のスイッチ回路2のコレクタ端子Cに接続されている。また、電極板28Bが電極板28Aとは電気的に切り離されていて、その電極板28Aに近接する端部でスイッチ回路2のエミッタ電極E1に接続され、反対側の端子部28dがDUTのP端子側での接続用のコンタクト部1Pと接続されている。
N側電極である平行平板29は一方の端子部29dがDUTのN端子側での接続用のコンタクト部1Nと接続され、反対側の端子部29aで電解コンデンサ4の−電極に接続されている。ここで、電極板28A,28Bは、平行平板29と絶縁シート30を挟んで重ね合わせて配置されることで、絶縁シートを挟み、互いに可能な限り密着されることになる。
なお、ここではN側の平行平板29を上側に配置しているが、これは感電のリスクを低減できるためである。ただし、機能上だけから考察すれば、P側の電極板28A,28Bを上側に配置しても問題はない。
この測定回路の特徴は、電解コンデンサ4からDUTのP,N端子までを接続する際に、平行に配置されたP,N側の各電極板28A,28Bと平行平板29の面積を、大きく確保できる点である。P側、N側の各電極板28A,28Bと平行平板29にはそれぞれ電流が反対方向に流れて、それが互いに平行に配置されている領域で磁界がキャンセルされるため、そこでの回路インダクタンスが低減可能になる。
図7に示すAC試験回路では、平行配置されない配線はDUTのP,N端子用のコンタクト材に接続するための端子部28d,29dのみとなり、その配線長は僅かに20mm程度である。したがって、平行配置されない配線部の長さを全体としては40mm以内に抑えることが可能である。
なお、図7に示すAC試験回路には必要に応じて周辺部品、付属回路を設置することができる。図8に示すように、N側の電極板28Bと絶縁シート30には適宜に穴H1〜H4を設けることによって、サージ電圧保護用のダイオード2dやスナバコンデンサ32、保護用のスイッチ回路2をP側の電極板28A,28Bと接続できる。
また、図7に示すAC試験回路を用いてスイッチング試験を行う際は、AC試験回路部24には、DUTの中間端子(U,V,W各端子)の間に負荷インダクタ6を接続する必要がある。なお、図1に示す試験回路を用いて負荷短絡試験を行う場合は、各中間端子(U,V,W各端子)の間を、短絡バー等を用いて短絡する必要がある。そのためには、後述する図10あるいは図11に示すように、直接負荷とつながる配線コンタクトや短絡バーを上下させるとともに、各電極板28A,28B、平行平板29に接触・被接触の状態とする取り出し電極を設け、あるいは下側の平行平板29の必要部分に穴あけ加工する等して、上側の電極板28A,28Bとの接続経路を確保すればよい。
こうして、図6に示す統合試験装置10ではそれぞれDC試験機17とAC試験機16をIGBTモジュール1と切替えて接続するようにして、一度に複数種類の試験が可能になる。
図9は、図6のDC/AC統合試験機で使用される中間電極板の詳細構成を示す平面図である。
金属ブロック20P,20N,20U,20V,20Wは、中間電極板20の下側に配置されたIGBTモジュール1の外部端子1N,1P,1U,1V,1Wとのコンタクト材からAC試験回路部24との接続側に貫通して、中間電極板20の上面の電極面を形成している。中間電極板20上では、金属ブロック20P,20N,20U,20V,20Wの各電極面から銅パターン,33p,33n,33u,33v,33wが配線部として引き出される。これらの銅パターン33p,33n,33u,33v,33wの端部は、図9に示すように、中間電極板20上面でDCテスタ接続用のコンタクト領域34まで引き伸ばされている。このコンタクト領域34は、例えば図6に示すコンタクト用プローブ26aが接触する領域である。
銅パターン33p,33n,33u,33v,33w上に示す破線領域10P,10N,10U,10V,10Wは、AC試験回路部24が下降してACコンタクト装置の各コンタクト面が当接する位置を示している。なお、この位置は、可能な限り、AC試験回路部24の各コンタクト材10P,10N,10U,10V,10Wと、DUTの各端子1P、1N,1U,1V,1Wとが直近で接続できる位置に配置する。
また、複数の垂直型のプローブ18aがIGBTのドライブ用ICの制御端子に対応する位置に、複数の垂直型のプローブ18bがケルビン測定用センス端子に対応する位置で銅パターン33p,33n,33u,33v,33wを囲むように配置されている。なお、IGBTモジュール内蔵ドライブ用ICの制御端子からの配線に関しては、IGBTモジュール1の直近に回路基板を設ける必要がある場合(非特許文献4参照)、上述したようにこの中間電極板20上またはその周辺に回路基板を設けてもよい。また、IGBTモジュール1がドライブICを内蔵していないDUTであれば、ゲートドライブ基板(GDU)およびGDUとDC試験機への配線の切替スイッチを中間電極板20上に、あるいはその周辺に配置することもできる。
上述したDC/AC統合試験機では、その特徴として、DUTであるIPMと、試験回路の間に、先に述べた「中間電極板」を設けている。この中間電極板を介してDUTとDC試験機、AC試験機とをそれぞれ接続・非接続に選択することで、低インダクタンスでDC/AC統合試験機が実現できる。この中間電極板の下側の面には、DUTの外部端子に対応して対DUTのコンタクト材を搭載している。
なお、コンタクト材については、DUT外部端子の形状や、通電条件(電流、電圧)にあわせて、プローブ型、ブロック型、またはソケット型や板バネ方式によるもの等の形状のものを適宜選択すればよい。
つぎに、図6に示すDC/AC統合試験機の動作について説明する。
最初に、初期状態としてシリンダー23を下降させてDUT載置台22を中間電極板20から離した状態にし、シリンダー25および27を上昇させ、コンタクト部10P,10N,10U,10V,10W,10BとDCコンタクト用プローブ26aも中間電極板20から離した状態にしておく。また、電解コンデンサ4にはAC試験機16から試験電圧を予め充電させておく。ただし、保護用のスイッチ回路2はオフ状態にしておき、また、スナバコンデンサ32の放電回路用スイッチはオン状態を維持しておく。
つぎに、DUTとしてIPMをDUT載置台22にセットし、スタート信号を与えて、シリンダー23を上昇させると同時にシリンダー27を下降させる。これによりコンタクト用プローブ26aがDCテスタ接続用のコンタクト領域34に接触して、IPMの外部端子が中間電極板20を介してDC試験機17と接続される。
つぎに、IPMの外部端子とDC試験機17との接続が完了した後、DC試験機17へテストスタート信号を伝達して、DC特性試験および熱抵抗試験を行う。
DC特性試験が終了したら、試験機から発信されるテストエンド信号を受け、シリンダー23を上昇した状態に維持したまま、シリンダー27を上昇させてDC試験機17を中間電極板20から切り離す。さらに、AC試験回路部24を保持しているシリンダー25を下降させる。これにより、AC試験機16がIPMと中間電極板20を介して接続される。
つぎに、AC試験機16の放電回路用スイッチをオフしてスナバコンデンサ32を充電可能な状態とし、さらに保護用のスイッチ回路2をオン状態とする。このとき、AC試験機16のU,V,W端子直近にある、短絡用スイッチは全てオフ状態としておく。この状態でAC試験機16から図18に示す測定信号を出力してスイッチング試験を行う。
スイッチング試験の終了後、U,V,W端子直近にある短絡用スイッチを全てオン状態に切替えてから、AC試験機16から図2に示す測定信号を出力して負荷短絡試験を行う。
つぎに、AC試験機からのテストエンド信号を受けて保護用スイッチ2をオフ状態に、コンデンサ32の放電回路をオン状態にして、全ての試験結果を個別規格値と照合し、IPMの良品・不良品の判定を行う。この判定機能については、通常各試験機16,17が備えている。それらの試験結果は、共通の表示器を設けて表示させる。あるいは、IPMを自動搬送機によって統合試験装置10にハンドリングする場合は、自動搬送機に電気信号で結果を伝達しておくことで、試験結果に応じて良品・不良品別に排出することも可能になる。最後に、シリンダー25を上昇させてからシリンダー23を下降させて、DUT載置台22にセットされたIPMを取り出す。
このように、統合試験装置10ではDUTと各試験機とを接続するコンタクト装置の必要数が削減できるだけでなく、従来個別の試験機として運用されていたDC試験機、AC試験機の統合運用が可能となる。しかも、共通部品の削減により、設備投資額を減らすことができる。また、DUTのハンドリング回数を減らすことで、作業コストの削減や、搬送装置の簡略化と低価格化を実現することができる。
(実施の形態4)
図10は、図5の試験回路における負荷短絡試験に用いられる出力端子の短絡用スイッチの一例を示す側面図である。
図6のDC/AC統合試験機では、端子間短絡用スイッチとしてリレースイッチを用いていたが、この短絡用スイッチには先に述べたように低インダクタンス特性が求められている。そのため、図10に示す短絡用スイッチでは、平行平板29に設けられたコンタクト部10U,10V,10W,10Bの上方から短絡バー35をシリンダー36により上昇・下降させることで、中間電極板20の金属ブロック20U,20V,20Wを介してIPMの各電極を短絡させるようにした。
(実施の形態5)
図11は、図10の短絡用スイッチとは別の出力端子間の短絡バーを示す斜視図である。
図10のものより、さらに低インダクタンス特性が求められる場合、図11に示すような短絡バー37によって直接、中間電極板20の各電極20U,20V,20W間を短絡接続することも可能である。図9に示す中間電極板20には、短絡バー37の各コンタクト面37cが当接する位置を点線によって示している。この場合、短絡バー37を上昇・下降させるためのシリンダー38は、図6に示すシリンダー25,27と同様、統合試験装置10の天板10Tに固定される。なお、中間電極板20の電極パターンの制約がある場合、あるいは図6の36cに短絡バーを当接させることが困難な場合は、銅配線パターン33u,33v,33w上の任意の位置であって、可能な限りコンタクト面37cに近い位置に当接させてもよい。
図12は、逆回復試験における電流電圧波形を平行平板回路(図7)と図22の銅バー接続時のものとで比較して示す図である。
DUTに用いられるIGBTの定格が450A,1700Vであるとき、チョッパ回路を用いたFWDの逆回復試験において、従来の銅バー(図22の回路)で構成された試験機では、di/dt=2700A/μsであった。これに対して、図7の平行平板式のものでは11,000A/μsと約4倍となり、十分なストレスを印加できるようになった。
図13は、ターンオフ試験における電流電圧波形を平行平板回路(図7)と図22の銅バー接続時のものとで比較して示す図である。
同じくチョッパ回路を用いたIGBTのターンオフ試験においても、従来回路では、DUTの定格電圧を上回る1775Vものサージ電圧が発生していたが、平行平板式を用いると1605Vと定格電圧以下に抑制できる様になった。すなわち、過大なストレス印加を防ぐとともに、スイッチング時間(フォールタイム)の測定が可能となった。
こうして、平行平板式回路をパワー半導体のAC試験装置に適用すれば、回路インダクタンスを約1/4まで低減して、30〜100nHとすることができる。
(実施の形態6)
つぎに、1in1タイプのIGBTモジュールの試験装置に平行平板配線を用いた応用例について説明する。
図14は、平行平板配線によるAC試験回路の構成を示す側断面図である。
この試験回路は、図8で説明したAC試験回路部に対して、つぎの点で異なっている。すなわち、+側電極板を構成する平行平板28Bを、中間電極板20へのコンタクト部10P,10Nと保護用スイッチ(IGBT)2の間で切断して、ここにDUTの対向アームとして動作する対向アームスイッチ(1in1タイプのIGBT)38が配置されている。この対向アームスイッチ38は、そのコレクタ電極が平行平板28Bの電源側と接続され、エミッタ電極がコンタクト部10P側に接続されて、結果として平行平板28B上で、保護用スイッチ2に対して直列に接続されることになる。
また、対抗アームスイッチ38のエミッタ電極とコレクタ電極の間には、スイッチSW21が設けられ、P電極とのコンタクト部10Pに接続される平行平板28Bと、N電極とのコンタクト部10Nに接続される平行平板29の間には、負荷インダクタ6との接続、非接続を切替えるためのスイッチSW22,SW23が設けられている。これらのスイッチSW21〜23をオンオフすることによって、AC試験機でのスイッチング試験は、対向アームスイッチ38、DUT1、および負荷インダクタ6から構成されるチョッパ回路で実施できる(詳細は、非特許文献2参照)。
なお、負荷回路を構成するスイッチSW21〜23のうち、スイッチSW21は上述した図10、あるいは図11に示す短絡バー35,37によって構成される。また、中間電極板20はDC/AC統合試験装置10として使用する際には必要であるが、AC専用の試験機であれば、平行平板配線によるAC試験回路部を直接DUT1の外部端子1N,1Pと接続することで試験を実施することができる。
図15は、図14の試験回路におけるスイッチ信号および各相ゲート信号の一例を示すタイミングチャートである。
スイッチング試験は、まず、スイッチSW22をオンしてから、放電回路スイッチをオフし、保護用スイッチ2のスイッチのゲート信号をオンしたうえで、DUT1へのゲート信号をオンオフすることで行う。つぎにFWD逆回復試験は、スイッチSW23をオンした後に、放電回路スイッチをオフし、保護用スイッチ2のゲート信号をオンした状態で、対向アームスイッチ38のゲート信号をオンオフすることで行う。
つぎに負荷短絡試験は、スイッチSW21を予めオンさせ、対抗アームスイッチ38の両端を短絡させる。次に、保護用スイッチ2をオン状態とした後に、DUT1のゲートに規定のオン信号を与えることにより行う。
以上では、DUT1として6in1、および1in1タイプのIGBTモジュールを用いる実施の形態について説明した。しかし、本発明では2in1、あるいは7in1タイプのIGBTモジュール、さらには、AC/DC変換を行う6個組みダイオードモジュールと7個組IGBTを内蔵したPIM(Power Integrated Module)についても、容易に適用することが可能である。
図16は、2in1タイプのIGBTモジュールの試験に図14の試験回路を応用する場合の試験回路の構成を示す回路図である。
この図の試験回路は、スイッチSW31〜SW34と負荷インダクタ6によって構成されている。スイッチSW31〜SW33は、図14に示す1in1タイプのIGBTモジュールの試験装置におけるスイッチSW21〜23に相当する。すなわち、新たに追加するスイッチはSW34だけである。また、スイッチSW31,SW34は、図10、あるいは図11に示す短絡バー35,37によって構成される。負荷インダクタ6は、スイッチSW32,SW33をオンオフさせることで接続位置を選択できる。これらの短絡バー35,37やスイッチ回路については、中間電極板20上で切替えてもよく、あるいは平行平板28,29上で接触させてもよい。
また、図16の試験回路によらなくとも、3個の2in1タイプのIGBTモジュールによって6in1タイプのものを構成したうえで、図6の装置を用いて試験してもよい。
また、7in1タイプやPIMの試験についても、上述の方法を応用して実施できる。7in1タイプやPIMに内蔵されるダイレクトブレーキ用のFWDおよびIGBTについては、FWDの両端に短絡バーと負荷インダクタ回路を配置して、2in1タイプの場合と同様に、図16に準じた試験回路によって試験する。また、PIMに内蔵されるダイオードモジュールやサーミスタ部についてはDC試験のみが行われる。同じく、7in1タイプやPIMに内蔵される6ヶ組IGBTについても、上述した図6の試験装置を使用した方法で実施できる。
1 IGBTモジュール
1N,1P,1U,1V,1W 外部端子
2 スイッチ回路
2d サージ電圧保護用のダイオード
3 DC電源
3a,3b ワイヤ銅線
4 電解コンデンサ
5 制御部
6 インダクタ
7,17 DC試験機
8 切替機
9 スナバ回路
10 統合試験装置
10P,10N,10U,10V,10W コンタクト部
11,15 銅厚板
12〜14 銅バー
16 AC試験機
18 垂直型プローブ
19 コネクタ
20 中間電極板
20P,20N,20U,20V,20W 金属ブロック
21 サポート板
22 DUT載置台
23,25,27,36,38 シリンダー
24 AC試験回路部
26 DCコンタクト部
26a コンタクト用プローブ
28,29 平行平板
30 絶縁シート
31 スイッチ機構
32 スナバコンデンサ
33b,33p,33n,33u,33v,33w 銅パターン
34 DCテスタ接続用のコンタクト領域
35,37 短絡バー
38 対向アームスイッチ
51,52 ゲート・ドライブ・ユニット(GDU)

Claims (6)

  1. パワー半導体デバイスを被試験デバイスとしてそのAC試験、DC試験、および熱抵抗試験を順次に行うための半導体試験装置において、
    前記被試験デバイスを所定の位置に固定する保持手段と、
    前記被試験デバイスに試験信号を生成して試験結果を確定する複数の試験手段と、
    前記複数の試験手段を切替えて前記保持手段に固定された前記被試験デバイスの所定電極と電気的に接続する接続手段と、
    を備え、
    前記接続手段は、前記被試験デバイスの外部端子に対応した電極を一方面側に備え、前記試験手段との接続用端子を他方面側に備えた中間電極板であって、
    前記中間電極板の前記接続用端子は、前記複数の試験手段と電気的に接続または開放可能に構成されていることを特徴とした半導体試験装置。
  2. 前記中間電極板に対して前記保持手段をその下面側から上昇させることで、前記被試験デバイスの所定電極との電気的接続を保持し、
    前記中間電極板に対して前記試験手段と接続されたそれぞれのコンタクト部を選択的に昇降させることで、前記被試験デバイスについて前記試験手段を順次に接続することを特徴とする請求項1記載の半導体試験装置。
  3. 前記中間電極板と前記複数の試験手段との間に切り替えスイッチを設け、
    前記切り替えスイッチを開閉することによって前記被試験デバイスについて前記試験手段を順次に接続することを特徴とする請求項1記載の半導体試験装置。
  4. 前記中間電極板は、
    直流電源、
    前記被試験デバイスの出力端子間を選択して短絡させるコンタクト手段、および、
    前記被試験デバイスに内蔵されたスイッチング素子の個数分だけゲートドライブ回路、
    を備え、前記複数の出力端子を短絡させた状態で前記直流電源を規定電圧値に設定してから、被試験相とは反対側アームのスイッチング素子を複数オン状態にして、被試験相のスイッチング素子を規定時間だけオンさせて負荷短絡試験を行うことを特徴とする請求項1記載の半導体試験装置。
  5. 前記接続手段は、
    前記試験手段のうちAC試験機と前記被試験デバイスのコンタクト電極との間を接続する平行平板回路を備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体試験装置。
  6. 半導体試験回路で生成された試験信号を被試験デバイスであるパワー半導体デバイスに供給してAC試験を行う半導体試験回路の接続装置において、
    前記パワー半導体デバイスと前記半導体試験回路の正、負の電源とを接続するコンタクト電極として、絶縁シートを介して互いに平行、かつ近接して配置された平行平板電極を備えていることを特徴とする半導体試験回路の接続装置。
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