JP6369151B2 - 半導体チップの試験装置、試験方法および試験回路 - Google Patents

半導体チップの試験装置、試験方法および試験回路 Download PDF

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Description

この発明は、半導体チップの試験装置、試験方法および試験回路に関し、特にダイオードチップの逆回復特性の試験装置および試験方法に関する。
図13は、従来のダイオードチップの逆回復特性の試験回路図と試験波形図であり、同図(a)は試験回路図、同図(b)は試験波形図である。ここでは、ダイオードチップは、例えばFWD(フリーホイーリングダイオード)チップ4である。
FWDチップ4の逆回復特性試験とは、試験回路500aを構成するIGBT3をターンオンおよびターンオフさせることで、FWDチップ4を逆回復動作させ、規定の条件でFWDチップ4が破壊しないことを確認する。また、逆回復特性(逆回復電流や逆回復時間など)を測定し、規格値と比較してFWDチップ4の良否判定を行うテストである。チップ段階で不良品を除去することで、製造コストを低減することができる。
図13において、電源1で充電された電源コンデンサ2にIGBT3と、IGBT3のエミッタと電源1との間にカソードがIGBT3のエミッタに接続されるようにFWD4(チップと同一符号を付す)を逆直列に接続する。IGBT3をオン、オフすることで、FWD4と並列接続した負荷コイル5に電流を流す。このIGBT3の1回目のオフ時に負荷コイル5とFWD4を通る還流電流IF4が流れる。2回目のオン時に、短絡電流I1が流れ、この短絡電流I1で還流電流IF4が打ち消され、FWD4が逆回復動作に入る。逆回復動作が終了すると、電源コンデンサ2から供給された供給電流は電流I2としてIGBT3と負荷コイル5を通って電源コンデンサ2に戻る。その後、2回目のオフ時によって、電源コンデンサ2は切り離され、還流電流IF4が再度流れる。この2回目の還流電流IF4が流れ終わったところで、逆回復特性試験は終了する。
前記の逆回復特性試験での試験条件(逆回復電流の−di/dtなど)はコンデンサ2、スイッチングIGBT3、FWD4を結ぶ主回路配線Fのインダクタンスに影響される。このインダクタンスが大きいと、規格の電力損失を得るための−di/dtを印加する逆回復特性試験が困難になる。
図13(b)において、t1でIGBT3をオンさせ、t2でIGBT3をオフさせて還流電流IF4を流す。t3でIGBT3を再度オンさせて逆回復特性試験を行う。t4でIGBT3を再度しオフさせ、FWD4に還流電流IF4を流す。この還流電流IF4の減衰時間は極めて長い時間かかる。この減衰時定数τは負荷コイル5のインダクタンスを還流電流IF4の経路の配線抵抗で割った値であり、配線抵抗が小さいためτは大きな値になる。
特許文献1には、半導体チップにおいて、高精度で安定的な特性試験の実施を目的をとして、チップコンタクト部の低インダクタンス構造を実現したことが記載されている。
図14は、特許文献1に記載のチップCでの特性試験装置の構成図である。検査用保持部材は、チップCを載置可能な基台30と,基台30に載置されたチップCを位置決めするピン42と、チップCが載置される載置領域とチップCが載置されない露出領域に亘って形成される金属膜40を備えている。チップCの検査の際には、チップCを検査用保持部材の載置領域に固定し、プローブピン10aをチップCの上面端子C1に接触し、他のプローブピン10cを露出領域の金属膜40に接触させる。これにより、試験回路の抵抗やインダクタンスの低減を実現する。尚、図中の符号で、31はチップ載置部、41は金属膜、43は吸引口、44はバイパス吸引口、44a開口部、60はテスト回路、61はフリッティング回路、62はスイッチング回路である。
図15は、従来のFWDチップの逆回復特性の試験装置500の要部構成図である。この試験装置500は、FWDチップ4を載せる試験電極13と、FWDチップ4を抑えて電流を流すコンタクトプローブ10と、主回路配線Fと、IGBT3と、負荷コイル5と、電源コンデンサ2と、電源1を備える。主回路配線Fは配線11aで構成される。
FWDチップ4の逆回復試験において、逆回復特性試験終了後に試験電流がFWDチップ4と負荷コイル5に転流し、還流電流IF4となって、FWDチップ4に比較的長時間流れる。FWDチップ4はコンタクトプローブ10により試験電極13に圧接されている。しかし、試験電極13とコンタクトプローブ10との接触部での接触抵抗は大きく、該接触部での電力損失が大きい。この大きい電力損失が長時間発生すると試験電極13に損傷を与える。
また、FWDチップ4の逆回復特性試験に関して、規定の損失となるように−di/dtを印加するには、特許文献1に記載のチップコンタクト部のインダクタンスを減少させるだけでは、FWDのアノード・カソード間のインダクタンスが低減されるのみであり、不十分である。
特開2008−101944号公報
この発明の目的は、試験電極の損傷を抑えることができる半導体チップの試験装置、試験方法および試験回路を提供することにある。
前記の目的を達成するために、この発明の第1の実施の態様について、
被試験用ダイオードチップの逆回復特性を試験するチップの試験装置において、電源と、前記電源のプラス極に高電位端子が接続する第1スイッチング素子と、前記第1スイッチング素子の低電位端子と第1配線により一端が接続するインダクタンスを含む負荷と、前記負荷の一端と接続し前記被試験用ダイオードのカソードを接触させて載置するための試験電極と、前記負荷の他端と前記電源のマイナス極とを第2スイッチング素子を介して接続する第2配線と、前記被試験用ダイオードのアノードに接触させるためのコンタクトプローブと、前記コンタクトプローブを支持する第1支持部と、前記コンタクトプローブの他端と前記第2配線とを接触させるためのコンタクト材を支持する第2支持部と、を備えた支持部材と、前記負荷の一端にカソードが接続する回路用ダイオードと、前記回路用ダイオードのアノードと低電位端子が接続し、高電位端子が前記負荷の他端に接続する第3スイッチング素子と、を備え、前記第2スイッチング素子は、高電位側端子が前記負荷に接続し、低電位端子が前記第2配線に接続する構成とする。
この発明によれば、試験電極の損傷を抑えることができる半導体チップの試験装置および試験方法を提供することができる。
この発明に係る第1実施例の半導体チップの試験装置100の要部構成図である。 図1の試験装置100の試験波形図である。 この発明に係る第2実施例の試験方法を説明する説明図である。 図3に続く、この発明に係る第2実施例の試験方法を説明する説明図である。 図4に続く、この発明に係る第2実施例の試験方法を説明する説明図である。 図5に続く、この発明に係る第2実施例の試験方法を説明する説明図である。 図6に続く、この発明に係る第2実施例の試験方法を説明する説明図である。 図7に続く、この発明に係る第2実施例の試験方法を説明する説明図である。 図8に続く、この発明に係る第2実施例の試験方法を説明する説明図である。 図9に続く、この発明に係る第2実施例の試験方法を説明する説明図である。 この発明に係る第3実施例の半導体チップの試験装置200の説明図であり、(a)は試験装置200の要部構成図、(b)は試験回路200aの回路図である。 各部の波形図である。 従来のダイオードチップの逆回復特性の試験回路図と試験波形図であり、(a)は試験回路図、(b)は試験波形図である。 特許文献1に記載のチップCでの特性試験装置の構成図である。 従来のFWDチップの逆回復特性の試験装置500の要部構成図である。
実施の形態を以下の実施例で説明する。従来と同一部位には同一符号を付した。
図1は、この発明に係る第1実施例の半導体チップの試験装置100の要部構成図である。この試験装置100は、FWDチップ4の逆回復特性を試験する試験装置であり、試験回路100aの主回路配線Fの低インダクタンス化と試験電極13の損傷防止を実現できる。
この試験装置100は、FWDチップ4を載せる試験電極13と、FWDチップ4を抑えて電流を流すコンタクトプローブ10と、コンタクト材11、コンタクトブロック9を備える。コンタクト材11は、針状の導電性部材からなり、複数本配置されている。試験電極13は損傷を受けたとき取り外しできるように脱着可能にする。脱着の個所は試験電極13と下側の平板12bとの接続点である。また、主回路配線Fとなる平行平板基板12と、IGBT3と、還流電流を停止させるIGBT8とを備える。また、電源1と,電源コンデンサ2と、負荷コイル5と、さらに迂回回路Gを備える。迂回回路Gは、IGBT7と、回路用ダイオード6を備える。電源コンデンサ2はプラス電極2aの導体16を介してIGBT3のコレクタ電極Cに接続し、マイナス電極2bは平行平板基板12の上側の平板12aに接続する。導体14を介して、IGBT8,7、負荷コイル5が互いに接続する。導体15を介してIGBT7と回路用ダイオード6が接続する。電源コンデンサ2のプラス極2aは導体16を介してIGBT3のコレクタ端子に接続し、マイナス端子2bは平行平板基板12の上側の銅板12aに接続する。
また、前記の平行平板基板12は絶縁板12cを挟んで、上下に導電性の平板12a、12bを貼り付け自己インダクタンスと相互インダクタンスを減らしている。
図1において、被試験チップであるFWDチップ4(FWDと同一符号を付す)の上面に接触させるコンタクトプローブ10を搭載した支持部材9があり、これと一体構造としたコンタクト材11がある。支持部材9は、第1支持部であるコンタクトブロック91と第2支持部である支持部材92と板状の導電部材93から構成される。コンタクト材11は支持部材92に固定される。また、支持部材92は導電部材93に固定され、コンタクト材11と導電部材93との電気的接続を行う配線を備える。この支持部材9は昇降機構を備え、FWDチップ試験時に下降する。下降すると、ステージ13に載置されているFWDチップ4及び平行平板基板12のおもて側の平板12aに同時にコンタクトプローブ10及びコンタクト材11が接触し、試験回路100aの電路を短配線で構築する。さらに、被試験チップであるFWDチップ4とコンデンサ2及びIGBT3の閉回路の接続にはこの平行平板基板12の上下の平板を用いる。
この平行平板基板12を用いることでインダクタンスを低減できて、規定の損失となるような−di/dtを印加して逆回復特性試験を行うことができる。
尚、図中で小さな文字で示したCはコレクタ電極、Eはエミッタ電極、Aはアノード電極、Kはカソード電極である。
図2は、図1の試験装置100の試験波形図である。VGE3はIGBT3のゲート電圧、VGE7はIGBT7のゲート電圧、VGE8はIGBT8のゲート電圧である。IF4はFWD4を流れる還流電流、IF6は回路用ダイオード6を通して流れる電流、ILは負荷コイル5を流れる電流である。
t1でIGBT3をオンさせ、t2でIGBT3をオフさせてFWD4に還流電流IF4を流す。t3でIGBT3を再度オンさせてFWD4の逆回復特性試験(逆回復耐量試験も含む)を行う。t4でIGBT3を再度オフさせ、電源コンデンサ2を切り離す。このとき再度FWD4には還流電流IF4が流れる。t5でIGBT7をオンさせ、IGBT8をオフさせて、還流電流IF4を回路用ダイオード6とIGBT7で構成される迂回回路Gへ転流させて、電流IF6を流す。この電流IF6が減少してゼロになった時点で逆回復特性試験は終了する。従って、FWD4に還流電流IF4が流れるのはt2−t3とt4−t5の間の2か所である。この実施例1では、t4−t5の間に流れる電流(電流波形でJの個所)の流れる期間を短くして試験電極13の損傷を防ぐことである。
図3〜図10は、この発明に係る第2実施例の試験方法を説明する説明図である。(a)は試験装置の断面図、(b)は試験回路図である。
まず、図3において、図1に示す試験電極13にFWDチップ4を載置する。
つぎに、図4において、コンタクトプローブ10をFWDチップ4のアノード電極Aに接触させて、FWDチップ4のカソード電極Kと試験電極10を圧接する。また、コンタクト材11を平行平板基板12の上側の平板12aに接触させる。IGBT8をオン状態にし、IGBT3をオフ状態にしておく。
つぎに、図5において、IGBT3をオンにして、電流Io(例えば、100A)を負荷コイル5、IGBT8を経由して流す。
つぎに、図6において、IGBT3をオフさせ、負荷コイルとIGBT8を経由し電源1に戻る電流をFWD4に転流させる。この転流電流は還流電流IF4として、負荷コイル5、IGBT8を経由して還流する。この還流電流IF4はFWD4の規定の順方向電流(例えば、100A)となる。
つぎに、図7において、再度、IGBT3をオンし、電源1で充電されている電源コンデンサ2からIGBT3を経由して、FWDチップ4へ規定の−di/dtの短絡電流Is(Io)を流す。この短絡電流Isによって、FWDチップ4に流れる還流電流IF4(FWDチップ4の順電流)は打ち消され、FWDチップ4は逆回復期間に入る。FWDチップ4には規定の−di/dtの逆回復電流が流れ、逆回復電圧が印加される。この逆回復責務にFWDチップ4が耐えると合格、破壊すると不合格とする。この短絡電流Isを流す−di/dtは主回路配線Fのインダクタンスに依存する。このインダクタンスを小さくして、大きな−di/diで逆回復特性試験を行うことが重要である。また、逆回復電流や逆回復電圧などの逆回復特性を測定する。
つぎに、図8において、FWDチップ4の逆回復試験後に還流電流IF4は電源1に向かって電流Ioとして流れる。
つぎに、図9において、再度IGBT3をオフすると、再度FWD4チップに還流電流IF4が流れる。
つぎに、図10において、IGBT7をオンさせ同時にIGBT8をオフさせて、負荷コイル5に流れている電流ILを迂回回路Gへ転流させて、FWDチップ4に流れる還流電流IF4をオフにする。迂回回路Gへ転流し回路用ダイオード6に流れる電流IF6がゼロになった段階で、試験電極13からFWDチップ4を取り出して逆回復特性試験は終了する。
迂回回路GにFWDチップ4に流れる還流電流IF4を転流させることで、FWDチップ4に流れる還流電流IF4の通流期間を大幅に短縮できて、試験電極13の損傷を防止することができる。この試験電極13の損傷はFWDチップ4が逆回復特性試験で破壊した場合には、チップの溶融が試験電極13にも影響を及ぼして損傷を招く。そのため、FWDチップ4が合格した場合のみ試験電極13の損傷を防止できることになる。
図11は、この発明に係る第3実施例の半導体チップの試験装置200の説明図であり、同図(a)は試験装置200の要部構成図、同図(b)は試験装置200の回路図200aである。図1の試験装置100との違いは、迂回回路Gを削除し、IGBT8に抵抗Rを並列接続した点ある。FWD4に流れる還流電流IF4を抵抗Rで速やかに減衰させて、試験電極13の損傷を防止する。迂回回路Gが無いので回路が簡単になり、また、図示しない駆動回路も簡単になる。
図12は、各部の波形図である。Q部の還流電流IF4の減衰が抵抗Rにより大きくなり、試験電極13の損傷を防止できる。
尚、前記の実施例1,2では試験用スイッチング素子としてIGBTを用いた例を示したが、これに限ることはなく、MOSFETやバイポーラトランジスタなども用いることができる。
1 電源
2 電源コンデンサ
3,7,8 IGBT
4 FWDまたはFWDチップ
5 負荷コイル
6 回路用ダイオード
9 コンタクトブロック
10 コンタクトプローブ
11 コンタクト材
12 平行平板基板
12a 上側の平板
12b 下側の平板
12c 絶縁板
13 試験電極
14,15,16 導体
R 抵抗
100,200 試験装置

Claims (9)

  1. 被試験用ダイオードチップの逆回復特性を試験するチップの試験装置において、
    電源と、
    前記電源のプラス極に高電位端子が接続する第1スイッチング素子と、
    前記第1スイッチング素子の低電位端子と第1配線により一端が接続するインダクタンスを含む負荷と、
    前記負荷の一端と接続し前記被試験用ダイオードのカソードを接触させて載置するための試験電極と、
    前記負荷の他端と前記電源のマイナス極とを第2スイッチング素子を介して接続する第2配線と、
    前記被試験用ダイオードのアノードに接触させるためのコンタクトプローブと、
    前記コンタクトプローブを支持する第1支持部と、前記コンタクトプローブの他端と前記第2配線とを接触させるためのコンタクト材を支持する第2支持部と、を備えた支持部材と、
    前記負荷の一端にカソードが接続する回路用ダイオードと、
    前記回路用ダイオードのアノードと低電位端子が接続し、高電位端子が前記負荷の他端に接続する第3スイッチング素子と、
    を備え、
    前記第2スイッチング素子は、高電位側端子が前記負荷に接続し、低電位端子が前記第2配線に接続することを特徴とするチップの試験装置。
  2. 被試験用ダイオードチップの逆回復特性を試験するチップの試験装置において、
    電源と、
    前記電源のプラス極に高電位端子が接続する第1スイッチング素子と、
    前記第1イッチング素子の低電位端子と第1配線により一端が接続するインダクタンスを含む負荷と、
    前記負荷の一端と接続し前記被試験用ダイオードのカソードを接触させて載置するための試験電極と、
    前記負荷の他端と前記電源のマイナス極とを第2スイッチング素子を介して接続する第2配線と、
    前記被試験用ダイオードのアノードに接触させるためのコンタクトプローブと、
    前記コンタクトプローブを支持する第1支持部と、前記コンタクトプローブの他端と前記第2配線とを接触させるためのコンタクト材を支持する第2支持部と、を備えた支持部材と、
    前記第2スイッチング素子と並列接続される抵抗と、
    を備え、
    前記第2スイッチング素子は、高電位側端子が前記負荷に接続し、低電位端子が前記第2配線に接続することを特徴とするチップの試験装置。
  3. 前記第1配線と前記第2配線が絶縁板を挟んだ平行平板基板であることを特徴とする請求項1または2に記載のチップの試験装置。
  4. 前記回路用ダイオードと前記第3スイッチング素子で迂回回路を構成することを特徴とする請求項1に記載のチップの試験装置。
  5. 前記支持部材が昇降機構を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のチップの試験装置。
  6. 前記請求項1または2において、前記コンタクトプローブを前記被試験用ダイオードの
    アノードに接触させ、同時に前記コンタクト材を前記第2配線に接触させて逆回復特性試験を行うことを特徴とする試験方法。
  7. 前記被試験用ダイオードチップが、FWDチップ、pn接合ダイオードチップ、MOSFETチップのボディダイオードのいずれかであることを特徴とする請求項6記載のチップの試験方法。
  8. 電源のプラス極に高電位端子が接続する第1スイッチング素子と、
    前記第1スイッチング素子の低電位端子と一端が接続するインダクタンスを含む負荷と、
    前記負荷の一端とカソードが接続する被試験用ダイオードと、
    前記負荷の他端と高電位側端子が接続し低電位端子が前記電源のマイナス極と接続する第2スイッチング素子、
    前記負荷の一端にカソードが接続する回路用ダイオードと、
    前記回路用ダイオードのアノードと低電位端子が接続し、高電位端子が前記負荷の他端に接続する第3スイッチング素子と、
    を備え、
    前記第2スイッチング素子の低電位側端子と前記被試験用ダイオードのアノードとが接続することを特徴とするチップの試験回路。
  9. 電源のプラス極に高電位端子が接続する第1スイッチング素子と、
    前記第1スイッチング素子の低電位端子と一端が接続するインダクタンスを含む負荷と、
    前記負荷の一端とカソードが接続する被試験用ダイオードと、
    前記負荷の他端と高電位側端子が接続し低電位端子が前記電源のマイナス極と接続する第2スイッチング素子、
    前記第2スイッチング素子と並列接続される抵抗と、
    を備え、
    前記第2スイッチング素子の低電位側端子と前記被試験用ダイオードのアノードとが接続することを特徴とするチップの試験回路。
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