JPH10240560A - 波形信号処理装置 - Google Patents

波形信号処理装置

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JPH10240560A
JPH10240560A JP9042418A JP4241897A JPH10240560A JP H10240560 A JPH10240560 A JP H10240560A JP 9042418 A JP9042418 A JP 9042418A JP 4241897 A JP4241897 A JP 4241897A JP H10240560 A JPH10240560 A JP H10240560A
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JP
Japan
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test
external device
waveform signal
input
mode
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JP9042418A
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English (en)
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Toshiharu Hamazaki
俊治 浜崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】テストシステム以外の外部からの波形信号を処
理することができる波形信号処理装置を提供する。 【解決手段】パターン発生器23で予め設定されたテス
トパターンに従った入力波形信号をDUT28に印加し
たときのDUT28からの出力波形信号からDUT28
の機能を判定する半導体試験装置30内に設置される波
形信号処理装置としてのピン・エレクトロニクス装置3
2を半導体試験装置20以外の外部装置29に直接接続
し、半導体試験装置20によるDUT28に対するテス
トモードを切替部31により外部装置29を用いる第1
のモードと、外部装置29を用いない第2のモードとの
いずれかに切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体テス
トシステム、ボードテストシステム、モジュール部品試
験検査装置などの各種のテストシステムに組み込まれる
波形信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、DRAMモジュールやメモリ
カード等の各種モジュール部品の製造工程では、半導体
テストシステム、ボードテストシステム、モジュール部
品試験検査装置などのテストシステムを用いて様々なテ
ストが行われる。
【0003】このテストシステムは、予め設定されたテ
ストパターンに従った入力波形信号を生成し、これを被
テストデバイス(DUT:Device Under Test )に印加
したときのDUTからの出力波形信号を解析することに
よりDUTの機能を判定する。ここで、通常のテストシ
ステムにはDUTへの入力波形信号のレベル設定やDU
Tからの出力波形信号のレベル判定を行うピン・エレク
トロニクス装置が組み込まれている。
【0004】ピン・エレクトロニクス装置は、その用途
によって例えばリニア信号、ディジタル信号、またはこ
れらの混合信号などを取り扱うことができ、このピン・
エレクトロニクス装置を介してDUTに対する波形信号
処理を行うことにより、例えば動作マージン評価におい
て柔軟に試験を行うことができる。
【0005】また、テストシステムには目的に応じた仕
様のピン・エレクトロニクス装置がシステムの規模に応
じた数だけ搭載されており、一般的な半導体テストシス
テムの場合、小規模システムでは128個程度、大規模
システムでは512〜1024個程度のピン・エレクト
ロニクス装置が設けられている。
【0006】図13は、従来のピン・エレクトロニクス
装置が搭載された代表的な半導体試験装置の例である。
なお、同図ではピン・エレクトロニクス装置を一つだけ
示している。
【0007】この半導体試験装置40は、パフォーマン
ス・ボード48に設置されたDUT49に対してテスト
を行うもので、ピン・エレクトロニクス装置46はDU
T49に対して双方向信号を扱えるようにドライバ部5
0の出力端子とレシーバとしてのコンパレータ部51の
入力端子とが接続されている。
【0008】この場合、CPU41が予め設定されたプ
ログラムを実行して、システムバスを介して各機器42
〜47を制御することでテストが行われている。具体的
には、まずタイミング発生器42により所定の時間情報
(ストローブ)に応じたタイミングクロックを生成し、
パターン発生器43によりHigh/Lowのデジタル
レベルによって示されるテストパターンを生成する。
【0009】これらタイミングクロックおよびテストパ
ターンに基づいて、波形整形回路44において実際にD
UT49に印加する波形フォーマットのパターンデータ
を整形・整時し、ピン・エレクトロニクス装置46のド
ライバ部50に出力する。波形フォーマットの種類とし
ては、RZ(Return to Zero)型、NRZ(Non Return
to Zero)型、EX−OR(Exclusive OR)型などが一
般的である。また、波形整形回路44からはDUT49
に対する信号方向を制御するインヒビットデータが出力
される。
【0010】ピン・エレクトロニクス装置46では、波
形整形回路44から入力されるパターンデータをドライ
バ部50において予め設定されたHigh/Lowの出
力レベルにクランプした後、入力波形信号としてDUT
49に印加する。さらに、DUT49からの出力波形信
号をコンパレータ部51において予め設定されたHig
h/Lowの判定レベルに応じて判定して、その判定結
果データを比較レジスタ45に出力している。なお、D
UT49に対してダイナミックファンクションテストを
行うときは、アクティブロード部52として示される電
流スイッチング回路、定電流回路、電圧電流変換回路な
どの交流負荷を動作させる。
【0011】この後、比較レジスタ45によりコンパレ
ータ部51からの出力結果データがタイミング発生器4
2の時間情報およびパターン発生器43の期待値パター
ンと比較され、DUT49の機能的な合否が判定され
る。なお、リレー53をオン状態にし、パラメトリック
測定ユニット47をDUT49に接続して、DUT49
の電圧値や電流値を測定することもある。
【0012】ここで、ピン・エレクトロニクス装置46
は実際には図14に示されるような超高速動作のアナロ
グ回路として形成されている。この場合、DUT49に
入力波形信号を印加するときはドライバリレー62Dを
オン状態にしておき、波形整形回路44から入力端子I
N2を介して入力されるインヒビットデータに応じてド
ライバ68をオン状態にして、同じく波形整形回路44
から入力端子IN1を介して入力されるパターンデータ
をD/Aコンバータ69A,69Bで設定された出力電
圧レベルVIH,VILに応じてクランプした後、ドライバ
リレー62Dおよび伝送路72を介して端子DCに接続
されたDUT49に出力している。
【0013】一方、DUT49からの出力波形信号を受
けるときは、コンパレータリレー62Aもしくはアッテ
ネータ(減衰器)71に接続されたアッテネータリレー
62Bのいずれか一方をオン状態にして、端子DCから
入力されるDUT49の出力波形信号をコンパレータ6
3A,63Bに送る。コンパレータ63A,64Bはウ
ィンドウコンパレータを形成しており、D/Aコンバー
タ64A,64Bに設定されたリファレンス電圧レベル
OH,VOLに応じて出力波形信号を2値レベルで判定
し、各々の論理積がANDゲート65で求られて出力端
子OUTから比較レジスタ45に出力されるる。
【0014】なお、図14においてドライバ68および
コンパレータ63A,63Bには、レベル設定用に一系
統のD/Aコンバータ69A,69Bおよび64A,6
4Bが接続されているが、一般的なピン・エレクトロニ
クス装置ではドライバ用に四系統、ウィンドウコンパレ
ータ用に二系統程度のD/Aコンバータを備えている。
さらに、それらのD/Aコンバータは電圧レベルを実時
間(リアルタイム)で切り換える機能を有していること
が多い。
【0015】また、DUT49に対してダイナミックフ
ァンクションテストを行うときは、ロードリレー62C
をオン状態にしてアクティブロード66を接続し、D/
Aコンバータ67Bに設定されたスレッシュホールド電
圧VTHに基づいて、DUT49に対してD/Aコンバー
タ67Aに設定された電流IOHの引き出し、もしくはD
/Aコンバータ67Aに設定された電流IOLの流し込み
を行っている。
【0016】さらに、フォースおよびセンスからなる二
系統のDCリレー61Aを適当にオン状態にすることに
より、DUT49をDC測定バス70に接続された任意
のパラメトリック測定ユニット47に接続して測定を行
うこともできる。なお、DCリレー61Aをオン状態に
するとき、コンパレータリレー62A、アッテネータリ
レー62B、ロードリレー62Cおよびドライバリレー
62Dはオフ状態にされる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来のピン・エレクト
ロニクス装置は、波形信号のレベル設定およびレベル判
定に関しては満足する機能を有している。しかし、最近
のDUTは構造が複雑になり、例えばCPUを搭載して
いたり、インテリジェント機能を備えているものが主流
になりつつある。このようなDUTに対しては、CPU
やインテリジェント機能による複雑な処理を考慮しなけ
ればならず、一般にテストパターンを作成することが難
しい。特に、DUTのデータバスなどに対して双方向性
の信号を扱うときは、テストパターンの作成段階で常に
信号方向を考慮してプログラミングを行う必要がある
が、DUTの信号ラインにおいてビットレベルで信号方
向が異なっていることなどがあり、テストパターンの作
成がさらに困難となる。
【0018】一方、ピン・エレクトロニクス装置では生
成することのできない三角波、正弦波、各種変調波、さ
らにこれらの混合波といった複雑な波形信号を取り扱う
必要性も生じている。
【0019】ところが、従来のピン・エレクトロニクス
装置では、自らが組み込まれているテストシステム以外
の外部からの信号を扱うことができないという問題があ
った。従って、このようなDUTに対してはピン・エレ
クトロニクス装置が組み込まれたテストシステムでテス
トを行うことができず、従来は製品として実際にDUT
が組み込まれるホストシステムで直接テストを行う実機
テストが一般的であった。
【0020】しかし、ホストシステムは試験装置として
設計されたものではないため、マージン試験などの条件
は非常に限定され、実際には単一の定点試験となってし
まう。また、ホストシステムが機能の限定された量産製
品の場合でも、工場組込み製品以外はホストシステムと
一対一で対応させることができないため、製品の品質保
証が難しくなる。本発明は、このような問題を解決する
ために、テストシステム以外の外部からの信号を処理す
ることができる波形信号処理装置を提供することを目的
とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は予め設定されたテストパターンに従った入
力波形信号をテスト対象に印加したときのテスト対象か
らの出力波形信号からテスト対象の機能を判定するテス
トシステムに設置され、テスト対象に印加する入力波形
信号のレベル設定およびテスト対象からの出力波形信号
のレベル判定を行う波形信号処理装置において、テスト
システム以外の外部装置と接続するための外部接続端子
と、テストシステムによるテストモードを外部接続端子
に接続された外部装置を用いる第1のモードと、外部接
続端子に接続された外部装置を用いない第2のモードと
のいずれかに切り替える切替手段とを備えたものであ
る。
【0022】本発明では、テストシステムだけではテス
トパターンを作成するときが難しいときや、テストシス
テムだけでは作成できない複雑な波形信号を扱う必要が
あるときでも、テストシステムと共に適当な機能の外部
装置を用いることができるので、従来のように品質保証
などに問題のある実機テストを行う必要がなくなり、常
に高精度のテストを行うことができる。
【0023】このとき、テストシステムにおいて設定さ
れたテストパターンに基づいて、テストシステムによる
テストモードを切り替えるようにすれば、外部装置を用
いた場合でもテストシステムにおけるダイナミック・フ
ァンクションテストの一つとみなすことができるので、
実時間処理が可能となり、テスト時間も短くてすむ。
【0024】また、外部接続端子として外部装置からの
制御信号を入力するための制御信号入力端子を設け、こ
の制御信号入力端子から入力される制御信号に基づいて
テストモードを切り替えるようにすれば、外部装置によ
り能動的にテストシステムを制御できるようになり、例
えば複数の機能が独立しているテスト対象に対して、テ
ストシステムと外部装置との両方から同時に異なったテ
ストを実行できる。
【0025】また、本発明ではテストシステムによるテ
ストモードが第1のモードに切り替えられたとき、外部
装置に対する信号処理モードを外部装置からの信号を入
力波形信号として直接前記テスト対象に印加して、テス
ト対象からの出力波形信号を直接外部装置に戻す第1の
モードと、外部装置からの信号に対してレベル設定を行
って得られる入力波形信号をテスト対象に印加して、テ
スト対象からの出力波形信号に対してレベル判定を行っ
て得られる信号を外部装置に戻す第2のモードとのいず
れかに切り替える切替手段をさらに備えることが望まし
い。
【0026】このようにすることで、外部装置で生成し
た入力波形信号を直接テスト対象に印加するだけでな
く、外部装置で生成したテストパターンに基づいて自由
にレベル設定およびレベル判定を行うことができるの
で、例えばマージン試験などの精度がさらに向上する。
【0027】この場合、外部接続端子として外部装置か
らの制御信号を入力するための制御信号入力端子を設け
ておき、外部装置に対する信号処理モードが第2のモー
ドに切り替えられられたとき、この制御信号入力端子か
ら入力される制御信号に基づいて、入力波形信号をテス
ト対象に印加するタイミングおよび出力波形信号をテス
ト対象から受けるタイミングを定めるようにすれば、外
部装置に機能制限がなくなり、例えばデータバスなどテ
スト対象の一つのラインで双方向信号、すなわち入力波
形信号および出力波形信号を処理するとき、テストシス
テムで予めテスト対象に対する信号方向を定めておく必
要がなくなる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
るテストシステムの構成を示すブロック図である。この
テストシステムは、所定のパフォーマンス・ボード27
に設置されたDUT28に対してテストを行うためのも
のであり、テストの主な制御を司る半導体試験装置20
と半導体試験装置20によるテストを補うための外部装
置29とで構成される。
【0029】半導体試験装置20は、CPU21、タイ
ミング発生器22、パターン発生器23、波形整形回路
24、比較レジスタ30、パラメトリック測定ユニット
26およびピン・エレクトロニクス装置25を備えてい
る。
【0030】ピン・エレクトロニクス装置25は、DU
T28に印加する入力波形信号のレベルを設定するドラ
イバ部32と、DUT28からの出力波形信号のレベル
を判定するコンパレータ部33と、ダイナミックファン
クションテスト時にDUT28に対して電流の流し込み
もしくは引き出しを行うアクティブロード部34と、パ
ラメトリック測定ユニット26の接続状態を切り替える
リレー35と、後述する外部装置29の有効/無効を切
り替え、さらに外部装置29とドライバ部32およびコ
ンパレータ部33との各接続状態を切り替える切替部3
1とで構成される。ここで、切替部31はピン・エレク
トロニクス装置30に設けられた所定個数の外部接続端
子により外部装置29に直接接続される。また、DUT
28のデータバスなどに対して双方向信号を処理するた
めにドライバ部32の出力ラインとコンパレータ部33
の入力ラインとが互いに接続される。
【0031】外部装置29は、半導体試験装置20だけ
では生成できないテストパターンや、三角波、正弦波、
各種変調波およびこれらを組み合わせた混合波などによ
る入力波形信号を生成すると共に、DUT28から直接
入力される出力波形信号やコンパレータ部から入力され
る判定結果データなどの処理を行うためのものであり、
例えばパーソナルコンピュータ、各種測定器、半導体モ
ジュールもしくは各種アナログ回路などを必要に応じて
適当に用いる。また、パフォーマンスボード27の一部
が外部装置29となる構成でもよい。
【0032】また、外部装置29は自らの有効/無効を
制御する信号をピン・エレクトロニクス装置25に出力
できるものとする。ここで、外部回路29が有効とは外
部回路29からのパターンデータや入力波形信号をピン
・エレクトロニクス装置25で処理することができる状
態、またはDUT28からの出力波形信号をピン・エレ
クトロニクス装置25で処理して外部装置29に送るこ
とができる状態のことを示している。
【0033】このテストシステムでは、半導体試験装置
20のCPU21がシステムバスを介して各機器22〜
26,30を制御することにより、DUT28のテスト
を行っている。
【0034】例えば、外部装置29を使用せずに半導体
試験装置20のみでテストを行う場合、まずタイミング
発生器22において予め定義された時間情報(ストロー
ブ)に応じたタイミングクロックを生成すると共に、パ
ターン発生器23においてHigh/Lowのデジタル
レベルによって示されるテストパターンを生成する。
【0035】パターン発生器23には、DUT28に印
加する情報、DUT28からの出力波形信号の期待値パ
ターン、DUT28に対する信号方向を示す情報などが
予め格納されている。また、パターン発生器23からの
テストパターンによって、外部装置29の有効/無効を
制御できるものとする。
【0036】次に、波形整形回路24はパターン発生器
23からのテストパターンおよびタイミング発生器22
からのタイミングクロックに基づいて、実際にDUT2
8に印加する波形フォーマットのパターンデータを整形
・整時して、ピン・エレクトロニクス装置25に出力す
る。このときの波形フォーマットは、従来と同じくRZ
(Return to Zero)型、NRZ(Non Return to Zero)
型、EX−OR(Exclusive OR)型などがある。さら
に、波形整形回路24は、DUT28に対する信号方向
を制御するインヒビットデータをピン・エレクトロニク
ス装置25に出力する。このインヒビットデータによ
り、入力波形信号をDUT28に印加するタイミングお
よび出力波形信号をDUT28から受けるタイミングが
設定される。
【0037】ピン・エレクトロニクス装置25では、切
替部31により外部装置29が無効に切り替えられ、波
形整形回路24からのパターンデータをドライバ部32
に導いて、予め設定されたHigh/Lowの出力レベ
ルにクランプし、得られた入力波形信号をインヒビット
データで示されるタイミングに従ってDUT28に印加
する。そして、DUT28から送られる出力波形信号を
コンパレータ部33で受け、予め設定されたHigh/
Lowの判定レベルに応じて判定して、その判定結果デ
ータを切替部31を介して比較レジスタ30に出力す
る。なお、DUT28に対してダイナミックファンクシ
ョンテストを行うときは、アクティブロード部34とし
て示される電流スイッチング回路、定電流回路、電圧電
流変換回路などの交流負荷が接続される。
【0038】比較レジスタ30は、ピン・エレクトロニ
クス装置25からの判定結果データをタイミング発生器
22に格納されている時間情報およびパターン発生器2
3に格納されている期待値パターンと比較して、DUT
28の機能的な合否を判定する。
【0039】また、ピン・エレクトロニクス装置25の
リレー35をオン状態にして、パラメトリック測定ユニ
ット26をDUT28に接続することにより、DUT2
8の電圧値や電流値を測定してもよい。
【0040】一方、半導体試験装置20と共に外部装置
29を用いてテストを行う場合、まず波形整形回路24
からのテストパターンもしくは外部装置29からの制御
信号に対応して、切替部31により外部装置29が有効
に切り替えられる。
【0041】ここで、外部装置29とDUT28との間
で直接信号処理を行うときは、切替部31を適当に調節
することにより、外部装置29からの入力波形信号(三
角波、正弦波、各種変調波など)をドライバ部32を介
さずに直接DUT28に印加して、DUT28からの出
力波形信号をコンパレータ部33を介さずに直接外部装
置29に戻す。
【0042】一方、ピン・エレクトロニクス装置25に
よるレベル設定およびレベル判定処理を伴わせるとき
は、同じく切替部31を適当に調節して、外部装置29
からのパターンデータをドライバ部32に送出し、この
結果得られる入力波形信号をDUT28に印加する。ま
た、DUT28からの出力波形信号をコンパレータ部3
3でレベル判定して、その判定結果データを外部装置2
9に出力する。
【0043】次に、ピン・エレクトロニクス装置25の
具体的な回路構成を図2を参照して説明する。同図に示
されるように、この回路には波形整形回路24に接続さ
れる入力端子IN1,IN2、比較レジスタ30に接続
される出力端子OUT、DUT28に接続される端子D
C、外部装置29に接続される端子EXTおよび端子I
/Oが設けられている。ここで、入力端子IN1および
IN2は波形整形回路24からパターンデータおよびイ
ンヒビットデータが入力される端子であり、出力端子O
UTは比較レジスタ30へ判定結果データを出力する端
子である。端子DCは、ピン・エレクトロニクス装置2
5の外部、主にDUT28との間で入力波形信号および
出力波形信号を扱う端子である。端子EXTも同様にピ
ン・エレクトロニクス装置25の外部、主に外部装置2
9との間で入力波形信号、出力波形信号、パターンデー
タ、判定結果データを扱う外部接続端子であり、端子I
/Oも同様に外部、主に外部装置29からインヒビット
データが入力される制御信号入力端子である。
【0044】入力端子IN1,IN2は、ORゲート1
1A,11Bの一方の入力端子に接続される。ORゲー
ト11Bは、他方の入力端子が端子I/Oに接続され、
出力端子がドライバ8の制御端子に接続される。この場
合、ORゲート11Bは半導体試験装置20もしくは外
部装置29からのインヒビットデータのHIGHおよび
LOWに対応して、ドライバ8のオンおよびオフを切り
替える。
【0045】ORゲート11Aの他方の入力端子は、端
子EXTおよびリレー10の一端に接続され、このリレ
ー10の他端は端子DCに接続される。このリレー10
をON状態にすると、ドライバ8やコンパレータ3A,
3B内を信号が通過しなくなり、外部装置29からの信
号を直接DUT28に印加し、DUT28からの信号を
直接外部装置29に戻すことができる。なお、そのとき
DCリレー1A、コンパレータリレー2A、アッテネー
タリレー2B、ドライバリレー2Dはオフ状態にしてお
く。
【0046】また、ORゲート11Aの出力端子はドラ
イバ8の入力端子に接続される。ドライバ8の出力端子
は、ドライバリレー2Dおよび伝送路14(抵抗50
Ω)を介して、端子DCに接続される。このドライバ8
は、ORゲート11Aを介して入力される波形整形回路
24もしくは外部装置29からのパターンデータをD/
Aコンバータ9A,9Bに設定された電圧レベルVIH
ILにクランプするためのものである。この場合、例え
ば図3(a)に示されるようにシステムのGNDレベル
を基準とし、パターンデータのHIGHおよびLOWに
対応させて、DUT28への入力波形信号が電圧VIH
よびVILにクランプされる。なお、ドライバ8、D/A
コンバータ9A,9B、ドライバリレー2D、伝送路1
4により図1におけるドライバ部32が形成される。
【0047】一方、図1におけるコンパレータ部33
は、コンパレータリレー2A,アッテネータリレー2
B,コンパレータ3A,3B、D/Aコンバータ4A,
4B、ANDゲート5によって形成される。
【0048】この場合、コンパレータリレー2Aは一端
が端子DCに接続され、他端がコンパレータ3Aの負極
端子およびコンパレータ3Bの正極端子に接続されてい
る。また、アッテネータリレー2Bは二つのリレーから
なり、一方のリレーの一端が端子DCに接続され、他方
のリレーの一端がコンパレータ3Aの負極端子およびコ
ンパレータ3Bの正極端子に入力されて、互いの他端が
減衰比1/5のアッテネータ13に接続されている。こ
れらコンパレータリレー2Aおよびアッテネータリレー
2Bは、DUT28からの出力波形信号の伝送路を切り
替えるためのものであり、後述するようにDUT28か
らの出力波形信号をコンパレータ3A,3Bでレベル判
定するときは、これらのいずれか一方をオン状態にす
る。
【0049】コンパレータ3Aの正極端子およびコンパ
レータ3Bの負極端子は、それぞれD/Aコンバータ4
Aおよび4Bに接続され、各々の出力端子はANDゲー
ト5の二つの入力端子にそれぞれ接続される。また、A
NDゲート5の出力端子は出力端子OUTに接続され
る。これらコンパレータ3A,3Bは、ウィンドウコン
パレータを形成しており、それぞれD/Aコンバータ4
A,4Bに設定されたリファレンス電圧VOH,VOLに基
づいて、出力波形信号に対する2値レベルの判定を行
う。これらコンパレータ3A,3Bの出力結果の論理積
がANDゲート5で求められ、判定結果データとして出
力端子OUTから出力される。この場合、図3(b)に
示されるように、DUTからの出力波形信号のうちリフ
ァレンス電圧VOH以上およびリファレンス電圧VOL以下
の部分をパス領域、それ以外の部分をフェイル領域とし
て、判定結果データのHIGHおよびLOWが決定され
る。
【0050】ANDゲート5の出力端子は,さらに3ス
テート・バッファICによるゲート12の入力端子に接
続され、このゲート12の出力端子はリレー10の一
端、端子EXTおよびORゲート11Aの他方の入力端
子に接続され、同じくリレー12の反転入力型の制御端
子はORゲート11Bの出力端子に接続される。このゲ
ート12は、ANDゲート5からの判定結果データを端
子EXTから外部装置29に戻すためのものであり、O
Rゲート11Bの出力信号のLOWおよびHIGHに対
応してオンおよびオフが切り替えられる。
【0051】また、端子DCにはロードリレー2Cを介
してアクティブロード6が接続されている。ロードリレ
ー2Cは、DUT28に対してダイナミックファンクシ
ョンテストを行うときON状態にされ、超高速の電流ス
イッチング回路、定電流回路、電圧・電流変換回路など
によるアクティブロード6をDUT28に接続する。こ
こで、アクティブロード6は以下のように3つのD/A
コンバータ7A〜7Cによってレベルが与えられる。
【0052】D/Aコンバータ7Bは、DUT28に対
する電流の流し込み、もしくは引き出しを行うための変
化点、すなわちスレッシュホールド電圧VTHを設定して
いる。D/Aコンバータ7Aは、このスレッシュホール
ド電圧VTHより高レベルの波形信号が入力されたとき強
制的にDUT28から引き出す電流値IOHを設定し、D
/Aコンバータ7Cにはスレッシュホールド電圧VTH
り低レベルの波形信号が入力されたときDUT28に流
し込む電流値IOLを設定している。なお、これらロード
リレー2C、アクティブロード6およびD/Aコンバー
タ7A〜7Cにより図1に示したアクティブロード部3
4が構成されている。
【0053】さらに、端子DCには図1で示したリレー
35に対応するDCリレー1Aの一端が接続される。こ
のDCリレー1Aの他端は、フォースおよびセンスから
なる2系統のDC測定バス15を介して任意のパラメト
リック測定ユニット26に接続される。このDCリレー
1Aを適当にオン状態にすることにより、DUT28を
任意のパラメトリック測定ユニット26に接続すること
ができる。なお、DCリレー1Aをオン状態にするとき
は、コンパレータリレー2A、アッテネータリレー2
B、ロードリレー2C、ドライバリレー2Dおよびリレ
ー10をオフ状態にしておく。
【0054】以下、図2に示されたピン・エレクトロニ
クス装置25を用いた信号処理について図4〜図12を
参照して説明する。なお、図4〜図12ではテストシス
テムのうちDUT28、外部装置29、ピン・エレクト
ロニクス装置25の端子DC,EXTおよびI/O、コ
ンパレータリレー2A、ドライバリレー2D、リレー1
0、ドライバ8、コンパレータ3A,3Bを一つとして
表すコンパレータ3以外を省略して示している。また、
ピン・エレクトロニクス装置25、DUT28、外部装
置29の相互間で処理される信号の方向を矢印の方向に
対応させて表している。
【0055】図4は、リレー10をオンすることによ
り、外部装置29とDUT28を直接接続した例を示し
ている。この場合、ピン・エレクトロニクス装置25の
ドライバ8、コンパレータ3は使用されず、コンパレー
タリレー2Aおよびドライバリレー2Dがオフ状態とな
るようにプログラミングされる。
【0056】また、この例ではピン・エレクトロニクス
装置25とDUT28との間の双方向性信号にも対応し
ている。この場合、ドライバ8で発生させることが不可
能な信号波形、例えば三角波、正弦波、各種変調波など
を外部装置29において発生させてダイレクトにDUT
28に印加することができ、混合信号処理試験を簡単に
行うことができる。
【0057】図5は、ドライバリレー2Dのみをオン状
態にした例を示している。このとき、外部装置29から
のパターンデータがピン・エレクトロニクス装置25の
端子EXTから入力され、ドライバ8で出力レベルを設
定されてDUT28に印加される。この場合はピン・エ
レクトロニクス装置25からDUT28への片方向信号
のみ処理される。
【0058】図6は、回路全体の信号方向が図5とは逆
になった例を示している。すなわち、コンパレータリレ
ー2Aのみをオン状態にすることにより、DUT28か
らの出力波形信号がコンパレータ3で判定され、この判
定結果データが外部装置29へ出力される。これは、外
部装置29への応答信号として使用されるものである。
【0059】図7は、二つのピン・エレクトロニクス装
置25A,25Bを用い、外部装置29によってDUT
28に対する信号方向を制御しつつ双方向性信号を処理
する例を示している。同図では、ピン・エレクトロニク
ス装置25Aのドライバリレー2Dおよびコンパレータ
リレー2Aをオン状態にし、ピン・エレクトロニクス装
置25Bのドライバリレー2Dをオン状態にしている。
【0060】このようにすることで、ピン・エレクトロ
ニクス装置25Aは、外部装置29の端子72からの出
力信号(インヒビットデータに相当)で信号方向を制御
され、外部装置29の端子71からのパターンデータを
ドライバ8でレベル設定してDUT28の端子73に印
加し、同じDUT28の端子73からの出力波形信号を
コンパレータ3でレベル判定した判定結果データを外部
装置29の端子71に戻すことができる。また、外部装
置29の端子72からの出力信号は、ピン・エレクトロ
ニクス25Bのドライバ8により出力レベルを変換され
てDUT28の端子74に印加される。
【0061】この場合、外部装置29をCPU、DUT
28をCPUの周辺チップセットと考えると、外部装置
29の端子71からDUT28の端子73までの経路は
CPUのデータバスなどに相当し、外部装置29の端子
72からDUT28の端子74までのの経路はCPUか
ら周辺チップセットへの制御信号バスに相当するため、
ピン・エレクトロニクス装置25A,25BをCPUと
周辺チップセットとの間に挿入された波形レベルが自由
にプログラミング可能なバッファ回路とみなすことがで
きる。
【0062】図8〜10は、全て外部装置29を用いず
に半導体試験装置20のみでテストを行う例を示してい
る。すなわち、図8はドライバリレー2Dのみをオン状
態にすることにより、ピン・エレクトロニクス装置25
からDUT28への一方向の信号処理を行った例を示
し、逆に図9はコンパレータリレーを2Aのみをオン状
態にすることにより、DUT28からピン・エレクトロ
ニクス装置25への一方向の信号処理を行う例を示して
いる。そして、図10はドライバリレー2Dおよびコン
パレータリレー2Aを共にオン状態にすることにより、
ピン・エレクトロニクス装置25とDUT28との間で
双方向信号を処理する例を示している。
【0063】図11および図12は、このシステムの特
殊な信号処理として、ピン・エレクトロニクス装置25
の端子DCを外部装置29にも接続した例を示してい
る。図11は、ドライバリレー2Dをオン状態にして、
ドライバ8の出力信号を外部装置29に印加している例
である。これは、例えば半導体試験装置20から外部装
置29に起動をかける場合などに使用される。
【0064】一方、図12は、コンパレータリレー2A
をオン状態にして、外部装置29からの信号をコンパレ
ータ3に入力している例である。この場合、コンパレー
タ3はウィンドウコンパレータであることから、そのウ
ィンドウ幅を調節することにより外部装置29の出力段
を柔軟な回路にすることができる。これは、外部装置2
9が適当なテストを実行した後、そのテスト終了フラグ
や、テスト情報のステータスをシステムに通知する場合
など、半導体試験装置20に対して疑似割込みを実行す
る場合に用いられる。
【0065】以上述べたように、本実施形態のテストシ
ステムは、ピン・エレクトロニクス装置を外部装置と直
接接続するための端子を設け、しかも外部装置を使用す
るときは、外部装置とDUTとの間で直接信号処理を行
うモードと、外部装置とDUTとの間にピン・エレクト
ロニクス装置によるレベル出力およびレベル判定処理を
介在させるモードとを必要に応じて選択できるように構
成されている。
【0066】このようにすることで、半導体試験装置だ
けでは発生不可能な入力波形信号、例えばピン・エレク
トロニクス装置の性能以上の信号や、三角波、正弦波、
各種変調波などのリニア波形信号をDUTに印加してテ
ストを行うことが可能となる。この結果、テストパター
ンの作成手段が増え、高度なプログラミング技術を必要
とせずに、効率のよいテストパターンを作成することが
でき、テストの信頼性を向上させることができる。
【0067】また、外部装置からの入力波形信号をDU
Tに直接印加するだけではなく、ピン・エレクトロニク
ス装置のドライバを経由させてDUTに印加することが
できるので、外部装置で生成したパターンデータに対し
て自由にレベル設定を行うことが可能となり、DUTに
対するマージン試験などを高精度に行える。
【0068】このとき、DUTからの出力波形信号を直
接外部装置に戻すだけでなく、まずピン・エレクトロニ
クス装置のコンパレータ部でレベル判定してから、その
判定結果データを外部装置に戻すことができるので、D
UTを接続した状態でも外部装置と半導体試験装置との
間で所定のプロトコルに従ったハンドシェークが可能と
なり、半導体試験装置もしくはピン・エレクトロニクス
装置の機能に限定されずに、DUTに対するテストの幅
が広がる。
【0069】具体的には、独立した複数の機能を有する
多機能製品をDUTとしてテストを行う場合、半導体試
験装置は通常各機能を一つづつテストするようなアーキ
テクチャとなっており、それだけで異なる機能に対して
同時にテストを行うことは不可能ではないものの、その
ためのテストパターンの作成が非常に困難であるのに対
し、本実施形態のテストシステムでは外部装置と半導体
試験装置の両方から異なった機能テストを同時に行うこ
とができるので、テストに要する時間を大幅に短縮する
ことができる。また、外部装置の動作状況(ステータ
ス)を半導体試験装置で監視することができるため、外
部装置による疑似割込み的な処理が可能となり、テスト
中にむだ時間部分(ダミーサイクル)を挟む必要がなく
なる。
【0070】外部装置の有効・無効の切り替えは、半導
体試験装置で設定するテストパターンにより制御するこ
とができるので、外部装置を用いたテストでも半導体試
験装置におけるダイナミックファンクションテストに位
置づけることができ、実時間処理が可能になると共に、
試験時間が短縮される。
【0071】また、この外部装置の有効・無効の切り替
えは外部装置からでも行えるため、外部装置によりテス
トシステムを能動的に制御することが可能となる。しか
も、このときDUTに対する信号方向も同時に外部装置
で制御できるので、接続可能な外部装置の機能に制限が
なくなり、例えばDUTのデータバスなどを対象として
テストを行うとき、従来のように予め信号方向を考慮し
て複雑なテストパターンを作成する必要がなくなり、容
易にテストを行うことができる。
【0072】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、以下のように種々変形して実施すること
ができる。例えば、本発明をパーソナルコンピュータな
どの拡張スロットに挿入する簡易試験装置に適用すれ
ば、通常のディジタル回路では発生不可能な波形を製品
に印加して試験を行うことができる。
【0073】また、本発明を実機試験装置に適用すれ
ば、試験に必要な信号に関するシビアなレベル要求にも
容易に対応でき、試験対象からの信号の判定レベルにも
特別な規格を設けことができる。また、実機試験装置の
ドライバ、入力ピンの破壊などを未然に防止することも
できる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればテ
ストシステムと共に外部装置を用いてテストを行うこと
ができるので、従来のように品質保証などに問題のある
実機テストを行う必要がなくなり、常に高精度でテスト
を行うことができる。
【0075】テストモードの切り替えは、テストシステ
ムで設定されたテストパターンに基づいて行うことがで
きるので、外部装置を用いたテストでも実時間処理が可
能となる。さらに、このテストモードの切り替えは、外
部信号から入力される制御信号に基づいて行うこともで
きるので、外部装置による能動的なテストシステムの制
御も可能となる。
【0076】外部信号に対する信号処理モードを任意に
切り替えることができるので、外部装置とテスト対象と
の間で直接信号処理を行うだけでなく、外部装置で生成
したテストパターンに対して自由にレベル設定およびレ
ベル判定を行うことができるうになり、例えばマージン
試験などの精度が向上する。
【0077】また、外部装置によりテスト対象に対する
信号方向も制御できるので、接続する外部装置に機能制
限がなくなり、例えばテスト対象のデータバスなどに対
して処理を行う場合でも予めテストパターンとして信号
の入出力方向を定めておく必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るテストシステムの構
成を示すブロック図
【図2】図1中のピン・エレクトロニクス装置の回路構
成を示す図
【図3】図1中のピン・エレクトロニクス装置による信
号処理の例を示す図
【図4】同実施形態の動作を説明するための図
【図5】同実施形態の動作を説明するための図
【図6】同実施形態の動作を説明するための図
【図7】同実施形態の動作を説明するための図
【図8】同実施形態の動作を説明するための図
【図9】同実施形態の動作を説明するための図
【図10】同実施形態の動作を説明するための図
【図11】同実施形態の動作を説明するための図
【図12】同実施形態の動作を説明するための図
【図13】従来のピン・エレクトロニクス装置を用いた
テストシステムの構成を示すブロック図
【図14】従来のピン・エレクトロニクス装置の回路構
成を示す図
【符号の説明】
1A…DCリレー,2A…コンパレータリレー,2B…
アッテネータリレー,2C…ロードリレー,2D…ドラ
イバリレー,3A,3B…コンパレータ,4A,4B…
D/Aコンバータ,5…ANDゲート,6…アクティブ
ロード,7A〜7C…D/Aコンバータ,8…ドライ
バ,9A,9B…D/Aコンバータ,10…リレー,1
1A,11B…ORゲート,12…ゲート,13…アッ
テネータ,14…伝送路,15…DC測定バス,20…
半導体試験装置,21…CPU,22…タイミング発生
器,23…パターン発生器,24…波形整形回路,25
…ピン・エレクトロニクス装置,26…パラメトリック
測定ユニット,27…パフォーマンスボード,28…被
測定デバイス,29…外部装置,30…比較レジスタ,
31…切替部,32…ドライバ部,33…コンパレータ
部,34…アクティブロード部,35…ロードリレー,
CD,EXT,I/O…端子、IN1,IN2…入力端
子、OUT…出力端子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め設定されたテストパターンに従った入
    力波形信号をテスト対象に印加したときの該テスト対象
    からの出力波形信号から該テスト対象の機能を判定する
    テストシステムに設置され、該テスト対象に印加する入
    力波形信号のレベル設定および該テスト対象からの出力
    波形信号のレベル判定を行う波形信号処理装置におい
    て、 前記テストシステム以外の外部装置と接続するための外
    部接続端子と、 前記テストシステムによるテストモードを前記外部接続
    端子に接続された外部装置を用いる第1のモードと、前
    記外部接続端子に接続された外部装置を用いない第2の
    モードとのいずれかに切り替える切替手段と備えたこと
    を特徴とする波形信号処理装置。
  2. 【請求項2】前記切替手段は、前記テストシステムにお
    いて設定された前記テストパターンに基づいて、前記テ
    ストシステムによるテストモードを切り替えることを特
    徴とする請求項1に記載の波形信号処理装置。
  3. 【請求項3】前記外部接続端子として少なくとも前記外
    部装置からの制御信号が入力される制御信号入力端子を
    備え、 前記切替手段は、前記制御信号入力端子から入力される
    制御信号に基づいて、前記テストシステムによるテスト
    モードを切り替えることを特徴とする請求項1に記載の
    波形信号処理装置。
  4. 【請求項4】予め設定されたテストパターンに従った入
    力波形信号をテスト対象に印加したときの該テスト対象
    からの出力波形信号から該テスト対象の機能を判定する
    テストシステムに設置され、該テスト対象に印加する入
    力波形信号のレベル設定および該テスト対象からの出力
    波形信号のレベル判定を行う波形信号処理装置におい
    て、 前記テストシステム以外の外部装置と接続するための外
    部接続端子と、 前記テストシステムによるテストモードを前記外部接続
    端子に接続された外部装置を用いる第1のモードと前記
    外部接続端子に接続された外部装置を用いない第2のモ
    ードとのいずれかに切り替える第1の切替手段と、 前記テストシステムによるテストモードが第1のモード
    に切り替えられたとき、前記外部装置に対する信号処理
    モードを前記外部装置からの信号を入力波形信号として
    直接前記テスト対象に印加して、前記テスト対象からの
    出力波形信号を直接前記外部装置に戻す第1のモード
    と、前記外部装置からの信号に対して前記レベル設定を
    行って得られる入力波形信号を前記テスト対象に印加し
    て、前記テスト対象からの出力波形信号に対して前記レ
    ベル判定を行って得られる信号を前記外部装置に戻す第
    2のモードとのいずれかに切り替える第2の切替手段と
    を備えたことを特徴とする波形信号処理装置。
  5. 【請求項5】前記第1の切替手段は、前記テストシステ
    ムにおいて設定された前記テストパターンに基づいて、
    前記テストシステムによるテストモードを切り替えるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の波形信号処理装置。
  6. 【請求項6】前記外部接続端子として少なくとも前記外
    部装置からの制御信号が入力される制御信号入力端子を
    備え、 前記第1の切替手段は、前記制御信号入力端子から入力
    される制御信号に基づいて前記テストシステムによるテ
    ストモードを切り替えることを特徴とする請求項4に記
    載の波形信号処理装置。
  7. 【請求項7】前記外部接続端子として少なくとも前記外
    部装置からの制御信号が入力される制御信号入力端子を
    備え、前記外部装置に対する信号処理モードが第2のモ
    ードに切り替えられられたとき、該制御信号入力端子か
    ら入力される制御信号に基づいて、前記入力波形信号を
    前記テスト対象に印加するタイミングおよび前記出力波
    形信号を前記テスト対象から受けるタイミングを定める
    ことを特徴とする請求項4に記載の波形信号処理装置。
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