JP2001513005A - ハンドルと交換式カートリッジとを含むシェービングシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 交換式かみそり刃カートリッジにおいて、このカートリッジが刃ユニット（１６）、および刃ユニット（１６）をハンドル（１２）のハンドル接続構造体に接続させるカートリッジ接続構造体を含み、このカートリッジ接続構造体はハンドル接続構造体上の外向き面とかみ合う内向き面（３４）を有し、刃ユニット（１６）はカートリッジ接続構造体にピボット式に接続され、さらにカートリッジ接続構造体は固着部材（４４）を含み、この固着部材（４４）が、カートリッジ接続構造体をハンドル接続構造体から後退させるに先立ってハンドル接続構造体からカートリッジを外せるように可動となっている。

Description

【発明の詳細な説明】 ハンドルと交換式カートリッジとを含むシェービングシステム 本発明は、ハンドルと交換式カートリッジとを有するシェービングシステムに 関する。 シェービングシステムは多くの場合、ハンドルと、プラスチック製のハウジン グ内に１枚もしくはそれより多くの刃が取り付けられた交換式カートリッジとか ら成る。このカートリッジ内の刃が使用により切れが悪くなった後は、カートリ ッジが取り除かれ、ハンドルに新しいカートリッジが取り付けられるようになっ ている。シェービングシステムの中には、カートリッジのハウジングに対して刃 が弾性的に取付けられており、剃っている間の皮膚接触力を受けて撓むようにな っているものがある。また、カートリッジをハンドルに接続させるにあたってカ ートリッジがハンドルにピボット式に取り付けられて、剃られる皮膚面の形状に あわせてカートリッジの角度が調整できるようになっているものもある。このよ うなシステムでは、カートリッジのハウジング上のカム表面に対して、ハンドル 上のばね付勢されたプランジャー（カム従動子）を作用させることにより、カー トリッジを静止配置に向かって付勢することができる。 本発明の１つの態様では主として、交換式かみそり刃カートリッジが、刃ユニ ットとこの刃ユニットをハンドルに取付けるカートリッジ接続構造体とを含むこ とを特徴とする。カートリッジ接続構造体は、その表面が内向きになって部分的 にハンドル受け域を成して、ハンドルのハンドル接続構造体上の外向き表面とか み合う。このカートリッジ接続構造体はまた、ハンドル受け域への接続口および ハンドル受け域まで延びる突出部を有している。この突出部は、接続口と反対側 に向いた遮断面を有して、カートリッジ接続構造体上にハンドル接続構造体を保 持する。 本発明の別の態様では主として、交換式かみそり刃カートリッジがカートリッ ジ接続構造体にピボット式に接続された刃ユニットを含み、さらにこのカートリ ッジ接続構造体は、カートリッジをハンドルから外せるように可動となった固着 部材を有することを特徴とする。 本発明の別の態様では主として、交換式かみそり刃カートリッジが、刃ユニッ トと、接続軸に沿って動くことによって刃ユニットをハンドルに接続したり離し たりするカートリッジ接続構造体とを含むことを特徴とする。このカートリッジ 接続構造体は固着部材を含み、この固着部材は可動となっており、ハンドルから 接続軸に沿ってカートリッジ接続構造体を引き離す前に、ハンドルからカートリ ッジを外せるようになっている。 本発明のある種の実施の形態では、以下に示したうちの１つもしくはそれより 多くの特徴を含んでいる。ある種の実施の形態では、固着部材が有する突出部の 遮断面は、固着配置ではハンドル接続構造体がカートリッジ接続構造体から後退 しないように、そして非固着配置ではハンドル接続構造体がカートリッジ接続構 造体から後退できるようにする。また固着部材は初期配置から撓み配置まで可動 となった係合構造体を含み、この係合構造体が初期配置から撓み配置まで動くに つれ、遮断面が固着配置から非固着配置まで動くようになっている。突出部は接 続軸を横切る撓み軸にほぼ沿って可動となっており、さらに突出部は撓み軸の遮 断面と反対側に、撓み軸との間に遮断面が成す角度より大きい角度を成すような カム面を有する。固着部材は、基部域と自由端部とを有する片持ちばり構造体を 含む。そして、突出部は係合構造体よりも基部域に近接し、また係合構造体は遮 断面よりも自由端部に近接している。 ハンドルのハンドル接続構造体の有するエジェクターはハンドルから伸びるこ とができるようになっており、係合構造体はそのエジェクターと一列にそろう。 係合構造体は片持ちばり構造体の自由端部上にあり、係合構造体がエジェクター に係合されたとき、その自由端部は屈曲して、突出部がエジェクターの動きから 横切る方向に撓むようになる。遮断面が撓み軸との間で成す角度は、０°より１ ０°までである。そしてカム面が撓み軸との間で成す角度は、３０°より６０° までである。突出部が２つあって、屈曲されてエジェクターに係合される端部も ２つある。また、カートリッジ接続構造体の隣接部分から片持ちばり構造体を分 離するスロットが２つある。さらに、基部域でこれら２つのスロットから延びる 溝が２つある。内向き面とそれにかみ合う外向き面とを通る接続軸を横切る平面 上の断面は非対称形状で、接続中に適切な配列がしやすくなっている。 本発明の別の態様では主として、シェービングかみそり器が、これまで述べて きたようなカートリッジとそのカートリッジに接続されたハンドルとを含むこと を特徴とする。 本発明の別の態様では主として、これまで述べてきたような交換式のシェービ ングカートリッジをハンドルに接続する方法、およびハンドルからカートリッジ を外すように固着部材を動かすことによってカートリッジをハンドルから離す方 法を特徴とする。 本発明の実施の形態は、以下に示したうちの１つもしくはそれより多くの利点 をもつことになろう。つまり、固着部材の使用によって、カートリッジはハンド ルに確実に取り付けられて、使用中に不用意に外れるようなおそれはほとんどな い。そのうえ、カートリッジはそれを交換したいときにはほとんど力をいれなく ともハンドルから外して取り除くことができる。 本発明の他の特徴および利点は、以下に述べる実施の形態の説明と請求の範囲 とから明らかになるであろう。 第１図は、本発明によるシェービングかみそり器を示す斜視図である。 第２図は、第１図のかみそり器においてハンドルと交換式カートリッジとが互 いに離れた様子を示す斜視図である。 第３図は、第２図に示す交換式カートリッジのカートリッジ接続構造体につい ての、第６図の３−３線に沿った部分断面図である。 第４図は、第２図に示すハンドルのハンドル接続構造体についての部分断面図 である。 第５図は、第３図に示すカートリッジ接続構造体の部分立面図である。 第６図は、第３図に示すカートリッジ接続構造体についての、第５図の６−６ 線に沿った部分断面図である。 第７乃至第１１図は、第３図に示すカートリッジ接続構造体の一部と第４図に 示すハンドル接続構造体の一部の、接続中および離間中の異なる時点での様子を 示す概略部分断面図である。 第１図および第２図を参照すると、シェービングかみそり器１０は、ハンドル １２と交換式シェービングカートリッジ１４とを含んでいる。第２図に示したよ うに、カートリッジ１４はハンドル１２から取り除くことが可能である。カート リッジ１４は、刃ユニット１６を含み、これは３つのばね付勢された刃１８、ガ ード２０およびキャップ２２を備えている。カートリッジ１４はまた、刃ユニッ ト１６がピボット式に取り付けられる相互接続部材２４も含んでいる。相互接続 部材２４は、ハンドル１２上の非対称形の延長部２６に取り外し可能に確実に取 付けられる基部２７と、刃ユニット１６をその両側でピボット式に支持する２つ のアーム２８とを含んでいる。基部２７は、カートリッジ接続構造体として機能 し、延長部２６はハンドル接続構造体として機能する。これらの２つの構造体が 互いに接続されることにより、交換式カートリッジ１４がハンドル１２に接続さ れる。ばね付勢されたプランジャー４５が延長部２６から延び、基部２７の最上 部の開口を通過して、刃ユニット１６上のカム面３０に対して作用し、その結果 、上述した出願（本明細書の一部として引用する。）において詳細を説明したよ う に、刃ユニット１６を静止配置にて前方に付勢させる。 第３図および第４図を参照すると、基部２７は、内向き面３４によって部分的 に画成されたハンドル受け域３２を有する。接続口３６によって、ハンドル受け 域３２にアクセスできる。内向き面３４はハンドル１２の延長部２６の外向き面 ３８とかみ合う。基部２７はまた、ハンドル１２上の傾斜面４２を受けるために 傾斜はめこみ域４０も有する。 第３図、第５図および第６図を参照すると、基部２７はその底壁４６に形成さ れた固着部材４４を有する。第３図および第６図に示されたように、固着部材４ ４は片持ちばり構造体をなし、スロット５０の端部付近の基部域４８で底壁４６ に接続されている。固着部材４４は、係合部材５４の自由端部にて外向き成分を 有する力（すなわち第３図における接続軸７６に沿って左側への力）を受けたと きに、軸５２（第６図）を中心としてピボット式に回転しやすくなっている。底 壁４６はまた、スロット５０から後ろ側に延びる溝５６（第３図、第６図）も有 しており、固着部材４４のピボット式の回転を促進する。 ２つの突出部５８（第３図、第５図、第６図）が、固着部材４４から上方に延 びており、ハンドル１２の延長部２６（第４図）の下部面に形成されたくぼみ６ ０と相互作用する。それぞれの突出部は前方遮断面６２、最上面６４、および傾 斜カム面６６を有する。カム面は、延長部２６が基部２７に接続する間および後 退する間にそれに沿って動く接続軸７６に対して４５°の角度を成す。他の角度 、たとえば３０°から６０°までの角度でもかまわない。くぼみ６０も同様に、 突出部の前方遮断面６２と相互作用する前方面６８、突出部の最上面６４および カム面６６をそれぞれ受ける最上面７０および後方傾斜面７２を有する。突出部 ５８の前方遮断面６２は、接続軸７６に対しておよそ９０°の角度を成す。 第４図を参照すると、エジェクター７９が、ハンドル１２のハンドル接続構造 体内の孔８１内に滑動可能に入っている。エジェクター７９は、第４図では静止 配置のときの状態が示されているが、ハンドル１２のボタン８０を作動させるこ とにより、わずかに前方に動かすことができる（第２図および第９図乃至第１１ 図参照）。第９図乃至第１１図を参照すると、ボタン８０は下方延長部８２を有 し、これはエジェクター７９の開口８４内に据えられている。ボタン８０が取り 付けられている延長部２６に対して前方に（つまり、第９図において左側に）ボ タン８０を動かすと、エジェクター７９は第９図の配置から前方に動いて第１０ 図および第１１図の配置になる。第１１図は、延長部８２の前方が延長部２６の 停止面８６に当接しているところを示したものである。 第７図乃至第１１図は、カートリッジ１４のハンドル１２に対する接続中およ び離間中における、相互作用するハンドル１２とカートリッジ１４との構成部品 の断面図である。これらの図に示されたハンドル接続構造体の構成部品は、延長 部２６を含む組立部品の一部のみであり、組立部品のそれ以外の部分はハンドル １２内で受け入れられており、したがって第２図には示されていない。 第７図を参照すると、ここで示されたハンドル１２の延長部２６は、矢印で示 された挿入方向Ｉに向けて、接続軸７６に沿って進んでいる。延長部２６はまた 、基部２７のハンドル受け域３２内に適合することがわかる。第７図に示された ように、ボタン８０は静止配置にあり、延長部２６の下部前方斜面９０は突出部 ５８のカム面６６とまさに接触するところである。 第８図を参照すると、ハンドル１２の延長部２６は矢印Ｉで示された挿入方向 に向けてさらに進み、延長部２６の斜面９０はカム面６６にのり上げられ、その 結果、固着部材４４、特にこの部材上の突出部５８が、接続軸７６および挿入方 向Ｉに対してほぼ垂直な矢印Ｄで示された撓み軸に沿って、下向きに動く。斜面 ９０のカム面６６上での作用によって、固着部材４４は、基部域における軸５２ （第６図および第８図参照）をほぼ中心として、屈曲するようになる。第８図に 示された配置においては、斜面９０の最下部分は突出部５８の最上面６４の頂上 にのり上げられていることがわかる。固着部材４４を撓ませてカートリッジ１４ をハンドル１２に接続させるのに必要な接続力は、斜面９０とカム面６６との協 働によって、比較的小さくて済む。 第９図を参照すると、ハンドル１２の延長部２６の配置は、延長部２６がカー トリッジ１４の基部２７に接続されているところを示している。斜面９０は突出 部５８を通過し、固着部材４４は固着配置に上がって、この配置において、突出 部５８が延長部２６のくぼみ６０内にはまりこむ。この配置においては、ハンド ル１２の表面６８とカートリッジ１４の遮断面６２との干渉のために使用中に不 用意にはずれるようなことはほとんどなく、カートリッジ１４をハンドル１２に 確実に取り付けることができる。面６２と面６８とを引き離すために基部２７に 対して延長部２６を動かすときの軸７６に関して、これら２つの面はほぼ垂直で ある。したがって、固着部材４４を最初に外しておかない場合には、軸７６に沿 って極めて大きな力がないとハンドル１２からカートリッジ１４を引き離すこと ができない。 第１０図を参照すると、使用者がハンドル１２からカートリッジ１４を引き離 そうとするとき、ボタン８０は、延長部２６に対して第１０図の矢印Ｕによって 示された非固着方向に動かす。そうすると、エジェクター７９が矢印Ｅによって 示された排出方向に向けて軸７６に沿って動く。エジェクター７９は係合部材５ ４を外向きに押し広げる。そうすると、固着部材４４が基部域４８で軸５２にお いて屈曲し、突出部５８が矢印Ｄで示された撓み方向に押し下げられる。この下 方向の動きによって、突出部５８はくぼみ６０を抜けて、延長部２６を固着部材 ４４から外し、その結果、延長部２６は基部２７に対して矢印Ｒで示された後退 方向に動く。第１０図に示されたように、ボタン８０の延長部８２は第９図に示 された配置から前方に進んでいる。 第１１図において、ボタン８０はさらに前方に進み、延長部８２は停止面８６ に当接している。延長部２６は後退方向Ｒに向けてさらに動き、その結果、前方 斜面９０はカム面６６をすべりおりる。延長部２６が基部２７から後退し続け、 結果的にエジェクター７９は係合部材５４から後方に動き、固着部材４４は第７ 図に示された離間した静止配置まで逆戻りする。 本発明の他の実施の形態は、添付した請求の範囲に記載されている。たとえば 、遮断面６２および／または延長部２６の向き合う面６８とが、接続軸７６に対 して９０°より少し小さく（たとえば８０°から９０°）、通常のシェービング の間に受ける力より実質的に大きい力を受けないと、延長部２６から基部２７が 離れないようになっていてもよい。この力はまた、カートリッジ１４をハンドル １２に接続させるのに必要な力より大きくなっている場合もある。基部２７から 延びている突出部の遮断面がこのように傾斜していると、上述した特許出願で説 明されているように、後退前に撓ませなければならない固着部材を使う必要がな くなる。この場合、基部２７は後退中に変形し、突出部がハンドルの延長部のく ぼみを抜けられる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，Ｍ Ｗ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，Ｅ Ｓ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ，ＩＤ ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ， ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，Ｍ Ｇ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ， ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，Ｖ Ｎ，ＹＵ，ＺＷ (72)発明者 アレジャンドロ、シー．リー アメリカ合衆国マサチューセッツ州、ケン ブリッジ、パットナム、アベニュ、ナンバ ー３、366 (72)発明者 スティーブン、シー．メトカーフ アメリカ合衆国マサチューセッツ州、ウェ スト、ニュートン、アデラ、アベニュ、16 (72)発明者 チャールズ、ビー．ウォリック アメリカ合衆国マサチューセッツ州、ハン ソン、ホイットマン、ストリート、586

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 交換式かみそり刃カートリッジにおいて、 刃ユニットと、 前記刃ユニットをハンドルのハンドル接続構造体に接続するためのカートリッ ジ接続構造体とを含み、 前記カートリッジ接続構造体は前記ハンドル接続構造体上の外向き面とかみ合 う内向き面を有し、 前記カートリッジ接続構造体は前記内向き面によって部分的に画成されたハン ドル受け域および前記ハンドル受け域への接続口を有し、 前記カートリッジ接続構造体は突出部を有し、この突出部は前記ハンドル受け 域内に延び、前記接続口と反対方向に面する遮断面を有して、前記ハンドル接続 構造体を前記カートリッジ接続構造体に保持することを特徴とするカートリッジ 。 ２． 交換式かみそり刃カートリッジにおいて、 刃ユニットと、 前記刃ユニットをハンドルのハンドル接続構造体に接続するためのカートリッ ジ接続構造体とを含み、 前記刃ユニットは前記カートリッジ接続構造体にピボット式に接続され、 前記カートリッジ接続構造体は前記ハンドル接続構造体からカートリッジを外 せるように可動となった固着部材を含むことを特徴とするカートリッジ。 ３． 交換式かみそり刃カートリッジにおいて、 刃ユニットと、 接続軸に沿った動きによって、前記刃ユニットを前記ハンドル接続構造体に接 続したり離したりするためのカートリッジ接続構造体とを含み、 前記カートリッジ接続構造体は固着部材を有し、この固着部材は、前記カート リッジ接続構造体を前記ハンドル接続構造体から前記接続軸に沿って後退させる のに先立って、前記ハンドル接続構造体からカートリッジを外せるように可動と なっていることを特徴とするカートリッジ。 ４． 前記刃ユニットは前記カートリッジ接続構造体にピボット式に接続され ている請求項１記載のカートリッジ。 ５． 前記カートリッジ接続構造体は固着部材を有し、この固着部材は前記カ ートリッジ接続構造体を前記ハンドル接続構造体から外せるように可動となって おり、前記突出部は前記固着部材上に設けられている請求項１記載のカートリッ ジ。 ６． 前記固着部材は遮断面を有し、この遮断面は固着配置においては前記ハ ンドル接続構造体が前記カートリッジ接続構造体から後退するのを遮断し、非固 着配置においては前記ハンドル接続構造体を前記カートリッジ接続構造体から後 退させる請求項３記載のカートリッジ。 ７． 前記固着部材は初期配置から撓み配置まで可動となった係合構造体を含 み、前記係合構造体が前記初期配置から前記撓み配置まで動くときに前記遮断面 が前記固着配置から前記非固着配置まで動く請求項６記載のカートリッジ。 ８． 前記遮断面が前記固着部材上の突出部上にある請求項７記載のカートリ ッジ。 ９． 前記突出部は前記接続軸を横切る撓み軸にほぼ沿って可動であり、前記 突出部は前記撓み軸の前記遮断面とは反対側にカム面を有し、前記カム面が前記 撓み軸に対して、前記遮断面よりも大きい角度を成す請求項８記載のカートリッ ジ。 １０． 前記固着部材は基部域と自由端部とを有する片持ちばり構造体を含み 、前記遮断面は前記基部域に対して前記係合構造体よりも近接し、前記係合構造 体は前記自由端部に対して前記遮断面よりも近接している請求項７記載のカート リ ッジ。 １１． 前記ハンドル接続構造体はそれから延びることのできるエジェクター を有し、前記ハンドルが前記カートリッジに接続されたときに前記係合構造体が 前記エジェクターと一列にそろう請求項７記載のカートリッジ。 １２． 前記ハンドル接続構造体はそれから延びることのできるエジェクター を有し、前記ハンドルが前記カートリッジに接続されたときに前記係合構造体が 前記エジェクターと一列にそろう請求項１０記載のカートリッジ。 １３． 前記係合構造体が前記自由端部上にあり、前記係合構造体が前記エジ ェクターに係合されたときに前記自由端部が屈曲して、前記エジェクターの動き を横切る方向に前記遮断面が撓む請求項１２記載のカートリッジ。 １４． 前記カートリッジ接続構造体は前記ハンドル接続構造体上の外向き面 とかみ合うための内向き面を有し、 前記カートリッジ接続構造体は前記内向き面によって部分的に画成されるハン ドル受け域と前記ハンドル受け域への接続口とを有し、前記接続軸が前記接続口 を通過し、 前記固着部材は前記ハンドル受け域内に延びる突出部を有し、前記遮断面は前 記突出部に配置されるとともに前記接続口と反対方向に面し、前記ハンドル接続 構造体を前記カートリッジ接続構造体に保持する請求項６記載のカートリッジ。 １５． 前記固着部材は初期配置から撓み配置まで可動になった係合構造体を 含み、前記係合構造体が前記初期配置から前記撓み配置まで動くときに前記遮断 面が前記固着配置から前記非固着配置まで動く請求項１４記載のカートリッジ。 １６． 前記突出部は前記接続軸を横切る撓み軸にほぼ沿って可動であり、前 記突出部は前記撓み軸の前記遮断面とは反対側にカム面を有し、前記カム面が前 記撓み軸に対して、前記遮断面よりも大きい角度を成す請求項１５記載のカート リッジ。 １７． 前記遮断面が前記撓み軸との間に成す前記角度が０°より１０°まで である請求項９記載のカートリッジ。 １８． 前記遮断面が前記撓み軸との間に成す前記角度が０°より１０°まで である請求項１６記載のカートリッジ。 １９． 前記カム面が前記撓み軸との間に成す前記角度が３０°より６０°ま でである請求項１７または１８記載のカートリッジ。 ２０． 前記固着部材は基部域と自由端部とを有する片持ちばり構造体を含み 、前記突出部は前記基部域に対して前記係合構造体よりも近接し、前記係合構造 体は前記自由端部に対して前記遮断面よりも近接している請求項１５記載のカー トリッジ。 ２１． 前記ハンドル接続構造体はそれから延びることのできるエジェクター を有し、前記ハンドルが前記カートリッジに接続されたときに前記係合構造体が 前記エジェクターと一列にそろう請求項２０記載のカートリッジ。 ２２． 前記エジェクターは前記接続軸に沿って動き、前記係合構造体は前記 自由端部にあり、そして前記自由端部は屈曲し、それによって前記エジェクター が係合されたときに、前記エジェクターの動きを横切る方向に前記突出部が撓む 請求項２１記載のカートリッジ。 ２３． 前記突出部が２つある請求項２２記載のカートリッジ。 ２４． 前記エジェクターによって係合される前記屈曲端部が２つある請求項 ２３記載のカートリッジ。 ２５． 前記片持ちばり構造体を前記カートリッジ接続構造体の隣接部分から 分離させるスロットが２つある請求項２０記載のカートリッジ。 ２６． 前記基部域において前記２つのスロットから延びる溝が２つある請求 項２５記載のカートリッジ。 ２７． 前記カートリッジ接続構造体は前記接続口を通過して前記ハンドル受 け域内に入る接続軸を有し、前記接続軸を横切る平面における前記内向き面の位 置が非対称形である請求項１記載のカートリッジ。 ２８． 前記係合構造体は前記ハンドル上のエジェクターに係合される部分を ２つ有する請求項７記載のカートリッジ。 ２９． 前記固着部材は第２遮断面を有し、この第２遮断面は、固着配置にお いては前記ハンドル接続構造体が前記カートリッジ接続構造体から後退するのを 遮断し、非固着配置においては前記ハンドル接続構造体を前記カートリッジ接続 構造体から後退させる請求項７または２８記載のカートリッジ。 ３０． シェービングかみそり器において、 外向き面と前記外向き面内のくぼみとを有するカートリッジ接続構造体を有す るハンドルと、 交換式カートリッジとを含み、 前記交換式カートリッジは、 刃ユニットと、 前記刃ユニットを前記ハンドル接続構造体に接続するためのカートリッジ接続 構造体とを含み、 前記カートリッジ接続構造体は前記外向き面とかみ合う内向き面を有し、 前記カートリッジ接続構造体は前記内向き面によって部分的に画成されたハン ドル受け域および前記ハンドル受け域への接続口を有し、 前記カートリッジ接続構造体は突出部を有し、この突出部は前記ハンドル受け 域内および前記くぼみ内に延び、前記接続口と反対方向に面する遮断面とを有し て、前記ハンドル接続構造体を前記カートリッジ接続構造体に保持することを特 徴とするシェービングかみそり器。 ３１． シェービングかみそり器において、 カートリッジ接続構造体を有するハンドルと、 交換式カートリッジを含み、 前記交換式カートリッジは、 刃ユニットと、 前記刃ユニットを前記ハンドル接続構造体に接続するためのカートリッジ接続 構造体とを含み、 前記刃ユニットは前記カートリッジ接続構造体にピボット式に接続され、 前記カートリッジ接続構造体は固着部材を有し、この固着部材は前記ハンドル 接続構造体から前記カートリッジを外せるように可動となっていることを特徴と するシェービングかみそり器。 ３２． シェービングかみそり器において、 カートリッジ接続構造体を有するハンドルと、 交換式カートリッジとを含み、 前記交換式カートリッジは、 刃ユニットと、 接続軸に沿った動きによって、前記刃ユニットを前記ハンドルの前記ハンドル 接続構造体に接続したり離したりするためのカートリッジ接続構造体とを含み、 前記カートリッジ接続構造体は固着部材を有し、この固着部材は、前記カート リッジ接続構造体を前記ハンドル接続構造体から前記接続軸に沿って後退させる のに先立って、前記ハンドル接続構造体から前記カートリッジを外せるように可 動となっていることを特徴とするシェービングかみそり器。 ３３． 前記固着部材は遮断面を有し、この遮断面は、固着位置においては前 記ハンドル接続構造体が前記カートリッジ接続構造体から後退するのを遮断し、 非固着位置においては前記ハンドル接続構造体を前記カートリッジ接続構造体か ら後退させる請求項３２記載のかみそり器。 ３４． 前記固着部材は初期位置から撓み位置まで可動となった係合構造体を 含み、前記係合構造体が前記初期配置から前記撓み配置まで動くときに、前記遮 断面が前記固着配置から前記非固着配置まで動く請求項３３記載のかみそり器。 ３５． 前記遮断面が前記固着部材の突出部上にある請求項３４記載のかみそ り器。 ３６． 前記突出部は前記接続軸に垂直な撓み軸にほぼ沿って可動であり、前 記突出部は前記撓み軸の前記遮断面とは反対側にカム面を有し、前記カム面が前 記撓み軸に対して、前記遮断面よりも大きい角度を成す請求項３５記載のかみそ り器。 ３７． 前記固着部材は基部域と自由端部とを有する片持ちばり構造体を含み 、前記遮断面は前記基部域に対して前記係合構造体よりも近接し、前記係合構造 体は前記自由端部に対して前記遮断面よりも近接している請求項３４記載のかみ そり器。 ３８． 前記ハンドル接続構造体はそれから延びることのできるエジェクター を有し、前記ハンドルが前記カートリッジに接続されたときに前記係合構造体が 前記エジェクターと一列にそろう請求項３４記載のかみそり器。 ３９． 前記ハンドル接続構造体はエジェクターを有し、前記係合構造体は前 記エジェクターが係合される突出部を２つ有する請求項３４記載のかみそり器。 ４０． 前記固着部材は第２遮断面を有し、この第２遮断面は、固着配置にお いては前記ハンドル接続構造体が前記カートリッジ接続構造体から後退するのを 遮断し、非固着配置においては前記ハンドル接続構造体を前記カートリッジ接続 構造体から後退させる請求項３４または３９記載のかみそり器。 ４１． カートリッジをハンドルに接続する方法において、 刃ユニットと、前記刃ユニットをハンドルのハンドル接続構造体に接続するた めのカートリッジ接続構造体とを含む交換式かみそり刃カートリッジを提供する 工程と、 ハンドルを前記カートリッジに接続する工程とを含み、 前記カートリッジ接続構造体は前記ハンドル接続構造体上の外向き面とかみ合 う内向き面を有し、 前記カートリッジ接続構造体は前記内向き面によって部分的に画成されたハン ドル受け域および前記ハンドル受け域への接続口を有し、 前記カートリッジ接続構造体は突出部を有し、この突出部は前記ハンドル受け 域内に延び、前記接続口と反対方向に面する遮断面を有して、前記ハンドル接続 構造体を前記カートリッジ接続構造体に保持することを特徴とする方法。 ４２． ハンドルからカートリッジを引き離す方法において、 刃ユニットと、前記刃ユニットをハンドルのハンドル接続構造体に接続するた めのカートリッジ接続構造体とを含み、前記刃ユニットが前記カートリッジ接続 構造体にピボット式に接続された、交換式かみそり刃カートリッジを提供する工 程と、 前記カートリッジを前記ハンドルから取り除く工程とを含み、 前記カートリッジ接続構造体は固着部材を含み、この固着部材は前記カートリ ッジを前記ハンドル接続構造体から外せるように可動となっており、 前記ハンドルは前記カートリッジに接続され、前記固着部材を動かすことによ り前記カートリッジを前記ハンドルから外すことを特徴とする方法。 ４３． ハンドルからカートリッジを離す方法において、 刃ユニットと、前記刃ユニットを接続軸に沿って動かすことによってハンドル のハンドル接続構造体に接続したり離したりするためのカートリッジ接続構造体 とを含む交換式かみそり刃カートリッジを提供する工程と、 前記カートリッジ接続構造体を前記ハンドル接続構造体から前記接続軸に沿っ て後退させることによって、前記カートリッジを前記ハンドルから取り除く工程 とを含み、 前記カートリッジ接続構造体は固着部材を含み、この固着部材は前記カートリ ッジ接続構造体を前記ハンドル接続構造体から前記接続軸に沿って後退させるの に先立って、前記カートリッジを前記ハンドル接続構造体から外せるように可動 となっており、 前記ハンドルは前記カートリッジに接続され、前記固着部材を動かすことによ り前記カートリッジを前記ハンドルから外すことを特徴とする方法。