JP2012514496A - 剃毛かみそり及びカートリッジ用ドッキング機構 - Google Patents

剃毛かみそり及びカートリッジ用ドッキング機構 Download PDF

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Abstract

ハンドル(12)と、相互連結部材(16)と、少なくとも1つの剃毛用の刃(11)を有するカートリッジ(14)と、を有する湿式剃毛かみそり(10)が提供される。ハンドルは、遠位把持部(24)と、それ自体を貫通する開かれた区域を画定する近位端部(26)と、を有する。ハンドルの近位端部はアンダーカット部(34)を有する。相互連結部材はカートリッジに装着され、ハンドルのアンダーカット部と解放可能に係合する自由端(42)を備えたラッチ(22)を含む。ボタンは、ボタンを作動することがラッチの自由端を偏向し、ハンドルのアンダーカット部から自由端を解除するように、ハンドルの近位端部によって支持される遠位端部と、ラッチの自由端によって支持される近位端部と、を有する。

Description

本発明は、剃毛かみそりに関し、より具体的には、剃毛かみそりのハンドルを剃毛カートリッジに取り外し可能に及び/又は回動自在に連結するドッキング機構を有する剃毛かみそりカートリッジに関する。
近年では、数多くの刃先を有する剃毛かみそりが文献で提案され、商品化されてきており、例えば、2005年2月24日付で発行された米国公開特許第2005/0039337(A1)号は、The Gillette Companyによる5枚刃Fusion(商標)かみそりとして国際的に商品化されている設計型式を概して記述している。
中国及びインドのような新興成長市場において選択される剃毛かみそりは、例えば、新興成長市場で使用される典型的な設計を概して記述している1966年9月27日付で発行された米国特許第3,274,683号にあるような、標準二枚刃形式のかみそりである。これらの市場の消費者は、典型的には、米国で広く人気のある剃毛かみそりを購入する手段を有しない。標準二枚刃形式のかみそりの設計は経済的であるが、より先進の工業国で典型的に使用されている設計の便益を提供しない。
新興成長市場の剃毛製品消費者は、典型的には、シェービングの頻度は低く、週に1回か2回である。また、剃毛かみそりを濯ぐ又は洗浄するための流水がほとんど又は全く可用でなく、スキンクレンザー、及び剃毛前又は剃毛後の剃毛助剤の可用性も限られている。剃毛前の助剤としてはシェービングオイル、ゲル及びローションが挙げられ、剃毛後の助剤としてはアフターシェービングゲル、ローション及び保湿剤が挙げられる。剃毛かみそりを濯ぐには、典型的には、カップ又はボウルを水で満たして使用する。上記特許出願に開示されている剃毛かみそりは、西洋の剃毛の習慣、慣習及び環境のために設計された、かなり精緻なものであり、したがって、新興成長市場の消費者にとって理想的な剃毛体験を提供するものではない。新興成長諸国の剃毛製品消費者は、米国のようなより開発の進んだ国々の典型的な剃毛製品消費者と大きく異なる剃毛環境並びに異なる剃毛習慣及び慣習を有する。人気の5枚刃型Fusion(商標)剃毛かみそりの精緻度を下げたバージョンをこれらの消費者がたとえ利用できるようになったとしても、彼ら固有の剃毛環境、習慣、慣習及び剃毛環境という理由から、最適な剃毛体験は依然提供されないであろう。
相互連結又は取り外し機構は、多数回使用された後に破損する傾向を有する多くの可動構成要素を有する傾向がある。また、これらの機構は、ユーザーが剃毛かみそりを落とした場合に最も壊れやすい機構でもある。したがって、ユーザーはしばしば剃毛かみそりの刃が鈍くなる前に交換用のハンドルを購入しなくてはならない。
米国公開特許第2005/0039337(A1)号 米国特許第3,274,683号
したがって、剃毛かみそりのハンドルを剃毛カートリッジに取り外し可能に及び/又は回動自在に連結する、最少限の数の構成要素を有する頑強なドッキング機構を有する剃毛かみそりカートリッジを提供することは望ましい。
一態様では、本発明は、概して、湿式剃毛用の剃毛かみそりを特徴とし、ハンドルと、カートリッジと、相互連結部材と、を含む。ハンドルは、遠位把持部と一体型近位端部とを含む。カートリッジは、剃毛用の少なくとも1つの刃を有し、相互連結部材に回動自在に結合される。相互連結部材は、ハンドルの一体型近位端部に取り外し可能に装着される。
別の態様では、本発明は、概して、剃毛用の少なくとも1つの刃を有するカートリッジと、ハンドルと、相互連結部材と、を有するカートリッジを含む湿式剃毛用剃毛かみそりを特徴とする。ハンドルは、遠位把持部と、鋭角に延在するラッチ部材を各々が有する一対の対向するアームを有する一体型近位端部と、を含む。相互連結部材は、回動自在にカートリッジに結合され、一体型ハンドルの近位端部に取り外し可能に装着される。相互連結部材は、対のラッチ部材をハウジングに挿入することによってラッチ部材が偏向し、ハウジングのアンダーカット部と係合するように、対のラッチ部材を受け入れるように形成されたテーパー形状の開口部を画定するハウジングを有する。
湿式剃毛かみそりの上面図。 図1の湿式剃毛かみそりに組み込むことが可能なカートリッジ及びハンドルを図示する湿式剃毛かみそりの分解斜視図。 図2に図示されているカートリッジ、及びハンドルの近位端部の拡大分解斜視図。 概して図1の線4−4で得られた、図1の湿式剃毛かみそりの拡大断面図。 湿式剃毛かみそりの別の実施形態の上面図。 図5の湿式剃毛かみそりに組み込むことが可能なカートリッジ及びハンドルを図示する湿式剃毛かみそりの拡大分解斜視図。 図5の湿式剃毛かみそりの一部の側面図。 図7Aの線7−7で得られた湿式剃毛かみそりの拡大断面図。 湿式剃毛かみそりのまた別の実施形態の上面図。 図9の剃毛かみそりに組み込むことが可能なカートリッジ及びハンドルを図示する湿式剃毛かみそりの拡大分解斜視図。 概して図8の線10−10で得られた、図8の剃毛かみそりの一部の断面図。 概して図8の線11−11で得られた、図8の剃毛かみそりの断面図。
図1を参照すると、本開示の1つの可能な実施形態が示されており、ハンドル12と、剃毛用の少なくとも1つの刃11を有するカートリッジ14とを有する剃毛かみそり10を図示している。ハンドル12は、遠位把持部24と近位端部26とを有することができる。特定の実施形態では、カートリッジ14は、ハンドル12に、取り外し可能に及び/又は回動自在に取り付けられてもよい。他の実施形態では、カートリッジ14は、ハンドル12に取り外し可能に及び/又は固定して取り付けられてもよい。カートリッジ14は、必要に応じてユーザーによってハンドル12から取り外され新しいカートリッジ14と交換され得る。相互連結部材16は、カートリッジをハンドル12の近位端部26に取り外し可能に結合することができる。相互連結部材16に装着する近位端部26は、単一の構成要素を形成するように、ともに成形すること及び/又は超音波溶接することが可能な一体型の一片の構成体であってもよい。相互連結部材16に動作可能に接続される近位端部26は、可動部を一切有しないことができる。用語「一体型」とは、特に明記しない限り、一切の可動構成要素が欠如している又は欠けていることとして定義される。可動構成要素は破損しやすく又は破壊されやすく、ハンドル12及び相互接続部材16の適正な機能を妨害する可能性がある。費用もまた、新興成長市場の消費者の購買決定において有意な因子である。多くの剃毛かみそりが、回動する取り外し可能なカートリッジを提供しているが、これらの設計はしばしば、剃毛かみそりの複雑さ及び費用を増す数多くの構成要素を要求する。数多くの可動部を有する取り外し機構はまた、取り外し機構の様々な構成要素(バネなど)を妨害する又は腐食する可能性のある水、剃毛助剤及び破片を捉え込む場合がある。取り外し機構はまた、洗浄及び濯ぎが困難である場合があり、微生物の成長につながる場合がある。
相互連結部材16は、カートリッジ14に恒久的に及び回動自在に結合されてもよく、いくつかの利点を提供することができる。ハンドル12ではなく相互連結部材16は、長期の使用とともに疲労及び破損することが可能な可動構成要素を有する場合があり、これは、取り付け機構を有する全ての剃毛かみそりで起こることである。カートリッジ14は刃11が鈍くなったときに交換されるので、カートリッジ14、及びそれ故に相互連結部材16は、相互連結部材16が多数の疲労サイクルにさらされてカートリッジ14とハンドル12との間の接続の破損が生じ得る前に交換される。磨耗又は破壊されやすい可動構成要素(例えば、相互連結部材16)がカートリッジ14に位置づけられていることによって、ユーザーが交換用ハンドル12を購入することを全く必要としないことが可能である。可動構成要素のない一体型ハンドル12を有することのもう1つの可能な利点は、ハンドルの複雑さが大幅に低減され追加的な組立作業がほとんど又は全く必要ないので、アフターマーケットのハンドル製造業者が、カスタム交換用ハンドルを製造する可能性がより高いことである。カスタムハンドルは、可動の及び/又は壊れやすい構成要素を有する様々な接続機構を要求するカスタムハンドルの費用と比べわずかな費用で、クローム及び様々な貴金属又はメッキのようなハイエンドの材料を使用して、成形、機械加工、又は鋳造され得る。
相互連結部材16は、ハンドル12をカートリッジ14にドッキングする単一点を提供することができる。単一点ドッキングは、例えばハンドル12の1つの区域又は構成要素と、相互接続部材16の1つの構成要素又は区域とを接続するための単一の区域のみを要求する。単一点ドッキングでは、適正な取り付け及び取り外しのためにハンドル12の複数の区域又は構成要素とカートリッジ14の複数の区域又は構成要素とが全て正確に整列及び係合しなくてもよいので、カートリッジ14からのハンドル12の取り付け及び取り外しが簡易化される。下記に更に詳述するように、相互連結部材16に解放ツメ22を提供して、ハンドル12からのカートリッジ14の解除を容易にすることができる。解放ツメ22は、複雑さすなわち典型的にバネ及び追加的構成要素を要求するイジェクター又は解放ボタンのような余分な構成要素なしに、一桁の及び/又は単一の動作によってユーザーがハンドル12からカートリッジ14を解放することを可能にする。特定の実施形態では、解放ツメ22は、ハンドル12から相互連結部材16及びカートリッジ14をポンと取り出すこと又は突き出すことができる。カートリッジをハンドルからポンと取り出す又は突き出す解放ツメ22の能力は、ユーザーがカートリッジ14を片手で取り外して廃棄することを可能にする。
特定の実施形態では、相互連結部材16は、カートリッジ14にしっかりと回動自在に接続する一対のアーム18及び20を有することができる。この対向するアーム18及び20は比較的長く、比較的薄い壁厚を有するので、疲労しやすい又は破損されやすい可能性がある。アーム18及び20をカートリッジ14(限られた使用回数の後に廃棄される)に位置づけることによって、構成要素の破損が原因でハンドル12を交換する必要が全くなくなる可能性がある。対向するアーム18及び20は、カートリッジ14の下に開いた空間又は窓を可能にし、剃毛後にカートリッジ14から水が流れ出る能力を改善することができる。相互連結部材16は、分離した構成要素をハンドル12又はカートリッジ14に組み立てる必要なくカートリッジ14をハンドル12に取り外し可能にかつ回動自在に連結することができる単一の一体型構成要素であってよい。ハンドル12、カートリッジ14及び相互連結部材16は、高衝撃ポリスチレン(HIPS)のようなポリマーから成形してもよいが、ポリプロピレン(PP)及びアクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)のような他の準剛性ポリマーを使用してもよい。あるいは、ハンドル12を、金属、複合体、より剛性のプラスチック又はこれらの任意の組み合わせのようなより耐久性のある材料で構成してもよい。
ここで図2を参照すると、カートリッジ14及びハンドル12を図示する、剃毛かみそり10の分解斜視図が示されている。ハンドル12は、遠位把持部24と近位端部26とを含むことができる。ハンドル12の近位端部26は、概して固体の構成体であることができる。概して固体の近位端部26は、剃毛助剤又は破片を捉え込む可能性のある可動構成要素又は開口若しくは穴のような機構を有さなくてもよい。捉え込まれた剃毛助剤又は破片は、解放機構の適正な機能に悪影響を及ぼし、かみそりカートリッジをハンドルからポンと取り出すことを困難にする可能性がある。近位端部26は、テーパー形状の先端部32とテーパー形状の後端部34とを有する拡大されたラッチ部材30を有する突出部28を含むことができる。拡大されたラッチ部材30のテーパー形状の後端部34は、ハンドル12の近位端部26の前壁36から離間配置され得る。相互連結部材16は、突出部28と係合する自由端42を備えるラッチ40を有するハウジング38を含むことができる。第1の位置及び第2の位置を有するツメ部材22は、自由端42から延出することができる。ツメ部材22が示されているが、ボタン、ノブ、ピン、レバー又はダイアルのような他の解放機構を使用してもよい。ハウジング38は、ハンドル12の突出部28を受け入れるように寸法付けられた開口部45を画定することができる。下記に更に詳述するように、テーパー形状の先端部32は、突出部28をハウジング38内に案内及び挿入することを助けることができる。
図3を参照すると、カートリッジ14、及びハンドル12の近位端部26の拡大斜視図が図示されている。ハンドル12の近位端部26は、相互連結部材16による「一方通行」を可能にすることができるので、カートリッジ14が不適切に(例えば逆さまに)取り付けられることを防ぐ。一方通行の装填は、既定の装填構成を作り出すので、ユーザーはハンドル12をカートリッジ14に不適切に取り付けることができない。この「一方通行」のカートリッジ14の装填は、ハウジング38及び/又は非対称形状を有するハンドル12の近位端部26によって容易にすることができる。概して、カートリッジは、ユーザーがカートリッジを適正に組み立てないとハンドルから外れる傾向を有し、剃毛中のユーザーの負傷をもたらす可能性がある。カートリッジ14の一方通行の装填は、取り外し式カートリッジを使用したことのない消費者にとって特にわかりやすく、直感的に使用できるものである。下記に更に詳述するように、一方通行の装填はまた、レール又はチャネルのような特徴によっても容易となる。ハウジング38は、ラッチ40と、第1の壁44と、開口部45を画定する一対の側壁60及び62と、を含むことができる。ラッチ40は、一対のスリット41及び43とともに示されているが、スリット41及び43はラッチ40の機能のために必須ではない。ハウジング38は、ハウジング38へのハンドル12の整列及び固定を助けることができるテーパー形状のガイド部材46を有する第1の壁44を含むことができる。第1の壁44とガイド部材46とは、ハンドル12の突出部28の少なくとも一部を受け入れるように寸法付けられた一対のスロット48及び50を画定することができる。
ハンドル12の突出部28は、ハウジング38のテーパー形状のガイド部材46を受け入れるように寸法付けられたテーパー形状のスロット54を画定する第1の壁52を有することができる。テーパー形状のスロット54とテーパー形状のガイド部材46とは、ハンドル12へのカートリッジ14の「一方通行の」装填を容易にすることができる。ハンドル12のテーパー形状のスロット54とハウジング38のテーパー形状のガイド部材46との組み立ては、相互連結部材16のハウジング38内にハンドル12の突出部28を固定するテーパー形状のインターロックをもたらすことができる。テーパー形状のスロット54及びテーパー形状のガイド部材46のテーパー角度は、各側につき約8分の1度〜各側につき約10度、又は各側につき約1度〜各側につき約5度であってもよい。テーパー形状のスロット54及びテーパー形状のガイド部材46のテーパー角度はまた、カートリッジ14へのハンドル12の適正な整列及び組み立てを容易にすることができる。
ハンドル12の突出部28は、ハウジング38の対応する対の側壁60及び62と係合する第1及び第2の外側突出部56及び58を有することができる。先に説明したようなテーパー形状のインターロックを作り出すために、第1及び第2の外側突出部56及び58並びに対応する側壁60及び62もまたテーパー形状にすることができる。第1及び第2の外側突出部56及び58並びに突出部28のテーパー形状のスロット54は、突出部28をハウジング38内に堅く固定することを助け、剃毛中にカートリッジ14がハンドル12から不意に外れることを防ぐことができる。
図4を参照すると、概して図1の線4−4で得られる剃毛かみそり10の拡大断面図が示されている。図4に示されているように、カートリッジ14は、相互連結部材16の使用によってハンドル12に固定される。拡大されたラッチ部材30は、拡大されたラッチ部材30をハウジング38に挿入することによって自由端42がその元の位置すなわち中立位置から偏向するように、中立位置においてハウジング38の幅より大きい例えば「w」である寸法を有することができる。自由端42は、拡大されたラッチ部材30の先端部32に沿って乗るフランジ部材64を有することができる。先端部32は、自由端42の偏向を容易にする傾斜面として作用することができる。フランジ部材64は、拡大されたラッチ部材30の先端部32及び後端部34をクリアし、ハンドル12の突出部28と係合することができる。フランジ部材64は、拡大されたラッチ部材30の後端部34と、ハンドル12の遠位部26の前壁66との間で固定されて配置され得る。拡大されたラッチ部材30の後端部34は、自由端42及びフランジ部材64が突出部28から外れることを防ぐために、先端部32より急な傾斜又はテーパーを有することができる。フランジ64がいったん後端部34をクリアしたら、ハウジング38のフランジ部材64が突出部28に当たってスナップし、その元の位置すなわち第1の位置に戻るにつれて、クリック音のような感覚フィードバックをもたらすことができる。
解放ツメ22を相互連結部材16の自由端42と結合して、ハンドル12の近位端部からのカートリッジ14の解除を容易にすることができる。ユーザーは解放ツメ22を第2の位置に持ち上げて、又は押して、フランジ部材64を突出部28から外すことができる。フランジ部材64は、テーパー形状の後部に沿ってフランジ部材が乗るにつれて、延ばされた位置まで撓むことができる。テーパー形状の後部をいったんフランジ部材64がクリアしたら、自由端42は撓んでその元の位置に戻ることができ、したがって、ハンドル12の突出部30からカートリッジをポンと取り出すことができる。先端部32のテーパー又は傾斜面の形状は、カートリッジ14をハンドル12からポンと取り出すことを容易にすることができる。解放ツメ22はまた、ハウジングを開く(ハウジングの幅を増す)ことによってハウジング38に突出部28を装着することを容易にし、突出部28の挿入を助けることができる。
図5を参照すると、本開示の別の可能な実施形態が示されており、ハンドル112とカートリッジ114とを有する剃毛かみそり100が図示されている。ハンドル112は、遠位把持部124と近位端部126とを含むことができる。特定の実施形態において、カートリッジ114は、ハンドル112の近位端部126に取り外し可能にかつ回動自在に装着されることができる。特定の実施形態では、カートリッジ114は、ハンドル112に取り外し可能にかつ固定して装着されてもよい。カートリッジ114は、必要に応じてユーザーによってハンドル112の近位端部126から取り外され新しいカートリッジ114と交換されることができる。
相互連結部材116は、カートリッジ114をハンドル112の近位端部126に取り外し可能に結合するために提供されることができる。下記に更に詳述するように、ハンドル112の近位端部126は、ハンドル112からの相互連結部材116とカートリッジ114との係合及び解除を容易にする一対の可撓性アーム102及び104を含むことができる。対の可撓性アーム102及び104は、アーム102及び104の強度、耐久性及び可撓性を増加する概して鍵穴形状のスロット122を画定することができる。対のアーム102及び104の各々には、拡大された指パッド106及び108が提供され得る。拡大された指パッド106及び108は、輪郭作られた又は凹面の輪郭を有する概して楕円形状を有することができる。拡大された指パッド106及び108は、対の可撓性アーム102及び104により多くの力を付加することを可能にする一方で、ユーザーの指に付加される力を分散することができ、結果的にハンドル112からのカートリッジ114の取り付け中及び取り外し中の不快感を弱めることができる。
特定の実施形態では、相互連結部材116は、カートリッジ114にしっかりと回動自在に接続される一対のアーム118及び120を有することができる。この対向するアーム118及び120は、カートリッジ114の下に開いた空間又は窓を可能にすることができ、剃毛後にカートリッジ114から水が流れ出る能力を改善することが可能である。相互連結部材116は、分離した構成要素をハンドル112又はカートリッジ114に組み立てる必要なくカートリッジ114をハンドル112に取り外し可能にかつ回動自在に連結する能力のある単一の一体型構成要素であってもよい。ハンドル112、カートリッジ114及び相互連結部材116は、高衝撃ポリスチレン(HIPS)のようなポリマーから成形してもよいが、ポリプロピレン(PP)及びアクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)のような他の準剛性ポリマーを使用してもよい。あるいは、ハンドル112を、金属、複合体、より剛性のプラスチック又はこれらの任意の組み合わせのようなより耐久性のある材料で構成してもよい。
ここで図6を参照すると、カートリッジ114とハンドル112との組み立て/解体を図示する剃毛かみそり100の分解斜視図が示されている。ハンドル112の近位端部126の対の可撓性アーム102及び104の各々は、それぞれ接手部132及び134を備えたラッチ部材128及び130を有することができる。ラッチ部材128及び130は、互いに非平行であることができ、対の可撓性アーム102及び104から互いに向かって突出する鋭角に延出することができる。可撓性アーム102及び104は、各々、可撓性アーム102及び104がともに圧縮されるにつれて互いに接触することができる内側停止面142及び144を有することができる。指パッド106及び108は、ユーザーがより多くの力を可撓性アーム102及び104に付加することを可能にするので、瞬時に又は多くの反復使用にかけて可撓性アーム102及び104を過圧縮することができる。可撓性アーム102及び104が疲労し、それらの弾塑性復元力特性を失うことがあり得る。アーム102及び104がそれらの弾塑性復元力特性を失うと、それらは元の位置に戻らなくなり、結果的に、ハンドル112へのカートリッジ114の取り付けを緩めて不安定にすることがあり得る。内面142及び144は、対の可撓性アーム102及び104の過圧縮を防ぐために止め具として作用し、アーム102及び104の早すぎる破損を防ぐことができる。内面142及び144は、相互連結部材116へのハンドル112の組み立てを可能にするためにアーム102及び104が十分に圧縮されたときに互いに接触することができる。
カートリッジ114は、対の対向するアーム118及び120を介して相互接続部材116に回動自在に接続されることができる。対の対向するアーム118及び120は、カートリッジ114からハウジング138まで弧状に延在することができる。ハウジング138は、ラッチ部材128及び130を受け入れるように寸法付けられたテーパー形状の開口部140を画定し、それらの偏向を引き起こすことができる。ラッチ部材128及び130は各々、ラッチ部材128及び130がハウジング138に挿入されるにつれてそれらの偏向を容易にするために片持ち梁として作用する自由端を有する。
図7A及び7Bを参照すると、ハンドル110に装着されたカートリッジ114とともに剃毛かみそり100が示されている。図7Bは、概して図5の線7−7で取られた、剃毛かみそり100の一部の拡大断面図である。図7Bに示されているように、ラッチ部材128及び130はハウジング138に完全に挿入され、カートリッジ114はハンドル112に固定されている。可撓性アーム102及び104を互いに対して圧縮して、ハウジング138のテーパー形状の開口部140にラッチ部材128及び130を挿入することができる。可撓性アーム102及び104の圧縮を助けるために、ユーザーは、ラッチ部材128及び130をハウジング138のテーパー形状の開口部140に挿入するにつれて指パッド106及び108を押圧することができる。
接手部132及び134をハウジング138に挿入することによってそれら(及び/又はラッチ部材128及び130)が偏向するように、ハウジング138のテーパー形状の開口部140は、一対の対向する内壁150と152との間に、対の接手部132と134との間の幅寸法より小さい幅寸法を有することができる。ラッチ部材128及び130の接手部132及び134は、ハウジング138の内壁150及び152に沿って乗り、内壁150及び152の1つ以上のアンダーカット部154及び156と係合することができる。ラッチ部材128及び130は、ハウジング138がハンドル112の可撓性アーム102及び104の前壁162及び164と接触するまでハウジング138に挿入されることができる。可撓性アーム102及び104の前壁162及び164は、ラッチ部材128及び130がハウジング138に深く挿入され過ぎハウジング138の後壁160に接触することを防ぐために、止め具として作用することができる。後壁160は、ラッチ部材128及び130がハウジング138に深く挿入され過ぎた場合、ラッチ部材128及び130の係合又は解除に影響を及ぼす又は干渉する場合がある。アンダーカット154及び156は、ラッチ部材128及び130の各々対応する接手部132及び134と係合し、ラッチ部材128及び130がハウジング138から引き出されることを防ぐことができる。
接手部132及び134がいったんハウジング138のアンダーカット部154及び156と係合したら、ユーザーは、指パッド106及び108を解放することができる。可撓性アーム102及び104への力がいったん取り除かれたら、可撓性アーム102及び104並びにラッチ部材128及び130はそれらの各々対応する元の位置に戻ろうとする又は跳ね戻ろうとする。しかし、ハウジング138は、ラッチ部材128及び130(及びしたがって可撓性アーム102及び104)がそれらの各々対応する完全な元の位置に戻ることを防ぐように寸法付けられているので、ラッチ部材128及び130はハウジングの内壁150及び152に対して力を及ぼすように作用することができる。接手部132及び134もまた、ハウジング138のアンダーカット部154及び156に対して力を及ぼすことができる。ハウジング138に対して及ぼされる力は、ラッチ部材128と130との間の幅を増すことによって、又は内壁150と152(アンダーカット部154及び156も含んでよい)との間の幅を減らすことによって、増すことができる。相互連結部材116は、ラッチ部材128及び130とハウジング138との間の干渉を増すことによって、より堅くハンドル112に固定され得る。
ハンドル112へのハウジング138の適正な整列と取り付けを確実にするために、内壁150及び152並びにラッチ部材128及び130は、それらが組み立てられたときにテーパー形状のインターロックが作り出されるようにテーパー形状にされることができる。ハウジング138は、接手部132及び134とハンドル112の近位端部の前壁162との間で堅く固定され、剃毛中の不慮の解体を防ぐことができる。
ユーザーは、接手部132及び134をハウジング138のアンダーカット部154及び156からクリアするために、可撓性アーム102及び104を圧縮し、ハンドル112をカートリッジ114から引き離すことによって、ハンドル112からカートリッジ114を取り外すことができる。既に述べたように、カートリッジ114を廃棄して、別のカートリッジ114をハンドル112に装着することができる。
図8を参照すると、本開示の別の可能な実施形態が示されており、ハンドル212とカートリッジ214とを有する剃毛かみそり200が図示されている。ハンドル212は、細長い把持部224と、拡大された近位端部226とを含むことができる。特定の実施形態において、カートリッジ214は、ハンドル212の拡大された近位端部226に取り外し可能にかつ回動自在に取り付けることができる。他の実施形態では、カートリッジ14は、ハンドル12に、取り外し可能に及び固定して取り付けられてもよい。カートリッジ214は、必要に応じてユーザーによってハンドル212の拡大された近位端部から取り外され新しいカートリッジ214と交換されることができる。相互連結部材216は、カートリッジ214をハンドル112の近位端部226に取り外し可能に結合するために提供され得る。相互連結部材216は、ハンドル212の拡大された近位端部226の周囲に部分的に延在する一対のはすかい部材206及び208を含むことができる。はすかい部材206及び208は、ハンドル212に対するカートリッジ214のあらゆる揺れ又は傾きを最低限にすることができる。下記に更に詳述するように、ハンドル212の近位端部226は、ハンドル212の相互連結部材216及びカートリッジ214との係合及び解除を容易にするために、ボタン222のような解放機構を含むことができる。ボタン222は、剃毛かみそり200の長手軸8−8に対してほぼ垂直に作動されてもよく、及び/又はボタン222は、長手軸8−8に沿って作動及び変位されてもよい。
特定の実施形態では、相互連結部材216は、カートリッジ214にしっかりと回動自在に接続する一対の対向するアーム218及び220を有することができる。対向するアーム218及び220は、カートリッジ214の下に開いた空間又は窓を可能にして、剃毛後にカートリッジ214から水が流れ出る能力を改善することができる。相互連結部材216及びボタン222は、ハンドル212に又はカートリッジ214に組み立てられる、例えばバネ部材のような分離した構成要素を必要とせずに、カートリッジ214をハンドル212に取り外し可能にかつ回動自在に連結する能力を有する単一の構成要素として製造又は成形されること(又は別個に成形されて後に組み立てられること)ができる。ハンドル212、カートリッジ214、ボタン222及び相互連結部材216は、高衝撃ポリスチレン(HIPS)のようなポリマーから成形してもよいが、ポリプロピレン(PP)及びアクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)のような他のポリマーを使用してもよい。あるいは、ハンドル212及び/又はボタン222を、金属、複合体、より剛性のプラスチック又はこれらの任意の組み合わせのようなより耐久性のある材料で構成してもよい。
ここで図9を参照すると、カートリッジ214、ボタン222及びハンドル212の組み立てを図示する、剃毛かみそり200の分解斜視図が示されている。特定の実施形態では、ボタン222はハンドル212と一体に射出成形され得る。他の実施形態では、ボタン222は別個に成形され、ハンドル212と組み立てられる。ハンドル212の拡大された近位端部226は、凹面228を画定する概して楕円形を有することができる。凹面228は、ツメ部材230と、一対のスロット付きの突出部232及び234とを含むことができる。ツメ部材230は、ボタン222を支持し、ボタン222の作動のための戻り要素又は付勢機構として作用することができる。凹面228は、それ自体を貫通して延在する開口部236を画定することができる。細長い近位端部226の前壁238は、前壁238を貫通して延在し、開口部236並びにスロット付き突出部232及び234と連通するスロット250を画定することができる。スロット付き突出部232及び234は、前壁238の連続であることができる。
ボタン222は、近位端部242、遠位端部240、及び近位端部と遠位端部との間の一対のラッチ244及び246を含むことができる。ハンドル212の拡大された近位端部226の開口部236は、ボタン222並びに対のラッチ244及び246の少なくとも一部を受け入れるように寸法付けられることができる。対のラッチ244及び246は、ハンドル212の拡大された近位端部226の底面と係合することができる。ボタン222が開口部230内に配置されると、ボタン222の突出部242は対のスロット付き突出部232と234との間に置かれることができる(図8を参照)。
相互連結部材216の対の対向するアーム218及び220は、カートリッジ214から一対のガイド部材202及び204までの概して弧状の道を追従することができる。自由端254を有するラッチ252は、対のガイド部材202と204との間に配置されることができる。ハンドル212の拡大された近位端部226の前壁238内に延在するスロット250は、ラッチ252及び対のガイド部材202及び204を受け入れるように寸法付けられることができる。スロット付き突出部232及び234は、それぞれガイド部材202及び204を受け入れることができる。対のガイド部材202及び204は、対のガイド部材202及び204に対する自由端254の偏向を容易にするために支持部材として作用することができる。
図10を参照すると、概して図8の線10−10で取られた剃毛かみそり200の底面斜視断面図が図示されている。ボタン222は、ツメ部材230を受け入れるように寸法付けられた底面260を有することができる。ハンドル212のツメ部材230とボタン222の底面260とは、「T」型形状のような鍵嵌合を有することができる。ツメ部材230は、支持部材として作用することができ、また、作動されていない位置にあるボタン222を付勢するバネ戻り要素としても作用することができる。ボタン222の遠位端部240は、凹面228及びツメ部材230によって支持されることができる。ボタン222の近位端部242は、相互連結部材216の自由端254によって支持されることができる。ツメ部材230及び自由端254は、ボタン222に対する付勢力を付加することができる。
ラッチ部材244(明瞭さを期すために246は図示せず)は、ハンドル212の拡大された近位端部226の、各々対応するアンダーカット部262と係合して、ボタン222をハンドル212に固定することができる。アンダーカット部266は、ボタン222が作動されたときに下方に移動するにつれてラッチ部材244を案内することができる。アンダーカット部266はまた、ボタン222が上方に移動するときにハンドル212からラッチ部材244が外れるのを防ぐことができる。ボタン222の遠位端部240は、ハンドルの凹面228と接触して、ボタン222の解除を防ぐことができる。ラッチ部材246及び拡大された近位端部226の対応するアンダーカット部264は図示されていないが、実質的に同じ方法で機能する。
カートリッジ214は、ガイド部材202及び204が対応するスロット付き突出部232及び234(明瞭さを期すために232及び202は図示せず)によって受け入れられるように、拡大された近位端部226のスロット250内に相互連結部材216を挿入することによって、ハンドル212に装着することができる。ラッチ252が挿入されるにつれて、自由端254は偏向し、前壁238のアンダーカット266と係合して、カートリッジ214をハンドル212に固定することができる。ラッチ252が挿入されると、自由端254はボタン222の底面268と接触し、ボタン222の近位端部242を第1の位置にトグルするように作用することができる。ボタン222の底面268に作用している自由端部254は、ボタン222を第1のトグル位置に付勢することができ、また、ボタン222が作動するにつれてバネ部材としても作用して、ユーザーにフィードバックを提供することができる。第1のトグル位置では、ボタンの遠位端部240は、図10に示されるように、ある角度でハンドル212の凹面228と接触することができる。
ユーザーは、ボタン222を作動して第2のトグル位置にすることによって、ハンドル212からカートリッジ214を解放することができる。第2のトグル位置では、ボタン222の遠位端部240は、第1のトグル位置と比較してより完全にハンドル212の凹面228と接触することができる。ボタン222が作動されると、ボタン222の底面268はラッチ252の自由端254を偏向し、自由端254がアンダーカット266をクリアすることを可能にすることができる。自由端254がいったんアンダーカット266をクリアしたら、カートリッジ214は、自由端254の偏向によって生成される力によってハンドル212から解放又は放出されることができる。既に述べたように、カートリッジ214を廃棄した後、別のカートリッジ214をハンドル212に装着することができる。
図11を参照すると、概して図8の線11−11で取られた剃毛かみそり200の断面図が図示されている。カートリッジ214(図示せず)は、拡大された近位端部226のスロット250内に相互連結部材216を挿入することによってハンドル212に装着されることができる。それぞれ一方通行の装填機能272及び274を提供するために、ガイド部材202及び204の1つ以上を非対称に形作ることができる。一方通行の装填機能272及び274は、相互連結部材216が不適切に(例えば逆さまに)ハンドル212に装着されることを防ぐことができる。一方通行の装填機能272及び274はまた、ハンドル212に対する相互連結部材216の側方(例えば横方向又は上下)の安定を付与することができる。側方安定の増加は、相互連結部材216とハンドル212との間の固定接続を更に強め、切り傷及び不快な剃毛につながることが可能なカートリッジ214(図示せず)の不要な動きを低減することができる。
一方通行の装填機能272及び274は、1つ以上のガイド部材202及び204の上面又は底面上に配置されるレール、チャネル又は他の特徴を含むことができる。スロット250は、スロット付き突出部232及び234(図示せず)の1つ以上の中に向かって延在することができる対応する非対称形状を有することができる。スロット250並びにスロット付き突出部232及び234は、相互連結部材216が単一の向きでのみハンドル212に装着され得るように、一方通行の装填機能272及び274を受け入れるように寸法付けられることができる。一方通行の装填は、より直感的な設計を消費者に提供し、ハンドル212及び/又は相互連結部材216への損傷をもたらし得る不適切な装填の可能性を低減する。剃毛かみそり200を一度も使ったことがない又はそれに慣れていない消費者でさえも、相互連結部材216を利用して迅速かつ適性かつ容易にカートリッジ214(図示せず)の取り付け及び交換をすることができることになる。
本明細書に開示されている寸法及び値は、列挙した正確な数値に厳しく制限されるものとして理解すべきではない。それよりむしろ、特に規定がない限り、こうした各寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲との両方を意味することが意図される。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味することを意図している。
相互参照される又は関連するあらゆる特許又は出願を含め、本明細書において引用される全ての文献は、明示的に除外ないしは制限されない限り、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。いかなる文献の引用も、それが本明細書において開示され請求されるいずれかの発明に関する先行技術であること、又はそれが単独で若しくは他の任意の参照とのいかなる組み合わせにおいても、このような発明を教示する、提案する又は開示することを認めるものではない。更に、本書における用語のいずれかの意味又は定義が、参照により組み込まれた文献における同一の用語のいずれかの意味又は定義と相反する限りにおいては、本書においてその用語に与えられた定義又は意味が適用されるものとする。
本発明の特定の実施形態が例示され、記載されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
ボタン222は、近位端部242、遠位端部240、及び近位端部と遠位端部との間の一対のラッチ244及び246を含むことができる。ハンドル212の拡大された近位端部226の開口部236は、ボタン222並びに対のラッチ244及び246の少なくとも一部を受け入れるように寸法付けられることができる。対のラッチ244及び246は、ハンドル212の拡大された近位端部226の底面と係合することができる。ボタン222が開口部236内に配置されると、ボタン222の突出部242は対のスロット付き突出部232と234との間に置かれることができる(図8を参照)。

Claims (20)

  1. 把持部と突出部を有する近位端部とを有するハンドルと、
    少なくとも1つの刃を有するカートリッジと、
    前記ハンドルに装着されるハウジングを有し、前記カートリッジを前記ハンドルに接合する相互連結部材と、
    を備え、
    前記ハウジングは、
    一対のスリットを画定する自由端を有するラッチであって、当該自由端は前記ハンドルの前記突出部と解放可能に係合するフランジ部材を有する、というラッチと、
    前記自由端から横方向に延出していて、かつ、前記フランジ部材が前記突出部と係合される第1の位置と前記フランジ部材が前記突出部から解除される第2の位置との間を移動可能であるツメ部材と、
    を備える、剃毛かみそり。
  2. 前記突出部が、テーパー形状の先端部及びテーパー形状の後端部を有する拡大されたラッチ部材を有する、請求項1に記載の剃毛かみそり。
  3. 前記拡大されたラッチ部材の前記後端部が、前記先端部より大きいテーパーを有する、請求項2に記載の剃毛かみそり。
  4. 前記拡大されたラッチ部材が、前記ハンドルの前記近位端部の前壁から離間配置されている、請求項3に記載の剃毛かみそり。
  5. 前記ハンドルが可動構成要素を有しない、請求項4に記載の剃毛かみそり。
  6. 前記ハウジングが開口部を画定し、前記突出部が前記ハウジングの前記開口部内に配置されている、請求項4に記載の剃毛かみそり。
  7. 前記開口部が非対称である、請求項4に記載の剃毛かみそり。
  8. 前記ハンドルの前記近位端部が非対称である、請求項7に記載の剃毛かみそり。
  9. 前記ツメ部材を作動することが、フランジ部材を前記突出部から外させて、前記ハンドルから前記相互連結部材を解放させる、請求項4に記載の剃毛かみそり。
  10. 前記ツメ部材と前記ハウジングとが一体の構成要素である、請求項4に記載の剃毛かみそり。
  11. 前記相互連結部材が、前記カートリッジに回動自在に接合される、請求項10に記載の剃毛かみそり。
  12. 前記相互連結部材が、前記カートリッジに回動自在に接合される一対のアームを有する、請求項10に記載の剃毛かみそり。
  13. 前記相互連結部材が一体型構成要素である、請求項12に記載の剃毛かみそり。
  14. 前記ハンドルの前記突出部が、テーパー形状のスロットを画定する第1の壁を有する、請求項4に記載の剃毛かみそり。
  15. 前記ハウジングが、前記テーパー形状のスロット内に配置されるガイド部材を有する、請求項14に記載の剃毛かみそり。
  16. 少なくとも1つの剃毛用の刃を有するカートリッジと、
    遠位把持部と、鋭角に延在するラッチ部材を各々が有する一対の対向するアームを有する近位端部と、を含むハンドルと、
    前記カートリッジに回動自在に接合され、かつ、前記一体型ハンドルの前記近位端部に取り外し可能に装着される相互連結部材と、
    を備え、
    前記相互連結部材が、前記一対のラッチ部材を受け入れるように寸法付けられたテーパー形状の開口部を画定するハウジングを含み、それ故、前記一対のラッチ部材を前記ハウジング内に挿入することによって、前記ラッチ部材が偏向し、前記ハウジングのアンダーカット部と係合する、剃毛かみそり。
  17. 前記一対の対向するアームが、前記ハンドルと一体である、請求項16に記載の剃毛かみそり。
  18. 前記ハンドルの各アームが、前記アームの圧縮を容易にするために輪郭作られた指パッドを含む、請求項17に記載の剃毛かみそり。
  19. 前記一対の対向するアームのそれぞれが、前記アームの過圧縮を防ぐために互いに接触している内側停止面を含む、請求項17に記載の剃毛かみそり。
  20. 前記一対の対向するアームが、鍵穴形状のスロットを画定する、請求項18に記載の剃毛かみそり。
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