JP2001512351A - ハンドルとともに用いられる小出しかみそり刃カートリッジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 かみそり刃カートリッジ（１２）のためのカートリッジディスペンサー（１０）で、ハンドルがカートリッジに向かって動く際、ハンドル（６３）上のハンドル接続構造体（６４）へのカートリッジの接続を可能とする所定の配置で、カートリッジを保持する固着部（２２）を含み、それぞれの固着部（２２）が、対応するハンドルカム構造体（６９）と相互作用するように形成され位置づけられた固着部カム構造体（５４）を有し、その結果、ハンドルがカートリッジのカートリッジ接続構造体（１６）に向かって動き接続する際に、固着部（２２）は撓んでカートリッジ（１２）の固着が外れるようになっている。ディスペンサー（１０）はまた刃ユニットディバイダー（３６）も有し、この刃ユニットディバイダーは、基部（３４）から延びて、実質的に基部に垂直で、刃ユニットを受ける刃ユニット域を成している。さらにディスペンサー（１０）は傾斜ディバイダー（４２）も有し、この傾斜ディバイダーは、それぞれの刃ユニットディバイダー（３６）の端部から基部に対して鋭角を成して延び、傾斜域を成す。この傾斜域を通って刃ユニットを刃ユニット域へ配したりそこから取り除いたりする。またこの傾斜域内でカートリッジ接続構造体を受ける。

Description

【発明の詳細な説明】 ハンドルとともに用いられる小出しかみそり刃カートリッジ 本発明は、ディスペンサーからハンドル上へかみそり刃カートリッジを小出し する方法に関する。 かみそり刃カートリッジをディスペンサーから取り出すには普通、カートリッ ジをディスペンサー内に保持した状態で、ハンドルをそのカートリッジに接続す る。そして使用者は、カートリッジ本体を保持する突出部の摩擦力や締まりばめ に対してハンドルのてこ作用を用い、ディスペンサーに対してハンドルをピボッ ト式に動かしてから、カートリッジをディスペンサーから離すのである。カート リッジがハンドルにピボット式接続をなすタイプのものであると、使用者は、て こ作用が摩擦力や締まりばめに適用される以前に、ピボット式接続によって可能 となる動きの範囲を越えてハンドルをピボット式に動かす必要がある。 本発明の１つの態様では主として、ハンドルとともに用いられるかみそり刃カ ートリッジのディスペンサーを特徴とする。このディスペンサーはハウジング構 造体を有し、このハウジング構造体が、それぞれのカートリッジを受け所定の位 置にそれを保持するセクションを成し、ハンドルがカートリッジに向かって動く 際、ハンドル上のハンドル接続構造体をカートリッジの１つに接続できるように なっている。ディスペンサーはまた、それぞれのセクションに固着部も有する。 それぞれの固着部は、ハンドル上の対応ハンドルカム構造体と相互作用するよう に形成され位置づけられた固着部カム構造体を有し、ハンドルがカートリッジに 向かって動き接続されると、固着部は撓んでカートリッジを外すようになってい る。 本発明の別の態様では主として、ハウジング構造体を有するディスペンサーを 特徴とし、このハウジング構造体が、基部および、それぞれのカートリッジを受 ける傾斜セクションを成す複数の傾斜カートリッジディバイダーとを含む。 本発明のある種の実施の形態では、以下に示したうちの１つもしくはそれより 多くの特徴を含んでいる。ある種の実施の形態では、それぞれの固着部が弾性を 有する片持ちバリ構造のアームを有し、このアームは、カートリッジディバイダ ーから延びカム従動子と遮断面とを備えた端部を有し、この遮断面は、カートリ ッジが外れないように遮断するためのものでアームに対してほぼ垂直である。そ してこのカートリッジディバイダーは刃ユニットディバイダーを含み、この刃ユ ニットディバイダーは、基部から延びて、基部に対してほぼ垂直で、さらに刃ユ ニットを受ける刃ユニット域を成す。さらにまた、カートリッジディバイダーは 傾斜ディバイダーを含み、この傾斜ディバイダーは、基部に対して鋭角の角度を 有してそれぞれの刃ユニットディバイダーの端部から延び、また傾斜域を成し、 刃ユニット域へ送りだすときや刃ユニット域から取り除くとき刃ユニットはこの 傾斜域を通り、またこの域でカートリッジ接続構造体を受けるようになっている 。ひとつのセクションの傾斜域は部分的に隣接セクションの刃ユニット域に重な る。この傾斜カートリッジディバイダーは基部に近接する側壁間に延びる第１部 分および第１部分から上方に延びるが側壁には接続されていない第２部分とを有 する。この傾斜ディバイダーは、基部に対して３０°以上の角度を成す。ディス ペンサーは、それぞれのセクションに対応して排出孔を有する。ディスペンサー は、刃がディスペンサーに接触しないようにカートリッジの端部構造体をその上 で支持する持ち上がり部材（たとえばクリップ）を備えている。 本発明の別の態様では主として、固着部によってディスペンサー内の所定の位 置に保持された交換式かみそりカートリッジに接続させるハンドルを特徴とする 。このハンドルは手をかけられる部分とハンドルの上方端部のハンドル接続構造 体とを有する。そしてこのハンドル接続構造体は、ディスペンサー内のカートリ ッ ジに向かって接続軸に沿って動くことによってカートリッジへの接続を成す。さ らにハンドル接続構造体はハンドルカム構造体を有し、このカム構造体は、ディ スペンサー上の対応する固着部の固着部カム構造体と相互作用するように形成さ れ位置づけられて、ハンドルが接続軸に沿ってカートリッジに向かって動いて接 続される際、固着部が撓んでカートリッジを外すことができるようになっている 。 本発明のある種の実施の形態においては、ハンドル接続構造体は、カートリッ ジ上のカートリッジ接続構造体内に適合し、ハンドル接続構造体は非対称形状で 、ハンドルがカートリッジに向かって動いて接続される際、ハンドル上のカム面 とディスペンサー上のカム従動子とが確実に適切な配置をできるようにする。ハ ンドルはカートリッジを排出するためのボタンを担持しており、このボタンはカ ム面に隣接したプラットフォーム上にあり、カム面と一列にそろったへこみ域を 有し、ハンドルをカートリッジに接続する間およびその後に固着部を受けるスペ ースを提供している。 本発明の別の態様では主として、刃ユニットとカートリッジ接続構造体とを含 む交換式かみそり刃カートリッジを特徴とし、このカートリッジ接続構造体は、 ハンドルを接続軸に沿ってカートリッジ接続構造体に向かって動かすことによっ て、刃ユニットをハンドルに接続するためのものである。カートリッジ接続構造 体はさらに、ハンドルが接続軸に沿って動く際、ハンドル上のカム面を受けるた めのはめこみ域を含んでいる。 本発明の別の態様では主として、刃ユニットとカートリッジ接続構造体とを含 む交換式かみそり刃カートリッジを特徴とし、このカートリッジ接続構造体は、 ハンドルを接続軸に沿ってカートリッジ接続構造体に向かって動かすことによっ て、刃ユニットをハンドルに接続するためのものである。カートリッジ接続構造 体はさらにハンドル上に、ハンドルが接続軸に沿って動く際、合致するキー構造 体を受けるキー溝として機能する斜め切り込み部分を含んで、ハンドルの適切な 方向性を高めている。 本発明の別の態様では主として、刃ユニットとカートリッジ接続構造体とを含 む交換式かみそり刃カートリッジを特徴とし、このカートリッジ接続構造体は、 ハンドルを接続軸に沿ってカートリッジ接続構造体に向かって動かすことによっ て、刃ユニットをハンドルに接続するためのものである。この刃ユニットは、細 長いハウジングと、接続軸に平行でハウジングの長手方向の軸に垂直な交差バー をハウジングの底部部分に有する。またカートリッジ接続構造体は、カートリッ ジディスペンサー上で固着部に係合される固着部分を含む。この固着部分は交差 バーと一列にそろって、その結果、カートリッジがディスペンサーから取り除か れる際に、交差バーが固着部と一列にそろうようになっている。 本発明のある種の実施の形態においては、カートリッジ接続構造体が平面形状 のハンドル接続構造体の挿入のための平面形状の域を成す内向き面を有する。カ ートリッジ接続構造体は係合構造体を有し、この係合構造体は、ハンドルとの取 り外し可能な接続（たとえばスナップ式固定）を提供する。この係合構造体は、 ハンドル上の対応するくぼみと合致する突出部になっている。 本発明の別の態様では主として、カム面を備えたハンドルとはめこみ域を備え たカートリッジを含むかみそりを特徴とし、このはめこみ域は、カートリッジが ハンドルに接続する間に、ハンドルが接続軸に沿って動く際に、ハンドル上のカ ム面を受けるためのものである。 本発明の別の態様では主として、カートリッジディスペンサー、このディスペ ンサー内に保存されているカートリッジ、およびハンドルの組み合わせを特徴と する。そしてこのディスペンサーは固着部を有し、この固着部は、ディスペンサ ー上に保存されたカートリッジを固着配置に取り外し可能に保持し、固着カム構 造体を有する、する。ハンドルはハンドルカム構造体を有し、このハンドルカム 構造体は、ハンドルがカートリッジに向かって動いて接続する際に、固着カム構 造体と相互作用して固着部が固着配置から撓んでカートリッジを外すようになっ ている。ハンドルはまたプラットフォームも含み、このプラットフォーム上に、 接続されたカートリッジがディスペンサーから取り除かれるのに先立って固着部 がカートリッジを取り外した後、非固着配置で固着部が乗り上げるようになって いる。 本発明の別の態様では主として、カートリッジディスペンサーとそのディスペ ンサー内のカートリッジの組み合わせを特徴とする。このカートリッジは、刃ユ ニットと、刃ユニットに可動的に接続されたカートリッジ接続構造体とを有する 。またこのディスペンサーは、刃ユニットを支持するハウジング構造体と、カー トリッジ接続構造体に係合する固着部とを支持する。このハウジング構造体と固 着部が、カートリッジを不動配置に保持し、固着を解かれてハンドルに接続され る準備ができる。 本発明の別の態様では主として、交換式のかみそりカートリッジを使用する方 法を特徴とする。このカートリッジはディスペンサー内に保存される。ハンドル のハンドル接続構造体は、接続軸に沿ってカートリッジのカートリッジ接続構造 体に向かって動き、カートリッジをハンドルに接続させる。そのあと、ハンドル を後退軸にほぼ沿って後退させることによって、ハンドルに接続された状態でカ ートリッジをディスペンサーから取り除く。この後退軸は、ハンドルをカートリ ッジに接続させるために使用された接続軸と同じものであると好ましい。 本発明のある種の実施態様においては、使用後、ハンドルおよび接続されたカ ートリッジを同じ接続軸もしくは異なる接続軸に沿って動かすことによって、同 じディスペンサーもしくは異なるディスペンサー内につけ直す。カートリッジを ハンドルから離して、カートリッジをディスペンサーに残したまま、ハンドルを 後退させる。 本発明の別の態様では主として、交換式かみそりカートリッジを適切な方向で ハンドルに接続する方法を特徴とする。カートリッジは、ディスペンサー内の前 方傾斜ディバイダーと後方傾斜ディバイダーとの間の傾斜域に保存されている。 ディバイダーは、一般的に相互に平行であり、カートリッジはカートリッジ接続 構造体を有し、このカートリッジ接続構造体は、前方および後方傾斜ディバイダ ーの間を通過するカートリッジ接続軸を備える。ハンドルのハンドル接続構造体 は、接続軸に沿って、カートリッジのカートリッジ接続構造体に向かって動き、 カートリッジをハンドルに接続させる。ハンドルは接続軸に対して非対称形状に なっており、ハンドル上の遮断構造体は、ハンドルが不適切な方向にあるとき、 軸の後方ディバイダーに近接した側にあって後方傾斜ディバイダーによって遮断 され、一方ハンドルが適切な方向にあるとき、ハンドル上の遮断構造体は軸の後 方ディバイダーから遠い側にあって後方傾斜ディバイダーを通過できるようにな っている。 ある種の実施の形態においては、遮断構造体はハンドル上に担持されたボタン を含み、ハンドル接続構造体が、つなぎ部を介して、ハンドルの細長いハンドグ リップ構造体から曲がっており、遮断構造体がそのつなぎ部を含んでいる。 本発明の別の態様では主として、交換式かみそりカートリッジを使用する方法 を特徴としている。このカートリッジはディスペンサー内に保存されている。ハ ンドルのハンドル接続構造体は、カートリッジのカートリッジ接続構造体に接続 される。そして、ハンドルを後退軸にほぼ沿って後退させることによって、カー トリッジをハンドルに接続させたままディスペンサーから取り除く。ディスペン サーは、カートリッジが取り除かれる際、カートリッジ接続構造体に付勢力をも たらす弾性部材を有し、この付勢力は後退軸に沿った成分を有し、カートリッジ をディスペンサーから排出させるときの補助となる。 本発明の別の態様では主として、交換式のかみそりカートリッジをハンドルに 接続する方法を特徴とする。この方法は、ディスペンサー内にカートリッジを保 存することを含み、このディスペンサーは、カートリッジのカートリッジ接続構 造体を保持する固着部を有する。ハンドルのハンドル接続構造体は、接続軸に沿 って、カートリッジ接続構造体に向かって動く。固着部はハンドルカム構造体で 非固着配置まで自動的に動き、このハンドルカム構造体が、ハンドルがカートリ ッジ接続構造体に向かって動き接続される際、固着部カム構造体と相互作用して いる。 本発明の別の態様では主として、かみそり刃カートリッジのためのディスペン サーをつくる方法を特徴とし、このために、底部プラスチック部と最上部プラス チック部とを永久接続させて、それぞれのかみそり刃カートリッジを受けるため のセクションを合わせて成すものである。 本発明のある種の実施の形態では、最上部と底部を超音波溶接で接続し、底部 の刃ユニットディバイダーを、最上部上の傾斜ディバイダーに超音波溶接させる 。 本発明の実施例は、以下に示したうちの１つもしくはそれより多くの利点をも つことになろう。つまり、ハンドルは新しいカートリッジに容易に接続でき、カ ートリッジはハンドルをカートリッジに接続している間に、ディスペンサーから 自動的にはずせる。また刃ユニット域と重なっている傾斜域の使用によって、デ ィスペンサーの基部に沿ったスペースが確保され、ディスペンサーに必要な任意 のペグスペースのためのカートリッジの効率的な配置ができる。またハンドルが 非対称形であるため、使用者が誤った方向でハンドルをカートリッジに接続せず にすむ。これらの特徴は以下のうちの１つもしくはそれより多くのものを含む。 つまり、ハンドルとカートリッジ上の非対称形の接続部分、カートリッジおよび ハンドル接続構造体上のキー／キー溝の合致特徴、そして、ハンドルが誤った方 向にあるときは傾斜後方ディバイダーによって遮断されるが、適切な方向にある ときは遮断されないようになっているハンドル上の遮断構造体（たとえば一方の 側の排出ボタン、あるいは、曲がったつなぎ部）などである。 本発明の他の特徴および利点は以下の実施の形態の説明と請求の範囲とから明 らかになるであろう。 第１図は、かみそり刃カートリッジのためのディスペンサーの斜視図である。 第２図は、交換式かみそりカートリッジと、使用のためにこのカートリッジが 接続されるハンドル（部分図として示されている）とが一列にそろった様子を示 す斜視図である。 第３図は、第１図のディスペンサーの平面図である。 第４図は、第１図のディスペンサーの、第３図の４−４線についての垂直断面 図である。 第５図は、第１図のディスペンサーの底面図である。 第６図は、第１図のディスペンサーの傾斜ディバイダーと固着部の、第４図の ６−６線についての垂直断面図である。 第７図は、第２図のハンドルの上方端部におけるハンドル接続構造体の平面図 である。 第８図は、第７図のハンドル接続構造体の立面図である。 第８Ａ図は、第７図のハンドル接続構造体の端部の、第８図の８Ａ−８Ａ線に ついての垂直断面図である。 第９図は、第２図のカートリッジのカートリッジ接続構造体の断面図である。 第１０図は、第１図のディスペンサーの１つのセクションにおけるディバイダ ー間に保存された、第２図のカートリッジの配置を示す概略図である。 第１１図乃至第１６図は、ハンドルが第１図のディスペンサー内のカートリッ ジに接続されている間、および接続されたカートリッジがディスペンサーから取 り除かれる間の、カートリッジ、ディスペンサー構成部品、およびハンドルの配 置を示す概略図である。 第１図乃至第４図を参照すると、かみそり刃カートリッジ１２（第２図）を保 存するためのカートリッジディスペンサー１０（第１図）が示されており、それ ぞれのカートリッジは、カートリッジ接続構造体１６にピボット式に接続された 刃ユニット１４を有する。ディスペンサー１０は、カートリッジ１２を受けるた めのセクション２０を画成するハウジング構造体１８と、それぞれのセクション ２０ごとに設けられ各セクション２０にて各カートリッジ１２を保持するための 固着部２２とを含んでいる。セクション２０は、カートリッジディバイダー２４ と、ハウジング構造体１８の側壁２６とによって画成される。それぞれのカート リッジディバイダー２４は、垂直な刃ユニットディバイダー部分３６を底部側に 、その上に傾斜ディバイダー部分４２を有する。 ディスペンサー１０は２つの成形部品２８，３０からなっており、これらの成 形部品は、シーム３２（第４図）のところで超音波溶接によって互いに接合され ている。底部分２８は、刃ユニットディバイダー部分３６に垂直な基部３４と、 側壁２６（第３図、第４図）からわずかに離れた高さ調節用カートリッジ支持体 ３８とを含む。カートリッジ支持体３８は、カートリッジ１２（第２図）のうち 刃ユニット１４の端部に位置するクリップ４０を支持できるように形成され、ま たそれと一列にそろって、ディスペンサーがクリップ４０より下に保持された刃 に接触しないようになっている。第５図を参照すると、基部３４には、それぞれ のカートリッジ１２を受け入れるセクション２０ごとに排出孔５３が設けられて いる。 第３図および第４図を参照すると、上方部３０は傾斜ディバイダー部分４２を 含み、それぞれのディバイダー部分は、側壁２６間に延びる下方部分４４と、柔 軟性を保てるように側壁２６に接続されていない上方部分４６を２つ有する。あ るいは上方部分４６が側壁２６に接続されていてもよく、この場合、上方部分４ ６と側壁２６間に任意にスペースを設けるとよい。上方部分４６は最上部４７を 有する。それぞれの傾斜ディバイダー部分４２の２つの上方部分４６同士の間 には、下方部分４４から上向きに延びる固着部２２がある。前方面４８も同様に 側壁２６間に下方部分５０、制約を受けずに立っている上方部分５２、およびそ れらの間の固着部２２とを有する。上方部分４６，５２は、固着部２２の端部付 近に、接続の間および離す間に、カートリッジとハンドルの接続構造体を受け入 れるスペースを有する。 第６図を参照すると、軸５６ｂが傾斜ディバイダー部分４２の下方部分４４お よびそこから延びる固着部２２の一部分とを通って延び、接続シーム３２および その下の基部３４との間に３５°の角度αを成す。この角度αは３０°を越えな ければならない。（販売用展示ラックという点でのペグスペースに関して）ディ スペンサー１０の長さ寸法内にカートリッジを十分な数提供するということと、 ディスペンサー１０が不適切に厚くならないようにするということととの、バラ ンスを考慮すると、３５°という値がよい。すなわち、角度αを９０°まで増加 させることによってカートリッジ１２のためのセクション２０を追加できるのだ が、ディスペンサーの厚みもそれに応じて増加するからである。３０°という値 は、カートリッジ接続構造体１６に対して刃ユニット１４に与えられた角度方向 として、カートリッジ１２にアクセスできる下方限界であると確信されている。 固着部２２の自由端部はわずかに曲がって固着部カム構造体５４で終端となって いる。この構造体は、端面５６、端面５６における隣接面との接合部５８，６０ によって画成されるカム従動子を含んでいる。隣接面の１つが遮断面５６ａで、 下方部４４を通過する長手方向の軸５６ｂと９０°なる角度を成す。遮断面５６ ａに隣接するのが保持面６２であり、これは下記に述べるように、カートリッジ 接続構造体１６（第１０図）の固着器８２と接触する。 第２図を参照すると、ハンドル６３は細長いまっすぐなハンドグリップ部６５ と、そのハンドグリップ部６５の上方端部に設けられたハンドル接続構造体６４ とを含んでいる。構造体６４のほぼ平らな延長部６６は、カートリッジ接続構造 体１６（第９図）内の対応する凹部６７内に適合するようにつくられており、共 に台形の形状をしている。ハンドル接続構造体６４は、ハンドグリップ部６５か ら曲がっており、つなぎ部分７１を介してグリップ部に接続されている。ハンド ル接続構造体６４はばね付勢されたプランジャー６１を含み、交差バー４１のカ ム面においてピボット式刃ユニット１４を付勢する。ハンドル接続構造体６４は またボタン６８を含み、これはハンドル６３からカートリッジ１２を排出するた めに延長部６６の前方端部からプレッサーを伸ばすのに用いられる（第２図には 図示されていない）。カートリッジ１２およびハンドル接続構造体６４の構造お よび操作、プランジャー６１と交差バー４１のカム面との相互作用、およびカー トリッジ１２とハンドル６３との接続および離れるときの詳細については、１９ ９６年４月１０日出願の出願番号０８／６３０，４３７号、および同時出願の「 シェービングかみそりおよび方法」なる特許出願に示されている。なお、これら は参考のために、ここで十分に説明されたものとして本明細書中に引用する。 主として第７図および第８図を参照すると、ハンドル６３のハンドル接続構造 体６４は、カム面７０を有するハンドルカム構造体６９を含む。このカム面は、 延長部６６がディスペンサー１０内に収まっているカートリッジ１２（第１１図 ）の凹部６７（第９図）に挿入される際、固着部２２（第６図）のカム従動子構 造体５４（面５６および接合部５８，６０）に対して作用する。第８図に示した ように、面７０は接続軸７２に対して鋭角（およそ２２°）を成している。ハン ドル接続構造体６４は、プラットフォーム部７４と、カム面７０の両側に設けら れた概略半円の部分７６とを含む。そしてカートリッジ接続構造体１６は、ハン ドル接続構造体６４のプラットフォーム７４を受けられるような形状の斜め切り 込み部分８０（第２図、第９図）を有する。斜め切り込み部分８０は、ハンドル ６３のプラットフォーム部７４と合致するための、キー溝として機能し、カム面 ７０と固着部２２のカム従動子構造体の適切な並び、およびカートリッジ１２に 接続している際のハンドル６３の適切な方向性を確保している。 第８Ａ図に示されたように、延長部６６は、その外向き面を通る接続軸７２（ 第７図および第８図）に垂直な平らな断面においては、非対称形状である。そし て、カートリッジ１２のカートリッジ接続構造体１６内の凹部６７（第９図）は 、その合致する内向き面を通る接続軸７２に垂直な平らな断面においても、同じ 形状を有する。ここで述べたように、合致するプラットフォームおよび斜め切り 込み部が、非対称形状であるということによって、接続する際のカム面７０と固 着部２２のカム従動子構造体５４の適切な並び、およびハンドル６３とカートリ ッジ１２の適切な方向性が確保される。ボタン６８は、カム面７０と直線上に並 んだへこみ域７３を有し、ハンドル６３が傾きながら前方に向かうとき、ハンド ル接続構造体６４がカートリッジ１２の接続構造体１６と接続する際および接続 した後に、固着部２２を受けるスペースを提供する（第１４図）。 第９図を参照すると、カートリッジ接続構造体１６は、ハンドル６３が接続軸 ７２に沿って動くとき（第１２図、第１３図）、ハンドル６３のカム面７０を受 けるための、はめこみ域７８を有していることがわかる。カートリッジ接続構造 体１６はまた、はめこみ域７８の最上部と斜め切り込み部８０の中央とが接合す るところに配置された被固着部８２も有する。被固着部８２は、ディスペンサー １０に保持されているとき固着部２２の保持面６２に接触する（第６図、第１０ 図）。カートリッジ接続構造体１６はさらに、ハンドル６３の２つのくぼみ８５ （第８図）と合致する戻りどめ８３を２つ有する。カートリッジ接続構造体１６ の端から延びた、ピボット７９の付いたアーム７７が２つ（第９図ではピボット が１つ付いたアームを１つだけ示している）は、上述した特許出願０８／６３０ ，４３７号に詳細に説明されているように、刃ユニット１４（第２図）とのピボ ット式接続を成すものである。 カートリッジ１２をそれぞれのセクション２０内に装填するとき、それぞれの 刃ユニット１４の底部は、ディバイダー４２（もしくは後ろ側の傾斜壁９５）の 上方面９０（第４図、第１０図）によって案内され、傾斜域９２を通って、刃ユ ニット域９４に入る。（したがって、面９０はディバイダー４２の下方部４４と 上方部４６の両方の上方面を含むことになる）。刃ユニット１４の底部はまた、 カートリッジ支持体３８の上方形成面に沿って案内され、刃ユニットの前方が刃 ユニットディバイダー部分３６に当接して静止した状態で、支持体３８上に静止 する。第４図に示されているように、カートリッジ支持体は最初にほぼ水平部分 を有し、そのあと第１傾斜部分、それから第１傾斜部分より小さい角度の第２傾 斜部分を有する。第１０図に示されたように、ピボット式カートリッジ接続構造 体１６は、固着部２２の保持面６２がカートリッジ接続構造体１６の被固着部８ ２と係合する位置におかれる。上述したように、カートリッジ接続構造体１６は 刃ユニット１４にピボット式に固定されている。第１０図においては、刃ユニッ ト１４はカートリッジ接続構造体１６に対して最も開いた方向でのピボット限界 にある。したがって被固着部８２は第１０図に示された位置から下にはもはや動 けないし、保持面６２による介入によって域９２から後方に（右方向）にさがる こともできない。第１０図によって示されたカートリッジの保存位置においては 、固着部２２の非撓み位置からの撓みはなく、したがってカートリッジ接続構造 体１６上の固着部２２の力はゼロもしくは最小となっている。もし固着部２２が わずかでも外側に撓み、あるいは、カートリッジ接続構造体１６と刃ユニット１ ４とが、もしくは被固着部８２と保持面６２との間のわずかなスペースが、もう 少し大きく開いた方向になったとすると、カートリッジ接続構造体１６の被固着 部８２は少しだけ後方に（右方向）に動いて、保持面６２の異なる位置と接触で きるであろう。しかし、被固着部８２は、固着部２２が外側に（すなわち第１０ 図では上方に）大きく撓まない限り、固着部２２の遮断面５６ａを越えることは ない。 使用に際しては、かみそりを使う人がハンドル６３上のカートリッジ１２を交 換したいときに、その時点で固定されているカートリッジ１２をボタン６８を用 いて抜いて捨てる（あるいは、後述するように、ディスペンサー１０のあいてい るセクション２０に挿入する）。それから、延長部６６を接続軸７２に沿って、 合致する凹部６７に導入して、ディスペンサー１０内の使用カートリッジ１２を ハンドル６３に接続する。第１０図は、保存中およびハンドル６３への接続に先 立つ、ディスペンサー１０内のカートリッジ接続構造体１６の位置を示すもので ある。第１１図は、ハンドル６３上のカム面７０が最初に、ディスペンサー１０ 上の固着部２２の固着部カム構造体５４と接触している際の、ハンドル接続構造 体６４の位置を示したものである。第１２図は、ハンドル接続構造体６４がさら に挿入されたときの固着部２２の最初の撓みを示したものであり、第１３図は、 カートリッジ接続構造体１６に接続されたハンドル接続構造体６４を示したもの である。 使用者は、ハンドル６３の接続軸７２に対する非対称形状特徴によって、誤っ た方向でハンドル６３をカートリッジ１２に接続せずにすむ。本願の特徴の２つ をあげると、延長部６６の非対称形状であり、半円形状プラットフォーム７４の 合致するキー／キー溝特徴がある。これら２つの特徴によって、カートリッジが ディスペンサー１０内にあろうとなかろうと、カートリッジ接続構造体１６に対 してハンドル６３が適切な方向になければ（つまり上下さかさま）、戻りどめ８ ３とくぼみ８５が係合した状態で、延長部６６が凹部６７に完全挿入されないよ うになっている。別の２つの特徴である、ボタン６８とつなぎ部分７１とによっ て、保存セクション２０の傾斜配置のせいで、使用者はハンドル接続構造体６４ をディスペンサー１０内のカートリッジ１２に近づけることさえできない。しか しハンドル６３が第１１図に示されたような適切な方向にあるとき、ボタン６８ とつなぎ部分７１とは接続軸７２の前方傾斜ディバイダー４２に近接した側にあ り（第１図、第５図、および第１１図を参照）、後方傾斜ディバイダー４２ から離れて、ディスペンサー１０のいかなる構造体によっても遮断されない。も し使用者がカートリッジ１２をハンドル６３に上下さかさまにとりつけようとす ると、ボタン６８およびつなぎ部分７１が軸７２の後方ディバイダー４２にもっ とも近接して、それによって遮断されてしまう。したがって、ディスペンサー１ ０上の傾斜ディバイダーの使用によって、ボタン６８およびつなぎ部分７１とが 遮断構造体として機能し、使用者がハンドル６３をディスペンサー１０内のカー トリッジ１２に接続しようとする以前に、ハンドル６３を正しい方向に配しやす くするのである。 ハンドル６３が第１１図に示されたような正しい方向にある場合、ハンドル接 続構造体６４が接続軸７２に沿って動く際、カム面７０は固着部２２（第１１図 ）のカム従動子構造体５４と接触する。引き続き軸７２に沿った挿入によって、 カム面７０は片持ちばり固着部２２を外側に付勢する（第１２図）。固着部２２ が外側に動く際、その片持ちばりアームは主として基部付近に屈曲し（第４図、 第６図参照）、遮断面５６ａ（第６図）はその遮断面の平面にほぼ沿って（下方 部分４４を通る長手方向の軸５６ｂに垂直に）動く。ハンドル接続構造体６４が さらに軸７２に沿って挿入するにつれ、固着部２２はプラットフォーム７４に乗 り上げられて、第１３図に示された接続位置において戻りどめ８３がくぼみ８５ 内に正しく固定されるのに先立って、あるいはそれと同時に、カートリッジ構造 体を取り外す非固着配置に至る。はめこみ域７８は、カム面７０を接続位置で受 けるために、カートリッジ接続構造体１６内に域を提供する。使用者がこの時点 でハンドル６３を上方に傾けると、固着部２２はさらに撓んで、プラットフォー ム７４を乗り越えて、固着部２２を壊すことなく、ボタン６８のへこみ域７３ま でいくことができる。 次いで使用者は、ハンドル６３と接続されていたカートリッジ１２をディスペ ンサー１０から後退させる。そのとき、接続の際にハンドルが移動したのと同じ 軸、すなわち接続軸７２に沿っていくのが普通である。カートリッジは第１３図 の最初の接続位置から第１５図の最初の後退位置、第１６図のさらなる後退位置 まで動く。固着部２２がカートリッジ接続構造体１６の外側を乗り越えていると きは（第１５図、第１６図）、弾性を有する片持ちばり構造体である固着部２２ はいまだ、最初の後退の際は撓み位置にあるので、固着部２２はカートリッジ接 続構造体１６に付勢力をもたらす。第１６図の位置においては、固着部２２は接 続構造体１６の曲面の前方面１００と接触しているので、固着部２２によっても たらされた付勢力は、軸７２に沿った成分を有し、これによってディスペンサー １０から接続されたカートリッジを排出しやすくなる。 ハンドルと接続されたカートリッジとが第１６図に示された位置からさらに外 側に動く際、刃ユニット１４は固着部２２を通過する。この時点で、固着部２２ は刃ユニット１４の背面と接触し、固着部２２は刃ユニット１４の背面上の、刃 に垂直でかつ被固着部８２と一列にそろっている、交差バー４１に乗り上げる（ 第２図）。固着部２２はかくして、刃ユニット１４の背面上の他の構造体（たと えば刃ユニット１４のハウジングの垂直部分）上にくることはありえない。交差 バー４１はまた、刃ユニット１４に強度を与え、ばね付勢されたプランジャー６ １によって作用されるカム面を有してもいる。 使用者がシェービングに使った後にカートリッジ１２を交換したいとき、カー トリッジを接続軸７２に沿って挿入し、ボタン６８を用いてカートリッジを排出 することによってディスペンサー１０に戻すことができる。排出前に固着部２２ はプラットフォーム７４にのっている。排出前に、もしハンドルを（たとえば第 １４図に示したように）上方に傾けると、固着部２２はへこみ域７３内まで動く 。そして、ハンドル６３を後退させる際、カートリッジは自動的に固着部２２に よって係合され、固着部２２は後退のあいだにプラットフォーム７４およびカム 面７０をおりる。ディスペンサー１０内に保存された使用ずみの刃ユニット１４ 上 の液体は、排出孔５３（第５図）を通って排出させることが可能である。 本発明の他の実施の形態は請求の範囲に含まれている。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】平成１１年６月２８日（１９９９．６．２８） 【補正内容】 請求の範囲 １． ハンドルとともに用いられるかみそり刃カートリッジのためのカートリ ッジディスペンサーにおいて、 ハウジング構造体であって、それぞれのカートリッジを受けるためのカートリ ッジ受けセクションを成し、このそれぞれのカートリッジが、前記セクション内 で、前記ハンドルが前記カートリッジに向かって動く際に、前記それぞれのカー トリッジの前記ハンドル上のハンドル接続構造体への接続を可能にする所定の位 置に保持されているハウジング構造体と、 ハウジング構造体によって担持された固着部であって、固着部カム構造体と、 ハウジングの前記カートリッジ受けセクション内で延びるカートリッジ保持部分 とを有する固着部とを含み、 前記固着部カム構造体が、対応するハンドル構造体と相互作用するように形成 されて位置づけられて、その結果、前記ハンドルが前記カートリッジのカートリ ッジ接続構造体に向かって動いて接続される際に、前記固着部が非固着配置まで 撓んで、ここで前記カートリッジ保持部分が前記カートリッジを外せるようにな っていることを特徴とするディスペンサー。 ２． 前記固着部が前記セクション内に前記それぞれのカートリッジを保持す る請求項１記載のディスペンサー。 ３． 複数のカートリッジのために、前記セクションとそれぞれの固着部とが 複数設けられている請求項１記載のディスペンサー。 ４． 前記それぞれのセクション内に保持されたかみそり刃カートリッジをさ らに含む請求項３記載のディスペンサー。 ５． ハンドルとともに用いられるかみそり刃カートリッジのためのカートリ ッジディスペンサーにおいて、 それぞれのカートリッジを受けるためのセクションを成すハウジング構造体を 含み、 前記ハウジング構造体が、基部、側壁、および前記セクション間に複数のカー トリッジディバイダーを含み、 前記カートリッジディバイダーが上方面と下方面とを有する傾斜ディバイダー を含み、これらの面が、前記基部に対して鋭角を成し、前記カートリッジを受け るための傾斜域を成し、 前記傾斜域が部分的に、１つの傾斜ディバイダーの上方面および隣接する傾斜 ディバイダーの対面下方面とによって境界線を施され、 前記傾斜ディバイダーが、前記カートリッジを前記セクションで受けたときに 、前記カートリッジの最上域より上まで延びるための上方面を有することを特徴 とするディスペンサー。 ６． 前記カートリッジのそれぞれが、刃ユニットと、ハンドルに接続するた めのカートリッジ接続構造体とを有し、前記カートリッジ接続構造体が前記刃ユ ニットから延び、 前記カートリッジディバイダーがまた刃ユニットディバイダーを含み、この刃 ディバイダーが前記基部から延び、前記基部に実質的に垂直で、そして部分的に 前記刃ユニットを受ける刃ユニット域を成し、さらに 前記傾斜ディバイダーがそれぞれの前記刃ユニットディバイダーの端部から延 び、前記傾斜域が刃ユニットを前記刃ユニット域に配したりまたそこから取り除 いたりするためのそれぞれの刃ユニット域になり、そして前記カートリッジ接続 構造体を前記傾斜域に受け、 １つのセクションの前記傾斜域が部分的に隣接セクションの前記刃ユニット域 と重なることを特徴とする請求項５記載のディスペンサー。 ７． 前記固着部カム構造体がカム従動子を含み、そして前記対応するハンド ル構造体がカム面を有する請求項１記載のディスペンサー。 ８． 前記固着部カム構造体が固着部カム面を含む請求項１記載のディスペン サー。 ９． 前記ハウジング構造体が、基部と、前記基部から上方に延び前記セクシ ョンを成す複数のカートリッジディバイダーとを有し、前記固着部が前記カート リッジディバイダーから延びている請求項３記載のディスペンサー。 １０． 前記固着部が前記ディバイダーの中央部分に配置されている請求項９ 記載のディスペンサー。 １１． 前記ハウジング構造体が側壁を有し、そして前記傾斜ディバイダーが 前記基部に近接した側壁間に延びる第１部分と、第１部分から上方に延びるが前 記側壁には接続されていない第２部分とを有する請求項５記載のディスペンサー 。 １２． 前記カートリッジが前記セクション内において、それぞれの固着部に よって、前記ハンドルが前記カートリッジに向かって動く際に、前記ハンドル上 のハンドル接続構造体にそれぞれの前記カートリッジが接続可能となるような所 定の位置に保持されることが可能であり、それぞれの固着部が固着部カム構造体 を有して、この固着部カム構造体が前記ハンドル上の対応するハンドル構造体と 相互作用するように形成され位置づけられて、その結果、前記ハンドルが前記カ ートリッジのカートリッジ接続構造体に向かって動いて接続される際に、前記固 着部が撓んで前記カートリッジを外せるようになっている請求項５記載のディス ペンサー。 １３． 前記固着部が前記セクションに前記カートリッジを保持する請求項１ ２記載のディスペンサー。 １４． 前記固着部カム構造体がカム従動子を含み、そして前記ハンドルカム 構造体がカム面を有する請求項１２記載のディスペンサー。 １５． 前記固着部が弾性を有する片持ちばりアームを有し、この片持ちばり アームが、前記カートリッジディバイダーから延び、固着部の一方の側から延び た前記固着部カム構造体を備える端部を有する請求項９または１２記載のディス ペンサー。 １６． 前記固着部が弾性を有する片持ちばりアームを有し、この片持ちばり アームが、前記カートリッジディバイダーから延び、固着部の一方の側から延び た前記固着部カム構造体と、前記カートリッジが抜けないようにするための前記 アームに実質的に垂直な遮断面とを備える端部を有する請求項９または１２記載 のディスペンサー。 １７． 前記それぞれのセクションに保持されたかみそり刃カートリッジをさ らに含む請求項１２記載のディスペンサー。 １８． 前記それぞれのセクションに保持されたかみそり刃カートリッジをさ らに含み、前記カートリッジ接続構造体が、接続軸に沿ってハンドルが前記カー トリッジ接続構造体まで動くことによって、前記ハンドルに接続され、前記カー トリッジ接続構造体が前記ハンドルが前記接続軸に沿って動く際に前記ハンドル 上の前記カム面を受けるためのはめこみ域を含んでいる請求項７または１４記載 のディスペンサー。 １９． 前記それぞれのセクションに保持されたかみそり刃カートリッジをさ らに含み、前記カートリッジ接続構造体が前記ハンドル接続構造体の外向き面と 合致するための内向き面を有し、 前記カートリッジ接続構造体が、接続軸に沿ってハンドルが前記カートリッジ 接続構造体まで動くことによって、前記ハンドルに接続され、 前記カートリッジ接続構造体が、前記固着部によって係合される被固着部と、 前記ハンドルが前記接続軸に沿って動く際に前記ハンドル上の前記カム面を受け るために前記被固着部に隣接してはめこみ域とを有する請求項７または１４記載 のディスペンサー。 ２０． 前記はめこみ域が傾斜内向き面を有する請求項１９記載のディスペン サー。 ２１． 前記ハウジング構造体が底部と最上部とを有し、それらが互いに接続 されている請求項１記載のディスペンサー。 ２２． 前記ハウジング構造体が底部と最上部とを有し、それらが互いに接続 されている請求項５記載のディスペンサー。 ２３． 前記ハウジング構造体が、互いに接続された底部と最上部とから成り 、前記底部が前記基部と前記刃ユニットディバイダーとを含み、前記最上部が前 記傾斜域を含む請求項６記載のディスペンサー。 ２４． 前記底部と前記最上部とが成形プラスチックでできている請求項２１ 、２２、または２３記載のディスペンサー。 ２５． 前記底部と前記最上部とが成形プラスチックでできており、前記底部 と前記最上部とが超音波溶接で互いに接続されている請求項２１、２２、または ２３記載のディスペンサー。 ２６． 前記ハウジング構造体がそれぞれのセクションごとに排出孔を有する 請求項１または５記載のディスペンサー。 ２７． 前記固着部が、前記カートリッジディバイダーから延びる弾性を有す る片持ちばりアームと、それぞれが固着部の一方の側から延びる前記固着部カム 構造体を有する端部とを含み、前記カートリッジディバイダーは前記片持ちばり アームの前記端部付近に前記ハンドル接続構造体を受けるスペースを有する請求 項９または１２記載のディスペンサー。 ２８． 前記カートリッジが、刃と、前記刃の外側でかつ上側に設けられたカ ートリッジ端部構造体とを有し、前記ハウジング構造体が持ち上がり部材を有し 、その持ち上がり部材上で前記カートリッジ端部構造体が前記刃と前記ハウジン グ構造体とが接触しないように支持されている請求項４または１７記載のディス ペ ンサー。 ２９． 前記傾斜ディバイダーが、前記基部に対して３０°より大きい角度を 成す請求項５または６記載のディスペンサー。 ３０． 固着部によってディスペンサー内で支えられている交換式かみそりカ ートリッジに接続するためのハンドルにおいて、 上方端部を有するハンド係合部分と、 接続軸に沿って前記ディスペンサー内の前記カートリッジに向かって動くこと によって前記カートリッジと接続を成す前記上方端部におけるハンドル接続構造 体とを有し、 前記ハンドル接続構造体が、ハンドルカム構造体を含み、このハンドルカム構 造体が前記ディスペンサー上の前記固着部上の対応する固着部カム構造体と相互 作用するように形成され位置づけられて、その結果、ハンドルが前記カートリッ ジのカートリッジ接続構造体に向かって前記接続軸に沿って動いて接続される際 に、前記固着部が撓んで前記カートリッジを外せるようになっていることを特徴 とするハンドル。 ３１． 前記固着カム構造体がカム従動子を含み、前記ハンドルカム構造体が カム面を含む請求項３０記載のハンドル。 ３２． 前記カム面が前記接続軸に対して鋭角を成す請求項３１記載のハンド ル。 ３３． 前記ハンドル接続構造体が、前記カートリッジのカートリッジ接続構 造体内に適合する請求項３２記載のハンドル。 ３４． 前記ハンドル接続構造体が前記接続軸を横切る平面を通る断面におい て非対称形状で、前記ハンドル接続構造体が前記接続軸に沿って前記カートリッ ジに向かって動いて接続する際に、前記カム面と前記カム従動子との適切な配列 を高めるようになっている請求項３０または３３記載のハンドル。 ３５． 前記ハンドル接続構造体が前記カートリッジ接続構造体を排出するの に使用されるボタンを担持している請求項３０記載のハンドル。 ３６． 前記ハンドル接続構造体が前記カートリッジ接続構造体を排出するの に使用されるボタンを担持し、前記ボタンが前記カム面に隣接して担持されてい る請求項３１記載のハンドル。 ３７． 前記ボタンが前記カム面と直線上にへこみ域を有し、前記ハンドル接 続構造体が前記カートリッジ接続構造体に接続する間もしくはその後に、前記固 着部を受けられるようなスペースを提供する請求項３５記載のハンドル。 ３８． 前記ハンドル接続構造体が前記カートリッジ接続構造体の内向き面と 合致するための外向き面を有し、前記外向き面が前記カム面を含み、前記ハンド ル接続構造体が前記カム面に隣接するプラットフォームと、前記カートリッジを 排出するのに使用されるボタンを前記プラットフォーム上に含む請求項３３記載 のハンドル。 ３９． 前記プラットフォームが概略半円形状であり、前記カム面が前記プラ ットフォームの中央部に隣接して配置されている請求項３８記載のハンドル。 ４０． 前記ボタンが前記カム面と直線上にへこみ域を有し、前記ハンドル接 続構造体が前記カートリッジ接続構造体に接続する間もしくはその後に、前記固 着部を受けられるようなスペースを提供する請求項３８記載のハンドル。 ４１． 交換式かみそり刃カートリッジ（１２）において、 刃ユニット（１４）と、 前記刃ユニットを、ハンドル（６３）を接続軸（７２）に沿ってカートリッジ 接続構造体まで動かすことによって、前記ハンドルに接続させるカートリッジ接 続構造体（１６）を含み、 前記カートリッジ接続構造体が、前記ハンドルが前記接続軸に沿って動く際に 前記ハンドル上のカム面（７０）を受けるためのはめこみ域（７８）を含み、 前記カートリッジ接続構造体（１６）が入口を有し、前記はめこみ域（７８） が前記入口に配置され、前記入口が前記接続軸（７２）に平行な方向に向き、ハ ンドルが前記接続軸（７２）に沿って動く際に、前記入口と前記はめこみ域（７ ８）がカム面（７０）の妨害されない通過を提供し、 それによって、前記カム面が前記はめこみ域内で動くことによって引き起こさ れる前記カム面の撓みや前記カートリッジ接続構造体の変形なしに、前記カム面 を前記はめこみ域内で受けることができる、カートリッジ。 ４２． 前記はめこみ域が前記接続軸に対して鋭角を成す傾斜面を有する請求 項４１記載のカートリッジ。 ４３． 前記カートリッジ接続構造体が前記ハンドルのプラットフォームを受 ける斜め切り込み部分を有し、前記斜め切り込み部分が前記はめこみ域に隣接し ている請求項４２記載のカートリッジ。 ４４． 前記カートリッジ接続構造体が、前記ハンドルのハンドル接続構造体 の外向き面と合致する内向き面を有する請求項４２記載のカートリッジ。 ４５． 前記内向き面が、平坦形状のハンドル接続構造体の挿入のための平坦 形状の域を成す請求項４４記載のカートリッジ。 ４６． 前記傾斜面が前記カートリッジ接続構造体の内側の内向き傾斜面であ り、前記カートリッジ接続構造体がディスペンサー上の固着部と係合するために 前記傾斜面に隣接して被固着部を有する請求項４４記載のカートリッジ。 ４７． 前記カートリッジ接続構造体が前記ハンドルのプラットフォーム（７ ４）を受けるための斜め切り込み部分（８０）を有し、前記斜め切り込み部分は 前記はめこみ域（７８）に隣接している請求項４４記載のカートリッジ。 ４８． 前記斜め切り込み部分が概略半円形の周縁域を有し、前記傾斜面が前 記斜め切り込み部分の中央部に配置されている請求項４７記載のカートリッジ。 ４９． 前記カートリッジ接続構造体が係合可能な構造体を有し、前記ハンド ルに取り外し可能な接続を提供する請求項４１記載のカートリッジ。 ５０． 前記カートリッジ接続構造体が係合可能な構造体を有し、前記ハウジ ングにとり外し可能なスナップ固定式の接続を提供する請求項４１記載のカート リッジ。 ５１． 前記係合可能な構造体が、前記ハンドル上の対応するくぼみと合致す るための突出部を含む請求項４９または５０記載のカートリッジ。 ５２． 交換式かみそり刃カートリッジ（１２）において、 刃ユニット（１４）と、 前記刃ユニットを、ハンドル（６３）を接続軸（７２）に沿ってカートリッジ 接続構造体まで動かすことによって、前記ハンドルに接続させるカートリッジ接 続構造体（１６）を含み、 前記カートリッジ接続構造体が、前記ハンドルが前記接続軸に沿って動く際に 前記ハンドル上の合致するキー構造体（７４）を受けるためのキー溝（８０）と して機能する斜め切り込み部分を含んで、前記ハンドルの適切な方向性を高め、 前記カートリッジ接続構造体が入口を有し、前記斜め切り込み部分が前記入口 に配置され、前記入口が前記接続軸に平行な方向に向き、カートリッジがハンド ルに接続する際に、前記入口と前記斜め切り込み部分が合致するキー構造体の妨 害されない通過を提供することを特徴とする前記カートリッジ。 ５３． 前記斜め切り込み部分が凹形である請求項５２記載のカートリッジ。 ５４． 前記斜め切り込み部分が概略半円形状である請求項５２記載のカート リッジ。 ５５． 前記カートリッジ接続構造体が、前記ハンドルのハンドル接続構造体 の外向き面と合致する内向き面を有する請求項５２記載のカートリッジ。 ５６． 前記内向き面が平坦形状のハンドル接続構造体の挿入のための平坦形 状の域を成す請求項５５記載のカートリッジ。 ５７． 交換式かみそり刃カートリッジ（１２）において、 長手方向のハウジング軸に沿って延びる細長いハウジングと、前記長手方向の ハウジング軸に平行な長手方向の刃軸を有する細長い刃とを含む刃ユニット（１ ４）であって、前記ハウジングは、前記ハウジングの底部部分において、前記長 手方向のハウジング軸に垂直な交差バー（４１）を有する刃ユニット（１４）と 、 前記刃ユニットを、ハンドルを接続軸（７２）に沿ってカートリッジ接続構造 体に向かって動かすことによって、前記ハンドルに接続するカートリッジ接続構 造体（１６）であって、前記接続軸が前記長手方向のハウジング軸を横切り、前 記カートリッジ接続構造体が、カートリッジディスペンサー上の固着部と係合す る被固着部（８２）を含み、前記交差バーが前記被固着部と一列にそろい、 それによって前記カートリッジが前記ディスペンサーからとり除かれるときに 、前記交差バーが前記固着部と一列にそろうようになっている、カートリッジ接 続構造体とを含むことを特徴とする前記カートリッジ。 ５８． 前記カートリッジ接続構造体が、前記ハンドルが前記接続軸に沿って 動く際に前記ハンドル上のカム面を受けるためのはめこみ域を含む請求項５７記 載のカートリッジ。 ５９． 前記はめこみ域が前記接続軸に対して鋭角を成す傾斜面を有する請求 項５８記載のカートリッジ。 ６０． 前記カートリッジ接続構造体が前記ハンドルのプラットフォームを受 けるための斜め切り込み部分を有し、この斜め切り込み部分は前記はめ込み域に 隣接している請求項５８記載のカートリッジ。 ６１． 前記カートリッジ接続構造体が、前記ハンドルのハンドル接続構造体 の外向き面と合致する内向き面を有する請求項５８記載のカートリッジ。 ６２． シェービングかみそりにおいて、 ハンド係合可能部分（６５）の端部に設けられたハンドル接続構造体（６４） を含むハンドル（６３）と、 前記ハンドル接続構造体に接続されるカートリッジ接続構造体（１６）を有す る交換式かみそり刃カートリッジ（１２）とを含み、 前記ハンドル接続構造体が、前記カートリッジに向かって接続軸（７２）に沿 って動くことによって、前記カートリッジ接続構造体と接続を成し、 前記ハンドル接続構造体がカム面（７０）を含み、 前記カートリッジ接続構造体が、前記ハンドルが前記接続軸に沿って動く際に 前記ハンドル上の前記カム面（７０）を受けるためのはめこみ域（７８）を含み 、 前記カートリッジ接続構造体が入口を有し、前記はめこみ域が前記入口に配置 され、前記入口が前記接続軸に平行な方向に向き、ハンドルが前記接続軸に沿っ て動く際に、前記入口と前記はめこみ域がカム面の妨害されない通過を提供し、 それによって、前記カム面が前記はめこみ域内に動くことによって引き起こされ る前記カム面の撓みや前記カートリッジ接続構造体の変形なしに、前記カム面を 前記はめこみ域内で受けることができる、かみそり。 ６３． 前記ハンドル接続構造体が前記カートリッジ接続構造体内に適合する 請求項６２記載のかみそり。 ６４． 前記ハンドル接続構造体および前記カートリッジ接続構造体が、前記 接続軸を横切る平面を通るそれぞれのハンドルおよびカートリッジ断面において 非対称形状であり、前記ハンドル接続構造体が前記接続軸に沿って前記カートリ ッジに向かって動き接続される際、前記カム面と前記はめこみ域との適切な配列 を高めるようになっている請求項６３記載のかみそり。 ６５． 前記ハンドル接続構造体が前記カム面に隣接したプラットフォームを 含み、前記カートリッジ接続構造体が前記ハンドルの前記プラットフォームを受 ける斜め切り込み部分を有し、前記斜め切り込み部分が前記はめこみ域に隣接し ている請求項６４記載のかみそり。 ６６． 前記ハンドル接続構造体が、前記カートリッジを排出するために使用 するボタンを前記プラットフォーム上に含む請求項６２記載のかみそり。 ６７． 前記プラットフォームが概略半円形状で、前記斜め切り込み部分がそ れと合致する半円形状の周縁部を有し、そして前記カム面が前記プラットフォー ムの中央部に隣接して配置される請求項６５記載のかみそり。 ６８． 前記ハンドル接続構造体が、前記カートリッジを排出するために使用 するボタンを前記プラットフォーム上に含み、前記ボタンが前記カム面と並んだ へこみ域を有し、前記カートリッジをディスペンサー内に保持するのに使用する 固着部を受けるスペースを提供する請求項６５記載のかみそり。 ６９． 交換式かみそりカートリッジの使用方法において、 前記カートリッジをディスペンサー内に保存し、 ハンドルのハンドル接続構造体を前記カートリッジのカートリッジ接続構造体 に向かって接続軸に沿って動かし、前記カートリッジを、前記カートリッジ接続 構造体を前記カートリッジ接続構造体と係合させることによって、前記ハンドル に接続させ、そして その後、前記カートリッジを、前記ハンドルを前記接続軸と一列にそろった後 退軸に実質的に沿って下がらせることによって、前記ハンドルに接続させたまま 前記ディスペンサーからとり除くことを特徴とする方法。 ７０． ハンドル接続構造体（６４）が、前記接続軸に沿った動きの間に、デ ィスペンサーの固着構造体（２２）に対してカム運動を行うカム面（７０）を有 する請求項６９記載の方法。 ７１． 前記取り除きの後、 前記ハンドルおよび接続されたカートリッジを同一のあるいは異なる接続軸に 沿って動かすことによって、前記カートリッジを同一のあるいは異なるディスペ ンサーにつけ直し、 前記カートリッジを前記ハンドルから離し、そして 前記ハンドルを実質的に前記同一のあるいは異なる接続軸に沿って前記カート リッジが前記ディスペンサーに残ったまま後退させる請求項６９記載の方法。 ７２． 交換式かみそりカートリッジを適切な方向でハンドルに接続する方法 において、 前記カートリッジをディスペンサー内の前方傾斜ディバイダーと後方傾斜ディ バイダーとの間に保存し、前記両傾斜ディバイダーが互いに概略平行で、前記カ ートリッジが、前記前方および後方傾斜ディバイダーとの間を通るカートリッジ 接続軸を備えるカートリッジ接続構造体を有し、そして ハンドルのハンドル接続構造体を、前記カートリッジの前記カートリッジ接続 構造体に向かって前記接続軸に沿って動かし、前記カートリッジを前記ハンドル に接続させ、 前記ハンドルに前記接続軸に対して非対称形である遮断構造体を設け、前記ハ ンドルが不適切な方向にあるとき、前記遮断構造体が前記軸の前記後方ディバイ ダーに近接した側にきて前記後方傾斜ディバイダーによって遮断され、前記ハン ドルが適切な方向にあるとき、前記ハンドル上の前記遮断構造体が前記軸の前記 後方ディバイダーから離れた側にきて前記後方傾斜ディバイダーを越えられるよ うになっていることを特徴とする方法。 ７３． 前記ハンドルの前記動きが前記遮断構造体を動し、この遮断構造体が 前記ハンドル上に担持されたボタンを含む請求項７２記載の方法。 ７４． 前記ハンドルの前記動きが前記ハンドル接続構造体を動し、このハン ドル接続構造体がつなぎ部によって前記ハンドルの細長いハンドグリップ構造体 から曲がっており、前記遮断構造体が前記つなぎ部を含む請求項７２記載の方法 。 ７５． 交換式かみそりカートリッジを適切な方向でハンドルに接続する方法 において、 前記ハンドルのハンドル接続構造体上のキー構造体を接続軸の他方の側ではな く一方の側に並べ、破断部分が接続軸の他方の側ではなく一方の側にあり前記カ ートリッジのカートリッジ接続構造体のキー溝として機能し、 前記ハンドル接続構造体を、前記カートリッジ接続構造体に向かって前記接続 軸に沿って動かし、 前記ハンドル接続構造体上の前記キー構造体を、前記カートリッジ接続構造体 上の斜め切り込み部分と合致させ、 前記ハンドル接続構造体を前記カートリッジ接続構造体に接続することを特徴 とする方法。 ７６． 交換式かみそりカートリッジを使用する方法において、 前記カートリッジをディスペンサー内に保存し、 ハンドルのハンドル接続構造体を、前記カートリッジのカートリッジ接続構造 体に接続軸に沿って接続し、そして その後、前記カートリッジを、前記ハンドルを前記接続軸と一列にそろう後退 軸に沿って下がらせることによって、前記ハンドルに接続されたまま前記ディス ペンサーからとり除き、前記ディスペンサーが、前記カートリッジがとり除かれ る際に前記カートリッジ接続構造体に付勢力をもたらす弾性を有する部材を含む ことを特徴とする前記方法。 ７７． 交換式かみそりカートリッジをハンドルに接続させる方法において、 前記カートリッジのカートリッジ接続構造体を保持する固着部を有するディス ペンサー内に前記カートリッジを保存し、 前記ハンドルのハンドル接続構造体を、前記ディスペンサーの外側の域から、 前記カートリッジの前記カートリッジ接続構造体に向かって接続軸に沿って動か し、 前記ハンドルが前記カートリッジ接続構造体まで前記接続軸に沿って動く際、 固着部カム構造体と相互作用するハンドル相互作用構造体で、前記固着部を非固 着配置まで撓ませ、そして 前記ハンドル接続構造体を前記カートリッジ接続構造体と係合させて前記構造 体を互いに接合させることを特徴とする前記方法。 ７８． 前記撓みが、カム従動子を含む前記固着部カム構造体と、カム面を含 む前記ハンドル相互作用構造体との相互作用による請求項７７記載の方法。 ７９． 前記撓みが、傾斜カム面を含む前記固着部カム構造体と、前記ハンド ル相互作用構造体との相互作用による請求項７７記載の方法。 ８０． 前記ディスペンサーが基部と、前記基部から上方に延びて前記セクシ ョンを成す複数のカートリッジディバイダーとを含み、前記固着部が前記カート リッジディバイダーから延びている請求項７７記載の方法。 ８１． 前記ディスペンサーが側壁を含み、そして前記カートリッジディバイ ダーが傾斜ディバイダーを含み、この傾斜ディバイダーが前記基部に近接した側 壁間に延びる第１部分と第１部分から上方に延びるが前記側壁には接続されてい ない第２部分とを有し、そして前記保存する前に前記カートリッジを前記セクシ ョンに配置し、前記配置の間に前記第２部分が前記カートリッジを案内する請求 項８０記載の方法。 ８２． 前記固着部の前記の撓みが弾性を有する片持ちばりアームの撓みを含 み、この片持ちばりアームが、前記カートリッジディバイダーから延び、前記固 着部カム構造体が一方の側から延びる端部を有する請求項８０記載の方法。 ８３． 前記片持ちばりアームが前記アームに実質的に垂直な、前記カートリ ッジを遮断するための遮断面を上側に有する請求項８２記載の方法。 ８４． 前記カートリッジ接続構造体に向かう前記動きが、前記ハンドルが前 記接続軸に沿って動く際に、前記ハンドル上の前記ハンドル相互作用構造体のカ ム面を受けるはめこみ域を含む前記カートリッジ接続構造体に向かう動きを含む 請求項８３記載の方法。 ８５． 前記カートリッジ接続構造体が前記ハンドル接続構造体の外向き面と 合致するための内向き面を有し、前記保存の間は前記遮断面によって遮断される 被固着面を有し、 そして前記カートリッジを前記ハンドルに取り付けたまま前記ディスペンサー から取り除く請求項８３記載の方法。 ８６． かみそり刃カートリッジのためのディスペンサー（１０）を製造する 方法において、 基部（３４）を含む底部プラスチック部分（２８）と最上部プラスチック部分 （３０）とを提供し、前記底部部分が底部ディバイダー部分（３６）を含み、前 記最上部部分がそれぞれのかみそり刃カートリッジを受けるためのセクションを 成す最上部ディバイダー部分（４２）を含み、そして 前記底部プラスチック部分（２８）を前記最上部プラスチック部分（３０）に 永久接続し、それぞれの最上部および底部ディバイダー部分（３６，４２）がそ れによって互いに接合される（３２）ことを特徴とする方法。 ８７． 前記永久接続が前記底部と前記最上部とを互いに超音波溶接され、そ れぞれの最上部および底部ディバイダー部分が互いに接合される請求項８６記載 の方法。 ８８． 前記底部ディバイダー部分が刃ユニットディバイダーを含み、この刃 ユニットディバイダーが前記基部から延び、実質的に前記基部に垂直で、および 前記カートリッジの刃ユニットを受ける刃ユニット域を成し、そして 前記最上部ディバイダー部分が傾斜ディバイダーを含み、この傾斜ディバイダー が、それぞれの刃ユニットディバイダーの端部から前記基部に対して鋭角を成し て延びて傾斜域を成し、この域を通って前記刃ユニットを前記刃ユニット域へ配 したりとり除いたりし、またこの域において前記カートリッジの前記カートリッ ジ接続構造体を受ける請求項８６記載の方法。 ８９． 前記永久接続が前記底部と前記最上部をとを互いに超音波溶接し、前 記超音波溶接が、前記刃ユニットを前記傾斜ディバイダーに溶接する請求項８８ 記載の方法。 ９０． シェービングシステム組み合わせ体において、 ディスペンサー（１０）であって、このディスペンサーが、ここに保存された カートリッジ（１２）をとり外し可能に支えるための固着部（２２）を有し、さ らにこの固着部が固着部カム構造体（５４）を有する、ディスペンサー（１０） と、 カートリッジであって、前記ディスペンサーに保持されて、固着配置において 前記固着部に係合されたカートリッジ接続部分（１６，８２）を有するカートリ ッジと、 ハンドル（６３，６４）であって、前記ディスペンサー内にあるときは前記カ ートリッジに接続可能で、前記ハンドルがハンドルカム構造体（７０）を含み、 このハンドルカム構造体は前記固着部カム構造体（５４）と相互作用し、その結 果、前記ハンドルが前記カートリッジ接続構造体に向かって動いて接続する際（ 第１２図）、前記固着部（２２）が前記固着配置から撓んで前記カートリッジを 外せるようになっており（第１１図）、前記ハンドルはまたプラットフォーム（ ７４）を含み、このプラットフォームに、前記固着部（２２）が、前記固着部が 前記カートリッジを外した後で前記接続されたカートリッジを前記ディスペンサ ーから取り除く前に、非固着配置（第１３図）において乗り上がるハンドル（６ ３，６４）とを含むことを特徴とする前記シェービングシステム組み合わせ体。 ９１． 前記プラットフォームが概略半円形（７４）で、前記ハンドルカム構 造体が前記プラットフォームの中央部分に隣接して配置されている請求項９０記 載のシェービングシステム組み合わせ体。 ９２． 前記ハンドルが前記カートリッジを排出するために使用するボタンを 担持し、そして前記ボタンが前記ハンドルカム構造体と一列にそろったへこみ域 を有し、前記ハンドル接続構造体を前記カートリッジ接続構造体に接続する際、 または接続後に、前記固着部を受けられるようになった域を提供する請求項９０ 記載の前記シェービングシステム組み合わせ体。 ９３． シェービングシステム組み合わせにおいて、 刃ユニット（１４）と、前記刃ユニットにピボット式に（７９）に接続されて いるカートリッジ接続構造体（１６）とを有するカートリッジ（１２）と、 前記刃ユニットを支えるハウジング構造体と、前記刃ユニットに係合すること なく前記カートリッジ接続構造体に係合する固着部（２２）とを有するディスペ ンサー（１０）であって、前記ハウジング構造体および前記固着部が、前記カー トリッジを不動配置において、固着を外されハンドル（６３，６４）に接続され る準備ができるよう支持されるディスペンサーとを含むことを特徴とするシェー ビングシステム組み合わせ体。 ９４． 前記カートリッジ接続構造体が、前記ハンドルにとり外し可能な接続 を提供する係合構造体を有する請求項６２記載のシェービングかみそり。 ９５． 前記カートリッジ接続構造体が、前記ハンドルにとり外し可能なスナ ップ固定式の接続を提供する係合構造体を有する請求項６２記載のシェービング かみそり。 ９６．前記係合可能構造体が突出部を含み、前記ハンドル接続構造体が前記突 出部と合致するための対応くぼみを含む請求項９５記載のシェービングかみそり 。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，Ｍ Ｗ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，Ｅ Ｓ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ，ＩＤ ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ， ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，Ｍ Ｇ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ， ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，Ｖ Ｎ，ＹＵ，ＺＷ (72)発明者 ロバート、エー．トロッタ アメリカ合衆国マサチューセッツ州、ペン ブルーク、ウェスト、エルム、ストリー ト、312 【要約の続き】 トを刃ユニット域へ配したりそこから取り除いたりす る。またこの傾斜域内でカートリッジ接続構造体を受け る。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． ハンドルとともに用いられるかみそり刃カートリッジのためのカートリ ッジディスペンサーにおいて、 それぞれのカートリッジを受けるためのセクションを成すハウジング構造体で あって、このそれぞれのカートリッジが、前記セクション内で、前記ハンドルが 前記カートリッジに向かって動く際に、前記カートリッジの前記ハンドル上のハ ンドル接続構造体への接続を可能とする所定の位置に保持されているハウジング 構造体と、 固着部カム構造体を有する固着部であって、前記固着部カム構造体が、対応す るハンドル構造体と相互作用するように形成されて位置づけられて、その結果、 前記ハンドルが前記カートリッジのカートリッジ接続構造体に向かって動いて接 続される際に、固着部が撓んで前記カートリッジを外せるようになっている固着 部とを備えたことを特徴とするディスペンサー。 ２． 前記固着部が前記セクション内に前記カートリッジを保持する請求項１ 記載のディスペンサー。 ３． 複数のカートリッジのために、前記セクションとそれぞれの固着部とが 複数設けられている請求項１記載のディスペンサー。 ４． 前記それぞれのセクション内に保持されたかみそり刃カートリッジをさ らに含む請求項３記載のディスペンサー。 ５． ハンドルとともに用いられるかみそり刃カートリッジのためのカートリ ッジディスペンサーにおいて、 それぞれのカートリッジを受けるためのセクションを成すハウジング構造体を 含み、 前記ハウジング構造体が、基部と前記セクション間に設けられた複数のカート リッジディバイダーとを含み、 前記カートリッジディバイダーが、前記基部に対して鋭角を成す傾斜ディバイ ダーを含み、前記カートリッジを受けるための傾斜域を成すことを特徴とするデ ィスペンサー。 ６． 前記カートリッジのそれぞれが、刃ユニットと、ハンドルに接続するた めのカートリッジ接続構造体とを有し、前記カートリッジ接続構造体が前記刃ユ ニットから延び、 前記カートリッジディバイダーがまた、前記基部から延び、前記基部に実質的 に垂直で、そして部分的に前記刃ユニットを受ける刃ユニット域を成す刃ユニッ トディバイダーを含み、さらに 前記傾斜ディバイダーがそれぞれの前記刃ユニットディバイダーの端部から延 び、前記傾斜域が刃ユニットを前記刃ユニット域に配しまたそこから取り除くた めのそれぞれの刃ユニット域になり、そして前記カートリッジ接続構造体を前記 傾斜域に受け、１つのセクションの前記傾斜域が部分的に隣接セクションの前記 刃ユニット域と重なることを特徴とする請求項５記載のディスペンサー。 ７． 前記固着部カム構造体がカム従動子を含み、そして前記対応するハンド ル構造体がカム面を有する請求項１記載のディスペンサー。 ８． 前記固着部カム構造体が固着部カム面を含む請求項１記載のディスペン サー。 ９． 前記ハウジング構造体が、基部と、前記基部から上方に延び前記セクシ ョンを成す複数のカートリッジディバイダーとを有し、前記固着部が前記カート リッジディバイダーに配置されている請求項３記載のディスペンサー。 １０． 前記固着部が前記ディバイダーの中央部分に配置されている請求項９ 記載のディスペンサー。 １１． 前記ハウジング構造体が側壁を有し、そして前記傾斜ディバイダーが 前記基部に近接した側壁間に延びる第１部分と、第１部分から上方に延びるが前 記側壁には接続されていない第２部分とを有する請求項５記載のディスペンサー 。 １２． 前記カートリッジが前記セクション内において、前記ハンドルが前記 カートリッジに向かって動く際に、前記カートリッジが、前記ハンドル上のハン ドル接続構造体に接続可能となるような所定の位置に保持されて、 それぞれの固着部が固着部カム構造体を有して、この固着部カム構造体が対応 するハンドルカム構造体と相互作用するように形成され位置づけられて、その結 果、前記ハンドルが前記カートリッジのカートリッジ接続構造体に向かって動い て接続される際に、前記固着部が撓んで前記カートリッジを外せるようになって いる請求項５記載のディスペンサー。 １３． 前記固着部が前記セクションに前記カートリッジを保持する請求項１ ２記載のディスペンサー。 １４． 前記固着部カム構造体がカム従動子を含み、そして前記ハンドルカム 構造体がカム面を有する請求項１２記載のディスペンサー。 １５． 前記固着部が、弾性を有する片持ちばりアームを有し、この片持ちば りアームが、前記カートリッジディバイダーから延びるとともに、一方の側から 延びた固着部カム構造体を備える端部を有する請求項９または１２記載のディス ペンサー。 １６． 前記固着部が、弾性を有する片持ちばりアームを有し、この片持ちば りアームが、前記カートリッジディバイダーから延びるとともに、一方の側から 延びた固着部カム構造体を備える端部と、前記カートリッジが抜けないようにす るための前記アームに実質的に垂直な遮断面とを有する請求項９または１２記載 のディスペンサー。 １７． 前記それぞれのセクションに保持されたかみそり刃カートリッジをさ らに含む請求項１２記載のディスペンサー。 １８． 前記それぞれのセクションに保持されたかみそり刃カートリッジをさ らに含み、前記カートリッジ接続構造体が、接続軸に沿ってハンドルが前記カー トリッジ接続構造体まで動くことによって、前記ハンドルに接続され、前記カー トリッジ接続構造体が前記ハンドルが前記接続軸に沿って動く際に前記ハンドル 上の前記カム面を受けるためのはめこみ域を含んでいる請求項７または１４記載 のディスペンサー。 １９． 前記それぞれのセクションに保持されたかみそり刃カートリッジをさ らに含み、前記カートリッジ接続構造体が前記ハンドル接続構造体の外向き面と 合致するための内向き面を有し、 前記カートリッジ接続構造体が、接続軸に沿ってハンドルが前記カートリッジ 接続構造体まで動くことによって、前記ハンドルに接続され、 前記カートリッジ接続構造体が、前記固着部によって係合される被固着部と、 前記ハンドルが前記接続軸に沿って動く際に前記ハンドル上の前記カム面を受け るために前記被固着部に隣接してはめこみ域とを有する請求項７または１４記載 のディスペンサー。 ２０． 前記はめこみ域が傾斜内向き面を有する請求項１９記載のディスペン サー。 ２１． 前記ハウジング構造体が底部と最上部とを有し、それらが互いに接続 されている請求項１記載のディスペンサー。 ２２． 前記ハウジング構造体が底部と最上部とを有し、それらが互いに接続 されている請求項５記載のディスペンサー。 ２３． 前記ハウジング構造体が互いに接続された底部と最上部とから成り、 前記底部が前記基部と刃ユニットディバイダーとを含み、前記最上部が前記傾斜 部材を含む請求項６記載のディスペンサー。 ２４． 前記底部と前記最上部とが成形プラスチックでできている請求項２１ 、 ２２、または２３記載のディスペンサー。 ２５． 前記底部と前記最上部とが成形プラスチックでできており、前記底部 と前記最上部とが超音波溶接で互いに接続されている請求項２１、２２、または ２３記載のディスペンサー。 ２６． 前記ハウジング構造体がそれぞれのセクションごとに排出孔を有する 請求項１または５記載のディスペンサー。 ２７． 前記固着部が、前記カートリッジディバイダーから延びる弾性を有す る片持ちばりアームと、それぞれが一方の側から延びる前記固着部カム構造体を 有する端部とを有し、前記カートリッジディバイダーは前記片持ちばりアームの 前記端部付近に前記ハンドル接続構造体を受けるスペースを有する請求項９また は１２記載のディスペンサー。 ２８． 前記カートリッジが、刃と、前記刃の外側でかつ上側に設けられたカ ートリッジ端部構造体とを有し、前記ハウジング構造体が持ち上がり部材を有し 、その持ち上がり部材上で前記カートリッジ端部構造体が前記刃と前記ハウジン グ構造体とが接触しないように支持されている請求項４または１７記載のディス ペンサー。 ２９． 前記傾斜ディバイダーが、前記基部に対して３０°より大きい角度を 成す請求項５または６記載のディスペンサー。 ３０． 固着部によってディスペンサー内で支えられている交換式かみそりカ ートリッジに接続するためのハンドルにおいて、 上方端部を有するハンド係合部分と、 接続軸に沿って前記ディスペンサー内の前記カートリッジに向かって動くこと によって前記カートリッジと接続を成す前記上方端部におけるハンドル接続構造 体とを有し、 前記ハンドル接続構造体が、ハンドルカム構造体を含み、このハンドルカム構 造体が前記ディスペンサー上の前記固着部上の対応する固着部カム構造体と相互 作用するように形成され位置づけられて、その結果、ハンドルが前記カートリッ ジのカートリッジ接続構造体に向かって動いて接続される際に、前記固着部が撓 んで前記カートリッジを外せるようになっていることを特徴とするハンドル。 ３１． 前記固着カム構造体がカム従動子を含み、前記ハンドルカム構造体が カム面を含む請求項３０記載のハンドル。 ３２． 前記カム面が前記接続軸に対して鋭角を成す請求項３１記載のハンド ル。 ３３． 前記ハンドル接続構造体が、前記カートリッジのカートリッジ接続構 造体内に適合する請求項３２記載のハンドル。 ３４． 前記ハンドル接続構造体が前記接続軸を横切る平面を通る断面におい て非対称形状で、前記ハンドル接続構造体が前記接続軸に沿って前記カートリッ ジに向かって動いて接続する際に、前記カム面と前記カム従動子との適切な配列 を高めるようになっている請求項３０または３３記載のハンドル。 ３５． 前記ハンドル接続構造体が前記カートリッジ接続構造体を排出するの に使用されるボタンを担持している請求項３０記載のハンドル。 ３６． 前記ハンドル接続構造体が前記カートリッジ接続構造体を排出するの に使用されるボタンを担持し、前記ボタンが前記カム面に隣接して担持されてい る請求項３１記載のハンドル。 ３７． 前記ボタンが前記カム面と直線上にへこみ域を有し、前記ハンドル接 続構造体が前記カートリッジ接続構造体に接続する間もしくはその後に、前記固 着部を受けられるようなスペースを提供する請求項３５記載のハンドル。 ３８． 前記ハンドル接続構造体が前記カートリッジ接続構造体の内向き面と 合致するための外向き面を有し、前記外向き面が前記カム面を含み、前記ハンド ル接続構造体が前記カム面に隣接するプラットフォームと、前記カートリッジを 排出するために使用されるボタンを前記プラットフォーム上に含む請求項３３記 載のハンドル。 ３９． 前記プラットフォームが概略半円形状であり、前記カム面が前記プラ ットフォームの中央部に隣接して配置されている請求項３８記載のハンドル。 ４０． 前記ボタンが前記カム面と直線上にへこみ域を有し、前記ハンドル接 続構造体が前記カートリッジ接続構造体に接続する間もしくはその後に、前記固 着部を受けられるようなスペースを提供する請求項３８記載のハンドル。 ４１． 交換式かみそり刃カートリッジにおいて、 刃ユニットと、 前記刃ユニットを、ハンドルを接続軸に沿って動かすことによって、前記ハン ドルに接続させるカートリッジ接続構造体とを含み、 前記カートリッジ接続構造体が、前記ハンドルが前記接続軸に沿って動く際に 前記ハンドル上のカム面を受けるためのはめこみ域を含むことを特徴とするカー トリッジ。 ４２． 前記はめこみ域が前記接続軸に対して鋭角を成す傾斜面を有する請求 項４１記載のカートリッジ。 ４３． 前記カートリッジ接続構造体が前記ハンドルのプラットフォームを受 ける斜め切り込み部分を有し、前記斜め切り込み部分が前記はめこみ域に隣接し ている請求項４２記載のカートリッジ。 ４４． 前記カートリッジ接続構造体が、前記ハンドルのハンドル接続構造体 の外向き面と合致する内向き面を有する請求項４２記載のカートリッジ。 ４５． 前記内向き面が、平坦形状のハンドル接続構造体の挿入のための平坦 形状の域を成す請求項４４記載のカートリッジ。 ４６． 前記傾斜面が前記カートリッジ接続構造体の内側の内向き傾斜面であ り、前記カートリッジ接続構造体がディスペンサー上の固着部と係合するために 前記傾斜面に隣接して被固着部を有する請求項４４記載のカートリッジ。 ４７． 前記カートリッジ接続構造体が前記ハンドルのプラットフォームを受 けるための破断部分を有し、前記破断部分は前記はめこみ域に隣接している請求 項４４記載のカートリッジ。 ４８． 前記斜め切り込み部分が概略半円形状の周縁部を有し、前記傾斜面と 前記被固着部が前記斜め切り込み部分の中央部に配置されている請求項４７記載 のカートリッジ。 ４９． 前記カートリッジ接続構造体が係合可能な構造体を有し、前記ハウジ ングにとり外し可能な接続を提供する請求項４１記載のカートリッジ。 ５０． 前記カートリッジ接続構造体が係合可能な構造体を有し、前記ハウジ ングにとり外し可能なスナップ固定式の接続を提供する請求項４１記載のカート リッジ。 ５１． 前記係合可能な構造体が、前記ハンドル上の対応するくぼみと合致す るための突出部を含む請求項４９または５０記載のカートリッジ。 ５２． 交換式かみそり刃カートリッジにおいて、 刃ユニットと、 前記刃ユニットを、ハンドルを接続軸に沿って動かすことによって、前記ハン ドルに接続させるカートリッジ接続構造体とを含み、 前記カートリッジ接続構造体が、前記ハンドルが前記接続軸に沿って動く際に 前記ハンドル上の対応するキー構造体を受けるためのキー溝として機能する斜め 切り込み部分を含んで、前記ハンドルの適切な方向性を高めることを特徴とする 前記カートリッジ。 ５３． 前記斜め切り込み部分が凹形である請求項５２記載のカートリッジ。 ５４． 前記斜め切り込み部分が概略半円形状である請求項５２記載のカート リッジ。 ５５． 前記カートリッジ接続構造体が、前記ハンドルのハンドル接続構造体 の外向き面と合致する内向き面を有する請求項５２記載のカートリッジ。 ５６． 前記内向き面が平坦形状のハンドル接続構造体の挿入のための平坦形 状の域を成す請求項５５記載のカートリッジ。 ５７． 交換式かみそり刃カートリッジにおいて、 長手方向のハウジング軸に沿って延びる細長いハウジングと、前記長手方向の ハウジング軸に平行な長手方向の刃軸を有する細長い刃とを含む刃ユニットであ って、前記ハウジングはその底部部分において前記長手方向のハウジング軸に垂 直な交差バーを有する刃ユニットと、 前記刃ユニットを、ハンドルを接続軸に沿って動かすことによって、前記ハン ドルに接続するためのカートリッジ接続構造体であって、前記接続軸は前記長手 方向のハウジング軸を横切り、前記カートリッジ接続構造体が、カートリッジデ ィスペンサー上の固着部による係合のための被固着部を含み、前記交差バーが前 記被固着部と一列にそろって、それによって前記カートリッジが前記ディスペン サーから抜かれるときに、前記交差バーが前記固着部と一列にそろうようになっ ている、カートリッジ接続構造体とを含むことを特徴とするカートリッジ。 ５８． 前記カートリッジ接続構造体が、前記ハンドルが前記接続軸に沿って 動く際に前記ハンドル上のカム面を受けるためのはめこみ域を含む請求項５７記 載のカートリッジ。 ５９． 前記はめこみ域が前記接続軸に対して鋭角を成す傾斜面を有する請求 項５８記載のカートリッジ。 ６０． 前記カートリッジ接続構造体が前記ハンドルのプラットフォームを受 けるための斜め切り込み部分を有し、この破断部分は前記はめこみ域に隣接して いる請求項５７記載のカートリッジ。 ６１． 前記カートリッジ接続構造体が、前記ハンドルのハンドル接続構造体 の外向き面と合致する内向き面を有する請求項５８記載のカートリッジ。 ６２． シェービングかみそりにおいて、 ハンド係合可能部分の端部に設けられたハンドル接続構造体を含むハンドルと 、前記ハンドル接続構造体に接続されるカートリッジ接続構造体を有する交換式 かみそり刃カートリッジとを含み、 前記ハンドル接続構造体が、前記カートリッジに向かって接続軸に沿って動く ことによって、前記カートリッジ接続構造体と接続を成し、 前記ハンドル接続構造体がカム面を含み、 前記カートリッジ接続構造体が、前記ハンドルが前記接続軸に沿って動く際に 前記ハンドル上の前記カム面を受けるためのはめこみ域を含むことを特徴とする かみそり。 ６３． 前記ハンドル接続構造体が前記カートリッジ接続構造体内に適合する 請求項６２記載のかみそり。 ６４． 前記ハンドル接続構造体および前記カートリッジ接続構造体が、前記 接続軸を横切る平面を通るそれぞれのハンドルおよびカートリッジ断面において 非対称形状であり、前記ハンドル接続構造体が前記接続軸に沿って前記カートリ ッジに向かって動き接続される際、前記カム面と前記はめこみ域との適切な配列 を高めるようになっている請求項６３記載のかみそり。 ６５． 前記ハンドル接続構造体が前記カム面に隣接したプラットフォームを 含み、前記カートリッジ接続構造体が前記ハンドルの前記プラットフォームを受 ける斜め切り込み部分を有し、前記斜め切り込み部分が前記はめこみ域に隣接し ている請求項６４記載のかみそり。 ６６． 前記ハンドル接続構造体が、前記カートリッジを排出するために使用 するボタンを前記プラットフォーム上に含む請求項６２記載のかみそり。 ６７． 前記プラットフォームが概略半円形状で、前記斜め切り込み部分がそ れと合致する半円形状の周縁部を有し、そして前記カム面が前記プラットフォー ムの中央部に隣接して配置される請求項６５記載のかみそり。 ６８． 前記ハンドル接続構造体が、前記カートリッジを排出するために使用 するボタンを前記プラットフォーム上に含み、前記ボタンが前記カム面と並んだ へこみ域を有し、前記カートリッジをディスペンサー内に保持するのに使用する 固着部を受けるスペースを提供する請求項６５記載のかみそり。 ６９． 交換式かみそりカートリッジの使用方法において、 前記カートリッジをディスペンサー内に保存し、 ハンドルのハンドル接続構造体を前記カートリッジのカートリッジ接続構造体 に向かって動かし、前記カートリッジを、前記ハンドル接続構造体と前記カート リッジ接続構造体との係合によって、前記ハンドルに接続させ、そして その後、前記カートリッジを前記ハンドルに接続させたまま、前記ハンドルを 実質的に後退軸に沿って下がらせることによって、前記ディスペンサーから取り 除くことを特徴とする方法。 ７０． 前記ハンドル接続構造体の動きは、前記後退軸と一列にそろった接続 軸に沿ってなされる請求項６９記載の方法。 ７１． 前記取り除きの後、 前記ハンドルおよび接続されたカートリッジを同一のあるいは異なる接続軸に 沿って動かすことによって、前記カートリッジを同一のあるいは異なるディスペ ンサーにつけ直し、 前記カートリッジを前記ハンドルから離し、そして 前記ハンドルを実質的に前記同一のあるいは異なる接続軸に沿って前記カート リッジが前記ディスペンサーに残ったまま後退させる請求項６９記載の方法。 ７２． 交換式かみそりカートリッジを適切な方向でハンドルに接続する方法 において、 前記カートリッジをディスペンサー内の前方傾斜ディバイダーと後方傾斜ディ バイダーとの間に保存し、前記傾斜ディバイダーが互いに概略平行で、前記カー トリッジが前記前方および後方傾斜ディバイダーとの間を通るカートリッジ接続 軸を備えるカートリッジ接続構造体を有し、そして ハンドルのハンドル接続構造体を、前記カートリッジの前記カートリッジ接続 構造体に向かって前記接続軸に沿って動かし、前記カートリッジを前記ハンドル に接続させ、 前記ハンドルが前記接続軸に対して非対称形状である遮断構造体を有し、前記 ハンドルが不適切な方向にあるとき前記遮断構造体が前記軸の前記後方ディバイ ダーに近接した側にきて前記傾斜後方ディバイダーによって遮断され、前記ハン ドルが適切な方向にあるとき前記ハンドル上の前記遮断構造体が前記軸の前記後 方ディバイダーから離れた側にきて前記傾斜後方ディバイダーを越えられるよう になっていることを特徴とする方法。 ７３． 前記遮断構造体が前記ハンドルに担持されたボタンを含む請求項７２ 記載の方法。 ７４． 前記ハンドル接続構造体が、つなぎ部分によって、前記ハンドルの細 長いハンドグリップ構造体から曲がって、前記遮断構造体が前記つなぎ部分を含 む請求項７２記載の方法。 ７５． 交換式かみそりカートリッジを適切な方向でハンドルに接続する方法 において、 前記ハンドルのハンドル接続構造体上のキー構造体を接続軸の他方の側ではな く一方の側に並べ、破断部分が接続軸の他方の側ではなく一方の側にあり前記カ ートリッジのカートリッジ接続構造体のキー溝として機能し、 前記ハンドル接続構造体を、前記カートリッジ接続構造体に向かって前記接続 軸に沿って動かし、 前記ハンドル接続構造体上の前記キー構造体を、前記カートリッジ接続構造体 上の斜め切り込み部分と合致させ、 前記ハンドル接続構造体を前記カートリッジ接続構造体に接続することを特徴 とする方法。 ７６． 交換式かみそりカートリッジを使用する方法において、 前記カートリッジをディスペンサー内に保存し、 ハンドルのハンドル接続構造体を、前記カートリッジのカートリッジ接続構造 体に接続し、そして その後、前記カートリッジを前記ハンドルに接続されたまま、前記ハンドルを 後退軸に沿って下がらせることによって、前記ディスペンサーからとり除き、前 記ディスペンサーが、前記カートリッジがとり除かれる際に前記カートリッジ接 続構造体に付勢力をもたらす弾性を有する部材を含み、前記付勢力が前記後退軸 に沿った成分を有することを特徴とする方法。 ７７． 交換式かみそりカートリッジをハンドルに接続させる方法において、 前記カートリッジのカートリッジ接続構造体を保持する固着部を有するディスペ ンサー内にカートリッジを保存し、 前記ハンドルのハンドル接続構造体を前記カートリッジのカートリッジ接続構 造体に向かって接続軸に沿って動かし、 前記ハンドルが前記カートリッジ接続構造体まで動く際、固着部カム構造体と 相互作用するハンドル相互作用構造体で、前記固着部を非固着配置まで撓ませ、 そして 前記ハンドル接続構造体を前記カートリッジ接続構造体と係合させて前記構造 体を互いに接合させることを特徴とする方法。 ７８． 前記固着部カム構造体がカム従動子を含み、前記ハンドル相互作用構 造体がカム面を含む請求項７７記載の方法。 ７９． 前記固着部カム構造体が傾斜カム面を含む請求項７７記載の方法。 ８０． 前記ディスペンサーが基部と、前記基部から延びて前記セクションを 成す複数のカートリッジディバイダーとを含み、前記固着部が前記カートリッジ ディバイダーに配置されている請求項７７記載の方法。 ８１． 前記ディスペンサーが側壁を有し、そして前記カートリッジディバイ ダーが傾斜ディバイダーを含み、この傾斜ディバイダーが前記基部に近接した側 壁間に延びる第１部分と第１部分から上方に延びるが前記側壁には接続されてい ない第２部分とを有し、そして前記保存する前に前記カートリッジを前記セクシ ョンに配置し、前記配置の間に前記第２部分が前記カートリッジを案内する請求 項８０記載の方法。 ８２． 前記固着部が片持ちばりアームを含み、この片持ちばりアームが、前 記カートリッジディバイダーから延びるとともに、一方の側から延びる前記固着 部カム構造体を備える端部を有する請求項８０記載の方法。 ８３． 前記片持ちばりアームが前記アームに実質的に垂直な、前記カートリ ッジを遮断するための遮断面を有する請求項８２記載の方法。 ８４． 前記カートリッジ接続構造体が、前記ハンドルが前記接続軸に沿って 動く際、前記ハンドル上で前記カム面を受けるためのはめこみ域を含む請求項８ ３記載の方法。 ８５． 前記カートリッジ接続構造体が前記ハンドル接続構造体の外向き面と 合致するための内向き面を有し、前記保存の間は前記遮断面によって遮断される 被固着面を有し、 そして前記カートリッジを前記ハンドルに取り付けたまま前記ディスペンサー から取り除く請求項８３記載の方法。 ８６． かみそり刃カートリッジのためのディスペンサーを製造する方法にお いて、 基部を含む底部プラスチック部分と最上部プラスチック部分とを提供し、これ らの部分がそれぞれのかみそり刃カートリッジを受けるためのセクションを成し 、そして前記底部プラスチック部分を前記最上部プラスチック部分に永久接続す ることを特徴とする方法。 ８７． 前記永久接続が前記底部と前記最上部とを互いに超音波溶接すること を含む請求項８６記載の方法。 ８８． 前記底部が刃ユニットディバイダーを含み、この刃ユニットディバイ ダーが、前記基部から延び、実質的に前記基部に垂直で、前記カートリッジの刃 ユニットを受ける刃ユニット域を成し、そして 前記最上部が傾斜ディバイダーを含み、この傾斜ディバイダーが、それぞれの 刃ユニットディバイダーの端部から前記基部に対して鋭角を成して延び、傾斜域 を成し、この域を通って前記刃ユニットを前記刃ユニット域に配しまたそこから とり除き、またこの域において前記カートリッジの前記カートリッジ接続構造体 を受ける請求項８６記載の方法。 ８９． 前記永久接続が前記底部と前記最上部をとを互いに超音波溶接し、前 記超音波溶接が、前記刃ユニットを前記傾斜ディバイダーに溶接する請求項８８ 記載の方法。 ９０． ディスペンサーであって、ここに保存されたカートリッジを取り外し 可能に支えるための固着部を有するディスペンサーと、 カートリッジであって、前記ディスペンサーに保持されて、固着配置において 前記固着部に係合されたカートリッジ接続部分を有するカートリッジと、 ハンドルであって、前記ディスペンサー内にあるときは前記カートリッジに接 続可能で、前記ハンドルがハンドルカム構造体を含み、このハンドルカム構造体 は前記固着部カム構造体と相互作用し、その結果、前記ハンドルが前記カートリ ッジ接続構造体に向かって動いて接続する際、前記固着部が前記固着された位置 から撓んで前記カートリッジを外せるようになっており、前記ハンドルはまたプ ラットフォームを含み、このプラットフォームに、前記固着部が、前記固着部が 前記カートリッジを外した後で前記接続されたカートリッジが前記ディスペンサ ーから取り除かれる前に、非固着配置において乗り上がるハンドルとを含むこと を特徴とする組み合わせ体。 ９１． 前記プラットフォームが概略半円形状で、前記カム面が前記プラット フォームの中央部分に隣接して配置されている請求項９０記載の組み合わせ体。 ９２． 前記ハンドルが前記カートリッジを排出するために使用するボタンを 担持し、そして前記ボタンが前記カム面と一直線に並んだへこみ域を有し、前記 ハンドル接続構造体を前記カートリッジ接続構造体に接続する際、またはその後 に、前記固着部を受けられる域を提供する請求項９０記載の組み合わせ体。 ９３． カートリッジであって、刃ユニットと、前記刃ユニットに可動式に接 続されているカートリッジ接続構造体とを有するカートリッジと、 ディスペンサーであって、このディスペンサーが前記刃ユニットを支えるハウ ジング構造体と、カートリッジ接続構造体に係合する固着部とを有し、前記ハウ ジング構造体および前記固着部が、前記カートリッジを不動配置において、固着 を外されハンドルに接続される準備ができるよう支持されるディスペンサーとを 含むことを特徴とする組み合わせ体。