JP2001335249A - 群管理エレベータの制御装置 - Google Patents

群管理エレベータの制御装置

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JP2001335249A JP2000158313A JP2000158313A JP2001335249A JP 2001335249 A JP2001335249 A JP 2001335249A JP 2000158313 A JP2000158313 A JP 2000158313A JP 2000158313 A JP2000158313 A JP 2000158313A JP 2001335249 A JP2001335249 A JP 2001335249A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各階の乗場呼び入出力装置と運転制御装置と
を各1カーシステムごとに1系統の伝送路で接続すると
ともに、各運転制御装置と群管理制御装置を別の伝送路
で接続することにより、群管理制御システムの構築を容
易に、しかも信頼性の高いものにできるようにした群管
理エレベータの制御装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも乗場呼び入出力装置3a乃至
3cと運転制御装置2a乃至2cとを各エレベータごと
に相互に伝送路11a乃至11cを介して接続するとと
もに、すべての運転制御装置2a乃至2cと群管理制御
装置1とを相互に伝送路19を介して接続し、乗場呼び
入出力装置3a乃至3cと群管理制御装置1との接続を
分離するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、群管理エレベータ
の制御装置に係り、特に、複数階床間に複数のエレベー
タを稼働させる場合にエレベータの運行を管理する群管
理エレベータの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の群管理エレベータの制御装置とし
ては、各階に設けられている乗り場呼び入出力装置と群
管理制御装置と伝送路で直接接続したものがある。群管
理制御装置は、登録された乗り場呼びを検出すると、乗
り場呼び入出力装置に対しては乗り場呼び釦点灯信号を
出力し、運転制御装置に対しては割り当て制御信号を出
力して、エレベータを登録された乗り場呼びに応答させ
る。
【0003】また、他の群管理エレベータの制御装置に
関する従来技術としては、特開平9−151043号に
記載された技術が知られている。図15に、この群管理
エレベータの制御装置の概要を示す。
【0004】この従来の群管理エレベータの制御装置
は、1階からn階の階床に2台のエレベータの運行を管
理する場合のシステムである。101、102はそれぞ
れのエレベータを制御する各号機運転制御装置である。
104、105は乗場制御装置で、1階からn階までの
それぞれ設置されている。各階の乗場制御装置1041
乃至104n、1051乃至105nは、乗場伝送中継
装置114、乗場伝送ライン116を介して接続されて
いる。また、各階の乗場制御装置1041乃至104
n、1051乃至105nには、乗場呼び釦108a乃
至108naが設けられている。乗場呼び信号等の乗場
データは乗場伝送ライン116を介して乗場伝送中継装
置114に伝送され、この乗場伝送中継装置114から
各号機伝送ライン117、118を介してそれぞれ対応
した各号機制御装置101、102に送信される。ま
た、運転制御装置101から送信された制御データは、
各号機伝送ライン117、118から乗場伝送中継装置
114を介し乗場伝送ライン116から各階の乗場制御
装置1041乃至104n、1051乃至105nに送信
される。
【0005】群管理制御装置110は、群管理伝送ライ
ン121、122を介して各運転制御装置101、10
2と接続され、伝送ライン115を介して乗場伝送中継
装置114と接続されている。群管理制御装置110
は、各運転制御装置101、102と各階の乗場制御装
置1041乃至104n、1051乃至105nとの間の
伝送プロトコルを合わせるべく、いずれか一方のプロト
コルを他方のプロトコルに変換する伝送プロトコル変換
部を備えている。この伝送プロトコル変換部は、乗場呼
び入出力装置と群管理制御装置110とを、乗場伝送中
継装置114及び群管理伝送ライン121、122を介
して接続し、一方の伝送プロトコルを他方の伝送プロト
コルに変換して乗場呼び登録や乗場呼びの割り当ての制
御を行おうというものである。
【0006】このような群管理制御システムでは、シリ
アル伝送部を介して接続された各階の乗場制御装置10
41乃至104n、1051乃至105nの機種が異なっ
ていたり、保守等により伝送プロトコルが変更されたと
しても、確実にその変更された伝送プロトコルに対応す
ることができ、乗場機器の融通性を向上させ、同一シス
テムの機器はもちろん、他システム間での乗場機器の統
一を図ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の群管理エレベータの制御装置では、乗場呼
び入出力用の伝送路や、エレベータの到着や乗場呼びの
割り当てを報知するランタン用あるいはエレベータの位
置表示用の伝送路を各々別系統に配線しなければなら
ず、配線工事が大掛かりで工期の長いものとなってい
る。
【0008】また、改修工事の際に、複数の1カーのシ
ステムを群管理システムに変更するためには、システム
を大幅に入れ替える必要があり、改修に莫大な費用と時
間労力を要している。
【0009】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
有する問題点を解消し、各階の乗場呼び入出力装置と運
転制御装置とを各1カーシステムごとに1系統の伝送路
で接続するとともに、各運転制御装置と群管理制御装置
を別の伝送路で接続することにより、群管理制御システ
ムの構築を容易に、しかも信頼性の高いものにできるよ
うにした群管理エレベータの制御装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、複数階床間を昇降する複
数のエレベータと、各階の乗場呼びの入出力を制御する
乗場呼び入出力装置と、登録された乗場呼びに対して最
適なエレベータの割り当て制御を行う群管理制御装置
と、各々のエレベータが個別に有し、少なくとも前記乗
場呼びの割り当て制御信号に応答してエレベータの運転
を制御する運転制御装置と、前記乗場呼び入出力装置と
運転制御装置と群管理制御装置とが伝送路を介して接続
されている群管理エレベータにおいて、少なくとも前記
乗場呼び入出力装置と運転制御装置とを各エレベータご
とに相互に伝送路を介して接続するとともに、前記すべ
ての運転制御装置と群管理制御装置とを相互に伝送路を
介して接続し、乗場呼び入出力装置と群管理制御装置と
の接続を分離するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0011】この請求項1に係る発明によれば、群管理
制御装置には、運転制御装置と乗場呼び入出力装置をつ
なぐ伝送路を介して乗場呼びが送信されてくるので、群
管理制御装置と乗場呼び入出力装置を直接接続する伝送
路が必要がなくなり、1カー構成のエレベータを複数合
わせて群管理システムを容易に構築することが可能とな
る。
【0012】請求項2に係る発明は、請求項1におい
て、さらに前記群管理制御装置は、あらかじめ設定され
た不停止階などの情報を基に乗場呼び登録許可の決定を
する手段と、決定した乗場呼び登録許可信号をすべての
運転制御装置に定期的に送信する伝送装置と、を有し、
前記運転制御装置は、各階に設置された前記乗場呼び入
力装置に入力された乗場呼び信号を前記伝送路を介して
受信するとともに一斉同報にて他の運転制御装置および
群管理制御装置に前記乗場呼び入力信号を送信する伝送
装置と、同一階床の乗場呼び釦のランプを点灯させる制
御手段とを具備することを特徴とするものである。
【0013】この請求項2に記載した発明によれば、各
階に設置された乗場呼び釦が押されると、不停止階や建
物等の情報に基づいて、同一階の乗場呼び釦のランプを
すべて点灯させることができる。
【0014】請求項3に係る発明は、請求項1におい
て、前記運転制御装置は、前記群管理制御装置との伝送
状況を監視し故障を検出する故障検出手段を備え、故障
を検出した時に、前記割当て制御信号に応答することを
停止し、前記乗場呼び入力装置によって登録された乗場
呼びに直接応答することを特徴とするものである。
【0015】この請求項3に記載した発明によれば、伝
送状態を監視することにより、伝送障害が生じた場合
は、群管理制御装置からの指示を受けることなく、直接
自号機の運転を制御することが可能となる。
【0016】請求項4に係る発明は、請求項1におい
て、前記運転制御装置は、複数の運転制御装置間でデー
タを相互に送受信したときに一方の運転制御装置から他
方の制御装置にデータが伝わる送信時間を演算する送信
時間演算手段と、前記乗場呼び釦のランプの点灯信号の
出力を当該送信時間演算手段により演算される送信時間
分遅らせて出力させる手段を有することを特徴とするも
のである。
【0017】この請求項4に記載した発明によれば、乗
場呼びの伝送遅れを補うようにして点灯を遅延させるこ
とで、同一階の乗場呼び釦ランプの点灯タイミングを合
わせ、一斉に点灯させることが可能となる。
【0018】請求項5に係る発明は、請求項3におい
て、前記運転制御装置は、少なくとも乗場呼びに応答し
て戸開きしている扉が戸閉しようとした時に前記乗場呼
びに応答した運転制御装置に接続された当該乗場呼び釦
が押された時には、他の運転制御装置および群管理制御
装置に前記乗場呼び入力信号を送信せず前記運転制御装
置にて戸開制御する戸開信号を出力する手段を有するこ
とを特徴とするものである。
【0019】この請求項5に記載した発明によれば、乗
場呼びに応答して戸開きしている扉を乗場呼びにリオー
プンさせる場合、他の運転制御装置及び群管理制御装置
にリオープンのための乗場呼び入力を送信せずに戸開制
御をするため、リオープンの反応が速く、また、伝送路
の負荷を軽減させることができる。
【0020】請求項6に係る発明は、請求項3におい
て、前記群管理制御装置と運転制御装置を相互に接続す
る第1伝送路とは別に、複数の運転制御装置を相互に接
続する第2伝送路を備え、前記故障検出手段が故障を検
出した時に前記群管理制御装置は第1伝送路からの乗場
呼び入力信号の受信を停止し、第2伝送路から送信され
る前記乗場呼び入力信号を使用して割り当てを行うこと
を特徴とするものである。
【0021】この請求項6に記載した発明によれば、第
1伝送路で伝送障害が生じた場合でも、第2伝送路を経
由して、伝送障害を起こした系統の乗場呼びを伝送し、
割り当て制御を行えるので、システムの信頼性を向上さ
せることができる。
【0022】請求項7に係る発明は、請求項6におい
て、同一階に複数存在する前記乗場呼び入出力装置を少
なくとも隣り合うものを一対としてバックアップ伝送路
を介して各々相互に接続したことを特徴とするものであ
る。
【0023】この請求項7に記載した発明によれば、一
系統の乗場呼び入出力装置の伝送路が故障しても、他の
系統の伝送路を経由して乗場呼びの登録が可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明による群管理エレベ
ータの制御装置の一実施形態について、添付の図面を参
照しながら説明する。 第1実施形態 図1は、本発明による群管理エレベータの制御装置の第
1実施形態を示すブロック図である。この群管理制御シ
ステムは、1階から8階までの階床を有する建物で3台
のかごにより運行サービスを行うようにした例で、参照
番号1が、登録された乗場呼びに対して割り当て制御を
行う群管理制御装置である。2a、2b、2cは、それ
ぞれエレベータa号機、b号機、c号機の運転を個別に
制御する運転制御装置である。
【0025】この図1では、図示を簡明にするために、
1階と2階の2階床分のみを表示している。また、3台
あるエレベータのうち、巻き上げ機やかご等の機器はa
号機のみを表示している。かご6aは、釣り合いおもり
7aとメインロープ13aで繋がれ、巻き上げ機8aが
正転・逆転することで、昇降路を上昇、下降するように
なっている。
【0026】各階の乗場には、乗場呼び信号を発生する
乗場機器として、乗場釦4ai乃至4ciおよび乗場ラ
ンタン5ai乃至5ci(i=1、2、…8)が設けら
れている。図1では、それぞれa号機、b号機、c号機
用の乗場釦、乗場ランタンの区別を4、5に添字a、
b、cを付して区別し、また、階床の区別もその階の数
字を添字とすることで区別している(以下、各階、各号
機で共通する機器類の区別の仕方は同様)。
【0027】群管理制御装置1は、群管理の処理を実行
する群管理マイコン14と、信号の送受信機能を担う群
管理用伝送制御装置15を内蔵し、群管理用伝送路19
を介してa号機、b号機、c号機の運転制御装置2a乃
至2cと接続されている。
【0028】運転制御装置2a乃至2cは、それぞれ運
転制御マイコン18a乃至18cと、群管理制御装置1
との信号の送受信を制御する群管理用伝送制御装置17
a乃至18cと、かご6a乃至6cとの間の送受信およ
び乗場入出力装置との間の送受信を制御するかご用伝送
制御装置16a乃至16cを備えている。乗場釦4ai
乃至4ciおよび乗場ランタン5ai乃至5ciは、各
階の乗場呼びの入出力を制御する乗場呼び入出力装置3
ai乃至3ciをインターフェースとしてそれぞれ各号
機ごとに運転制御装置2a乃至2cと乗場用伝送路11
a乃至11cを介して接続されている。
【0029】図1に示されるように、かご6aには、か
ご操作盤10aと、送受信のインターフェースを行うか
ご入出力装置9aを有し、かご伝送路12aを介して運
転制御装置2aと接続されている。他のb号機、c号機
のかごも同様であるが図1では図示を省略している。
【0030】次に、図2は、群管理制御装置1の処理の
内容を示すフローチャートである。この図2において、
ステップS100は乗場呼び入力やかご呼び入力があっ
たときに、その乗場呼びやかご呼び入力が有効であるか
どうかを判断する際に参照される登録許可情報を生成す
る処理である。この乗場呼びおよびかご呼び登録許可情
報は、図示していない監視盤などから入力される不停止
階についての情報や、群管理制御マイコンがその内部記
憶装置に記憶しているビル構成の情報に基づいて生成さ
れる。乗場呼びおよびかご呼び登録許可情報は、群管理
伝送装置15から群管理用伝送路19を介してa乃至c
全号機の運転制御装置2a乃至2cに送信される。群管
理制御装置1の他のステップ(S200,S300,S
400)の処理内容は、従来と異なるところがないた
め、必要なところで随時説明する。
【0031】図3は、各運転制御装置2a乃至2cの処
理内容を示すフローチャートである。以下、1階の乗場
呼び釦4a1乃至4c1のうち、4a1が押された場合を
例にして、乗場呼びの登録から割り当て、応答までの一
連の処理の流れについて説明する。運転制御装置2a乃
至2cは、図3に示すように、その処理機能は、かご呼
び処理(ステップS500)、乗場呼び処理(ステップ
S600)、運転処理(ステップS700)に大きく分
けられる。
【0032】1.乗場呼び処理 まず、乗客が乗場呼び釦4a1を押すと、その乗場呼び
入力信号は乗場入出力装置3a1に入力され、乗場用伝
送路11aを介して a号機の運転制御装置2aが備え
るかご用伝送装置16aにスキャン伝送方式により送信
される。このスキャン伝送方式については後述する。か
ご用伝送装置16aは、乗場呼び入力信号を受信する
と、この信号を運転制御マイコン18aに送信する。
【0033】この運転制御マイコン18aには、群管理
制御装置1から送信されてくる乗場呼び登録許可情報に
基づいて、乗場呼び入力が有効であるかどうかを判断す
る。有効な乗場呼び入力であれば、運転制御マイコン1
8aは、かご用伝送装置16aから乗場用伝送路11a
を介して、乗場入出力装置3a1に乗場呼びランプの点
灯信号を送信する。これにより、乗場呼び入力が登録さ
れ、1階では乗場呼び釦4a1のランプが点灯する。
【0034】また、このような乗場呼び入力の登録と乗
場釦4a1の点灯と同時に、運転制御装置2aは、乗場
呼び入力信号を群管理用伝送装置17aから群管理用伝
送路19を介して、群管理制御装置1と、b号機、c号
機の運転制御装置2b、2cに送信する。乗場呼び入力
を受信した運転制御マイコン18b、18cは、上記と
同様に乗り場呼び釦のランプの点灯信号をかご用伝送装
置16b、16cから乗場用伝送路11b、11cを介
して乗場入力装置3b1、3c1に送信する。これによ
り、乗場呼び釦4b1、4c1のランプが点灯し、1階で
はすべての乗場呼び釦4a1、4b1、4c1のランプが
点灯することになる。
【0035】一方、群管理制御装置1の備える群管理制
御マイコン14は、図2のフローチャートに示すよう
に、次のようにして、最適号機のエレベータを割り当て
て乗場呼びに応答させる。すなわち、運転制御装置2a
から乗場呼び入力を送信された群管理制御マイコン14
は、群管理用伝送装置15を介して乗場呼び入力を検出
すると(ステップS200)、エレベータ各号機の状態
を基に評価計算を実施する(ステップS300)。そし
て、もっとも評価値のよいエレベータ(例えば、c号
機)を最適号機として選択し、その割当信号をc号機の
運転制御装置2cに群管理伝送装置15から群管理用伝
送路19を介して送信する(ステップS400)。
【0036】2.運転処理 こうして登録された乗場呼びに対する割当信号を受信し
たc号機の運転制御マイコン18cは、登録階である1
階の乗場ランタン(予報灯)を点灯させて、割り当てを
知らせるとともに、c号機のエレベータを応答させる運
転処理を行う(ステップS700)。c号機のかごが1
階に近づいて、減速を開始すると、運転制御マイコン1
8cは、1階の乗場ランタン(到着灯)を点滅させて到
着を知らせ、また、乗場呼び釦のランプ消去信号を生成
する。このランプ消去信号は、c号機では、乗場用伝送
路11cを介して乗場入出力装置3c1に伝送され、a
号機、b号機では、それぞれ運転制御装置2a、2bを
経由して、乗場入出力装置3a1、3b1に伝送される。
これにより、1階では、c号機のかごの到着とともに、
乗場呼び釦4a1、4b1、4c1のランプが消灯する。
【0037】3.かご呼び処理 こうしてc号機が1階で戸開すると、乗客がかご6cに
乗り込み、このかご内のかご操作盤10cの行き先階の
かご呼び釦を押すと、以下のようにしてかご呼び処理が
実行される。
【0038】かご呼入力信号は、かご入出力装置9cか
ら、かご用伝送路12c、かご用伝送装置16cを介し
てc号機運転制御装置2cの運転制御マイコン18cに
送信される。この運転制御マイコン18cは、群管理制
御装置1から群管理用伝送路19を介して送信されてく
るかご呼び登録許可情報を参照して、かご呼び入力が有
効であるかを判断する。有効であれば、かご用伝送装置
16cからかご用伝送路12cを介してかご入出力装置
9cにかご呼びランプの点灯信号を送信する。これによ
り、c号機のかご6cでは、かご操作盤10cの行き先
階のかご呼びランプが点灯し、かご呼び入力が登録され
る。これと同時に、運転制御装置2cは、登録されたか
ご呼びに応答させてかご6cを行き先階に向かわせる。
かご6cがかご呼び登録階に到着し、戸開きすると、運
転制御装置2cは、かご呼びランプ消去信号をかご用伝
送路12cを介してかご入出力装置9cのかご呼び釦の
ランプを消灯させる。
【0039】以上、乗場呼びの登録、割り当て、応答ま
での一連の処理の流れを概括して説明したが、以下、さ
らに詳細に説明する。
【0040】4.乗場呼び処理の詳細内容 図4は、乗場呼び処理(ステップS200)の内容を詳
細に示すフローチャートである。図6(a)は、運転制
御装置2a乃至2cの内部記憶装置に格納されているか
ご用データの構成図である。この図6(a)で、例え
ば、a号機のかご用データはCAREL(0)、b号機
のかご用データはCAREL(1)、c号機のかご用デ
ータはCAREL(2)に割り当てられている。これら
のかご用データは、a号機乃至c号機の運転制御装置2
a乃至2cの相互の間で送受信を定期的に繰り返すこと
により、データの内容を最新のものに更新している。例
えば、a号機の運転制御装置2aであれば、CAREL
(0)のデータをb号機の運転制御装置2bとc号機の
運転制御装置2cに送信し、CAREL(1)のデータ
は運転制御装置2bから、CAREL(2)のデータは
運転制御装置2cからそれぞれ受信している。
【0041】まず、各号機運転制御装置2a乃至2cの
運転制御マイコン18a乃至18cは、自号機または他
号機の乗場呼び入力あるいはリオープン指令があるかど
うかをチェックする(ステップS201)。以下、1階
のa号機の乗場呼び釦4a1が押された場合を例に説明
する。
【0042】a号機の運転制御装置2aは、CAREL
(0)の乗場呼び入力情報と、乗場呼び消去情報を参照
して、乗場呼び入力のあった階(この例では1階)で乗
場呼び消去信号が発生したかどうかを判断する(ステッ
プS202)。この階で乗場呼び消去信号が発生しなか
ったということは(ステップS202のno)、自号機
での乗場呼び入力であり(ステップS220)、b号
機、c号機の運転制御装置2b、2cに乗場呼び入力を
送信する。
【0043】乗場呼び消去信号が1階で発生していた場
合(ステップS202のyes)は、a号機の扉を再度
開けるために乗場呼び釦4a1が押されたのか、あるい
はb号機、c号機の扉を再度開けるために押されたのか
わからないので、さらにステップS203に進む。ここ
では、1階でa号機が戸開している場合には(ステップ
S203のyes)、自号機へのリオープン要求である
と判断し、リオープン指令を送信する(ステップS20
4)。
【0044】一方、1階でa号機が戸開きしておらず、
自号機からの乗場呼び入力であれば、他号機に対するリ
オープンの要求であると判断し、転制御装置2b、2c
に対してリオープン指令を送信する。
【0045】最後のステップS230では、図7に示す
乗場呼び入力テーブル、乗場呼び登録許可テーブル、乗
場呼び消去テーブルのデータを合成して、その結果を乗
場呼びランプの点灯信号として出力する(ステップS2
30)。
【0046】これを具体的に説明する。乗場呼び入力テ
ーブルでは、乗場呼び入力があれば、該当する階のビッ
トが1にセットされる。同じように、乗場呼び登録許可
があれば、乗場呼び登録許可テーブルの該当する階のビ
ットが1にセットされ、乗場呼び消去信号が生成されれ
ば、該当する階のビットが1にセットされる。また、乗
場呼び登録許可情報に不停止階が設定されれば、乗場登
録許可テーブルの該当階のビットは0となる。
【0047】これらのデータテーブルを合成するにあた
っては、乗場呼び入力と、乗場呼び登録許可と、乗場呼
び消去の反転との論理積ANDを論理演算して合成す
る。したがって、乗場呼び消去信号が生成されれば、合
成することで該当する階の乗場呼び入力は消去され、不
停止階が設定されれば、同様に該当する階の乗場呼び入
力は消去されて以後は乗場登録が不可能となる。
【0048】なお、かご呼び処理においても、図7に示
すようなかご呼び入力テーブル、かご呼び登録許可テー
ブル、かご呼びデーブルのデータを同様に論理演算によ
り合成することで、かご呼びテーブルが生成され、これ
に基づいてかご呼び釦のランプ点灯信号が出力される。
データテーブルのフォーマットは異なるが処理内容は同
様である。
【0049】5.伝送監視機能を付加した運転処理 次に、運転処理の内容をさらに具体的に説明する。図5
は、運転処理の内容を示すフローチャートである。この
運転処理では、最初に、a乃至c号機の運転制御装置2
a乃至2cと群管理制御装置1との間のデータ伝送が正
常に機能しているかどうかをチェックする(ステップS
701)。これを具体的に、a号機の運転制御装置2a
と群管理制御装置1の間のデータ伝送のチェックを例に
以下説明する。
【0050】運転制御装置2aは、最初に、図6(a)
に示すかご用データのCAREL(0)の伝送異常判別
情報に1をセットし、この伝送異常判別情報を群管理制
御装置1に送信する。群管理制御装置1は、伝送異常判
別情報を受信すると、セットされた1の値をインクリメ
ントして1を加算するとともに、図6(b)に示す群管
理用データのGRPEL(0)の伝送異常判別情報にイ
ンクリメントした値をセットし、この伝送異常判別情報
を運転制御装置2aに返信する。このような伝送異常判
別情報の送受信を定期的に繰り返し、運転制御装置2
a、群管理制御装置1は、所定時間以上経過しても正常
な値が返信されなければ両者間の伝送に異常が生じたと
判断する。
【0051】このような伝送状況のチェックの結果、正
常であれば、各々運転制御装置2a乃至2cは、図7に
ついて上述したような論理演算によってかご呼びテーブ
ルと乗場呼びテーブルを合成するとともに、群管理制御
装置1から送信された割り当て情報から、図7に示す割
当テーブル生成する(ステップS702)。しかる後
に、エレベータのかごの現在位置や方向性を考慮して次
停止階を決定し(ステップS710)、エレベータを起
動して次停止階に応答させる(ステップS720)。
【0052】これに対して、データ伝送に異常が検出さ
れた場合は、群管理制御装置1から送信されている割り
当て情報は使用せず、したがって割り当てテーブルは生
成されない。そして、かご呼びテーブルと、乗場呼びテ
ーブルを合成する(ステップS703)。その後、これ
らのテーブルに基づいて次停止階を決定し(ステップS
710)、エレベータを起動させる(ステップS72
0)。例えば、かご呼びテーブルの3Kが1にセットさ
れ、割り当てテーブルでは5Upが1にセットされ、か
ごの現在位置が1階でup方向を向いていれば、次停止
階は3階のかご呼びで、次に、5階での乗場呼びに応答
することになる。
【0053】6.乗場呼びのスキャン伝送方式 次に、乗場呼び入力のスキャン伝送方法について、図8
の伝送概念図、図9の伝送マップ、図10のデータ構成
図、図11の伝送処理のフローチャートを参照しながら
説明する。
【0054】図8において、各々a号機乃至b号機で
は、運転制御装置2a乃至2cの備えるかご用伝送装置
16a乃至16cがマスターステーションとなり、各々
マスターステーション毎に乗場用伝送路11a乃至11
cを介して接続された乗場呼び入出力装置4ai乃至4
ci(i=1、2、…8)がそれぞれリモートステーシ
ョンとなる。
【0055】例えば、a号機を例に挙げて説明すると、
図9に示すように、0〜ADRNのデータ領域におい
て、ADR0を先頭アドレスとしたかご呼び出力エリア
をマスターステーションのトーカー(図9ではTと略記
する)とリモートステーションのリスナー(図9ではR
と略記する)に割り当て、これ以降のアドレスでは、A
DR1を先頭アドレスとした乗場呼び出力エリアをマス
ターステーションのトーカー、リモートステーションの
リスナーに、ADR2を先頭アドレスとしたかご呼び入
力エリアをマスターステーションのトーカー、リモート
ステーションのリスナーに、ADR3を先頭アドレスと
した乗場呼び入力エリアをマスターステーションのトー
カー、リモートステーションのリスナーに、ADR4を
先頭アドレスとしたランタン出力エリアをマスターステ
ーションのトーカー、リモートステーションのリスナー
に割り当てるようにマッピングされている。
【0056】このマップ情報は、図10に示すような、
LIVADR(0)〜LIVADR(M)のエリアから
なるデータテーブルに、スタートアドレス、エンドアド
レス、データサイズ、伝送モード(トーカーあるいはリ
スナーか)を1セットとして各エリアごとに格納されて
いる。
【0057】そこで、図11のフローチャートを参照し
ながらマスターステーションの処理を説明すると、マス
ターステーションは、まず、LIVADRテーブルを読
み込み(ステップS801)、LIVADRテーブルの
インデックス0〜Nまで(ステップS802)、データ
長分伝送モードを基にアドレスXを送信する(ステップ
S804)。
【0058】マスターステーションがトーカであれば、
図10に示すDATAテーブルのアドレスに相当するデ
ータDATA(X)を出力する(ステップS806)。
リスナーであれば、タイマーを起動し(ステップS80
7)、データを受信するまでTx時間分待つ(ステップ
S808、S809)。
【0059】これに対して、リモートステーションの処
理は、マスターステーションのアドレス送信処理がアド
レス受信処理に変わる以外は、図11の処理の流れと同
様である。すなわち、トーカーエリアのアドレスを受信
すると、そのアドレスに相当するDATAをマスタース
テーションに返信し、リスナーエリアのアドレスを受信
すると、続いてDATAを受信する。
【0060】図8は、伝送路上のアドレスとデータの関
係について、マスターステーション、リモートステーシ
ョンがトーカー、リスナーの各々の場合に分けて示す図
である。マスターステーションがトーカーの場合では、
ADR0、DATA0を連続して送信し、ADR0の次
のアドレスADR+1をTx時間以内にDATA1と連
続して送信する。一方、リモートステーションはリスナ
ーのため、リモートステーション側からは何も返信しな
い。
【0061】これに対して、マスターステーションがリ
スナーの場合、ADR2を送信すると、リモートステー
ション1がADR2を受信して、DATA2を返信す
る。マスターステーションがTx時間以内にDATA2
を受信すると、ADRの次のアドレスADR2+1を送
信し、リモートステーション2がADR2+1を受信し
て、DATA3を返信する。このようにして、各階の乗
場呼び入出力装置3aiと運転制御装置2aのかご用伝
送装置16aとは、スキャン伝送方式によってデータの
伝送を行っている。
【0062】7.乗場呼び釦の点灯のタイミング合わせ
機能 本発明の群管理制御システムでは、乗場用伝送路11a
乃至11cが、エレベータa号機乃至c号機ごとに独立
しているために、同一階での乗場呼び釦のランプ点灯信
号は、群管理伝送路19を経由して送信している。この
群管理伝送路19が高速伝送路であれば、同一階での点
灯タイミングはほとんど同時となる。
【0063】しかし、群管理伝送路19が低速な伝送路
であれば、同一階における点灯タイミングがずれること
が有り得る。
【0064】そこで、この群管理制御システムでは、伝
送時間判別情報のデータを基に、伝送遅れの時間測定を
行い、伝送遅れ時間分のタイミングをとってランプ点灯
信号の送信のタイミングを遅らせることにより、同一階
での点灯タイミングを同時にする機能を図4の乗場呼び
処理に付加することができる。以下、図12の伝送遅れ
時間測定の概念図を参照しながら説明する。
【0065】この図12では、a号機とb号機の間での
伝送遅れ、a号機とc号機の間での伝送遅れを概念的に
示している。図7に示すかご用データの中には、エレベ
ータ各号機ごとに伝送時間判別情報のデータがある。例
えば、a号機用の運転制御装置2aは、かご用データテ
ーブルCAREL(0)の中の伝送時間判別情報データ
にa1をセットした後、タイマーを起動するとともに、
b号機、c号機の運転制御装置2b、2cにそれぞれC
AREL(0)を送信する。b号機、c号機の運転制御
装置2b、2cはそれぞれCAREL(0)を受信する
と、直ちに、セットされているa号機の伝送時間判別情
報データa1を参照し、b号機については、1を加算し
たa1+1をCAREL(1)の伝送時間判別情報デー
タにセットし、c号機については同じように1を加算し
たa1+1をCAREL(2)の伝送時間判別情報デー
タにそれぞれセットするとともにa号機に返信する。
【0066】次に、a号機の運転制御装置2aは、CA
REL(1)、CAREL(2)を受信すると、直ちに
タイマーを停止するとともに、CAREL(1)、CA
REL(2)の伝送時間判別情報データaを参照して、
a1+1であれば伝送間は正常とみなして、タイマーで
計測した時間の1/2を伝送遅れ時間とする。この伝送
遅れ時間は、図4のステップS230の乗場呼びを合成
した結果の乗場呼び釦の点灯信号を出力するタイミング
を遅らせる時間である。このようにタイミングを遅らせ
ることで、群管理用伝送路19が低速であっても、乗場
呼び釦のランプの点灯タイミングにばらつきが生じるこ
となく、同時に点灯ささせることが可能となる。
【0067】8.多重系の群管理エレベータ制御システ
ム これまで説明してきた群管理エレベータ制御システム
は、1台の群管理制御装置1でシステムを構築した実施
形態であるが、図13に示すシステム構成図は、メイン
の群管理制御装置1にさらに、a号機乃至c号機ごとの
群管理制御装置1a乃至1cを付加し、より信頼性の高
い多重系の群管理制御システムを構築した例である。
【0068】第2実施形態 次に、図14は、本発明による群管理エレベータ制御装
置の第2の実施形態を示すブロック図である。この図1
4の第2実施形態による群管理エレベータ制御システム
と、図1のシステム構成と異なる部分は、次のようなバ
ックアップ用信号線を設けた点である。第1に、各階に
設置されている乗場釦は、同一階ではバックアップ用信
号線により電気的にOR回路を構成するように接続され
ている。図14では、1階の乗場釦4a1乃至4c1をバ
ックアップ用信号線22−1で接続し、2階の乗場釦4
a2乃至4c2をバックアップ用信号線22−2で接続し
ている。他の階についても図示は省略してあるが同様で
ある。
【0069】このようにバックアップ信号線で接続する
ことにより、例えば、一階でa号機側の乗場釦4a1が
押された場合、その呼び入力は、バックアップ用信号線
22−1を介して一階すべての乗場入出力装置3a1乃
至3c1に入力されるようになっているので、たとえ乗
場入出力装置3a1若しくは乗場用伝送路11aが故障
していても、乗場呼び釦4a1による乗場呼びが確実に
登録される。
【0070】第2に、a号機乃至c号機の各々の運転制
御装置2a乃至2cには、かご用伝送装置16a乃至1
6c、群管理用伝送装置17a乃至17cに付け加え
て、群管理バックアップ用の伝送装置20a乃至20c
が設けられ、これらは並列に群管理バックアップ用伝送
路21を介して接続されている。これらの群管理バック
アップ用伝送装置20a乃至20cは、かご用伝送装置
16a乃至16cと同様に、スキャン伝送にて伝送を行
っており、少なくとも図9に示すメモリマップにおい
て、乗場呼び入力、出力のエリアをエレベータの台数分
有しており、a号機がマスターステーション、b号機、
c号機がリモートステーションとして伝送を行ってい
る。
【0071】群管理制御装置1と各運転制御装置2a乃
至2cの間の伝送に異常が生じた場合、乗場呼び情報
は、かご用伝送装置16a乃至16cから群管理バック
アップ用伝送路21介して他の正常な号機のバックアッ
プ用伝送装置20a乃至20cのいずれかに送信され、
それを受信したバックアップ用伝送装置は、自号機の群
管理用伝送装置から群管理伝送路19を介して群管理制
御装置1に転送する。したがって、群管理制御装置は、
バックアップ伝送系を介して伝送されてくる乗場呼び情
報から、異常が生じた号機を除いて評価計算を行い、最
適な号機に割り当て指令を出力することができるので、
群管理制御システムの信頼性を高めることができる。
【0072】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、各階の乗場呼び入出力装置と運転制御装置と
を各1カーシステムごとに1系統の伝送路で接続すると
ともに、各運転制御装置と群管理制御装置を別の伝送路
で接続することにより、群管理制御システムの構築を容
易に、しかも信頼性の高いものすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による群管理エレベー
タの制御装置のシステム構成図。
【図2】群管理制御装置の処理を示すフローチャート。
【図3】運転制御装置の処理を示すフローチャート。
【図4】乗り場呼び処理の詳細を示すフローチャート。
【図5】運転処理の詳細を示すフローチャート。
【図6】かご用データ、群管理用データのデータ構成の
説明図。
【図7】かご呼びテーブル、乗り場呼びテーブル、割当
テーブル等の例を示す説明図。
【図8】乗り場呼び入力のスキャン伝送方式の概念図。
【図9】乗り場呼び入力スキャン伝送における伝送マッ
プ図。
【図10】乗り場呼び入力スキャン伝送における伝送デ
ータテーブルを示す図。
【図11】伝送処理の詳細を示すフローチャート。
【図12】伝送遅れ時間測定の概念図。
【図13】多重系群管理エレベータ制御装置のシステム
構成図。
【図14】本発明の第2の実施形態による群管理エレベ
ータの制御装置のシステム構成図。
【図15】従来技術による群管理エレベータの制御装置
のシステム構成図。
【符号の説明】
1 群管理制御装置 2a〜2c 運転制御装置 3 乗り場呼び入出力装置 4 乗り場呼び釦 5 乗り場ランタン 6 かご 7 釣り合い重り 8 巻き上げ機 9 かご入力装置 11 乗り場用伝送路 12 かご用伝送路 14 群管理制御マイコン 15 群管理用伝送装置 18 運転制御マイコン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数階床間を昇降する複数のエレベータ
    と、各階の乗場呼びの入出力を制御する乗場呼び入出力
    装置と、登録された乗場呼びに対して最適なエレベータ
    の割り当て制御を行う群管理制御装置と、各々のエレベ
    ータが個別に有し、少なくとも前記乗場呼びの割り当て
    制御信号に応答してエレベータの運転を制御する運転制
    御装置と、前記乗場呼び入出力装置と運転制御装置と群
    管理制御装置とが伝送路を介して接続されている群管理
    エレベータにおいて、 少なくとも前記乗場呼び入出力装置と運転制御装置とを
    各エレベータごとに相互に伝送路を介して接続するとと
    もに、前記すべての運転制御装置と群管理制御装置とを
    相互に伝送路を介して接続し、乗場呼び入出力装置と群
    管理制御装置との接続を分離するようにしたことを特徴
    とする群管理エレベータの制御装置。
  2. 【請求項2】前記群管理制御装置は、あらかじめ設定さ
    れた不停止階などの情報を基に乗場呼び登録許可の決定
    をする手段と、 決定した乗場呼び登録許可信号をすべての運転制御装置
    に定期的に送信する伝送装置と、を有し、 前記運転制御装置は、各階に設置された前記乗場呼び入
    力装置に入力された乗場呼び信号を前記伝送路を介して
    受信するとともに一斉同報にて他の運転制御装置および
    群管理制御装置に前記乗場呼び入力信号を送信する伝送
    装置と、 同一階床の乗場呼び釦のランプを点灯させる制御手段と
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の群管理エ
    レベータの制御装置。
  3. 【請求項3】前記運転制御装置は、前記群管理制御装置
    との伝送状況を監視し故障を検出する故障検出手段を備
    え、故障を検出した時に、前記割当て制御信号に応答す
    ることを停止し、前記乗場呼び入力装置によって登録さ
    れた乗場呼びに直接応答することを特徴とする請求項1
    に記載の群管理エレベータの制御装置。
  4. 【請求項4】前記運転制御装置は、複数の運転制御装置
    間でデータを相互に送受信したときに一方の運転制御装
    置から他方の制御装置にデータが伝わる送信時間を演算
    する送信時間演算手段と、 前記乗場呼び釦のランプの点灯信号の出力を当該送信時
    間演算手段により演算される送信時間分遅らせて出力さ
    せる手段とを具備したことを特徴とする請求項1に記載
    の群管理エレベータの制御装置。
  5. 【請求項5】前記運転制御装置は、少なくとも乗場呼び
    に応答して戸開きしている扉が戸閉しようとした時に前
    記乗場呼びに応答した運転制御装置に接続された当該乗
    場呼び釦が押された時には、他の運転制御装置および群
    管理制御装置に前記乗場呼び入力信号を送信せず前記運
    転制御装置にて戸開制御する戸開信号を出力する手段を
    有することを特徴とする請求項1に記載の群管理エレベ
    ータの制御装置。
  6. 【請求項6】前記群管理制御装置と運転制御装置を相互
    に接続する第1伝送路とは別に、複数の運転制御装置を
    相互に接続する第2伝送路を備え、 前記故障検出手段が故障を検出した時に前記群管理制御
    装置は第1伝送路からの乗場呼び入力信号の受信を停止
    し、第2伝送路から送信される前記乗場呼び入力信号を
    使用して割り当てを行うことを特徴とする請求項3に記
    載の群管理エレベータの制御装置。
  7. 【請求項7】同一階に複数存在する前記乗場呼び入出力
    装置を少なくとも隣り合うものを一対としてバックアッ
    プ伝送路を介して各々相互に接続したことを特徴とする
    請求項6に記載の群管理エレベータの制御装置。
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