JPH09110326A - エレベータかごの制御方法およびエレベータの制御機構 - Google Patents
エレベータかごの制御方法およびエレベータの制御機構Info
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- JPH09110326A JPH09110326A JP8201396A JP20139696A JPH09110326A JP H09110326 A JPH09110326 A JP H09110326A JP 8201396 A JP8201396 A JP 8201396A JP 20139696 A JP20139696 A JP 20139696A JP H09110326 A JPH09110326 A JP H09110326A
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- Automation & Control Theory (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 不当な無線信号が間違って認識される可能性
をなくし、検査運用を容易にする。 【解決手段】 検査を行う場合、まず、受信機２０のプ
ラグＰを作動制御サブシステムＯＣＳＳのジャックＪへ
差し込み、受信機２０をＯＣＳＳへ接続する。次いで送
信機１０からかご指令信号を受信機２０へ伝送し、受信
機２０はその信号をＯＣＳＳへ出力する。ＯＣＳＳは、
かご指令信号に応答して、エレベータかごを制御する。
使用の最後に、受信機２０をジャックＪから引き抜い
て、受信機２０とＯＣＳＳとの接続を解除する。
をなくし、検査運用を容易にする。 【解決手段】 検査を行う場合、まず、受信機２０のプ
ラグＰを作動制御サブシステムＯＣＳＳのジャックＪへ
差し込み、受信機２０をＯＣＳＳへ接続する。次いで送
信機１０からかご指令信号を受信機２０へ伝送し、受信
機２０はその信号をＯＣＳＳへ出力する。ＯＣＳＳは、
かご指令信号に応答して、エレベータかごを制御する。
使用の最後に、受信機２０をジャックＪから引き抜い
て、受信機２０とＯＣＳＳとの接続を解除する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータのリモ
ート・フェイルセーフ制御システムに関し、特に、かご
のリモート制御指令信号送受信機構に関する。
ート・フェイルセーフ制御システムに関し、特に、かご
のリモート制御指令信号送受信機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】エレベータシステムにおけるリモート制
御（例えば無線）指令信号の機構は、従来から良く知ら
れている。例えば、１９８７年６月１６日発行のＫ．ヨ
シダ（K.Yoshida）の米国特許第４，６７３，９１１
号，名称 "Elevator Remote-Control Apparatus”や、
１９９０年１２月２５日発行のG.Begleの米国特許第
４，９７５，５９４号，名称 "Method and Equipment f
or the Secure and ConvenientInput of Control Comma
nds, in Particular in Lift Installations" の他、１
９８７年４月７日発行のG.Meguerdichianの米国特許第
４，６５５，３２４号，名称 "Method for privately C
ontrolling an Elevator"や、１９８７年８月１１日発
行のH.Kamaikeの米国特許第４，６８５，５３８号，名
称 "Remote CallRegistration System for Elevator"を
参照されたい。なお、これら全ての内容は、参考文献と
して本明細書内に取り入れられる。
御（例えば無線）指令信号の機構は、従来から良く知ら
れている。例えば、１９８７年６月１６日発行のＫ．ヨ
シダ（K.Yoshida）の米国特許第４，６７３，９１１
号，名称 "Elevator Remote-Control Apparatus”や、
１９９０年１２月２５日発行のG.Begleの米国特許第
４，９７５，５９４号，名称 "Method and Equipment f
or the Secure and ConvenientInput of Control Comma
nds, in Particular in Lift Installations" の他、１
９８７年４月７日発行のG.Meguerdichianの米国特許第
４，６５５，３２４号，名称 "Method for privately C
ontrolling an Elevator"や、１９８７年８月１１日発
行のH.Kamaikeの米国特許第４，６８５，５３８号，名
称 "Remote CallRegistration System for Elevator"を
参照されたい。なお、これら全ての内容は、参考文献と
して本明細書内に取り入れられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
無線機構にあっては、不当な無線信号（例えばノイズ，
他の発信機からの望ましくない信号）が、特定の受信機
によって受信され、間違って、正当な信号として認識さ
れる可能性がある。この可能性を低く抑えるために、例
えば正当な信号を検証するような、様々な構成のものが
知られている。
無線機構にあっては、不当な無線信号（例えばノイズ，
他の発信機からの望ましくない信号）が、特定の受信機
によって受信され、間違って、正当な信号として認識さ
れる可能性がある。この可能性を低く抑えるために、例
えば正当な信号を検証するような、様々な構成のものが
知られている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の主要な目的は、
不当な無線信号がエレベータシステムの正当な信号と誤
認識される可能性を低く抑えることにある。
不当な無線信号がエレベータシステムの正当な信号と誤
認識される可能性を低く抑えることにある。
【０００５】また、本発明は、エレベータシステムにお
ける検査の運用を容易にすることにも目的とする。
ける検査の運用を容易にすることにも目的とする。
【０００６】本発明にあっては、エレベータ制御機構
は、ガレージドア開閉機やＴＶリモート・コントローラ
と同様のリモートかご指令（remote car command;ＲＣ
Ｃ）無線送信機（例えば携帯式）と、エレベータかごの
かご操作パネル（car operating panel；ＣＯＰ）に好
適に接続される無線受信機と、を備える。上記受信機
は、好適に（プラグ−ジャック構成を介して）電気的に
適宜に結線され、例えば検査モードにおいてエレベータ
かごを操作するための公知の回路に接続される。
は、ガレージドア開閉機やＴＶリモート・コントローラ
と同様のリモートかご指令（remote car command;ＲＣ
Ｃ）無線送信機（例えば携帯式）と、エレベータかごの
かご操作パネル（car operating panel；ＣＯＰ）に好
適に接続される無線受信機と、を備える。上記受信機
は、好適に（プラグ−ジャック構成を介して）電気的に
適宜に結線され、例えば検査モードにおいてエレベータ
かごを操作するための公知の回路に接続される。
【０００７】上記送信機は、例えば、２つのボタンすな
わち上昇ボタンと下降ボタンとを有する。各ボタンは、
押下されているとき、その動作を独自のデジタル・コー
ド（ＲＣＣ信号）に変換し、例えば高周波（radio freq
uency;ｒｆ）キャリアへ伝送する。当然のことながら、
赤外線もしくは音波の信号を用いることもでき、特に、
これらは、公知の検査モードにおいてエレベータを点検
する作業者が操作し易くなるようなときに適用される。
検査モードは、例えば上記ＣＯＰ上のキー・スイッチを
操作することによって開始され、上記かごが通常運用状
態からそのかごが乗場／かごの呼出に応答しない状態に
移行される。このとき、検査／サービスの目的のため
に、かごは低速で操作される。
わち上昇ボタンと下降ボタンとを有する。各ボタンは、
押下されているとき、その動作を独自のデジタル・コー
ド（ＲＣＣ信号）に変換し、例えば高周波（radio freq
uency;ｒｆ）キャリアへ伝送する。当然のことながら、
赤外線もしくは音波の信号を用いることもでき、特に、
これらは、公知の検査モードにおいてエレベータを点検
する作業者が操作し易くなるようなときに適用される。
検査モードは、例えば上記ＣＯＰ上のキー・スイッチを
操作することによって開始され、上記かごが通常運用状
態からそのかごが乗場／かごの呼出に応答しない状態に
移行される。このとき、検査／サービスの目的のため
に、かごは低速で操作される。
【０００８】上記受信機は、”リモート上昇ボタンが押
下された”または”リモート下降ボタンが押下された”
際の信号を電子的にデコードする。信号のタイプとして
２つあり、すなわち、離散系信号とエンコード信号であ
る。離散系信号は、リレー、トランジスタ、接触器、も
しくは同様の装置を可動させて、現存するエレベータ・
システムにおいて、制御部内に含まれるモータ制御ソフ
トウェアに昇降動作の信号を送らせるために用いられ
る。この特徴によって、上記ＲＣＣ構成が最新化プロジ
ェクトに適用されるようになる。一方、上記エンコード
された信号は、例えばＯＴＩＳ Ｅ４１１，ＯＴＩＳモ
ジュラー・エレベータ・システムや、他のモジュラー・
エレベータ・システムに適用できる。上記エンコードさ
れた信号は、リモート・シリアル・リンク（remote ser
ial link）ＲＳＬを介して、エレベータ制御部内に記憶
された適切な制御部のソフトウェアへ出力される。
下された”または”リモート下降ボタンが押下された”
際の信号を電子的にデコードする。信号のタイプとして
２つあり、すなわち、離散系信号とエンコード信号であ
る。離散系信号は、リレー、トランジスタ、接触器、も
しくは同様の装置を可動させて、現存するエレベータ・
システムにおいて、制御部内に含まれるモータ制御ソフ
トウェアに昇降動作の信号を送らせるために用いられ
る。この特徴によって、上記ＲＣＣ構成が最新化プロジ
ェクトに適用されるようになる。一方、上記エンコード
された信号は、例えばＯＴＩＳ Ｅ４１１，ＯＴＩＳモ
ジュラー・エレベータ・システムや、他のモジュラー・
エレベータ・システムに適用できる。上記エンコードさ
れた信号は、リモート・シリアル・リンク（remote ser
ial link）ＲＳＬを介して、エレベータ制御部内に記憶
された適切な制御部のソフトウェアへ出力される。
【０００９】個々のＲＣＣ送−受信機の構成は、互いに
独立しているものの、例えばその送信機および受信機の
内部に配置された一組のジャンパーのような、伝送構成
を備えたものとなっている。これによって、例えば、メ
ンテナンスをする作業者が１つの特定の送信機で、あら
ゆるかごやグループを制御できる構成となっている。
独立しているものの、例えばその送信機および受信機の
内部に配置された一組のジャンパーのような、伝送構成
を備えたものとなっている。これによって、例えば、メ
ンテナンスをする作業者が１つの特定の送信機で、あら
ゆるかごやグループを制御できる構成となっている。
【００１０】上記ＲＣＣの構成を用いるには、作業者
（例えばメンテナンスする人）が、離れた位置から、上
記送信機上の上昇もしくは下降ボタンを押し続ける。上
記受信機は、ｒｆキャリアを通して伝送されるデジタル
・パルス・トレインをデコードし、そしてＲＣＣ信号を
適切なエレベータ制御部のソフトウェアへ出力する。当
然のことながら、上記構成として、（例えば赤外線）技
術の光線によってアンド／オアするような、（すなわち
非連続的に）適切なボタンを押す信号手段によって操作
する簡単な構成のものであってもよい。
（例えばメンテナンスする人）が、離れた位置から、上
記送信機上の上昇もしくは下降ボタンを押し続ける。上
記受信機は、ｒｆキャリアを通して伝送されるデジタル
・パルス・トレインをデコードし、そしてＲＣＣ信号を
適切なエレベータ制御部のソフトウェアへ出力する。当
然のことながら、上記構成として、（例えば赤外線）技
術の光線によってアンド／オアするような、（すなわち
非連続的に）適切なボタンを押す信号手段によって操作
する簡単な構成のものであってもよい。
【００１１】上記ＲＣＣの構成は、昇降信号または特別
な信号に応答するプログラム可能な方法を提供する。例
えば火気点検、非常事態点検の他、あらゆる一般的な応
答は、プログラムされた応答として、プログラムされて
適用される。このプログラミングは、選択可能に処理さ
れるもので、機械室に配置された制御部のソフトウェア
内のＥＥＰＲＯＭ内にセットされてもよい。
な信号に応答するプログラム可能な方法を提供する。例
えば火気点検、非常事態点検の他、あらゆる一般的な応
答は、プログラムされた応答として、プログラムされて
適用される。このプログラミングは、選択可能に処理さ
れるもので、機械室に配置された制御部のソフトウェア
内のＥＥＰＲＯＭ内にセットされてもよい。
【００１２】本発明の重要な特徴として、上記受信機Ｒ
は、例えばプラグおよびジャック（もしくは同様の簡単
な接続／接続解除）機構を介して、エレベータ・システ
ムへ接続される。したがって、エレベータの点検者（サ
ービスマン）は、使用の最後に、かご操作パネルに固定
されたジャックから上記受信機のプラグを引き抜くこと
によって、上記受信機をエレベータ・システムから取り
外すことができる。すなわち、本発明に係わるエレベー
タかごを制御する方法では、無線受信機をかご制御部へ
接続し、次いで、かご指令信号を上記無線受信機へ伝送
し、この後、上記無線受信機を上記かご制御部から接続
解除している。上記無線受信機をエレベータ・システム
から（例えば電気的および／もしくは物理的に）接続解
除することによって、不当な無線信号が上記無線受信機
を介して認識される可能性を低く抑えている（例えば排
除する）。
は、例えばプラグおよびジャック（もしくは同様の簡単
な接続／接続解除）機構を介して、エレベータ・システ
ムへ接続される。したがって、エレベータの点検者（サ
ービスマン）は、使用の最後に、かご操作パネルに固定
されたジャックから上記受信機のプラグを引き抜くこと
によって、上記受信機をエレベータ・システムから取り
外すことができる。すなわち、本発明に係わるエレベー
タかごを制御する方法では、無線受信機をかご制御部へ
接続し、次いで、かご指令信号を上記無線受信機へ伝送
し、この後、上記無線受信機を上記かご制御部から接続
解除している。上記無線受信機をエレベータ・システム
から（例えば電気的および／もしくは物理的に）接続解
除することによって、不当な無線信号が上記無線受信機
を介して認識される可能性を低く抑えている（例えば排
除する）。
【００１３】さらに、本発明の他の目的は、添付する図
面を参照しつつ後述の説明を参照することによって、よ
り明らかとなるであろう。
面を参照しつつ後述の説明を参照することによって、よ
り明らかとなるであろう。
【００１４】なお、本明細書は、共有され、係属中のD.
Richard Schaferの１９９４年１２月２３日付の米国特
許出願第８／３６３，１５３号，名称 "Remote Hall Ca
ll Registration for Elevator System (Attorney Dock
et OT-1398)" および１９９５年５月９日付の米国特許
出願８／４０１，６４２号"Remote Group Configuratio
n For Elevator System(Attorney Docket OT-1398)"に
関し、これらの内容を包含する。
Richard Schaferの１９９４年１２月２３日付の米国特
許出願第８／３６３，１５３号，名称 "Remote Hall Ca
ll Registration for Elevator System (Attorney Dock
et OT-1398)" および１９９５年５月９日付の米国特許
出願８／４０１，６４２号"Remote Group Configuratio
n For Elevator System(Attorney Docket OT-1398)"に
関し、これらの内容を包含する。
【００１５】
【発明の実施の形態】図１は、共有される１９９３年４
月１３日発行のB.Auer等の米国特許第５，２０２，５４
０号，名称 "Two-Way Ring Communication System for
Elevator Group Control" に記載されたエレベータ・シ
ステムの一例を示すブロック図で、上記公報の内容は、
本明細書に包含される。このエレベータ・システムは、
現存するもので、本発明を実施するためのエレベータ関
連の好適な構成の一つにすぎない。そこに示されている
ように、一つのエレベータ・グループ・コントロール・
ファンクションは、各エレベータかごの主要部に設けら
れた、マイクロプロセッサのような複数のデータ・プロ
セッサに振り分けられる。これらマイクロプロセッサ
は、ここでは作動制御サブシステム（operational cont
rol subsystems ;ＯＣＳＳ）として示され、２−方向環
状情報伝達バス１０２，１０３を介して互いに接続され
ている。図示実施例では、上記エレベータ・グループ
は、８つのエレベータかご（かご１〜かご８）を構成
し、それによって８つのＯＣＳＳ１０１ユニットを有す
る。
月１３日発行のB.Auer等の米国特許第５，２０２，５４
０号，名称 "Two-Way Ring Communication System for
Elevator Group Control" に記載されたエレベータ・シ
ステムの一例を示すブロック図で、上記公報の内容は、
本明細書に包含される。このエレベータ・システムは、
現存するもので、本発明を実施するためのエレベータ関
連の好適な構成の一つにすぎない。そこに示されている
ように、一つのエレベータ・グループ・コントロール・
ファンクションは、各エレベータかごの主要部に設けら
れた、マイクロプロセッサのような複数のデータ・プロ
セッサに振り分けられる。これらマイクロプロセッサ
は、ここでは作動制御サブシステム（operational cont
rol subsystems ;ＯＣＳＳ）として示され、２−方向環
状情報伝達バス１０２，１０３を介して互いに接続され
ている。図示実施例では、上記エレベータ・グループ
は、８つのエレベータかご（かご１〜かご８）を構成
し、それによって８つのＯＣＳＳ１０１ユニットを有す
る。
【００１６】適用される設備として、ビルディングは、
好ましくは、１つ以上のエレベータかごのグループを有
する。さらに好ましくは、各グループは、一個から複数
個までの最大所定個数のかごを有し、典型的な例として
最大８つのかごを有する。
好ましくは、１つ以上のエレベータかごのグループを有
する。さらに好ましくは、各グループは、一個から複数
個までの最大所定個数のかごを有し、典型的な例として
最大８つのかごを有する。
【００１７】エレベータ乗場の呼出を起こす乗場ボタン
や照明は、リモート・ステーション１０４に接続され、
またリモート・シリアル伝達リンク１０５から切換モジ
ュール（switch-over module;ＳＯＭ）１０６を介して
各ＯＣＳＳ１０１へ接続される。エレベータかごのボタ
ン、照明およびスイッチは、同じ様なリモート・ステー
ション１０７やシリアル・リンク１０８を介してＯＣＳ
Ｓ１０１へ接続される。また、かごの方向や位置のイン
ジケータのような、エレベータかごの特定の乗場に特有
のものは、リモート・ステーション１０９やリモートシ
リアル・リンク１１０を介してＯＣＳＳ１０１へ接続さ
れる。
や照明は、リモート・ステーション１０４に接続され、
またリモート・シリアル伝達リンク１０５から切換モジ
ュール（switch-over module;ＳＯＭ）１０６を介して
各ＯＣＳＳ１０１へ接続される。エレベータかごのボタ
ン、照明およびスイッチは、同じ様なリモート・ステー
ション１０７やシリアル・リンク１０８を介してＯＣＳ
Ｓ１０１へ接続される。また、かごの方向や位置のイン
ジケータのような、エレベータかごの特定の乗場に特有
のものは、リモート・ステーション１０９やリモートシ
リアル・リンク１１０を介してＯＣＳＳ１０１へ接続さ
れる。
【００１８】各エレベータかご及び接続されたＯＣＳＳ
１０１は、上述したように、同じような構成のインジケ
ータ、スイッチ、伝達リンクおよび同等のものを備え、
さらに同じように接続されている。なお、説明の簡素化
のために、かご８に関する構成（接続）のみを図１に示
す。
１０１は、上述したように、同じような構成のインジケ
ータ、スイッチ、伝達リンクおよび同等のものを備え、
さらに同じように接続されている。なお、説明の簡素化
のために、かご８に関する構成（接続）のみを図１に示
す。
【００１９】かごの積載荷重は、ドア制御サブシステム
（door control subsystem;ＤＣＳＳ）１１１によって
定期的に読み込まれ、このＤＣＳＳ１１１はかご制御シ
ステムの一部を構成する。上記積載荷重は、動作制御サ
ブシステム（motion controlsubsystem;ＭＣＳＳ）１１
２へ出力され、このＭＣＳＳ１１２もまたかご制御シス
テムの一部を構成する。次いで上記積載荷重は、ＯＣＳ
Ｓ１０１へ出力される。望ましくは、ＤＣＳＳ１１１お
よびＭＣＳＳ１１２は、かごのドアの操作やかごの動作
を制御するマイクロプロセッサを有し、ＯＣＳＳ１０１
の制御下にある。またＭＣＳＳ１１２は、駆動および制
動サブシステム（drive and brake subsystem;ＤＢＳ
Ｓ）１１２Ａに接続する機能を有する。
（door control subsystem;ＤＣＳＳ）１１１によって
定期的に読み込まれ、このＤＣＳＳ１１１はかご制御シ
ステムの一部を構成する。上記積載荷重は、動作制御サ
ブシステム（motion controlsubsystem;ＭＣＳＳ）１１
２へ出力され、このＭＣＳＳ１１２もまたかご制御シス
テムの一部を構成する。次いで上記積載荷重は、ＯＣＳ
Ｓ１０１へ出力される。望ましくは、ＤＣＳＳ１１１お
よびＭＣＳＳ１１２は、かごのドアの操作やかごの動作
を制御するマイクロプロセッサを有し、ＯＣＳＳ１０１
の制御下にある。またＭＣＳＳ１１２は、駆動および制
動サブシステム（drive and brake subsystem;ＤＢＳ
Ｓ）１１２Ａに接続する機能を有する。
【００２０】かご配送機能は、ＯＣＳＳ１０１によって
実行され、このＯＣＳＳ１０１は高機能配送サブシステ
ム（advanced dispatcher subsystem;ＡＤＳＳ）１１３
に接続している。このＡＤＳＳ１１３は、情報制御サブ
システム（information control subsystem;ＩＣＳＳ）
１１４を介して各ＯＣＳＳ１０１と情報伝達を行う。例
えば、上記積載荷重は、ＭＣＳＳ１１２によって乗り降
りする乗客数へと変換されて、ＯＣＳＳ１０１へ出力さ
れる。この後、ＯＣＳＳ１０１は、このデータを、ＩＣ
ＳＳ１１４を介し、情報伝達バス１０２，１０３を通し
てＡＤＳＳ１１３と情報伝達を行う。また、一例とし
て、上記かごのドア・フレームに取り付けられたハード
ウェア・センサからのデータが、搭乗交通を感知するも
のであってもよく、この場合、この検知された情報が、
そのかごのＯＣＳＳ１０１へ供給される。
実行され、このＯＣＳＳ１０１は高機能配送サブシステ
ム（advanced dispatcher subsystem;ＡＤＳＳ）１１３
に接続している。このＡＤＳＳ１１３は、情報制御サブ
システム（information control subsystem;ＩＣＳＳ）
１１４を介して各ＯＣＳＳ１０１と情報伝達を行う。例
えば、上記積載荷重は、ＭＣＳＳ１１２によって乗り降
りする乗客数へと変換されて、ＯＣＳＳ１０１へ出力さ
れる。この後、ＯＣＳＳ１０１は、このデータを、ＩＣ
ＳＳ１１４を介し、情報伝達バス１０２，１０３を通し
てＡＤＳＳ１１３と情報伝達を行う。また、一例とし
て、上記かごのドア・フレームに取り付けられたハード
ウェア・センサからのデータが、搭乗交通を感知するも
のであってもよく、この場合、この検知された情報が、
そのかごのＯＣＳＳ１０１へ供給される。
【００２１】ＩＣＳＳ１１４は、それ自体、ＡＤＳＳ１
１３に対する情報伝達バス・インターフェイスとして機
能し、その結果、高機能エレベータかご制御部の機能や
パラメータに作用するようになっている。
１３に対する情報伝達バス・インターフェイスとして機
能し、その結果、高機能エレベータかご制御部の機能や
パラメータに作用するようになっている。
【００２２】ＡＤＳＳ１１３は、個々のかごやグループ
の需要を一日中収集して、各曜日の各時間帯毎に、運行
需要の履歴を集成するようにしてもよい。また、ＡＤＳ
Ｓ１１３が、予想される需要を実際の需要と比較して、
グループおよび個々のかごのパフォーマンスの最適レベ
ルを得るように、エレベータかごの配送シーケンスを調
整するものであってもよい。なお、あらゆる従来公知の
検査運用プログラムは、例えばＯＣＳＳ１０１内に適宜
に記憶されている。
の需要を一日中収集して、各曜日の各時間帯毎に、運行
需要の履歴を集成するようにしてもよい。また、ＡＤＳ
Ｓ１１３が、予想される需要を実際の需要と比較して、
グループおよび個々のかごのパフォーマンスの最適レベ
ルを得るように、エレベータかごの配送シーケンスを調
整するものであってもよい。なお、あらゆる従来公知の
検査運用プログラムは、例えばＯＣＳＳ１０１内に適宜
に記憶されている。
【００２３】本発明（図６〜１０）にあっては、無線受
信機は、容易かつ機械的に（さらに好ましくは物理的
に）、特定の適宜なインターフェースＩの接続（例えば
プラグＰ、ジャックＪ）を介して、上記かごから着脱可
能となっている。このインターフェースＩは、昇降要求
信号をその制御部へ伝送するリモート・シリアル・リン
ク（remote serial link）ＲＳＬへ好適に（有線によっ
て）接続される。
信機は、容易かつ機械的に（さらに好ましくは物理的
に）、特定の適宜なインターフェースＩの接続（例えば
プラグＰ、ジャックＪ）を介して、上記かごから着脱可
能となっている。このインターフェースＩは、昇降要求
信号をその制御部へ伝送するリモート・シリアル・リン
ク（remote serial link）ＲＳＬへ好適に（有線によっ
て）接続される。
【００２４】無線送信機１０は、昇降要求信号を発生さ
せ、そのような信号をエンコードし、例えば高周波キャ
リアを介してそのような信号を伝送するための適宜なハ
ードウェア／ソフトウェアを有している。そして無線送
信機１０は、上記かごの操作パネル（図７参照）に配置
された高周波受信機２０と送受信を行う。受信機２０
は、例えば適宜なプラグＰや適宜なジャックＪを介し
て、電気的かつ着脱可能に上記パネルに取り付けられて
いる。なお、上記プラグＰやジャックＪは、商品として
も利用されているもので、ここで詳述する必要はない。
ユニット１０が昇降要求信号を上記かごに配置された受
信機２０へ伝送した後、その受信機は、上記昇降信号を
適宜にデコードし、適宜な従来公知の方法、例えば信号
を再エンコードしてＯＣＳＳ等に送る。一例として、上
述した包含される米国特許第５，２０２，５４０号を参
照されたい。上記ＯＣＳＳは、ハードウェアもしくはソ
フトウェアのいずれかのデコード・ロジック（例えばＯ
ＣＳＳ・ＲＳＬ・デコード・ロジック）を有し、これ
は、上記受信された信号がＲＣＣ信号であるかを検証す
る。制御部内の上記ＲＣＣ信号は、例えば、公知の検査
運用信号と同じもので、検査キー・スイッチＩＳ（図
４）が”ＯＮ”位置（図６）のときに、かご上部の検査
ボックスＩＢ手段（図３）によって発生される。上記Ｒ
ＣＣ信号の認識に関し、上記ソフトウェアとして、あら
ゆる公知の検査運用ソフトウェア・ルーチンを適用でき
る。そのようなルーチンによって、例えば１２５フィー
ト／分を越えることなく、モータＭが上記かごＣを昇降
させる。検査モードの間、上記かごは、かご／乗場の呼
出に応じることはない。好ましくは、上記ボックスＩＢ
は、上記受信機Ｒが接続される間、無効化される。上述
した説明を参照すれば、当業者であれば、本発明を容易
に実施することができるであろう。
せ、そのような信号をエンコードし、例えば高周波キャ
リアを介してそのような信号を伝送するための適宜なハ
ードウェア／ソフトウェアを有している。そして無線送
信機１０は、上記かごの操作パネル（図７参照）に配置
された高周波受信機２０と送受信を行う。受信機２０
は、例えば適宜なプラグＰや適宜なジャックＪを介し
て、電気的かつ着脱可能に上記パネルに取り付けられて
いる。なお、上記プラグＰやジャックＪは、商品として
も利用されているもので、ここで詳述する必要はない。
ユニット１０が昇降要求信号を上記かごに配置された受
信機２０へ伝送した後、その受信機は、上記昇降信号を
適宜にデコードし、適宜な従来公知の方法、例えば信号
を再エンコードしてＯＣＳＳ等に送る。一例として、上
述した包含される米国特許第５，２０２，５４０号を参
照されたい。上記ＯＣＳＳは、ハードウェアもしくはソ
フトウェアのいずれかのデコード・ロジック（例えばＯ
ＣＳＳ・ＲＳＬ・デコード・ロジック）を有し、これ
は、上記受信された信号がＲＣＣ信号であるかを検証す
る。制御部内の上記ＲＣＣ信号は、例えば、公知の検査
運用信号と同じもので、検査キー・スイッチＩＳ（図
４）が”ＯＮ”位置（図６）のときに、かご上部の検査
ボックスＩＢ手段（図３）によって発生される。上記Ｒ
ＣＣ信号の認識に関し、上記ソフトウェアとして、あら
ゆる公知の検査運用ソフトウェア・ルーチンを適用でき
る。そのようなルーチンによって、例えば１２５フィー
ト／分を越えることなく、モータＭが上記かごＣを昇降
させる。検査モードの間、上記かごは、かご／乗場の呼
出に応じることはない。好ましくは、上記ボックスＩＢ
は、上記受信機Ｒが接続される間、無効化される。上述
した説明を参照すれば、当業者であれば、本発明を容易
に実施することができるであろう。
【００２５】なお、ここでは、本発明の現在考えられる
好適な実施例について図示説明したが、上記請求項によ
ってのみ限定される本発明の主旨や範囲を逸脱すること
なく、種々の変更や改良を行うことは、当業者にとって
容易であろう。例えば、乗場またはかごの呼出のレジス
トレーションをリモート操作とすることを許容する構成
に改良することもできる。
好適な実施例について図示説明したが、上記請求項によ
ってのみ限定される本発明の主旨や範囲を逸脱すること
なく、種々の変更や改良を行うことは、当業者にとって
容易であろう。例えば、乗場またはかごの呼出のレジス
トレーションをリモート操作とすることを許容する構成
に改良することもできる。
【００２６】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、不当な
無線信号が間違ってエレベータシステムの正当な信号と
認識される可能性が低く抑えられる。また、エレベータ
システムにおける検査の運用が容易になる。
無線信号が間違ってエレベータシステムの正当な信号と
認識される可能性が低く抑えられる。また、エレベータ
システムにおける検査の運用が容易になる。
【図１】従来のエレベータ・システムのブロック図。
【図２】図１に示すＯＣＳＳの概略図。
【図３】従来例に係わる検査ボックス(inspection box;
ＩＢ)を備えたエレベータかごの斜視図で、この検査ボ
ックスは、検査モード中に上記ＯＣＳＳへ昇降信号を供
給するためのスイッチ／ボタンを備える。
ＩＢ)を備えたエレベータかごの斜視図で、この検査ボ
ックスは、検査モード中に上記ＯＣＳＳへ昇降信号を供
給するためのスイッチ／ボタンを備える。
【図４】従来例に係わるキー・スイッチを（ＩＳ）を備
えたかご操作盤の斜視図で、このキー・スイッチを操作
することによって、通常運用とは異なる状態とするため
の信号が得られ、上記かごを検査モードで制御する検査
ボックス（ＩＢ）が可動状態となる。
えたかご操作盤の斜視図で、このキー・スイッチを操作
することによって、通常運用とは異なる状態とするため
の信号が得られ、上記かごを検査モードで制御する検査
ボックス（ＩＢ）が可動状態となる。
【図５】従来例に係わり、図３のＣＯＰの内部を詳細に
示し、このＣＯＰと上記ボックスＩＢとの結線状態を示
す。
示し、このＣＯＰと上記ボックスＩＢとの結線状態を示
す。
【図６】本発明に係わるエレベータ・システムの概略図
で、このシステムは、無線送信機Ｔと応答する着脱可能
な無線受信機Ｒを備える。
で、このシステムは、無線送信機Ｔと応答する着脱可能
な無線受信機Ｒを備える。
【図７】図１のシステムに接続される本発明に係わる構
成（１０，２０，Ｉ，Ｐ）の概略図。
成（１０，２０，Ｉ，Ｐ）の概略図。
【図８】本発明の受信機Ｒと送信機Ｔとの概略回路図。
【図９】エレベータ・システムにおける公知のリレーへ
接続する本発明の概略ブロック図。
接続する本発明の概略ブロック図。
【図１０】図１のエレベータシステムを制御する公知の
モジュラーへ接続する本発明の概略ブロック図。
モジュラーへ接続する本発明の概略ブロック図。
１０…送信機 ２０…受信機 Ｐ…プラグ Ｊ…ジャック Ｉ…インターフェース ＯＣＳＳ…作動制御サブシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル ミュータル アメリカ合衆国，ワシントン，ベレビュ ー，サウス イースト フォーティーフィ フス 16777
Claims (12)
- 【請求項１】 無線機をかご制御部へ接続し、かご指令
信号を上記無線機へ伝送し、上記無線機を上記かご制御
部から接続解除するステップを有することを特徴とする
エレベータかごの制御方法。 - 【請求項２】 無線機をかご制御部へ接続し、かご指令
信号を上記無線機へ伝送し、上記かご指令信号を上記無
線機から上記かご制御部へ出力し、エレベータかごが上
記かご指令信号に応答するように制御し、上記無線機を
かご制御部から接続解除するステップを有することを特
徴とするエレベータかごの制御方法。 - 【請求項３】 さらに、エレベータかごを、通常運用状
態から上記接続するステップへと移行させるステップを
有することを特徴とする請求項２に記載のエレベータか
ごの制御方法。 - 【請求項４】 さらに、上記接続するステップの前に、
昇降路のドアを開くステップを有することを特徴とする
請求項２に記載のエレベータかごの制御方法。 - 【請求項５】 上記伝送するステップが、かご指令赤外
線信号を上記無線機へ伝送することを含んでいることを
特徴とする請求項２に記載のエレベータかごの制御方
法。 - 【請求項６】 上記伝送するステップが、かご指令高周
波信号を上記無線機へ伝送することを含んでいることを
特徴とする請求項２に記載のエレベータかごの制御方
法。 - 【請求項７】 上記伝送するステップが、かご指令音波
信号を上記無線機へ伝送することを含んでいることを特
徴とする請求項２に記載のエレベータかごの制御方法。 - 【請求項８】 上記制御するステップは、上記エレベー
タかごが略１２５フィート／分を越えない速度で移動す
るように制御することを含んでいることを特徴とする請
求項２に記載のエレベータかごの制御方法。 - 【請求項９】 メモリに接続された電子プロセッサと、
上記メモリに記憶されたモータ制御ルーチンと、を有す
る制御部を備え、上記モータ制御ルーチンは、リモート
かご指令（ＲＣＣ）信号を検出する命令と、上記信号に
よって示される方向に上記エレベータかごを移動させる
命令と、を含み、 かつ、上記ＲＣＣ信号を発生させ、伝送する無線送信機
と、上記ＲＣＣ信号を受信する無線受信機と、を備え、
上記無線受信機は、上記制御部へ電子的かつ着脱可能に
接続されることを特徴とするエレベータの制御機構。 - 【請求項１０】 上記送信機が、昇降信号を発生させ、
伝送する回路を含んでいることを特徴とする請求項９に
記載のエレベータの制御機構。 - 【請求項１１】 上記受信機が、電子的かつ物理的に着
脱可能に、上記制御部へ接続されることを特徴とする請
求項９に記載のエレベータの制御機構。 - 【請求項１２】 プラグとジャックの構成によって、電
子的かつ物理的に着脱可能に、上記無線受信機が上記制
御部へ接続されることを特徴とする請求項１１に記載の
エレベータの制御機構。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US50939795A | 1995-07-31 | 1995-07-31 | |
| US08/509397 | 1995-07-31 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09110326A true JPH09110326A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=24026502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8201396A Withdrawn JPH09110326A (ja) | 1995-07-31 | 1996-07-31 | エレベータかごの制御方法およびエレベータの制御機構 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5817994A (ja) |
| JP (1) | JPH09110326A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111874767A (zh) * | 2020-07-02 | 2020-11-03 | 日立楼宇技术（广州）有限公司 | 电梯安全系统、安全控制方法、装置及存储介质 |
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| US6684055B1 (en) | 2000-01-18 | 2004-01-27 | Otis Elevator Company | System for remotely communicating voice and data to and from an elevator controller |
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| JP4803865B2 (ja) * | 2000-05-29 | 2011-10-26 | 東芝エレベータ株式会社 | 群管理エレベータの制御装置 |
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| DE10122204B4 (de) * | 2001-05-08 | 2008-10-09 | Otis Elevator Co., Farmington | Aufzugssicherheitssystem |
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| CN107207188B (zh) * | 2014-12-29 | 2021-02-12 | 奥的斯电梯公司 | 维持系统性能的系统与方法 |
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| CN106044423A (zh) * | 2016-07-12 | 2016-10-26 | 天力博达科技发展有限公司 | 室内建筑施工升降机智能操控系统 |
| JP7130787B2 (ja) * | 2021-01-26 | 2022-09-05 | ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社 | エレベーター |
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| JPS61110675U (ja) * | 1984-12-25 | 1986-07-12 | ||
| JPH0712887B2 (ja) * | 1985-04-10 | 1995-02-15 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タの遠隔呼び登録装置 |
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- 1996-07-31 JP JP8201396A patent/JPH09110326A/ja not_active Withdrawn
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1997
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|---|---|
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