JP2000255962A - 乗客コンベアの監視装置 - Google Patents

乗客コンベアの監視装置

Info

Publication number
JP2000255962A
JP2000255962A JP11062917A JP6291799A JP2000255962A JP 2000255962 A JP2000255962 A JP 2000255962A JP 11062917 A JP11062917 A JP 11062917A JP 6291799 A JP6291799 A JP 6291799A JP 2000255962 A JP2000255962 A JP 2000255962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
passenger conveyor
operation monitoring
control device
monitoring device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11062917A
Other languages
English (en)
Inventor
Chuichi Saito
忠一 齋藤
Wahei Kojima
和平 小嶋
Nariaki Nakajima
斉昭 中島
Kazuaki Kogure
和昭 木暮
Kazuo Hirayama
一雄 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
East Japan Railway Co
Original Assignee
Hitachi Ltd
East Japan Railway Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, East Japan Railway Co filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11062917A priority Critical patent/JP2000255962A/ja
Publication of JP2000255962A publication Critical patent/JP2000255962A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転状況や停止原因を直ちに把握、記録が出
来て、かつ状況に応じて運転を復帰させることが出来る
信頼性の高い乗客コンベアの運転監視装置を提供する。 【解決手段】 管理人室に乗客コンベアからの運転状況
を表示し、かつ記録できる運転監視装置15を設け、必
要に応じて運転状況をプリンタ16等で随時出力出来る
ようにしたものである。さらに、乗客コンベアの制御装
置9と運転監視装置15の電源は別系統とし、かつ乗客
コンベアからの運転状況信号も間接的に運転監視装置1
5側に取り込むことにして、互いの装置に以上が発生し
ても相互に悪影響を与えないようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータや電
動道路などの乗客コンベアの運転監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エスカレータや電動道路等の乗客
コンベアの運転監視装置として、例えば特開平1−28
1287号公報に記載のように、乗客コンベアの運転状
況を無線信号で一旦管理室へ送信する一方、管理室で受
信した信号を電話回線を利用して保守会社の監視局に電
送して、専門の保守員が運転状況を正確に把握すること
が行われている。また、応用例として、乗客コンベアか
ら電話回線等で直接に保守会社の監視局に運転状況を電
送することも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術によれ
ば、乗客コンベアが故障したり、安全装置の動作等で停
止した場合、管理人にとっては保守会社に故障や停止状
況を報告する負担がなくなる利点があり、また保守会社
にとっては故障や停止原因を逸早く確認できる利点があ
る。しかしながら、保守会社からの指示や保守員の派遣
を待たなければ、管理人単独で運転復帰させることがで
きず、早急な復帰が望めなかった。また、実際には、乗
客コンベアが故障するケースはまれで、ほとんどが悪戯
等による安全装置の不要動作での停止であり、停止原因
さえ把握すれば運転再開が可能な状況が大半である。こ
の点から運転状況を監視しつつ原因判断することが迅速
な運転復帰を実現する課題のひとつでもあった。
【0004】さらに、監視データを保守会社に送るため
に、乗客コンベアから管理室へ、管理室から保守会社へ
とそれぞれのルートに通信設備を構築しなければなら
ず、費用と工数がかかる問題があった。
【0005】本発明の目的の一つは、簡単、安価な構成
で運転状況や停止原因を直ちに把握、記録が出来て、管
理人の判断で運転を再開させることが出来る乗客コンベ
アの運転監視装置を提供することにある。
【0006】本発明の目的のもう一つは、運転監視装置
の存在が乗客コンベアの運転に悪影響を与えない信頼性
の高い監視構成を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、無端状に配設されて回動する踏段、この
踏段の両側に立設される欄干部と、この欄干部を前記踏
段と同一方向に回動する移動手摺と、この踏段と移動手
摺を回動させるための駆動機と、前記踏段、移動手摺及
び駆動機等の異常を検出するための各種安全装置と、こ
れらを制御する制御装置からなる乗客コンベアにおい
て、前記制御装置に前記安全装置の動作状況を含む乗客
コンベアの運転状況を表す信号を出力する機能を設け、
この出力信号を受けて別系統の間接的な信号に変換する
信号変換装置と、この信号変換装置からの信号を受信し
て信号内容を表示、記録等を行う運転監視装置を備えた
ものである。
【0008】さらに、乗客コンベアの制御装置と運転監
視装置の電源は別系統とし、かつ乗客コンベアからの運
転状況信号も間接的に運転監視装置側に取り込む構成に
して、いずれかの装置に異常が発生しても他方の装置に
悪影響をあたえない自立構成にしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1に示すエスカレータを例にとって説明する。図示のエ
スカレータは、建屋の上部階床20に上部乗降床2を結
合し、下部階床30に下部乗降床3を結合して両階床間
に装架された主枠1と、この主枠1の上部乗降床2と下
部乗降床3のと間に、無端状に連結され回動自在に設置
されている複数の階段4と、この階段4の回動方向に沿
った両側の前記主枠1上に立設された欄干部5と、欄干
部5の周縁に案内されて前記踏段4と同一方向に同一速
度で回動する移動手摺6と、前記主枠1の上部乗降床2
の下側に形成された機械室40に設置され前記踏段4や
移動手摺6をターミナルギヤ8を介してそれぞれ駆動す
る駆動機7と、同じ機械室40に設置され前記駆動機7
を運転制御する制御装置9と、エスカレータの各所に設
置された複数の安全装置10A〜10Gと、同じく機械
室40に設置され制御装置9からの出力信号を運転監視
信号に変換する信号変換装置17と、管理人室Kに設置
され前記運転監視信号が入力される運転監視装置15
と、同じく管理人室Kに設置され運転監視装置15に接
続されて必要に応じて運転状況をプリントアウトするプ
リンタ16と、を含んで構成されている。
【0010】本発明に係る乗客コンベアの監視装置は、
図1に示す例では、制御装置9と信号変換装置17と運
転監視装置15とを含んで構成されている。
【0011】前記安全装置10A〜10Gが異常を検出
した場合、安全装置10A〜10Gの出力信号は制御装
置9に取り込まれ、取り込まれた信号にもとづいて前記
制御装置9が運転停止指令を出し、駆動機7を停止する
ように構成されている。安全装置としては異常を検出し
て信号を出力するものだけでなく、手動による緊急停止
スイッチも設けられている。また、前記制御装置9に
は、エスカレータの運転制御の他に制御状態の信号を作
成したり、制御装置9から出力される制御状態の信号を
外部に送るための信号出力機能も組み込まれている。
【0012】前記運転監視装置15に入力される運転監
視信号について、図2により説明する。前記制御装置9
から信号変換機能によって出力された運転監視信号で開
閉駆動される各信号接点(図2ではAからJで示し、信
号がないとき開)は、前記信号変換装置17内の信号リ
レー(図2のSAからSJで示す)の各駆動コイルにつ
ながっており、制御装置9からの運転監視信号によって
信号接点(図2のA〜J)を開閉して信号変換装置内の
各信号リレーSA〜SJを動作させる仕組みになってい
る。電源P1、P2は、信号接点(図2のA〜J)を介
して前記信号変換装置17内の信号リレー(図2のSA
からSJで示す)の各駆動コイルにつながっている。運
転監視信号によって動作する各信号リレーSA〜SJの
各出力接点SA1〜SJ1は、前記運転監視装置15に
接続されている。制御装置9が出力する運転監視信号
は、各安全装置の動作状態、駆動機7の動作状態(回転
数、電流値、温度等)を表すものである。
【0013】すなわち、制御装置9で、例えば信号接点
Aを閉じる運転監視信号が出力されると、信号接点Aが
閉じ、信号変換装置17の信号リレーSAの駆動コイル
に電源P1、P2から電流が流れる。信号リレーSAの
駆動コイルに電流が流れると、信号リレーSAが動作し
てその出力接点SA1が閉じられ、前記運転監視装置1
5に運転監視信号が送られる。したがって、制御装置9
で出力された運転監視信号が直接、運転監視装置15に
伝達されるのではなく、信号リレーSAとその出力接点
SA1を介して別系統の信号に変換され、間接的に運転
監視装置15に伝達される。
【0014】前記出力接点SA1〜SJ1と運転監視装
置15との配線接続は、有線方式のみならず、これの代
わりにデジタル通信や無線等によって構築し、接続作業
の簡素化を図ってもよい。
【0015】前記制御装置9からの出力信号A〜Jとこ
の出力信号によって駆動される信号変換装置17内の信
号リレーSA〜SJの電源は、制御装置9からの電源P
1、P2により供給されている。一方、信号変換装置1
7内の信号リレーの各出力接点SA1〜SJ1に流れる
電流の電源は、制御装置9からの電源P1、P2とは別
になっており、前記運転監視装置15側の回路から供給
されるようになっている。このため、万一運転監視装置
15側に異常が発生した場合でも、エスカレータ側の制
御装置9とは直接電気的にもつながっていないことか
ら、エスカレータ側に対して影響を与えることがない。
【0016】このような構成において、安全装置10A
が動作した場合を例に説明する。安全装置10Aが動作
すると、その信号は制御装置9に取り込まれ、取り込ま
れた信号にもとづいて前記制御装置9が運転停止指令を
出し、駆動機7を停止させる。同時に制御装置9から、
信号変換機能を介して運転監視装置15へ信号を送り込
むための信号(図2のA)が出力される。この信号によ
って信号変換装置17内の信号リレーSAが励磁され
て、信号リレーSAの出力接点である常開接点SA1が
閉じる、この常開接点SA1は、前記したごとく運転監
視装置15につながっており、運転監視装置15は安全
装置10Aが動作したことを検知し、音声あるいは灯火
の点滅で警報する。
【0017】運転監視装置15には、信号変換装置17
内の各信号リレーの出力を受け入れると同時に各信号の
種別、受け入れ日時等エスカレーターの運転状況や安全
装置の動作来歴を運転監視装置15に設けた画面15G
で表示するとともに内部に設けた記憶装置(図示省略)
に記録する。また、必要に応じて運転状況や動作来歴を
プリンタ16に出力することもできる。管理人室にいる
人は、音声あるいは灯火の点滅でエスカレータの安全装
置が作動したことを知り、運転監視装置15の画面15
Gをみることで、建屋内のどのエスカレータのどの安全
装置が作動したかを確認できる。どの安全装置が作動し
たかが判れば、どのように対応するかの判断が可能であ
る。例えば、緊急停止スイッチが押されて停止したので
あれば、現場の状況を確認して危険がなければ運転の再
開が可能である。
【0018】なお、既に記憶してあるデータについて
も、必要に応じてスイッチ15Bを操作することによ
り、画面15Gに表示したり、プリンタ16に出力する
ことができる。
【0019】このように、管理人室でエスカレータの運
転状況や安全装置動作状況がリアルタイムに把握できる
ことから、万一安全装置が動作してエスカレータが停止
した場合でも、速やかに状況を把握でき、的確で迅速な
対応が可能となる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
運転状況や停止原因を直ちに把握、記録が出来て、かつ
状況に応じて的確かつ迅速に運転復帰させることが出来
る信頼性の高い乗客コンベアの運転監視装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による乗客コンベアの監
視構成を含めた全体図である。
【図2】図1に示す制御装置と信号変換装置と運転監視
装置の制御回路図である。
【符号の説明】
1 主枠 2 上部乗降床 3 下部乗降床 4 踏段 5 欄干部 6 移動手摺 7 駆動機 8 ターミナルギヤ 9 制御装置 10A〜10G 安全装置 15 運転監視装置 15B 運転監視装置の操作スイッチ 15G 運転監視装置の画面 16 プリンタ 17 信号変換装置 20 上部階床 30 下部階床 40 機械室
フロントページの続き (72)発明者 小嶋 和平 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 中島 斉昭 東京都渋谷区代々木二丁目2番2号 東日 本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 木暮 和昭 東京都渋谷区代々木二丁目2番2号 東日 本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 平山 一雄 東京都渋谷区代々木二丁目2番2号 東日 本旅客鉄道株式会社内 Fターム(参考) 3F321 EA11 FA00 FB12 GA31

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状に配設されて回動する踏段、この
    踏段の両側に立設する欄干部と、この欄干部を前記踏段
    と同一方向に回動する移動手摺と、この踏段と移動手摺
    を回動させるための駆動機と、前記踏段、移動手摺及び
    駆動機等の異常を検出するための各種安全装置と、これ
    らを制御する制御装置からなる乗客コンベアにおいて、
    前記制御装置に前記安全装置の動作状況を含む乗客コン
    ベアの運転状況を表す信号を出力する機能を設け、この
    出力信号を受けて別系統の間接的な信号に変換する信号
    変換装置と、この信号変換装置からの信号を受信して信
    号内容を表示、記録、警報を行う運転監視装置を備えた
    ことを特徴とする乗客コンベアの監視装置。
  2. 【請求項2】 前記乗客コンベアの制御装置と前記運転
    監視装置との電源は互いに別系統としたことを特徴とす
    る請求項1記載の乗客コンベアの監視装置。
JP11062917A 1999-03-10 1999-03-10 乗客コンベアの監視装置 Pending JP2000255962A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11062917A JP2000255962A (ja) 1999-03-10 1999-03-10 乗客コンベアの監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11062917A JP2000255962A (ja) 1999-03-10 1999-03-10 乗客コンベアの監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000255962A true JP2000255962A (ja) 2000-09-19

Family

ID=13214097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11062917A Pending JP2000255962A (ja) 1999-03-10 1999-03-10 乗客コンベアの監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000255962A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100431571B1 (ko) * 2001-08-23 2004-05-17 김동수 에스컬레이터의 이상 상황 감지시스템
CN102275806A (zh) * 2010-06-10 2011-12-14 东芝电梯株式会社 乘客输送机的监视系统
JP6188897B1 (ja) * 2016-09-15 2017-08-30 東芝エレベータ株式会社 エスカレータシステム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100431571B1 (ko) * 2001-08-23 2004-05-17 김동수 에스컬레이터의 이상 상황 감지시스템
CN102275806A (zh) * 2010-06-10 2011-12-14 东芝电梯株式会社 乘客输送机的监视系统
JP6188897B1 (ja) * 2016-09-15 2017-08-30 東芝エレベータ株式会社 エスカレータシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR970006582B1 (ko) 승강장치의 원격감시 진단장치
US5817994A (en) Remote fail-safe control for elevator
WO2014102991A1 (ja) 遠隔監視支援装置
JP2002274766A (ja) エレベータ装置および昇降路監視装置の後付け方法
JPH0737310B2 (ja) エレベータの監視装置
CN102498055A (zh) 传送系统
JP2015224116A (ja) エレベータの救出運転装置
CN106744095A (zh) 手持式多功能智能操作装置
JP3496392B2 (ja) 乗客コンベアの運転監視装置
JP2000255962A (ja) 乗客コンベアの監視装置
JPH04235881A (ja) 個人住宅用エレベータ非常時遠隔救出装置
KR100293625B1 (ko) 엘리베이터 원격감시 및 제어시스템
JPH09315712A (ja) エレベータの同期位置補正装置
JP3424448B2 (ja) 乗客コンベアの監視システム
JP3436044B2 (ja) 乗客コンベアの監視装置
JP4737941B2 (ja) エレベータ制御装置
JP2601929B2 (ja) エレベータの遠隔救出装置
JPH08169659A (ja) エレベーターの地震時運転装置
CN110114296A (zh) 电梯的远程运行重新开始系统
JP2002284456A (ja) エレベーター制御システム
JP2002187542A (ja) 索道の遠隔運転制御システム
KR100372814B1 (ko) 원격 엘리베이터 관제장치
JPH06298462A (ja) エレベータ救出運転制御装置
JP2614667B2 (ja) マンコンベア遠隔監視装置
JPH05193856A (ja) エレベータの遠隔故障診断装置