JPH06298462A - エレベータ救出運転制御装置 - Google Patents

エレベータ救出運転制御装置

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JPH06298462A
JPH06298462A JP5087266A JP8726693A JPH06298462A JP H06298462 A JPH06298462 A JP H06298462A JP 5087266 A JP5087266 A JP 5087266A JP 8726693 A JP8726693 A JP 8726693A JP H06298462 A JPH06298462 A JP H06298462A
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JP
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low
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elevator
low speed
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JP5087266A
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Kenichi Naito
謙一 内藤
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
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Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 篭1から監視センター4への缶詰状態である
旨の通話及び前記監視センター4から前記篭1への低速
運転指示の通話を伝えるインターフォン2、3と、前記
監視センター4に設置され、前記缶詰状態である旨の通
話に基づいて操作員が低速運転指令を送信する低速運転
可能操作釦9と、前記低速運転指令を受信し、前記低速
運転指示の通話に基づいて乗客により前記篭内の低速運
転釦12が押されたときに所定の位置まで低速運転を行
う演算装置11とを備えた。そして、乗客が篭1内に閉
じ込められたとき、監視センター4からの遠隔操作によ
り運転モードを手動モードとし、篭1内で低速運転可能
として所定の乗場位置まで運転できるようにした。 【効果】 故障等が簡単なものである場合は、篭に閉じ
込められた乗客が自力で脱出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、乗客が篭内に閉じ込
められたとき、監視センターからの遠隔操作により運転
モードを手動モードとし、篭内で低速運転可能として所
定の乗場位置まで運転できるエレベータ救出運転制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベータ救出運転制御装置の構
成を図3を参照しながら説明する。図3は、従来のエレ
ベータ救出運転制御装置の概略を示すブロック図であ
る。
【0003】図3において、1は乗客を乗せる篭、2は
篭1内のインターフォン、3は通信回線を通じて篭1の
インターフォン2に接続された監視センター4内のイン
ターフォン、5は機械室に設置された制御盤である。ま
た、6はロープ、7は重りである。
【0004】つぎに、前述した従来のエレベータ救出運
転制御装置の動作を説明する。乗客が篭1に閉じ込めら
れると、インターフォン2及び3を通じて監視センター
4に通報する。通報を受けると、作業員が現場まで出動
する。
【0005】しかしながら、作業員が現場に到着するの
にはある程度時間がかかるので、故障等が簡単なもので
も、乗客は篭1内に閉じ込められたままであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
エレベータ救出運転制御装置では、故障等が簡単なもの
でも、乗客が篭内に閉じ込められたままであるという問
題点があった。
【0007】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、故障等が簡単なものである場合
は、篭に閉じ込められた乗客が自力で脱出することがで
きるエレベータ救出運転制御装置を得ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
タ救出運転制御装置は、次に掲げる手段を備えたもので
ある。 〔1〕 篭から監視センターへの缶詰状態である旨の通
話及び前記監視センターから前記篭への低速運転指示の
通話を伝える通信手段。 〔2〕 前記監視センターに設置され、前記缶詰状態で
ある旨の通話に基づいて低速運転指令を送信する遠隔操
作手段。 〔3〕 前記低速運転指令を受信し、前記低速運転指示
の通話に基づいて前記篭内の低速運転釦が押されたとき
に所定の位置まで低速運転を行う低速運転手段。
【0009】
【作用】この発明に係るエレベータ救出運転制御装置に
おいては、通信手段によって、篭から監視センターへの
缶詰状態である旨の通話及び前記監視センターから前記
篭への低速運転指示の通話が伝えられる。また、前記監
視センターに設置された遠隔操作手段によって、前記缶
詰状態である旨の通話に基づいて低速運転指令が送信さ
れる。そして、低速運転手段によって、前記低速運転指
令が受信され、前記低速運転指示の通話に基づいて前記
篭内の低速運転釦が押されたときに所定の位置まで低速
運転が行われる。
【0010】
【実施例】
実施例1.この発明の実施例1の構成を図1を参照しな
がら説明する。図1は、この発明の実施例1を示す図で
ある。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示
す。
【0011】図1において、1はロープ6に結ばれた
篭、2は篭1内のインターフォン、3は通信回線を通じ
て篭1のインターフォン2に接続された監視センター4
のインターフォン、5はエレベータの機械室の制御盤、
7はロープ6を通じて篭1に結ばれた重りである。
【0012】また、図1において、8は監視センター4
内に設置された中央管理盤、9は中央管理盤8に設置さ
れた低速運転可能操作釦、10は同じく中央管理盤8に
設置された表示装置、11は制御盤5に設置されたマイ
クロコンピュータ等を含む演算装置、12は篭1内に設
置された低速運転釦、13は篭1に設置されたドアゾー
ン検出スイッチ、14はドアゾーン域カムである。
【0013】さらに、図1において、15は乗場、16
は乗場の戸、17は篭1の昇降路である。
【0014】ところで、この発明に係る通信手段は、前
述したこの発明の実施例1では通信回線を通じて接続さ
れているインターフォン2及び3から構成され、この発
明に係る遠隔操作手段は、この実施例1では低速運転可
能操作釦9に相当し、この発明に係る低速運転手段は、
この実施例1では演算装置11、ドアゾーン検出スイッ
チ13及びドアゾーン域カム14から構成されている。
【0015】つぎに、前述した実施例1の動作を図2を
参照しながら説明する。図2は、この発明の実施例1の
動作を示すフローチャートである。
【0016】ステップ20〜21において、エレベータ
運転中に、乗客が篭1内に閉じ込められて缶詰状態で故
障すると、乗客は篭1内のインターフォン2を通じて監
視センター4へ通報する。
【0017】ステップ22において、監視センター4の
中央管理盤8は、上記通報を受けた操作員の操作により
制御盤5の演算装置11に階間停止故障の判断をさせる
べく指令を送る。演算装置11は、篭1が階間で停止し
ているかを、予め所定の判断プログラムにより判断し、
その結果を監視センター4に送り、中央管理盤8はそれ
を表示装置10に表示する。なお、階間停止故障は、走
行リレー及びレベル検出リレーのドロップアウトによ
り、つまり、篭1が走行停止し、かつその停止位置がド
アゾーン域でないことにより判断することができる。
【0018】ステップ23において、表示装置10をみ
て階間停止故障と判断した操作員は、低速運転可能操作
釦9を押して(遠隔操作によって)、演算装置11によ
りエレベータの運転モードを自動モードから手動モード
に変える。なお、演算装置11は、階間停止故障と判断
したときに運転モードを手動モードに切り替え、その旨
を監視センター4に通報してもよい。この場合は、操作
員が低速運転可能操作釦9を押す操作を省略することが
できる。
【0019】ステップ24において、その後、操作員
は、インターフォン3を通じて篭1内の乗客に低速運転
釦12を押して低速運転をするように指示する。
【0020】ステップ25において、篭1内の乗客は、
指示に従って、例えばダウンの低速運転釦12を押して
低速運転を開始させる。
【0021】ステップ26〜28において、低速運転釦
12が押されると、演算装置11は低速運転を開始し、
篭1に取り付けられたドアゾーン検出スイッチ13がド
アゾーン域カム14にかかり作動すると、運転を停止し
て篭1の戸と乗場の戸16を開く。こうして、篭1内に
閉じ込められた乗客は脱出することができる。
【0022】ステップ21において、故障通報がなけれ
ばステップ22以下の処理は行わず、また、ステップ2
2において、階間停止故障でなければステップ23以下
の処理は行わない。
【0023】なお、ステップ22の階間停止故障である
と判断した後に、予め安全上低速運転に差し支えない範
囲の故障原因かを判断し、その結果を監視センター4の
表示装置10に表示してもよい。上記範囲の故障原因と
しては、例えば、篭1の戸の閉めたことを確認するスイ
ッチの作動接触不良や、篭1内の非常停止釦の誤動作、
制御盤5の制御リレーの接触不良などが考えられる。
【0024】この発明の実施例1は、前述したように、
篭1から監視センター4への缶詰状態である旨の通話及
び前記監視センター4から前記篭1への低速運転指示の
通話を伝えるインターフォン2、3と、前記監視センタ
ー4に設置され、前記缶詰状態である旨の通話に基づい
て操作員が低速運転指令を送信する低速運転可能操作釦
9と、前記低速運転指令を受信し、前記低速運転指示の
通話に基づいて乗客により前記篭内の低速運転釦12が
押されたときに所定の位置まで低速運転を行う演算装置
11とを備えているので、乗客が篭1内に閉じ込められ
たとき、監視センター4からの遠隔操作により運転モー
ドを手動モードとし、篭1内で低速運転可能として所定
の乗場位置まで運転でき、故障等が簡単なものである場
合は、篭に閉じ込められた乗客が自力で脱出することが
できるという効果を奏する。
【0025】
【発明の効果】この発明に係るエレベータ救出運転制御
装置は、以上説明したとおり、篭から監視センターへの
缶詰状態である旨の通話及び前記監視センターから前記
篭への低速運転指示の通話を伝える通信手段と、前記監
視センターに設置され、前記缶詰状態である旨の通話に
基づいて低速運転指令を送信する遠隔操作手段と、前記
低速運転指令を受信し、前記低速運転指示の通話に基づ
いて前記篭内の低速運転釦が押されたときに所定の位置
まで低速運転を行う低速運転手段とを備えたので、故障
等が簡単なものである場合は、篭に閉じ込められた乗客
が自力で脱出することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す図である。
【図2】この発明の実施例1の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】従来のエレベータ救出運転制御装置を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 篭 2 インターフォン 3 インターフォン 4 監視センター 5 制御盤 8 中央管理盤 9 低速運転可能操作釦 10 表示装置 11 演算装置 12 低速運転釦 13 ドアゾーン検出スイッチ 14 ドアゾーン域カム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 篭から監視センターへの缶詰状態である
    旨の通話及び前記監視センターから前記篭への低速運転
    指示の通話を伝える通信手段、前記監視センターに設置
    され、前記缶詰状態である旨の通話に基づいて低速運転
    指令を送信する遠隔操作手段、並びに前記低速運転指令
    を受信し、前記低速運転指示の通話に基づいて前記篭内
    の低速運転釦が押されたときに所定の位置まで低速運転
    を行う低速運転手段を備えたことを特徴とするエレベー
    タ救出運転制御装置。
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CN110316627A (zh) * 2018-03-28 2019-10-11 上海三菱电梯有限公司 电梯安全系统

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