JPH08169659A - エレベーターの地震時運転装置 - Google Patents

エレベーターの地震時運転装置

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JPH08169659A
JPH08169659A JP31696394A JP31696394A JPH08169659A JP H08169659 A JPH08169659 A JP H08169659A JP 31696394 A JP31696394 A JP 31696394A JP 31696394 A JP31696394 A JP 31696394A JP H08169659 A JPH08169659 A JP H08169659A
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elevator
earthquake
sensor
continuous operation
seismic
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JP31696394A
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Yuichi Hara
裕一 原
Ichiro Kawabe
一郎 河辺
Takaaki Oka
高明 岡
Yutaka Yonetani
豊 米谷
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地震感知器の動作時に、地震感知器の動作状
態のままエレベーターを一時的に継続運転を可能にする
エレベーターの地震時運転装置を提供する。 【構成】 小レベル動作の地震感知器12と大レベル動
作の地震感知器13を備え、地震感知器12の動作時に
かご1を最寄り階に停止させ、一定時間経過後に地震感
知器12の動作を自動復帰して運転再開し、地震感知器
13の動作時にかご1を最寄り階に停止させ、運転休止
する地震時運転装置において、地震感知器13の動作時
に、サービス拠点から継続運転指令を受ける端末装置1
6と、継続運転指令の供給時、地震感知器13の動作後
の継続運転の可能性を判断する異常検出回路18と、異
常検出回路18の正常との判断時に、地震感知器13を
動作状態にして地震感知器12でその後の地震発生状態
を監視して継続運転を続ける継続運転指令回路19とか
らなる継続運転回路9を地震時運転装置に組み込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベーターの地震時
継続運転装置に係わり、特に、地震の発生によって地震
感知機が動作した際に、一定の条件の基にエレベーター
を継続運転させるようにしたエレベーターの地震時継続
運転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベーターは、地震が発生し
た場合に、エレベーターやその付属部分の受ける被害を
最小限にするため、エレベーターの構成部品や各種の関
連機器の耐震特性を強化する等の対策が施されている。
また、エレベーターには、地震が発生した場合に、エレ
ベーターの利用客に対する人身の安全を確保したり、エ
レベーターに生じる重大な機能低下に伴う不測の事故の
発生を防ぐために、地震感知器と連動してい動作するエ
レベーターの地震時管制運転装置が通常設置されてい
る。
【0003】かかるエレベーターの地震時管制運転装置
は、地震感知器の地震感知動作と連動し、地震感知器の
地震感知時にエレベーターを最寄りの階に停止させるも
のであって、地震の発生に伴うエレベーターの構成部品
や各種の関連機器の損傷を防止するために、できるだけ
早めにエレベーターを休止させるようにしている。
【0004】また、エレベーターの地震時管制運転装置
とともに用いられる地震感知器は、感知レベルが特低設
定のものと低設定のものとの2段階設定にされており、
原則として60m以下の建築物においては、特低設定の
感知レベルが80gal、低設定の感知レベルが120
galになるように選ばれている。この場合、特低設定
の地震感知器は、自動復帰コイルを備え、機械的に動作
した地震感知器を自動リセットすることが可能な構造と
なっており、一方、低設定の地震感知器は、手動リセッ
トすることだけが可能な構造となっている。
【0005】ここで、図4は、2段階設定の地震感知器
を備えた既知のエレベーターの地震時管制運転装置にお
ける地震発生時の管制運転動作の一例を示すフローチャ
ートであって、急行ゾーンがない一般のエレベーターの
当該動作を示すものである。
【0006】図4において、エレベーターの平常運転時
に、地震が発生した(ステップS101)場合に、特低
設定の地震感知器及び低設定の地震感知器の双方が動作
しないとき(ステップS102、ステップS103)に
はそのまま平常運転の状態が継続される。
【0007】また、地震が発生した(ステップS10
1)場合に、特低設定の地震感知器のみが動作したとき
(ステップS102、ステップS103)には、エレベ
ーターが走行中であれば(ステップS112)、エレベ
ーターを一旦最寄り階に停止させ(ステップS11
3)、運転休止状態にする(ステップS114)。続い
て、停止した最寄り階でドアを開いて(ステップS11
5)利用者を降ろし、ドアが開いてから15秒が経過し
た後に、再びドアを閉じる(ステップS116)。この
とき、エレベーターの乗りかご内に未だ利用者が残って
いて、開釦が押された(ステップS117)ときは、再
びドアを開いた(ステップS115)状態に戻すように
し、一方、エレベーターの乗りかご内に利用者がおら
ず、開釦が押されない(ステップS117)ときは、1
分が経過したことを確認した(ステップS118)後
に、特低感知器の自動復帰コイルに電流を流し、特低感
知器の機械的動作をリセットし(ステップS119)、
平常運転状態に復帰させる。
【0008】さらに、地震が発生した(ステップS10
1)場合に、特低設定の地震感知器とともに、または、
特低設定の地震感知器に続いて低設定の地震感知器が動
作したとき(ステップS102、ステップS103)に
は、エレベーターが走行中であれば(ステップS10
4)、エレベーターを一旦最寄り階に停止させ(ステッ
プS105)、運転休止状態にする(ステップS10
6)。続いて、停止した最寄り階でドアを開いて(ステ
ップS107)利用者を降ろし、ドアが開いてから15
秒が経過した後に、再びドアを閉じる(ステップS10
8)。このときも、エレベーターかご内に利用者が残っ
ており、開釦が押された(ステップS109)ときは、
再びドアを開いた(ステップS107)状態に戻すよう
にし、一方、エレベーターかご内に利用者がおらず、開
釦が押されない(ステップS109)ときは、サービス
拠点から出動したエレベーターの専門技術者によるエレ
ベーター昇降路及び機械室等の点検を行い(ステップS
110)、点検の結果、エレベーターに何等異常が認め
られなければ、専門技術者は低設定の地震感知器の手動
リセット釦を押して復帰させ(ステップS111)、そ
の後に平常運転状態に復帰させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】既知のエレベーターの
地震時管制運転装置は、低設定の地震感知器が動作する
規模の地震が発生した場合、相当広範囲な地域内にある
数多くのエレベーターが運転休止状態になる。そして、
運転休止状態になったこれらのエレベーターを復帰させ
るためには、エレベーターの専門技術者が、休止したエ
レベーターを1台づつ点検する作業の他に、エレベータ
ー機械室にある地震感知器を手動復帰して回る作業を行
う必要があるもので、これらの作業には、多数のエレベ
ーターの専門技術者を動員しなければならず、しかも、
エレベーターの専門技術者は、エレベーター機械室への
往復のために、階段の昇降を繰返し行わねばならず、肉
体的な疲労を伴うばかりか、休止した全部のエレベータ
ーを復旧させるまでには少なくとも半日というように非
常に長い時間を要することになり、エレベーターの専門
技術者に対する負担が相当に大きくなるという問題があ
る。
【0010】特に、休日や夜間等に大きな地震が発生し
た場合であっても、エレベーターの復旧は緊急を要する
ことから、エレベーターの専門技術者は、直ちに総動員
態勢で出動しなければならず、肉体的負担だけでなく、
精神的負担も大きくなるという問題がある。
【0011】本発明は、前記問題点を解決するものであ
って、その目的は、地震の発生により地震感知器が動作
した場合でも、一定の条件の基に、地震感知器が動作し
た状態のままエレベーターを一時的に継続運転を可能に
するエレベーターの地震時運転装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、比較的小さい第1のレベルを超える振動
で動作する第1の地震感知器と、前記第1のレベルより
大きい第2のレベルを超える振動で動作する第2の地震
感知器とを備え、前記第1の地震感知器だけが動作した
ときは一旦乗りかごを最寄り階に停止させ、一定時間の
経過後に前記第1の地震感知器の動作を自動復帰させて
エレベーターの運転を再開し、また、前記第2の地震感
知器が動作したときは最寄り階に停止させた後にエレベ
ーターの運転を休止させるエレベーターの地震時運転装
置において、前記第2の地震感知器が動作したときに遠
隔地のサービス拠点から伝送供給される継続運転指令を
受信する端末装置と、前記継続運転指令の供給時に前記
第2の地震感知器が動作した後であっても継続運転が可
能か否かを判断する異常検出回路と、前記異常検出回路
が異常なしと判断した場合に限って、前記第2の地震感
知器が動作した状態のまま前記第1の地震感知器により
その後の地震発生の状態を監視しながら継続運転を続行
させる継続運転指令回路とを備えた継続運転回路を、前
記地震時運転装置内に組み込んだ手段を備える。
【0013】
【作用】一般に、エレベーターにおいては、建築基準法
によって、建築物及びエレベーターを耐震構造にするよ
うに定められており、低設定値の地震感知器が最低レベ
ル付近で感知動作する震度4規模の揺れの地震が発生し
た場合、エレベーターやその付属機器の損傷する事故の
発生の確率は、殆んどゼロであることが確認されてい
る。
【0014】また、エレベーターの中でも、昼間に利用
頻度が高くなるエレベーターや病院等のように公共性の
高いエレベーターは、地震感知器の動作によって運転休
止状態になった後、平常運転状態に復帰するまでに、例
え、1時間程度の時間を要するものであっても、利用客
には大変な不便を強いるようになる。
【0015】これらの実情に鑑みて、前記手段において
は、第2の地震感知器が動作したときに遠隔地のサービ
ス拠点から伝送供給される継続運転指令を受信する端末
装置と、継続運転指令の供給時に第2の地震感知器が動
作した後であっても継続運転が可能か否かを判断する異
常検出回路と、異常検出回路が異常なしと判断した場合
に限って、第2の地震感知器が動作した状態のまま第1
の地震感知器によりその後の地震発生の状態を監視しな
がら継続運転を続行させる継続運転指令回路とを備えた
継続運転回路を、地震時運転装置内に組み込んだもので
ある。
【0016】そして、端末装置は、サービス拠点から伝
送供給される継続運転指令を受信して点検指令回路に点
検指令及び異常検出回路を検出指令を出力する。点検指
令回路は、点検指令を受けると、第1の地震感知器の自
動復帰回路に一旦第1の地震感知器の機械的動作を復帰
させる信号を出力してから、エレベーター乗りかごが昇
降路内を1往復以上低速走行する点検指令をエレベータ
ー運転制御回路に出力する。一方、異常検出回路は、検
出指令を受けると、エレベーターの点検運転中に、エレ
ベーター乗りかごやカウンターウェートがガイドレール
から外れている等の異常の検出を行い、検出の結果、異
常が認められない場合は継続運転指令回路に継続運転指
令を出力する。継続運転指令回路は、第1の地震感知器
の動作を監視し、第1の地震感知器が動作していない期
間、第2の地震感知器の信号を遮断するための低解除信
号を出力し、第2の地震感知器を動作状態にしたまま、
一時的にエレベーターの継続運転を可能にする。
【0017】このように、前記手段によれば、広範囲に
及ぶ地震が発生し、その範囲内にある多くのエレベータ
ーに設けられた第1の地震感知器及び第2の地震感知器
が動作したような場合であっても、継続運転回路からの
情報に基づき、エレベーターの点検運転を行い、その点
検運転の結果、異常が認められない場合は、第2の地震
感知器の機械的な動作を手動リセットすることなしに、
直ちにエレベーターの利用を可能にしているので、利用
客の不便を大幅に解消することができる。
【0018】また、前記手段によれば、地震発生時に、
第2の地震感知器の動作の復帰作業を急いで行う必要が
なく、別の点検のためにエレベーターの専門技術者が現
地に赴いたときに、その第2の地震感知器の動作の手動
復帰を行えばよいので、エレベーターの専門技術者は、
これまでの復旧作業に比べて作業負担が軽くなり、その
必要人員を抑えることが可能となる。
【0019】さらに、前記手段によれば、エレベーター
の一時的な継続運転中であっても、第1の地震感知器に
よる次の地震の監視が可能になり、利用者は、安全にエ
レベーターを利用することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0021】図1は、本発明によるエレベーターの地震
時運転装置の一実施例を示すブロック構成図である。
【0022】図1において、1はエレベーター乗りか
ご、2はカウンターウェート、3はエレベーター運転駆
動用電動機、4は減速機、5は調速器プーリ、5Rは結
合ロープ、6はロータリーエンコーダ、7はエレベータ
ー運転制御回路、8は地震管制運転指令回路、9は継続
運転回路、10は遠隔モニタ装置、11は電話回線、1
2は感知レベルが特低設定の地震感知器(第1の地震感
知器)、13は感知レベルが低設定の地震感知器(第2
の地震感知器)、14は特低設定の自動復帰コイル、1
5は低解除接点、16は端末装置、17は点検指令回
路、18は異常検出回路、19は継続運転指令回路、2
0は特低設定の地震感知器12の強制復帰回路である。
【0023】そして、エレベーター乗りかご1及びカウ
ンターウェート2は、ロープ(図番なし)の両端に懸架
され、減速機4の回転に応じて互いに上下するように構
成される。エレベーター運転駆動用電動機3は、減速機
4に結合され、エレベーターエレベーター運転制御回路
7の駆動により回転される。調速器プーリ5は、結合ロ
ープ5Rが結合され、エレベーター乗りかご1の上下に
応じて移動する結合ロープ5Rで回転駆動される。ロー
タリーエンコーダ6は、調速器プーリ5に直結され、調
速器プーリ5の回転に応じて回転し、エレベーター乗り
かご1の走行距離に比例したパルスを発生する。なお、
このパルスはエレベーター乗りかご1の速度や位置を検
出するセンサとして使われる。エレベーター運転制御回
路7は、利用者からの呼びの発生に対応してエレベータ
ー運転駆動用電動機3を駆動し、エレベーター乗りかご
1を走行させる。
【0024】地震管制運転指令回路8は、地震感知器ボ
ックス(図示なし)内に収納されている第1の地震感知
器12または第2の地震感知器13における地震感知動
作に呼応し、エレベーター運転制御回路7をエレベータ
ー地震管制運転モードで動作させる運転指令をエレベー
ター運転制御回路7に供給する。第1の地震感知器12
は、感知レベルが比較的低く設定されている、即ち、特
低設定の地震感知器であって、地震管制運転指令回路8
に接続される。第2の地震感知器13は、感知レベルが
第1の地震感知器12よりも高く設定されている、即
ち、低設定の地震感知器であって、同じく地震管制運転
指令回路8に接続される。特低設定の自動復帰コイル1
4は、地震の発生によって第1の感知器12が機械的に
動作し、その後に第2の感知器13が動作しなかった場
合、第1の感知器12が動作してから1分後にその機械
的な動作を自動リセットするコイルで、地震管制運転指
令回路8に接続され、通電することによって自動リセッ
トされる。
【0025】継続運転回路9は、本発明に特有の構成要
素であって、既知のエレベーターの地震時運転装置に新
たに付加されたものであり、端末装置16と、点検指令
回路17と、異常検出回路18と、継続運転指令回路1
9と、特低設定の地震感知器12の強制復帰回路20と
からなっている。端末装置16は、送受信機機能を有
し、電話回線11を介してサービス拠点に設置されてい
る遠隔モニタ装置10と選択的に接続されるとともに、
次続の点検指令回路17やエレベーター運転制御回路7
に接続される。点検指令回路17は、エレベーター運転
制御回路7に点検運転指令を、異常検出回路18に点検
信号をそれぞれ出力するもので、エレベーター運転制御
回路7や異常検出回路18の他に、強制復帰回路20に
接続される。異常検出回路18は、点検信号を受信する
と、ロータリーエンコーダ6の出力パルスを監視し、異
常検出を行うもので、ロータリーエンコーダ6や継続運
転指令回路19に接続される。継続運転指令回路19
は、異常検出回路18が異常なしの出力を発生した場合
に、第2の感知器13と地震管制運転指令回路8との間
に接続された低解除接点15を開路するもので、低解除
接点15の他に、第1及び第2の地震感知器12、13
に接続される。強制復帰回路20は、点検指令回路17
の指令により、第1の地震感知器12の機械的な動作を
強制復帰させるもので、特低設定の自動復帰コイル14
に接続される。
【0026】なお、遠隔モニタ装置10は、各地のエレ
ベーターに設けられたそれぞれの地震計12、13の動
作状況の確認を行い、かつ、特定のエレベーターに対し
て継続運転指令の送信を行ったり、異常発生の有無の確
認を行うものである。
【0027】ここで、図2は、図1に図示された実施例
における地震発生時のエレベーターの動作の手順を示す
フローチャートであり、また、図3は、図2のフローチ
ャートの中の継続運転機能の詳細な動作の手順を示すフ
ローチャートである。
【0028】図2及び図3のフローチャートを用いて、
本実施例の動作について説明する。
【0029】いま、エレベーターが平常運転されている
とき、広域にわたる地震が発生した(ステップS1)場
合、第2の(低設定の)地震感知器13及び第1の(特
低設定の)地震感知器12の双方が動作しないとき(ス
テップS2、ステップS3)には、そのまま平常運転の
状態が継続される。
【0030】また、地震が発生した(ステップS1)場
合、第1の(特低設定の)地震感知器12が動作し、第
2の(低設定の)地震感知器13が動作しないとき(ス
テップS2、ステップS3)、エレベーターが走行中で
あれば(ステップS14)、エレベーター乗りかご1を
一旦最寄り階に停止させ(ステップS15)、エレベー
ターを運転休止状態にする(ステップS16)。続い
て、停止した最寄り階でエレベーター乗りかご1のドア
を開いて(ステップS17)利用者を降ろし、ドアが開
いてから15秒が経過した後に、再びドアを閉じる(ス
テップS18)。このとき、エレベーター乗りかご1内
に未だ利用者が残っており、開釦が押された(ステップ
S19)ときは、再びドアを開いた(ステップS17)
状態に戻すようにし、一方、エレベーター乗りかご1内
に利用者がおらず、開釦が押されない(ステップS1
9)ときは、1分が経過したことを確認した(ステップ
S20)後に、第1の(特低設定の)地震感知器12の
自動復帰コイル14に電流を流し、第1の(特低設定
の)地震感知器12の機械的な動作を自動リセットし
(ステップS21)、エレベーターを平常運転状態に復
帰させる。
【0031】さらに、地震が発生した(ステップS1)
場合、第1の(特低設定の)地震感知器12とともに、
または、第1の(特低設定の)地震感知器12に続い
て、第2の(低設定の)地震感知器13が動作したとき
(ステップS2、ステップS3)、エレベーターが走行
中であれば(ステップS4)、エレベーター乗りかご1
を一旦最寄り階に停止させ(ステップS5)、エレベー
ターを運転休止状態にする(ステップS6)。続いて、
停止した最寄り階でエレベーター乗りかご1のドアを開
いて(ステップS7)利用者を降ろし、ドアが開いてか
ら15秒が経過した後に、再びドアを閉じる(ステップ
S8)。このとき、エレベーター乗りかご1内に利用者
が残っており、開釦が押された(ステップS9)とき
は、再びドアを開いた(ステップS7)状態に戻すよう
にし、一方、エレベーター乗りかご内に利用者がおら
ず、開釦が押されない(ステップS9)ときは、次のス
テップS10に移行する。ここで、サービス拠点に設置
されている遠隔モニタ装置10から地震発生時の継続運
転要求が出ているとすれば(ステップS10)、以下に
述べる継続運転機能(ステップS13)に移行し、一
方、地震発生時の継続運転要求が出ていないとすれば
(ステップS10)、サービス拠点から出動したエレベ
ーターの専門技術者によるエレベーター昇降路及び機械
室等の点検が行われ(ステップS11)、点検の結果、
エレベーターに何等異常が認められなければ、専門技術
者は低設定の地震感知器の手動リセット釦を押して復帰
させ(ステップS12)、その後に平常運転状態に復帰
させる。
【0032】ところで、本実施例においては、地震が発
生した場合に、サービス拠点に設置されている遠隔モニ
タ装置10は、電話回線11を介して、各エレベーター
側にある継続運転回路9を呼び出すと、端末装置16を
通して当該エレベーターにおける制御状態を表す情報が
返送される。このとき、遠隔モニタ装置10は、返送さ
れてきた情報に基づいて、当該エレベーターにおける第
1の(特低設定の)地震感知器12及び/または第2の
(低設定の)地震感知器13が動作したか否か、エレベ
ーターが休止状態になったか否かを判別する。続いて、
遠隔モニタ装置10側は、地震の発生により、休止状態
になったエレベーターの数が多く、短時間内に、休止状
態になったエレベーターの復旧を行うことができないと
判断した場合、休止状態になったエレベーターの継続運
転回路9に対して、電話回線11を介して継続運転要求
信号を送信する。
【0033】ここで、図3は、図2に図示のステップS
12における継続運転機能で実行される動作を示すフロ
ーチャートである。
【0034】このフローチャートを用い、継続運転回路
9で行われる継続運転機能について説明する。
【0035】継続運転回路9は、端末装置16で継続運
転要求信号を受けた後、継続運転要求信号を点検指令回
路17に転送させる。このとき、点検指令回路17は第
1の(特低設定の)地震感知器12の強制復帰回路20
に復帰信号を出力し、強制復帰回路20は復帰信号に応
答して特低自動復帰コイル14に通電電流を流し、第1
の(特低設定の)地震感知器12の機械的な動作を復帰
させる(ステップS22)。ここで、第1の(特低設定
の)地震感知器12の動作を復帰させる理由は、自動継
続運転中に再び地震が発生した場合に、既に動作してい
る第2の(低設定の)地震感知器13の代わりに地震の
検出を行って、エレベーターを休止させる必要があるた
めである。また、点検指令回路17は、運転制御回路7
に運転指令を出力する。このとき、エレベーター乗りか
ご1は、昇降路を1往復走行し、地震発生後のエレベー
ターの損害状態を点検するための点検運転を行う(ステ
ップS23)。同時に、点検指令回路22はエレベータ
ーが点検運転中であることを示す情報を異常検出回路1
8に送信し、異常検出回路18は、この情報を受ける
と、エレベーター点検運転時の走行状態を監視し、異常
の有無の検出を行う(ステップS24)。この異常の有
無の検出は、エレベーター乗りかご1の走行に応じてプ
ーリ5を回転させ、プーリ5に直結されているエンコー
ダ6が発生する走行パルスの監視によって行う。異常検
出回路18は、一定時間(例えば、10ms)毎の走行
パルスからエレベーター乗りかご1の単位時間当たりの
速度を算出し、この速度の変動幅が規定値(例えば、±
2m/分)を超えている場合に異常であるとの判定を行
う。この判定時に、損傷がないとの判定がなされたとき
は、エレベーターを一定速度で走行させることが可能に
なるが、例えば、カウンターウェート2のガイドシュー
がガイドレールから外れている場合は、カウンターウェ
ート2が点検運転の走行中にレールブラケットやエレベ
ーター乗りかご1に衝突し、速度の変動や速度低下の現
象を生じて走行速度の変動幅が規定値を大きく超えるた
め、異常検出回路18は、異常であるとの判定を行う。
異常検出回路18が異常を検出した場合は、点検指令の
出力を停止し、端末装置16を介して遠隔モニタ装置1
0に異常信号を出力し(ステップS25)、継続運転機
能を終了する。この場合、遠隔モニタ装置10が異常信
号を受信すると、サービス拠点に待機の専門技術者は、
できる限り早目に当該エレベーターの設置現場に急行
し、異常個所の修復を行う。
【0036】一方、異常検出回路18で異常が検出され
ない場合、異常検出回路18から継続運転指令回路19
に異常なしの信号を送る。継続運転指令回路19は、最
初の地震の発生後、再度地震が発生したか否かを第1の
(特低設定の)地震感知器12の出力信号によって監視
し(ステップS26)、第1の(特低設定の)地震感知
器12が動作していない場合は、第2の(低設定の)地
震感知器13の動作信号を電気的に遮断し(ステップS
27)、地震管制運転指令回路8への地震感知器動作の
入力がない状態に設定して、第2の(低設定の)地震感
知器13が機械的に動作した状態のままで、運転制御回
路7は地震発生前の状態と同じ自動運転を行う(ステッ
プS22)。かかるエレベーターの地震時継続運転は、
専門技術者がエレベーターの設置現場に到着し、第2の
(低設定の)地震感知器13の機械的な動作を手動復帰
するまで行われる(ステップS30)。第2の(低設定
の)地震感知器13が手動復帰された場合は、次に発生
する地震を感知するために、第2の(低設定の)地震感
知器13の低解除接点15の動作を解除させ(ステップ
S30)、この継続運転機能を終了する。
【0037】また、このエレベーターの地震時継続運転
中に、再び地震が発生した場合は、第1の(特低設定
の)地震感知器12が動作するので、第1の(特低設定
の)地震感知器12からの出力信号が地震管制運転指令
回路8及び継続運転指令回路19に入力される。このと
き、運転制御回路7は、地震管制運転に入って休止状態
になると同時に、第2の(低設定の)地震感知器13へ
の電気信号の遮断を解除する(ステップS30)。かか
る動作によって、継続運転機能が終了し、第2の(低設
定の)地震感知器13の動作信号が地震時管制運転指令
回路8に入力されて再び休止状態となる。このとき、再
度、遠隔モニタ装置10から継続運転指令を受信した場
合は、前と同様に、継続運転が可能になる。
【0038】このように、本実施例によれば、広範囲に
及ぶ地震が発生し、これら範囲内にある多くのエレベー
ターに設けられている自動リセットが不可能な第2の
(低設定の)地震感知器13が動作した場合において
も、サービス拠点にいる専門技術者の判断により、それ
ぞれのエレベーターに設置のエレベーターの地震時継続
運転装置9に対し継続運転指令を送信してエレベーター
の点検運転を行わせ、その点検運転時に異常と判断され
ない場合に限り、第1の(特低設定の)地震感知器12
を生かして自動継続運転を行うようにしているので、利
用客は、大きな不便を与えられることなく、安全にエレ
ベーターを利用できるという効果がある。
【0039】また、本実施例によれば、各エレベーター
に設けられている第2の(低設定の)地震感知器13を
復帰する専門技術者の出動を長時間にわたり遅らせるこ
とができるので、専門技術者の肉体的かつ精神的負担を
大幅に軽減できるという効果がある。
【0040】なお、前記実施例においては、地震発生後
のエレベーターの点検運転中の異常検出を、ロータリエ
ンコーダの出力パルスを基にして、点検運転走行速度の
変動幅の大きさに異常を検出している例を示すものであ
るが、本発明に係わる異常検出手段は、前記のような例
に限られるものではなく、脱レール検出装置等、センサ
を用いて異常検出を行うようにしてもよい。
【0041】また、前記実施例においては、異常検出
を、エレベーターの点検運転走行中だけに行っている
が、本発明による異常検出は、エレベーターの点検運転
時に限られるものではなく、継続運転による高速走行中
にも行って、異常と判断された場合に継続運転を中止す
るようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
広範囲に及ぶ地震が発生し、その範囲内にある多くのエ
レベーターに設けられた第1の地震感知器12及び第2
の地震感知器13が動作したような場合であっても、継
続運転回路9からの情報に基づき、エレベーターの点検
運転を行い、その点検運転の結果、異常が認められない
場合は、第2の地震感知器13の機械的な動作を手動リ
セットすることなしに、直ちにエレベーターの利用を可
能にしているので、利用客の不便を大幅に解消すること
ができるという効果がある。
【0043】また、本発明によれば、地震発生時に、第
2の地震感知器13の動作の復帰作業を急いで行う必要
がなく、別の点検のためにエレベーターの専門技術者が
現地に赴いたときに、その第2の地震感知器13の動作
の手動復帰を行えばよいので、エレベーターの専門技術
者は、これまでの復旧作業に比べて作業負担が軽くな
り、その必要人員を抑えることが可能となるという効果
がある。
【0044】さらに、本発明によれば、エレベーターの
一時的な継続運転中であっても、第1の地震感知器12
による次の地震の監視が可能になり、利用者は、安全に
エレベーターを利用することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエレベーターの地震時運転装置の
一実施例を示すブロック構成図である。
【図2】図1に図示された実施例における地震発生時の
エレベーターの動作の手順を示すフローチャートであ
る。
【図3】図2のフローチャートの中の継続運転機能の詳
細な動作の手順を示すフローチャートである。
【図4】既知のエレベーターの地震時管制運転装置にお
ける地震発生時の管制運転動作の一例を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 エレベーター乗りかご 2 カウンターウェート 3 エレベーター運転駆動用電動機 4 減速機 5 調速器プーリ 5R 結合ロープ 6 ロータリーエンコーダ 7 エレベーター運転制御回路 8 地震管制運転指令回路 9 エレベーターの地震時継続運転装置 10 遠隔モニタ装置 11 電話回線 12 感知レベルが特低設定の地震感知器(第1の地震
感知器) 13 感知レベルが低設定の地震感知器(第2の地震感
知器) 14 特低設定の自動復帰コイル 15 低解除接点 16 端末装置 17 点検指令回路 18 異常検出回路 19 継続運転指令回路 20 特低設定の地震感知器12の強制復帰回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米谷 豊 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比較的小さい第1のレベルを超える振動
    で動作する第1の地震感知器と、前記第1のレベルより
    大きい第2のレベルを超える振動で動作する第2の地震
    感知器とを備え、前記第1の地震感知器だけが動作した
    ときは一旦乗りかごを最寄り階に停止させ、一定時間の
    経過後に前記第1の地震感知器の動作を自動復帰させて
    エレベーターの運転を再開し、また、前記第2の地震感
    知器が動作したときは最寄り階に停止させた後にエレベ
    ーターの運転を休止させるエレベーターの地震時運転装
    置において、前記第2の地震感知器が動作したときに遠
    隔地のサービス拠点から伝送供給される継続運転指令を
    受信する端末装置と、前記継続運転指令の供給時に前記
    第2の地震感知器が動作した後であっても継続運転が可
    能か否かを判断する異常検出回路と、前記異常検出回路
    が異常なしと判断した場合に限って、前記第2の地震感
    知器が動作した状態のまま前記第1の地震感知器により
    その後の地震発生の状態を監視しながら継続運転を続行
    させる継続運転指令回路とを備えた継続運転回路を、前
    記地震時運転装置に組み込んだことを特徴とするエレベ
    ーターの地震時運転装置。
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