JPH0755770B2 - エレベ−タシステムの情報伝送制御方法 - Google Patents

エレベ−タシステムの情報伝送制御方法

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JPH0755770B2
JPH0755770B2 JP61231767A JP23176786A JPH0755770B2 JP H0755770 B2 JPH0755770 B2 JP H0755770B2 JP 61231767 A JP61231767 A JP 61231767A JP 23176786 A JP23176786 A JP 23176786A JP H0755770 B2 JPH0755770 B2 JP H0755770B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、複数の制御装置を有するエレベータシステム
における各制御装置間の制御プロセス間交信の高インテ
リジェントな通信制御を実行するエレベータシステムの
情報伝送制御方法に関するものである。
(従来の技術) 近年、エレベータシステムにおいては、各単体制御機
能,群管理制御機能,CRT表示器などを利用したインテリ
ジェント・エレベータ監視機能など各制御機能の高イン
テリジェント化が進んでいる。そして、それにともなっ
て、該制御装置の細分化,マルチ化が行なわれ、各制御
装置は、マイクロコンピュータ等の小型コンピュータに
より構成されて、ディジタル化されている。そのため、
各単体制御装置、群管理制御装置、監視制御装置等と云
った各制御装置に含まれるコンピュータ間は直列伝送な
どの伝送ラインにより高速の情報伝送系を形成し、エレ
ベータシステム内ローカルエリアネットワークを組込み
つつある。
このように、エレベータシステム内の伝送制御システム
は、近年発達を極め、高インテリジェントな伝送制御を
実現するコントローラが出現するに及んで、伝送パケッ
トのバッファリング機能等のサポートが伝送コントロー
ラ側にて実現可能となり、前記コントローラの実行を管
理するメインCPU処理の伝送制御管理が減って、メインC
PUは負荷が軽減されるようになった。そしてこれによ
り、各ステーション間における高インテリジェントな各
プロセス間交信機能が実現されつつあり、かくしてマル
チステーションによるエレベータシステム内制御機能の
分散処理化が実現できる傾向にある。
このような状況下にあって、例えば複数台のエレベータ
の群管理制御を行なう群管理制御システムにおいては、
その制御方式は従来より集中制御系であり、群管理制御
装置と各単体制御装置との間では基本データの伝送のみ
を各制御装置毎に独立に実行するものであった。そのた
め、各制御装置間の制御プロセスの同期がとれず、各制
御プロセス間交信が不可能であったことから、前記基本
データをベースに群管理制御装置によって各単体号機単
位のデータ処理を実行していた。
したがって、群管理エレベータシステムの規模、すなわ
ち階床数やエレベータ台数が増大すると、群管理制御装
置のコンピュータの負荷が増大し、ホール呼びの需要が
多くなると処理能力上影響を受けてしまい、たとえば予
約表示のあるシステムなどにおいては、ホール呼び発生
から最適号機の予約灯点灯までの処理時間が階床数やエ
レベータ台数で変わってきてしまい、群管理制御装置の
コンピュータの負荷が過大になる等、システム全体とし
てコンピュータの負荷バランスを悪化させることにな
る。
そこで群管理制御用コンピュータの負荷軽減、単体制御
用コンピュータの負荷バランスを目的としてマルチステ
ーションを有するエレベータシステムの制御機能の分散
処理化が進み始めている。
この種の伝送制御方式において、各プロセスからのデー
タ送信要求キューは単一管理であるため、前述したよう
な従来の伝送機能すなわち各制御装置間の基本データの
伝送制御程度であれば、伝送の送信/受信の管理は単一
管理で可能である。しかし、高インテリジェントな各プ
ロセス間交信をも共通の物理的伝送路を介して行なおう
とする場合、送信/受信キューの管理が単一であると、
高インテリジェントな伝送の要求中であり、ターゲット
ステーションからのデータ返送待ち状態であるようなと
きに、伝送路や伝送制御コントローラ管理のバッファリ
ングが空状態であっても次のプロセスによる伝送要求が
出来なくなり、高度な伝送制御コントローラによる伝送
システムを有していても伝送交信効率が低下することに
なる。そのため、伝送システムの有効使用ができず、高
インテリジェントなプロセス間交信による分散制御処理
の効果がなくなり、タスクの並列動作を行なう場合に、
各タスクの実行効率が低下してしまい、事実上はタスク
の並列動作ができず各制御装置のコンピュータ全体のバ
フォーマンスが低下してしまうことになる。すなわち、
送受信の管理はあるプロセス間で交信が開始されるとそ
れが終るまでその交信にかかわり続けると云うかたちと
なり、その間に伝送路が不使用の状態があって、他のプ
ロセス間での交信に使用したくとも、その方に送受信の
管理を移すことができず、このような結果になる。
また、このように各プロセスがただ一つの送信/受信の
管理にキューイングされるようにしてあるため、交信待
ちのプロセスの送受信データの待行列が出来て今実行さ
れているプロセス間交信が終らないと次のプロセス間交
信に移ることができない。従って、例えば、比較的長い
交信処理時間を要するプロセスがあればこれに制約され
てしまうなどと云うように各プロセス間に相互関係が生
じてしまい各プロセスの独立性が保持できず制御機能の
追加、変更が生じた場合に各プロセス単位にて独立に実
施することが困難となって容易に仕様変更等の制御機能
対応ができない。すなわち、既存のプロセスの交信時間
より短い繰り返し周期のプロセスを追加したいようなケ
ースを考えるとこの追加したいプロセスにおいて他との
情報授受が必要だとすれば、これより長い交信時間の既
存のプロセスはプログラム内容を変えるか機能削除して
対応させなければならず、これは容易なことではない。
つぎに例えば、CRT(キャラクタディスプレイターミナ
ル)を付加したエレベータ監視制御システムにおいても
CRTなどに単純にリアルタイムにて各エレベータの状態
表示などを実施する程度であるならば、前記群管理制御
システムと同様基本データ伝送によるデータ情報交換で
ある単一管理の送信/受信キューイング管理程度の機能
により実現が可能である。しかし、インテリジェント端
末機能を付加しオンラインにて、各単体制御機能部ある
いは群管理制御機能部との情報交換を実施する場合など
は、CRTインテリジェント端末側にてオンライン実行の
応答速度を保持しつつ、各単体制御機能部あるいは群管
理制御機能部の他のプロセス制御に影響を与えないよう
にする高インテリジェント端末機能は、交信に制約を受
け易い前記基本データ伝送機能である単一送信/受信キ
ューイング管理伝送程度の機能では実現が困難である。
従って、他のプロセスの交信に制約される従来システム
では、必要情報を思うように授受できないのでエレベー
タ監視制御システムの機能は著しく低下し、現在の主流
になりつつあるインテリジェント化の実現性に著しく影
響を与える結果となる。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来、群管理制御エレベータシステムにおい
ては、各単体制御装置、監視制御装置、共通制御装置等
のシステム間は1対1の対応を待たせ、並列伝送、直列
伝送等により各制御データの交信を行なっている。
ところで、今日、制御CPUのマルチ化、制御負荷の平均
化を目的に制御機能の分散化の傾向にあるが上述したよ
うに従来においては各制御装置間のデータ交信手段は各
々非同期にて実行されており、しかも、各タスクからの
データ交信プロセスのキューイングすなわち、待行列管
理も一つで、且つ遅かったため、各制御装置間のタスク
間交信において、あるタスク間で交信が始まるとそれが
終わるまで伝送路を占有してしまい、従って、その間に
伝送路が使用されていない状態があっても、他は、伝送
路が使えず、そのためにタスク間交信において、能率良
くデータ交信することができず、従って、複数のタスク
間交信による優先制御機能等の高インテリジェントな制
御装置間交信も不可能であった。そのため、群管理制御
機能の分散化、CTRを用いた監視制御装置とのオンライ
ン交信等の分散制御や高インテリジェントタスク間交信
機能の実現ができず、また、データの交信が思うように
行なえないのでエレベータの制御機能も低下する。
そこでこの発明の目的とするところは、群管理制御機能
の分散化、CTRを用いたインテリジェントな監視制御装
置とのオンライン交信等の分散制御や高インテリジェン
トタスク間交信機能を実現してエレベータの制御機能の
向上を図ることを可能にするエレベータシステムの情報
伝送制御方法を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明は次のようにする。すな
わち、複数のエレベータの各状態情報や発生するホール
呼び情報等の各種情報をもとに需要や状況に応じた最適
なエレベータ運行が実施されるように各エレベータの運
転管理をして制御の指令をする群管理制御機能部、この
群管理制御機能部の指令等に基づいてエレベータを制御
する各単体エレベータ毎の単体制御機能部、これら各制
御機能部との情報授受が可能で且つエレベータシステム
全体を監視する監視制御機能部等を含むエレベータシス
テムにおいて、各制御機能部相互間をネットワークにて
接続し、このネットワーク内に複数の論理的通信路を設
定するとともに、各制御機能部内の制御装置相互間の交
信を実施する制御プロセス間単位毎に独立の論理的通信
路による論理接続関係を結んで各制御プロセス間相互の
交信をパケットにて高速で実施し、これを論理接続関係
にある該当の制御プロセスに渡してエレベータシステム
の各制御機能を実現するようにする。
(作用) このような本方法は各制御機能部相互間をネットワーク
にて接続し、このネットワーク内に複数の論理的通信路
を設定する。そして、各制御機能部内の制御装置相互間
の交信を実施する制御プロセス間単位毎に独立の論理的
通信路による論理接続関係を結んだ上で各制御プロセス
間相互の交信をパケットにて高速で実施し、これを論理
接続関係にある該当の制御プロセスに渡す。このように
制御プロセス間単位毎に独立の論理的通信路による論理
接続関係を結んでキューイングを複数にしたことによ
り、各制御プロセス間相互は固定的な関係になって、ネ
ットワークを通して送られる情報はこの固定的な関係の
ある制御プロセス間に渡ることになり、また、交信はパ
ケットにて高速で実施することから、ある制御プロセス
間交信を実施するに当っても伝送路を独占したり、先に
実行されたプロセス間での交信終了を待つ必要が無く、
一つの伝送路を実質的に多数で共用してしかも錯綜する
こと無く交信して、各々の制御プロセスを実行させるこ
とが可能になる。従って、複数プロセス間交信による優
先制御等の高インテリジェントな交信が可能になり、且
つ、複数のプロセス間でそれぞれ能率的なデータ交信を
実施でき、従って、群管理制御機能の分散化も可能にな
って、エレベータの制御機能を向上図ることが可能にな
る。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明によるエレベータの伝送制御システム構
成モデルを示したものであり、図は各制御装置間の論理
的通信路を介した各制御プロセス間の論理接続のモデル
を示している。
図において1はそれぞれの制御装置に対応しており、情
報通信を行なうステーションである。これらの各ステー
ション1内には、複数の制御プロセス2が存在し、各制
御プロセス2は、他のステーション1との間にプロセス
間の論理パスを結び、プロセス間交信を実行する。各プ
ロセス間交信を実行するためには、各プロセス単位ごと
にソケット3を介して、各ソケット3に対応する論理的
通信路4を通じて、各プロセス単位ごとに他のステーシ
ョン1間とロジカルリンクを形成し論理接続関係を作成
する。論理的には各制御プロセス2に対して各ソケット
3を静的に固定として1対1の対応を持たせる。そし
て、各プロセス2間において、各ステーション1間送信
/受信を実行するためには、前記固定のソケット3を介
してロジカルリンクを形成した論理的通信路により各プ
ロセス間交信を実行する。論理的通信路である複数のロ
ジカルリンク4の集合は物理層レベルにおいては、1本
の物理伝送路より形成されており、前記物理層レベルよ
り上位の階層レベルの伝送制御機能により、複数の論理
的通信路により物理伝送路の多重化を実施する。そし
て、多重化した論理的通信路4の入出力管理を各論理通
信路ごとに実施する。また、各制御プロセス1は、入出
力ポートであるソケット3を介してのみ伝送制御機能へ
のアクセスを実施する。
具体的には、各ステーション1は各制御装置に対応して
おり、例えば、第1図中の上側2つは、群管理制御装
置,単体制御装置に対応し、図の下側のステーションは
監視制御装置に対応する。各制御装置1内プロセス2
は、各制御装置の実行する制御機能の1つ1つに対応
し、例えば監視制御装置を例にとるならば、CRT表示器
への画面表示プロセスプログラムであったり、また、オ
ペレータからのキーボード入力によるメッセージ作成プ
ロセスプログラムであったりする。前述の如く、各制御
プロセスはロジカルリンク4により各制御装置間の制御
タスクに対してローカルステート/リモートステートの
関係により同期制御が実行されており各制御プロセス間
交信により分散処理化を実施する。
以上は本発明の基本的概念である。
次にこれを利用した本発明の一実施例の詳細について説
明する。
実施例としては、群管理制御システムエレベータを例と
して群管理制御機能の各制御プロセス間相互交信動作及
び監視制御機能の各制御プロセス間相互交信動作につい
て述べる。
第2図は、本発明が適用される群管理制御システムの構
成例を示すブロック図である。
第2図に示すように群管理制御を司る群管理制御部5
は、各エレベータ単体の制御を行なう単体制御部6-1〜6
-Nと情報伝送用の高速伝送系10および低速伝送系11を介
して物理的に接続されている。群管理制御部および単体
制御部は、単数あるいは複数のマイクロコンピュータな
どの小型コンピュータにより構成されており、ソフトウ
エアの管理下で動作している。高速伝送系10は1系統で
あり、各単体制御部6-1〜6-Nと群管理制御部5の間、す
なわち主に機械室の制御コンピュータ間及び監視制御装
置9との間の伝送を行なう伝送制御系であり、高速で高
インテリジェントなネットワークで接続されている。
そして、管理制御に必要な制御情報の授受を群管理制御
部5、単体制御部6-1〜6-Nの間で物理的伝送路を後述の
複数の論理的伝送路にて多重化してなる各論理的伝送路
を介して高速で行なう。低速伝送系11は、各階床のホー
ル呼びユニット7-1,7-2〜7-Nなど主に昇降路を介して送
られる情報の伝送を行なう伝送制御系であり、高速伝送
系10に比較して伝送速度は低速である。低速伝送系11は
一般に長距離のため光ケーブルなどにより構成されてお
り、群管理制御部5、単体制御部6-1〜6-Nとの間でデー
タの授受を行なう。ホール呼びユニット7-1〜7-Nと低速
伝送系11との間には伝送制御部8-1〜8-Nが介挿されてい
る。
群管理制御部5が正常な場合は、ホール呼びユニット7
によるホール呼びは低速伝送系11を介して群管理制御部
5に伝送されて制御が行なわれ、ホール呼びが登録され
ると登録ランプをセットするとともに、高速伝送系10を
介して送られてくる単体制御部からの情報をベースに最
適号機を決定し、その単体に対して制御指令を行なう。
そして、制御指令を受けた単体制御部は、その制御指令
をホール呼び情報として単体制御を行なう。
尚、9は監視制御装置であり、高速伝送系10を介して単
体制御部6-1〜6-Nや群管理制御部5と接続されていてこ
れらより得られる情報を表示し、また、運転かごの設定
や運転モードの手動設定,電源の開閉操作や指示等を行
なうことができる。
第3図は、本発明による単体制御部のソフトウエアシス
テムの一実施例を示すソフトウエアシステム構成図であ
る。ソフトウエアの構成は、リアルタイムオペレーティ
ングシステム(以下、オペレーティングシステムをOSと
いう)12、単体制御機能タスク13、群管理制御メイン機
能タスク14、群管理制御サブ機能タスク15伝送制御タス
ク16及び監視制御応答機能タスク17等があり、各タスク
はリアルタイムOS12により管理されるようになってい
て、各タスクはリアルタイムOS12内のスケジュールによ
り起動,終結の管理がなされる。
単体制御機能タスク13は、単体制御部において核になる
機能として各単体エレベータを動作させるためのタスク
であり、タスク優先順位が高く設定されている。
群管理制御メイン機能タスク14は群管理制御部の中心に
なる機能を司り、各単体に分散された群管理制御サブ機
能タスクから各号機ごとの情報データを収集し、論理演
算することにより最適号機を決定し、該当号機に対して
制御指令を出すとともにホール呼びの制御を行なう。
群管理制御サブ機能タスク15は、群管理制御部5の各号
機単位の情報の処理を行なう機能を司り、群管理制御メ
イン機能タスク14の制御のもとに情報の処理を行なう。
すなわち各単体制御部6-1〜6-Nは、群管理制御メイン機
能を有するコンピュータにより、高速伝送系10を介し
て、群管理制御メイン機能タスク14との間にロジカルリ
ンクを結び、各制御プロセス間交信を実行する構成とな
っており、マスタであるメイン機能局から各号機ステー
ションごとに自局/相手局ポート番号を指定し各々の自
局ポート番号を介しての送信要求指令により号機単位で
分散処理を行ない、メイン機能局に対して処理完了時点
でデータを返送する構成となっている。
伝送制御タスク16は、前記高速伝送系10のデータの授受
および各制御プロセス間のロジカルリンクの管理を行な
い、前記多重化された複数の論理的通信路に対して、各
ソケットごとに送信/受信キューの制御を実行する構成
となっている。
監視制御応答機能タスク17は、監視制御装置9とのデー
タ交信を司る機能であり、監視制御装置9内の監視制御
機能タスクとの間でプロセス間交信するために結ばれる
ロジカルリンクを介して表示部への表示データ送信やま
た、監視制御装置9からのキーボード入力による応答メ
ッセージ送信をオンラインにて実施する構成となってい
る。
第4図は、第2図の高速伝送系10のシステム構成の一実
施例を示すブロック図である。伝送制御は、たとえばIS
O(国際標準化機構)が提唱するLAN(ローカルエリアネ
ットワーク)モデル階層のデータリンク階層を制御する
部分としてデータリンクコントローラ19およびメディア
アクセスコントローラ20が高インテリジェントで行なえ
る構成となって対応されており、伝送パケットのパッフ
ァリング管理等のマイクロプロセッサ18が管理する伝送
制御ソフトウエアの比率を軽減する構成がとられてい
る。高インテリジェント伝送制御を実現するコントロー
ラとして、例えばデータリンクコントローラ19として
は、インテル社のi82586を、また、メディアアクセスコ
ントローラ20としては同社のi82501などを用いることが
できる。これらのコントローラは10Mビット/秒程度の
高速伝送機能を、マイクロプロセッサのサポート比率を
軽減した形で容易に実現するものである。マイクロプロ
セッサ18とデータリンクコントローラ19との間、両コン
トローラ19と20との間はそれぞれ制御ライン22を介して
接続され、また、マイクロプロセッサ18、両コントロー
ラ19,20の相互間はシステムバス21を介して接続され、
外部のシリアル伝送系23に対してはメディアアクセスコ
ントローラ20を介してアクセスコントロールが行なわれ
る。
第5図は第2図中の高速伝送系10の論理システム構成モ
デルにおけるプロセス間論理通信路のシステム構成の一
実施例を示すブロック図であり、第6図は第5図中のポ
ート間伝送の論理的接続構成の一例を示す系統図であ
る。
第7図は第5図,第6図の伝送制御システムの各プロセ
ス間制御動作例を示す系統図であり、第8図は共通物理
伝送路上のフレーム形式の一例を示すブロック図、第9
図,第10図はそれぞれ各ユーザー管理タスクのプロセス
間交信における1次局機能,2次局機能動作の具体的な一
実施例を示すフローチャートであり、さらに第11図は、
伝送制御ソフトウエアが管理するテーブルの一実施例で
あり、論理的通信路のポート番号別に管理が分離されて
おり、ポート番号列にプロトコル管理実施例可能なテー
ブル構成となっている。
第12図は、第2図に示すエレベータシステム構成図にお
ける各制御装置間のプロセスにおけるロジカルリンク状
態の一例を示すブロック図である。
次に上記構成の本装置の作用を説明する。エレベータシ
ステムを構成する各制御部5,6-1〜6-N,9を情報伝送の各
ステーションとし、各ステーション間は1系統の高速伝
送系10で接続されている。そして、各ステーション間は
各々のステーションにおける制御プロセスによって高速
伝送系10を介しての情報伝送を行ない必要な情報の授受
を行なう。
具体的に説明すると、 第5図のシステム構成ブロック図に示すように、高速伝
送系10に相当する共通の物理的伝送路60上にN個の論理
的伝送路を設定し、各ステーション#i,#jにおけるプ
ロセスPC1i〜PCNi,PC1j〜PCNjは、各論理的伝送路に対
して設定されたポートP1i〜PNi,P1j〜PNjを介して他の
プロセスとの交信を行なう。ここでポートは第1図中の
ソケット2に対応する。したがって各ステーションは、
ポートの数すなわちN個のプロセスを並列処理すること
ができ、各プロセスの送/受信キューの動作が各々別々
に独立して伝送制御タスクによって第11図に示す伝送制
御管理テーブルによって管理される。
各プロセスからの送信/受信の動作を示すものが第7図
であり、各プロセスの1次局機能であるローカル処理機
能により各ポートを介して送信要求された送信キュー
は、各ポート番号ごとに伝送制御管理テーブルに従って
形成される。2次局機能であるリモート処理機能におい
ても同様に受信要求された受信キューは、各々伝送制御
管理テーブルに従って制御され形成される。そして、物
理的伝送路に対する送信出力または物理的伝送路への受
信入力は、それぞれ出力キューまたは入力キューの形の
伝送パケットとして一時的バッファリングがなされる。
このバッファリングは伝送制御コントローラによって管
理され、共通の物理的伝送路への送信/受信の制御はCP
Uを介在させることなしに高速で行なう。
前記入力/出力キューイング状態より物理的伝送路へ送
出され、情報伝達が行なわれるパケットのデータリンク
階層のフレーム構成を示すものが第8図であり、図の如
くデータリンク階層は、メディアアクセス制御サブ階層
Mとロジカルリンク制御サブ階層Lの2つのサブ階層よ
り構成されている。DA,SA,TYPは、メディアアクセス制
御サブ階層のプロトコル制御情報であり、それぞれ着信
先ステーションアドレス情報,発信先ステーションアド
レス情報,上位層プロトコル識別タイプフィールドであ
る。前記メディアアクセス制御サブ階層プロトコル制御
情報の制御処理は、主に各ステーション間のパケット送
信/受信制御であり、ローカルエリアネットワークにお
いては、通常、データリンクコントローラ19及びメディ
アアクセスコントローラ20によりマイクロプロセッサ18
の介在なしに実行される。DSAP,SSAP,C,LLC-SDUはロジ
カルリンク制御サブ階層のプロトコル制御情報及びプロ
トコルサービスデータユニットであり、マイクロプロセ
ッサ18により管理されており、主に論理構造の伝送路管
理機能を実行し、複数に多重化された論理的通信路の生
成及び管理を司どり、各プロセス間のロジカルリンク制
御を実現する。
各要素のうち、DSAPは着信先ソケット番号,SSAPは送信
元ソケット番号,Cはロジカルリンク制御フィールド,LLC
-SDUはロジカルリンク制御サービスデータユニットであ
り、主に着信先DSAP/送信元ソケット番号SSAP,ロジカル
制御フィールドCにより複数の論理的通信路のソケット
指定別入出力管理を実行し、ロジカルリンク制御サービ
スデータユニットLLC-SDUにより各プロセス間交信の詳
細のコミニュケーション機能の実現を果す。
ここで第9図および第10図を参照してプロセス間交信の
動作の一例を具体的に説明する。#iステーションから
#jステーションへの伝送を想定してみる。まずはじめ
に送信要求を行なうためのプロセスである1次局機能プ
ロセスにおいて、伝送制御タスクに対して送信要求を行
なうソケットの指定を行なう。この指定は自局ステーシ
ョンにおける出力ポートであるSポートおよび相手局ス
テーションに対する入力ポートであるDポートを指定す
ることで行なう(ステップ9a)。第9図の動作は第6図
における#iステーション24aの1次局処理に対応して
おり、ここでは自局ステーションポート番号は送信ポー
ト25aに対して設定した番号に対応し、相手局ステーシ
ョンポート番号は受信ポート26bに対して設定した番号
に対応する。このようにして自局ポート番号Sなる出力
ポート、相手局ポート番号Dなる出力ポートを指定した
後、自局送信ポート25aに対しての伝送制御タスクに送
信要求を行なう(ステップ9b)。送信要求を行なうと、
伝送制御タスクにおいては、第11図におけるテーブル上
の該当する自局ポート番号の伝送制御管理テーブルの管
理下におかれ、第7図上における該当する自局ポート番
号の送信キューにキューイングされる。そして送信キュ
ーから、送信出力処理を介して送信パケットを形成し、
出力キューに対してキューイングし、伝送制御コントロ
ーラの管理下におかれる。これにより1次局処理プロセ
スは、伝送制御タスクからの完了ステータ待ち状態とな
り(ステップ9c)、このプロセスは一時中断し、OSスケ
ジューラに制御が返され、他に送信要求を行ないたい別
のプロセスがあれば、CPUの占有権が移される。伝送制
御コントローラにより共通の物理的伝送路上に送信パケ
ットとして伝送されるが、このパケットには自局ポート
番号Sポート相手局ポート番号Dポートがそれぞれ、第
8図のフレームにおいて、SSAP,DSAPに反映されている
ので、受信側ではこれを調べることによって物理層レベ
ルの伝達が実行される。伝送制御タスクにより完了ステ
ータスがセットされると再び本プロセスは再起動を受
け、ステータスチェック(ステップ9d)の後相手局ステ
ーションからの返送データ受信待ち状態に入る(ステッ
プ9e)。送信パケットが共通の物理的伝送路上に出力さ
れると相手局ステーションにおいて受信動作が行なわれ
る(ステップ9f)。
第10図は第9図の1次局処理に対応する2次局処理を示
したものであり、第6図における#jステーション24b
の2次局処理に対応する。相手局ステーション番号指定
値Dポートに対応する受信ポートである受信ポート26b
にて論理的伝送路の接続が行なわれる。送信パケット
は、第7図に示されているように、共通の物理的伝送路
を介して受信され入力キューにキューイングされる(ス
テップ10a)。そして伝送制御タスクによる受信入力処
理を介して自局/相手局ポート番号が読込まれ、該当す
るポート番号であるDポートの値の受信キューにキュー
イングされ2次局処理と接続される(ステップ10b)。
2次局処理においては、ロジカルリンク制御サービスデ
ータユニット情報をベースに各プロセス間交信のメッセ
ージデータの解読を行ない、各プロセス間ロジカルリン
クを介して応用処理がなされ(ステップ10c)た後に、
データ入力時の相手局ポート番号であるDポートを自局
ポート番号とし、自局ポート番号を相手局ポート番号に
指定し(ステップ10d)て伝送制御タスクに対して返送
送信要求を行なう(ステップ10e)。この送信の流れ
は、第6図中の受信ポート26bから送信ポート25aへの返
送送信に対応し、2次局にて受けてポート番号から、1
次局から送ったポート番号に対して返送送信を行なうこ
とを表わしている。
そして返送送信の完了ステータスが伝送制御タスクから
返ってきたところでプロセスが再起動されステータスチ
ェックを行ない(ステップ10f,10g)2次局処理が完結
する。
これに対して1次局処理においては、2次局処理で2次
局ステーション24bの出力キューより返送送信パケット
が出力されてそれが1次局ステーション24aで受信され
入力キューにキューイングされると、前述のように2次
局ステーションでの返送送信時に相手局ポート番号は、
1次局ステーション24aの送信ポート25aを指定して返送
送信を行なっているために、送信ポート25aに対応する
ポートに入力され、1次局プロセスが待ち状態にある自
局ポートと一致するため自局ポート25aに対して相手局
ステーションからの返送データ受信待ち状態にある1次
局処理プロセスの再起動が行なわれ、受信データの入力
および受信データ処理を行ない1次局動作は完結する。
以上のように、各制御部間は、論理的伝送路を形成する
ソケットを送信時に自局/相手局ポート番号を指定する
ことにより各制御部間の1次局処理と2次局処理が関係
づけられて論理的伝送路の接続が行なわれ、該当ソケッ
トによるロジカルリンクが結ばれ、プロセス間交信制御
が実現される。前記ソケットを複数設定し、かつ各プロ
セスごとに固有のソケットを指定することにより、各制
御装置間のプロセスに固有の複数のデータリンクを論理
的に接続することができ、各々のプロセスは他のプロセ
スと無関係にプロセス間交信をオンラインにて実行し、
複数並列の実行処理を行なうことができるようになる。
また、N個のポート間接続が行なわれている場合には、
N個のプロセスの実行が見かけ上同時に進行し、プロセ
ス間交信をN組並列に実行することが可能となり、一般
的に高速である共通の物理的伝送路の効率、および伝送
制御コントローラの効率を向上させることができる。
従って、群管理制御部と各単体制御部間の群管理制御シ
ステムにおける分散制御機能処理、また、CRTを待ちイ
ンテリジェント端末機能を有する監視制御部からのオン
ラインの実行処理等の高インテリジェントな伝送制御を
あらかじめ、各プロセス制御機能毎に各ステーション間
を論理的伝送路を介してロジカルリンクを各プロセス間
にて設定することで、OSの管理下のもとに各プロセスの
並列動作が実現できる。
第12図はエレベータシステムにおけるロジカルリンクに
よるプロセス間交信機能の一実施例であり、ステーショ
ン27は、1次局機能すなわち、マスタメイン機能プロセ
スを管理するモードの機能を有し、群管理制御部5や監
視制御部9などが本ステーション機能に相当する。ステ
ーション28A,28B,…,28Nは、2次局機能すなわわち、サ
ブ機能プロセスを管理するモード機能であり、前記メイ
ン機能ステーション27の指令のもとに応答制御を司る。
ステーション27においては、管理すべきサブ機能プロセ
スに対して、ステーション毎にメイン機能プロセスを実
行管理し、各々のサブ機能ステーション毎に各々独立の
ソケットを決定し、ポートPORT1〜PORTNを介してプロセ
ス間に固定ロジカルリンクを接続し、プロセス間交信を
実行する。そして、各サブ機能ステーションとのプロセ
ス間交信内容をすべて管理することにより、制御機能に
対する制御動作の実行を決定する。
以上述べたように、本方法はエレベータシステム内の各
制御装置内の各制御機能部相互間をローカルエリアネッ
トワークにて接続し、前記ネットワーク内に複数のロジ
カルリンクを設定し、各制御プロセス単位ごとに独立の
ロジカルリンクを持たせて送信/受信キューイング管理
を複数とし、パケットにより高速で各制御プロセス間相
互の交信を実施するようにしたものである。そのため、
単一の送信/受信キューイング管理のような交信中の空
時間を使えないと云った無駄がなくなり、従ってローカ
ルエリアネットワーク物理的通信路の伝送効率を向上さ
せることができ従って、1系統のネットワークであって
もエレベータシステム内各制御機能の分散処理化を図る
ことができる他、前記各制御プロセスの並列動作が実行
でき、各制御計算機の処理効率を向上させることが可能
となり、エレベータシステム全体のパフォーマンス及び
信頼性向上を図ることができる。
また、制御プロセス単位にて独立のロジカルリンクによ
り、各プロセス間交信を実現することにより、他のプロ
セス間の交信期間の影響を受けずに大きな割合で生じる
伝送路の不使用期間を使用しての交信が可能となるから
各プロセスごとの制御機能管理が実現でき、そのために
機能の追加変更が容易となり、CRT付監視制御装置など
の付加したシステムに対してもオンライン動作がリアル
タイムにて実行可能となり高インテリジェントなエレベ
ータシステムを実現することができる。
[発明の効果] 以上、詳述したように本発明によれば、複数タスク間交
信による優先制御等の高インテリジェントな交信が可能
になり、且つ、複数のタスク間でそれぞれ能率的なデー
タ交信を実現でき、従って、群管理制御機能の分散化も
可能になって、エレベータの制御機能を向上図ることが
可能になる等の特徴を有するエレベータシステムの伝送
制御方法を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による伝送制御システム構成モデルの一
構成例を示すシステム構成図,第2図は本発明を実施す
るエレベータシステムの一例を示すブロック図、第3図
は本発明によるエレベータの伝送制御方法における単体
制御部のソフトウエアシステム構成の一例を示すブロッ
ク図、第4図は本発明による高速伝送系のハードシステ
ムの一構成例を示すブロック図、第5図は本発明による
伝送系の論理的伝送路のシステム構成例を示すブロック
図、第6図は本発明による論理的伝送路間接続を示す系
統図、第7図は本発明による伝送制御システムの制御動
作を示すブロック図、第8図は、本発明によるデータリ
ンク階層レベルの伝送フレーム構成を示すブロック図、
第9図、第10図はそれぞれ本発明による各タスク間交信
における1次局、2次局機能処理の具体的動作例を示す
フローチャート、第11図は本発明による伝送制御ソフト
ウエアが管理する管理テーブルの一例を示す説明図、第
12図は本発明による各制御装置間のロジカルリンクによ
るプロセス間交信機能の一例を示すブロック図である。 1…プロセス、2…ソケット、3…ロジカルリンク、4
…ステーション、5…群管理制御部、6-1〜6-N…単体制
御部、7-1〜7-N…ホール呼びユニット、8-1〜8-N…ホー
ル呼び伝送制御部、9…監視制御装置、10…高速伝送
系、11…低速伝送系、12…リアルタイムオペレーティン
グシステム、13…単体制御機能タスク、14…群管理制御
メイン機能タスク、15…群管理制御サブ機能タスク、16
…伝送制御タスク、17…監視制御応答機能タスク、18…
マイクロプロセッサ、19…データリンクコントローラ、
20…メディアアクセスコントローラ、21…システムバ
ス、22…制御ライン、23…シリアル伝送系、24a…ステ
ーションa、24b…ステーションb、25a…送信ポート
a、25b…送信ピートb、26a…受信ポートa,26b…受信
ポートb、27…メイン機能プロセス管理ステーション、
28-A〜28-N…サブ機能プロセス管理ステーション。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のエレベータの各状態情報や発生する
    ホール呼び情報等の各種情報をもとに需要や状況に応じ
    た最適なエレベータ運行が実施されるように各エレベー
    タの運転管理をして制御の指令をする群管理制御機能
    部、この群管理制御機能部の指令等に基づいてエレベー
    タを制御する各単体エレベータ毎の単体制御機能部、こ
    れら各制御機能部との情報授受が可能で且つエレベータ
    システム全体を監視する監視制御機能部等を含むエレベ
    ータシステムにおいて、各制御機能部相互間をネットワ
    ークにて接続し、このネットワーク内に複数の論理的通
    信路を設定するとともに、各制御機能部内の制御装置相
    互間の交信を実施する制御プロセス間単位毎に独立の論
    理的通信路による論理接続関係を結んで各制御プロセス
    間相互の交信をパケットにて高速で実施し、これを論理
    接続関係にある該当の制御プロセスに渡してエレベータ
    システムの各制御機能を実現することを特徴とするエレ
    ベータシステムの情報伝送制御方法。
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