JPH09223031A - プログラム制御方法及び装置 - Google Patents

プログラム制御方法及び装置

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JPH09223031A
JPH09223031A JP8056693A JP5669396A JPH09223031A JP H09223031 A JPH09223031 A JP H09223031A JP 8056693 A JP8056693 A JP 8056693A JP 5669396 A JP5669396 A JP 5669396A JP H09223031 A JPH09223031 A JP H09223031A
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JP
Japan
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computer
distributed
activation
central computer
program control
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Withdrawn
Application number
JP8056693A
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English (en)
Inventor
Muneaki Hashimoto
宗明 橋本
Hironori Murakami
浩則 村上
Tsutomu Mizoe
勉 溝江
Hiroshi Sakamoto
洋 坂本
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経済性が向上すると共に、安全性が高まり、
また、メンテナンスが容易となり、かつ、仕事量が増加
しても分散コンピュータを増設することで簡便に対応が
でき作業に対する柔軟性が向上するプログラム制御方法
及び装置を提供する。 【解決手段】 統括コンピュータBが、各プロセスの存
在位置や起動方法を格納したプロセス起動テーブル12
と、統括コンピュータB自身又は分散コンピュータCか
らプロセスの起動の依頼があった際、プロセス起動テー
ブル12を参照してプロセスが統括コンピュータB又は
他の分散コンピュータCのいずれに存在するかを判定
し、プロセスを実行させるプロセス起動判断部13とを
備え、分散コンピュータCが、統括コンピュータBから
起動メッセージが転送された際に依頼のあったプロセス
を実行する分散プロセス起動判断部17を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、統括コンピュータ
とそれにネットワークを介して接続された複数の分散コ
ンピュータからなるシステムで、各コンピュータに格納
されたプロセスを統括コンピュータが統合し全体を有機
的に結合させてオンラインリアルタイムで協調的にプロ
グラム起動制御を可能とするプログラム制御方法及び装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータに要求される機能を
全て一台のメインフレームと呼ばれる大型のコンピュー
タで実現するシステム構築方法から、複数のコンピュー
タをネットワークで接続し、処理又は機能の一部を分散
させる分散コンピューティング環境を構築する方向へ技
術的な発展を遂げている。処理又は機能を分散化した場
合、コンピュータはプログラムをプロセスやタスクとい
った単位で起動し、実行して目的の結果を得るが、複数
のコンピュータにまたがる多数のプロセスが協調的に動
作してはじめて目的の結果を得ることができる。その
際、複数のコンピュータ間でプロセスの起動制御を行わ
なければならない。
【0003】例えば、特開平6−282420号公報に
おいては、プロセス名とそれに必要なオプションとを予
めテキストファイルとして登録しておき、プログラムが
実行開始すると、この予め登録してあるプロセスを順次
実行することにより、専用のプログラムを必要とせず
に、各種のプロセスを実行させることができ、コンピュ
ータの機種に依存せずにプロセス名一覧を追加、変更、
削除が簡単にできるプロセス起動制御方法が開示されて
いる。また、特開平7−160646号公報において
は、複数の多重ワークステーションのネットワークに接
続された少なくとも1つのワークステーションの使用を
管理するためのシステムであって、第1のワークステー
ションにおいてネットワーク送信された第1のデータ処
理タスクを実行するための手段と、第1のワークステー
ションで実行している第2のデータ処理タスクにおける
ユーザ選択を通して第1のデータ処理タスクを選択的に
中断するための手段とを備えたので、ローカル・ユーザ
はネットワーク割当タスクを優先使用でき、更に、アイ
ドル期間中、効率的なネットワーク利用のためにネット
ワークが接続されたままにできる遠隔起動タスクの実行
を制御するシステム及び方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記プロセス
起動制御方法や遠隔起動タスクの実行を制御するシステ
ム及び方法においては、未だ、以下の解決すべき課題を
有していた。特開平6−282420号公報に記載のプ
ロセス起動制御方法においては、上記テキストファイル
により複数の分散コンピュータを起動させ、それぞれの
プロセスを統括コンピュータから制御するという機能は
備えておらず、複数の分散されたプロセスを有機的に結
合して1つの仕事を行うことはできない。また、プロセ
スはテキストファイルに記載された順番で逐次実行され
ていくだけなので、各プロセスをランダムに選択してそ
の都度オンラインリアルタイムに実行させることは不可
能であり、各分散コンピュータ間のプロセスの柔軟な連
結はできないという問題を有している。また、特開平7
−160646号公報に記載の遠隔起動タスクの実行を
制御するシステム及び方法においては、バッチ処理を対
象にプロセスの状態を一時的又は恒久的に中断する方法
であり、オンラインリアルタイムで分散した任意のコン
ピュータのプロセスを、起動する側のプロセスがそのプ
ロセスの処理ルーチンの分岐判断条件によって任意のプ
ロセスを選択的に起動することはできず、統括コンピュ
ータが分散コンピュータに存在する複数のプロセスをオ
ンラインリアルタイムで協調させて実行させ、1つの仕
事を実行するシステムとはなっていない。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、統括コンピュータと複数の分散コンピュータを協調
させて作動させることにより、小型で安価な分散コンピ
ュータで大型のメインフレームと同様の仕事が可能で、
経済性が向上すると共に、万一分散コンピュータの一部
が故障しても代替のコンピュータを速やかに準備するこ
とが可能で、安全性が高まり、また、メンテナンスが容
易となり、かつ、仕事量が増加しても分散コンピュータ
を増設することで簡便に対応ができ、作業に対する柔軟
性が向上するプログラム制御方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のプログラム制御方法は、統括コンピュータとネッ
トワークを介して接続された複数の分散コンピュータと
の間でのプログラム制御方法であって、前記統括コンピ
ュータにおいて、該統括コンピュータ自身又は前記分散
コンピュータからプロセスの起動の依頼があった際、該
プロセスが前記統括コンピュータ又は他の分散コンピュ
ータのいずれに存在するかをプロセス起動テーブルを参
照して判断し、前記プロセスが前記統括コンピュータに
存在する場合は該統括コンピュータ内で前記プロセスを
実行させ、該プロセスが前記他の分散コンピュータに存
在する場合は該他の分散コンピュータに前記プロセスの
起動メッセージを転送し、前記他の分散コンピュータに
おいて、前記統括コンピュータから前記起動メッセージ
が転送された場合に依頼のあった前記プロセスを実行
し、前記起動メッセージが転送されない場合は該起動メ
ッセージの受信まで待機している。請求項2記載のプロ
グラム制御方法は、請求項1記載のプログラム制御方法
において、前記プロセス起動テーブルが、各プロセスが
存在する位置と、各プロセスの実行ファイル名とを格納
すると共に、該プロセスを初期起動時又は依頼があった
際のいずれにおいて実行させるかを分類している。請求
項3記載のプログラム制御装置は、統括コンピュータと
ネットワークを介して接続された複数の分散コンピュー
タを備えたプログラム制御装置であって、前記統括コン
ピュータが、各プロセスの存在位置や起動方法を格納し
たプロセス起動テーブルと、前記統括コンピュータ自身
又は前記分散コンピュータからプロセスの起動の依頼が
あった際、前記プロセス起動テーブルを参照して前記プ
ロセスが前記統括コンピュータ又は他の分散コンピュー
タのいずれに存在するかを判定し、前記プロセスが該統
括コンピュータ内に存在する場合は該統括コンピュータ
内で前記プロセスを実行させ、該プロセスが前記他の分
散コンピュータに存在する場合は該他の分散コンピュー
タに該プロセスの起動メッセージを転送するプロセス起
動判断部と、前記統括コンピュータ又は前記他の分散コ
ンピュータで実行された前記プロセスの実行結果を該プ
ロセスを依頼した前記分散コンピュータに転送するプロ
セス実行結果転送部とを備え、前記分散コンピュータ
が、前記統括コンピュータから前記起動メッセージが転
送された際に依頼のあった前記プロセスを実行し、前記
起動メッセージが転送されない場合は該起動メッセージ
の受信があるまで待機する分散プロセス起動判断部と、
該分散プロセス起動判断部で判断された前記プロセスの
実行結果を前記統括コンピュータに転送する分散プロセ
ス実行結果転送部とを備えている。
【0007】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係るプログラム制御装置Aの機能ブロック図、図2
は同装置ブロック図、図3は同装置の統括コンピュータ
Bにおける動作手順を表すフローチャート、図4は同装
置の分散コンピュータCにおける動作手順を表すフロー
チャートである。
【0008】本発明の一実施の形態に係るプログラム制
御装置Aは、全体の仕事を管理する統括コンピュータB
と、統括コンピュータBとネットワーク30で接続され
各種のプロセスを格納した複数の分散コンピュータCと
からなる。図1に示すように、前記統括コンピュータB
においては、事前準備部11が、プロセス起動テーブル
12をプロセス起動判断部13内に読み込むと共に、接
続されている分散コンピュータCとの通信回線を接続
し、制御信号やデータ信号等の送受信を可能とする。ま
た、事前準備部11が、統括コンピュータB及び各分散
コンピュータC内の初期起動プロセスを起動させる。プ
ロセス起動テーブル12では、各プロセスが存在する位
置と、各プロセスの実行ファイル名とを格納すると共
に、プロセスを初期起動時又は依頼があった際のいずれ
において実行させるかが分類されている。プロセス起動
判断部13は以下のフローチャートで説明するプロセス
の起動判断を行う。プロセス実行部14は、プロセス起
動判断部13からプロセスの起動の依頼があると、依頼
されたプロセスを速やかに実行する。プロセス実行結果
転送部15は、プロセス起動判断部13から依頼がある
と、プロセス実行部14で実行されたプロセスの実行結
果又は分散コンピュータCから転送されたプロセスの実
行結果をプロセス起動判断部13が依頼する分散コンピ
ュータCに転送する。
【0009】また、分散コンピュータCにおいては、事
前準備部16が、統括コンピュータBとの通信回線を接
続し、制御信号やデータ信号の送受信を可能とすると同
時に、統括コンピュータBからの依頼により分散コンピ
ュータC内の初期起動プロセスを起動させる。分散プロ
セス起動判断部17は、統括コンピュータB内のプロセ
ス起動判断部13の依頼により自身内に存在するプロセ
スに起動依頼を出す。プロセス実行部18は分散プロセ
ス起動判断部17の依頼により統括コンピュータBから
依頼のあったプロセスを実行する。分散プロセス実行結
果転送部19は、プロセス実行部18で実行されたプロ
セスの実行結果を統括コンピュータBのプロセス起動判
断部13に転送する。
【0010】次に、本発明の一実施の形態に係るプログ
ラム制御装置Aの装置構成について、図面を参照して説
明する。図2に示すように、制御部20は、ランダムア
クセスメモリ(RAM)やリードオンリメモリ(RO
M)からなりデータ等を格納するメモリ21と、各装置
を制御しデータ処理を行う中央処理装置22と、入出力
インターフェース23と、ハードディスク26とのデー
タの遣り取りを制御する外部記憶制御装置24と、他の
分散コンピュータCとの通信を制御するネットワーク制
御装置25とを備えている。キーボード27やマウス2
8により使用者が動作依頼やデータを入出力インターフ
ェース23を介して制御部20内に入力し、CRT29
には制御部20の動作状況や動作の選択肢やデータ等が
表示される。ネットワーク30はネットワーク制御装置
25を介して統括コンピュータBと分散コンピュータC
とを接続し、統括コンピュータBと分散コンピュータC
とは主要部はほぼ同一の装置構成を有しているが、内部
に格納されたデータやプログラムが異なる。
【0011】次に、以上のように構成されたプログラム
制御装置Aの動作について、図面を参照して説明する。
まず、統括コンピュータBの動作について説明する。図
3に示すように、各プロセスの存在位置や起動方法を格
納したプロセス起動テーブル12をプロセス起動判断部
13内に読み込む(ステップS1)。ネットワーク30
を介して接続された分散コンピュータCとの通信回線を
接続し、制御信号やデータ等の送受信を可能とする(ス
テップS2)。次に、統括コンピュータB及び全分散コ
ンピュータCの初期起動プロセスを起動すると同時に、
プロセス起動テーブル12に格納されたデータに基づい
て、初期起動時に起動させるプロセスを統括コンピュー
タB内及び全分散コンピュータC内から検索し、該プロ
セスを起動する(ステップS3)。次に、プロセス起動
判断部13内で統括コンピュータB内のプロセス又はキ
ーボード27やマウス28を用いて使用者からプロセス
起動の依頼があるかどうかを判定する(ステップS
4)。ステップS4がNOの場合は、ステップS8にジ
ャンプする。ステップS4がYESの場合はステップS
5を実行する。ステップS5においては、ステップS4
で依頼のあったプロセスが統括コンピュータB内に存在
するかどうかをプロセス起動テーブル12を参照して判
定し(ステップS5)、YESの場合はプロセス実行部
14において依頼のあったプロセスを実行する(ステッ
プS6)。NOの場合は依頼のあったプロセスの存在す
る分散コンピュータCにプロセスの起動メッセージを転
送する(ステップS7)。
【0012】次に、プロセス起動判断部13に分散コン
ピュータCからのプロセス起動の依頼があるかどうかを
判定し(ステップS8)、ステップS8がNOの場合は
ジャンプしてステップS12へ進む。ステップS8がY
ES、つまり、分散コンピュータCからプロセス起動の
依頼があった場合は、依頼のあったプロセスが統括コン
ピュータB自身に存在するかどうかをプロセス起動テー
ブル12を参照して判定する(ステップS9)。ステッ
プS9がYESの場合はプロセス実行部14で依頼のあ
ったプロセスを実行した(ステップS10)後にステッ
プS12へ進む。ステップS9がNOの場合は、依頼の
あったプロセスが存在する分散コンピュータCをプロセ
ス起動テーブル12を参照して確認し、該分散コンピュ
ータCに依頼のあったプロセスの起動メッセージを転送
する(ステップS11)。次に、本プログラムを終了す
るかどうかを判定し(ステップS12)、YESの場合
は終了し、NOの場合はステップS4へ戻る。プロセス
起動の依頼がない場合は、ステップS4−ステップS8
−ステップS12−ステップS4をループし待機してい
る。
【0013】次に、分散コンピュータCの動作について
説明する。図4に示すように、ネットワーク30を介し
て接続された統括コンピュータBとの通信回線を接続
し、制御信号やデータ等の送受信を可能とする(ステッ
プS21)。次に、統括コンピュータBの依頼により、
初期起動プロセスを起動する(ステップS22)。分散
プロセス起動判断部17に統括コンピュータBからプロ
セス起動の依頼があるかどうかを判定する(ステップS
23)。ステップS23がNOの場合は、ステップS2
6を介してループを描き統括コンピュータBからの起動
メッセージがあるまで待機する。ステップS23がYE
Sの場合は、プロセス実行部18において、依頼のあっ
たプロセスを実行する(ステップS24)。次に、分散
プロセス実行結果転送部19がステップS24で実行し
たプロセスの実行結果を、依頼のあった統括コンピュー
タBのプロセス起動判断部13に転送する(ステップS
25)最後に、当プロセス起動処理を終了するかどうか
を判定する(ステップS26)。YESの場合は終了
し、NOの場合はステップS23に戻る。
【0014】次に、本発明の一実施の形態に係るプログ
ラム制御装置Aを用いた鉄鋼圧延工程の管理例につい
て、図面を用いて説明する。図5は鉄鋼圧延工程の管理
例におけるプロセス起動テーブル12の説明図、図6は
鉄鋼圧延工程の各プロセスの説明図である。プログラム
制御装置Aを起動すると、本発明の一実施の形態に係る
プログラム制御方法によりアプリケーションのプロセス
を管理する統括管理処理31及びプロセス起動処理37
を起動すると共に、図5に記載のプロセス起動テーブル
12を読み込む。起動時には起動方法の記載に基づき、
製品製造仕様受付処理32、イベント判断処理33、及
び、設備データ収集処理34がそれぞれ起動される。各
プロセスの存在状態を図6に示す。
【0015】各処理が進むと、その結果は統括管理処理
31を介してイベント判断処理33に転送される。イベ
ント判断処理33はその経過に合わせて統括コンピュー
タB及び分散コンピュータC内の各プロセス、例えば、
製造実績加工処理35、製品製造実績送信処理36、圧
下計算処理38、圧下補正計算処理39等を起動させ、
又は、実行結果を転送させ処理を進めていく。その際、
統括コンピュータB内のプロセス(製造実績加工処理3
5や製品製造実績送信処理36等)は統括管理処理31
を介して起動指令や実行結果の転送が行われ、分散コン
ピュータC内のプロセス(圧下計算処理38や圧下補正
計算処理39等)は統括管理処理31及びプロセス起動
処理37を介して起動指令や実行結果の転送が行われ
る。従って、各プロセスは2つの異なったコンピュータ
B、Cに存在するにもかかわらず、イベント判断処理3
3の指令に基づいて有機的に結合され協調して一体とな
って作動できる。これは本発明の一実施の形態に係るプ
ログラム制御方法である統括管理処理31及びプロセス
起動処理37がイベント判断処理33の指令をオンライ
ンリアルタイムで各プロセスに伝達し、その応答である
プロセスの実行結果を確実にイベント判断処理33に返
しているからである。
【0016】前記実施の形態においては、本発明の理解
を容易にするために、具体的に説明したが、本発明の要
旨を変更しない程度の変更は当然可能であり、特許請求
の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその
他の実施の形態や変容例をも含むものである。
【0017】
【発明の効果】請求項1、2記載のプログラム制御方法
及び請求項3記載のプログラム制御装置においては、統
括コンピュータにおいて、統括コンピュータ自身又は分
散コンピュータからプロセスの起動の依頼があった際、
プロセスが統括コンピュータ又は分散コンピュータのい
ずれに存在するかをプロセス起動テーブルを参照して判
断し、プロセスが統括コンピュータに存在する場合は統
括コンピュータ内でプロセスを実行させ、プロセスが他
の分散コンピュータに存在する場合は他の分散コンピュ
ータにプロセスの起動メッセージを転送し、分散コンピ
ュータにおいて、統括コンピュータから起動メッセージ
が転送された場合に依頼のあったプロセスを実行し、起
動メッセージが転送されない場合は起動メッセージの受
信まで待機するので、統括コンピュータ及び分散コンピ
ュータに存在する多種、多様なプロセスをオンラインリ
アルタイムで、かつ、有機的にプロセス起動の依頼、及
び、そのプロセスの実行結果の受信ができるので、あた
かも同一のコンピュータ内に存在するかのように協調し
て仕事を行わせることができる。
【0018】従って、小型の分散コンピュータの集合体
で大型のメインフレームと同様の働きを行わせることが
可能で経済性に極めて優れる。また、分散コンピュータ
の数を任意に選択できるので、状況、例えば、仕事量に
合わせてシステムを適当な規模に設定でき、作業の柔軟
性が向上する。また、一部の分散コンピュータで故障等
が生じても、直ちに、代替が可能であり復旧が容易で、
安全性や操作性に極めて優れ、信頼性が高い。さらに、
仕事の負荷量が増加しても、各分散コンピュータに分散
して処理することにより、処理速度を落とさずに対応が
でき、作業効率が向上する。特に、請求項2記載のプロ
グラム制御方法においては、プロセス起動テーブルが、
各プロセスが存在する位置と、各プロセスの実行ファイ
ル名とを格納すると共に、プロセスを初期起動時又は依
頼があった際のいずれにおいて実行させるかを分類して
いるので、各プロセスの存在位置を確実に認識でき、プ
ロセス実行の際にプロセス実行の依頼が信頼性高く行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るプログラム制御装
置の機能ブロック図である。
【図2】同装置ブロック図である。
【図3】同装置の統括コンピュータにおける動作手順を
表すフローチャートである。
【図4】同装置の分散コンピュータにおける動作手順を
表すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施の形態に係るプログラム制御装
置を用いた鉄鋼圧延工程の管理例におけるプロセス起動
テーブルの説明図である。
【図6】同鉄鋼圧延工程の各プロセスの説明図である。
【符号の説明】
A プログラム制御装置 B 統括コンピ
ュータ C 分散コンピュータ 11 事前準備部 12 プロセス
起動テーブル 13 プロセス起動判断部 14 プロセス
実行部 15 プロセス実行結果転送部 16 事前準備
部 17 分散プロセス起動判断部 18 プロセス
実行部 19 分散プロセス実行結果転送部 20 制御部 21 メモリ 22 中央処理
装置 23 入出力インターフェース 24 外部記憶
制御装置 25 ネットワーク制御装置 26 ハードデ
ィスク 27 キーボード 28 マウス 29 CRT 30 ネットワ
ーク 31 統括管理処理 32 製品製造
仕様受付処理 33 イベント判断処理 34 設備デー
タ収集処理 35 製造実績加工処理 36 製品製造
実績送信処理 37 プロセス起動処理 38 圧下計算
処理 39 圧下補正計算処理
フロントページの続き (72)発明者 坂本 洋 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社八幡製鐵所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 統括コンピュータとネットワークを介し
    て接続された複数の分散コンピュータとの間でのプログ
    ラム制御方法であって、 前記統括コンピュータにおいて、該統括コンピュータ自
    身又は前記分散コンピュータからプロセスの起動の依頼
    があった際、該プロセスが前記統括コンピュータ又は他
    の分散コンピュータのいずれに存在するかをプロセス起
    動テーブルを参照して判断し、 前記プロセスが前記統括コンピュータに存在する場合は
    該統括コンピュータ内で前記プロセスを実行させ、該プ
    ロセスが前記他の分散コンピュータに存在する場合は該
    他の分散コンピュータに前記プロセスの起動メッセージ
    を転送し、 前記他の分散コンピュータにおいて、前記統括コンピュ
    ータから前記起動メッセージが転送された場合に依頼の
    あった前記プロセスを実行し、前記起動メッセージが転
    送されない場合は該起動メッセージの受信まで待機する
    ことを特徴とするプログラム制御方法。
  2. 【請求項2】 前記プロセス起動テーブルが、各プロセ
    スが存在する位置と、各プロセスの実行ファイル名とを
    格納すると共に、該プロセスを初期起動時又は依頼があ
    った際のいずれにおいて実行させるかを分類することを
    特徴とする請求項1記載のプログラム制御方法。
  3. 【請求項3】 統括コンピュータとネットワークを介し
    て接続された複数の分散コンピュータを備えたプログラ
    ム制御装置であって、 前記統括コンピュータが、各プロセスの存在位置や起動
    方法を格納したプロセス起動テーブルと、 前記統括コンピュータ自身又は前記分散コンピュータか
    らプロセスの起動の依頼があった際、前記プロセス起動
    テーブルを参照して前記プロセスが前記統括コンピュー
    タ又は他の分散コンピュータのいずれに存在するかを判
    定し、前記プロセスが該統括コンピュータ内に存在する
    場合は該統括コンピュータ内で前記プロセスを実行さ
    せ、該プロセスが前記他の分散コンピュータに存在する
    場合は該他の分散コンピュータに該プロセスの起動メッ
    セージを転送するプロセス起動判断部と、 前記統括コンピュータ又は前記他の分散コンピュータで
    実行された前記プロセスの実行結果を該プロセスを依頼
    した前記分散コンピュータに転送するプロセス実行結果
    転送部とを備え、 前記分散コンピュータが、前記統括コンピュータから前
    記起動メッセージが転送された際に依頼のあった前記プ
    ロセスを実行し、前記起動メッセージが転送されない場
    合は該起動メッセージの受信があるまで待機する分散プ
    ロセス起動判断部と、 該分散プロセス起動判断部で判断された前記プロセスの
    実行結果を前記統括コンピュータに転送する分散プロセ
    ス実行結果転送部とを備えていることを特徴とするプロ
    グラム制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7437723B1 (en) 1999-12-15 2008-10-14 Hitachi, Ltd System for managing distribution of programs
US7778991B2 (en) 2004-01-15 2010-08-17 Nec Corporation Service providing system, computer which executes program providing service and repository service control program
ES2350662A1 (es) * 2008-07-14 2011-01-26 Administrador De Infraestructuras Ferroviarias (Adif) Procedimiento para la transferencia del mando entre centros de control heterogéneos.

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