JP2001175485A - ジョブ制御装置 - Google Patents

ジョブ制御装置

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JP2001175485A
JP2001175485A JP35842499A JP35842499A JP2001175485A JP 2001175485 A JP2001175485 A JP 2001175485A JP 35842499 A JP35842499 A JP 35842499A JP 35842499 A JP35842499 A JP 35842499A JP 2001175485 A JP2001175485 A JP 2001175485A
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Toshiyuki Ito
俊之 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のユーザがネットワーク上のサーバを使
用する環境においても、安全にジョブ制御可能なジョブ
制御装置を提供すること。 【解決手段】 ジョブ制御装置1のプログラム11を介
してユーザにより制御対象サーバ名、操作内容、制御対
象ジョブ名を制御対象サーバ2のプログラム22に入力
し、ユーザ情報制御部211がユーザ情報ファイル22
からユーザの権限情報とジョブを確認してジョブ制御部
212に対して起動中のジョブの確認、停止、ジョブの
起動の制御を行い、ユーザ情報制御部211によりユー
ザ情報ファイル22にジョブの登録を確認すると、ジョ
ブスケジュール制御部213はジョブスケジュールファ
イル23からジョブのスケジュール情報を読み込み、ジ
ョブスケジュール情報の確認、登録、更新、削除を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、様々なユーザが
1台の端末のGUI(Graphical User
Interface)画面から、ネットワーク上の複数
のサーバに対して、機種、OS(Operating
System)を意識することなく、ジョブの起動・停
止とジョブスケジュールの登録・変更・削除を、対話的
に行なうことのできる機能を有し、かつジョブの使用、
操作内容について、OSを意識することなくユーザ毎に
権限を与えることが可能であるジョブ制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に大規模システム環境において、
サービス稼動後の保守作業としてサーバにおけるジョブ
の制御(ジョブの起動、実行中ジョブの停止・確認、ジ
ョブスケジュールの登録・変更・削除・確認等)があ
る。このジョブの制御に関して、たとえば、特開昭62
−221734号公報には、各計算機資源の状態を管理
する各計算機資源領域を設け、ジョブ起動前に各資源管
理領域をチェックし、ジョブ起動条件がすべて充足され
ている場合に、各資源管理領域上の計算機資源を論理的
に獲得してジョブ起動を行うことが記載されている。こ
れにより、無駄なジョブ待ちや、ジョブの異常終了を回
避し、ジョブ実行順のダイナミックな変更を可能とし、
計算機資源を有効に利用して、各ジョブを効率よく実行
可能とすることが開示されている。
【0003】また、特開平10−326243号公報に
は、WWWクライアントサーバシステムにおいて、サー
バ上で使用するメモリ資源を削除したクライアントサー
バシステムをWWW環境で構築することが開示されてい
る。すなわちこの公報においては、クライアントのブラ
ウザからの処理要求をプロセスコントロール手段により
実行するプロセスを起動し、そのプロセスの起動終了を
監視し、クライアントのブラウザからの処理要求に対す
るセッションをセッション管理手段で確立し、そのセッ
ションごとの処理を実行するプロセス名とそのプロセス
における処理の実行状態の情報とを処理要求を基にセッ
ション管理手段におけるセッション管理テーブルに登録
する。
【0004】クライアントのブラウザからの処理要求を
要求処理振り分け手段により受け付けてセッション管理
テーブルを基に、その処理要求が新規か、前回の処理要
求の継続かを判断して、その判断の結果、新規であれ
ば、セッション管理テーブルに追加することをセッショ
ン管理手段に通知して新規のプロセスを起動して処理を
行う。また、この判断の結果、継続の場合には、セッシ
ョン管理テーブルの実行状態の情報を更新することをセ
ッション管理手段に通知して処理を実行するプロセス名
に対応した起動済みのプロセス処理を行うことが開示さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
大規模システム環境において、サービスの稼動後の保守
作業は以下に述べる点で課題が有る。その第1の課題と
して、保守性および多大な作業時間を要することが挙げ
られる。すなわち、全く同様の処理を複数のサーバに対
して行う必要があり、機種の異なるサーバに対しては、
異なるツールによって、異なる端末から作業しなければ
ならない。
【0006】第2の課題として、安全性の問題が挙げら
れる。その理由として、ジョブの制御は作業範囲の異な
る作業者(開発者、保守作業者、エンドユーザなど)に
よって作業が行われる場合や、マルチベンダ化された大
規模プロジェクトなどでは、ベンダ、開発グループ別に
作業が行われる場合があるが、従来はそれぞれのユーザ
が、同じ権限を持ったツールを使用して行うため、作業
領域、権限を越えてジョブを操作できるからである。こ
のため、実行中のジョブを、誤って他の開発グループの
ユーザが強制的に停止してしまうという障害を引き起こ
していた。
【0007】また、上記各公報の場合は、いずれも同じ
操作を複数のサーバに対して行う場合に、事前に複数の
サーバを指定して行われていないこと、および、特定の
ユーザ別にジョブの制御を行う際に、対象ジョブの制
限、ジョブに対する操作内容の制限を与えることが開示
されていない。したがって、上記の各課題を解決するに
は至っていない。
【0008】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、ネットワーク上の1台の端末GU
I画面から、機種、OSの異なる複数のサーバに対し
て、ユーザがリモートで制御対象サーバのジョブの起
動、確認、停止を行うことができるとともに、ユーザが
リモートでジョブのスケジュール登録、変更、削除を行
うことができ、機種、OSを意識せずにユーザ単位でジ
ョブの使用、操作内容を制限できるジョブ制御装置を提
供することを目的とする。
【0009】また、この発明は、グループ単位にユーザ
の作業権限を定義することにより、作業権限の管理を容
易に行うことができるジョブ制御装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のジョブ制御装置は、ユーザによりジョブ
制御装置に設けられた第1プログラムを介して制御対象
サーバ名、操作内容、制御対象ジョブ名が入力されて起
動され、制御対象サーバに設けられた第2プログラム
と、上記制御対象サーバに設けられ、ユーザの権限情報
を格納したユーザ情報ファイルと、上記制御対象サーバ
に設けられ、ジョブのスケジュール情報を保存するジョ
ブスケジュールファイルと、上記第2プログラムに区分
され、この第2プログラムの起動時に上記ユーザ情報フ
ァイルからユーザの権限情報の確認を行うユーザ情報制
御部と、上記第2プログラムに区分され、この第2プロ
グラムの起動時に上記ユーザ情報制御部が上記ユーザの
指定したジョブの検索時に起動され、実行中のジョブの
確認、停止、ジョブの起動を行うジョブ制御部と、上記
第2プログラムに区分され、この第2プログラムの起動
時に上記ユーザ情報制御部により上記ユーザ情報ファイ
ルにジョブの登録を確認すると、上記ジョブスケジュー
ルファイルに保存されたジョブのスケジュール情報を読
み込んで、ジョブスケジュールの確認、登録、更新、削
除を行うジョブスケジュール制御部とを備えることを特
徴とする。
【0011】そのため、ジョブ制御装置の第1プログラ
ムを介してユーザにより制御対象サーバ名、操作内容、
制御対象ジョブ名を制御対象サーバの第2プログラムに
入力して、第2プログラムを起動すると、第2プログラ
ムのユーザ情報制御部がユーザ情報ファイルからユーザ
の権限情報の確認を行い、ユーザ情報制御部がユーザ情
報ファイルに指定したジョブが存在することを確認して
ジョブ制御部に対して起動中のジョブの確認、停止、ジ
ョブの起動の制御を行うとともに、ユーザ情報制御部に
よりユーザ情報ファイルにジョブの登録を確認すると、
ジョブスケジュール制御部はジョブスケジュールファイ
ルに保存されたジョブのスケジュール情報を読み込ん
で、ジョブスケジュールの確認、登録、更新、削除を行
うようにしたので、ネットワーク上の1台の端末GUI
画面から、機種、OSの異なる複数のサーバに対して、
ユーザがリモートで制御対象サーバのジョブの起動、確
認、停止を行うことができるとともに、ユーザがリモー
トでジョブのスケジュール登録、変更、削除を行うこと
ができ、機種、OSを意識せずにユーザ単位でジョブの
使用、操作内容を制限できる。
【0012】また、この発明のジョブ制御装置は、グル
ープに属するユーザによりジョブ制御装置に設けられた
第1プログラムを介して制御対象サーバ名、操作内容、
制御対象ジョブ名が入力されて起動され、制御対象サー
バに設けられた第2プログラムと、上記制御対象サーバ
に設けられ、ユーザのグループの権限情報を格納したグ
ループ情報ファイルと、上記制御対象サーバに設けら
れ、ジョブのスケジュール情報を保存するジョブスケジ
ュールファイルと、上記制御対象サーバに設けられ、ユ
ーザのグループ名が格納されたユーザファイルと、上記
第2プログラムに区分され、この第2プログラムの起動
時に上記ユーザファイルからユーザのグループ名を認識
して、上記グループ情報ファイルを検索してグループ名
の存在の確認を行うグループ情報制御部と、上記第2プ
ログラムに区分され、この第2プログラムの起動時に上
記グループ情報制御部が上記ユーザの指定したジョブの
検索時に起動され、実行中のジョブの確認、停止、ジョ
ブの起動を行うジョブ制御部と、上記第2プログラムに
区分され、この第2プログラムの起動時に上記グループ
情報制御部により上記グループ情報ファイルにジョブの
登録を確認すると、上記ジョブスケジュールファイルに
保存されたジョブのスケジュール情報を読み込んで、ジ
ョブスケジュールの確認、登録、更新、削除を行うジョ
ブスケジュール制御部とを備えることを特徴とする。
【0013】そのため、ジョブ制御装置の第1プログラ
ムを介してグループに属するユーザにより制御対象サー
バ名、操作内容、制御対象ジョブ名を制御対象サーバの
第2プログラムを起動すると、第2プログラムのグルー
プ情報制御部がユーザファイルからユーザの権限情報の
確認を行い、グループ情報制御部がグループ情報ファイ
ルに指定したジョブが存在することを確認してジョブ制
御部に対して起動中のジョブの確認、停止、ジョブの起
動の制御を行うとともに、グループ情報制御部によりグ
ループ情報ファイルにジョブの登録を確認すると、ジョ
ブスケジュール制御部はジョブスケジュールファイルに
保存されたジョブのスケジュール情報を読み込んで、ジ
ョブスケジュールの確認、登録、更新、削除を行うよう
にしたので、グループ単位にユーザの作業権限を定義す
ることにより、作業権限の管理を容易に行うことができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、この発明によるジョブ制御
装置の実施の形態について図面に基づき説明する。図1
は、この発明による第1実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。この図1において、ユーザは、ジョブ制御
装置1のプログラム11を介して制御対象サーバ2のプ
ログラム21に、制御対象サーバ、操作内容、対象ジョ
ブ名の入力を行って、ユーザ名、操作内容、対象ジョブ
名を制御対象サーバ2のプログラム22へ渡し、プログ
ラム22を起動する。
【0015】プログラム22は、ユーザ情報制御部21
1、ジョブ制御部212、ジョブスケジュール制御部2
13に区分されている。ユーザ情報制御部211は、制
御対象サーバ2に設けられたユーザ情報ファイル22か
らユーザの権限情報(制御対象サーバへの接続権限、ジ
ョブの操作権限、ジョブの使用権限)の確認を行い、権
限のない操作の要求を受けた場合、処理を終了する。ユ
ーザ情報ファイル22は、ユーザの権限の情報を示すテ
キストファイルである。
【0016】ジョブ制御部212は、実行中のジョブに
対して制御を行なうためのプログラムであり、実行中の
ジョブの確認、停止、ジョブの起動を行なう。ジョブス
ケジュール制御部213は、制御対象サーバ2に設けら
れ、ジョブスケジュール情報を保存してあるジョブスケ
ジュールファイル23を読み込み、ジョブスケジュール
の確認、登録、変更、削除を行なう。
【0017】ユーザ情報ファイル22は、図2にその収
納データの例を示している。この図2に示すように、ユ
ーザ情報ファイル22は、1列目はユーザ名、2列目は
操作の権限を示す文字列、3列目は操作可能ジョブ名か
らなる。2列目の操作の権限を表す文字列は、左から
X:ジョブの起動、K:ジョブの停止、L:実行中のジ
ョブの確認、E:スケジュール登録、M:スケジュール変
更、D:スケジュール削除、V:ジョブスケジュールの確
認を示し、計7文字からなる。権限の無いユーザは、
「−」となり、各々の操作を行なうことができない。3
列目の操作可能ジョブ名は、そのユーザが使用を許可す
るジョブをカンマ区切りで記述する。
【0018】図3は、ジョブスケジュールファイル23
に収納されているデータの例を示す説明図である。この
図3に示すように、ジョブスケジュールファイル23
は、ジョブスケジュールの登録情報を保存しておくテキ
ストファイルである。図3において、1列目はジョブ
名、2列目は曜日、3列目は日付、4列目は時間、5列
目は分を記入する(4列目、5列目は図示せず)。
「−」を入力した場合、「JOB1」では毎日曜日とな
る。「JOB3」では毎日となる。
【0019】次に、以上のように構成されたこの発明に
よる第1実施の形態の動作について説明する。ユーザ
(ユーザ情報ファイル22に図2に示すように登録され
ている「USER1」)がジョブ(JOB1)の起動を
行なう場合について説明する。図1において、ジョブ制
御装置1内のプログラム11は、制御対象サーバ名、操
作内容(ジョブの起動)、対象ジョブ名を確認して制御
対象サーバ2のプログラム21を起動する。
【0020】これに伴い、プログラム21のユーザ情報
制御部211はユーザ情報ファイル22を検索し、図2
に示すように1列目に「USER1」というユーザ名が
存在することを確認してその行を読み込む。1列目に
「USER1」というユーザ名が存在しない場合、ユー
ザ(「USER1」)が対象サーバに対してアクセス権
がないので、接続を終了する。
【0021】次に、2列目の操作権限の文字列にX(ジ
ョブ起動の文字)が存在するか確認する。存在しない場
合、ジョブを実行する権限がないので、プログラム2の
実行は終了する。また、操作権限の文字列にXが存在す
る場合、ユーザ情報制御部211はユーザ情報ファイル
22に登録されている「USER1」の3列目に指定し
たジョブ(「JOB1」)が存在することを確認し、ジ
ョブ制御部212が実際にJOB1を起動する。
【0022】次に、ユーザ(「USER2」)が実行中
のジョブ(JOB2)の停止を行なう場合について説明
する。図1においてジョブ制御装置1内のプログラム1
1は、入力された制御対象サーバ名、操作内容(ジョブ
の停止)、対象ジョブ名を確認して制御対象サーバ2の
プログラム21を起動する。プログラム21内のユーザ
情報制御部211はユーザ情報ファイル22を検索し、
1列目に「USER2」というユーザ名が存在すること
を確認し、その行を読み込む。ユーザ情報ファイル22
の1列目に「USER2」というユーザ名が存在しない
場合、ユーザ(USER2)が制御対象サーバ2に対し
てアクセス権がないので接続を終了する。
【0023】次に、ユーザ情報ファイル22において、
2列目の操作権限の文字列にK(「ジョブの停止」の文
字)が存在するか確認する。ユーザ情報ファイル22に
おいて、2列目の操作権限の文字列にK(「ジョブの停
止」の文字)が存在しない場合、ジョブを実行する権限
がないので、プログラム21の実行は終了する。
【0024】ユーザ情報ファイル22において、2列目
の操作権限の文字列にK(「ジョブの停止」の文字)が
存在する場合、ユーザ情報制御部211はユーザ情報フ
ァイル22のUSER2の3列目に指定したジョブ名
(JOB2)が存在することを確認し、ジョブ制御部2
12が起動中のジョブにJOB2が存在することを確認
する。これに伴い、ジョブ制御部212が実際にJOB
2を停止する。
【0025】次に、ユーザ(USER3)がJOB1の
ジョブスケジュールの登録を行なう場合について説明す
る。図1において、ジョブ制御装置1は対話的に制御対象
サーバ(複数台選択可)、操作内容(スケジュール登
録)、対象ジョブを確認してプログラム21を起動す
る。プログラム21のユーザ情報制御部211はユーザ
情報ファイル22を確認し、ユーザ情報ファイル22の
1列目に「USER3」というユーザ名が存在すること
を確認し、ユーザが制御対象サーバに対してアクセスす
る権限を持っていること、ユーザ情報ファイル22の2
列目にE(ジョブ登録の文字)が存在することを確認し
た後、ジョブスケジュール制御部213は、ジョブスケ
ジュールファイル23を更新する。
【0026】更新されたスケジュールファイルは、ジョ
ブ制御装置1へ出力され、プログラム11を介してユー
ザ(USER3)は対話的に登録情報を確認する。ユー
ザ情報制御部211は3列目に指定したジョブ名(JO
B1)が存在することを確認した後、ジョブスケジュー
ル制御部213が実際にスケジュールの登録を行なう。
なお、ジョブスケジュールの変更、削除、確認について
もそれぞれ上記と同様の要領で行う。
【0027】このように、第1実施の形態では、機種、
OSを意識することなくユーザのジョブへの権限を定義
できるようにし、各々のユーザが使用できるジョブを制
限し、各々のユーザによって使用可能な操作内容(ジョ
ブの起動・停止・確認、ジョブのスケジュール登録・変
更・削除・確認)を制限すようにしているから、複数の
ユーザがネットワーク上のサーバを使用する環境におい
ても、安全にジョブ制御が行なえる。また、ジョブ制御
の権限の管理が一元化できるため、ユーザの追加、変
更、削除を行なった場合でも容易に対応できる。
【0028】さらに、同じ作業を行なう場合、OSを意
識することなく、複数の制御対象サーバに対しての同時
作業を行なうことができる。
【0029】次に、この発明の第2実施の形態について
説明する。図4はこの発明による第2実施の形態の構成
を示すブロック図である。この図4に示す第2実施の形
態では、グループ単位にユーザの作業権限を定義するこ
とにより、作業権限の管理を容易に行なうことができる
ようにしたものである。
【0030】このため、図1で示した第1実施の形態に
おける制御対象サーバ2において、ユーザ情報ファイル
22に代えて、グループ情報ファイル26が設けられて
いる。また、制御対象サーバ2において、ユーザファイ
ル24も新たに設けられている。制御対象サーバ2のプ
ログラム21は、グループ制御情報部211A、ジョブ
制御部212、ジョブスケジュール制御部213で区分
されている。その他の部分は、図1と同様であり、図1
と同一部分には、同一符号が付されている。
【0031】図5は、グループ情報ファイル26の収納
データ例を示しており、上記図2の場合と同様に、この
図5に示すグループ情報ファイル26として、1列目は
グループ名A、2列目は操作の権限を示す文字列、3列
目は操作可能ジョブ名を示している。2列目の権限をあ
らわす文字列は、左からX:ジョブの起動、K:ジョブ
の停止、L:実行中のジョブの確認、E:スケジュール
登録、M:スケジュール更新、D:スケージュール削
除、V:ジョブスケジュールの確認をそれぞれ示してお
り、計7文字からなる。ユーザファイル24は、図6に
示されている。
【0032】図4において、グループ(GROUPA)
に属するUSER1が実行中のジョブ(JOB2)の停
止を行なう場合について説明する。ジョブ制御装置1内
のプログラム11は、制御対象サーバ名、操作内容(ジ
ョブ停止 )、制御対象ジョブ名を確認する。プログラ
ム11は、制御対象サーバ2内のプログラム21を起動
し、プログラム21内のグループ情報制御部211A
は、図6よりユーザファイル24から図6に示すよう
に、2列目にUSER1の文字列が存在する行を読み込
み、その行の1列目をUSER1のグループ名(GRO
UPA)と認識する。
【0033】グループ情報制御部211Aはグループ情
報ファイル26を検索し、図5に示すように、1列目に
GROUPAというグループ名が存在することを確認
し、その行を読み込む。1列目にGROUPAというグ
ループ名が存在しない場合、GROUPAが制御対象サ
ーバに対してアクセス権がないので、接続を終了する。
【0034】次に、図5に示す2列目の操作権限の文字
列にK(「ジョブ停止」の文字)が存在するか確認す
る。2列目の操作権限の文字列にKが存在しない場合、
GROUPAはジョブを実行する権限がないので、プロ
グラム21の実行を終了する。2列目の操作権限の文字
列にKが存在する場合、グループ情報制御部211Aは
グループ情報ファイル26のGROUPAの3列目に指
定したジョブ名(JOB2)が存在することを確認し、
ジョブ制御部212は起動中のジョブにJOB2が存在
することを確認し、ジョブ制御部212が実際にJOB
2を停止する。
【0035】なお、ジョブスケジュール制御部213
は、上記第1実施の形態と同様の機能を呈する。この第
2実施の形態では、グループ単位にユーザの作業権限を
定義することにより、作業権限の管理を容易に行なうこ
とができる。また、所定のグループに属する所定のユー
ザがジョブの起動を行う場合、あるいはスケジュールの
登録、変更、削除、確認を行う場合も同様の要領で行
う。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、機
種、OSを意識することなくユーザのジョブへの権限を
定義できるようにし、各々のユーザが使用できるジョブ
を制限し、各々のユーザによって使用可能な操作内容
(ジョブの起動・停止・確認、ジョブのスケジュール登
録・変更・削除・確認)を制限するようにしたので、複
数のユーザがネットワーク上のサーバを使用する環境に
おいても、ネットワーク上の1台の端末のGUI画面か
ら機種、OSの異なる複数のサーバに対して、ユーザが
リモートで制御対象サーバのジョブの起動、確認、停止
およびジョブのスケジュール登録、変更、削除を行うこ
とができ、機種、OSを意識せずにユーザ単位でジョブ
の使用、操作内容を変更することができる。
【0037】また、この発明によれば、グループ単位に
ユーザの作業権限を定義するようにしたので、作業権限
の管理を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるジョブ制御装置の第1実施の形
態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すジョブ制御装置におけるユーザ情報
ファイルに収納されているデータを示す説明図である。
【図3】図1に示すジョブ制御装置におけるジョブスケ
ジュールファイルに収納されているデータを示す説明図
である。
【図4】この発明によるジョブ制御装置の第2実施の形
態の構成を示すブロック図である。
【図5】図4に示すジョブ制御装置におけるグループ情
報ファイルに収納されているデータを示す説明図であ
る。
【図6】図4に示すジョブ制御装置におけるユーザファ
イルに収納されているデータを示す説明図である。
【符号の説明】
1……ジョブ制御装置、2……制御対象サーバ、11、
21……プログラム、22……ユーザ情報ファイル、2
3……ジョブスケジュールファイル、24……ユーザフ
ァイル、25……実行中ジョブ、26……グループ情報
ファイル、211……ユーザ情報制御部、211A……
グループ情報制御部、212……ジョブ制御部、213
……ジョブスケジュール制御部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザによりジョブ制御装置に設けられ
    た第1プログラムを介して制御対象サーバ名、操作内
    容、制御対象ジョブ名が入力されて起動され、制御対象
    サーバに設けられた第2プログラムと、 上記制御対象サーバに設けられ、ユーザの権限情報を格
    納したユーザ情報ファイルと、 上記制御対象サーバに設けられ、ジョブのスケジュール
    情報を保存するジョブスケジュールファイルと、 上記第2プログラムに区分され、この第2プログラムの
    起動時に上記ユーザ情報ファイルからユーザの権限情報
    の確認を行うユーザ情報制御部と、 上記第2プログラムに区分され、この第2プログラムの
    起動時に上記ユーザ情報制御部が上記ユーザの指定した
    ジョブの検索時に起動され、実行中のジョブの確認、停
    止、ジョブの起動を行うジョブ制御部と、 上記第2プログラムに区分され、この第2プログラムの
    起動時に上記ユーザ情報制御部により上記ユーザ情報フ
    ァイルにジョブの登録を確認すると、上記ジョブスケジ
    ュールファイルに保存されたジョブのスケジュール情報
    を読み込んで、ジョブスケジュールの確認、登録、更
    新、削除を行うジョブスケジュール制御部と、 を備えることを特徴とするジョブ制御装置。
  2. 【請求項2】 上記ユーザの権限情報は、制御対象サー
    バへの接続権限、ジョブの操作権限、ジョブの使用権限
    を含むことを特徴とする請求項1記載のジョブ制御装
    置。
  3. 【請求項3】 上記ユ―ザ情報ファイルは、1列目にユ
    ーザ名、2列目に操作の権限を示す文字列、3列目に操
    作可能ジョブ名を保存することを特徴とする請求項1記
    載のジョブ制御装置。
  4. 【請求項4】 上記操作の権限を示す文字列は、ジョブ
    の起動を表す「X」、ジョブの停止を表す「K」、実行
    中のジョブの確認を表す「L」、スケジュール登録を表
    す「E」、スケジュール変更を表す「M」、スケジュー
    ル削除を表す「D」、ジョブスケジュールの確認を表す
    「V」の7文字からなることを特徴とする請求項3記載
    のジョブ制御装置。
  5. 【請求項5】 上記ジョブ制御装置は、上記ユーザがス
    ケジュールの登録を行う場合に、対話的に複数台選択可
    能の制御対象サーバ、操作内容、対象ジョブを確認して
    上記第2プログラムを起動することを特徴とする請求項
    1記載のジョブ制御装置。
  6. 【請求項6】 上記ユーザは、上記ジョブスケジュール
    制御部によりジョブスケジュールファイルの更新が行わ
    れると、対話的にジョブスケジュールの登録情報を上記
    第1プログラムを介して確認することを特徴とする請求
    項1記載のジョブ制御装置。
  7. 【請求項7】 上記ジョブスケジュール制御部は、上記
    ユーザ情報制御部により指定したジョブの存在が確認し
    た後に実際にジョブスケジュールの登録を行うことを特
    徴とする請求項1記載のジョブ制御装置。
  8. 【請求項8】 グループに属するユーザによりジョブ制
    御装置に設けられた第1プログラムを介して制御対象サ
    ーバ名、操作内容、制御対象ジョブ名が入力されて起動
    され、制御対象サーバに設けられた第2プログラムと、 上記制御対象サーバに設けられ、ユーザのグループの権
    限情報を格納したグループ情報ファイルと、 上記制御対象サーバに設けられ、ジョブのスケジュール
    情報を保存するジョブスケジュールファイルと、 上記制御対象サーバに設けられ、ユーザのグループ名が
    格納されたユーザファイルと、 上記第2プログラムに区分され、この第2プログラムの
    起動時に上記ユーザファイルからユーザのグループ名を
    認識して、上記グループ情報ファイルを検索してグルー
    プ名の存在の確認を行うグループ情報制御部と、 上記第2プログラムに区分され、この第2プログラムの
    起動時に上記グループ情報制御部が上記ユーザの指定し
    たジョブの検索時に起動され、実行中のジョブの確認、
    停止、ジョブの起動を行うジョブ制御部と、 上記第2プログラムに区分され、この第2プログラムの
    起動時に上記グループ情報制御部により上記グループ情
    報ファイルにジョブの登録を確認すると、上記ジョブス
    ケジュールファイルに保存されたジョブのスケジュール
    情報を読み込んで、ジョブスケジュールの確認、登録、
    更新、削除を行うジョブスケジュール制御部と、 を備えることを特徴とするジョブ制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010271907A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Nec Corp I/oノード制御方式及び方法

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JP2010271907A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Nec Corp I/oノード制御方式及び方法

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