JPH06348470A - アクセス管理方式 - Google Patents

アクセス管理方式

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JPH06348470A
JPH06348470A JP5138157A JP13815793A JPH06348470A JP H06348470 A JPH06348470 A JP H06348470A JP 5138157 A JP5138157 A JP 5138157A JP 13815793 A JP13815793 A JP 13815793A JP H06348470 A JPH06348470 A JP H06348470A
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JP
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JP5138157A
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English (en)
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Yasushi Yuasa
也寸志 湯浅
Kazuhiko Sakamoto
和彦 坂元
Kazuhiro Honma
一宏 本間
Shigeki Tate
茂樹 楯
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソフトウェア開発において、工程毎に作成す
る生産物の利用するべき、関連のある生産物へのアクセ
スを効率良くする。 【構成】 少なくとも一人のソフトウェア開発者を含む
ソフトウェア開発において、ソフトウェアの開発作業が
行われる複数のネットワークで接続された複数の計算機
の間で予め存在する、ソフトウェア生産物のアクセス権
限を各作業毎に自動的に変更するファイルシステムにお
いて、(a)ソフトウェア開発に携わる開発者の中で他
の開発者が作成した生産物のアクセス権限の変更を要求
するステップ、(b)要求された生産物を作成した生産
物所有者に要求内容を送付するステップ、(c)送付さ
れた要求内容から生産物所有者が要求を判定するステッ
プ、(d)判定内容に沿ったアクセス権限変更処理を生
産物所有者が実行するステップ、(e)実行内容をアク
セス権限変更要求を送付した開発者に通知するステップ
を有することにより達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクセス管理方式に関
し、特に情報処理システムで作成する生産物に割り当て
られているアクセス権限の変更における生産物のアクセ
ス管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ソフトウェア開発期間の短縮と急
速なソフトウェアの成長に対応するために、ソフトウェ
アの分散開発が始まっている。分散開発では、物理的に
離れた開発拠点にまたがるソフトウェア開発が極めて困
難である。特にソフトウェア開発に携わる開発者の作業
の進捗によって作業の進め方が大幅に変更する場合があ
る。特にソフトウェア開発は常に共同作業で行うため、
共同作業を行う開発者の中で一人でも作業が遅れている
ものがいれば、その遅れている作業に影響する開発者が
同じ開発グループ、または異なる開発グループの中にい
れば、該開発者は影響元となる生産物をアクセスするこ
とができない場合、作業を行うことができない、もしく
は予定通りに作業が進められない状況になる。また、1
つのグループが開発拠点間にまたがっている場合は更に
状況は複雑になる。
【0003】この問題を解決する方法として、生産物の
性質、そして生産物の開発状況に応じて、生産物に対す
る柔軟なアクセス権限を設定することができる方法があ
る。また、生産物所有者が生産物へのアクセス権を柔軟
にかつ一時的に変更できる方法がある。また、各生産物
についての作業状況に応じてアクセス権限を自動的に変
更する方法がある。
【0004】この作業を支援する従来技術として、以下
のものがある。第1の従来技術として、生産物の性質、
そして生産物の開発状況に応じて柔軟なアクセスを行な
うことが可能な技術があり、例えば「ファイルアクセス
管理装置」(特願平4−320549)に示されてい
る。
【0005】その他には、第2の従来技術として、生産
物所有者が各生産物のアクセス権を柔軟に、かつ一時的
に変更できることにより、生産物全体の統合的な作業及
び生産物の制御を効率的に行える技術があり、例えば
「アクセス権の一時的変更方法」(特願平4−3449
55)に示されている。
【0006】その他には、第3の従来技術として、各生
産物についての作業状況に応じてアクセス権限を自動的
に変更することにより、生産物の状態を管理できる技術
があり、例えば「データの状態遷移に対応可能な動的機
密保護機構」(特願平3−289757)に示されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来技術は、生
産物の性質、生産物の開発状況に応じ、生産物に対して
柔軟なアクセス権限を設定することが可能であることか
ら、協調し合いながらソフトウェアの開発作業を行うこ
とができる技術である。
【0008】第2の従来技術は、生産物所有者が各生産
物のアクセス権を柔軟に、かつ一時的に変更できること
により、生産物全体の統合的な作業及び生産物の制御を
効率的に行うことができる技術である。
【0009】第3の従来技術は、各生産物の作業状況に
応じてアクセス権限を自動的に変更できることから、生
産物の状態を常に管理できる技術である。
【0010】しかし、第1の従来技術は、ソフトウェア
の開発状況に応じて柔軟なアクセス権限が設定可能と明
細書には記載しているが、それを実現する方法が明細書
には記載されていない。同様に第2の従来技術は、生産
物毎に割り当てるアクセス権限は該生産物を作成する生
産物所有者が行うのではなく、システム管理者が行うこ
とから、情報の機密保護は守られ、かつ生産物所有者の
アクセス権限設定作業の負担がなくなるが、開発者が作
業上、他の開発者が作成した生産物の情報が必要となる
場合、該生産物のアクセス権限をシステム管理者が変更
しなければならなくなり、システム管理者に該作業の負
担がかかってしまった。同様に第3の従来技術は、予め
存在する機密保護情報で示すアクセス権限の内容から、
該生産物のアクセス権限を変更するが、それは生産物の
作業状態によって変更するだけで、開発者が作成する生
産物の関係についてはアクセス権限が変更することはな
かった。また生産物間の関連があっても、完成/未完成
の区別なく参照可能になってしまい、生産物を未完成の
まま参照することから、不良を作り込むおそれがあっ
た。よってこれらの従来技術では、協調し合いながらソ
フトウェア開発を行うことができなかった。
【0011】本発明の目的は、ソフトウェア開発におけ
る工程毎に作成する、生産物の利用するべき関連のある
生産物へのアクセスを効率良くすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ため、本発明のアクセス管理方式は、少なくとも一人の
ソフトウェア開発者を含むソフトウェア開発において、
ソフトウェアの開発作業が行われる複数のネットワーク
で接続された複数の計算機の間で予め存在する、ソフト
ウェア生産物のアクセス権限を各作業毎に自動的に変更
するファイルシステムにおいて、(a)ソフトウェア開
発に携わる開発者の中で、他の開発者が作成した生産物
のアクセス権限の変更を要求するステップ、(b)要求
された生産物を作成した生産物所有者に要求内容を送付
するステップ、(c)送付された要求内容から、生産物
所有者が該要求を判定するステップ、(d)判定内容に
沿ったアクセス権限変更処理を該生産物所有者が実行す
るステップ、(e)該実行内容を、アクセス権限変更要
求を送付した該開発者に通知するステップを有すること
を手段とする。
【0013】
【作用】本発明の目的を達成するため、少なくとも一人
のソフトウェア開発者を含むソフトウェア開発におい
て、ソフトウェアの開発作業が行われる複数のネットワ
ークで接続された複数の計算機の間で予め存在する、ソ
フトウェア生産物のアクセス権限を各作業毎に自動的に
変更するファイルシステムにおいて、ソフトウェア開発
に携わる開発者の中で、他の開発者が作成した生産物の
アクセス権限の変更を要求、要求された生産物を作成し
た生産物所有者に要求内容を送付、送付された要求内容
から生産物所有者が該要求を判定、判定内容に沿ったア
クセス権限変更処理を該生産物所有者が実行、そして該
実行内容を、アクセス権限変更要求を送付した該開発者
に通知することにより、生産物間に静的な関連があって
も、作成対象とならない生産物の関連を禁止することが
できるので、開発者の勝手なアクセスを禁止、作成過程
である生産物のアクセスを禁止することで不良の作り込
みを防止、そして作成過程である生産物であっても、生
産物所有者と利用者間で話し合いができるので柔軟な開
発ができる、といった効果を得ることができ、ひいては
協調し合いながらソフトウェア開発作業を行っていくこ
とにある。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明の実施例における処理手順を
示す図である。図2は本実施例のハードウェア環境を示
す図である。例えば、205は開発拠点内で複数の計算
機を接続する通信路を、206は開発拠点と開発拠点と
を接続する通信路を、201、202、203はソフト
ウェア開発を行う計算機を、204は計算機に接続され
た記憶装置をそれぞれ示している。ここで記憶装置20
4はソフトウェア開発で作成されるテストデータ、仕様
書、プログラム等の全ての情報を一元管理する。またネ
ットワークで接続された計算機の内部構成で、入力装置
207は利用者が実行する指示を入力するキーボード、
マウス等の装置を、CPU208はコンピュータの演算
装置や制御装置を、メモリ209は一時的にデータやプ
ログラム等を記憶する内部記憶装置を、出力装置210
はディスプレイやプリンタ等にCPU208で処理され
た情報を利用者に見える形で出力する装置を示してい
る。図3は図2で示す記憶装置204に格納されてい
る、本実施例の前提となる予め決められた開発計画と実
際の進捗状況に応じて、生産物へのアクセス権限を動的
に変更する開発計画情報の内容を示す図である。開発計
画情報の内容は、日時「93年1月29日」現在の開発
拠点「工場X」、開発グループ「GROUP−1」に属
する全ての開発者の情報を示す。例えば、301は93
年1月12日から93年1月18日の間に、開発拠点
「工場X」、開発グループ「GROUP−1」に属する
全ての開発者は、開発者毎に決められた生産物につい
て、モジュール設計を行わなければならないことを示し
ている。ここでは開発者A(302)は93年1月12
日から93年1月18日の間に、生産物「PRG−0」
303、「PRG−1」304、「PRG−2」305
についてモジュール設計を行なわなければならないこと
を示し、日時「93年1月29日」現在、「PRG−
0」303、「PRG−1」304、「PRG−2」3
05のモジュール設計は終了していることを示している
(306)。307も同様であるが、93年1月19日
から93年1月28日の間では、前工程で作成した生産
物(93年1月12日から93年1月18日の間に作成
した生産物)へのアクセス権限は同じ開発グループに属
する開発者のみ、自動的に参照可となるものとする。但
し、完成していない生産物については、不良な情報を参
照、そしてその情報を基に生産物を作成してしまうおそ
れがあるため、該生産物については参照できないものと
する。また現在の工程で作成している生産物を他の開発
者が参照しようとしても、参照不可となるものとする。
また現在の工程で作成している生産物を生産物Aと、そ
して生産物Aと作業上関連のある、前の工程で作成した
生産物を生産物Bとした場合、生産物Bが完成していて
生産物Aが未完成であることはあっても、生産物Bが未
完成で生産物Aが完成していることはありえないものと
する。
【0015】以下、本実施例のアクセス管理方式を、図
1に従って説明する。「計算機利用者名、パスワード入
力」(ステップ101)は、ソフトウェア開発に携わる
開発者が計算機を利用する際の利用者名とパスワードを
入力する。その際、入力した計算機利用者名である開発
者の名称をメモリ内に記憶する。図4は図2で示す計算
機201に表示している初期画面401で開発者Aが、
そして図2で示す計算機202に表示している初期画面
402で開発者Bが計算機を利用するため、計算機利用
者名とパスワードを入力した例を示す。それぞれ計算機
内のメモリに開発者名A、開発者名Bを記憶する。
【0016】要求(ステップ102)は、ステップ10
1で計算機利用者名とパスワードを入力した開発者が該
計算機上で生産物を要求する。図4で示す403は開発
者Aが計算機上で要求を出した画面の例、そして404
は開発者Bが計算機上で要求を出した画面の例をそれぞ
れ示す。例えば、開発者Aが要求した405は要求内容
を表し、ここでは生産物「PRG−MAIN」の内容を
現在使用している計算機上で参照したいことを示してい
る。同様に開発者Bが要求した406も生産物「PRG
−MAIN」の内容を現在使用している計算機上で参照
したいことを示している。
【0017】ステップ103はステップ101でメモリ
内に記憶した開発者の名前をメモリ内から抽出し、ステ
ップ102で要求した開発者が実際に作成する生産物の
中に、生産物と関連する生産物があるか検索する。ここ
で関連がない場合は、関連のない生産物について要求す
ることから、ステップ102で要求した内容は却下され
る。図5は図2で示す記憶装置204に格納されてい
る、ソフトウェア開発を行う前に予め定義した生産物関
連情報の内容を示す図である。例えば、501の内容は
開発拠点「工場X」、開発グループ「GROUP−1」
に所属する開発者Aが作成する生産物間の関連、ここで
は生産物「PRG−5」、「PRG−6」は、同じ開発
拠点、開発グループに属する開発者Cが作成する生産物
「PRG−MAIN」と関連があることを示している。
同様に502は開発者Bが作成する生産物「PRG−3
−2」は、開発者Cが作成する生産物「PRG−MAI
N」と関連があることを示している。
【0018】ステップ104は、ステップ102で要求
した開発者が実際に作成する生産物の中に、要求した生
産物と関連する生産物がある場合に、関連する生産物と
ステップ102で要求した生産物両方が未完成かを生産
物関連情報の中から検索する。ここで生産物両方の中
で、どちらか一方が完成している場合、もしくは両方の
生産物が完成している場合は、ステップ102で要求し
た内容を現在使用している計算機上で行うことができる
(ステップ109)。図3で示す工程別アクセス権限情
報の内容から、開発者A、B、Cの作成する生産物「P
RG−5」、「PRG−6」、「PRG−3−2」が完
成しているかを検索すると、308、309、310、
311の内容から、生産物「PRG−5」、「PRG−
6」、「PRG−3−2」、「PRG−MAIN」は未
完成であることが分かる。
【0019】ステップ105は、ステップ104で生産
物関連情報を検索した結果、生産物両方が未完成の場
合、ステップ102で要求した開発者が生産物につい
て、要求した内容が実際に行うことができるかを開発者
毎に用意されているアクセス権限情報の中から検索す
る。検索した結果、要求した内容が実際に行うことがで
きる場合、ステップ102で要求した内容を現在使用し
ている計算機上で行うことができる(ステップ10
9)。図6に日時「93年1月29日」現在での開発者
Aがアクセスできる生産物の一覧を表すアクセス権限情
報を、図7に日時「93年1月29日」現在での開発者
Bがアクセスできる生産物の一覧を表すアクセス権限情
報をそれぞれ示す。例えば、図6で示す601は開発者
Bが作成した生産物「PRG−3−7」602を開発者
Aは参照できることを表している(603)。ここで、
ステップ102で要求した生産物「PRG−MAIN」
は604中にないことが分かる。図6と同様に図7で示
す701は開発者Aが作成した生産物「PRG−0」7
02を開発者Aは参照できることを表している(70
3)。ここでもステップ102で要求した生産物「PR
G−MAIN」は704の中にないことが分かる。
【0020】ステップ106は、ステップ105で検索
した結果、要求した内容が実際に行うことができない場
合、ステップ102の要求した生産物を作成した開発者
を生産物関連情報の中から検索する。図5で示す生産物
関連情報の内容から、ステップ102で開発者A、Bが
要求した生産物「PRG−MAIN」は開発者Cが作成
する生産物であることがわかる。
【0021】次に生産物関連情報を検索した結果、ステ
ップ102で要求した生産物を作成した開発者に、要求
した内容を送付する(ステップ107)。図8は開発者
A、Bが要求した内容を開発者Cに送付した要求内容を
それぞれ示す。例えば、図8で示す801は開発者Aが
開発者Cに送付した要求内容を、802は開発者Bが開
発者Cに送付した要求内容をそれぞれ表す。801の中
で、「要求拒否」803、「一部参照」804、「参
照」805は開発者Cが判定する処理である。ここで
「要求拒否」803は要求してきた処理を拒否する、例
えば要求した生産物が実際には未完成の場合に、生産物
の未完成の情報を基に生産物を作成することが考えられ
るためである。「一部参照」804は指定された生産物
の情報の中で、要求した開発者に必要な情報だけを要求
先である開発者が指定、そして指定した情報を要求した
開発者に送付することである。これも未完成の情報を基
に生産物を作成することが考えられるためである。「参
照」805は処理を要求した開発者に要求した生産物の
情報全てを送付することである。
【0022】要求先である開発者は送付された要求内容
から処理を判定する(ステップ108)。ここで要求の
対象となる生産物について、要求を出した開発者に参照
を許可するか開発者が判定する(ステップ110)。参
照を許可しない場合は、ステップ102で出した要求は
却下される。参照を許可した場合、次に参照の程度を開
発者が判定する(ステップ111)。ここで要求を出し
た開発者が生産物の中で必要な情報だけを送付したい場
合は、生産物を複写(ステップ114)、複写した生産
物の内容の中で要求を出した開発者に必要な箇所だけを
編集(ステップ115)、そして編集した生産物を要求
を出した開発者に送付する(ステップ116)。開発者
が生産物全体を参照許可する場合は、開発者は生産物を
複写し(ステップ112)、要求を出した開発者に複写
したファイルを送付する(ステップ113)。
【0023】次に生産物を送付した、しないにかかわら
ず、ステップ102で要求の対象となる生産物を作成し
た開発者は、ステップ102で要求を出した開発者に実
行結果を通知する(ステップ117)。そして情報の機
密保護を守るため、開発者はシステム管理者に、要求内
容及び要求先である開発者の判定等の内容を電子化され
た文書で送付する(ステップ118)。図9は要求を出
した開発者に開発者が送付した実行結果を含む電子化さ
れた文書の内容を示す図である。図10は、開発者がシ
ステム管理者に送付した電子化された文書の内容を示す
図である。例えば、図9で示す901は開発者Cが開発
者Aに、902は開発者Cが開発者Bに送付した実行内
容を含む文書内容をそれぞれ示す。ここで開発者Cは開
発者Aに対して、要求した生産物の一部参照の処理を行
なったことを示している。902も同様に、開発者Cは
開発者Bに対して、要求した生産物の参照の処理を行な
ったことを示している。
【0024】本実施例は、各開発者が作成する生産物間
で、未完成の生産物を作成した開発者の了解を取りなが
ら情報交換が行なえることから、協調しあいながらソフ
トウェア開発作業を行うことが可能である。
【0025】図11は第2の実施例における処理手順を
示す図である。本実施例のステップ1101、ステップ
1102、そしてステップ1103以外は、第1の実施
例における処理手順と同じである。ステップ1101
は、ステップ102で要求した生産物を作成した開発者
が、要求に対して判定できない場合、システム管理者に
要求内容を送付する(ステップ1101)。ここでシス
テム管理者は開発者が送付した要求内容から、処理を判
定し、要求内容に対する指示を文書化された文書で開発
者に送付する(ステップ1103)。送付された文書の
指示に従った処理を開発者が行う。
【0026】本実施例は、各開発者が作成する生産物間
で、作業が遅れている生産物を作成した開発者の了解を
取りながら情報交換が行なえ、かつ開発者が自分で判断
できない場合はシステム管理者を仲介することにより、
情報の機密性が増すことから、協調しあいながらソフト
ウェア開発作業を行うことが可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明の目的を達成するため、少なくと
も一人のソフトウェア開発者を含むソフトウェア開発に
おいて、ソフトウェアの開発作業が行われる複数のネッ
トワークで接続された複数の計算機の間で予め存在す
る、ソフトウェア生産物のアクセス権限を各作業毎に自
動的に変更するファイルシステムにおいて、ソフトウェ
ア開発に携わる開発者の中で、他の開発者が作成した生
産物のアクセス権限の変更を要求、要求された生産物を
作成した生産物所有者に要求内容を送付、送付された要
求内容から生産物所有者が該要求を判定、判定内容に沿
ったアクセス権限変更処理を該生産物所有者が実行、そ
して該実行内容を、アクセス権限変更要求を送付した該
開発者に通知することにより、(1)生産物間に静的な
関連があっても、作成対象とならない生産物の関連を禁
止することができるので、開発者の勝手なアクセスを禁
止できる、(2)作成過程である生産物のアクセスを禁
止することで不良の作り込みを防止、(3)作成過程で
ある生産物であっても、生産物所有者と利用者間で話し
合いができるので柔軟な開発ができる、といった効果を
得ることができ、ひいては協調し合いながらソフトウェ
ア開発作業を行っていくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の処理手順を示す図。
【図2】本実施例のハードウェア構成を示す図。
【図3】工程別アクセス権限情報の内容を示す図。
【図4】開発者A、Bが計算機を利用するため、計算機
利用者名とパスワードを入力した例を示す図。
【図5】ソフトウェア開発を行う前に予め定義した生産
物関連情報の内容を示す図。
【図6】日時「93年1月29日」現在での開発者Aが
アクセスできる生産物の一覧を表すアクセス権限情報の
内容を示す図。
【図7】日時「93年1月29日」現在での開発者Bが
アクセスできる生産物の一覧を表すアクセス権限情報の
内容を示す図。
【図8】開発者A、Bが要求した内容を開発者Cに送付
した要求内容を示す図。
【図9】開発者Cが開発者A、Bに送付した電子化され
た文書の内容を示す図。
【図10】開発者Cがシステム管理者に送付した電子化
された文書の内容を示す図。
【図11】第2の実施例の処理手順を示す図。
【符号の説明】 101…計算機利用者名、パスワード入力、102…要
求、207…入力装置、208…CPU、209…メモ
リ、210…出力装置、602…PRG−3−7、60
3…参照、702…PRG−2、703…参照、803
…要求拒否、804…一部参照、805…参照。
フロントページの続き (72)発明者 坂元 和彦 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 本間 一宏 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム内 (72)発明者 楯 茂樹 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一人のソフトウェア開発者を含
    むソフトウェア開発において、ソフトウェアの開発作業
    が行われる複数のネットワークで接続された複数の計算
    機の間で予め存在する、ソフトウェア生産物のアクセス
    権限を各作業毎に自動的に変更するファイルシステムに
    おいて、(a)ソフトウェア開発に携わる開発者の中で
    他の開発者が作成した生産物のアクセス権限の変更を要
    求するステップ、(b)要求された生産物を作成した生
    産物所有者に要求内容を送付するステップ、(c)送付
    された要求内容から生産物所有者が該要求を判定するス
    テップ、(d)判定内容に沿ったアクセス権限変更処理
    を該生産物所有者が実行するステップ、(e)該実行内
    容をアクセス権限変更要求を送付した該開発者に通知す
    るステップを有することを特徴とするアクセス管理方
    式。
  2. 【請求項2】請求項1記載のアクセス管理方式におい
    て、(f)開発者間で行われた要求内容及び実行内容を
    システム管理者に送付するステップを有することを特徴
    とするファイルアクセス管理方式。
  3. 【請求項3】請求項1、2記載のアクセス管理方式にお
    いて、アクセス権限変更要求の対象となる生産物を作成
    した生産物所有者に要求内容を送付した際、アクセス権
    限変更要求の対象となる生産物について、該生産物所有
    者が、送付された要求を判定不可能な場合、(b)’該
    要求内容をシステム管理者、もしくは該開発者と同じ開
    発グループの者に送付するステップ、(c)’送付され
    た要求内容から、システム管理者、もしくは該開発者と
    同じ開発グループの者が該要求を判定するステップ、
    (d)’判定内容を該生産物所有者に指示するステッ
    プ、(e)指示された処理を該生産物所有者が行うステ
    ップを有することを特徴とするアクセス管理方式。
JP5138157A 1993-06-10 1993-06-10 アクセス管理方式 Withdrawn JPH06348470A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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