JPH11305998A - 計算機システム - Google Patents

計算機システム

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Publication number
JPH11305998A
JPH11305998A JP10106436A JP10643698A JPH11305998A JP H11305998 A JPH11305998 A JP H11305998A JP 10106436 A JP10106436 A JP 10106436A JP 10643698 A JP10643698 A JP 10643698A JP H11305998 A JPH11305998 A JP H11305998A
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JP
Japan
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job
computer
identifier
item
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Application number
JP10106436A
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English (en)
Inventor
Masaaki Hosouchi
昌明 細内
Seiichiro Yoshioka
正壱郎 吉岡
Tadashi Yamagishi
正 山岸
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ジョブ制御言語についての知識を必要とするこ
となしに汎用計算機を利用できるようにする。 【解決手段】予めジョブの種類毎にジョブの実行手順を
記述したテンプレートファイル204を用意する。実行
手順のうち、ユーザ毎にカスタマイズされるべき部分に
は識別名を付しておく。クライアント計算機100は、
ユーザが実行したいジョブの種類のテンプレートファイ
ル内の識別名をユーザに提示する。ユーザから各識別名
に対する置換内容の入力が行われると、サーバ計算機2
00は、テンプレートに含まれる識別名が付された部分
を、入力された置換内容で置換したスクリプトファイル
を完成し、ジョブを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジョブにおいて行
う処理の処理手順を記述したスクリプトファイルを生成
する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、汎用計算機では、ジョブと呼
ばれる仕事の単位毎に処理を行う。ジョブにおいて行う
処理の処理手順は、所定のジョブ制御言語に従って記述
されたジョブ制御文の集合であるスクリプトファイルに
よって定義され、このスクリプトファイルをジョブとし
て汎用計算機のジョブ入出力サブシステムに入力するこ
とによって、ジョブは汎用計算機に投入される。ここ
で、このようなスクリプトファイルに含められるジョブ
制御文としては、ジョブにおいて実行するプログラムの
名称や、ジョブを実行するときに必要な入出力資源等を
規定するジョブ制御文などがある。
【0003】さて、ジョブ入出力サブシステムに入力さ
れたジョブは、ジョブ制御文の文法がチェックされ、ジ
ョブを一意に識別するためのジョブ番号が割り当てら
れ、実行待ちキューに登録される。その後、汎用計算機
のジョブスケジューラによって、実行待ちキューからジ
ョブが取り出され、ジョブ制御文に従ったジョブの処理
が実行される。そして、通常、ジョブの実行結果は、ス
プールと呼ばれる磁気ディスクなどの領域に出力され
る。
【0004】また、一般的に、ジョブの投入やジョブの
実行状態の確認、ジョブの実行結果の取り出しまたは削
除などのジョブ関連の操作は、ユーザが汎用計算機に接
続した端末に投入した依頼に従ってジョブ入出力サブシ
ステムが行う。このユーザが投入する依頼はスーパバイ
ザコールと呼ばれるコマンドの形態をとり、このコマン
ドでは対象となるジョブのジョブ名称とジョブ番号を入
力オペランドに指定する。
【0005】一方、このようなユーザによるジョブ関連
の操作を容易化するための技術として、(株)日立製作
所製の汎用計算機用オペレーティングシステムに付随す
るプログラムプロダクトVOS3(資料番号6190-3-365-1
0)の技術が知られてる。
【0006】この技術では、ユーザが、コマンドを入力
することなしに、汎用計算機に接続された他の計算機の
グラフィカルユーザインタフェース上で各種ジョブ関連
の操作を行うことを可能としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、汎用計
算機にジョブを実行させるためには、汎用計算機がサポ
ートするジョブ制御言語に従ってジョブ制御文を記述し
たスクリプトファイルを作成する必要がある。このた
め、従来は、ジョブ制御言語やジョブの操作方法につい
ての知識のない人は、汎用計算機を利用することができ
なかった。
【0008】そこで、本発明は、ジョブ制御言語やジョ
ブの操作方法についての知識をほとんど必要とすること
なしに、容易に、汎用計算機にジョブを実行させること
のできる計算機システムを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題達成のために、
本発明は、たとえば、ジョブの実行手順を記述したスク
リプトファイルに従ってジョブを実行する計算機を含む
計算機システムであって、特定のジョブの種類に対応し
て設けられたテンプレートファイルであって、対応する
ジョブの種類についてのジョブの実行手順の記述のう
ち、当該ジョブの種類について共通な記述の部分である
共通記述部分と、個々のジョブ毎に固有な記述の部分を
組み入れる前記共通記述部分内の位置を示す識別子とを
含んだテンプレートファイルを記憶する手段と、前記テ
ンプレートファイルに含まれる各識別子に対応する項目
の入力を受け付ける手段と、受け付けた各項目を、当該
項目に対応する識別子が示す前記共通記述部分内の位置
に組み入れたスクリプトファイルを生成する手段とを有
し、前記計算機は、生成されたスクリプトファイルに従
ってジョブを実行することを特徴とする計算機システム
を提供する。
【0010】このような計算機システムによれば、ユー
ザは、各識別子に対応する項目を指定するだけで良いの
で、ジョブ制御言語やジョブ操作についての知識をほと
んど必要とすることなしにサーバ計算機にジョブを実行
させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る計算機システ
ムの一実施形態について説明する。
【0012】図1に、本実施形態に係る計算機システム
のハードウェア構成を示す。
【0013】図中、100はユーザが使用するクライア
ント計算機、200はジョブを実行するサーバ計算機で
ある。クライアント計算機100とサーバ計算機200
とは、LAN(Loval area Network)や回線、無線などのネ
ットワーク001で結ばれている。
【0014】クライアント計算機100は、中央処理装
置や主記憶などを備えた一般的な計算機の構成を有して
いる。また、クライアント計算機100には、キーボー
ドやマウスやボタンなどの入力装置102と、CRTや液
晶パネルなどの出力装置103と、磁気ディスク装置1
04等を備える。
【0015】同様に、サーバ計算機200も、中央処理
装置や主記憶などを備えた一般的な計算機の構成を有し
ている。また、サーバ計算機200も、磁気ディスク装
置202を備える。
【0016】さて、クライアント計算機100の中央処
理装置は、クライアント側処理プログラム101を主記
憶にロードし実行する。クライアント側処理プログラム
101は、あらかじめ磁気ディスク装置104に記憶し
ておいてもよいし、ネットワーク001経由でサーバ計
算機200などの他の計算機から転送するようにしても
よい。また、クライアント計算機100の磁気ディスク
装置104には、置き換え項目105を記憶しておく。
【0017】一方、サーバ計算機200の中央処理装置
は、サーバ側処理プログラム201を主記憶にロードし
実行する。また、サーバ計算機200の磁気ディスク装
置202には、選択候補ジョブリスト203、テンプレ
ートファイル群204、ジョブの実行結果205などを
格納する。また、サーバ計算機200上には先に前述し
たジョブ入出力サブシステム240や図示を省略したジ
ョブスケジューラが形成される。
【0018】なお、クライアント側処理プログラム10
1や、サーバ側処理プログラムは、それぞれ、磁気テー
プやCD-ROMなどのリムーバルな記憶媒体を介して、クラ
イアント計算機100やサーバ計算機200に供給する
ようにしてもよい。この場合は、クライアント計算機1
00やサーバ計算機200が利用可能なリムーバルな記
憶媒体のドライブ装置を、当該装置もしくはネットワー
ク上に設け、これより各プログラムを主記憶に直接読み
込むか、一旦、磁気ディスク装置104、204などの
当該装置のローカルな外部記憶装置に記憶した後、主記
憶に読み込むようにする。
【0019】次に、図2に、本実施形態に係る計算機シ
ステムの機能構成を示す。
【0020】クライアント側処理プログラム101の実
行によってクライアント計算機100上に具現化される
プロセスは、ジョブ選択処理110、テンプレートファ
イル解析処理120、ジョブ実行結果表示処理130で
形成される。
【0021】また、サーバ側処理プログラム201の実
行によってサーバ計算機200上に具現化されるプロセ
スは、ジョブ選択候補出力処理210、テンプレートフ
ァイル読込転送処理220、スクリプトファイル作成実
行処理230で形成される。
【0022】以下、各処理の詳細について説明する。
【0023】まず、ジョブ選択候補出力処理210の詳
細について説明する。
【0024】図3に、サーバ計算機200上のジョブ選
択候補出力処理210の手順を示す。
【0025】ジョブ選択候補出力処理210では、ま
ず、選択候補ジョブリスト203に登録されているジョ
ブ識別子を読み込み(211)、ジョブ選択処理110
からジョブ識別子のリストの要求があれば(212)、
読み込んだジョブ識別子のリストをジョブ選択処理11
0に転送する(213)。
【0026】ここで、図4に、選択候補ジョブリスト2
03の内容を示す。
【0027】図示するように、選択候補ジョブリスト2
03の各エントリには、JOB1などのジョブ識別子とUSER
ID.JCL.CNTL(JOB1)などの、そのジョブのテンプレート
ファイルのファイル名などが登録されている。
【0028】次に、クライアント計算機100上のジョ
ブ選択処理110の詳細について説明する。
【0029】図5にジョブ選択処理110の手順を示
す。
【0030】図示するように、ジョブ選択処理110で
は、ユーザによってクライアント側処理プログラム10
1が起動されると、ジョブ選択候補出力処理210に、
ジョブ識別子のリストを要求し(111)、ジョブ識別
子のリストが到着するまで待つ(112)。次に、到着
したジョブ識別子のリストを出力装置103に表示し、
ユーザに選択を促す(113)。
【0031】ここで、このジョブ識別子のリストの表示
は、たとえば図6に示すジョブ選択ウインドウを用いて
行う。ユーザの選択は、マウスなどの入力装置102に
よる、ジョブ識別子のリスト中の一つのジョブ識別子の
指定によって受け付ける。ただし、キーボードなどの入
力装置102からのジョブ識別子を入力などによって、
ユーザの選択を受け付けるようにしてもよい。
【0032】次に、クライアント装置上のテンプレート
ファイル解析処理120について説明する。
【0033】図7に、テンプレートファイル解析処理1
20の手順を示す。
【0034】テンプレートファイル解析処理120で
は、ジョブ選択処理110にて選択されたジョブ識別子
と共にテンプレートファイル要求をテンプレートファイ
ル読込転送処理220に転送し(121)、これに対す
る応答としてテンプレートファイル読込転送処理220
から送られたテンプレートファイルを受信する(12
2)。
【0035】ここで、図8にテンプレートファイルの一
例を示す。
【0036】図中の各行がジョブ制御文である。
【0037】また、ジョブ制御文中の”と”とで囲まれ
た範囲が置換要素である。
【0038】置換要素中の”は置換要素を弁別するため
の識別記号である。なお、”は、通常のジョブ制御文内
で使用されないキャラクタである。識別記号は、通常の
ジョブ制御文内で使用されないキャラクタであれば、”
以外の他のキャラクタもしくはキャラクタ列でもよい。
【0039】次に、置換要素中の前方の識別記号”に続
く文字列は、個々の置換要素を識別するための置換識別
子である。置換識別子としては、テンプレートファイル
内で他の置換要素内の置換識別子と重複しない名称を設
定する。なお、置換要素中に( が含まれる場合は、
( の前の文字までが置換識別子となる。
【0040】そして、置換要素内の( )内の文字列は、
置換要素を置換する文字列のデフォルト値を示す。たと
えば、置換要素”PARM(DEFAULT)”の( )内の文字列DEF
AULTは、置換要素PARM(DEFAULT)を置換する文字列のデ
フォルト値を示す。
【0041】また、置換要素の( )内の文字|は、置換
要素を置き換える選択肢として複数の文字列がデフォル
ト値として用意されていることを示す。この場合は、
( )の内の|で区切られた各文字列が、選択肢となる。
たとえば、”ABENDDSN(SY=A|*)”中の、SY=A|*は、SY
=A(スプールA)と*(表示画面)が、”ABENDDSN(SY=A
|*)”を置換する文字列の選択肢となる。
【0042】さて、図7に戻り、テンプレートファイル
解析処理120は、このようなテンプレートファイルを
受信すると、受信したテンプレートファイル内の置換要
素を検索する(123)図8の場合は、識別記号””を
検索し、””内の置換識別子やデフォルト値を識別す
る。
【0043】次に、識別した置換識別子と、当該置換識
別子を含む置換要素を置換する内容である置換項目を入
力するための入力フィールドとを出力装置103に表示
しユーザに入力装置102から置換項目を入力するよう
要求する(124)。
【0044】この表示は、たとえば、図9に示すウイン
ドウを用いて行う。
【0045】このウインドウでは、図8のテンプレート
ファイルから検索したJOBNAME,PARM,SYSINDSN,ABENDDSN
の置換識別子と、各置換識別子に対応する入力フィール
ドを表示する。この際には、デフォルト値が設定されて
いる置換要素については、入力フィールド内にデフォル
ト値を表示する。デフォルト値として、複数の選択肢が
設定されている場合には、入力フィールド内に、プルダ
ウン形式で各選択肢を表示する。
【0046】そして、各入力フィールドへのユーザの入
力、もしくは、ボックス上でプルダウン形式による選択
肢からの選択によって、各置換識別子に対する置換項目
を受け付ける。
【0047】なお、このステップ124では、図9のウ
インドウを用いてユーザからの入力や選択を受け付ける
代わりに、磁気ディスク装置内の置換項目ファイル10
5から、識別した置換識別子に対する置換項目を読み込
んでもよい。
【0048】この場合には、置換項目ファイル105に
は、予め、図10に示すように、各置換識別子とその置
換識別子に対する置換項目を記述しておく。
【0049】最後に、テンプレートファイル解析処理1
20は、ユーザから入力された、もしくは、置き換え項
目ファイル105から読み込んだ、各置換識別子に対す
る置換項目を、ジョブ識別子とともに、スクリプト作成
実行処理230に転送し、ジョブの実行を要求する(1
25)。
【0050】次に、サーバ計算機200上のテンプレー
トファイル読込転送処理220について説明する。
【0051】図11に、テンプレートファイル読込転送
処理220の手順を示す。
【0052】図示するように、テンプレートファイル読
込転送処理220では、テンプレートファイル解析処理
120からジョブ識別子を含むテンプレートファイル要
求が転送されると(221)、転送されたジョブ識別子
に対応したテンプレートファイルの名称を選択候補ジョ
ブリスト203から探し(222)、その名称のテンプ
レートファイルをテンプレートファイル群204から読
み込み(223)、テンプレートファイル解析処理12
0に転送する(224)。
【0053】次に、サーバ計算機200上のスクリプト
作成実行処理230について説明する。
【0054】図12に、スクリプト作成実行処理230
の手順を示す。
【0055】図示するように、スクリプト作成実行処理
230は、まず、テンプレートファイル解析処理120
からジョブの実行の要求があるまで待ち、ジョブ識別子
と各置換識別子に対する置換項目を受信すると(23
1)、ジョブのクラスのインスタンスを作成する(23
2)。ここで、ジョブをオブジェクトとして扱わなけれ
ば、ステップ232はなくてもよい。次に、ジョブ識別
子に対応したテンプレートファイル名を選択候補ジョブ
リスト203から探し(233)、その名称のテンプレ
ートファイルを読み込み、テンプレートファイル中の置
換要素を抽出し(234)、各置換要素を、テンプレー
トファイル解析処理120から転送された、各置換要素
に含まれる置換識別子に対する置換項目で置き換え、ス
クリプトファイルを完成させる(235)。
【0056】そして、完成したスクリプトファイルをジ
ョブ入出力サブシステムに投入し(236)、ジョブ入
出力サブシステムからの実行完了通知を待って(23
7)、ジョブ実行結果を取り出し、ジョブ実行結果表示
処理130に転送する(238)。
【0057】ここで、図13に、完成したスクリプトフ
ァイルの例を示す。
【0058】図示するように、このスクリプトファイル
はテンプレートファイルの各置換要素が置換項目で置き
換えられたものとなっている。なお、置換識別子SYSIND
SNの置換要素のようにデフォルト値のない置換要素であ
って、置換項目が指定されなかったものは、DUMMYなど
の固定値に置き換えるようにする。また、置換項目が*
のように出力装置103に表示することを指定するも
のは、一度スプールへの出力を指定するSY=Aに置換す
る、そして、スクリプト作成実行処理230において、
ジョブ実行完了後スプールから内容をとり出し、ジョブ
実行結果表示処理130に送り出力装置103に表示さ
せる処理を行うようにする。
【0059】さて、このようなスクリプト作成実行処理
230は、図14に示すオブジェクト指向プログラムで
実現することができる。
【0060】図14のプログラムでは、まず、j = new
job(”ジョブ識別子”);にて、ジョブのクラスのインス
タンスを作成を指示する。そして、インスタンスjに対
して各メソドを実行することで、スクリプトファイルを
完成してジョブを投入し、実行完了を待って実行結果を
読み込む。すなわち、j.replace(置換識別子,置換項
目);で、テンプレートファイル内の置換識別子を置換項
目で置換し、j.exec( );にてジョブをジョブ入出力サ
ブシステムに投入することを指示し、j.wait( )にて実
行完了待ちを指示し、j.read(buf,”SYSPRINT”);にてb
ufバッファにSYSPRINTに出力された実行結果を読む込ん
でいる。
【0061】次に、クライアント計算機上のジョブ実行
結果表示処理130について説明する、図15にジョブ
実行結果表示処理130の手順を示す。
【0062】図示するように、ジョブ実行結果表示処理
130では、スクリプト作成実行処理230からジョブ
実行結果が転送されるのを待ち(131)、転送された
ならば(132)、これを出力装置103に表示する。
【0063】以上、本発明に係る計算機システムの一実
施形態について説明した。
【0064】このような計算機システムは、ユーザは、
ジョブ識別子と置換項目を指定するだけで良いので、ジ
ョブ制御言語やジョブ操作についての知識をほとんど必
要とすることなしにサーバ計算機にジョブを実行させる
ことができる。
【0065】なお、以上の実施形態は、以下のように変
更してもよい。
【0066】すなわち、ユーザが実行したいジョブのジ
ョブ識別子を他の経路より入手し指定できる場合は、ジ
ョブ選択処理110において、直接ジョブ識別子の入力
を受け付けるようにし、ジョブ選択候補出力処理210
を省略するようにしてよい。また、テンプレートが用意
されているジョブがひとつの場合は、常にこのジョブの
ジョブ識別子が選択されたものとして処理することによ
り、ジョブ選択処理110およびジョブ選択候補出力処
理210を省略することができる。また、選択候補ジョ
ブリスト203をクライアント計算機100の磁気ディ
スク装置104に予め格納しておく場合には、この格納
しておいた選択候補ジョブリスト203を、ジョブ選択
処理110において用いることによりジョブ選択候補出
力処理210を省略することができる。また、テンプレ
ートファイル204を、クライアント計算機100の磁
気ディスク装置104に予め格納しておく場合には、こ
の格納しておいたテンプレートファイル204を、テン
プレートファイル解析処理120において用いることに
よりテンプレート読み込み転送処理220を省略するこ
とができる。
【0067】また、以上の実施形態は、以下のように変
更してもよい。
【0068】すなわち、テンプレートファイル読み込み
転送処理220において、テンプレートファイル内から
置換識別子とディフォルト値を抽出し、テンプレートフ
ァイルに代えて抽出した置換識別子とディフォルト値を
送るようにすることにより、テンプレートファイル解析
処理120における置換識別子とディフォルト値を抽出
する処理を省略するようにしてもよい。
【0069】また、以上の実施形態は、以下のように変
更してもよい。すなわち、テンプレートファイル解析処
理120から、各置換識別子に対する置換項目とジョブ
識別子に代えて完成したスクリプトファイルを転送する
ようにしてもよい。ただし、この場合は、置換項目でテ
ンプレートファイルの置換識要素を置換してスクリプト
ファイルを完成させる処理は、スクリプト作成実行処理
230に代えて、テンプレートファイル解析処理120
で行うようにする。
【0070】また、以上の実施形態は、以下のように変
更してもよい。
【0071】ユーザが図6や図9のウインドウ上で、ジ
ョブ識別子や置換項目を入力するのではなく、クライア
ント計算機100上で直接図4に示したプログラムをユ
ーザが作成し、これをサーバ計算機200転送し実行さ
せるようにしてもよい。この場合には、ジョブ選択処理
110やテンプレート解析処理120におけるジョブ識
別子の入力や置換項目の入力は行わず、スクリプト作成
実行処理230は、クライアント計算機100から送ら
れたユーザ作成のプログラムを実行するようにする。
【0072】このようにした場合でも、各ジョブをジョ
ブクラスのインスタンスとして扱っているので、ユーザ
は、ジョブ制御言語についての知識がなくても、簡単に
オブジェクト指向言語でジョブに対する処理を記述する
ことができる。
【0073】また、以上の実施形態では、スクリプトフ
ァイルは、ジョブ制御言語で記述されたファイルである
としたが、これは、サーバ計算機200が理解できるも
のであれば、スクリプトファイルは、他のスクリプト言
語によって記述されたファイルであってよい。
【0074】また、以上の実施形態におけるクライアン
ト計算機100は、ICカードのような形態のものでもか
まわない。
【0075】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、ジョブ制御言語やジョブの操作方法についての知識
をほとんど必要とすることなしに、容易に、汎用計算機
にジョブを実行させることのできる計算機システムを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る計算機システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る計算機システムが行う
処理の関係を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態に係るジョブ選択候補出力処
理の手順を示したフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態に係る選択候補ジョブリスト
の記述例を示した図である。
【図5】本発明の実施形態に係るジョブ選択処理の手順
を示したフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態に係るジョブ選択用のウイン
ドウを示した図である。
【図7】本発明の実施形態に係るテンプレートファイル
読込転送処理の手順を示したフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態に係るテンプレートファイル
の記述例を示した図である。
【図9】本発明の実施形態に係る置換項目入力用のウイ
ンドウを示した図である。
【図10】本発明の実施形態に係る置換項目ファイルの
記述例を示した図である。
【図11】本発明の実施形態に係るテンプレートファイ
ル解析処理の手順を示したフローチャートである。
【図12】本発明の実施形態に係るスクリプト作成実行
処理の手順を示したフローチャートである。
【図13】本発明の実施形態に係る完成されたスクリプ
トファイルの例を示した図である。
【図14】本発明の実施形態に係るスクリプト作成実行
処理のソースプログラムの記述例を示した図である。
【図15】本発明の実施形態に係るジョブ実行結果表示
処理の手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
001:ネットワーク、100:クライアント計算機、
101:クライアント側処理プログラム、102:入力
装置、103:出力装置、104:磁気ディスク装置、
200:サーバ計算機、201:サーバ側処理プログラ
ム、202:磁気ディスク装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジョブの実行手順を記述したスクリプトフ
    ァイルに従ってジョブを実行する計算機を含む計算機シ
    ステムであって、 特定のジョブの種類に対応して設けられたテンプレート
    ファイルであって、対応するジョブの種類についてのジ
    ョブの実行手順の記述のうち、当該ジョブの種類につい
    て共通な記述の部分である共通記述部分と、個々のジョ
    ブ毎に固有な記述の部分を組み入れる前記共通記述部分
    内の位置を示す識別子とを含んだテンプレートファイル
    を記憶する手段と、 前記テンプレートファイルに含まれる各識別子に対応す
    る項目の入力を受け付ける手段と、 受け付けた各項目を、当該項目に対応する識別子が示す
    前記共通記述部分内の位置に組み入れたスクリプトファ
    イルを生成する手段とを有し、 前記計算機は、生成されたスクリプトファイルに従って
    ジョブを実行することを特徴とする計算機システム。
  2. 【請求項2】ジョブの実行手順を記述したスクリプトフ
    ァイルに従ってジョブを実行するサーバ計算機と、前記
    サーバ計算機と伝送路を介して接続するクライアント計
    算機とを含む計算機システムであって、 前記サーバ計算機もしくはクライアント計算機は、 特定のジョブの種類に対応して設けられたテンプレート
    ファイルを記憶する手段を有し、 前記テンプレートファイルは、対応するジョブの種類に
    ついてのジョブの実行手順の記述のうち、当該ジョブの
    種類について共通な記述の部分である共通記述部分と、
    個々のジョブ毎に固有な記述の部分を組み入れる前記共
    通記述部分内の位置を示す識別子とを含み、 前記クライアント計算機は、 前記テンプレートファイルに含まれる各識別子に対応す
    る項目の入力を受け付ける手段と、 前記サーバ計算機から転送されたジョブの実行結果を出
    力する手段とを有し、 前記サーバ計算機は、 前記クライアント計算機で受け付けた各項目を、当該項
    目に対応する識別子が示す前記共通記述部分内の位置に
    組み入れたスクリプトファイルを生成する手段と、 生成されたスクリプトファイルに従ってジョブを実行す
    る手段と、 ジョブの実行結果を前記クライアント計算機に転送する
    手段とを有することを特徴とする計算機システム。
  3. 【請求項3】ジョブの実行手順を記述したスクリプトフ
    ァイルに従ってジョブを実行する計算機を含む計算機シ
    ステムにおけるジョブの実行方法であって、 特定のジョブの種類についてのジョブの実行手順の記述
    のうち、ジョブ毎に固有な記述の部分を識別子に置換し
    た記述を、テンプレートファイルとして予め記憶し、 ユーザは、オブジェクト指向プログラミング言語で記述
    されたプログラムであって、前記テンプレートファイル
    をクラスとするインスタンスを生成する処理と、生成し
    たインスタンスの各識別子を、プログラム内で各識別子
    に対応して指定した項目に置換する処理と、置換したイ
    ンスタンスに従ってジョブを実行させる処理とを記述し
    たプログラムを生成し、 前記計算機は、生成されたプログラムを実行することを
    特徴とするジョブの実行方法。
  4. 【請求項4】ジョブの実行手順を記述したスクリプトフ
    ァイルに従ってジョブを実行する計算機を含む計算機シ
    ステムにおけるジョブの実行方法であって、 特定のジョブの種類に対応して設けられたテンプレート
    ファイルであって、対応するジョブの種類についてのジ
    ョブの実行手順の記述のうち、当該ジョブの種類につい
    て共通な記述の部分である共通記述部分と、個々のジョ
    ブ毎に固有な記述の部分を組み入れる前記共通記述部分
    内の位置を示す識別子とを含んだテンプレートファイル
    を予め記憶し、 前記テンプレートファイルに含まれる各識別子に対応す
    る項目の入力を受け付け、 受け付けた各項目を、当該項目に対応する識別子が示す
    前記共通記述部分内の位置に組み入れたスクリプトファ
    イルを生成し、 生成されたスクリプトファイルに従って前記計算機にお
    いてジョブを実行することを特徴とするジョブの実行方
    法。
  5. 【請求項5】ジョブの実行手順を記述したスクリプトフ
    ァイルに従ってジョブを実行する計算機を含む計算機シ
    ステムに読み込まれ実行されるプログラムを記憶した記
    憶媒体であって、 前記プログラムは、 前記計算機システムに、予め記憶された、特定のジョブ
    の種類に対応して設けられたテンプレートファイルであ
    って、対応するジョブの種類についてのジョブの実行手
    順の記述のうち、当該ジョブの種類について共通な記述
    の部分である共通記述部分と、個々のジョブ毎に固有な
    記述の部分を組み入れる前記共通記述部分内の位置を示
    す識別子とを含んだテンプレートファイルに含まれる各
    識別子に対応する項目の入力を受け付けるステップと、 受け付けた各項目を、当該項目に対応する識別子が示す
    前記共通記述部分内の位置に組み入れたスクリプトファ
    イルを生成するステップと生成されたスクリプトファイ
    ルに従って前記計算機においてジョブを実行させるステ
    ップとを、 前記計算機システムに実行させるプログラムであること
    を特徴とする記憶媒体。
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