JP2009086759A - 携帯電話 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話端末でも容易にアプリケーションを開発して実行できるサービスの提供。
【解決手段】スクリプト開発環境21とスクリプト実行環境22とから構成される。スクリプト開発環境21は、スクリプトの編集を行うエディタ部211、簡易入力サービス部212、コマンド挿入サービス部213、コマンド群(コマンドを格納するコマンドデータベース)214、テンプレート群(テンプレートを格納するテンプレートデータベース)215を含んで構成される。スクリプト実行環境22は、実行制御部221、解析処理部222、トレース処理部223、モニタ部224を含んで構成される。尚、ライブラリ部231、ストレージ制御部232、スクリプト管理情報データベース233、通信制御部234は、スクリプト開発環境21とスクリプト実行環境22に共通機能ブロックとして構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、一般的な携帯電話のユーザーが携帯電話上で容易に携帯電話用のアプリケーションを開発し、携帯電話においてそのアプリケーションを実行できるシステムに関するものである。
携帯電話の普及に伴い、その機能は、通話やメールの送受信などのコミュニケーションツールの領域をはるかに越え、インターネットサイトからの情報収集や、個人のスケジュール管理、画像や動画の撮影から管理配布、電子マネー、表計算ソフトやワードプロセッサソフトなどによる資料閲覧など、その広がりは多種多様となっている。これらの携帯電話用のモバイルアプリケーションは、購入時に標準提供されるものもあるが、インターネットサイトからのダウンロードされたものでもある。
個人の携帯電話をより一層使いやすくするため、個人の多種多様なニーズに適したアプリケーションが必要になった場合に、パーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」)では容易に作成できる開発環境が提供されているが、一般の携帯電話のユーザーが携帯電話上でアプリケーションを開発し、実行するまでの手段は提供されていない。
携帯電話で実行できるコマンドやスクリプトファイルは、携帯電話に購入時から標準で備えられているか、予め、パソコン上で作成されたコマンドやスクリプトファイルをダウンロードして実行するか、または、これらのスクリプトやコマンドを組み合わせたものを実行させる機能が提供されている。尚、本発明に関連する公知技術文献としては下記特許文献があげられる。
特表2007−510979号公報
現在、携帯電話上で実行できるアプリケーションは、購入時から標準で提供されていたり、インターネットサイトからダウンロードして提供される。一方、アプリケーションの開発に慣れたユーザーが数10ステップから数千ステップの小規模なアプリケーションを個人のニーズに適したように作成しようとすると、以下のような問題があり、携帯電話上で開発から実行までを行える環境がなかった。
1)携帯電話の表示画面は小さく、キー入力が面倒であり操作性が悪い。
2)携帯電話に内蔵されているメモリは、記憶容量が小さいため、処理能力にも制限がある。
パソコンで開発を行う際のようなキー入力方法は、携帯電話のキーを用いると操作性が悪いため、既存のアプリケーションやスクリプトをダウンロードして組み合わせて使用する方法がとられる。しかしながら、既存のアプリケーションやスクリプトをダウンロードすると、不必要な機能が含まれる場合もあり、無駄にメモリの記憶容量を占有して、他のアプリケーションの使用に不都合が生じたり、逆に、不足した機能を補うために多数のアプリケーションやスクリプトのダウンロードが必要となるのに対して、記憶容量の制限で必要なものすべてをダウンロードできなかったりといった不都合も生じる。
本発明の目的は、携帯電話においても、容易にアプリケーションを開発して実行できるサービスをユーザーに提供することである。また、スクリプト開発環境にあっては、簡易入力サービス、コマンド挿入サービスによってわずらわしいキー入力を簡易化するサービスを提供し、スクリプト実行環境にあっては、携帯電話の処理能力では実行不可能な処理を自動的に代理実行できるサービスを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の携帯電話スクリプト開発・実行システムは、携帯電話端末上にスクリプト開発環境とスクリプト実行環境を備えたシステムであって、スクリプト開発環境では、キー入力を簡易化する手段を備え、このシステムと通信する開発サイトの連携システムから、スクリプト開発に必要なテンプレート、部品、ライブラリをダウンロードできる手段と、またユーザーが作成したスクリプトや部品、ライブラリを連携システム上にアップロードして保管できる手段を備え、スクリプト実行環境では、連携システム上でも携帯電話端末側で処理不可能な処理を代理実行できる手段を設け、開発マシン上にもスクリプト開発環境とスクリプト実行環境を備えたシステムを設け、連携システムを経由して、携帯電話端末にスクリプト開発に必要なテンプレート、部品、ライブラリを提供する手段と、連携システムを経由して、携帯電話端末側で処理不可能な処理を開発マシン上で代理実行できる手段とを設けたものである。
本発明の一観点によれば、表示部と、選択キーと決定キーとを有する入力部と、スクリプト開発環境を備える開発マシンから、携帯電話と通信可能な開発サイトの連携システムを介して、スクリプト開発に必要なテンプレート、部品、ライブラリをダウンロードする手段と、前記テンプレート、部品、ライブラリを前記表示部に表示させ、前記選択キーと前記決定キーとを優先的に用いてキー入力を簡易化してスクリプトを編集する手段と、作成したスクリプトと、使用する部品と、ライブラリと、の少なくともいずれかを、前記連携システム上にアップロードして保管する手段と、を備えることでスクリプト開発環境を提供することを特徴とする携帯電話が提供される。
さらに、スクリプト実行環境を備える開発マシンから、携帯電話と通信可能な開発サイトの連携システムを介して、携帯電話側での処理を、前記開発マシン上で代理実行させる手段を備えることでスクリプト開発環境を提供することもできる。
上記の携帯電話の他に、図1に示すシステム、それぞれの装置(マシン)、以下に説明する方法、手順をコンピュータに実行させるためのプログラム、プログラムを記録する記録媒体なども本発明に含まれる。
以上のように本発明の携帯電話スクリプト開発・実行システムによれば、次のような効果がある。
スクリプト開発環境にあっては、簡易入力サービス、コマンド挿入サービスによってわずらわしいキー入力を簡易化するサービスを提供し、スクリプト実行環境にあっては、携帯電話端末の処理能力では実行不可能な処理を自動的に代理実行できるサービスを提供することができる。
本明細書における携帯電話は、PHSやPDAなどを含む。一般的には、入力系や出力系がPCなどよりも簡素化されており、内蔵メモリ容量なども少ない環境の端末を指す。
以下、本発明の一実施の携帯による携帯電話スクリプト開発・実行システムについて図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態による携帯電話スクリプト開発・実行システムの概要構成例を示すシステム構成図であり、携帯電話1と、開発サイトの連携システム2と、PCによる開発マシン3と、を有して構成されている。この携帯電話1は、無線回線によって基地局4と接続されている。そして、基地局4は有線の公衆回線網5によるネットワークと接続され、この公衆回線網5に開発サイトのプロバイダの連携システム2と開発マシン3とが接続されている。尚、携帯電話には、一般的な、CPU、メモリ、通信機能、メール機能、テンキーのような操作キー部と、選択(方向キー)や決定キー、LCD表示部などの公知の構成が具備されている。
携帯電話(端末)1上には、ユーザースクリプトを開発するスクリプト開発環境101と、それを実行するエンジンとなるスクリプト実行環境102と、が備えられている。また、PCによる開発マシン3上にも、ユーザースクリプトを開発するスクリプト開発環境301とスクリプト実行環境302と、が備えられている。また、連携システム2は、開発サイトのプロバイタ上にあり、公衆回線網5によるネットワークに接続されている。開発マシン及び連携システム2は、携帯電話の基地局4を経由して携帯電話1との間でデータの送受信を行うように構成されている。基地局4は、携帯電話の移動電話業者に相当する。また、開発マシン3は、公衆回線網5によるネットワークに接続されており、開発サイトの連携システム2との間でデータ送受信を行うことができる。基本的には、携帯電話1は、基地局4、公衆回線網5、連携システム2を介して開発マシン3と接続される。図2は、携帯電話1内の内部構成例を表す機能ブロック図であり、大別すると、スクリプト開発環境21とスクリプト実行環境22とから構成される。
尚、スクリプト開発環境(スクリプト開発処理部)21とスクリプト実行環境(スクリプト実行処理部)22とは、いずれか一方のみを備えている場合もあるが、両方を備えていると、自端末で作成したアプリケーションを自端末で実行できて大変便利である。スクリプト開発環境21は、スクリプトの編集を行うエディタ部211、簡易入力サービス部212、コマンド挿入サービス部213、コマンド群(コマンドを格納するコマンドデータベース)214、テンプレート群(テンプレートを格納するテンプレートデータベース)215を含んで構成される。
また、スクリプト実行環境22は、実行制御部221、解析処理部222、トレース処理部223、モニタ部224を含んで構成される。尚、ライブラリ部231、ストレージ制御部232、スクリプト管理情報データベース233、通信制御部234は、スクリプト開発環境21とスクリプト実行環境22に共通の機能ブロックとして構成される。
図2において、エディタ部211は、簡易入力サービス部212とコマンド挿入サービス部213とを介して、コマンド群214から必要なコマンドを、またテンプレート群215から必要なテンプレートを、作成中のスクリプト内に取り込む。また、エディタ部211は、ストレージ制御部232を介してスクリプト管理情報データベース233を使用して、作成されたスクリプトファイルの情報を管理する。また、エディタ部211とストレージ制御部232とは、通信制御部234を介して、図1に示す連携システム2との通信を行い、連携システム2から、必要な部品のダウンロードを行うとともに、ユーザーが作成したスクリプトや部品、またはスクリプトの処理に必要なデータなどの連携システム2上へのアップロードを行うことができる。
また、図2において、解析処理部222が実行要求を受けると、スクリプトの解析を行い、実行制御部221で実行した結果をトレース処理部223で収集し、モニタ部224において結果の表示を行う。また、実行制御部221は、通信制御部234を介して、図1に示す連携システム2との通信を行い、連携システム2から必要な部品、ユーザーが作成したスクリプトや部品のダウンロードを行うとともに、連携システム2で実行させる処理要求を行ったり、結果をアップロードしたりすることができる。
図3は、図2に示す携帯電話1内のスクリプト管理情報データベース233に格納されているデータの一構成例を示す図である。ファイル名31、パラメーター32、格納先アドレス33、関連情報格納先アドレス34、登録日35、更新日36、データサイズ37、を含んで構成され、スクリプトファイルの情報を管理する。
スクリプトを作成する際に、スクリプトファイルの保存情報としてファイル名のほかにパラメーターや格納先情報等を登録する。ファイル名31のファイルは、実行単位のかたまりとして、スクリプトファイルの保存時に格納先アドレス33に保存する。格納先アドレス33には、連携システムか、または、携帯電話内の格納先のアドレス情報を登録する。図3において、「Local」としているファイルが、携帯電話内に保存されていることを示すファイルである。パラメーター32は、スクリプトファイル内で使用することのできる任意のデータである。例えば、カンマで区切ることにより、複数のパラメーターを登録することも可能である。また、関連情報格納アドレス34は、パラメーター以外にスクリプトファイルの入力情報をファイル単位で登録することができる。
また、スクリプトを実行する際には、スクリプトの格納先アドレス33からスクリプトファイルを取り出し、パラメーター32の情報や関連情報格納アドレス34のファイル情報を参照し、更新することができる。また、ファイル保存時に格納したデータサイズ37からデータサイズを取得することによって、実行時に携帯電話上にダウンロードが可能か否かを自動的に判別し、ダウンロードできないサイズであると判定された場合には、大きいデータサイズに対応できる連携システム側でデータの取得処理を実行する。図4は、開発サイトの連携システム2内の内部構成例を示す機能ブロック図であり、アップロード領域41とダウンロード領域42と通信制御43と実行制御44とトレース処理45と解析処理46とストレージ制御47と各種処理ルーチン48と、の各部を含んで構成される。アップロード領域41は、携帯電話1や開発マシン3で作成されたユーザースクリプトを格納するユーザースクリプト格納領域と、部品を格納するユーザー部品格納領域、ユーザーライブラリを格納するユーザーライブラリ領域、ユーザーデータを格納するユーザーデータ領域などから構成されている。ダウンロード領域42は、携帯電話1や開発マシン3で使用するスクリプト開発・実行システムのアプリケーションデータと携帯電話1や開発マシン3がダウンロードするため部品、ライブラリ、テンプレート群などから構成される。
解析処理部46が携帯電話1または開発マシン3から実行要求を受けると、スクリプトの解析を行い、実行制御44で実行した結果をトレース処理部45で収集し、ストレージ制御部47を介してユーザーデータとして実行結果をユーザーデータ格納領域に格納しておく。また、実行制御部44は、通信制御部43を介して、携帯電話1や開発マシン3との通信を行い、携帯電話1や開発マシン3から実行要求を受けた処理を行う。処理の種類によって、あらかじめ用意されている各種処理ルーチン48で実行することもできる。そして、通信制御部43を介して携帯電話1や開発マシン3に実行結果を通知する。
図5は、開発マシン3上の内部構成例を示す機能ブロック図であり、スクリプト開発環境(処理部)51とスクリプト実行環境(処理部)52とから構成されている。スクリプト開発環境51は、スクリプトの編集を行うエディタ511と、スクリプト群512と、ライブラリ513、コマンド群514、テンプレート群515のそれぞれを格納するデータベースから構成される。これらは、予めインストール時に標準で提供されたものの他に、ユーザーが拡張させたもの、独自に作成したものが含まれる。
また、スクリプト実行環境52は、実行制御部521、解析処理部522、トレース処理部523を含んで構成される。ライブラリ513、および通信制御部53は、スクリプト開発環境51とスクリプト実行環境52との共通のブロックとして構成される。
また、実行制御部521は、スクリプト開発環境で作成されたスクリプトや部品のデバッガーとしての使用されるほか、通信制御部53を介して、連携システム2との通信を行い、携帯電話1から連携システム2経由で実行要求を受けた処理を行う。処理の種類によって、あらかじめ用意された各種処理ルーチン524で実行することもでき、通信制御部53を介して連携システム2経由で携帯電話1に実行結果を通知する。
図6は、スクリプトを作成する際の携帯電話1における処理の流れを示す図である。適宜、図2等を参照して説明する。スクリプト開発環境21のエディタ部211でエディタが起動されると(601)、新規作成の場合(602)には新規のテキスト編集画面に、また、既存のスクリプトを再編集する場合(603)には、ストレージ制御232からスクリプト管理情報データベース233を参照し、格納先からダウンロードしたテキスト編集画面を開く(605)。スクリプト文を直接入力させる(606)、また簡易入力サービスを利用させる(611)、または、コマンドを挿入(621)させるための機能としてメニューや画面を提供する。簡易入力サービスの利用(611)では、簡易入力ステートメントの一覧から必要なテンプレートを選択させて(612)、テンプレートのソースをテキスト編集画面に挿入する機能である。テンプレートのソースをそのまま利用して挿入させるか(616)、拡張したり変更したりしてカスタマイズされたもの(613)を、ユーザーのテンプレートとして別名で保存させる(614)ことで、別の個所や新たにスクリプトが作成される際にも繰り返し利用させる(615)ことを可能とする。
コマンドの挿入サービスの利用(621)では、要求に適したコマンドを選択したあと(622)、コマンドごとに引数の形式が決まっているものについては、選択式で入力できる(623)機能としてメニューや画面を提供する。完成したスクリプトファイルを保存するための機能(607)として、メニューや画面を提供する。携帯電話1に保存するか(608)、容量が大きい場合は連携システム2上にアップロードして保存するかを選択できたり(609)、あらかじめ容量をみて、上限値を超えるサイズの場合は、自動的に連携システム2上に保存できる機能を提供する。これらの保存時の管理情報は、スクリプト管理情報データベース233で管理する。スクリプトを再度編集する際(610)には、スクリプト管理データベース233の情報を参照し、保存先の連携システム2からダウンロードされて(604)テキスト編集画面を開く。以上の操作においては、テンキー操作よりもむしろ、方向キーによる項目の選択と決定キーによる項目の実行の確定とが役立つ。図7に示す操作でも同様である。
図7は、図1・6に示す携帯電話1で簡易入力が行われる具体的な例を示す図である。テキスト編集画面を表示中(701)に機能メニュー中から「簡易入力」を選択する(702)と、テンプレートが一覧表示される(706)。表示されているテンプレートの中から選択されたテンプレートについて、編集ボタンを押すことで、選択したテンプレートの編集が可能な画面(703)に進むことができる。テンプレートの編集が可能な画面(703)において、必要な条件文や実行文を入力し挿入ボタンを押すことで、スクリプト編集画面に挿入することができる(701)。テンプレートの編集を行うことができ(703,704)、カスタマイズした内容を保存する場合には(704)で保存ボタンを押すことで(706)の表示画面に遷移し、新たに挿入したテンプレートが追加される(705)。図8は、携帯電話1でコマンドの挿入が行われる処理の具体例を示す図である。テキスト編集画面を表示中(801)に機能メニューから「コマンドの挿入」を選択する(802)と、コマンドの一覧画面が開き(803)、コマンドの選択や引数のメニュー選択ができる(804)ことの例を表している。コマンドの一覧画面(803)からコマンドを選択し、引数設定ボタンを押すことでコマンド引数の設定画面(804)を表示して、選択したコマンド専用の引数を設定できるようになっている。尚、コマンド引数の設定画面(804)では、値を直接入力できるテキストボックスや、あらかじめ定型で決められた値から選択することができるリストボックス、上書き・追加などのモードを選択できる機能も備えられている。
図9は、スクリプトを実行する際の処理を示すフローチャートである。携帯電話端末上に用意された実行メニューが起動されると(ステップ901)、スクリプト管理情報データベース233を参照し、スクリプトを一覧表示する(ステップ902)。その際、携帯電話端末上のローカルファイルの情報と連携システム上のスクリプトファイルの情報を取得し、選択したスクリプトが携帯電話端末上にない場合は(ステップ903)、データサイズから携帯電話端末上にダウンロードして実行できるものであるかを、利用者に意識させることなく自動的に判別する(ステップ904)。携帯電話端末上で実行できるものであれば、スクリプトファイルをダウンロードする(ステップ905)。その際、連携システム上に、関連した部品やライブラリがある場合は、それらのダウンロードも行う。また、携帯電話端末上で実行できないものは、連携システムに処理を依頼する(ステップ911)。
携帯電話端末上の実行処理では、スクリプト文を読み込み、解析処理を行いながら、ステップ実行をする(ステップ907)。実行時にトレース情報を採取し(ステップ908)、モニタ情報として画面上に表示する(ステップ909)。スクリプトが終了した場合(ステップ910)、実行結果のサイズで携帯電話端末上に保存できるかいなかを自動判別し(ステップ916)、可能な場合は携帯電話端末内に保存する(ステップ917)。また、サイズが大きすぎて保存できない場合は、連携システム内に保存する(ステップ918)。連携システム上の実行処理でも同様にスクリプト文を読み込み、解析処理を行いながら、ステップ実行をする(ステップ912)。実行時にトレース情報を採取し(ステップ913)、実行結果を携帯電話端末に対して通知する(ステップ914)。スクリプトが終了した場合(ステップ915)、実行結果のサイズで携帯電話端末上に保存できるかを自動判別し(ステップ916)、可能な場合は携帯電話端末内に保存する(ステップ917)。また、サイズが大きすぎて保存できない場合は、連携システム内に保存する(ステップ918)。
以上のように、本実施の形態の携帯電話スクリプト開発・実行システムによれば、次のような効果がある。
(1)スクリプト開発環境にあっては、簡易入力サービス、コマンド挿入サービスによってわずらわしいキー入力を簡易化するサービスを提供することができる。
(2)スクリプト実行環境にあっては、携帯電話端末の処理能力では実行不可能な処理を自動的に代理実行できるサービスを提供することができる。
本発明は、携帯電話スクリプト開発・実行システムに利用可能である。
本発明の一実施の形態による携帯電話スクリプト開発・実行システムの概要を示すシステム構成図である。 携帯電話端末内の内部構成例を示す機能ブロック図である。 スクリプト管理情報データベースに格納されているデータ構成例を示す図である。 開発サイトの連携システム内の内部構成例を示す機能ブロック図である。 開発マシン上の内部構成例を示す機能ブロック図である。 スクリプトを作成する際の処理の流れを示すフローチャート図である。 携帯電話端末で簡易入力が行われる様子の具体例を示す説明図である。 携帯電話端末でコマンドの挿入が行われる様子の具体例を示す説明図である。 スクリプトを実行する際の処理の流れを示すフローチャート図である。
符号の説明
1…携帯電話、2…開発サイトの連携システム、3…開発マシン、4…基地局、5…公衆回線網、21…スクリプト開発環境、22…スクリプト実行環境、211…エディタ部、212…簡易入力サービス部、213…コマンド挿入サービス部、214…コマンド群(コマンドを格納するコマンドデータベース)、215…テンプレート群(テンプレートを格納するテンプレートデータベース)、221…実行制御部、222…解析処理部、223…トレース処理部、224…モニタ部。

Claims (2)

  1. 表示部と、
    選択キーと決定キーとを有する入力部と、
    スクリプト開発環境を備える開発マシンから、携帯電話と通信可能な開発サイトの連携システムを介して、スクリプト開発に必要なテンプレート、部品、ライブラリをダウンロードする手段と、
    前記テンプレート、部品、ライブラリを前記表示部に表示させ、前記選択キーと前記決定キーとを優先的に用いてキー入力を簡易化してスクリプトを編集する手段と、
    作成したスクリプトと、使用する部品と、ライブラリと、の少なくともいずれかを、前記連携システム上にアップロードして保管する手段と、を備えることでスクリプト開発環境を提供することを特徴とする携帯電話。
  2. さらに、スクリプト実行環境を備える開発マシンから、携帯電話と通信可能な開発サイトの連携システムを介して、携帯電話側での処理を、前記開発マシン上で代理実行させる手段を備えることでスクリプト開発環境を提供することを特徴とする請求項1に記載の携帯電話。
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