JP2003208501A - ビジネスプロセス定義表示方法およびプログラム - Google Patents

ビジネスプロセス定義表示方法およびプログラム

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JP2003208501A
JP2003208501A JP2002004049A JP2002004049A JP2003208501A JP 2003208501 A JP2003208501 A JP 2003208501A JP 2002004049 A JP2002004049 A JP 2002004049A JP 2002004049 A JP2002004049 A JP 2002004049A JP 2003208501 A JP2003208501 A JP 2003208501A
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Kazuyuki Ichikawa
和幸 市川
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Hitachi Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のワークフローシステムでは、ビジネスプ
ロセスの定義を変更することはできるが、変更時のテス
トの効率について配慮されておらず、複雑なビジネスプ
ロセスを定義した場合、テストすべき項目や変更箇所が
どこなのかが容易に判断できない場合が多い。 【解決手段】新たなビジネスプロセス定義が登録される
と、ビジネスプロセス定義登録機能147はテスト項目
出力機能146にテスト項目の出力を指示する。ビジネ
スプロセス定義格納エリア145にはビジネスプロセス
定義が格納されており、変更箇所抽出・出力機能はビジ
ネスプロセス定義を比較し、変更箇所が影響を及ぼすノ
ードやデータを抽出し表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークフローシス
テムにおけるビジネスプロセス定義の相違個所抽出方法
並びに該方法に係るプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なワークフローシステムでは、あ
らかじめ一連の作業をビジネスプロセスとして定義し、
定義に従って作業の状態を遷移させる。ビジネスプロセ
スを定義する方法は、様々な方法がある。たとえば、ユ
ーザが表形式などのデータでビジネスプロセスの定義を
記述する方法がある。また、予め、作業を処理するプロ
グラムと図形とを対応づけて格納し、ユーザが、処理手
順にもとづいて図形を並べることにより、ビジネスプロ
セスを定義する方法もある。特開平8−180110の
従来技術の欄には、グラフィカルな業務定義情報を、ト
ランスレータなどを経由して、ワークフロー管理システ
ムが解釈可能なデータ形式(実行形式)に変換されるも
のが開示されている。
【0003】ビジネスプロセスは、伝票の審査、決済な
どの実際の業務の流れを分析してユーザによって定義さ
れるが、ビジネスプロセスが間違っていた場合や、運用
開始当初と業務の流れが変わった場合など、ビジネスプ
ロセスの定義の変更を余儀なくされる場合がある。
【0004】そこで、多くのワークフローシステムで
は、ビジネスプロセスの定義を変更する機能を持つ。た
とえば、ワークフローシステム管理者が、あるビジネス
プロセス定義のデータが記述されたファイルのコピーを
作成し別のファイル名をつけて記録した後で、ビジネス
プロセスの定義の内容を変更する方法がある。また、ビ
ジネスプロセス定義の変更前と変更後に通し番号をつけ
て、ビジネスプロセス定義を区別することができるワー
クフローシステムもある。
【0005】また、特開平8−180110において
は、ビジネスプロセス(業務プロセス)を定義する場合
に、ビジネスプロセス定義に含まれるノード情報に対応
する属性情報の設定状況を検証し、検証結果を容易に確
認できる技術を提供することが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術によれば、ビジネスプロセスの定義を変更することは
できるが、新しく作成されたビジネスプロセス定義に基
づいてワークフローシステムが動作するか否かのテスト
をする場合(例えば、データが壊れていないかの判定
や、ビジネスプロセス定義に基づいて各処理を行った結
果が正しいか否かの判定等)の効率について配慮されて
おらず、複雑なビジネスプロセスを定義した場合や、新
たなビジネスプロセスを定義した場合において、変更箇
所がどこであるか、変更によって影響をうける個所がど
こであるか、テストすべきノードやデータの項目がどれ
なのかが容易に判断できない場合が多い。
【0007】本発明の目的は、上述の従来型における問
題点に鑑み、ビジネスプロセス変更時に、ビジネスプロ
セス定義の変更個所と、その影響範囲の判別を支援する
ことが可能なワークフローシステムを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ビジネスプロセス定義の変更部分を抽出
するステップと、抽出した変更部分に基づいて、ビジネ
スプロセス定義の差分項目若しくはテストすべき項目を
表示するステップとを備えたことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、ビジネスプロセス定義変
更時の変更点を抽出する方法として、ビジネスプロセス
定義を構成する作業ノードのノード名称と該ノードが処
理するデータのデータ項目とを対応づけたデータ項目表
として複数格納し、データ項目表を比較し、前記比較し
た結果異なるデータ項目がある場合、該データ項目を変
更データ項目として抽出し、前記抽出したデータ項目に
対応したデータを処理するノードを、他のノードと区別
して表示することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実施
の形態を説明する。図1に、本発明を適用したワークフ
ローシステムの全体構成を示す。ネットワーク130に
ワークフロークライアント100、110、120及び
ワークフローサーバ140が接続されている。ここで、
ワークフロークライアントおよびワークフローサーバ
は、計算機であり、CPUやメモリ等を有している。ま
た、本実施例を実行するために必要なプログラム等が計
算機の記録部に格納され稼動している。また、各計算機
には、記録部等の本実施例を適用する場合に必要となる
ハードウエアリソース等を有している。
【0011】ワークフロークライアント100は、クラ
イアントプログラム101、案件操作機能102、通信
機能103を有する。また、図示していないが、ワーク
フロークライアント110,120もワークフロークラ
イアント100と同様の機能を有する。
【0012】ワークフローサーバ140は、通信機能1
41、案件管理機能142、ビジネスプロセス定義管理
機能143、テスト項目出力機能146、ビジネスプロ
セス定義登録機能147を含むサーバプログラムと、案
件テーブル144、ビジネスプロセス定義格納エリア1
45、データ項目対応表148とを有する。
【0013】図2に、案件管理機能142が案件の状態
遷移を制御するために利用するビジネスプロセス定義の
例を示す。図2に示したビジネスプロセス定義A200
は、ビジネスプロセス定義格納エリア145に格納され
ているビジネスプロセス定義データに基づき、画面に表
示した例である。
【0014】ビジネスプロセス定義A200は、案件開
始ノード201、伝票入力を行う処理ノード202、金
額入力を行う処理ノード203、商品コード確認を行う
処理ノード204、発注を行う処理ノード205、案件
終了ノード206を含む。ワークフローシステムは、ビ
ジネスプロセス定義A200に基づき処理を進める。各
ワークフロークライアントは、案件の処理を開始後、伝
票入力を行い、順次、金額入力、商品コード確認、発注
の順で処理を行い、案件の処理を終了する。尚、図2
は、ビジネスプロセス定義データにもとづく情報を、画
面に表示した例である。
【0015】図3に、ビジネスプロセス定義A200の
各処理ノードと処理ノードにおいて処理するデータとの
対応を表すデータ項目対応表を示す。データ項目対応表
300は、ビジネスプロセス定義A200のビジネスプ
ロセス定義データと共にビジネスプロセス定義格納エリ
ア145に格納されている。
【0016】データ項目対応表300は、ノード識別子
301、処理ノード名302、データ項目アクセス種別
303を含む。データ項目アクセス種別303は、ビジ
ネスプロセス定義A200を用いてワークフローシステ
ムにおいて案件処理を行う時に用いるデータのデータ項
目と、そのデータに対して、各処理ノードで参照する
か、更新するかのデータに対する処理の種別を表す。デ
ータ項目対応表において、空欄は更新も参照もしないこ
とを表す。
【0017】図3のノード名302に示すノード名は、
図2に示したビジネスプロセス定義A200におけるノ
ードの名称に対応している。たとえば、図3のノード名
伝票入力304の欄に対応するビジネスプロセス定義A
200のノードは、処理ノード伝票入力202である。
以下同様に、図3の305、306、307の欄は、そ
れぞれ図2の処理ノード203、204、205に対応
している。
【0018】伝票入力を行う処理ノード202の処理を
行うワークフロークライアントでは、伝票番号、商品コ
ード及び数量を入力する。処理ノード203の処理を行
うワークフロークライアントでは、商品コード及び単価
を参照し、合計金額を入力する。商品コード確認を行う
処理ノード204の処理を行うワークフロークライアン
トでは、商品コードを参照する。発注を行う処理ノード
205の処理を行うワークフロークライアントでは、商
品コード、数量、単価および合計金額を参照する。
【0019】ここで、案件とはビジネスプロセスに基づ
いて処理される対象となるものである。よって、ビジネ
スプロセスで処理の単位となるデータを案件としても良
いし、ビジネスプロセスで処理対象となるデータと他の
情報とを関連づけたものを案件として管理しても良い。
【0020】ビジネスプロセス定義A200及びビジネ
スプロセス定義Aに対応するデータ項目対応表300
は、ビジネスプロセス定義登録機能147からビジネス
プロセス定義管理機能143を介してビジネスプロセス
定義格納エリア145に格納される。
【0021】図4に、案件の情報を格納した案件テーブ
ルの例を示す。案件テーブル144は、案件番号40
1、データ項目およびデータ内容402、案件がどのノ
ードまで処理が済んだかを示す状態403を含む。
【0022】ビジネスプロセスに基づいて案件を処理す
る場合、ビジネスプロセスに含まれる処理に担当者を割
当てる。処理を割当てられた担当者が、クライアントプ
ログラムを用いてサーバプログラムへアクセスして、割
当てられた処理に必要な情報を得て、案件のデータの処
理を行う。
【0023】クライアントプログラム101には、ビジ
ネスプロセス定義に含まれる各処理に応じた機能が含ま
れる。
【0024】ここで、ビジネスプロセス定義A200に
従ってワークフローシステムの処理を行う場合の例を以
下に示す。
【0025】クライアントプログラム101の通信機能
103から、サーバプログラムの通信機能141を通じ
て案件管理機能142に処理を指示するデータが送信さ
れる。この次に、案件管理機能142は、ビジネスプロ
セス定義管理機能143と連携し、クライアントプログ
ラム101からの処理を指示するデータに基づいて図2
に示すビジネスプロセス定義A200に従って案件制御
をする。
【0026】たとえば、サーバプログラムがクライアン
トプログラムから指示された内容が、「ユーザID:A0
01、処理ノード:発注、処理内容:開始」であれば、A0
01のユーザIDに対応する担当者が「発注」の処理を割当
てられているか否かを判定し、判定した結果発注処理を
行う担当者であれば、案件テーブル144とビジネスプ
ロセス定義A200から、発注のノードでの処理を開始
できる案件があるか否かを判断する。サーバプログラム
のビジネスプロセス定義管理機能143は、ビジネスプ
ロセス定義A200に基づき、処理ノード発注205の
処理対象となるデータの状態を探す。ビジネスプロセス
定義A200の処理ノード商品コード確認204で処理
済みのデータが、処理ノード発注205で処理対象であ
る。そこで、サーバプログラムの案件管理機能142
は、案件テーブル144の状態403が「商品コード確
認」である案件を探す。探した結果、案件番号0002と00
03の案件の状態が「商品コード確認」であるので、この
2つの案件がクライアントへ送信する案件の候補となる
が、案件番号の順に従って処理を行う場合には案件番号
0002の案件を選択する。ビジネスプロセス定義管理機能
は、通信機能141を通じて、選択された案件番号0002
のデータ項目から、データ項目対応表300に基づき、
「案件番号:0002、商品コード:B010、数量:3、単
価:150」のデータをクライアントプログラム101へ
送信する。尚、発注306の各データ項目のアクセス種
別は「参照」であるので、送信対象となるデータを読み
取り専用のファイル形式にして送信する。発注処理を済
ませたワークフロークライアントから、「案件番号:00
02、状態:発注処理完了」のデータを受信し、受信した
結果に基づいて案件番号0002の状態を「発注」から「案
件終了」へ変更する。
【0027】尚、データをクライアントプログラムへ送
信するのではなく、ワークフローシステムにWebサー
バを接続し、処理を行う担当者が、ブラウザを利用して
案件のデータを処理できるようにしても良い。
【0028】ここで、業務の内容が変わり、ビジネスプ
ロセス定義A200を変更する必要が出た場合について
説明する。
【0029】図5に、新しく定義したビジネスプロセス
定義B500を示す。ビジネスプロセス定義B500は
ビジネスプロセス定義格納エリア145に格納されてい
るビジネスプロセス定義データに基づいて表示する。ビ
ジネスプロセス定義B500は、図2に示すビジネスプ
ロセス定義A200を変更して定義する。図2と同じノ
ード名のノードは変更がないものを意味する。新しくビ
ジネスプロセスを定義する場合に、ワークフローサーバ
140の管理者が、ビジネスプロセス定義データが格納
されているファイルをコピーし、別名をつけてビジネス
プロセス定義格納エリア145に格納してもよいし、ビ
ジネスプロセス定義データを新しく作成して、ビジネス
プロセス定義格納エリア145に格納してもよい。
【0030】図5のビジネスプロセス定義B500は、
図2に示すビジネスプロセス定義200と比較すると、
分岐ノード501及び処理ノード502が追加されてい
る。ビジネスプロセス定義A200では、処理ノード2
02で伝票が入力されると、無条件に処理ノード203
の金額入力処理が行われていたが、新しいビジネスプロ
セス定義B500では、処理ノード202で伝票が入力
されたあと、数量が10以上であれば、処理ノード20
2ではなく、割引金額入力を行う処理ノード502が実
行されることを表している。
【0031】図6に、ビジネスプロセス定義B500の
各処理ノードにおけるデータアクセスの対応を表すデー
タ項目対応表を示す。データ項目対応表600は、ビジ
ネスプロセス定義B500と共にビジネスプロセス定義
格納エリア145に格納されている。データ項目対応表
600は、データ項目対応表300と同様にノード識別
子601、処理ノード名602とデータ項目アクセス種
別603を含む。データ項目アクセス種別603は、ビ
ジネスプロセス定義B500による案件処理時に必要と
なるデータ項目と、それぞれのデータ項目に対して、各
処理ノードで参照するか、更新するか、又は更新も参照
もしないかを表す情報とを含んでいる。
【0032】図5の処理ノード伝票入力202で処理対
象となるデータ項目とアクセス種別は、図6の処理ノー
ド名が伝票入力604の欄に対応したデータ項目アクセ
ス種別の欄に記載している。以下同様に、図5の処理ノ
ード203、204、205は、それぞれ図6の60
5、606、607の欄に対応している。
【0033】データ項目対応表600では、データ項目
対応表300に示された4項目に加えて、数量を判定す
る分岐ノード501と割引金額入力を行う作業502と
が追加されている。割引金額入力を行う作業502で
は、商品コードと数量を参照し、単価と合計金額を更新
する。
【0034】新たなビジネスプロセス定義B500及び
データ項目対応表600は、ビジネスプロセス定義A2
00及びデータ項目対応表300と同様に、ビジネスプ
ロセス定義登録機能147を介して登録する。新たなビ
ジネスプロセス定義を運用するためには、ビジネスプロ
セス定義B500で追加された処理ノード502に対応
するクライアント機能も必要になるため、ビジネスプロ
セス定義B500及びデータ項目対応表600を登録す
ると同時にクライアントプログラムに対応する機能を追
加するものとする。
【0035】新たなビジネスプロセス定義B500及び
データ項目対応表600が登録されると、ビジネスプロ
セス定義登録機能147はテスト項目出力機能146
に、ビジネスプロセス定義A200とビジネスプロセス
定義A200に基づいて新しく定義したビジネスプロセ
ス定義B500の変更箇所抽出および出力を指示する。
変更箇所抽出・出力の指示を行う場合に、複数のビジネ
スプロセス定義が記述されたファイルの履歴情報を格納
しておき、履歴情報に基づいて、登録したビジネスプロ
セス定義が記述されたファイルの直前のバージョンのフ
ァイルを探し、直前のバージョンのファイルと登録した
ファイルとを比較してもよいし、別なファイルを指定し
てもよい。
【0036】尚、ユーザが予め記録されている複数のビ
ジネスプロセス定義名称またはビジネスプロセス定義を
示す情報を指定し、それらの比較処理を開始する指示を
計算機に対して行ったことを契機として変更箇所抽出・
出力機能146の処理を開始しても良い。変更箇所抽出
・出力機能146の処理は、以下で説明する。
【0037】図7は、変更箇所抽出・出力機能146の
処理フローの例である。
【0038】この処理の説明で対象となるビジネスプロ
セス定義データの例を図8(1)(2)に示す。尚、ビ
ジネスプロセス定義データは、従来技術で説明したよう
に、ユーザが直接ビジネスプロセス定義データを定義し
てもよい。また、ユーザがビジネスプロセスをグラフィ
カルに定義するツールを用いてビジネスプロセスを定義
したものを、ワークフローサーバプログラムが解釈可能
な形式へ変換し、ビジネスプロセス定義データを作成し
たものを用いてもよい。図8(1)(2)は、ビジネス
プロセス定義データの一例であり、これ以外の定義方法
でも良い。
【0039】ここで、図8(1)(2)に示したデータ
のデータ項目について説明する。図8の各データ項目
は、ビジネスプロセス定義に含まれるノードごとに、
「ノード識別子」、「ノード名」、「ノード種別」を示
している。この実施例では、「ノード識別子」は、各ノ
ード毎に固有の値である。この実施例では、ノードを特
定する情報として「ノード識別子」の値を用いるが、ノ
ード識別子の代わりに別なデータ項目の値を、ノードを
特定する情報として用いても良い。ノードを特定する情
報を用いて、ビジネスプロセス定義データを比較する。
データ項目の「次ノード」は、ノード識別子又はノード
名で示されたノードの次に処理するノードのノード識別
子を示す。また、データ項目の「分岐条件」は、どのよ
うな条件で処理を分岐するかを表す条件を示す。たとえ
ば、図8(2)のノード識別子0006では、「数量」
のデータが10以上か否かを判定した結果に応じて処理
の分岐を行うので、「数量≧10」という分岐条件が記
載されている。また、データ項目の「分岐先」は、分岐
ノードの処理の分岐先のノードの識別子を示す。尚、こ
こではデータ項目として「True」と「False」の条件の
分岐を示しているが、これ以外の分岐条件を定義しても
良い。
【0040】以下、図7の処理を、図8(1)(2)を
用いて説明する。 ステップ701:ビジネスプロセス定義を示す情報と比
較対象となるビジネスプロセス定義を示す情報の入力と
比較条件とを受付ける。この処理で、比較対象ビジネス
プロセス定義を示す情報として、ビジネスプロセス定義
Aを受付け、ビジネスプロセス定義名としてビジネスプ
ロセス定義Bの名称を受付け、比較条件として「追加ノ
ード」を受付けた場合を例に説明する。尚、これらの情
報は、ユーザからの入力を受付けるのではなく、予め計
算機で読み取り可能な記録媒体に格納しておいてもよ
い。
【0041】ステップ702:ビジネスプロセス定義格
納エリア145から、入力されたビジネスプロセス定義
の名称に対応するビジネスプロセス定義データを抽出す
る。
【0042】ここで、抽出されたビジネスプロセス定義
データの例として、図8(1)にビジネスプロセス定義
Aのビジネスプロセス定義データを示し、図8(2)
に、ビジネスプロセス定義Bのビジネスプロセス定義デ
ータを示す。
【0043】ステップ703:702の処理で抽出した
ビジネスプロセス定義データを比較し、追加ノードがあ
るか否かを判定し、判定結果に応じてノードの情報を抽
出する。ここで、判定する方法は、ノード識別子を比較
しても良いし、ノード名を比較しても良いし、他の方法
でも良い。
【0044】図8(1)(2)のデータの例では、図8
(1)のデータに追加されたノードは、ノード識別子0
005のノードとノード識別子0006のノードとの2
つである。よって、この2つのノードの情報を抽出す
る。
【0045】ステップ704:702の処理で抽出した
ビジネスプロセス定義データを比較し、削除ノードがあ
るか否かを判定し、判定結果に応じてノードの情報を抽
出する。
【0046】図8(1)(2)のデータの例では、図8
(1)のデータから削除されたノードは無い。よって、
このデータの例の場合は抽出する情報はない。
【0047】ステップ705:702の処理で抽出した
ビジネスプロセス定義データを比較し、次ノードが変更
されたノードがあるか否かを調べる。
【0048】図8(1)(2)のデータの例では、ノー
ド識別子0001のノードが該当する。図8(1)のデ
ータでは、ノード識別子0001に対応する次ノード
は、0002であるが、図8(2)のデータでは、ノー
ド識別子0001に対応する次ノードは、0006であ
る。よって、ノード識別子0001のノードの情報を抽
出する。
【0049】ステップ706:702の処理で抽出した
ビジネスプロセス定義データを比較し、分岐条件や分岐
先が変更されたノードがあるか否かを調べる。
【0050】図8(1)(2)のデータの例では、図8
(1)のデータの中に分岐条件や分岐先のデータを有す
るノードの情報が存在しない。よって、このデータの例
の場合は抽出する情報はない。
【0051】ステップ707:703〜706の処理で
抽出したノードの情報と701の処理で受付けた比較条
件にもとづいて、該ノード情報に対応するノードで処理
するデータのデータ項目アクセス種別が「更新」のデー
タ項目を抽出する。該抽出したデータ項目に対応するデ
ータを、参照又は更新するノードの情報を抽出する。
【0052】図8(1)(2)の例では、703の処理
で抽出したノード情報は、ノード識別子0005と00
06、704の処理で抽出したノード情報は、なし、7
05の処理で抽出したノード情報は、ノード識別子00
01、706の処理で抽出したノード情報は、なし。7
01の処理で受付けた比較条件は「追加ノード」である
ため、追加されたノードの情報である703の処理で抽
出したノード識別子0005と0006で処理するデー
タのデータ項目アクセス種別をデータ項目対応表から抽
出する。ノード識別子0005は、アクセス種別が「更
新」のデータ項目は「単価」と「合計金額」である。ノ
ード識別子0006は、アクセス種別が「更新」のデー
タ項目はない。
【0053】これらにもとづき、ビジネスプロセス定義
Bのデータ項目対応表から、データ項目「単価」又は
「合計金額」のデータを参照又は更新するノードの情報
を抽出する。「単価」と「合計金額」のデータを更新す
るノードは、ノード識別子0002とノード識別子00
05の2つのノードである。「単価」又は「合計金額」
のデータを参照するノードは、ノード識別子0004の
ノードである。よって、対象となるデータ項目を「更
新」するノード情報としてノード識別子0002と00
05、対象となるデータ項目を「参照」するノード情報
としてノード識別子0004が抽出された。
【0054】尚、701の処理で受付けた、ビジネスプ
ロセス定義を示す情報と、比較対象となるビジネスプロ
セス定義を示す情報とにもとづいて、それぞれに対応す
るデータ項目対応表を抽出し、データ項目対応表の各ノ
ード識別子ごとに各項目を比較し、変更箇所を抽出して
もよい。
【0055】以上、図7と図8(1)(2)を用いて、
変更箇所抽出・出力機能146の処理を説明した。この
処理で抽出した情報にもとづいて出力した例が、図9で
ある。
【0056】図9では、対象となるビジネスプロセス定
義名が「ビジネスプロセスB」であり、比較対象となる
ビジネスプロセス定義名が「ビジネスプロセスA」であ
る。図9では、追加されたノードで処理するデータのア
クセス種別が「更新」であるデータを、更新又は参照し
ているノードの情報を表示している。
【0057】ここでは、画面に対する出力例を示した
が、印刷して出力してもよいし、データやビジネスプロ
セス定義を実行する際のテストする対象項目(テスト対
象となるノード名、該ノードで処理対象となるデータ項
目種別など)を抽出した結果をファイルへ出力してもよ
いし、他の出力方法でも良い。
【0058】図9の906の欄は、図8(1)に示した
ビジネスプロセス定義Aのビジネスプロセス定義データ
と図8(2)に示したビジネスプロセス定義Bのビジネ
スプロセス定義データとを、上述の処理に基づいてビジ
ネスプロセス定義の各ノードや各ノードにおけるデータ
の処理の比較を行い、ビジネスプロセス定義データの変
更によって影響をうけるノードと該ノードで扱うデータ
とを対応づけた一覧表をウインドウ表示した例である。
【0059】ノード名901は、ビジネスプロセスの変
更によって影響をうけるノードの名称である。種別90
2は、ノードがどのような種別の変更・影響があったか
の内容を示すものである。
【0060】この例で、追加された2つのノード(数量
判定501、割引金額入力502)で処理するデータの
うち、データのアクセス種別が「更新」であるデータ
は、「単価」と「合計金額」である。
【0061】よって、「単価」と「合計金額」の2つの
データを更新するノードとして、ノード名901の欄
に、ノード名「金額入力」とノード名「割引金額入力」
が表示され、種別902の欄に、種別「データ更新」が
表示される。
【0062】また、「単価」と「合計金額」の2つのデ
ータを参照するノードのノード名は「発注」である。ノ
ード名901の欄に、ノード名「発注」が表示され、種
別902の欄に、「データ参照」が表示される。
【0063】表示903は、種別に応じて、ビジネスプ
ロセス定義のデータの表示を区別するときの表示例を示
している。この例では、種別902が「データ更新」の
場合は太枠、種別が「データ参照」の場合は斜線枠で表
示することを示している。参照データ項目名904およ
び更新データ項目名905は、それぞれ対応するノード
名のノードで参照または更新するデータ名の一覧を示し
ている。
【0064】ここで、図2のビジネスプロセス定義A2
00と、図5のビジネスプロセス定義B500とを比較
すればわかるように、処理ノード204は新たに追加さ
れた分岐ノード501よりもあとに実行される処理ノー
ドであるが、上記の処理の結果として出力されない。上
述のビジネスプロセス定義変更によって分岐ノード50
1が追加され、処理ノード203又は502のどちらか
が処理されるようになっている。このどちらを経由した
場合も、商品コードの値に変化はない。この二つのデー
タ項目は、分岐ノード501よりも以前の処理ノード2
02で入力され、分岐ノード501でどちらが処理され
た場合でもデータの内容に変化がない。処理ノード20
4は、商品コードのみを参照するノードであり、ビジネ
スプロセス定義の変更に伴いデータの内容が変更する
「合計金額」「単価」を扱うことがなく、ビジネスプロ
セス定義の変更による影響がないためである。このた
め、新しく定義したビジネスプロセス定義を用いてワー
クフローシステムを運用する際のテストの必要性も低い
ため、表示をしない。
【0065】このように、ビジネスプロセス定義変更に
伴って影響をうけるノードやデータやそれらに関する情
報を出力することにより、ビジネスプロセス定義の変更
に伴う影響範囲を判別しやすくできる。また、これによ
ってワークフローシステムのテストを行う際に、どのノ
ードについて、どのデータ項目についてのテストを行う
べきかを効率よく判断することが可能である。
【0066】図9の907の欄は、ビジネスプロセス定
義Aをビジネスプロセス定義Bへ変更することによっ
て、処理データに影響をうけるノードを図示したものを
ウインドウに表示した例である。
【0067】本実施例においては、分岐ノード501か
ら合流点までの間の処理ノードである、処理ノード20
3および502を太線の枠で表示している。
【0068】また、データ名「単価」とデータ名「合計
金額」を参照する処理ノードは205である。つまり、
ノード自身は処理に変更がなくても、データ内容に影響
があるため、処理ノード205を斜線枠を用いて表示す
ることによって、他のノードとは区別して表示してい
る。
【0069】このように、異なるビジネスプロセス定義
を比較した結果、追加したノードや、追加したノードの
処理によってデータの内容に影響を受ける処理ノード
を、他のノード(追加・変更のないノードおよびデータ
に影響を受けないノード)と区別して画面に表示するこ
とによって、ビジネスプロセス定義変更前後における処
理の相違点を人間にとって理解しやすくできる。この実
施例では、変更によって影響を受ける部分は区別して表
示し、変更によって影響を受けない部分はそのまま表示
しているが、別な表示方法でもよい。
【0070】尚、図9における表示例は一例にすぎず、
線の種別を変更して表示するのではなく、ノードの色を
変更したり、文字種別・文字サイズを変更したりして表
示しても良いし、他の表示方法でも良い。たとえば、図
9の907欄の処理ノード発注205をマウスを用いて
指示した場合に、図9の906欄の処理ノード名が20
5発注の欄に対応する各項目をポップアップウインドウ
で表示しても良いし、他の表示方法で対応づけて表示し
ても良い。
【0071】また、変更前後のビジネスプロセス定義の
差がわかるように、複数のビジネスプロセス定義を並べ
て表示しても良い。たとえば、上述の実施例において
は、変更前のビジネスプロセス定義Aを図9の907欄
で示した出力例と並べて表示しても良い。尚、本実施例
においてビジネスプロセス定義データを画面に表示する
際に、例として処理ノードを四角、分岐ノードをひし形
というように表示したものを示したが、これ以外の表示
方法でビジネスプロセス定義を表現しても良い。たとえ
ば、画面に表示するアイコンの形は、同じ形状を用い
て、ノード識別子をアイコンに表示することによって、
各ノードを区別するように表示してもよい。
【0072】本実施例においては、ビジネスプロセス定
義Aに対して、分岐ノード501と処理ノード502を
追加したものを、新たなビジネスプロセス定義Bとして
格納し、該処理ノードの追加によって影響をうけるデー
タに基づいて、どの処理ノードに着目してビジネスプロ
セス定義のテストをすればよいかを判断する指標を示す
ことができる。
【0073】尚、上述した実施例は一例にすぎず、たと
えば、あるビジネスプロセスの定義からノードを削除し
た場合に、本実施例を適用し、該削除したノードを破線
で表現し、利用しなくなったデータ一覧を表示しても良
い。また、ビジネスプロセス定義の各ノードは変更がな
く、各ノードにおける処理対象のデータが整数から小数
点を扱うように変更になった場合や、処理対象のデータ
が英数字から日本語に変更になった場合などに、変更デ
ータを扱うノードとデータ変更前後の種別とを対応づけ
て一覧にして表示しても良い。
【0074】また、複数のビジネスプロセス定義が存在
する場合において、複数の異なるビジネスプロセス定義
を比較する場合に本実施例を適用しても良い。また、あ
るビジネスプロセス定義をバージョンアップした場合な
どにおいて、バージョンアップの前後のビジネスプロセ
ス定義を比較するときに本実施例を適用しても良い。
【0075】このように、ビジネスプロセス定義を比較
し、ビジネスプロセス定義の相違個所に関連する情報を
抽出し、前記抽出した情報に含まれるデータが、どこノ
ードの処理において変更されているか等を調べることに
より、どのデータによってどのノードの処理が影響をう
けるかが分かる。
【0076】本実施例の機能は、ワークフローサーバプ
ログラムが稼動する計算機で機能するにとどまらず、ワ
ークフロークライアントプログラムが稼動する計算機に
おいて用いてもよい。例えば、ワークフロークライアン
トプログラムを利用するユーザが、新しいビジネスプロ
セス定義を用いてデータを処理する際に、該ビジネスプ
ロセス定義における変更部分をリストを表示し、ユーザ
が処理するデータ項目の処理内容が正しいか否かの確認
に使うこともできる。また、新しいビジネスプロセス定
義を利用してワークフローシステムを稼動し始めた際
に、何らかのエラーが発生した際には、エラーメッセー
ジと共に本実施例で説明したような表示方法を用いてビ
ジネスプロセス定義の変更部分と該変更部分に関連する
データを表示することにより、該エラーがビジネスプロ
セス定義のどのノード若しくはどのデータに起因したエ
ラーであるかを探る指針とすることもできる。
【0077】なお、上記の例では、ワークフローサーバ
が1台の構成について説明したが、複数のワークフロー
サーバが連携するシステムであっても構わない。また、
本実施例を実現するプログラムをネットワークを介して
アクセス可能な記録媒体に格納し、ネットワークを経由
して該プログラムを用いてもよいし、前述のプログラム
を計算機で読み取り可能な記録媒体に格納し、該記録媒
体からプログラムを計算機にインストールして用いても
良い。
【0078】本発明によれば、影響範囲が自動的に出力
されるため、目視による確認では確認しきれないような
大きなビジネスプロセス定義、例えばノード数が数十、
数百に及ぶ大きさの場合に、特に有効である。また、ビ
ジネスプロセス定義そのものに変更がなく、各ノードに
おける処理対象のデータに変更がある場合など、ビジネ
スプロセス定義のフロー図のみでは処理の確認ができな
い場合などにも有効な技術である。
【0079】以上説明したように、本発明によれば、ビ
ジネスプロセス変更時に必要なテスト項目を効率よく判
断することが可能なワークフローシステムを提供するこ
とができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ビジネスプロセス定義を比較した情報を、理解し易く表
示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したワークフローシステムの全体
構成の例を示す。
【図2】案件管理が案件の状態遷移を制御するために利
用するビジネスプロセス定義の例を示す。
【図3】ビジネスプロセス定義200の各処理ノードに
おけるデータアクセスの対応を表すデータ項目対応表の
例を示す。
【図4】案件テーブル144の例を示す。
【図5】新しく定義するビジネスプロセス定義の例を示
す。
【図6】ビジネスプロセス定義500の各処理ノードに
おけるデータアクセスの対応を表すデータ項目対応表の
例を示す。
【図7】テスト項目出力機能146の処理フローの例を
表す。
【図8】ビジネスプロセス定義データの例を示す。
【図9】ビジネスプロセス定義変更によって影響を受け
るノード・データを図示した例。
【符号の説明】
100 ワークフロークライアント 101 クライアントプログラム 102 案件操作機能 103 通信機能 110 ワークフロークライアント 120 ワークフロークライアント 130 ネットワーク 140 ワークフローサーバ 141 通信機能 142 案件管理機能 143 ビジネスプロセス定義管理機能 144 案件テーブル 145 ビジネスプロセス定義格納エリア 146 テスト項目出力機能 147 ビジネスプロセス定義登録機能

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計算機の記録部に格納された、作業を定義
    したノードからなるビジネスプロセス定義の情報にもと
    づいて処理部によってビジネスプロセス定義を表示させ
    るプログラムであって、 前記記録部に格納された第一のビジネスプロセス定義の
    情報と第二のビジネスプロセス定義の情報とを比較する
    ステップと、 前記比較した結果に基づき、前記第一のビジネスプロセ
    ス定義の情報と前記第二のビジネスプロセス定義の情報
    との差分に基づく情報を抽出するステップと、 前記抽出した差分に基づく情報を表示させるステップと
    を処理部によって実行させることを特徴とするビジネス
    プロセス定義に基づく情報を表示させるプログラム。
  2. 【請求項2】前記ビジネスプロセス定義の情報とは、少
    なくともノードの名称、ノード識別子、ノードの処理内
    容、ノードで処理対象となるデータ、前記データの名
    称、前記データの種別のいずれかを含むことを特徴とす
    る請求項1記載のプログラム。
  3. 【請求項3】前記差分に基づく情報に、ノードの名称、
    ノード識別子、ノードの処理内容のいずれかを含む場合
    には、前記ノードで更新するデータを参照又は更新する
    ノードの情報を含むことを特徴とする請求項1記載のプ
    ログラム。
  4. 【請求項4】前記差分に基づく情報に、ビジネスプロセ
    ス定義に含まれるノードで処理対象となるデータ、前記
    データの名称、前記データの種別のいずれかを含む場合
    には、前記データを参照又は更新するノードの情報を含
    むことを特徴とする請求項1記載のプログラム。
  5. 【請求項5】前記差分に基づく情報を表示させる際に、
    前記差分に基づく情報に含まれるノードに関連する情報
    を、他のノードと区別して表示させることを特徴とする
    請求項1記載のプログラム。
  6. 【請求項6】前記差分に基づく情報を表示させる際に、
    前記第一のビジネスプロセス定義の情報と前記第二のビ
    ジネスプロセス定義の情報とにおいて共通するノードの
    情報を、前記差分に基づく情報に含まれるノードに関連
    する情報と区別して表示させることを特徴とする請求項
    1記載のプログラム。
  7. 【請求項7】計算機の記録部に格納された、作業を定義
    したノードからなるビジネスプロセス定義の情報に基づ
    いて処理部によって、ビジネスプロセス定義を表示する
    方法であって、 前記処理部は、ビジネスプロセス定義と、前記ビジネス
    プロセス定義に含まれるノードの名称と前記ノードで処
    理するデータと前記データの名称と前記データの種別と
    を対応づけたデータ項目情報とを前記記録部に複数格納
    し、 複数の前記ビジネスプロセス定義に含まれる第一のビジ
    ネスプロセス定義に含まれるノードに関連する情報と第
    二のビジネスプロセス定義に含まれるノードに関連する
    情報とを比較し、 前記比較結果に応じて、相違するノードの情報を抽出
    し、 前記抽出した相違するノードの情報に基づいて、前記デ
    ータ項目情報から前記相違するノードの情報に含まれる
    ノード名称に対応するデータ項目を抽出し、 前記抽出したデータ項目のデータの種別に基づいて、前
    記データ項目のデータを処理するノードを他のノードと
    区別して画面に表示することを特徴とするビジネスプロ
    セス定義に基づく情報を表示する方法。
  8. 【請求項8】前記データの種別とは、少なくともデータ
    の更新もしくは参照の情報を含むことを特徴とする請求
    項7記載のビジネスプロセス定義に基づく情報を表示す
    る方法。
  9. 【請求項9】計算機に格納した、作業を定義したノード
    からなるビジネスプロセス定義と、前記ノードのノード
    名称と前記ノードで処理するデータの項目とを対応づけ
    たデータ項目情報とを読み出し、ビジネスプロセス定義
    を表示する方法であって、 処理部は、ビジネスプロセス定義のデータとデータ項目
    情報とを対応づけて複数格納し、 前記ビジネスプロセス定義に含まれる第一のビジネスプ
    ロセス定義を示す識別子に対応した第一のデータ項目情
    報と第二のビジネスプロセス定義を示す識別子に対応し
    た第二のデータ項目情報とを比較し、 前記比較結果に応じて、前記第一のデータ項目情報と前
    記第二のデータ項目情報とで異なる情報を変更データ情
    報として抽出し、 前記抽出した変更データ情報に基づいて、前記データ項
    目表から前記変更データ情報に含まれるデータを処理す
    るノード名称を抽出し、 前記抽出したノード名称に関する情報を他のノード名称
    に関する情報と区別して画面に表示することを特徴とす
    るビジネスプロセス定義を表示する方法。
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