JP2001206657A - エレベータ群管理システム - Google Patents
エレベータ群管理システムInfo
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Abstract
群管理が故障した場合でも簡単な手順でバックアップ運
転を行うエレベータ群管理システムを提供する。 【解決手段】 複数台のエレベータを一群として管理す
るための群管理制御装置1と、これに管理される複数の
各号機制御装置2とをネットワーク7に接続して構成さ
れ、各号機制御装置2がそれぞれ、各エレベータを個々
に管理・制御する各号機制御手段3と、エレベータおよ
び上記ネットワークと乗場呼情報を含む情報の通信を行
う通信手段4と、群管理制御装置との通信異常を検出す
る通信異常検出手段6と、通信異常検出手段が通信異常
を検出した場合に、乗場呼情報をもとに、隣接した各号
機制御装置同士で乗場呼情報を共有し、ローカル管理制
御運転を行う簡易バックアップ手段5と、を備える。
Description
装置をネットワーク接続し群管理制御するエレベータ群
管理システムに関するものである。
マイクロコンピュータの採用により、大量な情報の演算
処理と高度な制御を実現することが可能になってきた。
ネットワーク接続したシステムがいくつか提案されてい
る。これらのシステムにおいては、各号機制御装置に群
管理機能を分担してもたせるため、特に一つの各号機制
御装置が故障した場合の動作に関して、システムの信頼
性を向上させるための技術が重要になってくる。
にて提示されるものは、乗場呼びに対する応答分担評価
機能を各台制御部に分散してもたせ、特定の各台制御部
に乗場呼登録機能をもたせるようにしている。そして図
7に示すように、各台制御部をループ状に接続し、伝送
路が故障した場合にはいくつかのグループに分けて(例
えばAをメインとするA、B、C、H、Gのグループ
と、EをメインとするE、D、Fのグループ)、その中
で群管理を行うように構成されている。
提示されるものは図8に示すように、直列に2本の独立
したライン151,152を両側の2つの制御装置15
0に接続し、一つの制御装置が故障したときには、乗場
に関する情報はもう一つの制御装置に送受信されるよう
に構成されている。すなわち各々の制御装置の情報が2
本の独立したライン151,152を経て2つの方向に
互いに別の制御装置へ送られる。
の種のシステムでは、例えば複数の各号機制御装置の中
の一つの制御装置に群管理機能をもたせ、その制御装置
が故障した場合には、残りの制御装置の中から次に群管
理を行う制御装置が選択され、その制御装置が群管理機
能を継続して行うようになっている。しかしながらこの
ようなシステムにおいては、各制御装置の中のいずれに
も群管理を行うための群管理制御機能を分担させてもた
せる必要が有り、しかもその実現方法が複雑であること
からそれぞれの各号機制御装置に特別なCPUやメモリ
空間を用意する必要があり、ソフトウェアにもハードウ
ェアにも余分な資源が必要となり、コストが高騰する等
の問題があった。
めになされたもので、群管理制御装置がダウンした場合
でも、簡単な構成で実現可能な2CAR運転や協調分散
運転等のローカル管理制御に基づくバックアップ運転を
実現するエレベータ群管理システムを提供することを目
的とする。
発明は、複数台のエレベータを一群として管理するため
の群管理制御装置と、これに管理される複数の各号機制
御装置とをネットワーク接続して構成されたエレベータ
の群管理システムにおいて、上記群管理制御装置の制御
に基づき該当エレベータを個々に管理・制御を行う上記
各号機制御装置が、上記群管理制御装置との通信に異常
を検出した場合に、乗場呼情報をもとに所定の上記各号
機制御装置と協同してローカル管理制御に基づく運転を
行う簡易バックアップ手段を備えたことを特徴とするエ
レベータ群管理システムにある。
れぞれ、各エレベータを個々に管理・制御する各号機制
御手段と、エレベータおよび上記ネットワークと乗場呼
情報を含む情報の通信を行う通信手段と、上記群管理制
御装置との通信異常を検出する通信異常検出手段と、上
記通信異常検出手段が通信異常を検出した場合に、上記
乗場呼情報をもとに、隣接した各号機制御装置同士で乗
場呼情報を共有し、2CAR運転を行う上記簡易バック
アップ手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記
載のエレベータ群管理システムにある。
かごを優先的に応答させ、空かごがない場合には新規乗
場呼びが前方呼びであって背後呼びでなく相手がその逆
である場合に該号機を応答させ、それ以外は両方の号機
を応答させるものであることを特徴とする請求項2に記
載のエレベータ群管理システムにある。
れぞれ、各エレベータを個々に管理・制御する各号機制
御手段と、エレベータおよび上記ネットワークと乗場呼
情報を含む情報の通信を行う通信手段と、上記群管理制
御装置との通信異常を検出する通信異常検出手段と、上
記通信異常検出手段が通信異常を検出した場合に、上記
乗場呼情報をもとに、各号機制御装置が、他号機との位
置、方向を考慮して自号機が応答する乗場呼びのエリア
を個々に設定する協調分散運転を行う上記簡易バックア
ップ手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載
のエレベータ群管理システムにある。
階で発生する上昇方向および下降方向の全ての乗場呼び
をカバーするように、各号機制御装置が自号機が応答す
る乗場呼びのエリアを、他号機との位置、方向を考慮し
て個々に設定するものであることを特徴とする請求項4
に記載のエレベータ群管理システムにある。
群管理制御装置が故障した場合には、群管理をやめ、残
りの隣接された2台のエレベータ同士で、2CAR運転
を簡易的に行う。また、各号機制御装置が、他号機との
位置、方向を考慮して自号機が応答する乗場呼びのエリ
アを個々に設定する方法では、各エレベータが協調分散
して動作する協調分散運転を行う。
従って図面に基づき説明する。
態によるエレベータ群管理システムの構成を示すブロッ
ク図である。図1におて、1はエレベータ全般を群管理
制御する群管理制御装置、2は各号機を制御する各号機
制御装置であり、3は主として各号機単体を制御する各
号機制御手段、4は各号機制御装置2とネットワークと
の通信を行う通信手段である。6はネットワーク上の群
管理制御装置1との通信異常を検出する通信異常検出手
段であり、5は通信異常を検出すると、ローカル管理制
御である2CAR運転や分散協調によるバックアップ運
転を行うための簡易バックアップ手段である。
制御装置1をネットワーク接続するネットワークであ
り、8は各乗場に設置される乗場釦、9は乗場釦8と各
号機制御装置との通信を行う演算装置であるホールステ
ーションである。
置、かご方向、かご内負荷等の各かご情報の他に、乗場
呼びの登録・解消、乗場釦ランプの点灯・消灯といった
乗場釦8に関する情報も流れる。また、通常、各号機制
御装置2には、隣接する2台に1台の割合で乗場釦8が
接続されるようになっている。
ロコンピュータ内のソフトウエアによって構成されてお
り、CPUを含めたハードウェア構成は各号機制御装置
2で共通になっている。また、ネットワーク7上には群
管理を行うのに最低限必要な情報、例えば、乗場呼びの
登録情報、割当情報等が常時伝送されている。
うにネットワーク7に流れるかを説明する。図2の(a)
は乗場で乗場釦8が押されたことにより発生する乗場釦
登録情報(乗場呼情報)であり、全部で5byteの情報
からなる。1byte目は送信先データであり群管理制
御装置1の識別データが設定される。2byte目は送
信元データであり例えばホールステーション9に相当す
る識別データが設定される。3byte目は属性データ
であり、グループ分けされた複数ある乗場釦系列の中か
ら識別するデータが設定される。4byte目は階床デ
ータで乗場釦8が設置されている階床が数値データで設
定される。5byte目は方向データであり、UP(昇
り)/DN(降り)を識別する数値データが設定される。
ンプを点灯する乗場釦ランプ情報は図2の(b)で示され
る。この情報は(a)と同様に5byteで構成される。
1byte目は送信先データであり、例えば点灯する乗
場のホールステーション9に相当する識別データが設定
される。2byte目は送信元データであり、群管理制
御装置1の識別データが設定される。3byte目は属
性データであり、複数ある乗場釦系列の中から識別する
データが設定される。4byte目は階床データで乗場
釦8が設置されている階床が数値データで設定される。
5byte目は方向データであり、UP/DNを識別す
る数値データが設定される。これらの情報がホールステ
ーション9を経由して乗場釦8と通信手段4の間で通信
されることになる。
テムの動作について説明するが、ここでは群管理制御装
置1がダウンした場合の動作について説明し、通常の群
管理制御運転等の動作については省略する。
た場合の手順について説明する。まずステップST30
で各号機の通信異常検出手段6が群管理制御装置1との
通信状態をチェックする。これは例えばヘルシーチェッ
ク異常等の一般的な方法で検出ができる。そしてステッ
プST31で群管理制御装置1との通信異常を検出した
場合は、ステップST32で各号機制御手段3が自号機
が乗場釦接続号機かどうかを判定して、乗場釦接続号機
ならばステップST33で乗場釦情報を隣接する号機へ
送信する。これは図2の(a)で示した情報の送信先デー
タ(1byte目)を群管理制御装置1から隣接する号機
に変更することで送信が可能になる。そして、乗場釦非
接続号機ならばステップST34で隣接する乗場釦接続
号機から乗場釦情報を受信する。このような手順によ
り、群管理制御装置1がダウンした場合に乗場釦情報を
隣接した号機の間で共有することが可能になり、これに
基づき簡易バックアップ手段による以下に述べるローカ
ル管理制御に基づく運転が行われる。
ル管理制御の一例である2CAR運転を行う手順につい
て説明する。ここでは乗場釦が登録されて1台のエレベ
ータが割り当てられるというローカル管理制御の基本的
な手順について#1号機、#2号機の2台のエレベータ
で説明する。
生する。次にステップST41で#1、#2号機がとも
に空かごかどうかを判定する。2台とも空かごであれ
ば、ステップST42で#1号機の方が近いかどうか判
定し、近ければ、あるいは同じ距離であればステップS
T47で#1号機が応答し、近くなければステップST
48で#2号機が応答する。ステップST41で#1、
#2号機の両方が空かごでない場合に、ステップST4
1aで#1、#2号機のいずれかが空かごかどうかを判
断し、空かごの方を応答させる。
もに空かごでないことがわかると、次にステップST4
3で新規呼びが#1号機から見て前方呼びであり、#2
号機からみて前方呼びでない場合、また、ステップST
44で新規呼びが#2号機から見て背後呼びであり、#
1号機からみて背後呼びでない場合は、ステップST4
7で#1号機に割り当てる。ここでいう前方呼びとは、
かごの現在位置から進行方向の任意の階床に登録された
乗場呼びのことであり、背後呼びとは、かごの現在位置
から進行方向と逆方向の任意の階床に登録された乗場呼
びのことである。
機から見て前方呼びであり、#1号機からみて前方呼び
でない場合、また、ステップST46で新規呼びが#1
号機から見て背後呼びであり、#2号機からみて背後呼
びでない場合は、ステップST48で#2号機に割り当
てる。そして、上記いずれの条件にも当てはまらない場
合は、ステップST49で#1、#2号機がともに応答
する。
空かごがない場合には新規乗場呼びが前方呼びであって
背後呼びでなく相手がその逆である場合に該号機を応答
させ、それ以外は両方の号機を応答させるという非常に
簡単な呼び割り当てのバックアップ手順であり、各号機
制御装置に特別なCPUやメモリ空間を用意することな
く実現が可能である。
ーカル管理制御の別の例である協調分散運転を行う手順
について説明する。図5をもとにエレベータの動きを説
明する。図5では3台10停止のビルを想定した。今、
#1号機は5Fに無方向戸閉待機、#2号機は2FをU
P方向で走行中、#3号機は9FをDOWN方向で走行
中である。このとき、各号機が有している方向で各階床
をスキャンしていずれの階のいずれの方向にもサービス
すべきかごを決定する。
生すると、#2号機は2Fから4FまでのUP方向に発
生した呼びに応答し、#1号機は5Fから9FまでのU
P方向と10FのDOWN方向に発生した呼びに応答
し、#3号機は9Fから2FまでのDOWN方向と1F
のUP方向に発生した呼びに応答する。
係、方向を考慮して自号機が応答する階床を個々に設定
し、全階で発生する呼びをカバーすることができる。す
なわち図5で3つの矢印を合わせると、1Fから10F
までを1往復していることから、全階で発生するUP方
向およびDOWN方向の全てをカバーしていることが分
かる。また、乗場釦情報を全号機に通信する必要がある
ため、図3で説明したフローチャートのステップST3
3の内容で、送信先の識別コードを”全号機”に設定す
る。
施の形態によるローカル管理制御の一例である協調分散
運転を行う手順について説明する。なお、構成される手
段は図1に記載の手段と同じである。
期化し、ステップST62でかごNの位置階の情報をL
に、かごNの方向をスキャン方向にそれぞれ設定する。
次にステップST63でスキャン方向がUP(昇り)かど
うか判定し、同様にステップST64でスキャン方向が
DN(降り)かどうか判定し、方向有りの場合はステップ
ST65でL階にスキャン方向と同方向または無方向の
かごがあるかどうか判定し、なければステップST68
でL階、スキャン方向の呼びをかごNに割り付ける。あ
る場合はステップST76ですべてのかごについてチェ
ックしたかどうか判定し、チェックしていない場合はス
テップST77でNを更新し、以後ステップST62以
降を繰り返す。
方向が無方向の場合はステップST66で、スキャン方
向をUP方向に設定し、ステップST67でL階の呼び
がすでに他のかごに割り付けられているかどうか判定
し、割り付けられていない場合はステップST68でL
階、スキャン方向の呼びをかごNに割り付ける。
P方向かどうか判定し、UPであれば、ステップST7
1でL階が最上階かどうか判定し、最上階でなければス
テップST74でLをUP方向に更新する。最上階であ
ればステップST75でスキャン方向をDN方向に反転
させる。また、スキャン方向がDNの場合はステップS
T70でL階が最下階かどうか判定し、最下階でなけれ
ばステップST73でL階をDN方向に更新する。最下
階であればステップST72でスキャン方向をUP方向
に反転させる。
れの各号機制御装置毎にそれぞれ応答すべき階床、方向
を、他のかごの位置、方向を考慮しながら簡単な手順で
設定することができる。
制御装置およびそれぞれの各号機制御装置が一本のネッ
トワークに接続されているものを示したが、ネットワー
クがリング状のものであっても同様に実現できる。
のエレベータを一群として管理するための群管理制御装
置と、これに管理される複数の各号機制御装置とをネッ
トワーク接続して構成されたエレベータの群管理システ
ムにおいて、群管理制御装置の制御に基づき該当エレベ
ータを個々に管理・制御を行う各号機制御装置が、群管
理制御装置との通信に異常を検出した場合に、乗場呼情
報をもとに所定の各号機制御装置と協同してローカル管
理制御に基づく運転を行う簡易バックアップ手段を備え
たので、群管理制御装置がダウンした場合でも、簡単な
構成で実現可能なローカル管理制御に基づくバックアッ
プ運転を実現できる。
ベータを個々に管理・制御する各号機制御手段と、エレ
ベータおよびネットワークと乗場呼情報を含む情報の通
信を行う通信手段と、群管理制御装置との通信異常を検
出する通信異常検出手段と、通信異常検出手段が通信異
常を検出した場合に、乗場呼情報をもとに、隣接した各
号機制御装置同士で乗場呼情報を共有し、2CAR運転
を行う簡易バックアップ手段と、を備えるものとしたの
で、それぞれの各号機制御装置に従来のような群管理用
の余分なソフトウェア、ハードウェア資源を設ける必要
がなく、コストが低減できる。
応答させ、空かごがない場合には新規乗場呼びが前方呼
びであって背後呼びでなく相手がその逆である場合に該
号機を応答させ、それ以外は両方の号機を応答させるも
のとしたので、極めて簡単な呼び割り当てのバックアッ
プ手順であり、各号機制御装置に特別なCPUやメモリ
空間を用意することなく実現が可能である。
ベータを個々に管理・制御する各号機制御手段と、エレ
ベータおよび上記ネットワークと乗場呼情報を含む情報
の通信を行う通信手段と、群管理制御装置との通信異常
を検出する通信異常検出手段と、通信異常検出手段が通
信異常を検出した場合に、乗場呼情報をもとに、各号機
制御装置が、他号機との位置、方向を考慮して自号機が
応答する乗場呼びのエリアを個々に設定する協調分散運
転を行う簡易バックアップ手段と、を備えるものとした
ので、それぞれの各号機制御装置に従来のような群管理
用の余分なソフトウェア、ハードウェア資源を設ける必
要がなく、コストが低減できる。
昇方向および下降方向の全ての乗場呼びをカバーするよ
うに、各号機制御装置が自号機が応答する乗場呼びのエ
リアを、他号機との位置、方向を考慮して個々に設定す
るものとしたので、極めて簡単な呼び割り当てのバック
アップ手順であり、各号機制御装置に特別なCPUやメ
モリ空間を用意することなく実現が可能である。
管理システムの構成を示す図である。
ランプ情報を示した図である。
を検出した場合の手順を説明するためのフローチャート
図である。
2CAR運転の手順を説明するためのフローチャート図
である。
めの図である。
協調分散運転の手順を説明するためのフローチャート図
である。
す概略図である。
す概略図である。
制御手段、4 通信手段、5 簡易バックアップ手段、
6 通信異常検出手段、7 ネットワーク、8乗場釦、
9 ホールステーション。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数台のエレベータを一群として管理す
るための群管理制御装置と、これに管理される複数の各
号機制御装置とをネットワーク接続して構成されたエレ
ベータの群管理システムにおいて、上記群管理制御装置
の制御に基づき該当エレベータを個々に管理・制御を行
う上記各号機制御装置が、上記群管理制御装置との通信
に異常を検出した場合に、乗場呼情報をもとに所定の上
記各号機制御装置と協同してローカル管理制御に基づく
運転を行う簡易バックアップ手段を備えたことを特徴と
するエレベータ群管理システム。 - 【請求項2】 上記各号機制御装置がそれぞれ、 各エレベータを個々に管理・制御する各号機制御手段
と、 エレベータおよび上記ネットワークと乗場呼情報を含む
情報の通信を行う通信手段と、 上記群管理制御装置との通信異常を検出する通信異常検
出手段と、 上記通信異常検出手段が通信異常を検出した場合に、上
記乗場呼情報をもとに、隣接した各号機制御装置同士で
乗場呼情報を共有し、2CAR運転を行う上記簡易バッ
クアップ手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ
群管理システム。 - 【請求項3】 上記2CAR運転が、空かごを優先的に
応答させ、空かごがない場合には新規乗場呼びが前方呼
びであって背後呼びでなく相手がその逆である場合に該
号機を応答させ、それ以外は両方の号機を応答させるも
のであることを特徴とする請求項2に記載のエレベータ
群管理システム。 - 【請求項4】 上記各号機制御装置がそれぞれ、 各エレベータを個々に管理・制御する各号機制御手段
と、 エレベータおよび上記ネットワークと乗場呼情報を含む
情報の通信を行う通信手段と、 上記群管理制御装置との通信異常を検出する通信異常検
出手段と、 上記通信異常検出手段が通信異常を検出した場合に、上
記乗場呼情報をもとに、各号機制御装置が、他号機との
位置、方向を考慮して自号機が応答する乗場呼びのエリ
アを個々に設定する協調分散運転を行う上記簡易バック
アップ手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ
群管理システム。 - 【請求項5】 上記協調分散運転が、全階で発生する上
昇方向および下降方向の全ての乗場呼びをカバーするよ
うに、各号機制御装置が自号機が応答する乗場呼びのエ
リアを、他号機との位置、方向を考慮して個々に設定す
るものであることを特徴とする請求項4に記載のエレベ
ータ群管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000017275A JP4509276B2 (ja) | 2000-01-26 | 2000-01-26 | エレベータ群管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000017275A JP4509276B2 (ja) | 2000-01-26 | 2000-01-26 | エレベータ群管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001206657A true JP2001206657A (ja) | 2001-07-31 |
JP4509276B2 JP4509276B2 (ja) | 2010-07-21 |
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ID=18544288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JP4509276B2 (ja) |
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