JP2001317597A - リンクプレート - Google Patents

リンクプレート

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JP2001317597A JP2001134592A JP2001134592A JP2001317597A JP 2001317597 A JP2001317597 A JP 2001317597A JP 2001134592 A JP2001134592 A JP 2001134592A JP 2001134592 A JP2001134592 A JP 2001134592A JP 2001317597 A JP2001317597 A JP 2001317597A
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G5/00V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
    • F16G5/16V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts
    • F16G5/18V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts in the form of links
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G13/00Chains
    • F16G13/02Driving-chains
    • F16G13/06Driving-chains with links connected by parallel driving-pins with or without rollers so called open links

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に無段変速機のための、改善されたリンク
プレートチェーンを提供する。 【解決手段】 多数のチェーンリンクが設けられてい
て、これらのチェーンリンクが、隣接し合う2つのチェ
ーンリンクにそれぞれ接していて、それぞれ多数のリン
クプレートを有しており、それぞれ2つの互いに接し合
うチェーンリンクを旋回可能に接続し、かつ、それぞれ
少なくとも2つのクレードル部材を有する多数のジョイ
ント装置が設けられており、少なくとも1つの緊締防止
装置が設けられており、該緊締防止装置は、チェーンリ
ンクがほぼ直線状に整列される相対位置の方向で、緊締
力又はこれと類似のものによってこのチェーンリンクの
相対運動が阻止される相対位置に、隣接し合う2つのチ
ェーンリンクが移動するのを阻止するようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に無段変速機で
トルク伝達のために使用されるリンクプレートチェーン
(Laschenkette)に関する。
【0002】
【従来の技術】リンクプレートチェーン及び、前記無段
変速機のためにリンクプレートチェーンも既に公知であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、別の
構成のリンクプレートチェーンを提供することである。
【0004】本発明の特別な観点によれば、本発明の課
題は、改善された運転確実性が保証され、安価に製造可
能で構造的に簡単な構成されたリンクプレートチェーン
を提供することである。
【0005】本発明の特別な観点によれば、本発明の課
題は、製造公差によって運転確実性に不都合な影響が及
ぼされることが少ないリンクプレートチェーンを提供す
ることである。
【0006】本発明の特別な観点によれば、本発明の課
題は、簡単な形式で取り扱い及び組み立てができ、無段
変速機に組み付けることができるようなリンクプレート
チェーンを提供することである。
【0007】本発明の特別な観点によれば、本発明の課
題は、耐用年数が長く、摩耗しにくいリンクプレートチ
ェーンを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明によ
れば、以下の説明又は請求項に記載され又は図面に示さ
れた複数の特徴のうちの少なくとも1つの特徴を有す
る、リンクプレートチェーン、又はこのリンクプレート
チェーンを有する無段変速機、又はこのリンクプレート
チェーンを製造するための方法によって解決された。
【0009】前記課題は特に、請求項1又は請求項2又
は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6又は
請求項7又は請求項8又は請求項9又は請求項10又は
請求項11又は請求項12によって解決された。
【0010】さらに前記課題は、請求項42に記載した
無段変速機によって解決された。
【0011】さらに前記課題は、請求項43に記載した
リンクプレートチェーンを製造するための方法によって
解決された。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば緊締防止装置(Anti
−Verklemmsicherung)が設けられて
いる。この緊締防止装置は、互いに隣接し合う2つのチ
ェーンリンクが、締め付け力又はこれと類似のものがチ
ェーンリンクに作用する相対位置に移動するのを阻止
し、これらの隣接し合うチェーンリンクが、ほぼ直線状
(linear)に整列される相対位置の方向に移動せ
しめられるのを阻止するか又は少なくとも困難にする。
緊締防止装置は特に、チェーンリンクのリンクプレート
が開口を有していて、この開口内にクレードル部材が延
びている場合に、隣接し合う2つのチェーンリンクのリ
ンクプレートが旋回せしめられた時に、これらのリンク
プレートとクレードル部材との間に締め付け力が生じ、
この締め付け力によってチェーンリンク若しくはリンク
プレートが旋回されない位置に運動するのに抗して働く
ように、構成されている。本発明によれば特に、隣接し
合うチェーンリンクのリンクプレート間、若しくはこれ
らのチェーンリンクを互いに旋回可能に枢着するクレー
ドル部材間に次のような締め付け力が働くことが避けら
れるようになっている。即ち、チェーンの重力によっ
て、旋回させられたチェーンリンクを接続するジョイン
ト装置を中心にしたトルクが生ぜしめられた時に、つま
り特にチェーンが重力の影響を受けた垂れ下がった時
に、旋回せしめられたチェーンリンクを特に直線的に整
列させるために、チェーンの重力が十分でないような締
め付け力が働くことが避けられる。
【0013】またこの緊締防止装置は、隣接し合う2つ
のチェーンリンクが、これらのチェーンリンクが第1の
旋回方向で互いに旋回せしめられる単数若しくは複数の
相対位置で緊締されるのを阻止するか、又はチェーンリ
ンクが、前記第1の旋回方向とは逆方向の第2の旋回方
向でで互いに旋回せしめられる単数若しくは複数の相対
位置で緊締せしめられるのを阻止するか、又はこのチェ
ーンリンクが両旋回方向で緊締されるのを阻止するよう
に構成されている。
【0014】旋回若しくは旋回方向のための、互いに隣
接し合うチェーンリンクの基準位置は、本発明では特
に、隣接し合うチェーンリンクが実質的に直線状に整列
されている相対位置である。
【0015】特に緊締防止装置は、隣接し合う2つのチ
ェーンリンクが、チェーンリンク内側方向に旋回せしめ
られる単数若しくは複数の相対位置で緊締されるのを阻
止するように構成されている。
【0016】隣接し合うチェーンリンクの緊締とは、本
発明では特に、これらのチェーンリンクの相対可動性
(少なくとも前記基準位置の方向での)がロックされ
る、という意味である。この緊締は場合によっては、1
つのチェーンリンク並びに隣接するチェーンリンクの単
数又は複数のリンクプレートが共通のジョイント装置の
クレードル部材でそれぞれ互いに相対回動不能に固定さ
れ、これら2つのクレードル部材が互いに相対的に緊締
されるか、若しくはそれぞれ他方のクレードル部材と、
他方のチェーンリンクの少なくとも1つのリンクプレー
トとの間の少なくとも1つのクレードル部材が緊締され
るという形式のものである。他方のチェーンリンクはこ
の意味では、当該のクレードル部材が例えば形状結合
(形状による束縛;Formschluss)を介して
相対回動不能に連結されるチェーンリンクのことであ
る。
【0017】前記課題は、請求項2に記載したリンクプ
レートチェーンによって解決される。
【0018】本発明によれば特に、多数の旋回可能に接
続された(枢着された)チェーンリンクと旋回制限装置
とを有するリンクプレートが設けられている。チェーン
リンクの少なくとも一部が、9mmと同じか又はこれよ
りも小さいピッチを有している。
【0019】ピッチ(Teilung)とは、本発明に
おいては特に、隣接し合う2つのジョイント装置の隣接
し合うそれぞれ2つのジョイント軸線を有する間隔のこ
とである。本発明によれば特に、チェーンの走行方向で
互いに連続する多数のチェーンリンクが設けられてお
り、そのピッチは、約5mm〜約15mm又はこれより
も大きいか、或いは約5mm〜約15mm又はこれより
も大きいピッチを有するチェーンリンクが走行方向の両
側でチェーンリンクに接していて、そのピッチが約5m
m〜薬15mmよりも小さく有利には9mmである。特
に有利にはリンクプレートチェーンは、ピッチが6.5
mm〜8.5mmであるチェーンリンク並びに、ピッチ
が9mm〜12mmの間であるチェーンリンクを有して
いる。本発明の別の実施例によれば、リンクプレートチ
ェーンが、2つまたはそれ以上の異なるリンクプレート
長さを有して構成されている。
【0020】旋回制限装置は、9mmと同じか又はこれ
よりも大きいピッチを有する部材と、1つ又は2つの隣
接し合うチェーンリンクとの間の最大旋回角度が35゜
よりも小さい、有利には30゜よりも小さい、特に有利
には28゜よりも小さい、さらに特に有利には21゜と
28゜との間であることを保証するように構成されてい
る。また有利には、旋回制限装置は、隣接し合うそれぞ
れ2つのチェーンリンク間で、これらのチェーンリンク
のピッチに関連して、及び場合によっては走行曲率半径
(この曲率半径に沿ってリンクプレートチェーンが駆動
中に移動せしめられる)に関連して最大旋回角度が規定
されるように構成されている。
【0021】隣接し合う2つのチェーンリンクの旋回角
度は、特にチェーンリンクの一方が、隣接し合うチェー
ンリンクが一列に並んで配列される位置から変位する角
度である。
【0022】旋回制限装置は特に、チェーン内側方向へ
の旋回又はチェーン外側方向への旋回或いは両方向への
旋回のための隣接し合う2つのチェーンリンクの旋回角
度を制限するように構成されている。
【0023】前記課題は、請求項3に記載したリンクプ
レートチェーンによって解決される。
【0024】本発明によれば特に、隣接し合う2つのチ
ェーンリンクを旋回可能に接続する少なくとも1つのジ
ョイント装置のクレードル部材が、往復旋回運動後にそ
の互いに相対的な初期位置に、並びに場合によってはそ
れぞれ隣接し合うチェーンリンクに対する初期位を有す
るように保証する装置が設けられている。この場合、有
利には、チェーン平面内でのクレードル部材の横断面は
それぞれ非対称(アシンメトリー)に構成されている。
【0025】初期の相対位置は、特に、「往−旋回」の
開始において与えられるクレードル部材の相対位置であ
る。特に有利には、ジョイント装置のクレードル部材が
往復旋回運動後にその初期の相対位置を有することを保
証する装置が次のように構成されていることである。つ
まり、「往−旋回運動」が、チェーン内側方向で又はチ
ェーン外側方向で又はこれらの任意の方向で行われる時
に、初期の相対位置が再び与えられることが保証される
ように構成されていることである。特に有利には、この
装置は、往復旋回運動のための初期位置が、このクレー
ドル部材対によって旋回可能に接続されたチェーンリン
クが直線的に整列された位置である場合に、初期の相対
位置が再び与えられることが保証されるように構成され
ている。有利には、この装置は、隣接し合うチェーンリ
ンクがほぼ任意の旋回運動後に再び基準位置に戻る場
合、つまり特にチェーンリンクがほぼ直線的に整列され
た相対位置に戻る場合に、このクレードル部材が互い
に、及び場合によっては隣接するチェーン部材に対する
それぞれ同じ相対位置を有することを保証する。
【0026】前記課題は、請求項4に記載したリンクプ
レートチェーンによって解決される。
【0027】本発明によれば特に、チェーンリンクのリ
ンクプレートの少なくとも一部は、その外側輪郭が、チ
ェーンのほぼ走行方向に延びる突起を有するように構成
されている。この突起は走行方向で特にチェーンの端面
側に愛知されていて、有利な形式で、ほぼチェーン内側
に向けられた端面側の領域に配置されている。
【0028】チェーンリンクの走行方向とは、本発明に
おいては特に、チェーンが種々異なる円錐プーリー若し
くは円錐円板(Kegelscheiben)に巻き掛
けられて、円錐円板が回転するようになっている場合
に、チェーンリンクが移動せしめられるチェーンリンク
のそれぞれの走行方向のことである。特に走行方向と
は、各チェーンリンクが個別に移動せしめられるそれぞ
れの方向付け、及び/又はこの移動方向とは逆方向の方
向付けのことである。
【0029】チェーン内側とは、本発明においては特
に、エンドレスに閉じられたチェーンリンクの半径方向
内側領域のことである。
【0030】リンクプレートの端面側とは、本発明では
特に、リンクプレートをリンクプレートチェーンの長手
方向若しくは走行方向で制限する面のことである。
【0031】リンクプレートの単数又は複数の突起は、
特に、隣接する少なくとも1つのクレードル部材と場合
によっては協働して、隣接し合うチェーンリンクの旋回
角度がチェーン内側又はチェーン外側方向で、或いは両
方向で制限されるように作用する。突起は有利には、チ
ェーンリンク内側又はチェーンリンク外側或いはこれら
の両方向への旋回後に、隣接し合うチェーンリンクの緊
締が阻止されるように構成されていてもよい。
【0032】前記課題は、請求項5に記載したリンクプ
レートチェーンによって解決される。
【0033】本発明によれば特に、リンクプレートチェ
ーンのチェーンリンクはそれぞれ多数のリンクプレート
を有しており、これらのリンクプレートは、少なくとも
部分的に有利には全部に単数又は複数の開口を備えてお
り、これらの開口を通って、2つのクレードル部材対が
延びていて、これらのクレードル部材を介してチェーン
リンクのリンクプレートが枢着されており、若しくはこ
れらのクレードル部材を介してチェーンリンクがそれぞ
れ1つの隣接するチェーンリンクに若しくはリンクプレ
ートに枢着されている。リンクプレートの少なくとも一
部は非対称(アシンメトリー)に構成されていて、一方
ではチェーンの走行方向に配置された第1の端面側と、
チェーンの走行方向でこの端面側の次に位置する開口と
の間の一方の壁厚、また他方では、チェーンリンクの走
行方向に配置された第2の端面側とこの第2の端面側の
次に位置する開口との間の他方の壁厚が異なっており、
特に一方の壁厚が他方の壁厚よりも大きい。このような
異なる壁厚は、それぞれ走行方向に対して垂直方向で一
定であるか又は異なって構成されていてよい。
【0034】壁厚とは、本発明においては、特にそれぞ
れの端面側と、チェーンの走行方向で見てこの端面側の
次に位置する、それぞれの開口の箇所との間の間隔のこ
とであるので、特にそれぞれの端面側の各箇所には、次
のような壁厚が配属されている。つまり、チェーンの走
行方向に対して垂直に配置された所定の仮想平面(この
端面側の次に位置する開口の、この端面側の次に位置す
る箇所を通って延びる)からの端面側の前記箇所の間隔
に関連した壁厚が配属されている。
【0035】有利な形式で、端面側の、チェーン内側に
向いた領域における壁厚は種々異なっている。特に有利
には、この種々異なって構成された壁厚は特に、リンク
プレートチェーンの走行方向に配向で、チェーン内側に
向けられた端面の領域内に突起が延びており、この突起
が例えば鼻状に構成されていることによって得られる。
特に有利にはさらに、リンクプレートチェーンの走行方
向に配置された一方の端面側から2つ又は多数の突起が
延びており、この場合これらの突起のうちの1つが、チ
ェーン外側に向いた領域内に配置されていて、こられた
の突起のうちの1つが端面の、チェーン内側に向けられ
た領域内に配置されている。特に有利には、チェーン外
側に向けられた突起は、チェーンが、この突起を有する
チェーンリンクと共に1つの作業側区分(Trumm)
を介して円形運動で移動せしめられた後で、所定の旋回
角度で、場合によっては、走行方向で隣接するクレード
ル部材に当接し、それによってチェーンの過大な旋回を
阻止するように構成されていて、これに対して、チェー
ン内側に向けられた突起は隣接し合う2つのチェーンリ
ンクの旋回運動、特にチェーン内側に向けられた旋回運
動を制限する。場合によっては、チェーン外側に向けら
れた突起はさらに、隣接し合う2つのチェーンリンクの
旋回、特にチェーン外側に向けられた旋回を制限する。
【0036】前記課題はさらに、請求項6に記載したリ
ンクプレートチェーンによって解決される。
【0037】本発明によれば特に、クレードル部材表面
接触領域の湾曲部曲率半径に対するリンクプレート表面
接触領域の湾曲部曲率半径の比は、10より小さい、有
利には8より小さい、特に有利には6より小さい、特に
有利には5より小さい、特に有利には3より小さい、特
に有利には2より小さい。本発明の実施例によれば、リ
ンクプレート表面接触領域の湾曲部曲率半径は、クレー
ドル部材表面接触領域の湾曲部曲率半径のほぼ2倍であ
る。
【0038】湾曲部曲率半径は、特に隣接し合うチェー
ンリンクのそれぞれの旋回位置、若しくはこの旋回位置
に配属された表面接触領域に関連している。
【0039】クレードル部材表面接触領域とは、本発明
においては、クレードル部材の特に次のような表面領域
のことである。つまり、隣接し合うチェーンリンクが旋
回運動する際に、このクレードル部材に対して旋回方向
で相対運動せしめられる、隣接するチェーンリンクの単
数又は複数のリンクプレートが接触する、クレードル部
材の表面領域のことである。このクレードル部材並びに
その他のクレードル部材は、隣接し合う2つのチェーン
リンク間の同じジョイント装置に配属されている。
【0040】リンクプレート表面接触領域とは、本発明
においては、クレードル部材表面接触領域がそれぞれ接
触する単数若しくは複数のリンクプレートの表面領域の
ことである。
【0041】この表面接触領域とはそれぞれ、隣接し合
うチェーンリンクのそれぞれ所定の旋回位置で互いに接
触し合う表面領域のことであるか、又は特に全体的にそ
れぞれ構造的に可能な種々異なる旋回角度においてはこ
の領域の全体のことである。
【0042】クレードル部材表面接触領域とリンクプレ
ート表面接触領域とはそれぞれ丸味を付けて形成されて
おり、この場合、リンクプレート表面接触領域の湾曲部
曲率半径並びにクレードル部材表面接触領域の湾曲部曲
率半径は、種々異なる旋回角度に関連してそれぞれ一定
に又は一定ではなく構成されている。
【0043】クレードル部材表面接触領域に対するリン
クプレート表面接触領域の湾曲部曲率半径の比は、旋回
位置に関連して一定であるか又は一定ではない。
【0044】前記課題は、請求項7に記載したリンクプ
レートチェーンによって解決される。
【0045】本発明によれば特に、ジョイント装置の少
なくとも1つのクレードル部材のクレードル部材表面接
触領域と、隣接し合うチェーンリンクの旋回時にこのク
レードル部材に対して相対的に移動する少なくとも1つ
のリンクプレートのリンクプレート表面接触領域とが接
触するようになっており、この場合、リンクプレート表
面接触領域が、このリンクプレート表面接触領域の領域
で有利には次のような表面領域を有している。つまり、
この表面領域は、半径方向で開口を制限していて、この
開口を通ってクレードル部材対が延びており、この表面
領域は応力に関して問題のない領域に配置されている。
【0046】この応力に関して問題のない領域とは、特
に、リンクプレートチェーンの駆動中に生じた応力が著
しく小さい領域のことである。特に、リンクプレートチ
ェーンの駆動中に生じた、このリンクプレート表面接触
領域の応力は、それぞれのリンクプレートの開口のその
他の表面領域内における応力よりも小さい。特に有利に
はこのリンクプレート表面接触領域は、リンクプレート
の開口を半径方向で制限する表面内に配置されており、
この表面は、それぞれの開口を半径方向で制限する、開
口の表面の50%、有利には35%、有利には25%、
有利には20%、有利には10%である。この開口の表
面内でリンクプレートチェーンの駆動中の応力は、この
開口の種々異なる表面領域におけるよりも小さい。
【0047】前記課題は、請求項8に記載したリンクプ
レートチェーンによって解決される。
【0048】本発明によれば特に、少なくとも1つのチ
ェーンリンクの少なくとも1つのリンクプレートが、ク
レードル対を受容するための開口を有しており、この開
口の輪郭は狭窄部を有しており、この場合、この狭窄部
の壁部の領域内に単数若しくは複数のリンクプレート表
面接触領域が配置されており、このリンクプレート表面
接触領域は、隣接し合うチェーンリンクの旋回時にクレ
ードル部材表面接触領域と接触する。
【0049】有利には、リンクプレートの開口内に設け
られた狭窄部によって、この開口を通って延びる2つの
クレードル部材対が互いに分離されている。
【0050】前記課題は請求項9に記載したリンクプレ
ートチェーンによって解決される。
【0051】本発明によれば、それぞれのチェーンリン
クのリンクプレートが、隣接し合うチェーンリンクを互
いに旋回可能に枢着接続する各ジョイント装置のジョイ
ント軸線方向で、その位置をほぼ維持することを保証す
る。
【0052】前記課題は、請求項10に記載したリンク
プレートチェーンによて解決される。
【0053】本発明によれば、それぞれ多数のリンクプ
レートを有する、互いに隣接し合う2つのチェーンリン
クが、ジョイント装置を介して旋回可能に互いに枢着さ
れており、この場合、少なくとも1つの弾性的な装置が
設けられていて、この装置は、所定のリンクプレート有
利には、所定のジョイント装置に延びるすべてのリンク
プレートを、このジョイント装置のジョイント軸線方向
で負荷する。
【0054】弾性的な装置は、特にばねであって、この
ばねは、皿ばね又はコイルばね又は板ばね又はその他の
形式で構成されたばねである。特に有利には、このばね
は、リンクプレートの開口を通って延びるクレードル部
材の回りに延びている。有利にはばね若しくは弾性的な
装置は、ジョイント装置の軸線方向で隣接し合う2つの
リンクプレート間に配置されていて、このジョイント装
置の周囲に延びるすべての軸線を負荷する。
【0055】特に有利には、ジョイント措置は固定装置
を有しており、若しくはジョイント装置は固定装置と連
結されている。この固定装置は、弾性装置によって、リ
ンクプレートを介してジョイント装置の軸線方向に伝達
される力を受容する。
【0056】弾性的な装置は、金属又はプラスチック又
はその他の材料より製造されている。
【0057】前記課題はさらに、請求項11に記載した
リンクプレートチェーンによって解決される。
【0058】本発明によれば特に、それぞれのジョイン
ト軸線の回りに延びるリンクプレートの全遊びが0.2
mmよりも小さく、有利には0.1mmよりも小さく、
有利には0.05mmよりも小さく、また有利には0.
02mmよりも小さいことを保証する装置を有するリン
クプレートチェーンが設けられている。この装置は、特
に有利には弾性的な装置として構成されている。特に有
利には、ジョイント装置のジョイント軸線方向でのリン
クプレートの可動性は、固定部材によって制限されてい
る。
【0059】有利な形式でこの全遊びは、0.1mmよ
りも小さいか、若しくはリンクプレートがジョイント装
置の軸線方向で(弾性的な装置によって場合によって生
ぜしめられた力は度外視して)、ほぼ摩擦なしであれ
ば、前記その他の値よりも小さい。
【0060】前記課題はさらに、請求項12に記載した
リンクプレートチェーンによって解決される。
【0061】本発明によれば特に、リンクプレートの可
動性をクレードル部材の方向で制限するストッパが設け
られており、この場合このストッパは、ジョイント軸線
方向でのリンクプレートの実際の厚さ若しくは実際の製
造公差を考慮して、またリンクプレートのそれぞれの厚
さ及び数を考慮して、またジョイント軸線方向で互いに
接し合うリンクプレートパケットの厚さを考慮して配置
されている。
【0062】特に本発明によれば、前記ストッパは固定
部材である。特に有利には、それぞれのリンクプレート
を通って延びるクレードル部材に、若しくはこのクレー
ドル部材対に溶接点が配置されており、この溶接点は、
リンクプレートの可動性をクレードル部材端部の方向で
制限し、リンクプレートパケットの実際の厚さに関連し
て個別に設定されるので、ジョイント軸線方向でのリン
クプレートの可動性は、できるだけ小さく維持される。
【0063】本発明によるリンクプレートチェーンは、
有利にはトルク伝達装置に使用されており、このトルク
伝達装置は、特に有利には、車両の無段変速機(CV
T)として構成されている。
【0064】有利な無段変速機の構造について以下に詳
しく説明する。
【0065】無段変速機は、入力装置と出力装置とを有
しており、この入力装置と出力装置との間でトルクの伝
達が行われる。
【0066】入力装置と出力装置とは、それぞれ有利に
は円錐円板組若しくは円錐円板対として構成されてい
る。
【0067】円錐円板組は、有利には2つの円錐円板を
有しており、これらの円錐円板はその狭くなった端部で
互いに向き合っている。
【0068】これの円錐円板組間で、リンクプレートチ
ェーンとして構成された巻き掛け手段によてトルクが伝
達される。このために、リンクプレートチェーンは、入
力装置の円錐円板組にも、また出力装置の円錐円板組に
も巻き掛けられる。
【0069】入力装置の2つの円錐円板並びに出力装置
の円錐円板は、それぞれ軸方向で互いにずらして配置さ
れているので、円錐円板のそれぞれの間隔は軸方向で変
えることができる。有利には、入力装置並びに出力装置
の円錐円板対は、それぞれ1つの軸に相対回動不能に
(つまり一緒に回転するように)支承されている。有利
には、各円錐円板対のそれぞれ一方の円錐円板がこの軸
上に軸方向で不動に、また他方の円錐円板が軸方向で摺
動可能に支承されている。
【0070】有利な形式で、巻き掛け手段(ここではリ
ンクプレート)は、入力装置及び出力装置の円錐円板組
に巻き掛けられるので、リンクプレートによって入力装
置と出力装置との間でトルクが伝達される。リンクプレ
ートチェーンは有利には閉じて、つまりエンドレスチェ
ーンとして構成されていて、多数のチェーンリンクを有
しており、これらのチェーンリンクがジョイント装置を
介して互いに旋回可能に枢着されている。チェーンリン
クは、それぞれ多数の、有利には互いに並んで平行に配
置されたリンクプレートを有しており、こられのリンク
プレートには開口が設けられていて、この開口を通って
クレードル部材対が延びている。この場合、互いに異な
る2つのチェーンリンク間のジョイント結合は、特にク
レードル部材対がそれぞれリンクプレートの開口を通っ
て、互いに隣接し合うチェーンリンクの走行方向に延び
ている。ジョイント装置のクレードル部材対は、それぞ
れ同じに又は異なって構成されている。有利には、この
クレードル部材対のクレードルは、それぞれ第1のチェ
ーンリンクのリンクプレートに相対回動不能に連結され
ていて、このクレードル部材対の第2のクレードル部材
が、走行方向で隣接し合うチェーンリンクのリンクプレ
ートに相対回動不能に連結されている。このクレードル
部材対のクレードル部材は、それぞれ1つの転動面を有
しており、この転動面で、クレードル部材は、それぞれ
他方のクレードル部材の転動面に沿って転動し、それに
よって直接接するチェーンリンクの旋回運動が可能とな
る。
【0071】クレードル部材は1つの開口だけを有して
いて、この開口内に異なるジョイント装置の2つのクレ
ードル部材対が延びているいるか、又は各クレードル部
材対がそれぞれ1つの別個の開口を有している。2つの
クレードル部材対のために1つの開口だけが設けられて
いる場合には、場合によってはこの開口は開口横断面の
狭窄部を有しており、この狭窄部は、2つのクレードル
部材対が横断面狭窄部の種々異なる側に保持されるよう
に構成されている。場合によってはクレードル部材はそ
れぞれ、プレス嵌めによって、それぞれチェーンリンク
のリンクプレート内に、軸方向でも堅固に配置されてい
る。
【0072】リンクプレートチェーンは、有利には2つ
又は3つのリンクプレートをまとめた、2−又は3−リ
ンクプレート結合で構成されている。
【0073】リンクプレートを通って延びるクレードル
部材は、それぞれのクレードル部材の軸方向でリンクプ
レートの外側に、開放しているか又は閉じている緊締ブ
ラケット(Klemmbuegel)又は結合ブラケッ
ト(verbindunsbuegel)等の固定部
材、或いは溶接点又はこれと類似のものを有している。
リンクプレートは有利には、クレードル部材がその軸方
向の両側で、ジョイント装置の領域内に延びるリンクプ
レートパケットから突き出すように、構成されている。
同じジョイント装置に配属されたクレードル部材は、同
じ長さ又は異なる長さを有していて、同じ構成又は異な
る構成の端面側を有している。
【0074】有利には、少なくとも1つのクレードル部
材の端面側は、各円錐円板の各円錐円板対が回転する際
に、これらの端面側と円錐円板との間に作用する摩擦力
によって、入力装置と出力装置の間でトルクがリンクプ
レートチェーンを介して伝達されるように、構成されて
いる。
【0075】クレードル部材の端面側は、斜めに面取り
されているか又は丸味を付けら、特に凹状に丸味を付け
られているか、又はその他の形状に構成されている。
【0076】同じチェーンリンクに配属されたリンクプ
レートは、特にその幾何学形状に関連して同じに又は異
なって構成することができる。特に、チェーンリンクの
内側のリンクプレートの開口の輪郭形状及び/又は外側
輪郭形状は、同じであるか又は異なって構成されてい
る。
【0077】種々異なるチェーンリンクのチェーンリン
クは、同様に特に、その幾何学形状に関連しても、同じ
に又は異なって構成されていてよい。
【0078】チェーンリンクのピッチ(Teilun
g)、つまりジョイント装置(このジョイント装置を介
してそれぞれのチェーンリンクが隣接するチェーンリン
クに枢着されている)のジョイント軸線間の間隔は、リ
ンクプレートチェーンの種々異なるチェーンリンクにお
いて同じであるか又は異なって構成されている。
【0079】有利には、入力装置は、内燃機関等の自動
車駆動装置に連結されていて、出力装置は、駆動軸等の
自動車の被駆動側に連結されている。入力装置並びに出
力装置の円錐円板若しくは円錐円板対の調節は、有利に
は同時に行われる。円錐円板対の円錐形の形状に基づい
て、円錐円板対の走行曲率半径は、円錐円板対の円錐円
板の間隔が減少されると、半径方向で外方に移動し、こ
の円錐円板対の間隔が増大されると、半径方向内方に移
動する。
【0080】本発明において、走行曲率半径とは、特
に、クレードル部材がそれぞれの円錐円板に接触する曲
率半径又は平均曲率半径のことである。
【0081】入力装置並びに出力装置の円錐円板対を規
定して同時に調節することによって、本発明によれば、
一定長さのリンクプレートチェーンが、入力装置と出力
装置との間のトルクを中断なしに伝達することが可能で
ある。
【0082】有利な形式で、入力装置並びに出力装置の
円錐円板対は操作装置によって付加される。操作装置
は、機械式及び/又は液圧式及び/又は電磁石式及び/
又は空圧式又はその他の形式で構成されている。有利な
形式で操作装置は液圧装置を有している。
【0083】本発明による有利な操作装置は、円錐円板
対のそれぞれ少なくとも1つの円錐円板が軸方向で特に
液圧式に負荷されるように構成されている。有利には、
このために軸方向で摺動可能に支承された円錐円板(液
圧流体で満たされている)に室が隣接している。
【0084】特に有利には、液圧式に構成された操作装
置は、トルクセンサが設けられていて、このトルクセン
サが、トルク例えば入力装置を負荷するトルクに関連し
て、液圧流体内若しくは所定の室内に、所定の条件下で
軸方向に調節可能な円錐円板に作用する圧力を作用させ
る。有利な形式でえ各円板対にはトルクセンサが設けら
れているか、又は2つの円錐円板対のために共通のトル
クセンサが設けられている。
【0085】特に有利には、所定の条件下でトルクセン
サによって生ぜしめられて、円錐円板に軸方向で作用す
る圧力に、若しくはこの圧力によって円錐円板に作用す
る力に、液圧流体の圧力若しくはこの圧力に作用して各
円錐円板に軸方向で作用する力が重畳される。この力の
大きさは弁によって調節することができる。この弁は、
有利な形式で電磁操作式の弁である。この弁は、弁に供
給される電流に関連して弁開口横断面を変化させ、それ
によって圧力源とは反対側に与えられる、液圧流体の圧
力が弁位置及びひいては電流に関連して変化せしめられ
る。
【0086】この液圧流体内で調節される圧力に関連し
て、軸方向で摺動可能に配置された円錐円板が負荷さ
れ、この場合、軸方向で摺動可能な種々異なる円錐円板
が、同じ力又は種々異なる力で負荷される。
【0087】有利な形式で、軸方向で摺動可能に配置さ
れた円錐円板は、調節された伝達比がほぼ維持される保
持力で負荷されるようになっているので、リンクプレー
トチェーンによってそれぞれの円錐円板に作用する静的
な又は動的な力は、調節された切換え位置若しくは伝達
比が変えられるように作用しない。この保持力の大きさ
は、有利には入力装置と出力装置との間のそれぞれ調節
sれた伝達比に基づいている。特に有利にはこの保持力
に、必要であれば、種々異なる円錐円板対の円錐円板に
おいて異なる調節力が重畳されるので、入力装置と出力
装置との間の伝達比が変えられるようになっている。
【0088】有利にはチェーンリンクの少なくとも一部
が、チェーンのほぼ走行方向に延びる突起を有してお
り、この突起は、隣接し合う2つのチェーンリンクの旋
回角度を制限する。この突起は、次のようなリンクプレ
ートに配置されている。つまり、リンクプレートチェー
ンの最短のリンクプレートよりも長いリンクプレート、
及び/又はピッチがリンクプレートチェーンの最短のピ
ッチよりも大きいリンクプレートに配置されている。特
に有利にはこの突起は、最も長いリンクプレートに、及
び/又はリンクプレートチェーン内に最大のピッチを有
しているリンクプレートにだけ配置されている。
【0089】有利には、リンクプレートチェーン内に
は、種々異なる長さ及び/又は種々異なるピッチを備え
た種々異なるリンクプレートが設けられており、種々異
なる長さ及び/又は種々異なるピッチを備えた種々異な
るリンクプレートは、それぞれチェーンの走行方向に延
びる少なくとも1つの突起を有していて、この突起は、
長いリンクプレートにおいて、又は大きいピッチを有す
るリンクプレートにおいて、それぞれ、より短いリンク
プレート若しくは小さいピッチを有するリンクプレート
におけるよりも大きい。
【0090】隣接し合う2つのチェーンリンクの旋回角
度を制限する突起は、前もって規定された最大旋回角度
において、ストッパに当接し、この場合ストッパは、特
にチェーンの走行方向で隣接し合うジョイント装置の1
つのクレードル部材である。有利な形式で、ストッパ及
び突起の表面輪郭形状は、突起がストッパに突き当たる
際にストッパに点接触だけで当接しないように、その幾
何学形状に関連して互いに合致されている。有利な形式
で突起は、ストッパに当接する領域で、ストッパの領域
のネガティブ(Negativ)な輪郭形状部に相当す
る表面幾何学形状を有しており、この輪郭形状部に突起
が当接するか又は突起にこの輪郭形状部が当接する。
【0091】本発明による有利なリンクプレートチェー
ンは、少なくとも2つのチェーンリンクを有しており、
これら2つのチェーンリンクのうちの一方が、第1のチ
ェーンリンクとして、また他方が第2のチェーンリンク
として記載されており、これらのチェーンリンクは、そ
のリンクプレートの長さ又はそのピッチが互いに異なっ
ている。
【0092】チェーンリンク内には、単数又は複数の第
1及び/又は第2のチェーンリンクを設けることができ
る。第1のリンクプレートを有する第1のチェーンリン
クと、これに隣接する第2のチェーンリンクとの間の第
1の旋回角度は、第1の所定の旋回角度に制限されてい
る。この隣接するチェーンリンクは、場合によっては、
第1のリンクプレートを有する第1のチェーンリンクで
あるか、又は第2のリンクプレートを有する第2のチェ
ーンリンクである。
【0093】第2のリンクプレートを有する第2のチェ
ーンリンクと、これに隣接する、場合によっては第1の
チェーンリンク又は第2のチェーンリンクであるチェー
ンリンクとの間の第2の旋回角度は、第2の所定の最大
旋回角度に制限されている。
【0094】第2の最大旋回角度は、有利には、第2の
チェーンリンク若しくは第2のリンクプレートのピッチ
と第1のチェーンリンク若しくは第1のリンクプレート
のピッチとから計算される商と、第1の最大旋回角度と
の積である。有利な形式で、隣接し合う2つのチェーン
リンク間の若しくは2つの短いチェーンリンク間に形成
される最大旋回角度は、15゜〜25゜の間、有利には
17゜〜21゜の間である。
【0095】長いリンクプレートを有する1つ若しくは
2つリンクプレートチェーン間の第2の最大旋回角度
は、有利には20゜〜30゜の間、特に有利には22゜
〜27.5゜の間である。
【0096】旋回角度若しくは、最大旋回角度に旋回角
度を制限するということは、本発明においては特に、隣
接し合う2つのチェーンリンク間の旋回角度が、一方の
チェーンリンクが隣接するチェーンリンクに対して、チ
ェーン内側方向で及び/又はチェーン外側方向で旋回せ
しめられる旋回運動に関連して制限されているというこ
とである。
【0097】特に有利には、少なくともリンクプレート
の一部に設けられている突起は、隣接し合う2つのチェ
ーンリンクの旋回が、チェーン内側方向で、所定の最大
旋回角度に制限されるように作用する。
【0098】有利には、リンクプレートに形成された開
口及び/又はこの開口を通って延びるクレードル部材の
輪郭形状は、旋回角度が、チェーン外側方向で最大旋回
角度に制限されるように構成されている。
【0099】有利には、所定のリンクプレートに延びる
突起は、旋回角度がチェーン外側方向で制限され、また
旋回角度がチェーン内側方向で制限されるように、延び
ている。
【0100】有利には、緊締防止装置及び/又は旋回制
限装置及び/又は、同じジョイント装置のクレードル部
材が隣接し合うチェーンリンクの往復旋回運動後に互い
のその初期の相対位置を有することを保証する装置、及
び/又はリンクプレートチェーンの走行方向に延びる、
リンクプレートの突起は、次のような場合でも、又は少
なくとも次のような場合でも働くようになっている。即
ち、チェーンがリンクプレートチェーンとして用いられ
る場合でも又は少なくともこの場合でも、つまり特にチ
ェーンが円錐円板巻き掛け伝動装置又はこれと類似のも
のに組み付けられない場合でも及び、場合によって搬送
される場合でも、又は少なくともこの場合でも、働くよ
うになっている。
【0101】有利には、リンクプレートチェーンは、少
なくとも1つの第3のチェーンリンク並びに少なくとも
1つの、この第3のチェーンリンクに隣接する第4のチ
ェーンリンクを有している。この第4のチェーンリンク
は第3のチェーンリンクに対して旋回せしめられる。第
3のチェーンリンクは少なくとも1つの第3のリンクプ
レートを有していて、第4のチェーンリンクは少なくと
も1つの第4のリンクプレートを有しており、この第4
のリンクプレートは第3のリンクプレートに枢着されて
いる。つまり少なくとも1つの特に2つのクレードル部
材を有するジョイント装置を介して枢着されている。ク
レードル部材は、第3のチェーンリンクが第4のチェー
ンリンクに対して旋回せしめられる際に、少なくとも1
つの第3及び/又は第4のリンクプレートに対して移
動、特に旋回せしめられる。
【0102】第4のチェーンリンクは、有利には第1の
又は第2のチェーンリンクであって、第4のリンクプレ
ートは有利には第1又は第2のリンクプレートである。
【0103】有利には第3のチェーンリンクは、第1の
又は第2のチェーンリンクであって、第3のリンクプレ
ートは第1又は第2のリンクプレートである。
【0104】有利には、少なくとも1つの第3のチェー
ンリンク若しくは少なくとも1つの第3のリンクプレー
ト及び、少なくとも1つの第4のチェーンリンク若しく
は少なくとも1つの第4のリンクプレートは、ジョイン
ト装置を介して接続されており、このジョイント装置
は、2つのクレードル部材つまり第3及び第4のクレー
ドル部材を有している。場合によっては第3のリンクプ
レートのうちの少なくとも1つに接続されている第3の
クレードル部材は、隣接し合うチェーンリンクの旋回運
動時に、少なくとも1つの第4のリンクプレートに対し
て移動せしめられる。場合によっては少なくとも1つの
第4のリンクプレートに相対回動不能に連結されている
第4のクレードル部材は、チェーンリンクの旋回運動時
に、少なくとも1つの第3のリンクプレートに対して移
動、つまり特に旋回せしめられる。
【0105】有利には、クレードル部材とリンクプレー
ト(このリンクプレートを通ってクレードル部材が延び
ていて、このリンクプレートに対してクレードル部材が
旋回せしめられる)との間の遊びは、旋回運動中に特に
半径方向で0.1mmよりも小さい。特に有利にはこの
遊びは、0.07mmよりも小さい、特に有利には0.
05mmよりも小さい、特に有利には0.03mmより
も小さい。特に少なくとも1つのリンクプレート並びに
少なくとも1つのクレードル部材は、このリンクプレー
トの開口を通って延びるクレードル部材が、旋回運動時
に、このクレードル部材に対して比較的狭いリンクプレ
ート内側輪郭形状に追従するように、構成されている。
【0106】有利には、リンクプレートの開口を通って
延びるクレードル部材は、運転中にこのリンクプレート
に対して旋回せしめられて、少なくとも所定の旋回角度
において、クレードル部材表面接触領域で、リンクプレ
ート表面接触領域に接触する。
【0107】リンクプレート表面接触領域は、特に、ク
レードル部材が延びるリンクプレートの開口を半径方向
で制限する、壁部の領域である。
【0108】リンクプレート表面接触領域は、チェーン
外側又はチェーン内側に向いた、クレードル部材の方向
に配置されているか、又はクレードル部材から見て、リ
ンクプレートチェーンの走行方向で、つまりリンクプレ
ートチェーンが運転中に移動する配列で、又はこれと逆
の配列で配置されている。
【0109】リンクプレート表面接触領域は、リンクプ
レート表面のその他の位置にも配置することができる。
【0110】有利な形式でリンクプレート表面接触領域
とクレードル部材表面接触領域とは丸味を付けて若しく
は湾曲して形成されていて、特に相対運動時に、クレー
ドル部材表面接触領域がリンクプレート表面接触領域の
湾曲部に向かって移動せしめられ、及びそれとは逆にリ
ンクプレート表面接触領域がクレードル部材表面接触領
域の湾曲部に向かって移動せしめられるように構成され
ている。
【0111】有利には、リンクプレート表面接触領域
は、その湾曲部曲率半径がほぼ2.5mm〜4mmの
間、有利には3.0〜3.6mmの間であって、クレー
ドル部材表面接触領域の湾曲部曲率半径が1mm〜2.
5mmの間、有利には1.5〜1.8mmの間である。
【0112】有利な形式で、リンクプレートを負荷する
弾性的な装置若しくはばね装置を有しており、この装置
のばね定数(Federrate)は、2N/mmから
50N/mmの間、特に10N/mm〜20N/mmの
間である。
【0113】特に有利にはこの弾性的な装置は、この装
置によって負荷されたリンクプレートの遊び(10m
m、有利には5mm、有利にはほぼ2mm〜0.5mm
の間隔に相当する)を補償することができるように構成
されている。
【0114】前記課題はさらに、請求項42に記載され
た無段変速機によって解決される。
【0115】前記課題はさらに、請求項43に記載した
リンクプレートチェーンを製造するための方法によって
解決される。
【0116】本発明に記載された請求項は、広範囲の特
許保護を降るための偏見のない実施態様の提案である。
本特許出願人は、以上記載した説明及び/又は図面のみ
に開示された特徴以外の特徴を請求する権利を留保す
る。
【0117】従属請求項において使用した引用関係は、
それぞれの従属請求項の特徴によって主請求項の対象の
さらなる実施態様について言及するものであって、引用
された複数の従属請求項の特徴の組み合わせのための独
立した具体的な保護の獲得を放棄したものではない。
【0118】優先権主張日における従来技術に関連した
従属請求項の対象は、固有の独立した発明を形成するも
のであるので、本特許出願人は、これらの従属請求項の
対象を、独立請求項の対象とし、また分割の対象とする
権利を留保する。従属請求項の対象はさらに、先行する
従属請求項の対象から独立した構成を有する独立し発明
を有するものでもある。
【0119】実施例は本発明をこれに限定するものでは
ない。むしろ、本発明の枠内で多くの変化実施例及び改
良が可能であって、特に次のような変化例、部材及び組
み合わせ及び/又は材料が可能である。つまり、課題の
解決策を考慮した、例えば一般的な説明及び実施形態並
びに請求項に記載され図面に含まれた特徴若しくは部材
又は当業者のための方法段階等と関連して取り出すこと
ができ、また製造方法、検査方法及び作業方法に関する
限り、組み合わせた特徴によって新たな対象又は新たな
方法段階若しくは方法の連続を生ぜしめる変化例、部材
及び組み合わせ及び/又は材料が可能である。
【0120】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の第1実施例に
よるリンクプレートチェーンのリンクプレート10が示
されており、このリンクプレートは、本発明によるリン
クプレートチェーンの同じ形状の又は異なる形状のリン
クプレートと組み合わせることができる。リンクプレー
ト10は、第1の領域14と第2の領域16とを備えた
貫通開口12を有している。
【0121】開口12の輪郭形状若しくは開口12の壁
部は、第1の領域14と第2の領域16とが狭窄部20
によって分離されていて、第2の領域16と第3の領域
18とが狭窄部22によって分離されるように、構成さ
れている。
【0122】狭窄部20は、開口12を特に半径方向で
制限する壁部24が、開口12内に延びる2つの突起2
6,28を有していて、これらの突起が互いにほぼ向き
合うように、構成されている。
【0123】狭窄部22は、壁部24が、開口12の内
部に延びる2つの突起30,32を有していて、これら
の突起が互いにほぼ向き合うように、構成されている。
【0124】突起28,32は、開口12を矢印38に
よって示したチェーン内側方向で制限する、壁部24の
領域から延びているか若しくはこの領域に向かって延び
ている。つまり、突起28,32は、ほぼ矢印3によっ
て示したチェーン内側方向に延びている。
【0125】突起26,30は、開口12をチェーン外
側40に向かって制限する壁部24の領域から延びてい
るか若しくはこの領域に向かって延びている。つまり突
起26,30は、ほぼチェーン内側38の方向に延びて
いる。
【0126】第1の領域14並びに第2の領域16は、
それぞれ1対のクレードル部材を受容するために用いら
れる。
【0127】突起20,22は、それぞれ図示していな
いクレードル部材対が第1の領域14若しくは第2の領
域16から、2重矢印で示したリンクプレートチェーン
の走行方向で外れるのを阻止する。
【0128】図1に示したリンクプレート10は、その
リンクプレートチェーンの走行方向に延びる中央の軸線
36に関連して非対称に、特に開口12の壁部24の輪
郭に関連して非対称に構成されている。
【0129】リンクプレート10は、この中央の軸線3
6に対して垂直に延びる軸線(図示せず)に対して、特
に開口12の壁部24の輪郭に関連して対称に又は非対
称に構成されている。
【0130】軸線34に関連して非対称な、壁部24の
輪郭の形状は特に、チェーン内側の壁部24に向かって
延びる突起28,32が、チェーン外側の壁部24に配
置された突起26,30がチェーン内側38に向かって
延びるよりも長く延びるように構成されている。突起2
6,28,30;32は特に丸味を付けてノーズ状(鼻
状)に形成されている。
【0131】2重矢印46によって示された、チェーン
内側の壁部24に配置された突起28の高さは、開口1
2をチェーン外側方向で制限する壁部24に配置された
突起26の高さ48の少なくとも10%有利には20
%、又は少なくとも40%、又は少なくとも50%、又
は少なくとも70%、又は少なくとも90%、又は少な
くとも100%、又は少なくとも120%、又は少なく
とも150%、又は少なくとも200%である。
【0132】2重矢印50によって概略的に示された、
チェーン内側の壁部24に配置された突起32の高さ
は、チェーン外側の壁部24でチェーン内側38の方向
に延びる、矢印52で示された突起30の高さの少なく
とも10%有利には少なくとも20%、又は少なくとも
40%、又は少なくとも50%、又は少なくとも70
%、又は少なくとも90%、又は少なくとも100%、
又は少なくとも125%、又は少なくとも130%、又
は少なくとも200%である。
【0133】突起28の高さ48は、開口12の、第1
の領域14の、チェーン外側40の最も遠い側に位置す
るポイント54と、走行方向34に対して垂直な方向で
チェーン内側38に最も近いポイント56との間の間隔
に相当する。同様に、リンクプレートチェーンの走行方
向34に対して、若しくはチェーンプレートリンクの長
手方向軸線若しくは中央軸線36に対して垂直な方向
で、突起28の高さ46は、チェーン外側40に最も遠
い側に位置する、突起28のポイント58と、チェーン
内側38に最も近い側に位置する、第1の領域44のポ
イント60との間の間隔であり、突起32の高さ50
は、チェーン外側40に最も近い側に位置する、突起3
2のポイント62と、チェーン内側38に最も近い側に
位置する、開口12の第2の領域16のポイントとの間
の距離であり、突起30の高さ52は、チェーン内側3
8に最も近い位置にある、ポイント30のポイント66
と、チェーン外側40に最も近い位置にある、第2の領
域16のポイント68との間の間隔である。
【0134】破線70,72で、チェーン内側38側に
向いた、公知のリンクプレートの壁部24の輪郭が概略
的に示されている。
【0135】特に、突起28若しくは32の形状によっ
て、リンクプレート10が、このリンクプレート10に
旋回可能に接続若しくはヒンジ接続(枢着)された隣接
するリンクプレート(図示せず)に対して相対的に、チ
ェーン内側38に向かって旋回せしめられる際に、所定
の最大旋回角度が制限されるように働く。
【0136】この旋回は、特に図示していないクレード
ル部材と協働して行われる。
【0137】有利な形式で、突起28の高さ46及び/
又は突起32の高さ50及び/又は突起30の高さ52
及び/又は突起26の高さ48は、それぞれ高さ46,
48,50,52に配属されたポイント60とリンクプ
レート10の中央の長手方向軸線36との間の間隔の少
なくとも30%有利には45%、又は少なくとも60
%、又は少なくとも75%、又は少なくとも85%、又
は100%よりも大きい寸法に構成されている。この場
合、突起28及び26若しくは32及び30は接触しな
い。
【0138】図2には、本発明によるリンクプレートに
用いられるリンクプレート80の1例としての実施例が
示されている。
【0139】リンクプレート80は、第1の領域14と
第2の領域16とを備えた開口12を有している。この
第1の領域14及び第2の領域16通ってそれぞれ1対
のクレードル部材が延びており、この1対のクレードル
部材を介してリンクプレート80は、それぞれ隣接する
チェーンリンクのリンクプレートとヒンジ接続(枢着)
される。開口12の内輪郭若しくは開口12の壁部24
の形状は、図1を用いて詳しく説明されているように構
成されるか、又は公知のリンクプレートのように図1を
餅って又はその他の形式で構成される。
【0140】リンクプレート80の外輪郭には突起が設
けられており、この突起は、このリンクプレート80の
端面側84で、リンクプレートチェーンのの走行方向3
4に延びている。
【0141】この突起は、チェーン内側38に向いた、
端面側84の領域86内に配置されている。
【0142】破線88で、リンクプレート80の外側輪
郭の1実施例が示されている。このリンクプレート80
は、リンクプレート内側38側に向いた、端面84の領
域86内で突起82を有していない。
【0143】突起82は特に、隣接するチェーンリンク
のジョイント装置のクレードル部材などのストッパと協
働して、アンチ・緊締防止及び/又は旋回防止として作
用するように構成されており、及び/又は、同じジョイ
ント装置に配属された2つのクレードル部材が、互いに
及びこのチェーンリンクに対してほぼ最初の相対位置を
有する、ジョイント装置によって結合されたチェーンリ
ンクの往復旋回後に作用する装置として構成されてい
る。
【0144】図3には、本発明によるリンクプレートチ
ェーンの1実施例が示されており、、これは、リンクプ
レートチェーンの走行方向34で隣接し合って配置され
た多数のチェーンリンク100,102,104を有し
ている。それぞれ走行方向34で隣接し合うチェーンリ
ンクは、それぞれジョイント装置106,108,11
0を介して互いに旋回可能に結合されている。
【0145】ジョイント装置106,108,110
は、それぞれ2つのクレードル部材112,114を有
しており、これらのクレードル部材は、チェーンリンク
100,102,104のそれぞれのリンクプレート8
0の開口12を通って延びている。同じジョイント装置
106,108,110に配属されたクレードル部材1
12,114は、同じ又は異なる幾何学的形状を有して
いる。
【0146】種々異なるジョイント装置106,10
8,110に配属されたクレードル部材112,114
は、同じ又は異なる幾何学的形状を有している。
【0147】リンクプレート80は、同じチェーンリン
ク100,102,104内で同様に又は異なって構成
されている。
【0148】種々異なるチェーンリンク100,10
2,104のリンクプレート80は、同様に又は異なっ
て構成されている。
【0149】少なくとも1つのリンクプレート80は、
チェーンリンクの走行方向34に延びる突起82を有し
ており、この突起82は、走行方向34で見て、リンク
プレートの一方の端面側に配置されている。このような
形式の突起は、例えば図2を用いて詳しく説明されてい
る。
【0150】それぞれ隣接し合うチェーンリンク10
2,104は、それぞれクレードル部材112,114
を備えたジョイント装置18を中心にして旋回させるこ
とができる。突起82は、この隣接するチェーンリンク
の所定の旋回角度(最大旋回角度αmax)において、
この隣接するチェーンリンクがチェーン内側38の方向
でさらに旋回することが阻止されるように働く。このさ
らなる旋回を阻止するために、突起82は、隣接するジ
ョイント装置106のクレードル部材114に当接す
る。
【0151】旋回角度αは特に、一方のチェーンリンク
の長手方向116に対して垂直に整列された一方の直線
と、隣接する他方のチェーンリンクの長手方向118に
対して垂直に整列された他方の直線との2つの直線によ
って形成された角度である。
【0152】突起82と、この突起82のためのストッ
パとして働くクレードル部材114とは、有利な形式
で、選択的に又は付加的に、緊締防止装置として、及び
/又は同じジョイント装置に配属されたクレードル部材
112,114が、このジョイント装置108によって
接続されたチェーンリンク102,104の往復旋回運
動後に、ほぼ互いに最初の相対位置又はこのチェーンリ
ンク102,104に対する相対位置を有するように保
証する装置として働く。
【0153】図4には、本発明によるリンクプレートチ
ェーンの1実施例の一部破断した概略図が示されてお
り、この概略図では、それぞれジョイント装置106に
よって互いに接続された多数のチェーンリンク100,
102が設けられている。図4には、チェーンリンク1
00,102のそれぞれ1つのリンクプレート180,
182が図示されている。リンクプレート100,18
0は、特にその外側輪郭形状及び内側輪郭形状に関連し
て、同じ形状を有しているか又は異なる形状を有してい
てよい。チェーンリンク100若しくは102(そのう
ちの1つだけが図示されている)内の種々湖となるリン
クプレート180,182は、同様に同じ形状で形成さ
れているか又は異なる形状で形成されていてよい。
【0154】ジョイント装置106はクレードル部材1
12,114を有しており、これらのクレードル部材1
12,114は、それぞれの転動面184,186を介
して互いに転動することができる。
【0155】チェーンリンク100,102は図4に示
されているように、チェーン内側38に向かって旋回せ
しめられている。チェーンリンク102若しくはリンク
プレート182に対してほぼ回動不能に配置されている
クレードル部材112は、リンクプレート180若しく
はチェーンリンク100に対する種々異なる相対位置を
有する2つの旋回位置を成している。このクレードル部
材112は、クレードル部材表面接触領域188を有し
ており、このクレードル部材表面接触領域188は、所
定の旋回位置で、リンクプレート180のリンクプレー
ト表面接触領域190に接触する。リンクプレート表面
接触領域190におけるリンクプレート180のそれぞ
れ湾曲部曲率半径192は、これがクレードル部材11
2のクレードル部材表面接触領域188における外側表
面のそれぞれ湾曲部曲率半径194のほぼ2倍に相当す
るように構成されている。
【0156】クレードル部材表面接触領域188は、開
口12の第1の領域14若しくは第2の領域16内に配
置されている。図4では、クレードル部材表面接触領域
188は、壁部24の1領域である。壁部24は、第1
の領域14内で又は第2の領域16内で、矢印40で概
略的に示されたチェーン外側の方向で制限されている。
クレードル部材表面接触領域は、壁部24のその他の領
域に配置してもよい。例えば特に第1の領域14内又は
第2の領域16内で開口12をチェーン内側38方向で
制限する領域内に配置してもよい。
【0157】特にクレードル部材表面接触領域188
は、開口12の第1の領域若しくは第2の領域16内に
配置されている。つまり、チェーン外側40又はチェー
ン内側38に最も遠くに向けられた壁部24の部分領域
内に配置されている。
【0158】図5には、本発明によるリンクプレートチ
ェーンの1実施例の一部断面した概略図が示されてい
る。
【0159】特に、2つの隣接し合う同じチェーンリン
クを接続するジョイント装置106に配属された、1つ
のリンクプレート10と2つのクレードル部材112,
114が図示されてる。クレードル部材112は、2つ
の異なる旋回位置で示されていて、リンクプレート10
に対して相対的に、隣接し合うチェーンリンクが旋回せ
しめられる際に旋回せしめられる。少なくとも1つのチ
ェーンリンクのリンクプレートは、開口12を制限する
壁部24の領域で突起26,28を有しており、これら
の突起26,28は、特に前述の図面を用いて既に詳し
く説明されている。クレードル部材112とリンクプレ
ート10の内側輪郭との協働作業は、リンクプレート表
面接触領域190がほぼ突起26の領域内に配置されて
いるように構成されている。
【0160】選択的に、クレードル部材表面接触領域は
(図5に図示されていない)、特に突起28に配置され
た壁部24の領域(開口12をチェーン内側38の方向
で制限する)内にも配置されている。
【0161】リンクプレート表面接触領域190は、特
に突起26の表面領域内に配置されており、この突起2
6は、クレードル部材112の可動性をリンクプレート
チェーンの走行方向34で制限する。
【0162】図6は本発明の1実施例の概略図を示して
いる。
【0163】図面では特に、2つのチェーンリンクを互
いに枢着(ヒンジ接続、旋回可能接続)するジョイント
装置と、このジョイント装置に隣接するそれぞれ1つの
チェーンリンクに配属されたリンクプレート212とが
図示されている。
【0164】クレードル部材112の長手方向軸線21
7の方向でのリンクプレートの遊びを、例えば0.02
mm又は0.01mm又は0.005mm又は0.00
2mm又はこれと類似の所定の値よりも小さく保つこと
を保証する装置214,216が設けられている。
【0165】この装置214,216は、リンクプレー
トパケットの外側でクレードル部材112に取り付けら
れている。つまり、リンクプレートパケットに対してで
きるだけ小さい間隔を保って取り付けられている。種々
異なるジョイント装置のために、この装置214,21
6のそれぞれの位置は、特に、製造公差によって制限さ
れてリンクプレートパケット間で場合によっては変化す
る、リンクプレートパケットのそれぞれ実際の厚さに関
連して、それぞれ個別に規定されている。このような形
式で、特に、リンクプレートの製造に制限された厚さの
差を補償することができる。この厚さの差は、そうでな
ければ、継手軸線方向でもリンクプレート212の不都
合な可動性を生ぜしめる。特にクレードル部材112に
おける溶接点214,216の位置は、個別に規定され
る。
【0166】破線218は、図6では溶接点214,2
16の1例としての位置を示している。この位置におい
て、溶接点214,216は、リンクプレート212が
その厚さに関連して製造によって制限された公差を有し
ていない場合に、位置決めされる。本出願人において公
知であるリンクプレートチェーンの1実施例では、この
溶接点は、ジョイント装置におけるリンクプレートパケ
ットの実際の厚さとは無関係に、破線218で示された
位置に設定されるので、溶接点は、各ジョイント装置に
おいてほぼ同じである。
【0167】各ジョイント装置のための溶接位置を変え
ることによって、特にリンクプレートチェーンの耐用年
数は高められ、運転確実性は改善される。
【0168】溶接点214,216は、特に、このリン
クプレート212の可動性を制限するリンクプレート2
12のためのストッパとして作用する。このストッパ若
しくは溶接点214,216の位置は、クレードル部材
112の周囲に延びるリンクプレート212の数に関連
して、若しくは長手方向軸線217の方向でのリンクプ
レート212の厚さに関連して規定される。
【0169】有利な形式で溶接点214,216は、そ
れぞれ、クレードル部材112の端面220と、この端
面220に最初に当接する、リンクプレートパケットの
リンクプレート212との間の間隔が、クレードル部材
212の他方の端面222と、この端面222に最初に
当接するリンクプレートパケットのリンクプレート21
2との間の間隔に相当するように、位置決めされてい
る。
【0170】図7には弾性的な装置230が図示されて
おり、この弾性的な装置230は、リンクプレート21
2をクレードル部材112の長手方向軸線217の方向
で負荷し、それによってリンクプレートの遊びをこの長
手方向軸線217の方向で補償することができる。これ
によって、弾性的な装置は特に、リンクプレートがほぼ
そのそれぞれの位置で保持されるように作用する。リン
クプレートはさらに、ストッパで支えられるか、若しく
は固定部材232,234が設けられており、この固定
部材232,234は、リンクプレートの可動性が長手
方向軸線217方向で制限されるように作用する。
【0171】弾性的な装置230は特にばね装置であ
る。弾性的な装置は、プラスチック材料より成っている
か、又はばね鋼等の金属又はその他の材料より成ってい
る。
【0172】ばね装置はさらばね装置又は渦巻きばね装
置として、或いは図8に示されているようにS字形に構
成されたばね装置又はその他の形式で構成されている。
【0173】図9には、本発明の別の実施例が概略的に
示されている。
【0174】本発明によるリンクプレートチェーンの隣
接し合うチェーンリンク100,102は、クレードル
部材260,262を有するジョイント装置106,1
08,110を介して連結されている。これらのクレー
ドル部材260,262は、互いに転動し合い、ジョイ
ント装置に隣接するリンクプレート266,268の開
口264を通って延びている。この開口264の横断面
は狭窄部270,272を有しており、この狭窄部は、
リンクプレート内側輪郭282内の突起274,27
6,278,280によって形成される。クレードル部
材260,262は場合によっては、チェーンリンク1
00,102の一方のリンクプレート266,268の
少なくとも一方とそれぞれ相対回動不能に連結されてい
て、それぞれ他方のチェーンリンク100,102のリ
ンクプレート266,228に対して回転可能に配置さ
れている。つまり特に所定の箇所で遊び284を有して
いる。
【0175】場合によっては所定の領域で、リンクプレ
ート266,268の各内側輪郭282とそれぞれのク
レードル部材260との間に遊びは存在しない。この場
合、この内側輪郭282若しくはそれぞれのクレードル
部材260,262の領域は、それぞれのクレードル部
材260,262に対するそれぞれの内側輪郭282の
相対可動性は、旋回方向で、図9に示された基準位置に
おいて相応に接触することによって妨げられない。
【0176】クレードル部材260,262並びにリン
クプレート266,268の形状及び特に、リンクプレ
ート内側輪郭282若しくは突起部274,276,2
78,280の形状は、少なくとも1つのクレードル部
材260,262が、リンクプレート外側40の方向に
向けられた、このチェーンリンク100,102の旋回
において、所定の最大旋回角度で、このクレードル部材
260,262に対して回転可能に配置されたリンクプ
レート266,268のリンクプレート内側輪郭282
に当接し、それによって少なくともチェーン外側40方
向で、このチェーンリンク100,102がさらに旋回
せしめられるように構成されている。
【0177】この場合、特にこのクレードル部材26
6,268は、リンクプレート内側輪郭282の突起2
76に当接し、この際に遊び284が所定の箇所でゼロ
に等しくなる。
【0178】前述のように、チェーン内側方向での旋回
は、それぞれのリンクプレート266,268のリンク
プレート外側輪郭286の突起82が隣接するジョイン
ト装置110のクレードル部材260と協働することに
よって制限される。
【0179】図9に示された実施例の異なる旋回位置を
示す図10及び図11を用いて、特に種々異なる旋回方
向での旋回角度が詳しく説明されている。
【0180】図10によれば、チェーン外側40方向に
旋回せしめられた最大相対位置におけるチェーンリンク
100,102が示されている。
【0181】チェーンリンク100,102がほぼ直線
(linear)状に整列された、図9に示した基準位
置から、このチェーンリンク100,102がチェーン
外側40方向に旋回せしめられて最大旋回角度α
max,aussenを占める、図10に示した旋回位
置に、旋回せしめられる間、ジョイント装置108のク
レードル部材260,262はその転動面300,30
2で互いに転動し合う。
【0182】この転動運動若しくは旋回運動中に、所定
の位置若しくは、クレードル部材260と、開口264
を制限する、リンクプレート266の内側輪郭282と
の間の所定の領域で遊び284が生じ、この遊び284
に対してクレードル部材260は回転可能に配置されて
いる。この箇所若しくはこの領域は、図9に示した実施
例では、クレードル部材260の端部領域304と突起
276の領域306との間に形成されている。
【0183】図10に示された最大旋回位置で、この遊
び284はほぼゼロであり、クレードル部材260は突
起276に当接し、チェーン外側40方向でさらに旋回
することは阻止される。
【0184】突起82は、この最大の旋回角度α
max,aussenにおいて、チェーンリンク10
0,102のチェーン外側に向けられた旋回においてほ
ぼ自由であるので、特に隣接するクレードル部材260
に当接しない。
【0185】図11は、チェーンリンク100,102
が、チェーン内側38方向で旋回せしめられた最大相対
位置つまり最大旋回角度αmax,innenを示す。
【0186】この相対位置で、クレードル部材260
と、リンクプレート266の開口を制限する内側輪郭2
82との間の所定の箇所若しくは所定の領域間で遊び2
84が生じる。つまり特にクレードル部材260の端部
領域と突起276の領域又は突起276全部又は内側輪
郭282全部との間で遊びが生じる。リンクプレート輪
郭282とクレードル部材260との間に場合によって
は生じる遊びなしの領域は、特にガイドのために用いら
れる。チェーンリンク100,102の互いに相対的な
旋回可能性は、図9〜図11に示した実施例では、チェ
ーンリンク100,102がチェーン内側38方向で互
いに相対的に旋回せしめられる際に、クレードル部材1
12とリンクプレート10の内側輪郭282との協働作
業によって制限又は阻止される。
【0187】図11に示した、チェーンリンク100と
チェーンリンク102との間の相対位置において、チェ
ーン内側38方向に向けられた、チェーンリンク102
に対するチェーンリンク100の相対的なさらなる旋回
は、特にクレードル部材260′が突起82と協働する
ことによって避けられるか若しくはロックされる。この
協働作業は、特に、前述のように、つまりクレードル部
材260′が突起82に当接するように構成される。
【0188】チェーンリンク102に対するチェーンリ
ンク100の旋回可能性をチェーン内側38方向で制限
するクレードル部材260′は、チェーンリンク102
に対するチェーンリンク100の旋回可能性をチェーン
外側38方向で制限するクレードル部材260とは異な
っている。これらのクレードル部材260,260′
は、それぞれチェーンリンク100のリンクプレートの
開口264を通って延びているが、種々異なるジョイン
ト装置108,110に配属されている。
【0189】前記特に図9〜図11においては主とし
て、隣接し合うチェーンリンク100,102間の旋回
角度の制限について説明されている。本発明の1実施例
の構成によって、つまり一方ではクレードル部材112
とリンクプレート1の内側輪郭282との協働、他方で
はクレードル部材260′と突起82との協働によっ
て、クレードル部材260,262′は往復旋回後にそ
の最初の(初期の)相対位置を再び有するか、及び/又
はチェーンリンク100,102は旋回時に緊締されな
いように、保証される。
【0190】本発明において「緊締;Verklemm
en」とは、同じジョイント装置106,108,11
0に配属されたクレードル部材260,262が全体と
して、往復運動時に隣接するチェーンリンク100,1
02に対して回転する、つまり「往運動」後に全体とし
て、「復運動」前に占めた位置に対して回転する、とい
うことを意味する。
【0191】本明細書に記載された請求項は、継続的な
発明保護を得るための偏見なしの提案である。本発明の
出願人は、ここまで詳細な説明及び/又は図面にだけ開
示された特徴のさらなる組み合わせを請求する権利を留
保する。
【0192】従属請求項で用いられた引用関係は、それ
ぞれの従属請求項の特徴による主請求項の対象のさらな
る構成について言及したものであって、引用された複数
の従属請求項の特徴の組み合わせのための独立した具体
的な保護を得ることを放棄するものではない。
【0193】従属請求項の対象は、優先権主張日におけ
る従来技術を考慮して固有の独立した発明を形成するこ
とができるので、本発明の出願人は、従属請求項の対象
を、独立請求項の対象又は部分説明とすることを留保す
る。従属請求項の対象はさらに、先行する従属請求項の
対象から独立した態様を有する独立した発明を含有する
ことができる。
【0194】図示の実施例は本発明をこれに限定するも
のではなき。むしろ本発明の枠内で多くの変化実施例及
び修正が可能であって、特に、例えば一般的な説明及び
実施例並びに請求項に記載され、図面に含まれた特徴若
しくは部材又は、当業者のための方法段階と連絡して、
課題の解決策に関連して取り出すことができる変化例、
部材及び組み合わせ及び/又は材料が可能である。ま
た、製造法、検査法及び作業法に関する限り、いくつか
の特徴を組み合わせることによって、新たな対象又は方
法段階若しくは方法段階の連続を生ぜしめることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるリンクプレートチェ
ーンの概略的な部分図である。
【図2】第2実施例によるリンクプレートチェーンの概
略的な部分図である。
【図3】第3実施例によるリンクプレートチェーンの概
略的な部分図である。
【図4】第4実施例によるリンクプレートチェーンの概
略的な部分図である。
【図5】第5実施例によるリンクプレートチェーンの概
略的な部分図である。
【図6】第6実施例によるリンクプレートチェーンの概
略的な部分図である。
【図7】第7実施例によるリンクプレートチェーンの概
略的な部分図である。
【図8】第8実施例によるリンクプレートチェーンの概
略的な部分図である。
【図9】第9実施例によるリンクプレートチェーンの概
略的な部分図である。
【図10】図9に示したリンクプレートチェーンの第1
の旋回位置を示す概略的な部分図である。
【図11】図9に示したリンクプレートチェーンの第2
の旋回位置を示す概略的な部分図である。
【符号の説明】
10 リンクプレート、 12 貫通開口、 14 第
1の領域、 16 第2の領域、 18 第3の領域、
20,22 狭窄部、 24 壁部、 26,28;
30,32 突起、 34,36 軸線、 38 矢
印、 40 チェーン外側、 44 第1の領域、 4
6 2重矢印、 46,48,50,52高さ、 5
0.52 2重矢印、 54,56,58,60 ポイ
ント、80リンクプレート、 82 突起, 82,1
14 旋回制限装置、 84 端面側、 86 領域、
88 破線、 100,102,104 チェーンリ
ンク、 106,108,110 ジョイント装置、
112,114 クレードル部材、 180,182
リンクプレート、 184,186 転動面、 188
クレードル部材表面接触領域、 190 リンクプレ
ート表面接触領域、192,194 湾曲部曲率半径、
212 クレードル部材、 214,216 装置、
217 長手方向軸線、 218 破線、 220
端面、 222 端面側、 230 弾性的な装置、
232,234 固定部材、 260,262 クレー
ドル部材、 264 開口、 266,262 リンク
プレート、 270,272 狭窄部、 274,27
6,278,280 突起、282 内輪郭、 284
遊び、 286 リンクプレート外側輪郭
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドレ トイベルト ドイツ連邦共和国 ビュール カール−フ ランツ−シュトラーセ 24アー

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特に無段変速機のためのリンクプレート
    チェーンにおいて、 多数のチェーンリンクが設けられていて、これらのチェ
    ーンリンクが、隣接し合う2つのチェーンリンクにそれ
    ぞれ接していて、それぞれ多数のリンクプレートを有し
    ており、 それぞれ2つの互いに接し合うチェーンリンクを旋回可
    能に接続し、かつ、それぞれ少なくとも2つのクレード
    ル部材を有する多数のジョイント装置が設けられてお
    り、 少なくとも1つの緊締防止装置が設けられており、該緊
    締防止装置は、チェーンリンクがほぼ直線状に整列され
    る相対位置の方向で、緊締力又はこれと類似のものによ
    ってこのチェーンリンクの相対運動が阻止される相対位
    置に、隣接し合う2つのチェーンリンクが移動するのを
    阻止するようになっていることを特徴とする、リンクプ
    レートチェーン。
  2. 【請求項2】 特に無段変速機のためのリンクプレート
    チェーンにおいて、 多数のチェーンリンクが設けられており、これらのチェ
    ーンリンクが、隣接し合う2つのチェーンリンクにそれ
    ぞれ接していて、それぞれ多数のリンクプレートを有し
    ており、この場合、このチェーンリンクの少なくとも1
    つが、9mmよりも大きいピッチを有しており、 多数のジョイント装置が設けられており、これらのジョ
    イント装置が、互いに隣接し合うそれぞれ2つのチェー
    ンリンクを旋回可能に接続し、それぞれ少なくとも2つ
    のクレードル部材を有しており、 少なくとも2つの旋回制限装置が設けられており、これ
    らの旋回制限装置は、9mmより大きいピッチを有する
    チェーンリンクと隣接するチェーンリンクとの間の旋回
    角度(α)が、少なくとも一方の旋回方向で30゜より
    も小さい有利には27゜よりも小さくなるように保証す
    ることを特徴とする、リンクプレートチェーン。
  3. 【請求項3】 特に無段変速機のためのリンクプレート
    チェーンにおいて、 多数のチェーンリンクが設けられていて、これらのチェ
    ーンリンクが、隣接し合う2つのチェーンリンクにそれ
    ぞれ接していて、それぞれ多数のリンクプレートを有し
    ており、 多数のジョイント装置が設けられていて、これらのジョ
    イント装置が、互いに隣接し合う2つのチェーンリンク
    をそれぞれ旋回可能に接続し、それぞれ少なくとも2つ
    のクレードル部材を有しており、 同一のジョイント装置に配属された2つのクレードル部
    材が、このジョイント装置によって接続されたチェーン
    リンクの往復旋回運動後に、ほぼその互いの初期の相対
    位置、及びチェーンリンクに対する相対位置を有するこ
    とを保証する、少なくとも1つの装置が設けられている
    ことを特徴とする。リンクプレートチェーン。
  4. 【請求項4】 特に無段変速機のためのリンクプレート
    チェーンにおいて、 多数のチェーンリンクが設けられていて、これらのチェ
    ーンリンクが隣接し合う2つのチェーンリンクにそれぞ
    れ接していて、それぞれ多数のリンクプレートを有して
    おり、 多数のジョイント装置が設けられいて、これらのジョイ
    ント装置が、隣接し合うそれぞれ2つのチェーンリンク
    を旋回可能に接続していて、それぞれ少なくとも2つの
    クレードル部材を有しており、 これらのクレードル部材の少なくとも一部が、少なくと
    も1つの突起を備えた外側輪郭形状を有しており、前記
    突起が、リンクプレートチェーンの走行方向に配置され
    た端面側に延びていて、ほぼ、この端面側の、チェーン
    内側に向けられた領域内に配置されていることを特徴と
    するリンクプレートチェーン。
  5. 【請求項5】 特に無段変速機のためのリンクプレート
    チェーンにおいて、 多数のチェーンリンクが設けられていて、これらのチェ
    ーンリンクが、隣接し合う2つのチェーンリンクにそれ
    ぞれ接していて、それぞれ多数のクレードル部材を有し
    ており、 多数のジョイント装置が設けられていて、これらのジョ
    イント装置が、互いに隣接し合うそれぞれ2つのチェー
    ンリンクを旋回可能に接続していて、それぞれ少なくと
    も2つのクレードル部材を有しており、 リンクプレートの少なくとも一部が、クレードル部材を
    受容するための少なくとも1つの開口を有していて、こ
    の場合、このリンクプレートの壁厚が、それぞれリンク
    プレートの端部から長手方向に、長手方向で直ぐ近くに
    位置する開口の端部まで、それも特にチェーン内側に向
    けられた領域内で、長手方向の両方向で異なっているこ
    とを特徴とする、リンクプレートチェーン。
  6. 【請求項6】 特に無段変速機のためのリンクプレート
    チェーンにおいて、 多数のチェーンリンクが設けられていて、これらのチェ
    ーンリンクが、隣接し合う2つのチェーンリンクにそれ
    ぞれ接していて、それぞれ多数のリンクプレートを有し
    ており、 多数のジョイント装置が設けられていて、これらのジョ
    イント装置が、互いに隣接し合うそれぞれ2つのチェー
    ンリンクを旋回可能に接続していて、それぞれ少なくと
    も2つのクレードル部材を有しており、 少なくとも1つのクレードル部材が、少なくとも1つの
    リンクプレート内でクレードル部材の軸線を中心にして
    旋回可能に配置されていて、少なくとも1つの旋回位置
    で、クレードル部材表面接触領域が、少なくとも1つの
    リンクプレートのリンクプレート表面接触領域に接触す
    るようになっており、 クレードル部材表面接触領域の湾曲部曲率半径に対する
    リンクプレート表面接触領域の湾曲部曲率半径の比が、
    10よりも小さく、有利には5よりも小さく、特に有利
    にはほぼ2であることを特徴とする、リンクプレートチ
    ェーン。
  7. 【請求項7】 特に無段変速機のためのリンクプレート
    チェーンにおいて、 多数のチェーンリンクが設けられていて、これらのチェ
    ーンリンクが、隣接し合う2つのチェーンリンクにそれ
    ぞれ接していて、それぞれ多数のリンクプレートを有し
    ており、 多数のジョイント装置が設けられていて、これらのジョ
    ンと装置が、互いに隣接し合うそれぞれ2つのチューン
    リンクを旋回可能に接続していて、それぞれ少なくとも
    2つのクレードル部材を有しており、 少なくとも1つのクレードル部材が、少なくとも1つの
    リンクプレート内でこのリンクプレートに対して旋回可
    能に配置されていて、少なくとも1つの旋回位置におい
    て、クレードル部材表面接触領域と、リンクプレートの
    開口内に配置された、少なくとも1つのリンクプレート
    のリンクプレート表面接触領域とが、所定の条件下で接
    触するようになっており、 リンクプレート部材表面接触領域は、リンクプレート開
    口の表面領域であって、この表面領域内で、リンクプレ
    ートチェーンの駆動時に生じる応力がリンクプレート開
    口の他方の表面領域に対して比較的小さい、ことを特徴
    とする、リンクプレートチェーン。
  8. 【請求項8】 特に無段変速機のためのリンクプレート
    チェーンにおいて、 多数のチェーンリンクが設けられていて、これらのチェ
    ーンリンクが、隣接し合う2つのチェーンリンクにそれ
    ぞれ接していて、それぞれ多数のリンクプレートを有し
    ており、 多数のジョイント装置が設けられていて、こられのジョ
    イント装置が、隣接し合う2つのチェーンリンクにそれ
    ぞれ旋回可能に接続されていて、それぞれ少なくとも2
    つのクレードル部材を有しており、 リンクプレート内にそれぞれ2つのクレードル部材が配
    置されていて、これらのクレードル部材間に、リンクプ
    レート内側輪郭の少なくとも1つの先細り部が配置され
    ており、 少なくとも1つのクレードル部材が、少なくとも1つの
    リンクプレートに対して及びこのリンクプレート内で旋
    回可能に配置されていて、少なくとも1つの旋回位置
    で、クレードル部材表面接触領域が、少なくとも1つの
    リンクプレートの、リンクプレート開口内に設けられた
    リンクプレート表面接触領域に接触するようになってお
    り、 リンクプレート表面接触領域が、リンクプレート内側輪
    郭の先細り部の領域内に配置されたリンクプレート開口
    の表面接触領域であることを特徴とする、リンクプレー
    トチェーン。
  9. 【請求項9】 特に無段変速機のためのリンクプレート
    チェーンにおいて、 多数のチェーンリンクが設けられていて、これらのチェ
    ーンリンクが、隣接し合う2つのチェーンリンクにそれ
    ぞれ接していて、それぞれ多数のリンクプレートを有し
    ており、 多数のジョイント装置が設けられていて、これらのジョ
    イント装置が、隣接し合う2つのチェーンリンクにそれ
    ぞれ旋回可能に接続されていて、それぞれ少なくとも2
    つのクレードル部材を有しており、 少なくとも1つのチェーンリンクのリンクプレートがジ
    ョイント装置の軸線方向で実質的にそのそれぞれの位置
    で保持されるように保証する少なくとも1つが設けられ
    ていることを特徴とする、リンクプレートチェーン。
  10. 【請求項10】 特に無段変速機のためのリンクプレー
    トチェーンにおいて、 多数のチェーンリンクが設けられていて、これらのチェ
    ーンリンクが、隣接し合う2つのチェーンリンクにそれ
    ぞれ接していて、それぞれ多数のリンクプレートを有し
    ており、 多数のジョイント装置が設けられていて、これらのジョ
    イント装置が互いに隣接し合う2つのチェーンリンクを
    旋回可能に接続し、それぞれ少なくとも2つのクレード
    ル部材を有しており、 少なくとも1つの弾性的な装置が設けられていて、該装
    置が少なくとも1つのリンクプレートをジョイント装置
    の軸方向で負荷することを特徴とする、リンクプレート
    チェーン。
  11. 【請求項11】 特に無段変速機のためのリンクプレー
    トチェーンにおいて、 多数のチェーンリンクが設けられていて、これらのチェ
    ーンリンクが、隣接紙合う2つのチェーンリンクにそれ
    ぞれ接していて、それぞれ多数のリンクプレートを有し
    ており、 多数のジョイント装置が設けられていて、これらのジョ
    イント装置が、互いに接し合うそれぞれ2つのチェーン
    リンクを旋回可能に接続し、それぞれ少なくとも2つの
    クレードル部材を有しており、 それぞれのチェーンリンクのリンクプレートのそれぞれ
    の全遊びがジョイント軸線の方向で少なく0.2mmよ
    りも小さくなるように保証する、少なくとも1つの装置
    が設けられていることを特徴とする、リンクプレートチ
    ェーン。
  12. 【請求項12】 特に無段変速機のためのリンクプレー
    トチェーンにおいて、 多数のチェーンリンクが設けられていて、これらのチェ
    ーンリンクが、隣接し合う2つのチェーンリンクにそれ
    ぞれ接していて、それぞれ多数のリンクプレートを有し
    ており、 多数のジョイント装置が設けられていて、これらのジョ
    イント装置が、互いに接し合う2つのチェーンリンクを
    それぞれ旋回可能に接続し、それぞれ少なくとも2つの
    クレードル部材を有しており、 リンクプレートの可動性をクレードル部材の両端部の方
    向で制限するストッパが設けられており、これらのスト
    ッパが、ジョイント軸線方向でのリンクプレートの厚さ
    の実際の製造許容誤差を考慮して並びに、リンクプレー
    トの数及びそれぞれの厚さを考慮して、しかも特にジョ
    イント装置の長手方向軸線の方向に関連してそれぞれの
    ジョイント装置に及び/又はそれぞれのチェーンリンク
    に配置されていいることを特徴とする、リンクプレート
    チェーン。
  13. 【請求項13】 少なくとも1つの突起が、所定の状態
    下で隣接し合うクレードル部材対の1つのクレードル部
    材に突き当たるようになっている、請求項1から12ま
    でのいずれか1項記載のリンクプレートチェーン。
  14. 【請求項14】 突起を有するリンクプレート、がこの
    突起に向けられた、リンクプレートのジョイント軸線を
    中心にして隣接するリンクプレートに対して相対的に所
    定の角度だけ旋回せしめられた時に、少なくとも1つの
    突起が、隣接し合うクレードル部材の1つのクレードル
    部材に突き当たり、この隣接し合うリンクプレート内に
    クレードル部材対が受容されていて、このクレードル部
    材対に、突起側のジョイント軸線が向けられている、請
    求項13記載のリンクプレートチェーン。
  15. 【請求項15】 リンクプレートチェーンが、このリン
    クプレートチェーンによってトルクが第1の円すいベル
    ト車対から第2の円すいベルト車対に伝達され、この際
    に各円すいベルト車対の円すいベルト車の先細りした端
    部が互いに向き合っていて、同じ円すいベルト車対に向
    けられた角円すいベルト車が軸方向で調節されて、御材
    円すいベルト車対に配属された円すいベルト車の間隔が
    変えられるようになっていて、この場合、リンクプレー
    トと各円すいベルト車対との間の接触領域が半径方向で
    変化せしめられ、それによって各円すいベルト車対にお
    けるリンクプレートチェーンの巻き掛け曲率半径が変え
    られるようになっている、請求項1から14までのいず
    れか1項記載のリンクプレートチェーン。
  16. 【請求項16】 緊締防止装置及び/又は旋回制限装置
    及び/又は、互いに向き合った2つのクレードル部材が
    往復旋回運動後に初期の相対位置に移動せしめられるこ
    とを保証する装置、及び/又はリンクプレートの外側輪
    郭の少なくとも1つの突起が、それぞれ互いに隣接し合
    うチェーンリンクが互いに旋回せしめられて、円すいベ
    ルト車対の所定の最小巻き掛け曲率半径においてリンク
    プレートの機能性に不都合な影響を与えないように構成
    されている、請求項15記載のリンクプレートチェー
    ン。
  17. 【請求項17】 少なくとも1つの第2のチェーンリン
    クが、第1の長さを有する第1のリンクプレートを有し
    ていて、少なくとも1つの第2のチェーンリンクが、第
    2の長さを有する第2のリンクプレートを有しており、
    第1の長さが第2の長さよりも小さい、請求項1から1
    6までのいずれか1項記載のリンクプレートチェーン。
  18. 【請求項18】 少なくとも1つの第1のチェーンリン
    クが、第1の部分を有する第1のリンクプレートを有し
    ていて、少なくとも1つの第2のチェーンリンクが、第
    2の部分を有するリンクプレートを有していて、この場
    合、第1の部分よりも小さい、請求項1から17までの
    いずれか1項記載のリンクプレートチェーン。
  19. 【請求項19】 リンクプレートの少なくとも一部が、
    少なくとも1つの突起を有する外側輪郭形状を有してお
    り、この突起が、リンクプレートに隣接するチェーンリ
    ンクに対して相対的なリンクプレートの所定の旋回角度
    において、ストッパに突き当たり、それによってそれ以
    上の旋回が阻止されるようになっている、請求項1から
    18までのいずれか1項記載のリンクプレートチェー
    ン。
  20. 【請求項20】 前記ストッパがクレードル部材を有し
    ている、請求項19記載のリンクプレートチェーン。
  21. 【請求項21】 隣接し合う2つのチェーンリンクの旋
    回角度を制限する突起が、1つのリンクプレートに配置
    されていて、該リンクプレートが第2の長さ及び/又は
    第2のピッチを有している、請求項1から20までのい
    ずれか1項記載のリンクプレートチェーン。
  22. 【請求項22】 突起がストッパの接触領域に突き当た
    る際に接触する接触領域における突起の幾何学形状が、
    この突起の接触領域の幾何学形状に合致している、請求
    項1から21までのいずれか1項記載のリンクプレート
    チェーン。
  23. 【請求項23】 少なくとも2つのチェーンリンクが、
    そのそれぞれのリンクプレートの長さ及び/又はピッチ
    によって異なっており、 少なくとも1つの第1のチェーンリンクのリンクプレー
    トが第1の長さ及び/又は第1のピッチを有しており、 少なくとも1つの第2のチェーンリンクのリンクプレー
    トが第2の長さ及び/又は第2のピッチを有しており、 第1の長さ及び/又は第1のピッチを有する第1のリン
    クプレートを備えた第1のチェーンリンクと、これに隣
    接する、第1の長さ及び/又は第1のピッチを有する第
    1のリンクプレートを備えた、場合によっては第1のチ
    ェーンリンクであるチェーンリンクとの間の第1の旋回
    角度が、第1の最大旋回角度に制限されており、 第2の長さ及び/又は第2のピッチを有する第2のリン
    クプレートを備えた第2のチェーンリンクと、これに隣
    接する、第2の長さ及び/又は第2のピッチを有する第
    2のリンクプレートを備えた場合によっては第2のチェ
    ーンリンクであるチェーンリンクとの間の第2の旋回角
    度が、第2の最大旋回角度に制限されており、 【数1】 αmax、1:第1の最大旋回角度、 p1:第1のピッチ、 p2:第2のピッチ、 αmax、2:第2の最大旋回角度である、 請求項1から22までのいずれか1項記載のリンクプレ
    ートチェーン。
  24. 【請求項24】 少なくとも1つの第1の最大旋回角度
    (αmax、1)が15゜〜25゜の間である、請求項
    1から23までのいずれか1項記載のリンクプレートチ
    ェーン。
  25. 【請求項25】 隣接し合う2つのチェーンリンクの旋
    回角度が、チェーン内側の方向で、少なくとも1つのリ
    ンクプレートの外側輪郭とストッパとの協働によって第
    1の最大旋回角度に制限され、チェーン外側方向でのチ
    ェーンリンクの旋回角度が、少なくとも1つのリンクプ
    レートのリンクプレート内側輪郭とストッパとの協働に
    よって第2の最大旋回角度に制限され、この場合特に少
    なくとも1つのクレードル部材がストッパとして働く、
    請求項1から24までのいずれか1項記載のリンクプレ
    ートチェーン。
  26. 【請求項26】 チェーンリンクがチェーンの内側方向
    に旋回する際に、隣接し合う2つのチェーンリンクの緊
    締が、少なくとも1つのリンクプレートの外側輪郭とス
    トッパとの協働によって阻止され、チェーン外側方向で
    旋回する際のチェーンリンクの緊締が、ストッパを有す
    る少なくとも1つのリンクプレートの内側輪郭との協働
    によって阻止される、請求項1から25までのいずれか
    1項記載のリンクプレートチェーン。
  27. 【請求項27】 少なくとも1つの第3のチェーンリン
    クが、この第3のチェーンリンクに隣接する、第4のチ
    ェーンリンクに対して旋回せしめられ、この場合、 第3のチェーンリンクが少なくとも1つの第3のリンク
    プレートを有しており、 第4のチェーンリンクが少なくとも1つの第4のリンク
    プレートを有しており、 少なくとも1つの第3のリンクプレートが、ジョイント
    装置によって少なくとも1つの第4のリンクプレートに
    枢着されており、 ジョイント装置が少なくとも1つのクレードル部材を有
    しており、 該クレードル部材が、第3のリンクプレートの少なくと
    も1つの開口内で又はこの開口を通って、及び/又は第
    4のリンクプレートの少なくとも1つの開口内で又はこ
    の開口を通って延びており、 該クレードル部材が、第3のチェーンリンクが第4のチ
    ェーンリンクに対して旋回する際に、少なくも1つの第
    3のリンクプレート及び/又は第4のリンクプレートに
    対して移動せしめられ、特に旋回せしめられるようにな
    っている、 請求項1から26までのいずれか1項記載のリンクプレ
    ートチェーン。
  28. 【請求項28】 少なくとも1つの第3のリンクプレー
    トと少なくとも1つの第4のリンクプレートとを枢着接
    続するジョイント装置が、第3のクレードル部材を有し
    ており、該第3のクレードル部材は、第3のチェーンリ
    ンクが第4のチェーンリンクに対して旋回する際に少な
    くとも1つの第4のリンクプレートに向かって移動せし
    められるようになっており、また第4のクレードル部材
    が設けられていて、該第4のクレードル部材が、場合に
    よっては第4のチェーンリンクに対して第3のチェーン
    リンクが旋回する際に、少なくとも1つの第3のリンク
    プレートに対して移動せしめられる、請求項27記載の
    リンクプレートチェーン。
  29. 【請求項29】 クレードル部材が、リンクプレートの
    開口内に又は開口を通って延びていて、このクレードル
    部材が、リンクプレートに対して所定の条件下で移動、
    特に旋回せしめられ、このリンクプレートに対する運動
    又は旋回時に、リンクプレートに対して0.1mmより
    も小さい遊びを有している、請求項1から28までのい
    ずれか1項記載のリンクプレートチェーン。
  30. 【請求項30】 クレードル部材が、リンクプレートの
    開口内に又は開口を通って延びていて、このクレードル
    部材が、リンクプレートに対して所定の条件下で移動、
    特に旋回せしめられ、このリンクプレートに対する運動
    又は旋回時に、所定の旋回角度において、リンクプレー
    トが所定の条件下で接触し、しかもそれぞれ特に、クレ
    ードル部材表面接触領域がリンクプレート表面接触領域
    に接触するようになっている、請求項1から29までの
    いずれか1項記載のリンクプレートチェーン。
  31. 【請求項31】 少なくとも1つのリンクプレート表面
    接触領域が、リンクプレートの開口をチェーン外側方向
    に制限する、リンクプレートの開口壁部の領域内に配置
    されている、請求項1から30までのいずれか1項記載
    のリンクプレートチェーン。
  32. 【請求項32】 少なくとも1つのリンクプレート表面
    接触領域が、リンクプレートの開口をチェーン内側方向
    で制限する、リンクプレートの開口壁部の領域内に配置
    されている、請求項1から31までのいずれか1項記載
    のリンクプレートチェーン。
  33. 【請求項33】 少なくとも1つのリンクプレート表面
    接触領域が、リンクプレートの開口又はこの開口の領域
    をチェーン走行方向で制限する、リンクプレートの開口
    壁部の領域内に配置されている、請求項1から32まで
    のいずれか1項記載のリンクプレートチェーン。
  34. 【請求項34】 少なくとも1つのリンクプレート表面
    接触領域が、リンクプレートの開口の横断面が先細りす
    る、リンクプレートの開口壁部の領域内に配置されてい
    る、請求項1から33までのいずれか1項記載のリンク
    プレートチェーン。
  35. 【請求項35】 リンクプレート表面接触領域並びにク
    レードル部材表面接触領域が丸味をつけて構成されてお
    り、リンクプレート表面接触領域の単数若しくは複数の
    湾曲部曲率半径が、それぞれ所属のクレードル部材表面
    接触領域の単数若しくは複数の湾曲部曲率半径の10倍
    よりも小さい、請求項1から34までのいずれか1項記
    載のリンクプレートチェーン。
  36. 【請求項36】 リンクプレート表面接触領域並びにク
    レードル部材表面接触領域が丸味をつけて構成されてお
    り、クレードル部材表面接触領域の単数若しくは複数の
    湾曲部曲率半径が、それぞれ所属のリンクプレート表面
    接触領域の単数若しくは複数の湾曲部曲率半径の半分と
    ほぼ同じである、請求項1から34までのいずれか1項
    記載のリンクプレートチェーン。
  37. 【請求項37】 弾性的な装置のばね定数が、0.2N
    /mmと200N/mmとの間、特に2N/mmと10
    N/mmとの間である、請求項1から36までのいずれ
    か1項記載のリンクプレートチェーン。
  38. 【請求項38】 クレードル部材がそれぞれ軸方向で2
    つの端面によって制限されており、これらの端面のうち
    の一方の端面と、この一方の端面に対してクレードル部
    材の軸線方向で隣に位置するリンクプレートとの間に間
    隔が、クレドール部材の軸方向で他方の端部と、この他
    方の端部に対してクレードル部材の軸方向で隣に位置す
    るリンクプレートとの間の間隔に相当する、請求項1か
    ら37までのいずれか1項記載のリンクプレートチェー
    ン。
  39. 【請求項39】 チェーンリンクのリンクプレートが、
    少なくとも1つの固定部材によって、クレードル部材の
    軸線方向での可動性に関連して制限されており、この固
    定部材の空間的な長さが、それぞれ個別に規定され、し
    かも特にそれぞれ種々異なるチェーンリンクのために個
    別に規定されるようになっている、請求項1から38ま
    でのいずれか1項記載のリンクプレートチェーン。
  40. 【請求項40】 前記弾性的な装置がリンクプレートの
    遊びを補償することができる、請求項1から39までの
    いずれか1項記載のリンクプレートチェーン。
  41. 【請求項41】 請求項1から40までの少なくともい
    ずれか2項に記載のリンクプレートチェーン。
  42. 【請求項42】 請求項1から41までのいずれか1項
    記載のリンクプレートチェーンを備えた自動車のための
    無段変速機。
  43. 【請求項43】 請求項から41までのいずれか1項記
    載のリンクプレートチェーンを製造するための方法。
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