JP5044416B2 - 駆動ベルト - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前提部分に記載した、動ベルト関する。
この種の変速機の構造と作動は、例えば特許文献1から知られている。この特許文献1は更に、公知の1種類の駆動ベルトまたはチェーンを開示している。開示された駆動ベルトはバンドールネ(Van Doorne)プッシュベルトとして一般的に知られており、例えば特許文献2に更に詳しく記載されている。このプッシュベルトはとりわけ、下側ボディ、中間ボディおよび上側ボディからなる一連の横方向エレメントによって特徴づけられる。この場合、下側ボディの側部は変速機の駆動プーリまたは一次プーリのシーブおよび被駆動プーリまたは二次プーリのシーブに接触するため接触面を備えている。上側ボディの方に向いた下側ボディの上側部分、すなわち方向外側に向いた下側ボディの縁部は、連続引張要素のための支持面を形成している。この引張要素は平らで比較的薄く、互いに入れ子式に重ねられた多数の金属製リングの1つ以上のグループによって形成されている。ほぼ矢じりの形をした横方向エレメントの上側ボディは引張要素の方向外側に配置され、引張要素を垂直方向において保持している。引張要素の高さに配置された中間ボディは下側ボディと上側ボディを互いに連結している。横方向エレメントは引張要素の周方向に移動可能に駆動ベルト内に収容されている。
バンドールネプッシュベルトは多数の横方向エレメントを備えている。この横方向エレメントは引張要素の全周一杯に配置されている。その結果として、変速機のプーリ間で駆動力を伝達可能であり、横方向エレメントは引張手段によって支持および案内されて前進する。同様に金属によって形成された公知のチェーンの場合または複合材料によって製作された公知のVベルトの場合両方共、引張力によって駆動力を伝達するが、これらの場合とは違って、事実上連続する一連の横方向エレメントはプーリシーブの間で締付けられるので、作動中このプーリによって駆動ベルトに加えられる締付け力は、比較的多数の接触面にわたっておよそ均一に分配される。従って、締付け力の結果として駆動ベルトすなわちその横方向エレメントとプーリシーブとの間で生じる接触圧力は、比較的制限されたままである。
この種の駆動ベルトは一般的に2個のプーリを備えた変速機で使用される。このプーリは、プーリシーブ間駆動ベルトの回転半径、従って変速機の変速比を変更するため、それぞれ2個のシーブとそれぞれ1つのプーリ軸を備え、このシーブは直線的円錐台の形をし、この2個のシーブのうちの1個だけがコスト上の理由から、他方のシーブ、すなわち固定されたシーブに対して軸方向に移動可能に取付けられ、変速比は2個のプーリの場所での回転半径の商によって与えられる。この駆動ベルトの不利な作用、すなわち、プーリの間において駆動ベルトが少なくとも数度の回転スキューで走行するという事実に打ち勝つために、種々の手段が知られている。この回転スキュー度は変速比と共に変化する。この種の手段は一般的に駆動ベルト自体で実現されているが、変速機の一部を形成していてもよい。後者の例は特許文献3に記載されている。この特許文献3によれば、変速機の2個の固定シーブの円錐面が球面状または凸形に形成されている。ここで、球面状または凸形は、プーリシーブの直線的な円錐形の表面が、やや凸形に湾曲している円錐によって置き換えられることを意味する。円錐面はプーリシーブの駆動ベルト走行面または短く走行面とも呼ばれる。
特許文献4と特許文献5と特許文献6はすべて本出願人の名前で出願され、特許文献5,6は本願の優先日前に公開されていない。この3つの特許文献は、種々の作用を達成するために、少なくとも1個のシーブの走行面を凸形に形成することを提案している。使用される凸形の正確な形状はその都度、達成すべき作用に依存している。凸形プーリシーブとの最適な相互作用を可能にするために、横方向エレメントの接触面を適切に湾曲させることが知られている。すなわち、変速機の4個のプーリシーブの凸形走行面のために使用される、プーリ軸に対して垂直な方向に対して定められた、プーリ角度として知られている範囲が、前記接触面の凸形湾曲部において使用される。
欧州特許出願公開第1218654号 WO−A−2002/061304 特開昭63−53352号公報 NL−A−1022157 NL−A−1023668 NL−A−1024918
従来技術によれば、凸形プーリシーブの方向寸法にわたる曲率半径またはそのプロファイルが、プーリシーブの規定された方向寸法と、それぞれの凸部によって達成可能な作用とによって与えら、横方向エレメントの接触面形成には相対的に小さな配慮しか払われなかった。従って、本発明の根底をなす分析は、この隙間を埋め、横方向エレメントの径方向曲率半径の定義を提供するという目的を有する。更に詳しくは、本発明は、変速機の関連する作動原理に関する洞察を提供し、そしてこの洞察に基づいて接触面の方向における上記の曲率半径を最適に定めるための設計ルールに到達する。本発明による設計ルールは、機械工学設計者にとって明らかな解決策からそれている。この解決策では、一定でできるだけ高い値が使用され、接触面の得られる寸法、すなわち下側ボディの高さ寸法と、接触面内にまた存在する変速機のプーリ角度の範囲と、によって決定される。
この目的を達成するために、本発明は、以下の図に基づく説明において詳述する分析に従って、請求項1記載の手段の組み合わせを使用する変速機を提供する。この種の変速機において、駆動ベルトの接触面の方向曲率半径またはそのプロファイルは、プーリシーブのために使用される接線方向の曲率半径のプロファイルとも適合している。ここで、駆動ベルトのプーリシーブに対するスリップの防止は、最も重要な設計基準である。その結果、特に作動中の接触面の摩耗は均一に分配され、一部分それに起因して、有利なことに小さ
次に、添付の図を参照して本発明を詳細に説明する。
図1は、2個のプーリと駆動ベルトと備えた従来技術による無段変速機の断面を示す図である。
図2は図1の変速機の簡略化した側面図である。
図3は、本発明による変速機において駆動ベルトとして有利に使用可能である、プッシュベルトとして知られているベルトの断面図である。
図4は図3に示したプッシュベルトの横方向エレメントの側面図である。
図5は、本発明による変速機において図3のプッシュベルトと組み合わせて使用可能であるプーリシーブと特にその走行面を詳細に示す図である。
図6は、2個のプーリについて規定された一定のプーリ角度を有する変速機の変速比に対して、理論的な分析方法によって近似的に求めた変速機の平衡締付け力比を示す第1例のグラフである。
図7は、変速機の一次プーリについて規定された各々のプーリ角度の輪郭と変速機の二次プーリについて規定された各々のプーリ角度の輪郭を有する変速機の変速比に対して、理論的な分析方法によって近似的に求めた変速機の平衡締付け力比を示す第2例のグラフである。
図8は前記第2例について、二次プーリと駆動ベルトの間の接触圧力を示すグラフであり、この場合横方向エレメントの接触面は一定の方向曲率半径を有するものである。
図9は図8に一致するグラフであるが、本発明に従って最適化された、横方向エレメントの接触面の方向曲率半径を有するものである。
図1は従来技術による無段変速機1の断面を示している。公知の変速機1はエンジン(図示せず)によって偶力Tpで駆動可能な一次プーリ2と、偶力Tsで負荷(図示せず)を駆動可能な二次プーリ3を備えている。両プーリ2,3は各プーリ軸20,30に固定されたプーリシーブ21,31と、前記軸20,30に対し軸方向に変位可能なプーリシーブ22,32を備えている。駆動ベルト10、特にプッシュベルト10は、プーリシーブ21,22,31,32の間で挟んで締付けられ、2本の軸20,30の間で摩擦によって機械的な動力を伝達することができる。駆動ベルト10がそれぞれのプーリ2,3により締付けられる軸方向力は、以下それぞれ一次締付け力Kpおよび二次締付け力Ksと呼ぶ。この力は2個のプーリ2,3の各圧力室24,34に圧を加えることによって得られる。変速機コントローラ(図示せず)は締付け力Kp,Ks所望な力レベルを決定および達成するために使用される。
変速機1の変速比Rs/Rpは駆動ベルト10の二次回転半径Rsと一次回転半径Rpとの比によって、すなわち各プーリ2,3のプーリシーブ21,22,31,32の間における駆動ベルトの有効方向位置によって決定される。変速機1の前記回転半径Rp,Rsと、本発明に従って定められた変速比Rs/Rpは、変位可能なシーブ22,32を各プーリ軸20,30に沿って軸方向に移動させることによって変更可能である。図1は低い変速比Rs/Rpを有する変速機1、すなわち一次回転半径Rpが相対的に大きく、二次回転半径Rsが相対的に小さい変速機1を一例として示している。
変速比Rs/Rp、一次回転半径Rpおよび二次回転半径Rsは、何学的に画定される一義的な関係にあることに注意すべきである。この関係はとりわけ、駆動ベルト10の長さ、各プーリ2,3の回転軸線間の距離および最大および最小回転半径Rp,Rsによって画定されるので、要求に応じて互いに算出可能である。
図2は軸方向に見た側面図の形態で公知の変速機1を示している。この場合、一次プーリ2は図の左側に一次軸20を有し、二次プーリ3は図の右側に二次軸30を有する。この図には、図1と異なり、比較的に高い変速比Rs/Rpを有する変速機1が示してある。この変速比の場合、一次回転半径Rpは二次回転半径Rsよりも小さい。図示した駆動ベルト10はプッシュベルト10として知られているものである。このプッシュベルトは簡単化するために一部だけを示した実質的に連続する一連の横方向エレメント11と、互いに入れ子式に方向に重ねられた、連続する平らで薄い多数の金属リングの少なくとも1つのセット12とからなっている。
このプッシュベルト10は図3,4に詳しく示してある。図3はプッシュベルト10の断面図であり、図4は横方向エレメント11を軸方向に見た側面図である。断面図は横方向エレメント11の正面を示し、この横方向エレメントは両側に切欠きを有し、この各々の切欠きにリング12のセットが収容されている。リング12のセットと横方向エレメント11は方向または高さ方向において互いに取り囲んでいるがしかし、横方向エレメント11はリング12のセットに沿ってこのリングの周方向に移動可能である。横方向エレメント11は更に、プッシュベルト10の周方向の突起、すなわちスタッド13と、横方向エレメント11の反対側の主側面に設けられたポケット14を備えている。このスタッド13とポケット14はプッシュベルト10内で横方向エレメント11の列を互いに安定させるために使用される。
横方向エレメント11の底区間15は側方から見たとき、少なくとも実質的方向内側へ先細になっている。それによって、隣接する横方向エレメント11が相対的に傾動可能であり、プッシュベルト10が弧を描くことができる。例えばこの弧のところで、プッシュベルトは各プーリ2,3のプーリシーブ21,22,31,32の間に挟まれる。プッシュベルト10の上記の有効方向位置、すなわち有効回転半径Rpは、横方向エレメント11の底区間15の上側部の方向位置にほぼ一致している。この上側部は横方向エレメント11の傾動ライン17と呼ばれる。この傾動ラインに沿って、横方向エレメントは前記弧内で互いに接触している。底区間15は両側に、所謂接触面16を有する。この接触面を介して、横方向エレメント11はプーリシーブ21,22;31,32の間で挟まれ、そして駆動プーリ2の回転が挟まれた横方向エレメント11に摩擦によって伝達される。これにより、横方向エレメント11の間にはかなり大きな押圧力が生じる。その結果、横方向エレメントはリングセット12に沿って被駆動プーリ3の方へ進む。そして、プッシュベルト10が被駆動プーリ3のシーブ31,32の間で挟まれている場所において、横方向エレメント11の間に存在する押圧力は摩擦によってほとんど完全に伝達される。横方向エレメント11は最後に互いに押し合って、被駆動プーリ3から駆動プーリ2へ比較的に小さな押圧力で戻る。これに関連して、リング12のセット、横方向エレメント11プッシュベルト10に対し意図された経路に沿い続けることを確実にる。
図5は接線方向に見たときの断面に基づいて、プーリシーブ43の一部を詳細に示している。プーリシーブ43は所謂走行面40によって横方向エレメント11の接触面16に接触する。この走行面場合により可変の径方向曲率半径Rr40方向に曲がっている。プーリ角度λp,λsは接線41と方向42の間で定められ、この方向に見たときに大きくなっている。この接線は走行面40と接触面16の間の接触点Pにおける接線である。従って、変速機1の走行面40は、図5の接線方向断面で見たときに、局所的なプーリ角度λp,λsと変速機1の変速比Rs/Rpとの関係として定めることができる輪郭を描く。この変速比は瞬時の接触点Pの方向位置Rp,Rsを決定する。前記輪郭は各プーリ2,3の2個のプーリシーブ21,22;31,21についてほぼ同一であり、そして各プーリについてそれぞれ一次プーリ角度輪郭λp(Rs/Rp)および二次プーリ角度輪郭λs(Rs/Rp)と呼ばれる。この一次と二次のプーリ角度輪郭は互いに異なっている。この場合、走行面40の方向曲率半径Rr40のプロファイルは、変速比Rs/Rpに関連して定めることができ、方向凸形輪郭Rr40(Rs/Rp)と呼ばれる。従って、変速機1の走行面40は図5の接線方向断面で見たとき、局所的なプーリ角度λp,λsと変速機1の変速比Rs/Rpの間の関係として定めることができる輪郭を描く。この変速比は瞬時の接触点Pの方向位置Rp,Rsを定める。
更に、プーリシーブ43の走行面40は、円錐形状のため、曲率半径Rt40 接線方向に湾曲している。この曲率半径はプーリシ−ブ43における前記接触点Pの方向位置Rp,Rs、すなわち駆動ベルト10の各回転半径Rp,Rsと共に変化する。従って、走行面40の接線方向曲率半径Rt40は変速比Rs/Rpに関連して定めることができる。次式(一例として二次プーリ3について書かれている)はこのいわゆる接線方向凸形輪郭Rt40(Rs/Rp)に当てはまる。
Figure 0005044416
プーリ2,3の湾曲走行面40との最適な相互作用を可能にするために、横方向エレメント11の接触面16は、図3に示すようなプッシュベルト10を通る断面で見たときに湾曲している。この場合、プーリ2,3の走行面40のプーリ角度輪郭λp(Rs/Rp),λs(Rs/Rp)内にあるプーリ角度λの範囲に少なくとも一致する接触角度αの範囲は、接触面16の輪郭内で方向に定められている。
しかしながら、従来技術では、横方向エレメント11の設計においてこの接触角度αの範囲をどの位にすべきであるかについて、すなわちどのような接触角度輪郭α(h)に従って横方向エレメント11の接触面16を湾曲させるべきであるかについて詳細に論じられていない。ここで、接触角度輪郭α(h)は図3,4に示した接触面16の垂直方向寸法全体Hについて、接触面上の垂直方向または方向の位置hに対する接触角度αの輪郭として定めることができる。更に詳しく言うと、従来技術は、方向曲率半径Rr16または接触面16に関するこの方向曲率半径の輪郭について少しも開示していない。従って、当業者は一般的に、できるだけ大きな一定の方向曲率半径Rr16を用いようとする。この曲率によって、必要な接触角度αの範囲が、接触面16の使用可能な垂直方向寸法全体H内で達成される。しかしながら、本発明によれば、この種の設計は一般的に最適な解決策ではない。
以下の記載では、この方向曲率半径Rr16のプロファイルすなわち輪郭についての新しい定義を提供および正当化するための理論的な分析を行う。この方向曲率半径は本発明では駆動ベルト10と二次プーリ3との間の変速比Rs/Rpに対して定められ、この変速比は走行面40と接触面16の間の接触点Pを決定する。この輪郭は側面輪郭Rr16(Rs/Rp)と呼び、同様に一次プーリ2との接触個所Pに対して定めることができる。
一般的に知られ、そして例えば特許文献6に記載されているように、必要な最小一次締付け力Kp、すなわち駆動ベルト10と一次プーリ2間で供給偶力Tpを伝達するのに充分な大きさの、この駆動ベルトと一次プーリ間の摩擦力を達成するために必要な最小の垂直力は、次式によって少なくとも近似的に求められる。
Figure 0005044416
ここで、μは駆動ベルト10と一次プーリ2間の接線方向の有効摩擦係数、すなわちトルク伝達率である。
必要最小二次締付け力Ksは二次プーリ3に供給されるトルクTsと二次回転Rsとから適切な方法で計算可能である。しかしながら、起こり得る損失を無視すると、トルクTp,Tsと回転Rp,Rsの間の比Tp/RpまたはTs/Rsが、両プーリ2,3について必ず等しくなるので、必要最小二次締付け力Ksは必要最小一次締付け力Kpに等しい。しかし、変速機1の作動中、所望される変速比Rs/Rpを選定および/または維持するために、これらの2つの締付け力Kp,Ksの一方は一般的に他方よりも大きくなければならない。
変速機1の平衡状況のため、すなわち一定の変速比のために必要とされ、平衡締付け力比KpKsとして知られる締付け力Kp,Ks間の比は、次のような平衡状態で発生する。すなわち、各プーリ2,3について、引張力Ftが駆動ベルト10のリング12のセット内で生じ、かつこの引張力が互いに等しい平衡状態で発生する。各プーリ2,3についての引張力Ftは駆動ベルト10に対して方向に作用する方向力Frp,Frsの結果として生じる。この方向力Frp,Frsは局所接触角度λp,λsと、各プーリ2,3のシーブ21,22と31,32の間に加えられる、ほぼ軸方向締付け力Kp,Ksとの結果として生じる。従って、平衡締付け力比KpKsは、各変速機使用される固有の一次プーリ角度輪郭線λp(Rs/Rp)と、二次プーリ角度輪郭線λs(Rs/Rp)によって影響を受ける。
上記を図示するために、特許文献6から転記した図6,7は、2つの変速機設計の所謂KpKs曲線を示している。この変速機設計はそこで使用されるプーリ角度輪郭線λp(Rs/Rp),λs(Rs/Rp)によって特徴づけられる。これらの図において、前記平衡締付け力比KpKsは、いわゆるローとオーバードライブの変速比Rs/Rpの間の範囲内の変速機1の変速比Rs/Rpに対して表示されている。図6,7は更に、各変速機設計の一次プーリ角度輪郭線λp(Rs/Rp)と二次プーリ角度輪郭線λs(Rs/Rp)を示している。
図6からわかるように、2つのプーリ角度が一定で等しい11°の値を有する少なくともこの変速機設計については、平衡締付け力比KpKsがローの1よりも小さな値から、オーバードライブの1よりも大きな値まで変化する。それに対して、図7では、少なくとも、図示したプーリ角度分布λp(Rs/Rp),λs(Rs/Rp)が使用される変速機設計について、平衡締付け力比KpKsが常に1よりも大きいので、この場合一定の変速比Rs/Rpのために必要な一次締付け力Kpは、この目的のために必要な二次締付け力Ksよりも常に大きい。
更に、少なくとも最初の近似の結果において、例えばトルクレベルが予期せぬほど増大する場合にその時に低すぎる締付け力Kp,Ksの結果として互いに駆動ベルト10とプーリ2,3が不所望なスリップを生じることが知られており、また自明なことである。このスリップは以下スリッププーリ2,3と呼ぶプーリ2,3の場所で起こる。この場所では、それぞれ最も小さな締付け力Kp,Ksが加えられる。すなわち、平衡締付け力比KpKsが1よりも小さい場合には一次プーリ2がスリップし、平衡締付け力比KpKsが1よりも大きい場合には二次プーリ3がスリップする。
このスリップは一般的に短時間発生するが、その後、トルクレベルが再び低下するかまたは各締付け力Kp,Ksが上昇したトルクレベルに合わせられるので、特に発生した熱により、特に駆動ベルト10が接着摩耗することになる。これに関連して、特に、駆動ベルト10と各プーリ2,3間の瞬間接触圧力は、摩耗の程度の決定要因である。変速機1、特に駆動ベルト10の満足できる寿命を得るために、設計時に、前記接触圧力の最大値を順守する必要がある。原則的には、この許容最大値は効率から見て接触圧力のための最適値を形成するからである。というのは、この値が使用されると、一方では変速機1が最小の容積を有することができ、他方では少なくとも適用可能なトライポロジー法則によれば、前記トルク伝達率μが高い値を採り、その結果一定のトルクレベルで小さな締付け力Kp,Ksが有利に使用可能である。
スリッププーリ2,3と最適な接触圧力に対する前記の2つの洞察は、完全に新しい洞察を提供するために意外にも有利に組み合わせ可能である。この新しい洞察は、駆動ベルト10の横方向エレメント11の接触面16の方向曲率半径Rr16のための指針を生じる。この場合、本発明によれば、この方向曲率半径Rr16の最適値が、変速機1のすべての変速比Rs/Rpにおいて、各スリッププーリ2,3の回転半径の局所的方向および接線方向曲率半径Rr40,Rt40適合させられる。これは特に、それらの間の接触圧力が少なくともほぼ一定値を有するように行われる。この一定値は好ましくは前記のその最大値に少なくともほぼ一致している。
この場合、接触面16の高さHにわたる最適な方向曲率半径Rr16輪郭は、実験によって経験的に決定されるがしかし、接触面16と走行面40の局所的接触点における接触圧力について、ヘルツ(Hertzian)の楕円点接触モデルに基づいて計算により決定可能である。このモデルは、プーリ2,3と駆動ベルト10の間の点接触に適用すると、次の法則a〜eを生じる。
a)局所的接触点における低下した半径R[m]として知られていること:
Figure 0005044416
ここで、添字40,16は接触する2つの物体、すなわち各々のスリッププーリ2,3の走行面40と横方向エレメント11の接触面16を示す。Rrは走行面40の方向または接触面16の幅方向に測定した各物体40,16の局所的曲率半径であり、Rtは走行面40の接線方向または周方向または接触面16の幅方向、すなわち接触面の高さ方向hに対して横方向に測定した各物体40,16の局所的曲率半径である。
ここで、横方向エレメント11の接触面16が前記幅方向、駆動ベルト10の長手方向に一致する、に有意に丸められていないとき、これは一般的であるが、には、1/Rt16が零に等しいことに注意すべきである。更に、実際には多くの場合、式(3)において因数1/Rr40は因数1/Rt40に対して無視可能である。すなわち、方向におけるプーリ走行面40の丸み付け半径Rr40は一般的に、接線方向におけるプーリ走行面の丸み付け半径Rt40よりも有意に大きい。詳細には約5倍以上である。
上記の2つの実用的な情報項目からわかるように、接触面16の前記の最適な方向曲率Rr16は一般的に、それを走行面40の接線方向丸み付け半径Rt40単純適合させることにより、すなわち次式(3’)
Figure 0005044416
に従って前記減少した半径Rを決定することにより、充分な精度で近似値を求めることが可能である。
b)所謂減少ヤング弾性係数E′[N/m]:
Figure 0005044416
ここで、vは各物体40,16の材料の横方向収縮係数を示す。
c)各横方向エレメント11局所的接触点に加えられる所謂垂直力F:
Figure 0005044416
ここで、np(Rs/Rp)とns(Rs/Rp)は、所定の変速比Rs/Rpで各締付け力Kp,Ksが支持される横方向エレメント11の数、すなわち、各一次または二次プーリ2,3によって締付けられる駆動ベルト10の部分の長さを駆動ベルト10の長手方向における横方向エレメント11の寸法で除した値を示す。この場合もちろん、変速機1の作動中に所定の変速比Rs/Rpで使用される最大締付け力Kp(Rs/Rp)またはKs(Rs/Rp)が考慮されている。
更に、次のような事例がある。供給される最大一次トルクTpが実質的に変速比Rs/Rpに依存しない自動車で、変速機1が使用されるときに、少なくとも二次プーリ3について、式(5)による、横方向エレメント11を経て加えられる最大垂直力Fと横方向エレメントの前記数ns(Rs/Rp)との商が、一次近似によって、二次回転半径Rsに比例している。この場合、式(5)における余弦因数の影響は最小である。
d)楕円点接触の所謂ヘルツの式:
Figure 0005044416
e)ヘルツの接触圧力p[N/m]は:
Figure 0005044416
上記の式(1)〜(12)は、各変速比Rs/Rpについて、ヘルツの接触圧力p 一定の所望な値、好ましくは最大許容値を用いて、横方向エレメント11の接触面16の方向曲率半径Rr16に従って解かれる。それによって、最終的に最適な側面輪郭全体Rr16(Rs/Rp)が発見される。
この場合、本発明を用いるときに実施すべき計算および/または試験の簡単化と実際の適用のため、接触面16の方向曲率半径Rr16のプロファイルは、充分な精度で近似値を求めることが可能である。これは、制限された数、例えば10個の不連続変速比Rs/Rpの中でプロファイルにとって最適値を決定し、そして少なくとも4次の多項式関数に計算値を合わせて側面輪郭Rr16(Rs/Rp)全体を決定することによって行われる。この4次の多項式関数は、境界条件として接触角度αと現在の方向曲率半径Rr16についての2つの限界値、すなわち変速機1の変速比Rs/Rp範囲の最高と最低の値(ロー;オーバードライブ)において接触点Pの位置で必要な限界値を用いる。
側面輪郭Rr16(Rs/Rp)を決定するための上記方法を図示するために、本発明が図7のKpKs曲線を有する変速機の設計に適用された。この変速機設計では、二次プーリ3は常に、すなわちあらゆる一定変速比Rs/Rpで、スリップするプーリ3であり、従って式(3)〜(5)だけをこのプーリ3について解けばよい。
図8は、変速比Rs/Rpに対する、二次プーリ3の走行面の接線方向曲率半径Rt40の、関連する変速機設計によって規定されたプロファイル、すなわち前記接線方向凸形輪郭Rt40(Rs/Rp)を示している。この図は更に、ヘルツの接触圧力pを示している。この接触圧力は接触面16の方向曲率半径Rr16最大可能な一定値を有するこの側面輪郭Rr16(Rs/Rp)が使用される場合に生じる。この値は本例では63mmであり、接触面16の有効高さHと接触角度αの範囲(すなわち、図7によれば約7.2〜10.1°)によって定められる。
図8からわかるように、ヘルツの接触圧力pは最大で約275N/mmの比較的大きな値をとり、更に変速比Rs/Rpに関連してかなり変化する。しかしながら、本発明が基づいている洞察では、この種の側面輪郭Rr16(Rs/Rp)は最適からかけ離れており、有利な低い最高ヘルツ接触圧力pは接触面16の高さHと接触角度αの範囲の境界条件内で達成可能である。このようにして、極端ではなく、種々の変速比Rs/Rpの間でより一定である摩擦状態が得られる。
図9は、図7のKpKs曲線による変速機設計のための側面輪郭Rr16(Rs/Rp)と、図8の二次プーリ3の関連する接線方向凸形輪郭Rt40(Rs/Rp)とを決定するための上記の最適化方法の結果を示している。図9は、駆動ベルト10の横方向エレメント11の接触面16の理論的に計算された曲率Rr16、すなわち前記側面輪郭Rr16(Rs/Rp)と、変速機1の作動中に結果として生じるヘルツの接触圧力pをもたらす。図からわかるように、ヘルツ接触圧力pは図8の慣用の変速機設計と比べて約25%低減された約205Nmmの比較的に低い値をとり、そして更に本発明が基づいている試みに従って一定の値をとった。
実際には、悪影響を及ぼす多数の要因および/または誤りが通常生じる。その結果、理論的に決定された最適な解決は近似的にのみ達成される。そのため、ヘルツの式自体の近似と、特に横方向エレメント11のために使用される製造工具の有限の測定精度を考慮することができる。そのため、図9の破線は、実際の状態を考慮して本出願人によって得られた、一方では駆動ベルト10の横方向エレメント11の接触面のために実際に使用される曲率Rr16′と、他方では変速機1の作動中に結果として実際に生じるヘルツ接触圧力p′との結果を示している。図9から推定されるように、理論上理想的な結果は約5%の余裕誤差内で得られた。
上記において提案した本発明による方法の単純化、すなわち多項式を有する側面輪郭Rr16(Rs/Rp)の概算、式(3)における因子1/Rr40の無視可能性および/または式(5)の垂直力Fの概算が行われる場合、実際に生じるヘルツ接触圧力pは、この圧力の平均値を中心にして約10%の誤差で変化する。この誤差はまだ、図8の従来設計された変速機1の誤差よりも常に精度が2倍もよい。更に、本発明は上述のように、ヘルツ接触圧力pHの(最高)レベルのかなりの低下あるいはその代わりに接触面16の要求高さHの有利な低下をもたらす。
最後に、本発明は更に、請求項9,10記載の変速機1に関する。この変速機の設計では、図7,8および9に示した上記の洞察が具体的な形で具現化されている。それ以外では、この変速機は従来技術の代表的な形をしている。
2個のプーリと駆動ベルトと備えた従来技術による無段変速変速機の断面を示す図である。 図1の変速機の簡略化した側面図である。 本発明による変速機において駆動ベルトとして有利に使用可能である、プッシュベルトとして知られているベルトの断面図である。 図3に示したプッシュベルトの横方向エレメントの側面図である。 本発明による変速機において図3のプッシュベルトと組み合わせて使用可能であるプーリシーブと特にその走行面を詳細に示す図である。 2個のプーリについて規定された一定のプーリ角度を有する変速機の変速比に対して、理論的な分析方法によって近似的に求めた変速機の平衡締付け力比を示す第1例のグラフである。 変速機の一次プーリについて規定された各々のプーリ角度の輪郭と変速機の二次プーリについて規定された各々のプーリ角度の輪郭を有する変速機の変速比に対して、理論的な分析方法によって近似的に求めた変速機の平衡締付け力比を示す第2例のグラフである。 前記第2例について、二次プーリと駆動ベルトの間の接触圧力を示すグラフであり、この場合横方向エレメントの接触面は一定の方向曲率半径を有するものである。 図8に一致するグラフであるが、本発明に従って最適化された、横方向エレメントの接触面の方向曲率半径を有するものである。
変速機、2 一次プーリ、3 二次プーリ、10 駆動ベルト、11 横方向エレメント、12 リング、16 接触面、21,22,31,32 プーリシーブ、40 走行面

Claims (1)

  1. 一連の横方向エレメント(11)と1組のリング(12)を備え、前記横方向エレメントが両側に接触面(16)を有し、前記接触面が径方向輪郭(Rr16(Rs/Rp))を備え、前記リングが前記横方向エレメント(11)の切欠き内に収容され、前記横方向エレメント(11)が前記1組のリング(12)の周方向に沿って移動できるように駆動ベルト(10)内に収容されている、無段変速機(1)用の駆動ベルトにおいて、
    前記接触面(16)の前記径方向輪郭(Rr16(Rs/Rp))の局所的曲率半径(Rr16)が、径方向内側に向かって、最初は急速に縮小し、その後、それよりゆっくりと縮小するか、又は、一定に維持される、
    ことを特徴とする駆動ベルト。
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