JP2001233073A - バス構造 - Google Patents

バス構造

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JP2001233073A
JP2001233073A JP2000047315A JP2000047315A JP2001233073A JP 2001233073 A JP2001233073 A JP 2001233073A JP 2000047315 A JP2000047315 A JP 2000047315A JP 2000047315 A JP2000047315 A JP 2000047315A JP 2001233073 A JP2001233073 A JP 2001233073A
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floor
width direction
center
rear wheels
vehicle width
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JP2000047315A
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English (en)
Inventor
Tatsuro Motoyama
達郎 元山
Hiroshi Okamoto
宏 岡本
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスにおいて、リヤアクスル近辺で車幅方向
中央付近の床面を低く設定すると共に、その低い床面に
より形成された中央通路の横幅を拡げることができるよ
うにする。 【解決手段】 低床式バスにおいて、リヤアクスル1の
車幅方向中央部分5の軸心が左右後輪2の軸心より下方
へオフセットして配置され、左右後輪2にそれぞれ単一
の偏平タイヤ20が装着されて、上記中央部分5及び各
偏平タイヤ20に沿って床面9、21と縦壁10とが設
定され、横幅の大きい中央通路8が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスにおけるリヤ
アクスル近辺の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の低床式バスにおいては、図2に例
示されているように、大きな荷重を支持するリヤアクス
ル1の左右後輪2は一般的にダブルタイヤ3が使用され
ており、また、車幅方向中央付近の床面4を極力低く設
定するために、リヤアクスル1の車幅方向中央部分5の
軸心が左右後輪2の回転軸心より下方へオフセットして
配置され、上記中央部分5と左右後輪2とをそれぞれ減
速装置6及びデフ付き減速装置7により連結するように
構成している。
【0003】この場合、対人保護のためダブルタイヤ3
は車幅内に配置する必要があると共に、左右両側にそれ
ぞれダブルタイヤ3の幅A0 が存在するため、法的に規
制された車幅を考慮すれば、この床面4の幅B0 は例え
ば590mmのように比較的狭められることとなって、
床面4上に形成された中央通路8は車椅子の通行に支障
を来す不具合があるので、バスの後部に出入口があって
も、車椅子の使用者はバスの前部における出入口のみを
利用する必要があって、バスの乗降が大層不便となり、
さらに、中央通路8における車椅子の通行が可能である
としても、床面4がその左右のタイヤハウス上方におけ
る床面9よりも大きく下方へ位置し、かつ、床面4の幅
B0 が非常に狭いので、中央通路8を車椅子で通行する
際、車椅子上の人は床面4両側の縦壁10から圧迫感を
受けるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、バスにおい
て、リヤアクスルの近辺で車幅方向中央付近の床面を低
く設定すると共に、その低い床面により形成される中央
通路の横幅を容易に拡げることができるようにしようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
るバス構造は、車幅方向中央部分の軸心が左右後輪の軸
心より下方へオフセットして配置されたリヤアクスル
と、上記リヤアクスルの左右後輪にそれぞれ装着された
単一の偏平タイヤと、上記リヤアクスルの車幅方向中央
部分及び上記左右の偏平タイヤに沿って配設された床部
とをそなえている。
【0006】すなわち、リヤアクスルにおける車幅方向
中央部分の軸心が左右後輪の軸心より下方へオフセット
して配置されると共に、上記車幅方向中央部分に沿って
床部が配設されるので、バスにおけるリヤアクスル近辺
で車幅方向中央付近の床部を低く設定することができ、
また、リヤアクスルにおける左右後輪にそれぞれ単一の
偏平タイヤが装着され、床部が上記左右の偏平タイヤに
沿って配設されるため、車幅方向中央付近における低い
床部により中央通路の横幅を容易に拡げることが可能と
なる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例につい
て、前記従来車両との同等部分にはそれぞれ同一符号を
付けて説明する。図1に示す低床式大型バスにおいて、
リヤアクスル1の車幅方向中央部分5の軸心が左右後輪
2の回転軸心より下方へオフセットして配置され、上記
中央部分5と左右後輪2とがそれぞれ減速装置6及びデ
フ付き減速装置7により連結されていると共に、左右後
輪2にはそれぞれ単一の偏平タイヤ20が装着されてお
り、リヤアクスル1の車幅方向中央部分5及び各偏平タ
イヤ20に沿って床部が配設されているので、車幅方向
中央付近の床面21が低く設定されている。
【0008】偏平タイヤ20は、例えば、タイヤ幅Aが
435mm、偏平率:〔タイヤ高さ/タイヤ幅〕×10
0=45、タイヤホイールのリム径が22.5インチで
あって、435/45 R22.5と呼称されるもので
ある。
【0009】後輪2は、ホイールディスク22とリム2
3との結合部がリム23の車幅方向略中央部に配置され
ていると共に、ホイールハブに対するホイールディスク
22の取付け部と上記結合部との車幅方向オフセット量
が少なく構成されているので、車体荷重が偏平タイヤ2
0全体へ均等に負荷されると共に、図2のようにホイー
ルディスクとリムとの結合部がリムの側部に配置された
一般のダブルタイヤ3に比較すると、車輪の回転時に、
ホイールディスクとリムとの結合部側と反対側における
リム部分が車幅方向オフセット量のため湾曲して回転す
ることにより生じる回転振動の発生量を少なく抑制する
ことが可能となる。
【0010】しかも、前記従来車両の各ダブルタイヤ3
は通常275/70 R22.5と呼称されるタイヤが
2本使用されているので、ダブルタイヤ3の幅A0 =2
75mm×2+α(ただし、α:負荷時にタイヤ幅が拡
張することを許容するため最低限必要な両タイヤ間の隙
間)であるが、各偏平タイヤ20の幅Aは上記のように
例えば435mmであるから、左右の後輪2を考慮すれ
ば、床面21の幅Bは少なくとも〔A0 −A〕×2=
〔(275×2+α)−435〕×2=230mm+2
αだけ、上記床面4の幅B0 より拡げることが可能とな
るので、床面4の幅B0 が590mmの場合と比較する
と、床面21の幅Bは著しく拡げられたこととなり、車
幅が法的に規制されて増大できないため、この拡幅作用
はきわめて大きいということができる。
【0011】上記のように、中央通路8を形成する低い
床面21の幅Bを容易に拡げることができるので、中央
通路8を車椅子で余裕をもって楽に通行できるようにな
って、低床式バスの実質的価値を大幅に向上させること
が可能となり、また、床面21がその左右床面9よりも
大きく下方へ位置していても、床面21の幅Bが比較的
広いので、中央通路8を車椅子で通行する際、車椅子上
の人が床面21両側の縦壁10から圧迫感を受けるおそ
れも少なくなる利点がある。
【0012】さらに、左右後輪2にそれぞれ単一の偏平
タイヤ20が装着されていて、左右後輪2におけるホイ
ールもそれぞれ単一ですむため、従来車両のダブルタイ
ヤ3におけるように、左右後輪2にそれぞれ2本のタイ
ヤと2本のホイールとをそなえた場合と比較すると、左
右後輪2の着脱性を容易に向上させることができると共
に、左右後輪2の軽量化を図ることができる長所があ
る。
【0013】
【発明の効果】本発明にかかるバス構造にあっては、車
幅方向中央付近の床部を低く設定することができると共
に、車幅方向中央付近における低い床部により中央通路
の横幅を容易に拡げることが可能となるので、中央通路
を車椅子で楽に通行することができるようになり、ま
た、中央通路を車椅子で通行する際、車椅子上の人が低
い床面両側の縦壁から圧迫感を受けるおそれも少なくな
って、低床式バスにおける価値を大幅に向上させること
ができる特色がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における要部縦断面図。
【図2】従来車両の要部縦断面図。
【符号の説明】
1 リヤアクスル 2 後輪 10 偏平タイヤ 11 床面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車幅方向中央部分の軸心が左右後輪の軸
    心より下方へオフセットして配置されたリヤアクスル
    と、上記リヤアクスルの左右後輪にそれぞれ装着された
    単一の偏平タイヤと、上記リヤアクスルの車幅方向中央
    部分及び上記左右の偏平タイヤに沿って配設された床部
    とをそなえたバス構造。
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