JPS6221442Y2 - - Google Patents

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JPS6221442Y2
JPS6221442Y2 JP1979144480U JP14448079U JPS6221442Y2 JP S6221442 Y2 JPS6221442 Y2 JP S6221442Y2 JP 1979144480 U JP1979144480 U JP 1979144480U JP 14448079 U JP14448079 U JP 14448079U JP S6221442 Y2 JPS6221442 Y2 JP S6221442Y2
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JP
Japan
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side ring
press
cylinder
piston rod
wheel
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JP1979144480U
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JPS5662204U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主としてトラツク、バス等の大型車
輛におけるタイヤホイールのサイドリング組み付
け装置に関するものである。
一般に、大型車輌のホイールは、小型のものと
比較してタイヤの肉厚が大きいため、サイドリン
グの組み付けに際して人力では多くの労力と時間
とを必要とし、しかも、高度の熟練が要求される
などの欠点がある。これに対し、ホイールに嵌合
したタイヤの周面を加圧してタイヤ上のサイドリ
ングとホイールのリムとの間にフツクを直交状態
で挾着し、この状態でフツクに対しホイールを相
対的に回転させていくことにより、サイドリング
の組み付けを機械的に行なう試みはなされている
(例えば特公昭49−34522号公報参照)。
しかし、上記の試みのものでは、サイドリング
がホイールの適正な位置に嵌合したか否かは作業
者が目視で判断するものであるため、作業精度の
バラツキが避けられないばかりでなく、ホイール
の幅が異なる場合の対応が難しく、サイドリング
組み付け作業の自動化を図ることが困難となる。
また、この組み付け作業においては、フツクを上
述のように直交状態で挾着する機構やホイールを
回転させる機構を必要として組み付け装置が複雑
になり、さらに、ホイールを回転させる必要があ
るため組み付け作業に時間がかかるとともに、ホ
イールやサイドリングにフツクとの摺動によつて
傷が付き易くなる。
本考案は、かかる問題を解決する手段として、
基台上にホイール、タイヤおよびサイドリングを
仮組み付けの状態で載置せしめる固定台が設置さ
れ、該固定台の上方へ架設されたフレームに、サ
イドリング圧入用シリンダとセンタ位置決め用シ
リンダが直列に立設され、該サイドリング圧入用
シリンダのピストンロツド先端に押圧プレートが
固設され、該押圧プレートには、サイドリング押
圧部材と、該サイドリング押圧部材より下方へ突
出せしめたタイヤ押圧部材と、前記押圧プレート
の下降量を検出し油圧制御バルブによつて前記サ
イドリング圧入用シリンダによる押圧プレートの
下降量を規制する下降量検出部材とがそれぞれ複
数個装着され、前記センタ位置決め用シリンダの
ピストンロツドを、前記サイドリング圧入用シリ
ンダのピストンロツドの軸心に摺動自在に嵌挿す
るとともに、その先端に、ホイールを固定せしめ
る円錐状の位置決め部材が装着されたことを特徴
とするタイヤホイールのサイドリング組み付け装
置を提供するものである。
すなわち、上記組み付け装置においては、タイ
ヤおよびサイドリングが仮組み付けされたホイー
ルを固定台上で円錐状の位置決め部材により位置
決めおよび固定し、サイドリング圧入用シリンダ
の作動により押圧プレートを下降させ、タイヤ押
圧部材でタイヤを上からホイール幅方向に押圧し
ながらサイドリング押圧部材でサイドリングを上
からホイール幅方向に押圧してホイールに嵌合し
ていき、下降量検出部材で押圧プレートの下降量
を検出することにより、サイドリング圧入用シリ
ンダによる押圧プレートの下降量をサイドリング
がホイールの適正な嵌合位置となるように油圧制
御バルブで規制することになる。
従つて、本考案によれば、押圧プレートの下降
量をこのプレートに設けた下降量検出部材により
制御するため、ホイールの幅が異なる場合でもサ
イドリングの組み付けを精度良く且つ自動的に行
なうことが可能となり、しかもホイールを回転さ
せる機構等は不要となるから、組み付け装置の構
造の複雑化を招かず、かつ、ホイールやサイドリ
ングを損傷することなく、短時間にサイドリング
の組み付けを行なうことができるようになるとい
う効果が得られる。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
1はサイドリング組み付け装置である。2は該
組み付け装置の基台であつて、該基台上にホイー
ル3、タイヤ4およびサイドリング5を仮組み付
けの状態で載置せしめる固定台6が設置され、該
固定台の上方へ位置するように基台2上に立設し
た支柱7,7……に架設されたフレーム8上に、
サイドリング圧入用シリンダ9とセンタ位置決め
用シリンダ10とが直列に立設され、該サイドリ
ング圧入用シリンダのピストンロツド11(以
下、圧入用ピストンロツドという)の先端に押圧
プレート12が固設され、該押圧プレートには、
サイドリング押圧部材13と、該サイドリング押
圧部材より下方へ若干の前進高さH1を存して突
出せしめたタイヤ押圧部材14と、サイドリング
押圧部材13より上方へ微小な後退高さを存して
設けた下降量検出部材15とが、それぞれサイド
リング5、タイヤ4およびホイール3の上面に適
合する円周を等間隔に分割するように複数個(た
とえば3ないし4個)配設され、該下降量検出部
材は、検出部材15の全部がホイール3のリム1
6に当接して作動してとき、この検出信号を図示
しない油圧制御バルブに連係せしめて、サイドリ
ング圧入用シリンダ9への油圧供給を中断し、押
圧プレート12の下降を停止するように構成され
ており、前記センタ位置決め用シリンダのピスト
ンロツド17(以下、位置決め用ピストンロツド
という)を圧入用ピストンロツド11の軸心に摺
動自在に嵌挿するとともに、その先端には、ホイ
ール3のデイスク18中心に穿設されたボス孔1
9に係合せしめて該ホイールを固定する円錐状の
位置決め部材20が装着されている。
21は固定台6の前工程位置(第1図、第2図
において左側)でホイール3、タイヤ4およびサ
イドリング5を仮組み体22に組み付けるため載
置する架台であつて、該架台の上面に接して架台
21上に載置されたホイールのリム16を、仮組
み体22の移動方向Fにおける両側から挾持して
一時固定するクランパ23,24が、クランプシ
リンダ25,26によりそれぞれ進退自在に装着
され、架台21と前記固定台6の各中間部を前記
移動方向Fに沿つてそれぞれ成形された空間部
C,C……に、2組の搬送台27,27および2
8,28が直列に配設され、該搬送台はその両側
下端部が、それぞれレール溝29,29を有する
コ字形の往復台30,31上に立設され、各レー
ル溝29,29には先端にローラ32を具備する
ベルクランク状の揺動アーム33の該ローラが転
動自在に係合され、該揺動アーム33の支点軸3
4は、基台2上に固設した支持部材35に枢支さ
れ、かつ揺動アーム33の基端が、枢支部材3
6,36……を等間隔に配設した連結ロツド3
7,37により、前記揺動アーム33,33……
が同時に平行運動するように連結され、前記連結
ロツドの基端部38に端面部材39が連着され、
該端面部材39には、連結ロツド37,37の往
復により揺動アーム33,33……を介して前記
往復台30,31をリフト高さLの間で昇降せし
めるリフトシリンダ40が固設され、かつ往復台
30,31の先端部に端面部材41が連着され、
該端面部材41には、往復台30,31および搬
送台27,28を、前記固定台6と架台21の相
互間隔に匹敵した搬送行程Sを往復せしめる搬送
シリンダ42が固設されている。
43は固定台6の後方位置(第1図および第2
図において右側)に搬送台28の進入空間44,
44を存して基台2上に固設され、組立てタイヤ
45を中継して次工程へ搬出するローラコンベア
である。
次に、本考案装置の作用について詳述すれば、
架台21上にホイール3を載置し、クランプシリ
ンダ25,26を駆動してクランパ23,24に
よりホイールのリム16を固定し、該ホイールに
タイヤ4およびサイドリング5を適合させて仮組
み体22を組み付けたのち、クランパ23,24
を解放する。
続いて、リフトシリンダ40を前進駆動して搬
送台27の上昇により仮組み体22を架台21か
ら浮揚させたのち、搬送シリンダ42を前進駆動
して仮組み体22を固定台6の上方に位置せし
め、再びリフトシリンダ40を後退駆動して搬送
台27を下降させ仮組み体22を固定台6上に載
置する。引続き、位置決めピストンロツド17を
下降して位置決め部材20により、ホイール3を
センタ位置決めおよび固定したのち、圧入用ピス
トンロツド11を駆動して押圧プレート12を下
降し、タイヤ押圧部材14によりタイヤ4を上面
を押圧するとともに、サイドリング押圧部材13
によりサイドリング5の上面を押圧して、下降量
検出部材15の全部が作動する位置で油圧制御バ
ルブにてサイドリング圧入用シリンダ9への下降
用油圧の供給が停止されて押圧プレート12の下
降が停止し、そして、この押圧プレート12およ
び位置決め部材20が上昇してサイドリング5の
嵌着を完了する。この嵌着動作と同時に、搬送シ
リンダ42を後退駆動して搬送台27および28
を、それぞれ架台21および固定台6と対応する
原位置へ復帰させる。
引続き架台21上で仮組み付けされる仮組み体
22は、上記と同様の動作をして搬送台27によ
り固定台6上に、また固定台6上でサイドリング
5の嵌着を完了した組立てタイヤ45は、搬送台
28によりローラコンベア43上に順次搬送され
たのち、次工程へ搬出される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置の実施態様を例示し、第1図
はサイドリング組み付け装置の正面図、第2図は
同平面図、第3図は第1図の−線における側
面図、第4図は押圧プレート、位置決め部材およ
び仮組み体の断面図、第5図はサイドリングの嵌
着状態を示す拡大断面図である。 1……サイドリング組み付け装置、2……基
台、3……ホイール、4……タイヤ、5……サイ
ドリング、6……固定台、8……フレーム、9…
…サイドリング圧入用シリンダ、10……センタ
位置決め用シリンダ、11……サイドリング圧入
用シリンダのピストンロツド、12……押圧プレ
ート、13……サイドリング押圧部材、14……
タイヤ押圧部材、15……下降量検出部材、17
……センタ位置決め用シリンダのピストンロツ
ド、20……位置決め部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台上にホイール、タイヤおよびサイドリング
    を仮組み付けの状態で載置せしめる固定台が設置
    され、該固定台の上方へ架設されたフレームに、
    サイドリング圧入用シリンダとセンタ位置決め用
    シリンダが直列に立設され、該サイドリング圧入
    用シリンダのピストンロツド先端に押圧プレート
    が固設され、該押圧プレートには、サイドリング
    押圧部材と、該サイドリング押圧部材より下方へ
    突出せしめたタイヤ押圧部材と、前記押圧プレー
    トの下降量を検出し油圧制御バルブによつて前記
    サイドリング圧入用シリンダによる押圧プレート
    の下降量を規制する下降量検出部材とがそれぞれ
    複数個装着され、前記センタ位置決め用シリンダ
    のピストンロツドを、前記サイドリング圧入用シ
    リンダのピストンロツドの軸心に摺動自在に嵌挿
    するとともに、その先端に、ホイールを固定せし
    める円錐状の位置決め部材が装着されたことを特
    徴とするタイヤホイールのサイドリング組み付け
    装置。
JP1979144480U 1979-10-18 1979-10-18 Expired JPS6221442Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5662204U JPS5662204U (ja) 1981-05-26
JPS6221442Y2 true JPS6221442Y2 (ja) 1987-06-01

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001233073A (ja) * 2000-02-24 2001-08-28 Mitsubishi Motors Corp バス構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4934522A (ja) * 1972-07-31 1974-03-30
JPS51108403A (ja) * 1975-03-18 1976-09-25 Honda Engineering Taiyasochakuki
JPS51146009A (en) * 1975-06-10 1976-12-15 Sumitomo Rubber Ind Ltd Rubber shoe for current collection

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JPS5662204U (ja) 1981-05-26

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