JP2001213257A - 助手席用エアバッグ装置 - Google Patents

助手席用エアバッグ装置

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JP2001213257A
JP2001213257A JP2000026841A JP2000026841A JP2001213257A JP 2001213257 A JP2001213257 A JP 2001213257A JP 2000026841 A JP2000026841 A JP 2000026841A JP 2000026841 A JP2000026841 A JP 2000026841A JP 2001213257 A JP2001213257 A JP 2001213257A
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JP
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inflator
case
airbag
retainer
pressing
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JP2000026841A
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Norimasa Suzuki
憲優 鈴木
Masaru Ido
優 井戸
Yasushi Okada
靖 岡田
Yuji Kuriyama
雄治 栗山
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/217Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
    • B60R21/2171Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together specially adapted for elongated cylindrical or bottle-like inflators with a symmetry axis perpendicular to the main direction of bag deployment, e.g. extruded reaction canisters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • B60R21/261Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow with means other than bag structure to diffuse or guide inflation fluid

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構成部品点数や組立作業工数を低減させること
ができる助手席用エアバッグ装置を提供すること。 【解決手段】助手席用エアバッグ装置M1は、ガス流入
用の開口11aを備えるエアバッグ11と、シリンダタ
イプのインフレーター25と、折り畳まれたエアバッグ
とインフレーターとを収納するケース29と、エアバッ
グの開口周縁11bを押えてケースに取り付けられ、エ
アバッグをケースに取り付けるリテーナ12と、を備え
る。リテーナ12は、ケースへの取付時にインフレータ
ーを押圧可能な押え部16を備える。ケースは、インフ
レーターの収納時に支持可能な支持部48を備える。イ
ンフレーター25は、リテーナのケースへの取付時、リ
テーナの押え部16とケースの支持部48とで挟持され
て、ケースに固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、助手席前方のイン
ストルメントパネル(以下、インパネと略す)に配置さ
れる助手席用エアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、助手席エアバッグ装置は、折り畳
まれて収納されるエアバッグと、エアバッグに膨張用ガ
スを供給するシリンダタイプのインフレーターと、エア
バッグ及びインフレーターを収納保持するケースと、を
備えて構成されていた(特開平11−268602号公
報等参照)。
【0003】さらに、エアバッグは、ガス流入用の開口
を備えて構成されていた。そして、エアバッグのケース
への取り付けは、ガス流入用開口の周縁を押えてケース
の取付座に取り付けられるリテーナにより、ケースに取
り付けられていた。リテーナは、複数のボルトを備え
て、各ボルトをエアバッグのガス流入用開口周縁とケー
スの取付座とに貫通させて、ナット止めされることによ
り、ケースに取り付けられていた。
【0004】また、インフレーターは、軸方向の一方の
端部にフランジ部を備え、他方に雄ねじ部を備えて構成
されていた。そして、インフレーターのケースへの取り
付けは、ケースの下部の一方の側面(突出側側面)から
雄ねじ部を突出させるように、他方の側面(挿入側側
面)から、雄ねじ部を先頭に、インフレーターをケース
内に挿入させ、突出側側面から突出させた雄ねじ部にナ
ットを締め付け、インフレーターのフランジ部を挿入側
側面の外表面に当接させ、ナットとインフレーターのフ
ランジ部とで、ケース下部の両側面(突出側側面と挿入
側側面)を挟持するようにして、インフレーターをケー
スに取り付けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の助手席
用エアバッグ装置では、エアバッグをケースに取り付け
る際のリテーナのケースヘの取り付けの他、インフレー
ターをケースに取り付ける際に、インフレーターの雄ね
じ部にナットを締め付ける作業も必要となって、組立作
業に工数がかかり、また、構成部品点数も多くなってい
た。
【0006】本発明は、上述の課題を解決するものであ
って、構成部品点数や組立作業工数を低減させることが
できる助手席用エアバッグ装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る助手席用エ
アバッグ装置は、ガス流入用の開口を備えて、折り畳ま
れて収納されるエアバッグと、該エアバッグに膨張用ガ
スを供給するシリンダタイプのインフレーターと、折り
畳まれた前記エアバッグとインフレーターとを収納する
ケースと、前記エアバッグの開口の周縁を押えて前記ケ
ースに取り付けられ、前記エアバッグを前記ケースに取
り付けるリテーナと、を備えて構成される助手席用エア
バッグ装置であって、前記リテーナが、前記ケースへの
取付時に前記インフレーターを押圧可能な押え部を備
え、前記ケースが、前記インフレーターの収納時に支持
可能な支持部を備え、前記インフレーターが、前記リテ
ーナの前記ケースへの取付時に、前記リテーナの押え部
と前記ケースの支持部とで挟持されて、前記ケースに固
定されていることを特徴とする。
【0008】前記リテーナの押え部と前記ケースの支持
部とは、前記インフレーターにおける軸方向の両端部側
を挟持するように、配設することが望ましい。
【0009】さらに、前記リテーナの押え部と前記ケー
スの支持部とは、前記インフレーターの外周面における
周方向の放射状に離れた三点を押圧して、前記インフレ
ーターを挟持することが望ましい。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る助手席用エアバッグ装置
は、インフレーターが、リテーナのケースへの取付時
に、リテーナの押え部とケースの支持部とで挟持され
て、ケースに固定されており、エアバッグをケースに取
り付けるためのリテーナと、ケース自体と、によって、
インフレーターをケースに取り付けている。そのため、
従来のようなナットを利用することなく、インフレータ
ーをケースに取り付けることができることから、構成部
品点数を低減することができる。また、ナットを締め付
けることなく、エアバッグをケースに取り付けるための
リテーナの取付作業だけで、インフレーターをケースに
取り付けることができるため、エアバッグ装置の組立作
業工数も低減することができる。
【0011】したがって、本発明に係る助手席用エアバ
ッグ装置では、構成部品点数や組立作業工数を低減させ
ることができて、軽量化とコストダウンとを図ることが
できる。
【0012】そして、リテーナの押え部とケースの支持
部とを、シリンダタイプのインフレーターにおける軸方
向の両端部側を挟持するように、配設させれば、シリン
ダタイプのインフレーターが、その軸方向の両端部側を
支持されることとなって、安定して、ケース内で保持さ
れることとなる。
【0013】また、リテーナの押え部とケースの支持部
とを、インフレーターの外周面における周方向の放射状
に離れた三点を押圧させて、インフレーターを挟持する
ように、配設させれば、リテーナの押え部とケースの支
持部とのインフレーターの外周面に対する周方向の当接
点が、三点となって、リテーナの押え部とケースの支持
部とをそれぞれ確実にインフレーターに当接させること
ができ、異音等を生じさせずに、インフレーターを保持
することができる。
【0014】ちなみに、インフレーターの外周面におけ
る周方向の二点で、リテーナの押え部とケースの支持部
とを当接させて、インフレーターを保持する場合には、
安定性に欠ける。また、インフレーターの外周面におけ
る周方向の四箇所以上で、リテーナの押え部とケースの
支持部とを当接させて、インフレーターを保持する場合
には、リテーナの押え部やケースの支持部のいずれが一
箇所が、インフレーターと的確に当接しない虞れが生じ
やすく、一箇所でも的確にインフレーターに当接してい
なければ、その部位が、車両の振動等でインフレーター
と干渉し、異音を生じさせてしまう。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】第1実施形態の助手席用エアバッグ装置M
1は、図1・2に示すように、助手席前方のインパネ1
に配置されるものであり、折り畳まれたエアバッグ11
と、エアバッグ11に膨張用ガスを供給するインフレー
ター25と、エアバッグ11及びインフレーター25を
収納保持するケース29と、エアバッグ11とインフレ
ーター25とをケース29に取り付けるためのリテーナ
12と、折り畳まれたエアバッグ11を覆う蓋体51
と、蓋体51をケース29に強固に連結するための二つ
の押え部材50と、を備えて構成されている。
【0017】エアバッグ11は、下部に膨張用ガスを流
入させる略長方形形状の開口11aを備えた袋状とし
て、ポリエステルやポリアミド等の織布から形成されて
いる。開口11aの周縁11bは、図3に示すように、
リテーナ12の下面側の外周縁に対応するように、略四
角環状に形成されている。そして、開口周縁11bは、
車両の前後方向両側に配置される長辺側部11cに、そ
れぞれ、エアバッグ11をケース29に取り付けるため
の複数(実施形態では三個ずつ)の取付孔11eが形成
されている。
【0018】エアバッグ11をケース29に取り付ける
リテーナ12は、板金製として、図1〜3に示すよう
に、略四角板状の本体部13と、本体部13の長辺側の
縁付近で下方に延びる複数(実施形態では、車両の前後
方向の部位に三個ずつ)のボルト21と、を備えて構成
されている。
【0019】本体部13は、長辺側の外周縁における車
両の前後方向両側の部位に配置される平板状のエアバッ
グ押圧部14・14と、短辺側の外周縁における車両の
左右方向両側の部位に配置される半割り円筒状のエアバ
ッグ押圧部15・15と、各エアバッグ押圧部14・1
5で囲まれた部位で、上方へ突出するように配置される
カバー部17と、を備えて構成されている。各エアバッ
グ押圧部14には、既述のボルト21が固着されてい
る。また、各エアバッグ押圧部14は、エアバッグ開口
周縁11bの長辺側部11cを、ケース29の後述する
取付座38に押し付けることとなる。各エアバッグ押圧
部15は、エアバッグ開口周縁11bにおける短辺側部
11dを、インフレーター25に押し付けることとな
る。
【0020】カバー部17には、インフレーター25の
ガス吐出口25cから吐出される膨張用ガスを流すため
の大小のガス流通孔18・19が、開口されている。
【0021】そして、カバー部17のそれぞれ左右方向
の両端付近における車両前後方向の両側には、インフレ
ーター押え部16が配設されている。車両左右方向の両
側の二個ずつのインフレーター押え部16F・16B
は、インフレーター25の軸方向に沿った両端部25a
・25bの外周面における上面側で、それぞれ、周方向
に沿って配設されている。そして、各インフレーター押
え部16は、リテーナ12のケース29への取付時に各
エアバッグ押圧部14・15がエアバッグ開口周縁11
bを取付座38やインフレーター25に押し付けても、
直接、インフレーター25の両端部25a・25bの外
周面に当接して押圧可能に、エアバッグ押圧部15より
下方側に突出するように、若干凹んで形成されている。
【0022】なお、リテーナ12は、各ボルト21をエ
アバッグ11の取付孔11eとケース29の貫通孔38
aとに挿通させて、各ボルト21にナット22を螺合さ
せることにより、ケース29に取り付けられることとな
る。
【0023】インフレーター25は、シリンダタイプと
して、中央付近に膨張用ガスを吐出させる複数のガス吐
出口25cが形成されるとともに、両側の端面に、連結
孔25d・25eが形成されている。各連結孔25d・
25eには、インフレーター25を作動させるために、
エアバッグ装置作動回路からの電気信号を入力させるリ
ード線26・27が結合されている。また、実施形態の
インフレーター25は、その軸方向の長さ寸法を、ケー
ス29の後述する下部室40の左・右側壁部44・45
間の寸法と略等しくしている。
【0024】なお、実施形態のインフレーター25は、
ガス発生装置を二つ内蔵しているため、リード線26・
27を二本結合させる構成としているが、一つのガス発
生装置だけを内蔵している場合には、一本のリード線を
結合させる構成で良く、その場合には、リード線26・
27の一方が省略されて、ケース29の後述する貫通孔
44a・44bは、どちらか一方だけの構成となる。
【0025】蓋体51は、ポレオレフィン系やポリエス
テル系等の熱可塑性エラストマー等から形成されて、イ
ンパネ1の長方形形状に開口する開口2を塞ぐように配
置される天井壁部52と、天井壁部52の下面から下方
へ延びる略四角筒形状の側壁部56・57と、から構成
されている。
【0026】天井壁部52は、側壁部56・57で囲ま
れた内側に、周囲に薄肉の破断予定部54を配置させ
て、二つの扉部53・53を、配設させている。破断予
定部54は、天井壁部52の上方から見て、略H字形状
に配置されており、膨張時のエアバッグ11に押されて
破断した際、扉部53・53を図1の二点鎖線で示すよ
うに、観音扉を開かせるように、車両の前後方向に開か
せることとなる。また、天井壁部52の車両の前後の縁
には、下方へ突出する複数の係止脚55が形成されてい
る。各係止脚55は、インパネ1の開口2の周縁に段差
を有して設けられたフランジ部3の下面側に、係止され
る。
【0027】側壁部56は、車両の前後方向の部位にそ
れぞれ配設され、側壁部57は、車両の左右方向の部位
にそれぞれ配設されている。そして、各側壁部56に
は、車両の前後方向に貫通する複数(実施形態では三
個)の係止孔56aが、形成されている。各側壁部56
は、押え部材50を使用して、ケース29の後述する上
部室30に連結されることとなる。
【0028】押え部材50は、板金から形成されるとと
もに、横板部50aと横板部50aの端部から上方へ延
びる縦板部50cとを備えた断面L字形として、ケース
29の車両の前後方向に部位に、それぞれ、配置されて
いる。そして、各横板部50aには、リテーナ12の各
ボルト21を挿通させる貫通孔50bが形成され、各縦
板部50cには、上端に、ケース29の後述する各挿通
孔36aに挿通可能な挿入部50dが、櫛刃状に形成さ
れている。
【0029】ケース29は、板金製として、図1〜3に
示すように、上方を開口させた直方体形状の上部室30
と、上部室30と連通するように、ケース29の下部側
に配置される下部室40と、から構成されている。
【0030】上部室30は、略四角筒形状の周壁部31
と、周壁部31の下部に配置される取付座38と、から
構成されている。周壁部31は、車両の前後方向で対向
する位置に配置される前・後側壁部32・33と、車両
の左右方向で対向する位置に配置される左・右側壁部3
4・35と、から構成されている。前・後側壁部32・
33には、蓋体側壁部56の各係止孔56aに挿入され
る係止突起36が、外側に突出するように、形成されて
いる。また、各係止突起36には、係止孔56aへの挿
入時における側壁部56から突出する部位に、上下方向
に貫通する挿通孔36aが形成されている。
【0031】また、左・右側壁部34・35には、上端
に、外方へ突出するフランジ部37が形成されている。
各フランジ部37は、ケース29をインパネ1に連結す
るためのインパネ用取付部を構成するものであり、下方
へ延びる取付ボルト37aを固着させて、構成されてい
る。各フランジ部37は、インパネ開口2の周縁のフラ
ンジ部3に設けられた連結孔3aに、取付ボルト37a
を挿入させ、ボルト37aにナット4を螺合させること
により、インパネフランジ部3に連結されている。
【0032】取付座38は、前・後側壁部32・33の
下端から内側に延びるように形成されて、それぞれ、リ
テーナ12の各ボルト21を挿通させるための貫通孔3
8aを備えている。なお、取付座38の下面には、それ
ぞれ、押え部材50の横板部50aが当接して配置され
ることとなる。
【0033】下部室40は、取付座38の内側端部から
下方へ延びるような略四角筒形状の周壁部41と、周壁
部41の下端を塞ぐ底壁部46と、を備えて構成されて
いる。周壁部41は、車両の前後方向で対向する位置に
配置される前・後側壁部42・43と、車両の左右方向
で対向する位置に配置される左・右側壁部44・45
と、から構成されており、左・右側壁部44・45に
は、インフレーター25の連結孔25d・25eを露出
させるための貫通孔44a・45aが形成されている。
【0034】また、ケース下部室40の底壁部46に
は、ケース25をボディ6に取り付けるためのボディ用
取付部47が形成されている。ボディ用取付部47は、
底壁部46から四角錐台形に下方へ凹むように形成され
るとともに、その底部に取付ナット47aが固着され
て、構成されている。ボディ用取付部47は、ボディ6
側のリンフォース7から延びるブラケット8に取り付け
られるものであり、ボルト9を、ブラケット8に設けら
れた連結孔8aを経て、ナット47aに螺合させること
により、ブラケット8に取り付けられている。
【0035】そして、底壁部46の車両左右方向の両端
部には、インフレーター25の両端部25a・25bの
外周面における下面に当接して、インフレーター25を
下方から支持する支持部48が形成されている。
【0036】第1実施形態の助手席用エアバッグ装置M
1の組み立てを説明すると、予め、各取付孔11eから
ボルト21を突出させるように、内部にリテーナ12を
配設させた状態で、エアバッグ11を折り畳み、折り崩
れしないように、折り畳んだエアバッグ11を破断可能
なラッピングシート23(図1・2参照)でくるんでお
く。
【0037】また、連結孔25d・25eを貫通孔44
a・44bに一致させ、かつ、インフレーター25の両
端部25a・25bの下面を支持部48・48に当接さ
せるように、ケース29の下部室40内にインフレータ
ー25を収納させておく。
【0038】そして、リテーナ12の各ボルト21をケ
ース29の各取付座38の貫通孔38aから突出させる
ように、上部室30の上部の開口30aから折り畳んだ
エアバッグ11を上部室30内に収納させるとともに、
さらに、上方から、蓋体51の側壁部56・57を上部
室30に外装し、側壁部56の各係止孔56aに側壁部
32・33の係止突起36を挿入させる。
【0039】ついで、各挿入部50dを、側壁部56か
ら突出している係止突起36の挿通孔36aに挿通させ
るとともに、各貫通孔50bにボルト21を挿入させ
て、ケース29の前後部位に押え部材50・50を配置
させて、さらに、各ボルト21にナット22を螺合させ
る。
【0040】すると、エアバッグ開口周縁11bの各取
付孔11eにボルト21を挿入させた状態で、リテーナ
12の各エアバッグ押圧部14がエアバッグ開口周縁1
1bの各長辺側部11cをケース29の各取付座38の
上面に押し付け、かつ、リテーナ12の各エアバッグ押
圧部15がエアバッグ開口周縁11bの各短辺側部11
dをインフレーター25の外周面に押し付けて、エアバ
ッグ11が、ケース29に保持されることとなる。
【0041】また、リテーナ12の各インフレーター押
え部16F・16Bがインフレーター25の両端部25
a・25bのそれぞれ上面側に当接して、インフレータ
ー25の両端部25a・25bのそれぞれが、周方向の
三箇所に当接されたインフレーター押え部16F・16
Bとケース支持部48とによって挟持されて、インフレ
ーター25が、ケース下部室40内に固定されることと
なる。
【0042】そして、このように組み立てた助手席用エ
アバッグ装置M1は、車両に組み付けた状態のインパネ
1の開口2から挿入させて、各係止脚55をフランジ部
3に係止させるとともに、各ボルト37aを、連結孔3
aに挿入させて、ナット4止めして、各フランジ部(イ
ンパネ用取付部)37をインパネ1と連結するととも
に、さらに、ブラケット8の連結孔8aを経て、ナット
47aにボルト9を螺合させて、ボディ用取付部47を
ボディ6に連結すれば、車両に搭載することができる。
【0043】エアバッグ装置M1の車両への搭載後、イ
ンフレーター25のガス吐出口25cから膨張用ガスが
吐出されれば、エアバッグ11が、膨張して、ラッピン
グシート23を破断するとともに、蓋体51の破断予定
部54を破断させて扉部53・53を図1の二点鎖線に
示すように開かせることにより、ケース上部室30の開
口30aから、大きく突出することとなる。
【0044】そして、第1実施形態の助手席用エアバッ
グ装置M1では、インフレーター25が、リテーナ12
のケース29への取付時に、リテーナ12のインフレー
ター押え部16とケース29の支持部48とで挟持され
て、ケース29の下部室40内に固定されており、エア
バッグ11をケース29に取り付けるためのリテーナ1
2と、ケース29自体と、によって、インフレーター2
5をケース29に取り付けている。そのため、従来のよ
うなナットを利用することなく、インフレーター25を
ケース29に取り付けることができることから、構成部
品点数を低減することができる。また、エアバッグ11
をケース29に取り付けるためのリテーナ12の取付作
業だけで、インフレーター25をケース29に取り付け
ることができるため、エアバッグ装置M1の組立作業工
数も低減することができる。
【0045】したがって、第1実施形態の助手席用エア
バッグ装置M1では、構成部品点数や組立作業工数を低
減させることができて、軽量化とコストダウンとを図る
ことができる。
【0046】そして、第1実施形態では、リテーナ12
のインフレーター押え部16F・16Bとケース29の
支持部48とが、シリンダタイプのインフレーター25
における軸方向の両端部25a・25b側の外周面をそ
れぞれ挟持するように、配設されており、シリンダタイ
プのインフレーター25が、その軸方向の両端部25a
・25b側を支持されることとなって、安定して、ケー
ス29内で保持されることとなる。
【0047】なお、ガス吐出口25cから吐出される膨
張用ガスの流れに影響を与えなければ、押え部16bや
支持部48の一方、若しくは、両方を、インフレーター
25の軸方向の中央部位付近に、適宜、設けても良い。
【0048】また、第1実施形態では、リテーナ12の
インフレーター押え部16F・16Bとケース29の支
持部48とが、インフレーター25の両端部25a・2
5bの外周面において、それぞれ、周方向の放射状に離
れた三点を押圧して、インフレーター25を挟持してい
る。すなわち、リテーナ12のインフレーター押え部1
6Fが、インフレーター25の各端部25a・25bの
外周面における上面前方側に当接し、インフレーター押
え部16Bが、インフレーター25の各端部25a・2
5bの外周面における上面後方側に当接し、ケース29
の支持部48が、インフレーター両端部25a・25b
の外周面における下面側に当接している。そのため、押
え部16F・16Bと支持部48とが、インフレーター
両端部25a・25bのそれぞれの外周面における放射
状に略三分割する位置で、インフレーター両端部25a
・25bのそれぞれ外周面を挟持していることから、そ
れぞれ、的確にインフレーター25に当接し、異音等を
生じさせずに、インフレーター25を保持することがで
きる。
【0049】特に、実施形態の場合には、インフレータ
ー25の各端部25a・25bのそれぞれの外周面を支
持する三点の内、二点をリテーナ12側のインフレータ
ー押え部16F・16で構成しており、ナット22の締
め付け時に、押え部16F・16Bを一体的に移動させ
て均等にインフレーター25に圧接することができるこ
とから、その場合に、一層、各支持点16F・16B・
48を均等の押圧力でインフレーター25に圧接させ
て、インフレーター25を保持することができる。
【0050】さらに、第1実施形態では、インフレータ
ー25が、ケース29の下部室40内に、上方から収納
される構成であり、車両の廃車時等におけるインフレー
ター25を取り除く際、各ナット22を外して押え部材
50・50を取り外し、さらに、蓋体51をインパネ開
口2から取り外し、ついで、インパネ開口2を経て、リ
テーナ12ごとエアバッグ11をケース29から取り外
し、リード線26・27をインフレーター25から取り
外せば、ケース29の左右方向の側方に配置されるエア
ダクトやCDチェンジャー等の部品と干渉することな
く、ケース開口30a・インパネ開口2を経て、インフ
レーター25を車両(ケース29)から簡単に取り除く
ことができる。
【0051】ちなみに、従来のような、インフレーター
を、側方からケース内に挿入させて、ケースに固定させ
ている場合には、インフレーターを取り外す際、インフ
レーターを、インフレーターの軸方向の長さ寸法分、ケ
ースから抜くように移動させて取り外すこととなり、そ
の場合に、インフレーターが周囲のエアダクト等と干渉
する場合が生ずる。そのため、従来では、車両からケー
スごと取り外して、そのケースからインフレーターを取
り除くこととなって、大変手間がかかることとなってい
た。
【0052】第2実施形態の助手席用エアバッグ装置M
2は、図4〜6に示すように、リテーナ62が、第1実
施形態のリテーナ12と相違する他、他のエアバッグ1
1、インフレーター25、ケース29、蓋体51等が第
1実施形態と同様であり、同一の部材には、同一の符号
を付してそれらの説明を省略する。
【0053】第2実施形態のリテーナ62は、板金製と
して、図4〜6に示すように、略四角環状の本体部63
と、本体部63の長辺側の部位で下方に延びる複数(実
施形態では、車両の前後方向の部位に三個ずつ)のボル
ト21と、を備えて構成されている。
【0054】本体部63は、車両の前後方向両側に位置
する長辺側の平板状のエアバッグ押圧部64・64と、
車両の左右方向両側に位置する短辺側の半割り円筒状の
エアバッグ押圧部65・65と、から構成されている。
エアバッグ押圧部64・65で囲まれた空間部位は、膨
張用ガスを通過させるガス流通孔68となる。各エアバ
ッグ押圧部64には、既述のボルト21が固着されてい
る。また、各エアバッグ押圧部64は、第1実施形態の
エアバッグ押圧部14と同様に、エアバッグ開口周縁1
1bの長辺側部11cを、ケース29の取付座38の上
面に押し付けることとなる。さらに、各エアバッグ押圧
部65は、第1実施形態のエアバッグ押圧部15と同様
に、エアバッグ開口周縁11bにおける短辺側部11d
を、インフレーター25の外周面に押し付けることとな
る。
【0055】そして、各エアバッグ押圧部65における
ガス流通孔68側の縁に、それぞれ、インフレーター押
え部66が形成されている。各インフレーター押え部6
6は、各エアバッグ押圧部65におけるエアバッグ開口
周縁11bの短辺側部11dを押圧していない領域に、
プレス加工されて配設されている。各エアバッグ押圧部
65に配設される二個ずつのインフレーター押え部66
F・66Bは、インフレーター25の軸方向に沿った両
端部25a・25bの外周面における上面側で、それぞ
れ、周方向に沿って配設されている。そして、各インフ
レーター押え部66は、リテーナ62のケース29への
取付時に各エアバッグ押圧部64・65がエアバッグ開
口周縁11bを取付座38やインフレーター25に押し
付けても、直接、インフレーター25の両端部25a・
25bの外周面に当接して押圧可能に、エアバッグ押圧
部65より下方側に突出するように、若干凹んで形成さ
れている。
【0056】第2実施形態の助手席用エアバッグ装置M
2の組み立てを説明すると、予め、第1実施形態と同様
に、各取付孔11eからボルト21を突出させるよう
に、内部にリテーナ62を配設させた状態で、エアバッ
グ11を折り畳み、折り崩れしないように、折り畳んだ
エアバッグ11を破断可能なラッピングシート23でく
るんでおく。
【0057】また、第1実施形態と同様に、連結孔25
d・25eを貫通孔44a・44bに一致させ、かつ、
インフレーター25の両端部25a・25bの外周面に
おける下面を支持部48・48に当接させるように、ケ
ース29の下部室40内にインフレーター25を収納さ
せる。
【0058】そして、リテーナ62の各ボルト21をケ
ース29の各取付座38の貫通孔38aから突出させる
ように、開口30aから折り畳んだエアバッグ11を上
部室30内に収納させるとともに、さらに、上方から、
蓋体51の側壁部56・57を上部室30に外装し、側
壁部56の各係止孔56aに側壁部32・33の係止突
起36を挿入させる。
【0059】ついで、第1実施形態と同様に、各挿入部
50dを、側壁部56から突出している係止突起36の
挿通孔36aに挿通させるとともに、各貫通孔50bに
ボルト21を挿入させて、ケース29の前後部位に押え
部材50・50を配置させて、さらに、各ボルト21に
ナット22を螺合させれば、ケース29に対してエアバ
ッグ11とインフレーター25とを取り付けてエアバッ
グ装置M2を組み立てることができる。
【0060】その後、第1実施形態と同様な作業で、エ
アバッグ装置M2を車両に搭載し、搭載後、インフレー
ター25のガス吐出口25cから膨張用ガスが吐出され
れば、エアバッグ11が、膨張して、ラッピングシート
23を破断するとともに、蓋体51の破断予定部54を
破断させて扉部53・53を図4の二点鎖線に示すよう
に開かせることにより、ケース上部室30の開口30a
から、大きく突出することとなる。
【0061】この第2実施形態の助手席用エアバッグ装
置M2でも、従来のようなナットを利用することなく、
インフレーター25をケース29に取り付けることがで
きることから、構成部品点数を低減することができ、ま
た、エアバッグ11をケース29に取り付けるためのリ
テーナ62の取付作業だけで、インフレーター25をケ
ース29に取り付けることができるため、エアバッグ装
置M2の組立作業工数も低減することができる。
【0062】さらに、第2実施形態でも、リテーナ62
のインフレーター押え部66F・66Bとケース29の
支持部48とが、シリンダタイプのインフレーター25
における軸方向の両端部25a・25b側の外周面をそ
れぞれ挟持するように、配設されており、シリンダタイ
プのインフレーター25が、安定して、ケース29内で
保持されることとなる。
【0063】さらにまた、第2実施形態でも、インフレ
ーター押え部66F・66Bと支持部48とが、インフ
レーター両端部25a・25bのそれぞれの外周面にお
ける放射状に略三分割する位置で、インフレーター両端
部25a・25bのそれぞれ外周面を挟持していること
から、それぞれ、的確にインフレーター25に当接し、
異音等を生じさせずに、インフレーター25を保持する
ことができる。
【0064】特に、第2実施形態のインフレーター押え
部66F・66Bは、点当りするように、当接面積を小
さくしたリブ状に形成されているため、一層、的確にイ
ンフレーター25に当接することができる。
【0065】なお、この点を考慮しなければ、図7〜9
に示す第3実施形態のリテーナ72のように、インフレ
ーター端部25a・25bの外周面における上面側に、
帯状に面接触するように、インフレーター押え部76を
構成しても良い。
【0066】このリテーナ72も、第2実施形態と同様
に、板金製として、図7〜9に示すように、略四角環状
の本体部73と、本体部73の長辺側の部位で下方に延
びる複数(実施形態では、車両の前後方向の部位に三個
ずつ)のボルト21と、を備えて構成されている。
【0067】本体部73は、車両の前後方向両側に位置
する長辺側の平板状のエアバッグ押圧部74・74と、
車両の左右方向両側に位置する短辺側の半割り円筒状の
エアバッグ押圧部75・75と、から構成されている。
エアバッグ押圧部74・75で囲まれた空間部位は、膨
張用ガスを通過させるガス流通孔78となる。各エアバ
ッグ押圧部74は、既述のボルト21が固着されてお
り、エアバッグ開口周縁11bの長辺側部11cを、ケ
ース29の取付座38の上面に押し付けることとなる。
また、各エアバッグ押圧部75も、第2実施形態のエア
バッグ押圧部65と同様に、エアバッグ開口周縁11b
における短辺側部11dを、インフレーター25の外周
面に押し付けることとなる。
【0068】そして、各エアバッグ押圧部75における
ガス流通孔78側の縁に、それぞれ、鍔状に、インフレ
ーター押え部76が形成されている。各インフレーター
押え部76は、各エアバッグ押圧部75におけるエアバ
ッグ開口周縁11bの短辺側部11dを押圧していない
領域に、プレス加工されて配設されている。各インフレ
ーター押え部76は、インフレーター25の軸方向に沿
った両端部25a・25bの外周面における上面側で、
それぞれ、周方向に沿って半割り円筒状に配設されてい
る。そして、各インフレーター押え部76は、リテーナ
72のケース29への取付時に各エアバッグ押圧部74
・75がエアバッグ開口周縁11bを取付座38やイン
フレーター25に押し付けても、直接、インフレーター
25の両端部25a・25bの外周面に当接して押圧可
能に、エアバッグ押圧部75より下方側に突出するよう
に、若干凹んで形成されている。
【0069】この第3実施形態のエアバッグ装置M3で
も、エアバッグ11内に配置させたリテーナ72の各ボ
ルト21を、ケース29の各取付座38の貫通孔38a
から突出させるように、開口30aから折り畳んだエア
バッグ11を上部室30内に収納させるとともに、上方
から、蓋体51の側壁部56・57を上部室30に外装
し、側壁部56の各係止孔56aに側壁部32・33の
係止突起36を挿入させ、各挿入部50dを、側壁部5
6から突出している係止突起36の挿通孔36aに挿通
させるとともに、各貫通孔50bにボルト21を挿入さ
せて、ケース29の前後部位に押え部材50・50を配
置させて、さらに、各ボルト21にナット22を螺合さ
せれば、ケース29に対してエアバッグ11とインフレ
ーター25とを取り付けて、エアバッグ装置M3を組み
立てることができる。組み立て後、第1・2実施形態と
同様な作業で、車両に搭載することもできる。
【0070】そして、この第3実施形態の助手席用エア
バッグ装置M3でも、インフレーター25が、リテーナ
72のケース29への取付時に、リテーナ72のインフ
レーター押え部76とケース29の支持部48とで挟持
されて、ケース29の下部室40内に固定されており、
エアバッグ11をケース29に取り付けるためのリテー
ナ72と、ケース29自体と、によって、インフレータ
ー25をケース29に取り付けることから、従来のよう
なナットを利用することがなく、構成部品点数を低減す
ることができる。また、エアバッグ11をケース29に
取り付けるためのリテーナ72の取付作業だけで、イン
フレーター25をケース29に取り付けることができる
ため、エアバッグ装置M3の組立作業工数も低減するこ
とができる。
【0071】そして、第3実施形態でも、リテーナ72
のインフレーター押え部76・76とケース29の支持
部48とが、シリンダタイプのインフレーター25にお
ける軸方向の両端部25a・25b側の外周面をそれぞ
れ挟持するように、配設されており、シリンダタイプの
インフレーター25が、その軸方向の両端部25a・2
5b側を支持されることとなって、安定して、ケース2
9内で保持されることとなる。
【0072】なお、第1〜3実施形態のリテーナ12・
62・72では、インフレーター押え部16・66・7
6を、インフレーター25に直接当接させるように構成
したが、エアバッグ11の開口周縁11b(短辺側部1
1d)や押え部16・66・76を延設させて、エアバ
ッグ11の開口周縁11bを介在させた状態で、インフ
レーター押え部16・66・76をインフレーター25
に当接させるように構成しても良い。
【0073】また、図10・11に示す第4実施形態の
ように、エアバッグ11の開口周縁11b(短辺側部1
1d)を延設させる等するとともに、その開口周縁11
bに、第4実施形態のリテーナ82の押え部66(66
F・66B)を挿入可能な係止孔11fを設けて、イン
フレーター25に直接当接する押え部66により、エア
バッグ開口周縁11bを押え部66で押圧せずに、エア
バッグ開口周縁11bを係止できるように、構成しても
良い。なお、リテーナ82の各押え部66は、第2実施
形態の各押え部66より若干左右方向外方にオフセット
して配設されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の助手席用エアバッ
グ装置の使用態様を示す車両前後方向の縦断面図であ
り、図2のI−I部位に対応する。
【図2】同実施形態の助手席用エアバッグ装置の使用態
様を示す車両左右方向の縦断面図であり、図1のII−II
部位に対応する。
【図3】同実施形態のエアバッグ、リテーナ、及び、ケ
ースの斜視図である。
【図4】第2実施形態の助手席用エアバッグ装置の使用
態様を示す車両前後方向の縦断面図であり、図5のIV−
IV部位に対応する。
【図5】同実施形態の助手席用エアバッグ装置の使用態
様を示す車両左右方向の縦断面図であり、図4のV−V
部位に対応する。
【図6】同実施形態のリテーナの斜視図である。
【図7】第3実施形態の助手席用エアバッグ装置の使用
態様を示す車両前後方向の縦断面図であり、図8の VII
−VII 部位に対応する。
【図8】同実施形態の助手席用エアバッグ装置の使用態
様を示す車両左右方向の縦断面図であり、図7のVIII−
VIII部位に対応する。
【図9】同実施形態のリテーナの斜視図である。
【図10】第4実施形態の助手席用エアバッグ装置の使
用態様を示す車両左右方向の概略縦断面図であり、リテ
ーナの押え部を図示した概略断面図である。
【図11】同実施形態のリテーナの斜視図である。
【符号の説明】
11…エアバッグ、 11a…開口、 11b…開口周縁、 12・62・72・82…リテーナ、 14・15・64・65・74・75…エアバッグ押圧
部、 16・66・76…インフレーター押え部、 25…インフレーター、 25a・25b…端部、 29…ケース、 48…支持部、 M1・M2・M3・M4…助手席用エアバッグ装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 靖 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 栗山 雄治 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 Fターム(参考) 3D054 AA03 AA14 BB11 CC29 DD13 DD28 FF14 FF15 FF17 FF20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス流入用の開口を備えて、折り畳まれ
    て収納されるエアバッグと、 該エアバッグに膨張用ガスを供給するシリンダタイプの
    インフレーターと、 折り畳まれた前記エアバッグとインフレーターとを収納
    するケースと、 前記エアバッグの開口の周縁を押えて前記ケースに取り
    付けられ、前記エアバッグを前記ケースに取り付けるリ
    テーナと、 を備えて構成される助手席用エアバッグ装置であって、 前記リテーナが、前記ケースへの取付時に前記インフレ
    ーターを押圧可能な押え部を備え、 前記ケースが、前記インフレーターの収納時に支持可能
    な支持部を備え、 前記インフレーターが、前記リテーナの前記ケースへの
    取り付け時に、前記リテーナの押え部と前記ケースの支
    持部とで挟持されて、前記ケースに固定されていること
    を特徴とする助手席用エアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 前記リテーナの押え部と前記ケースの支
    持部とが、前記インフレーターにおける軸方向の両端部
    側を挟持するように、配設されていることを特徴とする
    請求項1に記載の助手席用エアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 前記リテーナの押え部と前記ケースの支
    持部とが、前記インフレーターの外周面における周方向
    の放射状に離れた三点を押圧して、前記インフレーター
    を挟持していることを特徴とする請求項1若しくは請求
    項2に記載の助手席用エアバッグ装置。
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