JP5141268B2 - インフレータ固定構造及びエアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エアバッグ装置のリテーナに略円筒形状のインフレータを固定するためのインフレータ固定構造に関する。詳しくは、該インフレータの筒軸心方向の一端側から突設された略D字形断面形状の固定軸を、リテーナに設けられた略D字形の係止孔に係合させることにより、該インフレータが実質的にその筒軸心回りに回転不能にリテーナに固定されるインフレータ固定構造に関する。また、本発明は、このインフレータ固定構造によりインフレータがリテーナに固定されたエアバッグ装置に関する。
なお、本発明において、インフレータが実質的にその筒軸心回りに回転不能であるとは、固定軸が係止孔に係合した状態における該固定軸の外周の平坦面と係止孔の弦状の辺との間の隙間(遊び)の分だけ、若干、インフレータが回転しうることを示している。
自動車の助手席等に設置されるエアバッグ装置は、エアバッグと、該エアバッグを膨張させるインフレータとを備え、これらのエアバッグ及びインフレータがリテーナに固定されている。
このインフレータとして、略円筒形の外形を有し、その側周面にガス噴出口が設けられたタイプのものがある。
この円筒形のインフレータの固定構造として、特開平5−65048号公報には、円筒形のインフレータの筒軸心方向の一端側から、該筒軸心方向と直交方向の断面形状が略D字形の固定軸が突設されており、この固定軸をリテーナの略D字形の係止孔に係合させてインフレータをリテーナに固定した構造が記載されている。
同号公報では、該固定軸を係止孔に係合させた状態にあっては、該固定軸の外周の平坦面と係止孔の弦状の辺とが対峙することにより、インフレータは、ガス噴出口が所定の方向を向いた姿勢にて、実質的にその筒軸心回りに回転不能にリテーナに固定される。
特開平5−65048号公報
上記特開平5−65048号公報のインフレータ固定構造においては、設計上、固定軸の外周面と係止孔の内周縁との間に所定の隙間(遊び)が存在している。そのため、インフレータは、この隙間の分だけ、その筒軸心回りに回転可能となっている。
一般的に、固定軸と係止孔とが係合した状態における該固定軸の外周の平坦面と係止孔の弦状の辺との間の隙間は0.5mm程度とされる。また、この隙間によって生じるインフレータの回転方向の遊びの許容範囲、即ち回転角度公差は、±3〜5°程度とされる。
近年、エアバッグ装置の小型化に伴い、インフレータとして径の小さいものが用いられる傾向にある。インフレータの径が小さくなると、このインフレータに設けられる固定軸の径も小さくなる。この場合、固定軸の太さに合わせて係止孔も径の小さいものとされるが、この固定軸と係止孔との間には、設計上、固定軸の径が大きくても小さくても、同程度の隙間が必要である。そのため、固定軸の径が小さくなるほど、相対的に、この固定軸の太さに対して固定軸と係止孔との間の隙間が大きくなり、固定軸が係止孔内でより大きく回転しうるようになる。これにより、固定軸の径が小さくなるほど、インフレータの回転方向の遊びが所定の回転角度公差よりも大きくなるおそれがある。
本発明は、固定軸の径が小さくても、インフレータの回転方向の遊びを所定の回転角度公差の範囲内とすることが可能なインフレータ固定構造と、このインフレータ固定構造によりインフレータがリテーナに固定されたエアバッグ装置とを提供することを目的とする。
請求項1のインフレータ固定構造は、エアバッグ装置のリテーナ(10)に略円筒形状のインフレータ(30)を固定したインフレータ固定構造であって、該インフレータ(30)の筒軸心方向の一端側に、略D字形断面形状の固定軸(32)が設置され、該リテーナ(10)に、該固定軸(32)が係合した略D字形の係止孔(14)が設けられたインフレータ固定構造において、該固定軸(32)の外周面及び該係止孔(14)の内周縁の一方から他方へ向って凸部(15)が突設され、該他方に、該凸部(15)が係合した凹部(33)が設けられているインフレータ固定構造であって、該係止孔(14)は、略半円弧状の辺と、この略半円弧状の辺の両端を繋ぐ弦状の辺(14a)とを有しており、該固定軸(32)の外周面は、略半円筒面と、この略半円筒面の周方向の両端を繋ぐ弦状の平坦面(32a)とからなり、該平坦面(32a)が該係止孔(14)の該弦状の辺(14a)と対峙しており、該係止孔(14)の前記略半円弧状の辺及び該固定軸(32)の前記略半円筒面の一方から他方へ向って前記凸部(15)が突設され、該他方に、該凸部(15)が係合した前記凹部(33)が設けられていることを特徴とするものである。
請求項2のインフレータ固定構造は、請求項1において、前記凸部(15)は、前記係止孔(14)の内周縁から該係止孔(14)の中心方向へ突設されており、前記凹部(33)は、前記固定軸(32)の外周面に設けられた、前記インフレータの筒軸心方向に延在する溝(33)であり、該溝(33)は、末端が該固定軸(32)の先端面に臨んでいることを特徴とするものである。
請求項3のインフレータ固定構造は、請求項2において、前記インフレータ(30)は、その筒軸心方向を前記リテーナ(10)の底面部(11)の延在方向と略平行方向として該底面部(11)上に配置されており、該インフレータ(30)を挟んで該底面部(11)と反対側に、該インフレータ(30)を該底面部(11)に押え付けるようにインフレータ押え金具(60)が配置され、該インフレータ押え金具(60)が該底面部(11)に連結されており、前記係止孔(14)の前記弦状の辺(14a)は、該インフレータ押え金具(60)と該底面部(11)との連結方向と略平行方向に延在しており、前記凸部(15)として、該係止孔(14)の前記略半円弧状の辺のうち、該連結方向における該インフレータ押え金具(60)側の部分に、押え金具側凸部(15)が設けられており、前記溝(33)として、前記固定軸(32)の前記略半円筒面のうち、該連結方向における該インフレータ押え金具(60)側の部分に、該押え金具側凸部(15)が係合した押え金具側溝(33)が設けられていることを特徴とするものである。
請求項のエアバッグ装置は、エアバッグと、該エアバッグを膨張させるためのインフレータと、該エアバッグ及びインフレータが取り付けられたリテーナとを備えたエアバッグ装置において、該インフレータは、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のインフレータ固定構造により該リテーナに固定されていることを特徴とするものである。
本発明のインフレータ固定構造及びエアバッグ装置にあっては、インフレータのD字形断面形状の固定軸がリテーナのD字形の係止孔に係合すると共に、該固定軸の外周面及び係止孔の内周面の一方から他方に向って突設された凸部が、該他方に設けられた凹部に係合している。即ち、本発明では、固定軸の外周の平坦面と係止孔の弦状の辺とが対峙することと、凸部が凹部に係合することとによって、二重にインフレータの回転が規制されているので、固定軸の外周の平坦面と係止孔の弦状の辺とが対峙することによってのみインフレータの回転が規制されるインフレータ固定構造に比べて、インフレータの回転方向の遊びを小さくすることができる。これにより、固定軸の径が小さくても、インフレータの回転方向の遊びを所定の回転角度公差の範囲内とすることが可能である。
なお、本発明では、インフレータの固定軸が略D字形断面形状となっているので、この固定軸の外周の平坦面の向きをインフレータの向きの目安とすることができるため、インフレータのリテーナへの取付作業性が良い。また、インフレータが両端にそれぞれコネクターを有するタイプのものである場合には、固定軸側のコネクターは、該固定軸と略相似形の略D字形断面孔を有するものとなり、これと反対側のコネクターは、通常の穴無構造のものとなるため、インフレータの挿入方向を誤って該インフレータをリテーナに組み付けることが防止される。
請求項2の様態にあっては、係止孔の内周縁の凸部を固定軸の外周の溝に係合させつつ、固定軸を係止孔に差し込むことができる。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
第1図は実施の形態に係るインフレータ固定構造及びエアバッグ装置の分解斜視図、第2図はこのエアバッグ装置のリテーナの下面側からの斜視図、第3図(a)はこのリテーナの平面図、第3図(b)は第3図(a)のB−B線断面図、第4図は第3図(b)のIV−IV線矢視図、第5図はこのインフレータ固定構造の分解斜視図、第6図はインフレータ固定後の第5図と同様部分の斜視図、第7図はリテーナとインフレータ留付け金具との分解斜視図、第8図はインフレータ留付け金具取付後の第7図と同様部分の斜視図、第9図は押え金具とリテーナとの分解断面図、第10図は押え金具取付後の第9図と同様部分の断面図である。
この実施の形態では、エアバッグ装置1は、車両の助手席用エアバッグ装置である。
エアバッグ装置1は、内部がエアバッグ収容スペースとなっており、上面がエアバッグ展開用開放口となっている上開容器状のリテーナ10と、このリテーナ10内に収容されたエアバッグ20と、このリテーナ10の底部に設置されたインフレータ30と、該エアバッグ20をこのリテーナ10に連結する押え金具60と、該インフレータ30をこのリテーナ10に留め付けるインフレータ留付け金具70と、該リテーナ10の上面開放口を覆うリッド(図示略)等を備えている。
第1図の通り、インフレータ30は略円筒形状のものであり、その外周面に複数のガス噴出口31が設けられている。
このインフレータ30の筒軸心方向の一端(先端)側の端面から、該インフレータ30をリテーナ10に回転不能に固定するための固定軸32が突設されている。この固定軸32は、第5図に示すように、そのインフレータ30の筒軸心方向と直交方向の断面形状が略D字形となっている。即ち、この固定軸32の外周面は、インフレータ30と略同軸状に略C字形に延在する略半円筒面(符号略)と、この略半円筒面の周方向の両端を繋ぐ弦状の平坦面32aとによって構成されている。
この実施の形態では、インフレータ30は、その筒軸心方向をリテーナ10の底面部11の延在方向と略平行方向とし、且つこの平坦面32aが略上下方向に延在した姿勢でリテーナ10に設置されるものとなっている。
この実施の形態では、固定軸32の外周面に、凹部として、インフレータ30の筒軸心方向に延在する溝33が設けられている。この実施の形態では、第4〜6図の通り、固定軸32の前記略半円筒面に、その周方向に間隔をおいて2条の溝33が設けられている。詳しくは、この実施の形態では、固定軸32の略半円筒面のうち、インフレータ30をリテーナ10に設置したときの上面と、該固定軸32の中心を挟んで平坦面32aと反対側の側面とに、該固定軸32の軸心線回りに約90°位相をずらしてそれぞれ溝33が配設されている。ただし、溝33の個数及び配置はこれに限定されない。
この実施の形態では、インフレータ30の筒軸心方向の他端(後端)側の端面からは、前記インフレータ留付け金具70に係合する凸軸34が突設されている。該凸軸34は、インフレータ30と略同軸状に配置されている。該凸軸34のインフレータ30の筒軸心方向と直交方向の断面形状は、略円形となっている。
リテーナ10は、この実施の形態では、第2図及び第3図(a)、第3図(b)に示すように、略長方形の平面視形状を有する底面部11と、該底面部11の四辺から上方に向って立設された周壁部12とを有している。
該底面部11の長辺方向の両端側には、それぞれ上向きの半円弧形湾曲部11aが形成されている。また、これらの半円弧形湾曲部11a,11a同士の間には、下方に凹陥する凹所11bが形成されている。該凹所11bの各上向き半円弧形湾曲部11aに対向する両端縁は、それぞれ下向きの半円弧形湾曲部11cとなっている。各上向き半円弧形湾曲部11aと下向き半円弧形湾曲部11cとは、互いに同軸的に配置されている。
第9図に示すように、該上向き半円弧形湾曲部11a内周側の径は、インフレータ30の径と略同等となっている。また、この実施の形態では、下向き半円弧形湾曲部11cの内周径は、インフレータ30の径よりも若干大径となっている。第9図の通り、凹所11bのうち該下向き半円弧形湾曲部11c,11c同士の間の部分は、幅及び深さがいずれもインフレータ30の径よりも大となっている。
第3図(b)及び第4図の通り、底面部11の両短辺に沿う周壁部12には、それぞれ、各上向き半円弧形湾曲部11aの内周面に沿って上向きの略半円形の切欠部11dが形成されている。
底面部11には、後述の押え金具60のスタッドボルト62が挿通されるボルト挿通孔11eが設けられている。この実施の形態では、第3図(a)に示すように、各下向き半円弧形湾曲部11cの径方向の両サイドにそれぞれボルト挿通孔11eが配設されている。
第9図のように、インフレータ30は、両端側がそれぞれ上向き半円弧形湾曲部11aと下向き半円弧形湾曲部11cとの間に挿通され、その筒軸心方向の中間部が凹所11b内に配置される。前記ガス噴出口31は、インフレータ30のうち、この凹所11b内に配置される部分の外周面に配置されている。
この実施の形態では、第3図(b)のように、該インフレータ30の先端側が挿通される一方の上向き半円弧形湾曲部11aの内周側に、このインフレータ30の先端面に重なるストッパプレート13が設けられている。該ストッパプレート13は、この実施の形態では、スポット溶接等によりリテーナ10の底面部11の下面に固着されているが、ストッパプレート13の取付構造はこれに限定されるものではなく、ボルト留め等によってリテーナ10に取り付けられてもよい。
このストッパプレート13には、インフレータ30の固定軸32が係合可能な係止孔14が形成されている。この係止孔14は、固定軸32の断面形状と略相似形の略D字形の開口形状を有している。即ち、この係止孔14は、第4図に示すように、略C字形に延在した略半円弧状の辺(符号略)と、この略半円弧状の辺の両端を繋ぐ弦状の辺14aとを有している。この実施の形態では、該弦状の辺14aは略上下方向に延在している。
第4図の通り、この係止孔14は、固定軸32よりも若干大径となっており、係止孔14に固定軸32が係合した状態においては、該係止孔14の内周縁と固定軸32の外周面との間に所定の隙間(遊び)が生じる。
この係止孔14に固定軸32が係合した状態における該係止孔14の弦状の辺14aと固定軸32の平坦面32aとの間の隙間は、0〜3mm、特に0.5〜1.7mmであることが好ましい。また、この係止孔14に固定軸32が係合した状態におけるインフレータ30の回転角度公差は、±0〜4°、特に0〜3°であることが好ましい。
係止孔14の内周縁からは、固定軸32の前記溝33に係合する舌片状の凸部15が突設されている。この実施の形態では、該凸部15は、固定軸32の各溝33に対応する位置関係にて1〜2個設けられている。即ち、この実施の形態では、係止孔14の前記略半円弧状の辺の上縁と、弦状の辺14aと反対側の側縁とに、該係止孔14の中心回りに約90°位相をずらしてそれぞれ凸部15が配設されている。
リテーナ10の周壁部12からは、前記リッドを該リテーナ10に連結するためのフック16が突設されている。第1図に示すように、この実施の形態では、周壁部12のリテーナ10の長辺方向に延在した上縁に沿ってそれぞれ複数のフック16が配設されている。ただし、フック16の配置はこれに限定されない。なお、第3図(a)、第3図(b)、第4図、第9図及び第10図においては、このフック16の図示が省略されている。
前記押え金具60は、第9,10図に示すように、エアバッグ20のガス導入口21の周縁部をリテーナ10の凹所11bの周囲の底面部11に押え付けるエアバッグ押え枠61と、該エアバッグ押え枠61から下方へ突設された複数のスタッドボルト62と、該凹所11bを挟んだ両側のエアバッグ押え枠61同士に跨る上向き半円弧形のインフレータ押え枠63とを有している。各スタッドボルト62は、リテーナ10の各ボルト挿通孔11eと重なる位置関係にて配設されている。なお、第9図に示すように、エアバッグ20のガス導入口21の周縁部にも、各スタッドボルト62が挿通されるボルト挿通孔(符号略)が設けられている。インフレータ押え枠63の内周側の径は、インフレータ30の径と略同等となっている。
前記インフレータ留付け金具70は、第7,8図に示すように、インフレータ30の後端面に重なるエンドプレート71と、該エンドプレート71の上縁に設けられた、該インフレータ30の凸軸34に対し下方から係合する切欠部72と、該エンドプレート71の両端に連なっており、それぞれ、インフレータ30の後端側が係合した半円弧形湾曲部11a,11cの両サイドにおいてリテーナ10の底面部11の下面に重なる1対の脚状片73と、各脚状片73にそれぞれ設けられたボルト挿通孔74とを有している。各ボルト挿通孔74は、該インフレータ30の後端側が係合した下向き半円弧形湾曲部11cの両サイドのボルト挿通孔11eにそれぞれ重なるように配設されている。
以下に、このエアバッグ装置1の組立手順について説明する。
まず、インフレータ30を、固定軸32を先頭にして、リテーナ10のストッパプレート13が設置されていない側の上向き半円弧形湾曲部11aと下向き半円弧形湾曲部11cとの間からリテーナ10内に挿入し、次いで、このインフレータ30の先端側をリテーナ10内から反対側の上向き半円弧形湾曲部11aと下向き半円弧形湾曲部11cとの間に挿入する。
そして、固定軸32の平坦面32aの向きを係止孔14の弦状の辺14aに合わせ、且つ該係止孔14の各凸部15を固定軸32の先端面から各溝33に係合させつつ、該固定軸32を係止孔14に差し込む。この固定軸32の係止孔14への差し込みは、インフレータ30の先端面がストッパプレート13に当接することにより、又は各凸部15が各溝33の後端に突き当たることにより停止する。
これにより、インフレータ30は、ガス噴出口31が所定の方向を向いた姿勢にて、実質的にその筒軸心回りに回転不能にリテーナ10に係止される。
次に、第9図の通り、エアバッグ20の内側から、押え金具60の各スタッドボルト62をエアバッグ20の各ボルト挿通孔に挿通すると共に、ガス導入口21の周縁部に該押え金具60のエアバッグ押え枠61を重ねる。そして、リテーナ10内にエアバッグ20を配置し、各スタッドボルト62をリテーナ10の各ボルト挿通孔11eに挿通しつつ、エアバッグ押え枠61により該ガス導入口21の周縁部をリテーナ10の底面部11に押え付ける。
なお、エアバッグ20は、予め折り畳まれた状態でリテーナ10に取り付けられてもよく、リテーナ10に取り付けられてから折り畳まれてもよい。
次いで、インフレータ30の後端側にインフレータ留付け金具70を装着する。この際、第7,8図のように、エンドプレート71をインフレータ30の後端面に重ねると共に、切欠部72を下方からインフレータ30の凸軸34に係合させる。そして、インフレータ30の後端側が係合した下向き半円弧形湾曲部11cの両サイドの各ボルト挿通孔11eからリテーナ10の下方に延出した各スタッドボルト62を、各ボルト挿通孔74に挿通しつつ、各脚状片73をリテーナ10の底面部11の下面に重ね合わせる。
その後、各スタッドボルト63にナット64を締め付け、押え金具60及びインフレータ留付け金具70をリテーナ10に固定する。これにより、エアバッグ20のガス導入口21の周縁部が該押え金具60のエアバッグ押え枠61とリテーナ10の底面部11との間に挟持固定されると共に、インフレータ30の両端側が、ストッパプレート13とインフレータ留付け金具70とによって、それぞれ、各半円弧形湾曲部11a,11c同士の間から抜け出し不能に保持される。
この実施の形態では、各スタッドボルト63にナット64を締め付けることにより、押え金具60のインフレータ押え枠63によってインフレータ30が上方から押え付けられ、インフレータ30が半円弧形湾曲部11c内に固定される。
その後、リテーナ10の上面を覆うようにリッドを装着し、フック16を介して該リッドをリテーナ10に連結することにより、エアバッグ装置1が構成される。
なお、該リッドは、エアバッグ20の膨張時には開裂してリテーナ10の上面を開放するように構成されている。
以上の通り、このエアバッグ装置1のインフレータ固定構造にあっては、インフレータ30のD字形断面形状の固定軸32がリテーナ10のD字形の係止孔14に係合すると共に、該係止孔14の内周縁から突設された各凸部15が、固定軸32の外周面に設けられた各溝33に係合している。
即ち、このインフレータ固定構造にあっては、固定軸32の外周の平坦面32aと係止孔14の弦状の辺14aとが対峙することと、各凸部15が各溝33に係合することとによって二重にインフレータ30の回転が規制されている。そのため、固定軸32の平坦面32aと係止孔14の弦状の辺14aとが対峙することによってのみインフレータ30の回転が規制されるインフレータ固定構造に比べて、インフレータ30の回転方向の遊びが小さくなる。これにより、固定軸32の径が小さくても、インフレータ30の回転方向の遊びを所定の回転角度公差の範囲内とすることが可能である。
なお、このインフレータ固定構造では、インフレータ30の固定軸32が略D字形断面形状となっているので、この固定軸32の外周の平坦面32aの向きをインフレータ30の向きの目安とすることができるため、インフレータ30のリテーナ10への取付作業性が良い。
このエアバッグ装置1の作動は、一般的なエアバッグ装置と同様である。即ち、車両衝突時には、インフレータ30がガス噴出作動し、このインフレータ30からのガスがガス導入口21を通ってエアバッグ20内に導入されてエアバッグ20が膨張を開始する。このエアバッグ20は、リッドを開裂させて車室内に膨らみ出し、助手席乗員の前方に膨張展開する。
上記の実施の形態は本発明の一例を示すものであり、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記の実施の形態では、互いに係合する凹部としての溝33と凸部15とが2組設けられているが、1組だけ、あるいは3組以上設けられてもよい。
また、係止孔14に凹部を設け、固定軸32に、この凹部に係合可能な凸部が設けられてもよい。
上記の実施の形態は、本発明の助手席用エアバッグ装置への適用例を示しているが、本発明は、助手席用以外のエアバッグ装置、例えば運転席用や後部座席用など、種々のエアバッグ装置に適用可能である。
実施の形態に係るインフレータ固定構造及びエアバッグ装置の分解斜視図である。 エアバッグ装置のリテーナの下面側からの斜視図である。 (a)図はリテーナの平面図、(b)図は(a)図のB−B線断面図である。 図3(b)のIV−IV線矢視図である。 インフレータ固定構造の分解斜視図である。 インフレータ固定後の図5と同様部分の斜視図である。 エアバッグ装置のリテーナとインフレータ留付け金具との分解斜視図である。 インフレータ留付け金具取付後の図7と同様部分の斜視図である。 押え金具とリテーナとの分解断面図である。 押え金具取付後の図9と同様部分の断面図である。
符号の説明
1 エアバッグ装置
10 リテーナ
11a,11c 半円弧形湾曲部
13 ストッパプレート
14 係止孔
15 凸部
16 フック
20 エアバッグ
21 ガス導入口
30 インフレータ
31 ガス噴出口
32 固定軸
33 凹部としての溝
34 凸軸
60 押え金具
61 エアバッグ押え枠
62 スタッドボルト
63 インフレータ押え枠
70 インフレータ留付け金具
71 エンドプレート
72 切欠部

Claims (4)

  1. エアバッグ装置のリテーナ(10)に略円筒形状のインフレータ(30)を固定したインフレータ固定構造であって、
    該インフレータ(30)の筒軸心方向の一端側に、略D字形断面形状の固定軸(32)が設置され、
    該リテーナ(10)に、該固定軸(32)が係合した略D字形の係止孔(14)が設けられたインフレータ固定構造において、
    該固定軸(32)の外周面及び該係止孔(14)の内周縁の一方から他方へ向って凸部(15)が突設され、該他方に、該凸部(15)が係合した凹部(33)が設けられているインフレータ固定構造であって、
    該係止孔(14)は、略半円弧状の辺と、この略半円弧状の辺の両端を繋ぐ弦状の辺(14a)とを有しており、
    該固定軸(32)の外周面は、略半円筒面と、この略半円筒面の周方向の両端を繋ぐ弦状の平坦面(32a)とからなり、該平坦面(32a)が該係止孔(14)の該弦状の辺(14a)と対峙しており、
    該係止孔(14)の前記略半円弧状の辺及び該固定軸(32)の前記略半円筒面の一方から他方へ向って前記凸部(15)が突設され、該他方に、該凸部(15)が係合した前記凹部(33)が設けられていることを特徴とするインフレータ固定構造。
  2. 請求項1において、前記凸部(15)は、前記係止孔(14)の内周縁から該係止孔(14)の中心方向へ突設されており、
    前記凹部(33)は、前記固定軸(32)の外周面に設けられた、前記インフレータの筒軸心方向に延在する溝(33)であり、該溝(33)は、末端が該固定軸(32)の先端面に臨んでいることを特徴とするインフレータ固定構造。
  3. 請求項2において、前記インフレータ(30)は、その筒軸心方向を前記リテーナ(10)の底面部(11)の延在方向と略平行方向として該底面部(11)上に配置されており、
    該インフレータ(30)を挟んで該底面部(11)と反対側に、該インフレータ(30)を該底面部(11)に押え付けるようにインフレータ押え金具(60)が配置され、該インフレータ押え金具(60)が該底面部(11)に連結されており、
    前記係止孔(14)の前記弦状の辺(14a)は、該インフレータ押え金具(60)と該底面部(11)との連結方向と略平行方向に延在しており、
    前記凸部(15)として、該係止孔(14)の前記略半円弧状の辺のうち、該連結方向における該インフレータ押え金具(60)側の部分に、押え金具側凸部(15)が設けられており、
    前記溝(33)として、前記固定軸(32)の前記略半円筒面のうち、該連結方向における該インフレータ押え金具(60)側の部分に、該押え金具側凸部(15)が係合した押え金具側溝(33)が設けられていることを特徴とするインフレータ固定構造。
  4. エアバッグと、該エアバッグを膨張させるためのインフレータと、該エアバッグ及びインフレータが取り付けられたリテーナとを備えたエアバッグ装置において、
    該インフレータは、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のインフレータ固定構造により該リテーナに固定されていることを特徴とするエアバッグ装置。
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