JP7205513B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載されるエアバッグ装置に関し、詳しくは、エアバッグとインフレーターとを、ガスシール性を確保しつつ、簡便に取付ベースに組み付けることができるエアバッグ装置に関する。
従来、例えば、膝保護用のエアバッグ装置では、膨張用ガスを流入させて折畳状態から膨張するエアバッグと、該エアバッグに膨張用ガスを供給するインフレーターと、エアバッグとインフレーターとを保持して、搭載部位に取り付けられる板金製の取付ベースとしてのケースと、エアバッグとインフレーターとをケースに取り付ける板金製のブラケットと、を備えて構成されていた(例えば、特許文献1参照)。インフレーターは、膨張用ガスを吐出する略円柱状とし、ブラケットは、インフレーターを保持する略円筒状としていた。ブラケットは、外周側に、エアバッグとケースとを貫通して、エアバッグとインフレーターとをケースに取り付けるための複数のボルトを突設させていた。このエアバッグ装置では、ボルトをエアバッグから突出させた状態で、エアバッグ内にブラケットを収納し、そして、エアバッグを折り畳み、ついで、ボルトを、ケースの底壁部の貫通孔を経て、ケース外に突出させつつ、エアバッグの折畳体をケース内に収納し、そして、ケースの側壁部から、エアバッグ内のブラケット内に、エアバッグの挿通孔を経て、インフレーターを挿入し、ついで、ケース外に突出しているボルトにナットを締結させることにより、ブラケットをケースの底壁部側に接近させ、筒状のブラケット内に挿入させたインフレーターをケースの底壁部側に圧接して、インフレーターをケースに取り付けるとともに、ブラケットとケース底壁部との間のエアバッグの部位を、ケースの底壁部側に押し付けて固定することにより、インフレーターとエアバッグとを、ケースに組み付けていた。
特開2018-167796号公報
しかし、従来のエアバッグ装置では、インフレーターを、ケースの側壁部から、エアバッグの挿通孔を経て、エアバッグ内に収納されたブラケット内に、挿入させて配置させることから、エアバッグに設けられた挿通孔の周縁からの膨張用ガスの漏れ対策が必要となって、ガスシール性よく、インフレーターとエアバッグとを取付ベースとしてのケースに組み付ける点に課題があった。さらに、複数のボルトとナットとを利用して、取付ベースとしてのケースに対し、エアバッグとインフレーターとを組み付ける構成としており、部品点数が多く、コストや重量を増加させ、さらに、複数のボルトにナットを締結する作業が必要となって、簡便に組み付け難かった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、エアバッグとインフレーターとを、ガスシール性を確保しつつ、簡便に取付ベースに組み付けることができるエアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明に係るエアバッグ装置では、
前記エアバッグと前記インフレーターとを保持して、搭載部位に取り付けられる板金製の取付ベースと、
前記インフレーターを前記取付ベースに取り付ける板金製のブラケットと、
を備えて構成されるエアバッグ装置であって、
前記インフレーターが、先端側に、膨張用ガスを吐出させるガス吐出部を配設させた略円柱状とし、
前記エアバッグが、可撓性を有したシート材から形成されて、
折り畳まれた状態から膨張用ガスを流入させて膨張する本体部と、
該本体部と連通され、前記インフレーターの先端側を挿入させて、前記インフレータからの膨張用ガスを前記本体部に流入させる筒状の流入口部と、を備えるとともに、
前記流入口部の外周面側における前記流入口部の軸直交方向の両側に張り出すヒレ部、を備えて構成され、
前記取付ベースと前記ブラケットとが、
前記インフレーターを挿入させた前記エアバッグの略円柱状の流入口部の外周の略全周を包み可能に、前記流入口部の外周の略半周ずつを、それぞれ、覆い可能な断面略半割り円筒状の半割り筒部と、
前記エアバッグの前記流入口部の両側の前記ヒレ部を相互に挟持可能な板状の挟持部と、
を備え、
前記取付ベースと前記ブラケットとの前記挟持部が、前記流入口部の両側の前記ヒレ部を挟持した状態で、重ねて相互に一体的に凹凸を賦形しつつ、かつ、相互離脱を規制するアンダカット部を形成する塑性変形加工によるカシメ接合部により、相互に連結されていることを特徴とする。
本発明に係るエアバッグ装置では、折り畳んだエアバッグの流入口部に、ガス吐出部側を先頭としてインフレーターを挿入し、ついで、インフレーターを挿入させた流入口部を取付ベースの半割り筒部に収納するとともに、流入口部の両側のヒレ部を、取付ベースの挟持部に載せる。そして、インフレーターを挿入させた流入口部に、ブラケットの半割り筒部を被せるように、載せつつ、流入口部の両側のヒレ部にも、ブラケットの挟持部を載せ、その状態で、取付ベースとブラケットとの挟持部相互に対し、凹凸を賦形しつつ、相互の離脱を規制するアンダカット部を形成する塑性変形加工して、取付ベースとブラケットとの挟持部相互にカシメ接合部を形成すれば、取付ベースとブラケットとの挟持部相互が連結されて、インフレーターとエアバッグとを取付ベースに組み付けることができる。すなわち、取付ベースとブラケットとの挟持部相互の接合により、インフレーターは、エアバッグの流入口部に挿入された状態で、取付ベースとブラケットとの半割り筒部相互に挟持されて、取付ベースに固定される。また、エアバッグの流入口部は、インフレーターを挿入させた状態で、取付ベースとブラケットとの半割り筒部の内周面相互に挟持されて、内周面の全周をインフレーターの外周面に圧接させた状態で、ガスシール性よく、インフレーターと接続される。勿論、エアバッグの本体部がインフレーターからの膨張用ガスにより膨張する際、流入口部の両側のヒレ部が、取付ベースとブラケットとの挟持部相互で挟持されることから、エアバッグの流入口部が、抜けたりせずに、強固に取付ベースに保持されることから、エアバッグは、取付ベースに安定して保持された状態で、本体部を展開膨張させることができる。
なお、このようなカシメ接合部を形成する塑性変形加工は、ランスロック(特開平6-281011号公報、特開2006-38105号公報、特開2019-143716号公報参照)やトックスカシメ(特開2002-310109号公報参照)が例示できる。すなわち、これらの加工は、重ねた板金(鋼板)の加工予定部を、プレス型のホルダと押え型とで固定して、押え型を挿通するパンチを、凹ませるように加工予定部に当てて、重ねた板金を共に塑性変形させ、さらに、ホルダ側の可動押え型を開いて、パンチをホルダ側にさらに押し付けて、加工予定部を圧縮し、塑性変形部位にアンダカット部(係止突部)を形成し、アンダカット部を、塑性変形部位の対応する係止部に係止させる寸法に加工するものであって、所定のプレス型を利用して、簡便に行なえる。
したがって、本発明に係るエアバッグ装置では、エアバッグとインフレーターとを、ガスシール性を確保しつつ、簡便に取付ベースに組み付けることができる。
そして、本発明に係るエアバッグ装置では、前記取付ベースと前記ブラケットとの前記挟持部相互のカシメ接合部が、ランスロックによる塑性変形加工により、形成されていてもよい。
すなわち、取付ベースとブラケットとの挟持部相互を結合させる塑性変形加工が、ランスロックとしていれば、加工時、取付ベースとブラケットとの挟持部やエアバッグのヒレ部における加工予定部(塑性変形部位)の両縁側に、一定の切断部位が生じることから、ヒレ部の加工予定部付近のシワ等が少なくなって、流入口部への影響を抑えることができて、良好なガスシール性を確保し易い。
また、本発明に係るエアバッグ装置では、前記ブラケットの前記半割り筒部の両側に、係止脚部が形成され、
該係止脚部が、それぞれ、
前記ブラケットの前記挟持部の挟持面と略直交するように、前記半割り筒部の両側の部位から突出して、前記取付ベースの前記挟持部と前記エアバッグの前記ヒレ部とに設けられた貫通孔を貫通する軸部と、
該軸部の先端から、前記ブラケットの前記半割り筒部から離れる方向に屈曲して、前記取付ベースの挟持部の裏面側の前記貫通孔の周縁を係止可能な係止爪と、
を備えて構成され、
前記取付ベースの前記挟持部と前記エアバッグの前記ヒレ部との前記貫通孔が、前記係止爪を挿通可能な広幅開口部と、前記半割り筒部の軸方向に沿う方向で前記広幅開口部に連なり、前記軸部を挿通可能で、前記係止爪を挿通不能とする細幅開口部と、を備えて構成され、
前記カシメ接合部が、前記ブラケットの前記係止脚部を、前記貫通孔の前記広幅開口部から前記細幅開口部に移動させた配置状態で、形成されている構成としてもよい。
このような構成では、ブラケットの挟持部が、取付ベースの挟持部から離れようとしても、ブラケットの係止脚部が、係止爪を、取付ベースの挟持部の裏面側を係止することから、カシメ接合部が緩む等しても、ブラケットの挟持部における取付ベースの挟持部から剥がれるような挙動を的確に防止できて、取付ベースが、ガスシール性を確保して、エアバッグとインフレーターとを安定して保持することができる。
本発明に係る第1実施形態の膝保護用のエアバッグ装置の車両搭載状態を示す概略縦断面図である。 第1実施形態のエアバッグ装置の上面側から見た概略斜視図である。 第1実施形態のエアバッグ装置の概略縦断面図であり、左右方向に沿った概略縦断面図である。 第1実施形態のエアバッグ装置の概略分解斜視図である。 第1実施形態のエアバッグを平らに展開させた状態の平面図である。 第1実施形態のエアバッグ装置の概略縦断面図であり、図2のVI-VI部位付近に対応する。 取付ベースとブラケットとの挟持部相互のカシメ接合部が、ランスロックにより、形成される状態を説明する図である。 第2実施形態のエアバッグ装置の概略斜視図である。 第2実施形態のエアバッグ装置の概略分解斜視図である。 第2実施形態のエアバッグを平らに展開させた状態の平面図である。 第2実施形態のエアバッグ装置の概略縦断面図であり、図8のXI-XI部位付近に対応する。 第2実施形態のエアバッグ装置の概略縦断面図であり、図8のXII-XII部位付近に対応する。 取付ベースとブラケットとの挟持部相互のカシメ接合部が、トックスカシメにより、形成される状態を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態のエアバッグ装置を図面に基づいて説明すると、図1に示すように、第1実施形態のエアバッグ装置9は、膝保護用のものであり、助手席の前方のインストルメントパネル(適宜、インパネと略す)6の下部側、詳しくは、インパネ6の下部側に配設されたグラブボックス7の下方に、搭載されている。グラブボックス7は、ボックス本体7aと、ボックス本体7aの後方を塞ぐドア部7bと、を備え、ドア部7bは、上縁側を後方に回転させるように開き可能として配設されている。さらに、グラブボックス7の下方には、アンダーカバー8が配設されて、アンダーカバー8の開口8aに、エアバッグ装置9における後述するエアバッグカバー70の扉配設壁部71を配設させて、エアバッグ装置9が、助手席の前方の下方側に、搭載されている。
エアバッグ装置9は、図1~6に示すように、助手席に着座した乗員の膝を保護するように膨張用ガスG(図3参照)を流入させて折畳状態から膨張するエアバッグ10と、エアバッグ10に膨張用ガスGを供給するインフレーター25と、エアバッグ10とインフレーター25を保持して、搭載部位としての助手席の前下方側に取り付けられる取付ベース30と、インフレーター25を取付ベース30に取り付けるブラケット50と、折り畳んだエアバッグ10を覆って取付ベース30に保持されるエアバッグカバー70と、を備えて構成されている。
なお、本明細書での前後、上下、及び、左右の各方向は、車両搭載状態の方向に略対応するもので、図1~3に示すように、取付ベース30の略長方形形状の保持板部31における長尺方向を左右の方向とし、短尺方向を前後の方向として、保持板部31の直交方向を上下の方向として、説明する。ちなみに、図3,4では、上下を反転した状態での断面図と分解斜視図としている。
エアバッグ10は、図1,4,5に示すように、折り畳まれた状態から膨張用ガスGを流入させて膨張する本体部11と、本体部11と連通され、端末の開口15からインフレーター25の先端25a側を挿入させて、インフレーター25からの膨張用ガスGを本体部11に流入させる筒状(実施形態では円筒状)の流入口部12と、を備えて構成されている。
さらに、エアバッグ10は、流入口部12の外周面13側における流入口部12の軸方向IDと直交する軸直交方向VDの両側に張り出すヒレ部16,17、を備えて構成されている。
なお、エアバッグ10は、可撓性を有したポリアミド等の糸を織った織布からなるシート材(バッグ用基布)を二つ折りし、重ねた外周縁を縫合する縫合部10a(図5参照)を設けて、本体部11と流入口部12とを形成している。
また、エアバッグ10の本体部11は、折り畳まれた状態として、取付ベース30の後述する保持板部31の表面(内側面)31a側におけるバッグ配置部32に配置され、本体部11から延びる流入口部12は、保持板部31の後述する半割り筒部33内に、外周面13の半分の部位(ベース側)13aが、収納される。
ヒレ部16,17は、流入口部12の縫代10bの部分として、保持板部31の半割り筒部33の両側の後述する挟持部35,36に配置されることとなる。また、ヒレ部16,17に二点鎖線で示す部位18は、後述するカシメ接合部65を形成することとなる加工予定部18であり、第1実施形態の場合、カシメ接合部65の数に対応して、ヒレ部16に3個、ヒレ部17に2個、配設されている。
インフレーター25は、図2~4,6に示すように、略円柱状として、先端25aに、膨張用ガスGを吐出する複数のガス吐出口27aを設けたガス吐出部27を配設させて構成されている。インフレーター25の元部25b側の端面には、作動信号を入力させるための作動用信号線LWを結合させるコネクタ29が、配設される(図3参照)。
取付ベース30は、図2~4,6に示すように、鋼板等の板金製として、略長方形板状の保持板部31を備え、保持板部31の左右両端には、車両のボディ1側から延びるブラケット2に取付固定される取付ブラケット部42(L,R)が配設されて構成されている。
保持板部31は、表面(内側面)31a側に、折り畳まれたエアバッグ10の本体部11側を配置させるバッグ配置部32を配設させるとともに、前後方向の中央よりやや前部側に、インフレーター25を挿入させたエアバッグ10の流入口部12を収納する半割り筒部33が配設されている。
半割り筒部33は、流入口部12の軸直交方向の略半分(車両搭載状態では上側半分)が収納され、内周面33aには、エアバッグ10の流入口部12の外周面13における上側の略半周分のベース側13aが、圧接されるように、収納される。内周面33aには、流入口部12の外周面13への圧接時、流入口部12の内周面14を、インフレーター25の本体部26の外周面26a側に、強く圧接させて、インフレーター25を覆う流入口部12のガスシール性をより高めるための複数のビード33bが形成されている。また、半割り筒部33の右端側には、インフレーター25のコネクタ29から延びる作動用信号線LWを排出できるように、開口33cが形成されて、構成されている。
また、保持板部31の半割り筒部33の前後両側には、エアバッグ10の流入口部12の両側のヒレ部16,17を載せる板状の挟持部35,36が配設されている。挟持部35,36にも、二点鎖線で示す部位38として、後述するカシメ接合部65を形成することとなる加工予定部38が配置されている。すなわち、挟持部35側には、3箇所のカシメ接合部65に対応して、3箇所に加工予定部38が配設され、挟持部36側には、2箇所のカシメ接合部65に対応して、2箇所に加工予定部38が配設されている。
保持板部31における挟持部35,36を越えた前後の縁側には、エアバッグカバー70の後述する連結凸部76を挿入させて連結保持する複数の連結凹部45が、開口されている。
さらに、保持板部31の左右両側の取付ブラケット部42(L,R)には、取付孔42aが貫通されている。そして、各取付ブラケット部42(L,R)は、取付孔42aを貫通するボルト3(図1の二点鎖線参照)をボディ1側のブラケット2にナット4止めすることにより、エアバッグ装置9をグラブボックス7の下方における助手席の前下側に搭載することとなる。
エアバッグカバー70は、図1~4,6に示すように、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー等の合成樹脂製として、長方形板状の扉配設壁部71と、扉配設壁部71の前後の縁から上方に延びる連結壁部75(F,B)と、を備えて構成されている。扉配設壁部71には、左右方向に沿う薄肉の破断予定部73が配設されて、エアバッグ10の本体部11の膨張時、破断予定部73を破断させて、前後両側に開く扉部72(F,B)が配設されている。前後の連結壁部75(F,B)は、上端に、取付ベース30の連結凹部45に挿入係止される複数の連結凸部76が、配設されている。
ブラケット50は、取付ベース30と同様に、板金製として、半割り円筒状の半割り筒部53と、半割り筒部53から前後両側に延びる平板状の挟持部55,56と、を備えて構成されている。
半割り筒部53は、インフレーター25を挿入させたエアバッグ10の流入口部12の軸直交方向の略下側半分(車両搭載状態では下側となる)を覆い、かつ、流入口部12の外周面13の下面側(ブラケット側)13bに、内周面53aを圧接可能とした湾曲形状、としている。そして、内周面53aには、流入口部12の外周面13への圧接時、流入口部12の内周面14を、インフレーター25の本体部26の外周面26aに、強く圧接させて、インフレーター25を覆う流入口部12のガスシール性をより高めるための複数のビード53bが形成されている。
また、挟持部55,56にも、二点鎖線で示すように、後述するカシメ接合部65を形成することとなる加工予定部58が配置されている。第1実施形態の場合、挟持部55,56は、加工予定部58毎にスペース57を空けて分断されるように配設されており、加工予定部58(カシメ接合部65)の数に対応して、ブラケット50の前縁側に、3個の挟持部55が配設され、ブラケット50の後縁側に、2個の挟持部56が配設されている。
そして、第1実施形態のカシメ接合部65は、ランスロックにより形成されている。ランスロックは、図7のA,Bに二点鎖線で示すプレス型100を利用して行なうものであり、その加工時には、例えば、ヒレ部16側では(ヒレ部17側でも同様である)、図7のAに示すように、ヒレ部16を間にして重ねた挟持部35,55の加工予定部38,58,18を、プレス型100のホルダ101側の可動押え型102と押え型104とで固定して、ついで、図7のBに示すように、押え型104を挿通するパンチ103を、凹ませるように加工予定部38,58,18に当てて、重ねた挟持部35,55を共に塑性変形させ、さらに、ホルダ101側の可動押え型102を開いて、パンチ103をホルダ101側にさらに押し付けて、加工予定部38,58,18を圧縮変形させ、凹ませた側の塑性変形部位65aに、アンダカット部(係止突部)66を形成して、アンダカット部66を、凹ませない側の塑性変形部位65bの対応する係止部67に係止させる寸法に加工するものである。
そして、ランスロックによるカシメ接合部65は、挟持部35,55とヒレ部 18を剪断させるようにずらして、すなわち、係止部67側からアンダカット部66側を剪断させるようにずらしていることから、塑性変形部位65aの両縁には、破断面(剪断面)68が形成されている。
このようなカシメ接合部65は、エアバッグ10のヒレ部17側に、2個配設され、本体部11から離れる側のヒレ部16側には、本体部11の膨張時の引張強度を高めるために、ヒレ部17側より数を多くして、3個配設されている。
第1実施形態のエアバッグ装置9の組立作業を説明すると、まず、エアバッグ10の本体部11を、折り畳んで、折り崩れ防止用の図示しないラッピング材で包む。ついで、エアバッグ10の流入口部12に、ガス吐出部27側からインフレーター25を挿入する。そして、折り畳んだエアバッグ10の本体部11を取付ベース30のバッグ配置部32に配置させつつ、インフレーター25を挿入したエアバッグ10の流入口部12を、取付ベース30の保持板部31の半割り筒部33内に収納するとともに、取付ベース30の挟持部35,36上に、展開させたヒレ部16,17を載せる。ついで、ブラケット50の半割り筒部53を、インフレーター25を挿入したエアバッグ10の流入口部12に被せ、また、ブラケット50の各挟持部55,56を、エアバッグ10のヒレ部16,17の対応部位に重ねて、その状態で、プレス型100にセットして、重ねた加工予定部58,18,38を、ランスロックにより、塑性変形加工して、加工予定部58,18,38にカシメ接合部65を形成すれば、ヒレ部16,17を挟持した状態の取付ベース30とブラケット50の挟持部35,55相互と挟持部36,56相互とが接合されて、インフレーター25とエアバッグ10とが、ガスシール性よく、取付ベース30に組み付けられることとなり、エアバッグ装置9を組み立てることができる。そして、エアバッグ装置9を組み立てた後には、インフレーター25の元部20b側のコネクタ24に、作動用信号線LWを結線するとともに、取付ベース30の取付ブラケット部42(L,R)を、ボルト3とナット4とを利用して、ボディ1側のブラケット2に取り付ければ、エアバッグ装置9を、グラブボックス7の下方の所定の搭載部位に搭載することができる。
エアバッグ装置9の搭載後、インフレーター25が作動すれば、ガス吐出部27のガス吐出口27aから膨張用ガスGが吐出され、エアバッグ10が、流入口部12を経て流入された膨張用ガスGにより、本体部11を、展開膨張させ、エアバッグカバー70の扉部72F,72Bを押し開いて、助手席の乗員の膝の前方側に、配置させることとなる。
そして、第1実施形態のエアバッグ装置9では、折り畳んだエアバッグ10の流入口部12に、ガス吐出部27側を先頭としてインフレーター25を挿入し、ついで、インフレーター25を挿入させた流入口部12を取付ベース30の半割り筒部33に収納するとともに、流入口部12の両側のヒレ部16,17を、取付ベース30の挟持部35,36に載せて、さらに、インフレーター25を挿入させた流入口部12に、ブラケット50の半割り筒部53を被せるように、載せつつ、流入口部12の両側のヒレ部16,17にも、ブラケット50の挟持部55,56を載せ、その状態で、取付ベース30とブラケット50との挟持部35,55相互と挟持部36,56相互とに対し、凹凸を賦形しつつ、相互の離脱を規制するアンダカット部66を形成する塑性変形加工としてのランスロックを行なって、取付ベース30とブラケット50との挟持部35,55相互と挟持部36,56相互とに、カシメ接合部65を形成すれば、取付ベース30とブラケット50との挟持部35,55相互や挟持部36,56相互が連結されて、インフレーター25とエアバッグ10とを取付ベース30に組み付けることができる。
すなわち、第1実施形態では、取付ベース30とブラケット50との挟持部35,55相互と挟持部36,56相互との接合により、インフレーター25は、エアバッグ10の流入口部12に挿入された状態で、取付ベース30とブラケット50との半割り筒部33,53相互に挟持されて、取付ベース30に固定される。また、エアバッグ10の流入口部12は、インフレーター25を挿入させた状態で、取付ベース30とブラケット50との半割り筒部33,53の内周面33a,53a相互に挟持されて、内周面14の全周をインフレーター25の外周面26aに圧接させた状態で、ガスシール性よく、インフレーター25と接続される。勿論、エアバッグ10の本体部11がインフレーター25からの膨張用ガスGにより膨張する際、流入口部12の両側のヒレ部16,17が、取付ベース30とブラケット50との挟持部35,36,55,56相互で挟持されることから、エアバッグ10の流入口部12が、抜けたりせずに、強固に取付ベース30に保持されることから、エアバッグ10は、取付ベース30に安定して保持された状態で、本体部11を展開膨張させることができる。
さらに、カシメ接合部65を形成する塑性変形加工は、既述したように、例えば、ヒレ部16側(ヒレ部17側でも同様である)では、図7のAに示すように、ヒレ部16を間にして重ねた挟持部35,55の加工予定部38,58,18を、プレス型100のホルダ101の可動押え型102と押え型104とで固定して、ついで、図7のBに示すように、押え型104を挿通するパンチ103を、凹ませるように加工予定部38,58,18に当てて、さらに、ホルダ101側の可動押え型102を開いて、パンチ103をホルダ101側にさらに押し付けて、加工予定部38,58,18を圧縮変形させて延伸させ、凹ませた側の塑性変形部位65aに、アンダカット部(係止突部)66を形成し、アンダカット部66を、凹ませない側の塑性変形部位65bの対応する係止部67に係止させる寸法に加工するものであり、プレス型100を使用した一度のプレス加工により、加工予定部38,58,18の合計5箇所の部位を、同時に加工できて、簡便に、エアバッグ10とインフレーター25とを取付ベース30に組み付けることができる。
したがって、第1実施形態のエアバッグ装置9では、エアバッグ10とインフレーター25とを、ガスシール性を確保しつつ、簡便に取付ベース30に組み付けることができる。
そして、第1実施形態では、取付ベース30とブラケット50との挟持部35,55相互と挟持部36,56相互とのカシメ接合部65が、ランスロックによる塑性変形加工により、形成されている。
このようなランスロックでは、加工時、図7のBに示すように、取付ベース30とブラケット50との挟持部35,36,55,56やエアバッグ10のヒレ部16,17の加工予定部38,58,18の両縁側に、一定の切断部位としての破断面(剪断面)68が生じることから、ヒレ部16,17の加工予定部18付近のシワ等が少なくなって、流入口部12への影響を抑えることができて、良好なガスシール性を確保し易い。ちなみに、第1実施形態では、塑性変形部位65a,65bの両縁側の破断面68,68は、エアバッグ10の円筒状の流入口部12やインフレーター25の軸方向IDと直交する軸直交方向VDに沿って、並設されており、破断面68自体は、軸方向IDに沿って配設されている。
なお、第1実施形態では、ブラケット50の挟持部55,56を、スペース57を空けて、各加工予定部58毎に、分断させた場合をしめしたが、スペース57を空けずに、一枚の板状の挟持部55,56として、それぞれに、カシメ接合部65を形成するための複数の加工予定部58を配設してもよい。ちなみに、このような連続する一枚状の挟持部55,56では、各加工予定部38毎に分断していない一枚状の取付ベース30の挟持部35,36を使用する場合、エアバッグ10の一枚状の各ヒレ部16,17付近のシワの発生を防止するために、ヒレ部16,17におけるカシメ接合部65の領域に、ヒレ部16,17自体が介在されないように、開口を設けてもよい。この場合では、その開口周縁が、ブラケット50と取付ベース30との挟持部55,35相互や挟持部56,36相互の連結により、それらの挟持部55,35相互の近傍付近や挟持部56,36相互の近傍付近で、直接的に挟持されることから、ヒレ部16,17に生ずるシワの発生を抑えて、シール性よく、流入口部12をインフレーター25と接続させることができる。
また、挟持部35,55相互と挟持部36,56相互の接合状態を安定させるために、図8~12に示す第2実施形態のエアバッグ装置9Aのように構成してもよい。
このエアバッグ装置9Aでは、板金製のブラケット50Aが、第1実施形態のブラケット50と相違して、半割り筒部53の両側に、二つずつの係止脚部60が、形成されて、加工予定部58を配設する挟持部55A,56Aが、左右の係止脚部60,60の間に、配設されている点が異なっている。
係止脚部60は、挟持部55A.56Aにおける取付ベース30A側の挟持面55a,56aと略直交するように突出して、取付ベース30Aの挟持部35A,36Aとエアバッグ10Aのヒレ部16A,17Aとに設けられた貫通孔40,20を貫通する軸部61と、軸部61の先端から、半割り筒部53から離れる方向で屈曲して、取付ベース30Aの挟持部35A,36Aの裏面(挟持面35a,36aの裏側面)35b,36b側の貫通孔40の周縁を係止可能な係止爪62と、を備えている。
また、エアバッグ10Aは、第1実施形態のエアバッグ10と相違して、ヒレ部16A,17Aの加工予定部18の左右両側に、貫通孔20が形成されている点が異なっている。また、取付ベース30Aも、第1実施形態の取付ベース30と相違して、挟持部35A,36Aの加工予定部38の左右両側に、貫通孔40が形成されている点が異なっている。
これらの貫通孔20,40は、共に、係止脚部60の係止爪62を挿通可能な広幅開口部21,41と、半割り筒部53の軸方向IDに沿う方向で広幅開口部21,41に連なり、軸部61を挿通可能で、係止爪62を挿通不能とする細幅開口部22,42と、を備えて構成されている。
この第2実施形態では、本体部11を折り畳んだエアバッグ10Aの流入口部12にインフレーター25を挿入した後、流入口部12を取付ベース30Aの半割り筒部33に収納して、ヒレ部16A,17Aを取付ベース30Aの挟持部35A,36Aの挟持面35a,36aに載せ、そして、ブラケット50Aを被せる際、ブラケット50Aの各係止脚部60の係止爪62側を、対応するエアバッグ10Aのヒレ部16A,17Aと取付ベース30Aの挟持部35A,36Aとの各貫通孔20,40の広幅開口部21,41に挿入させ、そして、軸部61を、広幅開口部21,41から細幅開口部22,42に移動させて、各係止爪62を細幅開口部22,42の周縁に係止させる状態とする。そして、第1実施形態と同様に、ランスロックにより、カシメ接合部65を形成し、インフレーター25とエアバッグ10Aとを、ガスシール性を確保して、取付ベース30Aに組み付けている。すなわち、この第2実施形態では、カシメ接合部65が、ブラケット50Aの各係止脚部60を、貫通孔20,40の広幅開口部21,41から細幅開口部22,42に移動させた配置状態で、形成されている構成としている。
この第2実施形態のエアバッグ装置9Aでは、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができ、さらに、つぎのような作用・効果を得ることができる。すなわち、ブラケット50Aの挟持部55A,56Aが、取付ベース30Aの挟持部35A,36Aから離れようとしても、ブラケット50Aの係止脚部60が、係止爪62を、取付ベース30Aの挟持部35A,36Aの裏面35b,36b側を係止することから、カシメ接合部65が緩む等しても、ブラケット50Aの挟持部55A,56Aにおける取付ベース30Aの挟持部35A,36Aから剥がれるような挙動を的確に防止できて、取付ベース30Aが、ガスシール性を確保して、エアバッグ10Aとインフレーター25とを安定して保持することができる。
なお、塑性変形加工によりカシメ接合部を形成する場合、ランスロックの他に、トックスカシメを利用してもよい。このトックスカシメは、図13のAに示すように、例えば、エアバッグ10のヒレ部16側では(ヒレ部17側も同様である)、ヒレ部16を間にして重ねた挟持部35,55の加工予定部18,38,58を、プレス型100Aのホルダ101A側の可動押え型102Aと押え型104Aとで固定して、押え型104Aを挿通するパンチ103Aを、凹ませるように加工予定部18,38,58に当てて、重ねた挟持部35,55を共に塑性変形させ、さらに、ホルダ101A側の可動押え型102Aを開いて、パンチ103Aをホルダ101A側にさらに押し付けて、加工予定部38,58を圧縮し、塑性変形部位65aにアンダカット部(係止突部)66を形成し、アンダカット部66を、塑性変形部位65bの対応する係止部67に係止させる寸法に加工して、カシメ接合部65Aを形成するものである。そのため、挟持部35,55を接合させるカシメ接合部65Aは、所定のプレス型100Aを利用したトックスカシメにより、簡便に、形成することができる。
また、各実施形態では、取付ベース30,30Aを略平板形状に形成した場合を示したが、直方体の箱形状として、箱形状の底壁部に、半割り筒部33や挟持部35,36を配設するように形成してもよい。
さらに、各実施形態では、助手席の乗員の膝を保護するための膝保護用のエアバッグ装置9,9Aについて説明したが、エアバッグの流入口部にインフレーターを挿入させて、ブラケットを利用して取付ベースに組み付けるエアバッグ装置であれば、膝保護用エアバッグ装置に限定されること無く、助手席の乗員の上半身を保護する助手席用エアバッグ装置等に、本発明を適用してもよい。
9,9A…(膝保護用)エアバッグ装置、10,10A…エアバッグ、11…本体部、12…流入口部、16,16A,17,17A…(内縁側)ヒレ部、20…貫通孔、21…広幅開口部、22…細幅開口部、25…インフレーター、27…ガス吐出部、30,30A…取付ベース、31,31A…保持板部、33…半割り筒部、35,36,35A,36A…挟持部、40…貫通孔、41…広幅開口部、42…細幅開口部、50,50A…ブラケット、53…半割り筒部、55,56、55A,56A…挟持部、60…係止脚部、61…軸部、62…係止爪、65,65A…カシメ接合部、66…(係止突部)アンダカット部、VD…軸直交方向、G…膨張用ガス。

Claims (3)

  1. 膨張用ガスを流入させて膨張するエアバッグと、
    該エアバッグに膨張用ガスを供給するインフレーターと、
    前記エアバッグと前記インフレーターとを保持して、搭載部位に取り付けられる板金製の取付ベースと、
    前記インフレーターを前記取付ベースに取り付ける板金製のブラケットと、
    を備えて構成されるエアバッグ装置であって、
    前記インフレーターが、先端側に、膨張用ガスを吐出させるガス吐出部を配設させた略円柱状とし、
    前記エアバッグが、可撓性を有したシート材から形成されて、
    折り畳まれた状態から膨張用ガスを流入させて膨張する本体部と、
    該本体部と連通され、前記インフレーターの先端側を挿入させて、前記インフレータからの膨張用ガスを前記本体部に流入させる筒状の流入口部と、を備えるとともに、
    前記流入口部の外周面側における前記流入口部の軸直交方向の両側に張り出すヒレ部、を備えて構成され、
    前記取付ベースと前記ブラケットとが、
    前記インフレーターを挿入させた前記エアバッグの略円柱状の流入口部の外周の略全周を包み可能に、前記流入口部の外周の略半周ずつを、それぞれ、覆い可能な断面略半割り円筒状の半割り筒部と、
    前記エアバッグの前記流入口部の両側の前記ヒレ部を相互に挟持可能な板状の挟持部と、
    を備え、
    前記取付ベースと前記ブラケットとの前記挟持部が、前記流入口部の両側の前記ヒレ部を挟持した状態で、重ねて相互に一体的に凹凸を賦形しつつ、かつ、相互離脱を規制するアンダカット部を形成する塑性変形加工によるカシメ接合部により、相互に連結されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記取付ベースと前記ブラケットとの前記挟持部相互のカシメ接合部が、ランスロックによる塑性変形加工により、形成されていることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記ブラケットの前記半割り筒部の両側に、係止脚部が形成され、
    該係止脚部が、それぞれ、
    前記ブラケットの前記挟持部の挟持面と略直交するように、前記半割り筒部の両側の部位から突出して、前記取付ベースの前記挟持部と前記エアバッグの前記ヒレ部とに設けられた貫通孔を貫通する軸部と、
    該軸部の先端から、前記ブラケットの前記半割り筒部から離れる方向に屈曲して、前記取付ベースの挟持部の裏面側の前記貫通孔の周縁を係止可能な係止爪と、
    を備えて構成され、
    前記取付ベースの前記挟持部と前記エアバッグの前記ヒレ部との前記貫通孔が、前記係止爪を挿通可能な広幅開口部と、前記半割り筒部の軸方向に沿う方向で前記広幅開口部に連なり、前記軸部を挿通可能で、前記係止爪を挿通不能とする細幅開口部と、を備えて構成され、
    前記カシメ接合部が、前記ブラケットの前記係止脚部を、前記貫通孔の前記広幅開口部から前記細幅開口部に移動させた配置状態で、形成されていることを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載のエアバッグ装置。
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