JP2001164087A - 分岐ポリアセタール樹脂組成物 - Google Patents

分岐ポリアセタール樹脂組成物

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JP2001164087A
JP2001164087A JP34419499A JP34419499A JP2001164087A JP 2001164087 A JP2001164087 A JP 2001164087A JP 34419499 A JP34419499 A JP 34419499A JP 34419499 A JP34419499 A JP 34419499A JP 2001164087 A JP2001164087 A JP 2001164087A
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Kuniaki Kawaguchi
邦明 川口
Hidetoshi Okawa
秀俊 大川
Yoshihisa Tajima
義久 田島
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Polyplastics Co Ltd
Original Assignee
Polyplastics Co Ltd
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    • C08G2/00Addition polymers of aldehydes or cyclic oligomers thereof or of ketones; Addition copolymers thereof with less than 50 molar percent of other substances
    • C08G2/18Copolymerisation of aldehydes or ketones
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L59/00Compositions of polyacetals; Compositions of derivatives of polyacetals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリアセタール樹脂が有する優れた外観、剛
性等の諸特性を維持しつつ耐候(光)安定性が改善され
た樹脂材料を提供する。 【解決手段】 オキシメチレン基を主たる繰り返し単位
とし、下記一般式(I)で示される分岐単位を有する分
岐ポリアセタール共重合体(A) 100重量部に、耐候
(光)安定剤(B)0.01〜5重量部及びヒンダードアミ
ン系物質(C)0.01〜5重量部を配合する。 【化1】 (式中、m、nは各々0〜5の整数を表し、かつm+n
は1〜5である。Rは分子量が40〜1000の1価の有機基
を表す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐候(光)安定に
優れた分岐ポリアセタール樹脂組成物に関する。更に詳
しくは、長期間の光暴露においてクラック、及び変色、
光沢低下を抑え、初期の成形品表面状態を保持した耐候
(光)性に優れたポリアセタール樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリアセタール樹脂は、機械的特性、熱
的特性、電気的特性、摺動性、成形性等において優れた
特性を持っており、主に構造材料や機構部品等として電
気機器、自動車部品、精密機械部品等に広く使用されて
いる。しかし、ポリアセタール樹脂が利用される分野の
拡大に伴い、要求特性は益々高度化、複合化、特殊化す
る傾向にある。そのような要求特性として、耐候(光)
性の一層の向上が要望されている。
【0003】自動車等の内外装部品や電気機器等の部品
は、長期間、太陽光、水分(雨、結露等)、その他の大
気接触等、使用される雰囲気により、成形品表面が変色
したり、表面平滑性を失って光沢がなくなり、更に部品
表面にクラックが発生し、外観を損なう等の不具合を生
じる場合がある。このため、太陽光等に当たる部品にポ
リアセタール樹脂を使用する場合は、各種の耐候(光)
安定剤を配合した組成物を用いる必要があり、従来より
種々の耐候(光)安定剤の配合が知られている。例え
ば、特開昭57−98545号公報、特開昭59−13
3245号公報、特開昭60−195155号公報及び
特開昭61−36339号公報では、耐候(光)安定剤
とヒンダードアミン系物質との併用が、特開昭61−4
7744号公報では、耐候(光)安定剤とヒンダードア
ミン系物質と脂肪族エステルとの併用が、特開平7−1
50006号公報では、耐候(光)安定剤とヒンダード
アミン系物質とオキシアルキレン重合体とアクリル系樹
脂との併用がそれぞれ提案されている。
【0004】しかしながら、これらの安定剤等の併用に
よる方法は、何れも少量では必ずしも満足な結果が得ら
れるものではなく、また長期の耐候(光)性を維持する
ためには多量の添加が必要となる。この場合、安定剤等
が樹脂表面より染み出し易くなり、成形品表面の変色、
光沢低下を引き起こし、結果的に樹脂劣化の状態に陥る
ことになる。従って、長期間の光暴露においてクラッ
ク、及び変色、光沢低下を抑え、初期の成形品表面状態
を保持した耐候(光)性に優れたポリアセタール樹脂材
料の更なる開発が産業界からも切望されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の如き課題を解決し、長期間の光暴露においてクラッ
ク、及び変色、光沢低下を抑え、初期の成形品表面状態
を保持した耐候(光)性に優れたポリアセタール樹脂材
料を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために、ポリアセタール樹脂の分子骨格或い
は樹脂物性にまで踏み込んで詳細な検討を行った結果、
目的達成に有効なポリマー骨格の変性とかかるポリマー
への有効な安定剤配合成分との組合せを見出し、本発明
を完成するに到った。
【0007】即ち本発明は、オキシメチレン基を主たる
繰り返し単位とし、下記一般式(I)で示される分岐単
位を有する分岐ポリアセタール共重合体(A) 100重量
部に、耐候(光)安定剤(B)0.01〜5重量部及びヒン
ダードアミン系物質(C)0.01〜5重量部を配合してな
る分岐ポリアセタール樹脂組成物である。
【0008】
【化5】
【0009】(式中、m、nは各々0〜5の整数を表
し、かつm+nは1〜5である。Rは分子量が40〜1000
の1価の有機基を表す。)
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。まず、本発明において基体樹脂として用いる分岐
ポリアセタール共重合体(A)は、オキシメチレン基(-
CH2-O-)を主たるくり返し単位とし、下記一般式(I)
で示される分岐単位を有するものであり、かかる分岐単
位の存在は、本発明の目的を達成するための重要な要素
の1つである。
【0011】
【化6】
【0012】(m,nは各々0〜5の整数を表し、かつ
m+nは1〜5である。Rは分子量が40〜1000の1価の
有機基を表す。)一般式(I)で示される分岐単位にお
いて、分岐基であるRは分子量が40〜1000の1価の有機
基である。Rの分子量が40未満では耐候(光)安定性向
上は期待できず、分子量が1000を超えると結晶化度低下
の問題がある。好ましくは、Rの分子量は50〜500 であ
る。また、耐候(光)性向上と他の諸物性の維持の観点
から、一般式(I)で示される分岐単位の割合は、オキ
シメチレン単位(-CH2O-) 100重量部に対して 0.001〜10
重量部が好ましく、特に好ましくは0.01〜3重量部であ
る。
【0013】本発明において用いられる分岐ポリアセタ
ール共重合体(A)は、その製造方法を特に限定される
ものではないが、トリオキサン(a) 100重量部、単官
能グリシジル化合物(b) 0.001〜10重量部及びトリオ
キサンと共重合可能な環状エーテル化合物(c)0〜20
重量部を共重合して得られたものが好ましく、かかるモ
ノマー成分からなる分岐ポリアセタール共重合体(A)
は製造が容易で、得られた共重合体の性質が優れるとい
う特徴を有する。ここで用いられるトリオキサン(a)
とは、ホルムアルデヒドの環状三量体であり、一般的に
は酸性触媒の存在下でホルムアルデヒド水溶液を反応さ
せることによって得られ、これを蒸留等の方法で精製し
て用いられる。重合に用いるトリオキサン(a)は、
水、メタノール、蟻酸などの不純物を極力含まないもの
が好ましい。
【0014】次に、単官能グリシジル化合物(b)と
は、分子中にグリシジル基を1個有する有機化合物を総
称したものであり、例えば、グリシドール、脂肪族アル
コール又は芳香族アルコール或いはこれらの(ポリ)ア
ルキレングリコール付加物とグリシドールとからなるグ
リシジルエーテル、脂肪族カルボン酸又は芳香族カルボ
ン酸或いはこれらの(ポリ)アルキレングリコール付加
物とグリシドールとからなるグリシジルエステルが代表
例として挙げられる。かかる単官能グリシジル化合物
(b)は、本発明において使用する分岐ポリアセタール
共重合体(A)の分岐構成成分として用いられる。
【0015】単官能グリシジル化合物(b)としては、
前記一般式(II)、(III) 及び(IV)で示されるグリシ
ジルエーテル化合物が好ましく、具体例としては、メチ
ルグリシジルエーテル、エチルグリシジルエーテル、ブ
チルグリシジルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジ
ルエーテル、2−メチルオクチルグリシジルエーテル、
フェニルグリシジルエーテル、p−ターシャリーブチル
フェニルグリシジルエーテル、 sec−ブチルフェニルグ
リシジルエーテル、n−ブチルフェニルグリシジルエー
テル、フェニルフェノールグリシジルエーテル、クレジ
ルグリシジルエーテル、ジブロモクレジルグリシジルエ
ーテル、脂肪族アルコール又は芳香族アルコールの(ポ
リ)エチレングリコール付加物とグリシドールとからな
るグリシジルエーテル等が挙げられる。また、グリシジ
ルエステル化合物の具体例としては、グリシジルアセテ
ート、グリシジルステアレート等が挙げられる。
【0016】本発明で使用する分岐ポリアセタール共重
合体(A)の製造にあたり、単官能グリシジル化合物
(b)の共重合量は、(a)成分のトリオキサン 100重
量部に対して 0.001〜10重量部であり、好ましくは0.01
〜10重量部、特に好ましくは 0.1〜5重量部である。
(b)成分の共重合量がこれより過少では、本発明の目
的の一つである強度、剛性等の物性の改善効果が得られ
ず、逆に過大になると結晶性の低下による強度、剛性等
の低下の問題、流動性低下による成形性の問題が生じる
おそれがある。
【0017】また、単官能グリシジル化合物(b)とし
て、分子量が 100〜1000のものを用いるのが好ましい。
単官能グリシジル化合物(b)の分子量が大き過ぎる
と、その共重合によって生じる分岐ポリアセタール共重
合体(A)の分岐鎖が長くなり、樹脂の結晶性等を乱し
てその基本的性質である摺動特性に対しても好ましくな
い影響が生じるおそれがある。逆に(b)成分の分子量
が小さ過ぎると、本発明の目的である耐候(光)性向上
に対する効果が極めて小さなものとなる。
【0018】本発明において用いられる分岐ポリアセタ
ール共重合体(A)は、さらにトリオキサンと共重合可
能な環状エーテル/ホルマール化合物(c)を共重合成
分として加え、共重合したものが好ましい。かかる環状
エーテル/ホルマール化合物(c)は、本発明が目的の
一つとする剛性、靱性の維持又は改善のためには特に必
須とするものではないが、分岐ポリアセタール共重合体
(A)を製造する際の重合反応を安定化させると共に、
生成した分岐ポリアセタール共重合体(A)の熱安定性
を高めるためには、かかる環状エーテル/ホルマール化
合物を共重合成分として用いるのが極めて有効である。
トリオキサンと共重合可能な環状エーテル化合物(c)
としては、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブ
チレンオキシド、エピクロロヒドリン、エピブロモヒド
リン、スチレンオキシド、オキセタン、3,3−ビス
(クロルメチル)オキセタン、テトラヒドロフラン、ト
リオキセパン、1,3−ジオキソラン、エチレングリコ
ールホルマール、プロピレングリコールホルマール、ジ
エチレングリコールホルマール、トリエチレングリコー
ルホルマール、1,4−ブタンジオールホルマール、
1,5−ペンタンジオールホルマール、1,6−ヘキサ
ンジオールホルマール等が挙げられる。中でも、エチレ
ンオキシド、1,3−ジオキソラン、ジエチレングリコ
ールホルマール、1,4−ブタンジオールホルマールが
好ましい。本発明で使用する分岐ポリアセタール共重合
体(A)において、環状エーテル/ホルマール化合物
(c)の共重合量は、(a)成分のトリオキサン 100重
量部に対して0〜20重量部であり、好ましくは0.05〜15
重量部、特に好ましくは 0.1〜10重量部である。環状エ
ーテル/ホルマール化合物(c)の共重合割合が過少で
は、共重合反応が不安定になると共に、生成する分岐ポ
リアセタール共重合体の熱安定性が劣るものとなり、逆
に環状エーテル/ホルマール化合物(c)の共重合割合
が過大になると、本発明の目的特性の1つである剛性、
強度等の機械的物性が低下し不十分なものになる。
【0019】本発明において使用する分岐ポリアセター
ル共重合体(A)は、基本的には上記のトリオキサン
(a)、単官能グリシジル化合物(b)及び環状エーテ
ル/ホルマール化合物(c)を、必要に応じて適量の分
子量調節剤を添加して、カチオン重合触媒を用いて塊状
重合を行う等の方法で得られる。
【0020】分子量調整剤としては、メチラール、メト
キシメチラール、ジメトキシメチラール、トリメトキシ
メチラール、オキシメチレンジ−n−ブチルエーテル等
のアルコキシ基を有する低分子量アセタール化合物、メ
タノール、エタノール、ブタノール等のアルコール類、
エステル化合物などが例示される。その中でも、アルコ
キシ基を有する低分子量アセタール化合物が特に好まし
い。また、これらの分子量調整剤の添加量は、本発明の
効果を損なわない範囲であれば、何ら限定されるもので
はない。
【0021】また、カチオン重合触媒としては、四塩化
鉛、四塩化スズ、四塩化チタン、三塩化アルミニウム、
塩化亜鉛、三塩化バナジウム、三塩化アンチモン、五フ
ッ化リン、五フッ化アンチモン、三フッ化ホウ素、三フ
ッ化ホウ素ジエチルエーテラート、三フッ化ホウ素ジブ
チルエーテラート、三フッ化ホウ素ジオキサネート、三
フッ化ホウ素アセチックアンハイドレート、三フッ化ホ
ウ素トリエチルアミン錯化合物等の三フッ化ホウ素配位
化合物、過塩素酸、アセチルパークロレート、t−ブチ
ルパークロレート、ヒドロキシ酢酸、トリクロロ酢酸、
トリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸等の無機及
び有機酸、トリエチルオキソニウムテトラフロロボレー
ト、トリフェニルメチルヘキサフロロアンチモネート、
アリルジアゾニウムヘキサフロロホスフェート、アリル
ジアゾニウムテトラフロロボレート等の複合塩化合物、
ジエチル亜鉛、トリエチルアルミニウム、ジエチルアル
ミニウムクロライド等のアルキル金属塩、ヘテロポリ
酸、イソポリ酸等が挙げられる。その中でも特に三フッ
化ホウ素、三フッ化ホウ素ジエチルエーテラート、三フ
ッ化ホウ素ジブチルエーテラート、三フッ化ホウ素ジオ
キサネート、三フッ化ホウ素アセチックアンハイドレー
ト、三フッ化ホウ素トリエチルアミン錯化合物等の三フ
ッ化ホウ素配位化合物が好ましい。これらの触媒は有機
溶剤等で予め希釈して用いることもできる。
【0022】本発明で使用するポリアセタール共重合体
(A)を製造するにあたり、重合装置は特に限定される
ものではなく、公知の装置が使用され、バッチ式、連続
式等、いずれの方法も可能である。また、重合温度は65
〜 135℃に保つことが好ましい。重合後の失活は、重合
反応後、重合機より排出される生成反応物、あるいは、
重合機中の反応生成物に塩基性化合物、あるいは、その
水溶液等を加えて行う。
【0023】重合触媒を中和し失活するための塩基性化
合物としては、アンモニア、或いは、トリエチルアミ
ン、トリブチルアミン、トリエタノールアミン、トリブ
タノールアミン等のアミン類、或いは、アルカリ金属、
アルカリ土類金属の水酸化物塩類、その他公知の触媒失
活剤が用いられる。また、重合反応後、生成物にこれら
の水溶液を速やかに加え、失活させることが好ましい。
かかる重合方法及び失活方法の後、必要に応じて更に、
洗浄、未反応モノマーの分離回収、乾燥等を従来公知の
方法にて行う。
【0024】上記のようにして得られ、本発明で使用す
るポリアセタール共重合体(A)の重合度等については
特に制約はなく、その使用目的や成形手段に応じた重合
度等の調整が可能であるが、成形用に供する場合、温度
190℃、荷重2.06kgにおいて測定されるメルトインデッ
クス(MI)が1〜 100g/10分であることが好まし
く、特に好ましくは2〜90g/10分である。また、粘度
を調整するために、ジグリシジル化合物等の架橋剤を少
量共重合することもできる。
【0025】なお、上記のポリアセタール共重合体
(A)の製法、モノマー構成において、単官能グリシジ
ル化合物(b)に代えて分岐形成可能な環状ホルマール
化合物を用いることも可能であり、上記同様に、好まし
いポリアセタール共重合体(A)が得られる。分岐形成
可能な環状ホルマール化合物としては、4−メチル−
1,3−ジオキソラン、4−エチル−1,3−ジオキソ
ラン、4−イソプロピルジオキソラン、4−フェニル−
1,3−ジオキソラン等が挙げられる。
【0026】本発明の樹脂組成物は、上記の如き分岐ポ
リアセタール共重合体(A)に、(B)耐候(光)安定
剤及び(C)ヒンダードアミン系物質を配合したことを
特徴とする。
【0027】本発明で使用する(B)耐候(光)安定剤
は、ベンゾトリアゾール系物質、ベンゾフェノン系
物質、蓚酸アニリド系物質、芳香族ベンゾエート系
物質、シアノアクリレート系物質よりなる群から選ば
れた1種又は2種以上である。
【0028】これらの物質の例を示すと、ベンゾトリ
アゾール系物質としては、2−(2'−ヒドロキシ−5'−
メチル−フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒ
ドロキシ−3',5'−ジ−t−ブチル−フェニル)ベンゾ
トリアゾール、2−(3,5−ジ−t−アミル−2−ヒ
ドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒ
ドロキシ−3',5' −ジ−イソアミル−フェニル)ベンゾ
トリアゾール、2−〔2−ヒドロキシ−3,5−ビス−
(α,α−ジメチルベンジル)フェニル〕ベンゾトリア
ゾール、2−(2'−ヒドロキシ−4'−オクトキシフェニ
ル)ベンゾトリアゾール等、ベンゾフェノン系物質と
しては、2,4 −ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ
−4−オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4
−ドデシルオキシベンゾフェノン、2,2'−ジヒドロキシ
−4−メトキシベンゾフェノン、2,2'−ジヒドロキシ−
4,4'−ジメトシキベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4
−メトキシ−5−スルホベンゾフェノン、2−ヒドロキ
シ−4−オキシベンジルベンゾフェノン等、蓚酸アニ
リド系物質としては、N−(2−エチル−フェニル)−
N'−(2−エトキシ−5−t−ブチルフェニル)蓚酸ジ
アミド、N−(2−エチル−フェニル)−N'−(2−エト
キシ−フェニル)蓚酸ジアミド等、芳香族ベンゾエー
ト系物質としては、p−t−ブチルフェニルサリシレー
ト、p−オクチルフェニルサリシレート等、シアノア
クリレート系物質としては、2−エチルヘキシル−2−
シアノ−3,3 −ジフェニルアクリレート、エチル−2−
シアノ−3,3 −ジフェニルアクリレート等が挙げられ
る。
【0029】この耐候(光)安定剤(B)の使用量は、
分岐ポリアセタール共重合体(A)100重量部に対し、
0.01〜5重量部が通常好ましい。これより少ない場合に
は、十分な耐候(光)安定性を得ることができず、これ
より多い場合には、金型汚染や機械的性質の低下、経済
的不利を招く場合があるので好ましくない。
【0030】本発明で使用するヒンダードアミン系物質
(C)とは、立体障害性基を有するピペリジン誘導体
で、その例を示せば、4−アセトキシ−2,2,6,6 −テト
ラメチルピペリジン、4−ステアロイルオキシ−2,2,6,
6 −テトラメチルピペリジン、4−アクリロイルオキシ
−2,2,6,6 −テトラメチルピペリジン、4−メトキシ−
2,2,6,6 −テトラメチルピペリジン、4−ベンゾイルオ
キシ−2,2,6,6 −テトラメチルピペリジン、4−シクロ
ヘキシルオキシ−2,2,6,6 −テトラメチルピペリジン、
4−フェノキシ−2,2,6,6 −テトラメチルピペリジン、
4−ベンジルオキシ−2,2,6,6 −テトラメチルピペリジ
ン、4−(フェニルカルバモイルオキシ)−2,2,6,6 −
テトラメチルピペリジン、ビス(2,2,6,6 −テトラメチ
ル−4−ピペリジル)オキザレート、ビス(2,2,6,6 −
テトラメチル−4−ピペリジル)マロネート、ビス(2,
2,6,6 −テトラメチル−4−ピペリジル)アジペート、
ビス(2,2,6,6 −テトラメチル−4−ピペリジル)セバ
ケート、ビス(1,2,2,6,6 −ペンタメチル−4−ピペリ
ジル)セバケート、ビス(2,2,6,6 −テトラメチル−4
−ピペリジル)テレフタレート、1,2 −ビス(2,2,6,6
−テトラメチル−4−ピペリジルオキシ)エタン、ビス
(2,2,6,6 −テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメ
チレン−1,6 −ジカルバメート、ビス(1−メチル−2,
2,6,6 −テトラメチル−4−ピペリジル)アジペート、
トリス(2,2,6,6 −テトラメチル−4−ピペリジル)ベ
ンゼン−1,3,5 −トリカルボキシレート等である。又、
高分子量のピペリジン誘導体重縮合物、例えば、コハク
酸ジメチル−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒド
ロキシ−2,2,6,6 −テトラメチルピペリジン重縮合物等
も有効である。
【0031】このヒンダードアミン系物質の使用量は、
分岐ポリアセタール共重合体(A)100重量部に対し、
0.01〜5重量部が通常好ましい。これより少ない場合に
は、十分な耐候(光)安定性を得ることができず、これ
より多い場合には、金型汚染や機械的性質の低下、経済
的不利を招く場合があるので好ましくない。
【0032】本発明における、分岐ポリアセタール共重
合体(A)と耐候(光)安定剤(B)及びヒンダードア
ミン系物質(C)とからなる樹脂組成物が優れた耐候
(光)性を発現する機構については定かではないが、ポ
リアセタール共重合体に特定分岐構造を導入したことに
よる溶融時の分子の絡み合い効果、特定分岐構造による
樹脂の結晶構造の乱れ・不均一性、特定分岐構造の非晶
部への影響等が、耐候(光)安定剤(B)及びヒンダー
ドアミン系物質(C)の樹脂中での分散、および樹脂表
面への染み出しをコントロールするが故と推測される。
これは、分岐ポリアセタール共重合体(A)と耐候
(光)安定剤(B)及びヒンダードアミン系物質(C)
という選択的な組合せにより初めて生じる効果である。
【0033】本発明の樹脂組成物には、必要に応じて選
択される各種の安定剤を配合するのが好ましい。安定剤
としては、ヒンダードフェノール系化合物、窒素含有化
合物、アルカリ或いはアルカリ土類金属の水酸化物、無
機塩、カルボン酸塩等のいずれか1種又は2種以上を挙
げることができる。更に、本発明の目的・効果を阻害し
ない限り、必要に応じて、熱可塑性樹脂に対する一般的
な添加剤、例えば染料、顔料等の着色剤、滑剤、離型
剤、帯電防止剤、界面活性剤、或いは、有機高分子材
料、無機または有機の繊維状、粉体状、板状の充填剤等
を1種又は2種以上添加することができる。
【0034】本発明の組成物の調製は、従来の樹脂組成
物調製法として一般に用いられている公知の方法により
容易に調製される。例えば、各成分を混合した後、押出
機により練り込み押出してペレットを調製し、そのペレ
ットを所定量混合して成形に供し成形後に目的組成の成
形品を得る方法、成形機に各成分の1または2以上を直
接仕込む方法等、何れも使用できる。
【0035】
【実施例】以下、実施例により、本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。尚、
評価は次の方法で行った。 〔耐候(光)性試験1〕キセノンウェザーメーター〔ス
ガ試験機(株)製、XBL−SUN−HCH型〕によ
り、83℃のフェード条件で試験片に紫外線を照射し、試
験を実施した。クラック発生時間は、試験片表面のクラ
ック発生の有無を10倍のルーペで観察し、初めてクラッ
クが認められた時間をもってクラックの発生時間とし
た。この値が大きいほど良好であることを示す。 〔耐候(光)性試験2〕静岡県富士市南部でのアンダー
グラス暴露(完全密閉方式)試験により、長期太陽光暴
露を実施し、表面状態の変化(変色、光沢)を評価し
た。表面状態の変化は6ヶ月暴露した試験片の暴露前後
における色相変化・光沢変化の程度を、良好、やや良
好、やや不良、不良の4段階に分けて判定した。 実施例1〜8 外側に熱(冷)媒を通すジャケットが付き、断面が2つ
の円が一部重なる形状を有するバレルと、パドル付き回
転軸で構成される連続式混合反応機を用い、パドルを付
した2本の回転軸をそれぞれ150rpmで回転させながら、
トリオキサン(a)、単官能グリシジル化合物(b)、
環状エーテル化合物(c)を表1に示す割合で加え、更
に分子量調節剤としてメチラールを連続的に供給し、触
媒の三フッ化ホウ素ジブチルエーテラートのジブチルエ
ーテル溶液をトリオキサンに対して三フッ化ホウ素換算
で0.005 重量%となる様に混合した均一混合物を連続的
に添加供給し塊状重合を行った。重合機から排出された
反応生成物は速やかに破砕機に通しながら、トリエチル
アミンを0.05重量%含有する60℃の水溶液に加え触媒を
失活した。さらに、分離、洗浄、乾燥後、粗ポリアセタ
ール共重合体を得た。
【0036】次いで、この粗ポリアセタール共重合体 1
00重量部に対して、トリエチルアミン5重量%水溶液を
4重量%、ペンタエリスリチル−テトラキス〔3−
(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート〕を 0.3重量%添加し、2軸押出機
にて 210℃で溶融混練し不安定部分を除去した。得られ
たポリアセタール共重合体は、ヘキサフルオロイソプロ
パノールd2 を溶媒とする 1H−NMR測定により、そ
の構造及び共重合組成を確認した。
【0037】上記の方法で得た分岐ポリアセタール共重
合体(A)100 重量部に、表1に示す耐候(光)安定剤
(B)、ヒンダードアミン系物質(C)を添加し、更に
安定剤としてペンタエリスリチル−テトラキス〔3−
(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート〕0.03重量部及びメラミン0.15重量
部を添加し、2軸押出機にて 210℃で溶融混練し、ペレ
ット状の分岐ポリアセタール樹脂組成物を得た。次に、
このペレットから、射出成形機を用いて厚さ2mm、50mm
角の平板試験片を作成し、前述の方法で耐候(光)性を
評価した結果を表1に示す。 比較例1〜9 単官能グリシジル化合物(b)を使用せずに調製され分
岐構造を持たないポリアセタール共重合体を基体樹脂と
した場合、及び分岐ポリアセタール共重合体(A)を用
い耐候(光)安定剤(B)或いはヒンダードアミン系物
質(C)を配合しなかった場合、更に分岐ポリアセター
ル共重合体(A)を用い耐候(光)安定剤(B)或いは
ヒンダードアミン系物質(C)の配合が過少或いは過多
の場合等について、実施例と同様にしてペレット状の組
成物を調製し評価した。結果を表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】(b)成分 b1:ブチルグリシジルエーテル b2:2−エチルヘキシルグリシジルエーテル b3:フェニルグリシジルエーテル b4:o−フェニルフェノールグリシジルエーテル (c)成分 c1:1,3−ジオキソラン c2:エチレンオキシド 化合物(B) B1:2−〔2−ヒドロキシ−3,5−ビス−(α,α
−ジメチルベンジル)フェニル〕ベンゾトリアゾール B2:2−ヒドロキシ−4−オキシベンジルベンゾフェ
ノン 化合物(C) C1:ビス(2,2,6,6 −テトラメチル−4−ピペリジ
ル)セバケート C2:コハク酸ジメチル−1−(2−ヒドロキシエチ
ル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6 −テトラメチルピペリ
ジン重縮合物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/315 C08K 5/315 5/3475 5/3475 (72)発明者 田島 義久 静岡県富士市宮島973番地 ポリプラスチ ックス株式会社内 Fターム(参考) 4J002 CB001 CM022 EE036 EJ066 EN116 ER006 EU077 EU176 FD046

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オキシメチレン基を主たる繰り返し単位
    とし、下記一般式(I)で示される分岐単位を有する分
    岐ポリアセタール共重合体(A) 100重量部に、耐候
    (光)安定剤(B)0.01〜5重量部及びヒンダードアミ
    ン系物質(C)0.01〜5重量部を配合してなる分岐ポリ
    アセタール樹脂組成物。 【化1】 (式中、m、nは各々0〜5の整数を表し、かつm+n
    は1〜5である。Rは分子量が40〜1000の1価の有機基
    を表す。)
  2. 【請求項2】 分岐ポリアセタール共重合体(A)が、
    トリオキサン(a)100重量部、単官能グリシジル化合
    物(b) 0.001〜10重量部及びトリオキサンと共重合可
    能な環状エーテル化合物(c)0〜20重量部を共重合し
    て得られたものである請求項1記載の分岐ポリアセター
    ル樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 単官能グリシジル化合物(b)が、 100
    〜1000の分子量を有するグリシジルエーテル化合物及び
    グリシジルエステル化合物からなる群から選ばれた化合
    物である請求項2記載の分岐ポリアセタール樹脂組成
    物。
  4. 【請求項4】 単官能グリシジル化合物(b)が、下記
    一般式(II)、(III) 及び(IV)で示されるグリシジル
    エーテル化合物から選ばれたものである請求項2又は3
    記載の分岐ポリアセタール樹脂組成物。 【化2】 (式中、R1 は炭素数1〜12のアルキル基、置換アル
    キル基、アルコキシ基、アリール基、置換アリール基、
    或いはハロゲンであり、nは0〜5の整数であって、n
    が2以上の場合R1 は同一物でも異なっていてもよ
    い。) 【化3】 (式中、R2 は炭素数1〜30のアルキレン基、置換ア
    ルキレン基、ポリアルキレンオキシドグリコール残基、
    3 は炭素数1〜12のアルキル基、置換アルキル基、
    アルコキシ基、アリール基、置換アリール基、或いはハ
    ロゲンであり、nは0〜5の整数であって、nが2以上
    の場合R3 は同一物でも異なっていてもよい。) 【化4】 (式中、R4 は炭素数1〜30のアルキレン基、nは0
    〜20の整数を表し、R5は炭素数1〜30のアルキル
    基、炭素数2〜20のアルケニル基もしくはアルキニル基
    を示す。)
  5. 【請求項5】 分岐ポリアセタール共重合体(A)が、
    トリオキサンと共重合可能な環状エーテル化合物(c)
    を必須とし、トリオキサン100 重量部に対し0.1〜20重
    量部の割合で共重合したものである請求項2〜4の何れ
    か1項記載の分岐ポリアセタール樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 トリオキサンと共重合可能な環状エーテ
    ル化合物(c)が、エチレンオキシド、1,3−ジオキ
    ソラン、ジエチレングリコールホルマール及び1,4−
    ブタンジオールホルマールから選ばれたものである請求
    項2〜5の何れか1項記載の分岐ポリアセタール樹脂組
    成物。
  7. 【請求項7】 耐候(光)安定剤(B)が、ベンゾトリ
    アゾール系物質、ベンゾフェノン系物質、蓚酸アニリド
    系物質、芳香族ベンゾエート系物質及びシアノアクリレ
    ート系物質よりなる群から選ばれた1種又は2種以上の
    化合物である請求項1〜6の何れか1項記載の分岐ポリ
    アセタール樹脂組成物。
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