JP2000319342A - ポリオキシメチレン共重合体及びその製造方法 - Google Patents

ポリオキシメチレン共重合体及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 POM又はその共重合体に耐候性を与える安
定剤を添加する物理的混合に伴う種々の問題を解決した
POM共重合体、及びその製造方法を提供すること。 【解決手段】 共重合体が共重合モノマーに基づく単位
(A)及び(B)を主鎖構成成分として含み、単位
(A)は下記オキシメチレン基であり、 −(CH2O)− 単位(B)は下記一般式(1)で示される立体障害性ア
ミン基を有する2価の有機基であり、 【化1】 〔但し、Rは水素原子又はメチル基であり、Xは立体障
害性アミン基を分岐基として有する、共重合体主鎖の一
部を構成する3価の有機基である。〕共重合比は、単位
(A)に対する単位(B)が0.0001〜0.05モ
ル%であるポリオキシメチレン共重合体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主成分のオキシメ
チレン基と、立体障害性アミン基を分岐基として有する
2価の有機基とを含む、耐候性及び耐光性(両者を併せ
て耐候(光)性と略す)の優れたポリオキシメチレン共
重合体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、ポリオキシメチレン又はそ
の共重合体(以下、前者をPOM、後者をPOM共重合
体ということがある)は、機械的性質、電気的性質、耐
薬品性等、優れた特性を有する他、これら物性間のバラ
ンスが良いエンジニアリングプラスチックであり、例え
ば、自動車部品、電気・電子機器部品、機械部品の構造
材料等に広く利用されている。
【0003】しかし、POM及びその共重合体共に、耐
候(光)性においてやや劣り、特に着色品の場合は長期
に日光に曝すと表面において重合体分子が光エネルギー
により切断される為、成形品の外観を低下させることも
あり、さらに著しい場合には機械的強度低下を起こし実
用に耐えなくなる場合もある。そこで一般には、特開昭
61−36339号公報記載の方法等により重合後、重
合体にベンゾフェノン系又はベンゾトリアゾール系の紫
外線吸収剤や、立体障害性アミン系光安定剤(HAL
S)等を配合して、その耐候(光)性を改良しようとし
ている。また、特開昭63−12617号公報には、H
ALSを重合触媒失活剤として添加し、製品の耐熱性
(耐解重合性)を改善する方法も提案されている。更に
POM関連ではないが、公知文献(R.Mani, et al.,Pol
ymer,38(7),1739(1997))では、分子量3000程度の
ポリイソプレンの末端にHALSを導入した高分子タイ
プの安定剤を合成し、それを安定化すべきポリイソプレ
ンに添加した例も報告されている。
【0004】しかし上記の如き、一旦生成したPOM等
に各種安定剤その他を配合する従来の方法は、POM等
への上記安定剤等の分散性に限界があり、安定剤等がミ
クロ的には不均一に存在するためか、高温下の成形加工
とか厳しい耐候性試験等、苛酷な環境条件下では、その
安定化効果は充分発揮されない。又、公知文献にあるポ
リイソプレンの例をPOMに応用する場合、比較的低分
子量のPOMの末端にHALSを導入した安定剤を合成
し、それを安定化すべきPOMに改めて混練する必要が
あり、操作が煩雑となり、工業的には好ましくない。
又、上記安定剤等の添加自体が本来物理的混合であるた
め、該安定剤等を添加したポリマー組成物を使用した場
合、その使用条件によっては一部分離、滲出、飛散する
こともあり、例えば成形時に滲出して金型を汚染した
り、成形品を高温で使用する場合にはその表面に滲出し
て該成形品の外観を悪化させる等の問題があり、改善が
望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明はPO
M又はPOM共重合体に前記安定剤等を添加するという
物理的混合に伴う種々の問題を解決したPOM共重合体
及びその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる問
題の解決を図るべく鋭意研究をした結果、ラジカル性光
分解抑制機能を有するHALSを分岐基として有する共
重合性有機基を、POMの主鎖中に化学的に導入したP
OM共重合体は、立体障害性アミン基がポリマー鎖に化
学的に結合しているため、HALSは分子レベルで均一
に分散して存在し、POM共重合体が厳しい使用条件下
におかれてもHALSの分離、凝集、滲出、放散等の不
都合な現象は発生せず、極めて少量にて顕著な耐候
(光)性、分解抑制効果等を発揮することの知見を得、
本発明を完成するに至った。
【0007】即ち本発明の要旨は以下の通りである。第
1の発明は、共重合体が共重合モノマーに基づく単位
(A)及び(B)を主鎖構成成分として含み、単位
(A)は下記オキシメチレン基であり、 −(CH2O)− 単位(B)は下記一般式(1)で示される立体障害性ア
ミン基を有する2価の有機基であり、共重合比は、単位
(A)に対する単位(B)が0.0001〜0.05モ
ル%であるポリオキシメチレン共重合体に関する。
【0008】
【化4】 〔但し、Rは水素原子又はメチル基であり、Xは立体障
害性アミン基を分岐基として有する、共重合体主鎖の一
部を構成する3価の有機基である。〕
【0009】第2の発明は、共重合体が単位(A)及び
単位(B)に加え、更に共重合モノマーに基づく単位
(C)をその主鎖構成成分として含み、単位(C)は下
記オキシアルキレン基、 −〔(CH2n−O〕− 〔但し、nは2〜4の整数〕であり、共重合比は単位
(A)に対する単位(C)が10モル%以下である上記
第1の発明のポリオキシメチレン共重合体にある。第3
の発明は、分岐基を有する3価の有機基Xが、エーテル
構造及びエステル構造の少なくとも1を含む有機基であ
る上記第1又は第2の発明のポリオキシメチレン共重合
体にある。第4の発明は、共重合モノマーとしてトリオ
キサン及びホルムアルデヒドから選ばれる1の化合物
(A')と、カチオン重合性官能基及びその分岐基である
下記一般式(2)で示される立体障害性アミン基を有す
る化合物(B')を使用する重合反応系において、(B')
の使用モル比は(A')の構成単位−CH2O−に対して
0.0001〜0.05モル%であり、カチオン重合触
媒の存在下で共重合することを特徴とするポリオキシメ
チレン共重合体の製造方法にある。
【0010】
【化5】 〔但し、Rは水素原子又はメチル基である。〕
【0011】第5の発明は、(B')のカチオン重合性官
能基がエーテル環及び/又はホルマール環である上記第
4の発明のポリオキシメチレン共重合体の製造方法にあ
る。第6の発明は、(B')のカチオン重合性官能基がエ
ポキシ環、ジオキソラン環又は1,3−ジオキサン環の
いずれかを含有する上記第4の発明のポリオキシメチレ
ン共重合体の製造方法にある。第7の発明は、(B')
が、下記式(3)又は(4)で示される化合物である上
記第4の発明のポリオキシメチレン共重合体の製造方法
にある。
【0012】
【化6】
【0013】第8の発明は、(A')及び(B')に、更に
(B')を構成するエーテル環又はホルマール環以外のエ
ーテル環又はホルマール環を含有する化合物(C')を共
重合モノマーとして加え、(C')の使用モル比は(A')
の構成単位−CH2O−に対してに対して10モル%以
下である上記第4〜第7の発明の何れかのボリオキシメ
チレン共重合体の製造方法にある。第9の発明は、
(C')に係るエーテル環又はホルマール環を含有する化
合物が、エチレンオキサイド、1,3−ジオキソラン、
1,3−ジオキサン、1,4−ブタンジオールホルマー
ル、ジエチレングリコールホルマールから選ばれた少な
くとも一種である上記第8の発明のポリオキシメチレン
共重合体の製造方法にある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の内容について詳述
する。本発明に係るポリオキシメチレン共重合体は、共
重合モノマーに基づく単位(A)及び(B)をその主鎖
構成成分として含み、前者(A)は下記オキシメチレン
基 −(CH2O)− であり、後述の如くホルムアルデヒド、又はその環状三
量体であるトリオキサンを原料主モノマーとし、次に詳
説する単位(B)に係る原料モノマーとをカチオン重合
触媒の存在下で共重合する場合に形成される単位であ
る。
【0015】本発明に係るポリオキシメチレン共重合体
の他の主鎖構成成分単位(B)は、立体障害性アミン基
を分岐基として有する前記一般式(1)で示される単位
である。該単位は、立体障害性アミン基を分岐基とする
3価の有機基Xで主鎖の一部を構成している。
【0016】かかる3価の有機基Xは特に限定するもの
ではないが、一般にはオキシアルキレン基のようなエー
テル構造を形成する基の他、エステル構造を形成する
基、チオエーテル構造を形成する基、又はそれらの2種
以上を含有する基が例示される。
【0017】かかる共重合モノマーに基づく単位(B)
は後述の重合法から明らかな如く、一般にPOMの共重
合体の製造時に、その重合体分子中のランダムな位置に
導入され、導入位置が均一に分布したと見なせるPOM
共重合体が生成する。本発明に係るPOM共重合体にお
ける共重合比は、単位(A)に対する単位(B)が0.
0001〜0.05モル%であるが、好ましくは0.0
005〜0.01モル%である。共重合モノマーに基づ
く単位(B)が0.05モル%を超えて過大になると、
該単位(B)の由来となる原料を用いる重合時にカチオ
ン重合触媒が失活され、その結果、製造工程において支
障を来す。例えば重合速度、重合度、収率等の低下が発
現する。又、0.0001モル%未満の過少の場合は、
本来の目的とする耐候(光)安定性向上等の効果が得ら
れないので好ましくない。
【0018】次に本発明に係るPOM共重合体は、共重
合モノマーに基づく単位(A)及び(B)に加え、更に
他の共重合モノマーに基づく単位(C)を含有させるこ
とができる。該単位(C)は、POM共重合体の共重合
成分として既に公知の化合物に由来して得られ、炭素−
炭素結合を有するオキシアルキレン基、 −〔(CH2n−O〕− (但し、n=2〜4)が一般に好ましものとして例示さ
れる。なお、このオキシアルキレン基の水素の一部は、
前記一般式(2)で示される立体障害性アミン基以外の
分岐基(置換基)で置換されていてもよい。なお、上記
オキシアルキレン基は、例えばエチレンオキサイド、
1,3−ジオキソラン、1,3−ジオキサン、1,4−
ブタンジオールホルマール、ジエチレングリコールホル
マール等の環状エーテル化合物、環状ホルマール化合物
の開環により生成する2価の有機基に相当する。
【0019】かかる共重合モノマーに基づく単位(C)
は、本願発明に係る改良されたPOM共重合体には必ず
しも必要ではないが、該共重合体の安定性の向上、不安
定末端部の減少等の見地から存在させることが好まし
く、その含有量は、単位(A)に対して10モル%以下
が好ましく、0.2〜7.0モル%がより好ましいが、
特に0.3〜5.0モル%の範囲が好ましい。
【0020】更に本発明のPOM共重合体には、単位
(C)の一部として、1個のモノマーに二つの開環重合
性官能基を有する共重合モノマーに基づく単位を使用す
ることにより、分岐又は架橋構造を有するPOM共重合
体も含まれる。
【0021】本発明に係るPOM共重合体の主鎖の末端
基は特に限定されるものではなく、任意の末端基を持た
せることができるが、上記共重合体を得るための重合直
後のものは、不安定なヘミアセタール末端(−OCH2
OH)を比較的多く含むことが多く、通常、減圧下の溶
融混練等の後処理により不安定な当該ヘミアセタール末
端を除去し、例えば、−O−(CH2n−OH(但し、
n=2〜4)にすることができ、又アセチル化、エーテ
ル化等により同様に安定化することができる。これら末
端安定化処理のされたものは何れも、本発明に係るPO
M共重合体の範囲に含まれる。
【0022】又、本発明に係るPOM共重合体の重量平
均分子量は、好ましくは3,000〜300,000の
範囲のものであるが、実用的には5,000〜200,
000が好ましい。重量平均分子量が3,000未満の
場合は機械物性が十分でない。又、逆に300,000
を超えると成形・加工性に困難を生じ、同様に好ましく
ない。
【0023】次に本発明に係るPOM共重合体の製造方
法について述べる。該共重合体は、その原料モノマーと
しては、トリオキサン又はホルムアルデヒド(A')なる
主モノマーと、カチオン重合性の官能基及びその分岐基
である前記一般式(2)で示される立体障害性アミン基
を有する化合物(B')なる共重合モノマーが通常使用さ
れる。
【0024】主モノマーとしてはトリオキサンが代表的
であり、最も好適である。トリオキサンを使用する場
合、基本的には公知のトリオキサンの共重合法を準用す
ることが出来る。以下、主にトリオキサンを用いる場合
を例にして説明する。本発明の特徴とする立体障害性ア
ミン基を有する単位(B)を共重合体単位として導入す
るために用いるコモノマー(B')は、カチオン重合性の
官能基及びその分岐基である前記一般式(2)で示され
る立体障害性アミン基を有する化合物であり、カチオン
重合性の官能基としては、エーテル環及びホルマール環
を含むものを代表例として挙げることができ、これらは
併用してもよい。
【0025】上記エーテル環の例としてはエポキシ環が
代表的なものであり、又ホルマール環としては環を構成
する部分の一部又は全部がアセタール結合を有する環状
の官能基であり、トリオキサン環、1,3−ジオキソラ
ン環、1,3−ジオキサン環、トリオキセパン環、ジエ
チレングリコールホルマール環、1,4−ブタンジオー
ルホルマール環等が挙げられる。中でもグリシジル基に
係るエポキシ環及び、1,3−ジオキソラン環に係るホ
ルマール環が最も好ましい。これらの代表的なコモノマ
ー(B')の例としては、前者については前記(3)式
で、後者については前記(4)式でそれぞれ示される化
合物が挙げられる。
【0026】これらのコモノマー(B')は、例えば公知
文献(Mani,Polymer,38(7),173
9(1997))に記載されている方法、即ち、ピペリ
ジン化合物とエピクロロヒドリンを反応させる方法に準
じて調製することが出来る。かかる特定の環状官能基を
有するコモノマー(B')を用いることにより、カチオン
重合触媒の存在下で、トリオキサンと同様にそのエーテ
ル環又はホルマール環に係る官能基が開環して重合し、
共重合単位としてPOM中に導入される。
【0027】POM共重合体中の単位(B)の含有量
は、共重合に使用されるコモノマー(B')の使用量によ
って調節されることは当然であり、コモノマー(B')の
使用量は主モノマーであるトリオキサン(A')の構成単
位−CH2O−に対し0.0001〜0.05モル%、
好ましくは0.0005〜0.01モル%である。もっ
とも、トリオキサンに対しては0.0003〜0.15
モル%、好ましくは0.0015〜0.03モル%であ
る。上記のコモノマー(B')は、共重合反応に際して必
ずしも全部共重合成分としてポリマー中に導入されると
は限らないが、一部未反応の形で残留していても、共重
合体の使用上、特に支障はない。
【0028】次に本発明に係るPOM共重合体の製造方
法において、上記モノマー(A')及び(B')以外に更に
他のコモノマー(C')を併用することができ、その場合
は、コモノマーに基づく単位 −〔(CH2n−O〕− (但し、n=2〜4)をPOM共重合体中に第3の共重
合成分として導入することができる。
【0029】かかるコモノマー(C')は炭素−炭素間結
合を有するエーテル環又はホルマール環から成り、例え
ばエチレンオキサイド、1,3−ジオキソラン、1,3
−ジオキサン、トリオキセパン、1,4−ブタンジオー
ルホルマール、ジエチレングリコールホルマール等の環
状化合物が挙げられ、又、上記コモノマー(C')は、一
般式(2)に係る基以外の置換基を分岐基として有して
いてもよい。
【0030】コモノマー(C')の(A')に対する使用モ
ル比は、(A')の種類(トリオキサン又はホルムアルデ
ヒド)により変わるが、その構成単位−CH2O−に対
して10モル%以下が好ましく、0.2〜7.0モル%
がより好ましく、特に0.3〜5.0モル%の範囲が好
ましい。
【0031】又、本発明に係るPOM共重合体は、上記
の(C')として開環反応性の環状官能基を2つ以上有す
る化合物、例えば1,4−ブタンジオールジグリシジル
エーテル等を併用し、分岐又は架橋構造を有する改良さ
れたPOM共重合体とすることも出来る。
【0032】本発明に係るPOM共重合体は、上記モノ
マー(A')、(B')及び(C')を共存させ、カチオン重
合触媒を用いて共重合することによって生成される。カ
チオン重合触媒としては、一般にトリオキサンの重合に
用いられる公知のカチオン重合触媒であれば何れにても
よく、例えばルイス酸、プロトン酸、プロトン酸のエス
テル、プロトン酸の無水物等を挙げることができる。
【0033】ルイス酸としては殊にホウ素、スズ、チタ
ン、リン、ヒ素又はアンチモン等のハロゲン化物が好ま
しいが、具体例としては三フッ化ホウ素、四塩化スズ、
四塩化チタン、五塩化リン、五フッ化リン、五フッ化ヒ
素、五フッ化アンチモン、それらの錯化合物又は塩の如
き化合物を挙げることができる。プロトン酸としては、
殊にトリフルオロメタンスルホン酸、パークロル酸を好
ましい例として挙げることができ、プロトン酸のエステ
ルとしては、パークロル酸と低級脂肪族アルコールとの
エステルが代表的であり、具体例としてはパークロル酸
三級ブチルエステルを挙げることができる。又、プロト
ン酸の無水物としては、特にパークロル酸と低級脂肪族
カルボン酸との混合無水物が好ましく、具体例としては
アセチルパークロラートを挙げることができる。
【0034】更に他の好ましい触媒として、イソポリ
酸、ヘテロポリ酸(例えば、リンモリブデン酸)、トリ
エチルオキソニウムヘキサフルオロホスファート、トリ
フェニルメチルヘキサフルオロアルゼナート、アセチル
ヘキサフルオロボラート等も例示することができる。上
記のごとく各種触媒を列挙したが、中でも三フッ化ホウ
素、或いは三フッ化ホウ素と有機化合物(例えばエーテ
ル類)との配位化合物は、最も一般的なものであり、好
適なものである。
【0035】本発明に係るPOM共重合体の製造方法に
おいて使用される触媒の量は、全モノマーに対し、1×
10-3〜2×10-1モル%が好ましい。また、反応阻害
作用を有する不純物、例えば水、アルコール、酸(蟻酸
等)等は実質上含まないことが好ましく、全モノマーに
対して1×10-2モル%以下にすることが好ましい。
【0036】本発明に係るPOM共重合体の製造方法に
より得られる共重合体の分子量は、重合反応時に使用さ
れる連鎖移動剤の量により調節可能である。連鎖移動剤
としては低分子量の線状アセタール化合物、例えばメチ
ラール等が代表的なものであるが、他の公知のトリオキ
サン重合における連鎖移動剤(分子量調節剤)も使用で
きる。
【0037】本発明に係るPOM共重合体の製造は、ト
リオキサンの共重合に使用されている公知の設備及び方
法が使用できる。即ち、バッチ式、連続式のいずれにて
も可能であり、又重合方法は溶液重合、溶融塊状重合等
いずれのプロセスをも採ることができるが、液体モノマ
ーを用い、重合の進行とともに固体粉塊状のポリマーを
得る連続式塊状重合方法が工業的には一般的であり、よ
り好ましい。なおこの場合、必要に応じて不活性液体媒
体を共存させることもできる。
【0038】連続重合装置としては、コニーダー、2軸
スクリュー式連続押出混合機、2軸パドルタイプの連続
混合機、その他これまでに提案されているトリオキサン
の連続重合装置が使用可能で、密閉系であれば2段以上
に分かれていてもよい。これら連続重合装置としては、
特に重合反応によって生成する固体重合物が微細な形態
で得られるような破砕機能を備えたものが好ましい。重
合反応が完了し、重合機から排出される粗重合体は、次
いで直ちに失活剤と混合接触させて重合触媒の失活化を
行うことが好ましい。
【0039】本発明に係る共重合反応後に、残存する重
合触媒を失活させるための失活剤としては、塩基性化合
物が最も好ましく使用されるが、該塩基性化合物として
は、アンモニア;トリエチルアミン、トリブチルアミン
等のアミン類;アルカリ金属、アルカリ土類金属の水酸
化物又はその塩類を例示することができる。なお、これ
らの他、公知の触媒失活剤も使用することができる。
【0040】これらの触媒失活剤による触媒の失活処理
方法としては、該失活剤を重合反応生成物の冷却用媒
体、例えば、水の他、シクロヘキサン、ベンゼン、トル
エン等の有機溶剤等に溶解させ、重合反応生成物の冷却
と並行して、触媒との接触による中和処理が最も好まし
い。触媒失活剤の溶解、失活には、特に水を使用して水
溶液としての中和処理が好ましい。なお、触媒失活剤の
処理の際、必要に応じてPOM共重合体を粉砕し、微粉
末として処理することが好ましい。
【0041】上記重合触媒の失活処理を行ったPOM共
重合体は、要すれば洗浄、未反応モノマーの分離回収、
乾燥等の処理を行い、更に要すれば前述のような安定化
処理工程を経て共重合体の安定化を図り、又、補助安定
剤等の各種機能を付加する添加剤を加え、溶融混練し、
ペレット化してPOM共重合体の粒状製品とされる。こ
こに補助安定剤としては、例えば立体障害性フェノール
化合物等の酸化防止剤の他、アミジン化合物(メラミ
ン、又はその誘導体、シアノグアニジン等)、ポリアミ
ド等の窒素含有化合物、アルカリ金属又はアルカリ土類
金属の酸化物、水酸化物、無機又は有機酸塩(例えばカ
ルボン酸塩)等を挙げることができ、後者は特に酸又は
ホルムアルデヒドの吸収剤等に使用されるが、要すれば
二種以上組合せて用いることもできる。
【0042】本発明に係るPOM共重合体は、光安定化
剤を添加しなくてもそれ自体に該安定化機能を有する基
が内在しており、添加混合に起因する弊害がないので有
用である。又、必要に応じて他の公知のPOM重合体ま
たは共重合体との併用、或いは更にPOM以外の一般の
熱可塑性樹脂と溶融混練することもでき、有用な組成物
を得るために好適な共重合体である。ここで、溶融混練
に使用される他の熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリ
オレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系
樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリ
ウレタン系樹脂、フッ素系樹脂等が挙げられ、目的に応
じて選択使用することができる。
【0043】なお、本発明に係るPOM共重合体又はそ
の組成物には、所望の特性を付与するため、公知の添加
物、例えば潤滑剤、滑剤、核剤、染顔料等の着色剤、離
型剤、帯電防止剤、可塑剤、難燃剤等を配合し得る。
又、諸性能の向上のため、ガラス繊維、炭素繊維、その
他の無機又は有機系繊維製強化材の他、ガラスビーズ、
ガラスフレーク、マイカ等の粉粒状、板状の充填剤も適
宜配合することができる。
【0044】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらによって何等限定されるもの
ではないことは勿論である。 (実施例1〜6)連続重合反応機としては、2つの円が
一部重なったような内面形状の断面を有するシリンダー
を有し、外壁は原料供給用ホッパー及び熱(冷)媒を通
すジャケット付きのバレルで構成され、先端には重合反
応物排出口が設けられ、シリンダー内には、所定の速度
で回転できる2本の回転軸が設置され、該各回転軸には
互いにかみ合う多数のパドルが設けられた連続混合、重
合推進可能な反応機を用い、上記ジャケットに80℃の
温水を通し、2本の回転軸を一定の速度で回転しつつ、
ホッパーからは、共重合モノマー(B')(後記の式
(5),(6)及び(7)で示された3種類の化合物を使用
し、便宜上それぞれをB'-1,B'-2及びB'-3なる表
示をした)及び(C')(後記の式(9)で示された化合
物のジオキソランを使用し、便宜上C'なる表示をし
た)を表1に示したようにその種類及び使用比率を変え
て加え、更にメチラール0.04モル%(トリオキサン
に対する濃度)を添加溶解したトリオキサンを連続的に
供給し、同時に同じホッパーから三フッ化ホウ素ジブチ
ルエーテラートのブチルエーテル溶液をモノマー全量に
対して、三フッ化ホウ素に換算して100ppmとなる
ような速度で連続添加して共重合を行い、先端の重合反
応物排出口から排出された重合反応混合物を、直ちにト
リエチルアミン0.1%を含む水中へ投入してフレーク
状に粉砕し、触媒の失活のために常温で一晩放置した。
得られたポリマーフレークは遠心分離により液体又は小
固形物を可及的に分離し、粗POM共重合体を回収し、
更に70℃の温水で洗浄後、50℃で2日間乾燥を行っ
た。
【0045】(比較例1〜3)カチオン重合性官能基と
その分岐基としての立体障害性アミン基を有する化合物
(B')を使用しない場合(比較例1)、及び(B')にお
けるカチオン重合性官能基を有しないが立体障害性アミ
ン基を有する化合物(後記の式(8)で示される化合物
であり、便宜上B'-4なる表示をした。三共(株)社製
のサノールLS765を使用した。)を添加した場合
(比較例3)について、その他の条件は実施例と同様に
して重合反応を行った。又、実施例では共重合モノマー
として使用された(B'-1)に係る(B')を、過剰に添
加した場合(比較例2)について、その他の条件は実施
例と同様にして重合反応を行った。結果は実施例と併せ
て表1に示した。
【0046】
【化7】
【0047】又、得られたPOM共重合体の構造、特性
値等の測定方法、表示内容は以下の通りである。 (a)重合収率:供給全モノマーに対する共重合体の重量
% (b)POM共重合体に係る単位(B)及び(C)の確
認:得られたポリマーを1重量%のトリブチルアミンを
含んだジメチルスルホキシドに加え、150℃で溶解
し、多量のアセトン中に注いで再沈澱させた。得られた
微粉状のポリマーをグラスフィルターで濾過して捕集
し、アセトンで洗浄、40℃て送風乾燥、引き続き、8
0℃で真空乾燥を行って共重合体を単離精製した。この
共重合体粉末を重水素化ヘキサフルオロイソプロパノー
ル(HFIP)に溶解し、室温でNMR測定し、シグナ
ルの面積比により単位(B)及び単位(C)の定量を行
った。NMR装置はブルカー社製AC400P型装置を
使用した。図1はその測定例である。特に(B)の導入
量が少ないと予想される場合は、以下の方法により共重
合体を分解し、定量を行った。すなわち、この共重合体
粉末の所定量をメタノールー濃塩酸(4:1)に加え、
加熱分解し、60℃以下の留分を除去した(オキシメチ
レン単位はホルムアルデヒドに分解され、メチラールに
転換して系外に除去された)。次いで、ナトリウムメチ
ラートで中和し減圧乾固した残留物に、所定量の標準物
質を加え重水素化アセトンに溶解し、NMRにより単位
(B)及び単位(C)の夫々の含有量を算出し、共重合
により導入された立体障害性アミン基に係る単位(B)
及びエチレンオキシド基に係る単位(C)の量を求め
た。 (C)重量平均分子量(Mw):上記精製ポリマーをへキ
サフルオロイソプロピルアルコールを移動相とし、GP
C−LALLS法により求めた。
【0048】次いで、これらの生成共重合体に、酸化防
止剤(イルガノックス1010:チバスペシャリティー
ケミカルズ社製)を0.1重量%加えてよく混合し、こ
れをベント付の2軸押出機を用いて脱気しながら溶融混
練を行い、POM共重合体の不安定部分を分解除去して
安定化させ、ペレットを調製した(実施例1〜6、比較
例1、3)。
【0049】(比較例4)POM共重合体製造に使用さ
れる化合物(B')を使用しない、前記比較例1のポリマ
ーを用いて、溶融押出時に実施例2において共重合に使
用した(B')に相当する量のコモノマー(B'-1)及び
酸化防止剤(イルガノックス1010:チバスペシャリ
ティーケミカルズ社製)を配合したペレットを同様な方
法で調製した。このペレットを用いて、射出成形機(東
芝(株)製IS80)にて表2に示す条件で試験片を成
形し、その際の金型表面のくもり具合から立体障害性ア
ミンからなる化合物の滲出状態を比較した。又、この成
形試験片を130℃のオーブン中に50日間放置して成
形品の表面状態を精査し、同様の滲出状態を比較した。
耐候性試験は、紫外線フェードメータ(スガ試験機
(株)製、FAL−AU・H・B・Em型)を用いて、
ブラックパネル温度83℃で紫外線を照射し、試験片表
面のクラック発生の有無を10倍のルーペで観察し、初
めてクラックの発生した時間をクラック発生時間として
評価した。値が大きいほど良好であることを示す。結果
を表3に示す。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】
【表3】
【0053】
【発明の効果】本発明に係るPOM共重合体は、耐候
(光)性安定化機能を有する立体障害性アミン基を分岐
基とする2価の官能性化合物単位構造がポリマー鎖中に
導入され、直接化学的に結合し、分子レベルで均一と見
なせる分布をしているため、立体障害性アミン化合物を
安定剤として配合する従来法に比して、使用量としては
少量にても充分な安定化機能を発揮し、又、後処理工
程、成形加工、使用時において過酷な条件を採用して
も、従来のようにそれ自体が分離、凝集、滲出、放散す
る等の不都合、例えば成形時に該安定剤が分離して金型
表面に付着して金型を汚染したり、成形品を高温で使用
してもそれが滲出して成形品の表面状態を悪化させるよ
うな不都合を大巾に改善することが出来るようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例3における1H−NMRスペクトルの
一部であり、導入された化合物B'-1由来のシグナルを
示している。なお、テトラメチルシランを基準に化学シ
フトを示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J032 AA02 AA05 AA32 AA33 AA34 AA35 AA36 AB04 AB05 AC42 AC43 AD31 AD32 AD37 AD38 AD41 AD43 AD45 AD46 AD51 AE14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共重合体が共重合モノマーに基づく単位
    (A)及び(B)を主鎖構成成分として含み、単位
    (A)は下記オキシメチレン基であり、 −(CH2O)− 単位(B)は下記一般式(1)で示される立体障害性ア
    ミン基を有する2価の有機基であり、共重合比は、単位
    (A)に対する単位(B)が0.0001〜0.05モ
    ル%であるポリオキシメチレン共重合体。 【化1】 〔但し、Rは水素原子又はメチル基であり、Xは立体障
    害性アミン基を分岐基として有し共重合体主鎖の一部を
    構成する3価の有機基である。〕
  2. 【請求項2】 共重合体が単位(A)及び単位(B)に
    加え、更に共重合モノマーに基づく単位(C)をその主
    鎖構成成分として含み、単位(C)は下記オキシアルキ
    レン基、 −〔(CH2n−O〕− 〔但し、nは2〜4の整数〕であり、共重合比は単位
    (A)に対する単位(C)が10モル%以下である請求
    項1記載のポリオキシメチレン共重合体。
  3. 【請求項3】 分岐基を有する3価の有機基Xが、エー
    テル構造及びエステル構造の少なくとも1を含む有機基
    である請求項1又は2記載のポリオキシメチレン共重合
    体。
  4. 【請求項4】 共重合モノマーとしてトリオキサン及び
    ホルムアルデヒドから選ばれる1の化合物(A')と、カ
    チオン重合性官能基及びその分岐基である下記一般式
    (2)で示される立体障害性アミン基を有する化合物
    (B')を使用する重合反応系において、(B')の使用モ
    ル比は(A')の構成単位−CH2O−に対して0.00
    01〜0.05モル%であり、カチオン重合触媒の存在
    下で共重合することを特徴とするポリオキシメチレン共
    重合体の製造方法。 【化2】 〔但し、Rは水素原子又はメチル基である。〕
  5. 【請求項5】 (B')のカチオン重合性官能基がエーテ
    ル環及び/又はホルマール環である請求項4記載のポリ
    オキシメチレン共重合体の製造方法。
  6. 【請求項6】 (B')のカチオン重合性官能基がエポキ
    シ環、ジオキソラン環又は1,3−ジオキサン環のいず
    れかを含有する請求項4記載のポリオキシメチレン共重
    合体の製造方法。
  7. 【請求項7】 (B')が、下記式(3)又は(4)で示
    される化合物である請求項4記載のポリオキシメチレン
    共重合体の製造方法。 【化3】
  8. 【請求項8】 (A')及び(B')に、更に(B')以外の
    エーテル環又はホルマール環を含有する化合物(C')を
    共重合モノマーとして加え、(C')の使用モル比は
    (A')の構成単位−CH2O−に対してに対して10モ
    ル%以下である請求項4〜7の何れかに記載のポリオキ
    シメチレン共重合体の製造方法。
  9. 【請求項9】 (C')に係るエーテル環又はホルマール
    環を含有する化合物が、エチレンオキサイド、1,3−
    ジオキソラン、1,3−ジオキサン、1,4−ブタンジ
    オールホルマール、ジエチレングリコールホルマールか
    ら選ばれた少なくとも1である請求項8記載のポリオキ
    シメチレン共重合体の製造方法。
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