JP2001143750A - 電気化学ディバイス用電解液 - Google Patents
電気化学ディバイス用電解液Info
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Abstract
重層キャパシタ等の電気化学ディバイス用として利用さ
れる安全性の改良された電解液を提供する。 【解決手段】 含フッ素有機溶媒を用い、かつ一般式
(1)で示される化学構造式よりなる化合物のうちの少
なくともひとつからなる電気化学ディバイス用電解液。 【化1】
Description
チウムイオン電池、電気二重層キャパシタ等の電気化学
ディバイス用として利用される安全性の改良された電解
液に関する。
年の携帯機器の発展に伴い、その電源として電池やキャ
パシタのような電気化学的現象を利用した電気化学ディ
バイスの開発が盛んに行われるようになった。また、電
源以外の電気化学ディバイスとしては、電気化学反応に
より色の変化が起こるエレクトロクロミックディスプレ
イ(ECD)が挙げられる。
対の電極とその間を満たす電解液から構成される。この
電解液には、溶媒と電解質と呼ばれるカチオン(A+)
とアニオン(B-)からなる塩類(AB)を溶解したも
のが用いられる。この溶媒としては、プロピレンカーボ
ネート、ジメチルカーボネート、ジメトキシエタンなど
の有機溶媒がよく用いられているが、これらは引火点が
低く、引火のおそれがあることから、最近では火災等に
対する安全性の問題により、かかる可燃性電解液を用い
ることは、好まれない状況になってきている。
原子を持つ含フッ素有機溶媒は不燃性、または難燃性で
あるため、安全性の面では優れた溶媒ではあるが、一般
に誘電率が低いため、電解質として用いられる塩類(例
えば、LiPF6、LiBF4、LiCF3SO3、LiN
(CF3SO2)2、LiSbF6およびLiClO4等)を
全く溶解する能力がないため、電解液としての使用は困
難であった。
かかる従来技術の問題点に鑑み鋭意検討の結果、新規の
化学構造的な特徴を有する電解質と含フッ素有機溶媒を
組み合わせることにより優れたディバイス性能を有する
難燃性の電解液を見出し本発明に到達したものである。
電気化学ディバイスにおいて、有機電解液の主溶媒とし
て含フッ素有機溶媒を用い、かつ電解質がそのアニオン
部分の配位子の少なくとも一つがC−F結合を有するア
ート錯体からなる電気化学ディバイス用電解液であり、
そのアート錯体は、一般式(1)で示される化学構造式
よりなる化合物のうちの少なくとも一つからなり、
ニウムイオン、Mは、遷移金属、周期律表のIII族、IV
族、またはV族元素、aは、0〜3、cは、0〜3(a
またはcの少なくとも一方は0ではない、a+b=3、
c+d=3)、pは、r/q、qは、1〜3、rは、1
〜3、mは、0〜8、nは、0〜8、X1は、O、S、
NR5、またはNR5R6 、R1とR2は、それぞれ独立
で、H、ハロゲン、C1〜C1 0のアルキル、またはC1〜
C10のハロゲン化アルキル、R3は、C1〜C10のアルキ
ル、C1〜C10のハロゲン化アルキル、C4〜C20のアリ
ール、またはC4〜C2 0のハロゲン化アリール、R4は、
ハロゲン、C1〜C10のアルキル、C1〜C10のハロゲン
化アルキル、C4〜C20のアリール、C4〜C20のハロゲ
ン化アリール、またはX2R7、X2は、O、S、NR5、
またはNR5R6、R5、R6は、H、またはC1〜C10の
アルキル、R7は、C1〜C10のアルキル、C1〜C10の
ハロゲン化アルキル、C4〜C20のアリール、またはC4
〜C20のハロゲン化アリールをそれぞれ表し、さらに
は、主溶媒である含フッ素有機溶媒がフッ素を含有する
カーボネート類、エステル類、エーテル類、ラクトン
類、ニトリル類、アミド類、またはスルホン類のうちの
少なくともひとつからなり、また、電解質の解離促進剤
として、誘電率1以上のヘテロ元素を含有する有機化合
物を含有したことを特徴とする電気化学ディバイス用電
解液を提供するものである。
ル、ハロゲン化アルキル、アリール、ハロゲン化アリー
ルは、分岐や水酸基、エーテル結合等の他の官能基を持
つものも含む。
発明は、新規の化学構造的な特徴を有する電解質と含フ
ッ素有機溶媒を組み合わせにより成り立つものである
が、ここで電解質として用いられるアート錯体とは、ル
イス酸性を有する化合物が、カルボアニオン、アルコキ
シアニオン等のルイス塩基性を有するアニオン種と錯形
成することからなるアニオン性錯体の総称である。本発
明で用いるアート錯体の配位子の少なくとも一つが、C
−F結合を有することにより、含フッ素有機溶媒への溶
解度が大きくなる。次に、電解質として使用される一般
式(1)で示される化合物の具体例を以下に示す。
ているが、リチウムイオン以外のカチオンとして、例え
ば、ナトリウムイオン、カリウムイオン、マグネシウム
イオン、カルシウムイオン、バリウムイオン、セシウム
イオン、銀イオン、亜鉛イオン、銅イオン、コバルトイ
オン、鉄イオン、ニッケルイオン、マンガンイオン、チ
タンイオン、鉛イオン、クロムイオン、バナジウムイオ
ン、ルテニウムイオン、イットリウムイオン、ランタノ
イドイオン、アクチノイドイオン、テトラブチルアンモ
ニウムイオン、テトラエチルアンモニウムイオン、テト
ラメチルアンモニウムイオン、トリエチルメチルアンモ
ニウムイオン、トリエチルアンモニウムイオン、ピリジ
ニウムイオン、イミダゾリウムイオン、プロトン、テト
ラエチルホスホニウムイオン、テトラメチルホスホニウ
ムイオン、テトラフェニルホスホニウムイオン、トリフ
ェニルスルホニウムイオン、トリエチルスルホニウムイ
オン、等も利用される。
た場合、リチウムイオン、テトラアルキルアンモニウム
イオン、プロトンが好ましい。Aq+のカチオンの価数q
は、1から3が好ましい。3より大きい場合、結晶格子
エネルギーが大きくなるため、溶媒に溶解することが困
難になるという問題が起こる。そのため溶解度を必要と
する場合は1がより好ましい。同様にアニオンの価数r
も同様に1から3が好ましく、特に1がより好ましい。
カチオンとアニオンの比を表す定数pは、両者の価数の
比r/qで必然的に決まってくる。
属錯体構造を採っており、その中心となるMは、遷移金
属、周期律表のIII族、IV族、またはV族元素から選ばれ
る。好ましくは、Al、B、V、Ti、Si、Zr、G
e、Sn、Cu、Y、Zn、Ga、Nb、Ta、Bi、
P、As、Sc、Hf、またはSbのいずれかであり、
さらに好ましくは、Al、B、またはPである。種々の
元素を中心のMとして利用することは可能であるが、A
l、B、V、Ti、Si、Zr、Ge、Sn、Cu、
Y、Zn、Ga、Nb、Ta、Bi、P、As、Sc、
Hf、またはSbの場合、比較的合成も容易であり、さ
らにAl、B、またはPの場合、合成の容易性のほか、
低毒性、安定性、コストとあらゆる面で優れた特性を有
する。
性金属錯体)の特徴となる配位子の部分について説明す
る。以下、ここではMに結合している有機または無機の
部分を配位子と呼ぶ。一般式(1)中のX1は、O、
S、NR5、またはNR5R6であり、これらのヘテロ原
子を介してMに結合する。ここで、O、S、N以外で結
合することは、不可能ではないが合成上非常に煩雑なも
のとなる。
0〜3(aまたはcの少なくとも一方は0ではなく、a
+b=3、c+d=3)となり、R1とR2は、それぞれ
独立で、H、ハロゲン、C1〜C10のアルキル、または
C1〜C10のハロゲン化アルキル、R3は、C1〜C10の
アルキル、C1〜C10のハロゲン化アルキル、C4〜C20
のアリール、またはC4〜C20のハロゲン化アリール、
R4は、ハロゲン、C1〜C10のアルキル、C1〜C10の
ハロゲン化アルキル、C4〜C20のアリール、C4〜C20
のハロゲン化アリール、またはX2R7、X2は、O、
S、NR5、またはNR5R6、R5、R6は、H、または
C1〜C10のアルキル、R7は、C1〜C10のアルキル、
C1〜C10のハロゲン化アルキル、C4〜C20のアリー
ル、またはC4〜C20のハロゲン化アリールをそれぞれ
表すが、好ましくはR1とR2の少なくとも一方がフッ素
化アルキルおよびフッ素であり、さらに好ましくは、R
1とR2の両方がフッ素である。R1、R2、R3およびR4
に電子吸引性のフッ素やフッ素化アルキルが存在するこ
とにより、中心のMの負電荷が分散し、アニオンの電気
的安定性が増すため、非常にイオン解離しやすくなり、
溶媒への溶解度やイオン伝導度、触媒活性などが大きく
なる。また、その他の耐熱性、化学的安定性、耐加水分
解性も向上する。また、後で記述する含フッ素有機溶媒
と構造が似てくるため、その効果により溶解度がさらに
大きくなる。また、ここまでに説明した配位子の数に関
係する定数mおよびnは、中心のMの種類によって決ま
ってくるものであるが、mは、0〜8、nは、0〜8が
好ましい。以上のような電解質はその構造からくる特性
により、従来の電解質がほとんど溶解しなかった含フッ
素有機溶媒に対して非常に高い溶解度を有する。このこ
とを利用することにより、従来は不可能であった難燃性
の電解液を構成することが可能となる。
しては、引火点が100℃以上のものであればよく、好
ましくは、フッ素を含有するカーボネート類、エステル
類、エーテル類、ラクトン類、ニトリル類、アミド類、
またはスルホン類が挙げられ、さらに好ましくはフッ素
含有量が50%以上のものであり、さらに好ましくは使
用する電解質が有する配位子と共通の部分を持つものが
よい。本発明の目的である電気化学的ディバイスを安全
に使用するには、含フッ素有機溶媒の引火点が100℃
以上であることが必要であり、また、カーボネート類、
エステル類、エーテル類、ラクトン類、ニトリル類、ア
ミド類、またはスルホン類のようにヘテロ元素を含有す
るもののほうが溶解力が高く、さらには、電解質が有す
る配位子と共通の部分を持つものがより溶解力が高いた
め好ましい。
CH3OCOOCH2CF2CF3、CH3OCOOCH
(CF3)2、C2H5OCOOCH2CF3、C2H5OCO
OCH2CF2CF3、C2H5OCOOCH(CF3)2、
(CF3)2CHOCOOCH(CF3)2、CF3CH2O
COOCH2CF3等の鎖状の含フッ素カーボネート、
3)2CHOCH3、C4F9OCH3、CF3CFHCF2O
CH3、CF3CF 2CH2OCF2CF2H、HCF2CF2
OCH3、HCF2CF2OC2H5、CF3CH2OCH2C
F3、C3F7OCHFCF3 、(CF3)2CHOCH
2F、CF3CH2OC2H4OCH2CF3等の鎖状の含フ
ッ素エーテル、
OC2H5、C4F9COOCH3、C3F7COOCH3、等
の含フッ素エステル、
H2CH2CF3、C3F7CON(CH3)2、等の含フッ
素アミド、CH2FCN、CF3CHFCN、(CF2)4
(CN)2等の含フッ素ニトリル、等が利用できる。
明に用いられる電解質は、非常に高い溶解度を持つが、
フッ素含量の高い含フッ素有機溶媒は、一般に誘電率及
びドナー性が低いため、イオン解離を阻害することによ
り、電気化学的ディバイスに必要なイオン伝導度が低く
なるという問題点がある。そこで、本発明の電解液中に
電解質の解離促進剤として、誘電率1以上のヘテロ元素
を含有する有機化合物を添加する方法を採れば、伝導度
を向上させることが可能となる。この解離促進剤として
は、非プロトン性の有機化合物が好ましく、例えば、カ
ーボネート類、エステル類、エーテル類、ラクトン類、
ニトリル類、アミド類、またはスルホン類等が使用でき
る。また、単一の化合物だけでなく、二種類以上の混合
物でもよい。具体例としては、プロピレンカーボネー
ト、エチレンカーボネート、ジエチルカーボネート、ジ
メチルカーボネート、メチルエチルカーボネート、ジメ
トキシエタン、アセトニトリル、プロピオニトリル、テ
トラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、ジ
オキサン、ニトロメタン、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、スルホラン、γ−ブチロラ
クトン、ポリエチレンオキシドを主鎖または側鎖に持つ
ポリマー、メタクリル酸エステルポリマー、ポリアクリ
ロニトリル等を挙げることができる。ただし、これらの
解離促進剤は、可燃性の物質であるため、添加量として
は電解液中に50vol%以下が好ましい。これらの誘
電率の高い解離促進剤を添加すると、一般的に使用され
ているLiPF6、LiBF4、LiCF3SO3、LiN
(CF3SO2)2、LiSbF6またはLiClO4等の電
解質も含フッ素有機溶媒中に溶解するように思われる
が、これらの電解質のない状態では混合可能な場合でも
これらの電解質を加えることにより、含フッ素有機溶媒
と解離促進剤が相分離するため、電解液として使用でき
ない。
/dm3以上、飽和濃度以下が好ましく、より好ましく
は、0.5〜1.5mol/dm3である。0.1mo
l/dm3より濃度が低いとイオン伝導度が低いため好
ましくない。
スを構成する場合、その基本構成要素としては、電解
液、負極、正極、集電体、セパレーターおよび容器等か
ら成る。
リチウム電池の場合、リチウム金属やリチウムと他の金
属との合金が使用される。また、リチウムイオン電池の
場合、ポリマー、有機物、ピッチ等をを焼成して得られ
たカーボンや天然黒鉛、金属酸化物等のインターカレー
ションと呼ばれる現象を利用した材料が使用される。電
気二重層キャパシタの場合、活性炭、多孔質金属酸化
物、多孔質金属、導電性ポリマー等が用いられる。
リチウム電池及びリチウムイオン電池の場合、例えば、
LiCoO2、LiNiO2、LiMnO2、LiMn2O
4等のリチウム含有酸化物、TiO2、V2O5、MoO3
等の酸化物、TiS2、FeS等の硫化物、あるいはポ
リアセチレン、ポリパラフェニレン、ポリアニリン、お
よびポリピロール等の導電性高分子が使用される。電気
二重層キャパシタの場合、活性炭、多孔質金属酸化物、
多孔質金属、導電性ポリマー等が用いられる。
が、本発明はかかる実施例により限定されるものではな
い。
アルミネート
ボネート
液を調製し、交流二極式セルによりイオン伝導度を測定
した。その結果、25℃でのイオン伝導度は、0.01
mS/cmであった。また、この電解液をろ紙にしみ込
ませ、炎をあてて燃焼試験を行ったが全く燃焼しなかっ
た。
ジメチルカーボネート(DMC)の1:1(体積)混合
物を電解液に対して20%添加し、得られた電解液のイ
オン伝導度を交流二極式セルにより測定した。その結
果、25℃でのイオン伝導度は、2.10mS/cmで
あった。また、この電解液をろ紙にしみ込ませ、炎をあ
てて燃焼試験を行ったが全く燃焼しなかった。
正極材料としてハーフセルを作製し、実際に電池の充放
電試験を実施した。試験用セルは以下のように作製し
た。重量割合で、LiCoO2粉末90に対し、バイン
ダーとしてポリフッ化ビニリデン(PVDF)を5の割
合、および導電材としてアセチレンブラックを5の割合
で混合し、さらにN,N−ジメチルホルムアミドを添加
し、ペースト状にした。このペーストをアルミニウム箔
上に塗布して、乾燥させることにより、試験用正極体と
した。負極にはリチウム金属を使用した。そして、グラ
スファイバーフィルターをセパレーターとしてこのセパ
レータに電解液を浸み込ませてセルを組み立てた。
実施した。充電、放電ともに電流密度0.35mA/c
m2 で行い、充電は、4.2V、放電は、3.0V(v
s.Li/Li+ )まで行った。その結果、初回の放電
容量は、125mAh/g(正極の容量)であった。ま
た、20回充放電を繰り返したが20回目の容量は初回
の88%という結果が得られた。
極材料としてハーフセルを作製し、実際に電池の充放電
試験を実施した。試験用セルは以下のように作製した。
重量割合で、天然黒鉛粉末9に対し、バインダーとして
ポリフッ化ビニリデン(PVDF)を1の割合で混合
し、さらにN,N−ジメチルホルムアミドを添加し、ス
ラリー状にした。このスラリーをニッケルメッシュ上に
塗布して、150℃で12時間乾燥させることにより、
試験用負極体とした。対極にはリチウム金属を使用し
た。そして、グラスファイバーフィルターをセパレータ
ーとしてこのセパレータに電解液を浸み込ませてハーフ
セルを組み立てた。次のような条件で定電流充放電試験
を実施した。充電、放電ともに電流密度0.3mA/c
m2 で行い、充電は0.0V、放電は1.5V(vs.
Li/Li+ )まで行った。その結果、初回の放電容量
は、320mAh/gであった。また、20回充放電を
繰り返したが20回目の容量は初回の95%という結果
が得られた。
シ)アルミネート
度0.2mol/dm3の電解液を調製し、交流二極式
セルによりイオン伝導度を測定した。その結果、イオン
伝導度は、5μS/cmであった。
ボネートを添加したところ、そのイオン伝導度は0.4
mS/cmであった。また、この電解液をろ紙にしみ込
ませ、炎をあてて燃焼試験を行ったが全く燃焼しなかっ
た。
ボレート
ボネートに溶解して、濃度1mol/dm3の電解液を
調製し、交流二極式セルによりイオン伝導度を測定し
た。その結果、25℃でのイオン伝導度は、0.01m
S/cmであった。
ボネートを添加したところ、そのイオン伝導度は1.6
mS/cmであった。また、この電解液をろ紙にしみ込
ませ、炎をあてて燃焼試験を行ったが全く燃焼しなかっ
た。
アルミネートを2,2−ビス(トリフルオロメチル)−
1,3−ジオキソラン
電解液を調製し、交流二極式セルによりイオン伝導度を
測定した。その結果、25℃でのイオン伝導度は、0.
02mS/cmであった。
トキシエタンを添加したところ、そのイオン伝導度は
5.4mS/cmであった。また、この電解液をろ紙に
しみ込ませ、炎をあてて燃焼試験を行ったが全く燃焼し
なかった。
アルミネートをメチルノナフルオロブチルエーテル(C
4F9OCH3)に溶解して、濃度0.2mol/dm3の
電解液を調製し、交流二極式セルによりイオン伝導度を
測定した。その結果、25℃でのイオン伝導度は、0.
01mS/cmであった。
キシエタンを添加したところ、そのイオン伝導度は2.
5mS/cmであった。また、この電解液をろ紙にしみ
込ませ、炎をあてて燃焼試験を行ったが全く燃焼しなか
った。
ネートに溶解させるために添加したが、全く溶解しなか
った。
含有するジ(ヘキサフルオロイソプロピル)カーボネー
トに濃度0.2mol/dm3になるようにLiPF6を
添加したところ、LiPF6は溶解したものの溶液が2
相分離した。それぞれの相を分析したところ、一方はジ
(ヘキサフルオロイソプロピル)カーボネートで、もう
一方はLiPF6/プロピレンカーボネート溶液であっ
た。
CF3SO3、LiSbF6およびLiClO4をそれぞ
れ、2,2−ビス(トリフルオロメチル)−1,3−ジ
オキソランに対する溶解テストを行った。その結果、ど
の電解質も全く溶解しなかった。
できるため、リチウム電池、リチウムイオン電池、電気
二重層キャパシタ等の電気化学ディバイス用として利用
される従来の電解液に比べ、安全性の面で非常に優れて
いる。
Claims (6)
- 【請求項1】 有機電解液を使用する電気化学ディバイ
スにおいて、有機電解液の主溶媒として含フッ素有機溶
媒を用い、かつ電解質がそのアニオン部分の配位子の少
なくとも一つがC−F結合を有するアート錯体からなる
ことを特徴とする電気化学ディバイス用電解液。 - 【請求項2】 アート錯体が、一般式(1)で示される
化学構造式よりなる化合物のうちの少なくとも一つから
なることを特徴とする請求項1に記載の電気化学ディバ
イス用電解液。 【化1】 Aq+は金属イオン、またはオニウムイオン、Mは、遷移
金属、周期律表の III族、IV族、またはV族元素、a
は、0〜3、cは、0〜3(aまたはcの少なくとも一
方は0ではない、a+b=3、c+d=3)、pは、r
/q、qは、1〜3、rは、1〜3、mは、0〜8、n
は、0〜8をそれぞれ表し、X1は、O、S、NR5、ま
たはNR5R6、R1とR2は、それぞれ独立で、H、ハロ
ゲン、C1〜C10のアルキル、またはC1〜C10のハロゲ
ン化アルキル、R3は、C1〜C10のアルキル、C1〜C
10のハロゲン化アルキル、C4〜C20のアリール、また
はC4〜C20のハロゲン化アリール、R4は、ハロゲン、
C1〜C10のアルキル、C1〜C10のハロゲン化アルキ
ル、C4〜C20のアリール、C4〜C20のハロゲン化アリ
ール、またはX2R7、X2は、O、S、NR5、またはN
R5R6、R5、R6は、H、またはC1〜C10のアルキ
ル、R7は、C1〜C10のアルキル、C1〜C10のハロゲ
ン化アルキル、C4〜C20のアリール、またはC4〜C20
のハロゲン化アリールをそれぞれ表す。 - 【請求項3】 Mが、Al、B、V、Ti、Si、Z
r、Ge、Sn、Cu、Y、Zn、Ga、Nb、Ta、
Bi、P、As、Sc、Hf、またはSbのいずれかで
あることを特徴とする請求項2に記載の電気化学ディバ
イス用電解液。 - 【請求項4】 Aq+が、Liイオン、または4級アンモ
ニウムイオンのいずれかであることを特徴とする請求項
2に記載の電気化学ディバイス用電解液。 - 【請求項5】 含フッ素有機溶媒が、フッ素を含有する
カーボネート類、エステル類、エーテル類、ラクトン
類、ニトリル類、アミド類、またはスルホン類のうちの
少なくとも一つからなることを特徴とする請求項1〜請
求項4のいずれかに記載の電気化学ディバイス用電解
液。 - 【請求項6】 有機電解液に電解質の解離促進剤とし
て、誘電率1以上のヘテロ元素を含有する有機化合物を
含有したことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれ
かに記載の電気化学ディバイス用電解液。
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---|---|---|---|
JP32349099A JP3463926B2 (ja) | 1999-11-15 | 1999-11-15 | 電気化学ディバイス用電解液 |
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---|---|---|---|
JP32349099A JP3463926B2 (ja) | 1999-11-15 | 1999-11-15 | 電気化学ディバイス用電解液 |
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JP2001143750A true JP2001143750A (ja) | 2001-05-25 |
JP3463926B2 JP3463926B2 (ja) | 2003-11-05 |
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JP32349099A Expired - Fee Related JP3463926B2 (ja) | 1999-11-15 | 1999-11-15 | 電気化学ディバイス用電解液 |
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JP (1) | JP3463926B2 (ja) |
Cited By (23)
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