JP2001114121A - 車両の電動パワーステアリング装置 - Google Patents
車両の電動パワーステアリング装置Info
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Abstract
者の操舵フィーリングを良好に保つ。 【解決手段】 トルク−指令電流値変換部43は、操舵
トルクセンサ21によって検出された操舵トルクTMを
電動モータ14に対する指令電流値I*に変換し、駆動
制御部44が指令電流値I*に応じて電動モータ14を
駆動制御する。微分部51、制御量決定部52及び加算
部42は、操舵トルクTMの微分値を計算し、同計算し
た微分値に応じて慣性補償制御量TM’を操舵トルクT
Mに加算することにより、操舵開始時のハンドルの操舵
操作を軽くする。操舵速度演算部63、電圧検出部64
及び電流検出部65は操舵速度ωを検出し、ゲイン演算
部62及び乗算部55が、操舵速度ωが大きくなるにし
たがって慣性補償制御量TM’を小さくすることによ
り、操舵速度の相違による操舵フィーリングの違和感を
回避する。
Description
舵操作を電動モータの回動によりアシストする車両の電
動パワーステアリング装置に関する。
36号公報に示されているように、操舵トルクを検出し
て、同検出した操舵トルクに応じて電動モータの回転を
制御することにより、操舵ハンドルの回動操作に対して
アシスト力を付与するようにした車両の電動パワーステ
アリング装置はよく知られている。また、この装置にお
いては、操舵トルクを微分した微分値に応じた制御量を
前記操舵トルクに応じた制御量に加味することにより、
操舵ハンドルの回動操作開始時における電動モータの慣
性力や、フリクションに起因した操舵トルクによるアシ
スト力の不足分を補償するようにしている。
置にあっては、操舵ハンドルを速く回動操作するほど操
舵トルクの微分値が増加して、電動モータによる操舵ア
シスト力が増加するので、操舵ハンドルをゆっくり回動
操作したときと、速く回動操作したときとで、運転者が
受ける操舵反力に対する大きな差が生じ、良好な操舵フ
ィーリングが得られないという問題がある。また、操舵
ハンドルの回動操作の反転時には、操舵トルクに応じた
制御量と、操舵トルクの微分値に応じた制御量の正負の
符号が異なる状態が発生して、両制御量が互いに相反す
る方向に作用することがあるので、運転者が操舵ハンド
ルの操舵操作に対する抜け感を感じたり、操舵ハンドル
の急な戻りにつながることがあり、この場合も、良好な
操舵フィーリングが得られないという問題がある。
されたもので、その目的は、運転者の操舵フィーリング
を良好に保つようにした電動パワーステアリング装置を
提供することにある。
の構成上の特徴は、操舵ハンドルの回動操作に対してア
シスト力を付与する電動モータと、操舵トルクを検出す
る操舵トルク検出手段と、電動モータの慣性力を打ち消
すための慣性補償制御量を発生する慣性補償制御量発生
手段と、前記検出した操舵トルクと前記発生した慣性補
償制御量とにより電動モータの回転を制御する回転制御
手段とを備えた車両の電動パワーステアリング装置にお
いて、操舵ハンドルの操舵速度を検出する操舵速度検出
手段と、前記検出した操舵速度に応じて前記慣性補償制
御量を補正する補正手段とを設けたことにある。
によれば、補正手段が、慣性補償制御量発生手段から発
生された電動モータの慣性力を打ち消すための慣性補償
制御量を、操舵速度検出手段によって検出された操舵ハ
ンドルの操舵速度に応じて補正する。この補正手段は、
例えば、前記検出した操舵ハンドルの操舵速度が大きく
なるにしたがって前記慣性補償制御量が小さくなるよう
に補正するものである。これにより、操舵ハンドルの回
動速度に起因した操舵フィーリングの悪化を解消するこ
とができ、運転者の操舵フィーリングを良好に保つこと
ができる。
を操舵軸などに組み付けられて同ハンドルの回転角など
を検出するセンサ出力に基づいて検出することも可能で
あるが、同操舵速度を、操舵ハンドルと一体的に回転す
る電動モータの端子電圧と同電動モータの駆動電流とに
基づいて計算により求めるようにしてもよい。これによ
れば、前記センサを省略することができ、この電動パワ
ーステアリング装置の製造コストを低減することができ
る。
記検出した操舵トルクと前記発生した慣性補償制御量と
が互いに相反する方向に作用するとき慣性補償制御量を
制限する制限手段を設けたことにある。これによれば、
操舵ハンドルの操舵操作の反転時にも、操舵トルクと慣
性補償制御量とが互いに打ち消し合うことがなくなる。
したがって、運転者が操舵ハンドルの操舵操作に対する
抜け感を感じることがなくなるとともに、操舵ハンドル
の急な戻りもなくなり、良好な操舵フィーリングが保た
れる。
おいては、前記慣性補償制御量発生手段を、前記検出し
た操舵トルクを微分して同微分値に応じた慣性補償制御
量を発生するもので構成したり、操舵ハンドルの角加速
度を検出して同角加速度に応じて慣性補償制御量を発生
するもので構成したりすることができる。これらによれ
ば、簡単な構成で慣性補償制御量を発生させることがで
きる。
においては、前記回転制御手段を、前記検出した操舵ト
ルクを電動モータに流す電流量を指令するための指令電
流値に変換する変換手段と、変換手段に供給される操舵
トルクに前記発生した慣性補償制御量を加味する加味手
段とで構成することができる。また、これに代えて、前
記回転制御手段を、前記検出した操舵トルクを電動モー
タに流す電流量を指令するための指令電流値に変換する
変換手段と、変換手段により変換された指令電流値に前
記発生した慣性補償制御量を加味する加味手段とで構成
することもできる。
を用いて説明すると、図1は、同実施形態に係る車両の
電動パワーステアリング装置を概略的に示している。
ハンドル11の回動操作をラックアンドピニオン機構1
2を介して左右前輪FW1,FW2に伝達する操舵軸1
3に組み付けられた電動モータ14を備えている。電動
モータ14は、直流モータで構成されて、その回転に応
じて操舵ハンドル11の回動操作に対してアシスト力を
付与するもので、その回転は減速機構15を介して操舵
軸13に伝達されるようになっている。
電気的に接続され、電気制御装置20は、操舵トルクセ
ンサ21及び車速センサ22の検出出力に応じて電動モ
ータ14の回転を制御する。操舵トルクセンサ21は、
操舵軸13に組み付けられて、操舵ハンドル11の操舵
操作時に同ハンドル11及び操舵軸13に作用する操舵
トルク(操舵反力)TMを検出する。なお、操舵トルク
TMは、操舵ハンドル11を右方向に回動操舵しようと
するときに同ハンドル11及び操舵軸13に発生するト
ルクを正で表すとともに、操舵ハンドル11を左方向に
回動操舵しようとするときに同ハンドル11及び操舵軸
13に発生するトルクを負で表す。車速センサ22は、
車速Vを検出する。
電動モータ14を駆動する駆動回路30と、同駆動回路
30を制御する制御回路ユニット40とからなる。駆動
回路30は、FETなどのスイッチング素子31〜34
を4辺とするブリッジ回路からなり、互いに対向する一
対の対角位置の一方には、シャント抵抗35介してバッ
テリ36の正電圧端子(+)に接続されている。バッテリ
36の負電圧端子(−)は接地されている。前記一対の対
角位置の他方は、シャント抵抗37を介して接地されて
いる。また、前記ブリッジ回路の他方の対角位置には、
電動モータ14の両端子がそれぞれ接続されている。
ュータ及びその周辺回路によって構成されていて、バッ
テリ36からの電力の供給により動作する。この制御回
路ユニット40は、実際にはプログラム処理によって各
種機能を実現するものであるが、図2においては前記プ
ログラム処理による各種機能を機能ブロック図により示
している。
舵トルクTMは、位相補償部41、加算部42及びトル
ク−指令電流値変換部43を介して駆動制御部44に入
力される。位相補償部41は、ステアリング系が振動に
より不安定になることを防止するために設けられたもの
で、操舵トルクTMを表す信号に含まれる所定周波数域
(例えば、約10〜30Hz)の成分の位相を進ませ
る。トルク−指令電流値変換部43は、変換テーブル又
は演算処理により、入力した指令トルクTM*を車速セ
ンサ22からの車速Vにしたがった特性で指令電流値I
*に変換して出力する。この変換特性は、図3のグラフ
に示されているように、入力した指令トルクTM*の増
加にしたがって指令電流値I*が増加するように設定さ
れているとともに、車速Vが増加するにしたがって指令
電流値I*が小さくなるように設定されている。
5によって検出された同モータ14の駆動電流Imをフ
ィードバック制御用に入力して指令電流値Im*との差
Im*−Imを計算するとともに、同計算した差Im*
−Imを用いたPID制御により制御信号を形成する。
また、駆動制御部44は、パルス幅変調(PWM)機能
も有しており、前記制御信号に応じてパルス幅変調され
たパルス列信号をスイッチング素子31〜34に供給し
て、同素子31〜34をオンオフする。これにより、電
動モータ14には指令電流値I*に等しい駆動電流Im
が流されて、同モータ14は指令トルクTM*に等しい
トルクを発生する。なお、スイッチング素子31,34
をオンオフ制御すれば、電動モータ14は正転して操舵
ハンドル11の右方向の回動操舵をアシストする。スイ
ッチング素子32,33をオンオフ制御すれば、電動モ
ータ14は逆転して操舵ハンドル11の左方向の回動操
舵をアシストする。
トルクTMと、電動モータ14の慣性力を打ち消すため
の慣性補償制御量TM’とが入力されており、同加算部
42は操舵トルクTMと慣性補償制御量TM’の和TM
+TM’を指令トルクTM*として出力する。
制御量決定部52により形成され、制限部53及び乗算
部54,55を介して加算部42に供給される。微分部
51は、操舵トルクセンサ21からの操舵トルクTMを
微分して、同微分値dTM/dtを出力する。制御量決定
部52は、変換テーブル又は演算処理により、入力した
前記微分値dTM/dtを慣性補償制御量TM’に変換し
て出力する。この変換特性は、図4のグラフに示されて
いるように、入力した微分値dTM/dtの増加にしたが
って慣性補償制御量TM’が増加するように設定されて
いる。
判定結果にしたがって制御量決定部52からの慣性補償
制御量TM’を制限して出力する。制限条件判定部56
は、操舵トルクTMと慣性補償制御量TM’とが互いに
相反する方向に作用するとき、制限指令信号を制限部5
3に供給して同慣性補償制御量TM’を制限するもので
ある。すなわち、制限条件判定部56は、操舵トルクT
Mが正の所定値TMoよりも大きくかつ慣性補償制御量
TM’が負のとき、又は操舵トルクTMが負の所定値−
TMoよりも小さくかつ慣性補償制御量TM’が正のと
き、制限指令信号を出力する。制限部53は、前記制限
指令信号が供給されたとき入力した慣性補償制御量T
M’を「0」に制限して乗算部54に供給し、前記制限
指令信号が供給されないとき入力した慣性補償制御量T
M’をそのまま乗算部54に供給する。
制御量TM’にゲイン演算部61からの車速ゲインGv
を乗算して出力する。ゲイン演算部61は、変換テーブ
ル又は演算処理により、車速センサ22からの車速Vに
応じて変化する車速ゲインGvを出力する。車速ゲイン
Gvの特性は、例えば図5に示すように、低車速域にて
車速Vの増加にしたがって増加し、中高車速域にて車速
Vの増加にしたがって減少するものである。
制御量TM’にゲイン演算部62からの操舵速度ゲイン
Gwを乗算して出力する。ゲイン演算部62は、操舵速
度演算部63からの操舵速度ωを入力して、変換テーブ
ル又は演算処理により、操舵速度ωの絶対値|ω|に応
じて変化する操舵速度ゲインGwを出力する。操舵速度
ゲインGwの特性は、例えば図6に示すように、車速V
の増加にしたがって減少するものである。なお、この操
舵速度ωは、操舵ハンドル11の回動速度を示すもので
あって、同ハンドル11と一体的に回転する電動モータ
14の回転角速度に等しいものである。操舵速度演算部
63は、電動モータ14の端子間電圧Vm及び駆動電流
Imを用いた下記数1の演算の実行により、操舵ハンド
ル11の操舵速度(電動モータ14の回転角速度)ωを
計算する。
(インダクタンスは小さいので通常無視できる)直流モ
ータの回転角速度を求める近似式であり、Rm,Kはモ
ータにより決まる定数である。
するために、端子間電圧Vm及び駆動電流Imを検出す
るための電圧検出部64及び電流検出部65が接続され
ている。電圧検出部64は、電動モータ14の両端子電
圧を入力しており、同両端子電圧の差により同モータ1
4の端子間電圧Vmを検出して出力する。電流検出部6
5は、シャント抵抗37の両端電圧を入力して、同両端
電圧に基づいて駆動電流Imを計算する。
作を説明する。運転者が操舵ハンドル11を回動操作す
ると、操舵ハンドル11及び操舵軸13には操舵トルク
(操舵反力)TMが発生し、同トルクTMは操舵トルク
センサ21によって検出される。この操舵トルクTM
は、位相補償部41及び加算部42を介して指令トルク
TM*としてトルク−指令電流値変換部43に供給され
る。トルク−指令電流値変換部43は、前記供給された
指令トルクTM*を車速Vに応じて変化する特性で指令
電流値I*に変換して(図3参照)、同変換した指令電
流値I*を駆動制御部44に供給する。そして、駆動制
御部44が、前記指令電流値I*及び電流検出部65に
よって検出された駆動電流値Imに基づいて駆動回路3
0のスイッチング素子31〜34をオンオフ制御するこ
とにより、電動モータ14に指令電流値I*に等しい駆
動電流Imを流す。
M*に等しいトルクで操舵軸13の回動をアシストする
ので、運転者による操舵ハンドル11の回動操作が検出
された操舵トルクTMに応じてアシストされ、運転者は
適度な操舵反力を感じながら操舵ハンドル11を回動し
て左右前輪FW1,FW2を操舵できるようになる。こ
の場合、トルク−指令電流値変換部43は、車速Vが大
きくなるにしたがって指令電流値I*を小さくするよう
に設定されているので、電動モータ14による操舵アシ
スト力が車両の低速走行時には大きくなるとともに車両
の高速走行時には小さくなるので、車両の低速走行時に
操舵ハンドル11を軽快に回動操作できるとともに車両
の高速走行時に操舵ハンドル11を安定して回動操作で
きるようになる。
加算部42にて慣性補償制御量TM’が操舵トルクTM
に加味される。この慣性補償制御量TM’は、微分部5
1及び制御量決定部52に応じて決定されるもので、操
舵トルクTMの微分値dTM/dtの増加にしたがって増
加するように決定されるので、操舵ハンドル11の回動
操作開始時にあって電動モータの慣性力が大きかった
り、各部のフリクションが大きくても、操舵反力が低減
され、運転者は軽快に操舵ハンドル11の回動操作を開
始することができる。
償制御量TM’は、操舵速度演算部63、ゲイン演算部
62及び乗算部55により、操舵ハンドル11の操舵速
度ωの絶対値|ω|が大きくなるにしたがって小さくな
るように補正される。これにより、操舵ハンドル11を
速く回動して操舵トルクTMの微分値dTM/dtが大き
くなるようなことがあっても、慣性補償制御量TM’の
増大が抑えられて、操舵ハンドル11をゆっくり操舵し
た場合と同様に適宜な操舵反力(手応え)を感じながら
操舵ハンドル11を回動操作することができるようにな
る。その結果、操舵ハンドル11の回動速度に起因した
操舵フィーリングの悪化を解消することができ、運転者
の操舵フィーリングを良好に保つことができる。
出部64により検出された電動モータ14の端子間電圧
Vm及び電流検出部65により検出された電動モータ1
4の駆動電流Imを用いて操舵ハンドル11の操舵速度
(電動モータ14の回転角速度)ωを計算するようにし
たので、操舵ハンドル11の実際の回転角、回転角速度
を検出するセンサなどが不要となり、この実施形態に係
る電動パワーステアリング装置の製造コストを低減する
ことができる。
性補償制御量TM’は、車速センサ22、ゲイン演算部
61及び乗算部54により、低車速域において車速Vの
増加にしたがって増加するように補正され、中高車速域
において車速Vの増加にしたがって減少するように補正
される。これにより、運転者は低車速域に軽快に操舵ハ
ンドル11を操舵操作できるとともに、中高車速域にお
いて適当な操舵反力を感じながら操舵ハンドル11を操
舵操作できるようになる。
性補償制御量TM’は、制限部53及び制限条件判定部
56により、操舵トルクTMと慣性補償制御量TM’と
が互いに相反する方向に作用するとき「0」に制限され
る。これによれば、操舵ハンドル11の操舵操作の反転
時にも、操舵トルクTMと慣性補償制御量TM’とが互
いに打ち消し合うことがなくなる。したがって、運転者
が操舵ハンドル11の操舵操作に対する抜け感を感じる
ことがなくなるとともに、操舵ハンドル11の急な戻り
もなくなり、良好な操舵フィーリングが保たれる。
指令電流変換部43の前段に設けた加算部42にて、同
変換部43に供給される操舵トルクTMに乗算部55か
らの慣性補償制御量TM’を加味するようにした。しか
し、これに代えて、図7に示すように、トルク−指令電
流変換部43の後段に加算部45を設けて、同変換部4
3から出力された指令電流値I*に乗算部55からの慣
性補償制御量TM’を加味するようにしてもよい。この
場合、慣性補償制御量TM’は操舵トルクTMに対応し
たものであるので、慣性補償制御量TM’が電動モータ
14の回転制御に対して上記実施形態の場合と同様な影
響を及ぼすように、慣性補償制御量TM’を指令電流値
I*に対応した慣性補償制御量I'*に変換するためのト
ルク−電流変換部46を設けるようにするとよい。ま
た、必要に応じて、同トルク−電流変換部46に車速セ
ンサ22からの車速Vを入力して、同車速Vに応じて変
換特性を変更できるようにしてもよい。また、この変形
例においては、トルク−電流変換部46を設ける代わり
に、制御量決定手段52にて、指令電流値I*に対応し
た慣性補償制御量I'*を決定するようにしてもよい。
演算部63が、電動モータ14の端子間電圧Vm及び駆
動電流Imを用いた演算により、操舵ハンドル11の操
舵速度(電動モータ14の回転角速度)ωを求めるよう
にした。しかし、図1,2に破線で示すように、前記操
舵速度演算部63に代えて、操舵軸13にその回転角を
検出する操舵角センサ71を設け、同センサ71によっ
て検出された回転角を制御回路ユニット40内に設けた
微分部72にて微分することにより、操舵ハンドル11
の操舵速度ωを検出するようにしてもよい。また、前記
操舵角センサ71に代えて、操舵軸13にその回転角速
度を直接検出する操舵角速度センサを設けるようにすれ
ば、前記微分部72は不要となる。
クセンサ21によって検出された操舵トルクTMに応じ
て慣性補償制御量TM’を決定するようにしたが、電動
モータ14の回転角加速度ω’に応じて慣性補償制御量
TM’を決定するようにしてもよい。この場合、図2に
破線で示すように、操舵速度演算部63又は微分部72
からの電動モータ14の回転角速度(操舵ハンドル11
の操舵速度)ωを微分部73にて微分して同モータ14
の回転角加速度ω’(=dω/dt)を計算し、慣性量演算部
74が前記角加速度ω’を用いた下記数2の演算の実行
により電動モータ14の慣性力Fmを計算する。
性モーメントを表している。この場合も、慣性力Fmは
制御量決定部52に供給され、制御量決定部52は、上
記操舵トルクTMの微分値dTM/dtに代えて慣性力Fm
を用いることにより、図4に示すような特性の慣性補償
制御量TM’を導出する。これによっても、上記実施形
態と同様な慣性補償制御量TM’による効果が期待され
る。
クTMと慣性補償制御量TM’とが互いに相反する方向
に作用するとき制限部53の出力値を「0」に制限する
ようにしたが、この制限部53の出力値を「0」に制限
することに代えて、同出力値を「0」以外の所定の下限
値及び上限値の範囲に制限するようにしてもよい。すな
わち、制限部53は、制限条件判定部56によって上述
の制限条件の成立が判定されたとき、制御量決定部52
から出力された慣性補償制御量TM’を前記下限値と上
限値の間に入るようにガードをかけて出力し、それ以外
のときには制御量決定部52から出力された慣性補償制
御量TM’をそのまま出力する。これによっても、上記
実施形態と同様な慣性補償制御量TM’の制限による効
果が期待される。
御量TM’の制限を車速Vとは無関係にいずれの車速V
でも行うようにしたが、車速Vが予め定めた所定の車速
領域にあるときにのみ行うようにしてもよい。例えば、
車両の停止中又は極低車速域においては、上述した操舵
反転時の操舵力の抜け感を感じ難いので、所定車速より
も小さな前記車両の停止中又は極低車速域以外において
のみ前記慣性補償制御量TM’の制限を行うようにして
もよい。また、操舵に対する大きな違和感を感じるの
は、高車速領域においてのみであるので、所定車速より
も高い高車速領域においてのみ前記前記慣性補償制御量
TM’の制限を行うようにしてもよい。
リング装置の概略図である。
る。
フである。
係を示すグラフである。
る。
インとの関係を示すグラフである。
ブロック図である。
…操舵軸、14…電動モータ、20…電気制御装置、2
1…操舵トルクセンサ、22…車速センサ、30…駆動
回路、35,37…シャント抵抗、36…バッテリ、4
0…制御回路ユニット、41…位相補償部、42,45
…加算部、43…トルク−指令電流値変換部、46…ト
ルク−電流変換部、54,55…乗算部、51,72,
73…微分部、52…制御量決定部、53…制限部、5
6…制限条件判定部、61,62…ゲイン演算部、63
…操舵速度演算部、64…電圧検出部、65…電流検出
部、71…操舵角センサ、74…慣性量演算部。
Claims (8)
- 【請求項1】操舵ハンドルの回動操作に対してアシスト
力を付与する電動モータと、 操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、 前記電動モータの慣性力を打ち消すための慣性補償制御
量を発生する慣性補償制御量発生手段と、 前記検出した操舵トルクと前記発生した慣性補償制御量
とにより前記電動モータの回転を制御する回転制御手段
とを備えた車両の電動パワーステアリング装置におい
て、 操舵ハンドルの操舵速度を検出する操舵速度検出手段
と、 前記検出した操舵速度に応じて前記慣性補償制御量を補
正する補正手段とを設けたことを特徴とする車両の電動
パワーステアリング装置。 - 【請求項2】前記請求項1に記載した車両の電動パワー
ステアリング装置において、 前記補正手段は、前記検出した操舵ハンドルの操舵速度
が大きくなるにしたがって前記慣性補償制御量が小さく
なるように補正する車両の電動パワーステアリング装
置。 - 【請求項3】前記請求項1又は請求項2に記載の車両の
電動パワーステアリング装置において、 前記操舵速度検出手段は、前記電動モータの端子電圧と
同電動モータの駆動電流とにより操舵ハンドルの操舵速
度を計算するものである車両の電動パワーステアリング
装置。 - 【請求項4】操舵ハンドルの回動操作に対してアシスト
力を付与する電動モータと、 操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、 前記電動モータの慣性力を打ち消すための慣性補償制御
量を発生する慣性補償制御量発生手段と、 前記検出した操舵トルクと前記発生した慣性補償制御量
とにより前記電動モータの回転を制御する回転制御手段
とを備えた車両の電動パワーステアリング装置におい
て、 前記検出した操舵トルクと前記発生した慣性補償制御量
とが互いに相反する方向に作用するとき前記慣性補償制
御量を制限する制限手段を設けたことを特徴とする車両
の電動パワーステアリング装置。 - 【請求項5】前記請求項1乃至請求項4のいずれか一つ
に記載の車両の電動パワーステアリング装置において、 前記慣性補償制御量発生手段は、前記検出した操舵トル
クを微分して同微分値に応じた慣性補償制御量を発生す
るものである車両の電動パワーステアリング装置。 - 【請求項6】前記請求項1乃至請求項4のいずれか一つ
に記載の車両の電動パワーステアリング装置において、 前記慣性補償制御量発生手段は、前記操舵ハンドルの角
加速度を検出して同角加速度に応じて慣性補償制御量を
発生するものである車両の電動パワーステアリング装
置。 - 【請求項7】前記請求項1乃至請求項6のいずれか一つ
に記載の車両の電動パワーステアリング装置において、
前記回転制御手段を、 前記検出した操舵トルクを前記電動モータに流す電流量
を指令するための指令電流値に変換する変換手段と、 前記変換手段に供給される操舵トルクに前記発生した慣
性補償制御量を加味する加味手段とで構成した車両の電
動パワーステアリング装置。 - 【請求項8】前記請求項1乃至請求項6のいずれか一つ
に記載の車両の電動パワーステアリング装置において、
前記回転制御手段を、 前記検出した操舵トルクを前記電動モータに流す電流量
を指令するための指令電流値に変換する変換手段と、 前記変換手段により変換された指令電流値に前記発生し
た慣性補償制御量を加味する加味手段とで構成した車両
の電動パワーステアリング装置。
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