JP2001110268A - 可動接点付キャリアテープ - Google Patents

可動接点付キャリアテープ

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JP2001110268A JP28706199A JP28706199A JP2001110268A JP 2001110268 A JP2001110268 A JP 2001110268A JP 28706199 A JP28706199 A JP 28706199A JP 28706199 A JP28706199 A JP 28706199A JP 2001110268 A JP2001110268 A JP 2001110268A
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    • H01H2205/016Separate bridge contact
    • H01H2205/024Means to facilitate positioning
    • H01H2205/026Adhesive sheet

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の可動接点付シート51は、多数の可動
接点55が一度に組み込みされるようになっているた
め、個々の可動接点55が分離できないという問題があ
る。 【解決手段】 本発明の可動接点付キャリアテープは、
送り用位置決め手段1aを有する帯状の送りテープ1
と、ドーム状の可動接点2とを備え、可動接点2は送り
テープ1の長手方向に所定の間隔を置いて複数個が配置
されると共に、個々の可動接点2が送りテープから分離
可能に送りテープに保持されたものであるため、個々の
可動接点2が送りテープ1から分離して搬送でき、押し
ボタンスイッチの組立に融通性のある可動接点付キャリ
アテープを提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機等の電
子機器に使用される押しボタンスイッチにおいて、可動
接点の組み込みに使用される可動接点付キャリアテープ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の可動接点付シートと、この可動接
点付シートを使用した押しボタンスイッチは、特開平1
0−188728号公報に開示され、ここで開示された
第1の可動接点付シートと、この可動接点付シートを使
用した押しボタンスイッチの構成を図40〜図43に基
づいて説明すると、可動接点付シート51は、図40,
図41に示すように、矩形のシート状のセパレータ52
と、一面に粘着剤53が設けられた粘着シート54と、
この粘着シート54に上面が貼着された金属薄板から複
数個のドーム状の可動接点55とで構成されている。
【0003】そして、可動接点55は、複数列に並んだ
状態で粘着シート54に貼着されると共に、この粘着シ
ート54は、セパレータ52に貼着されて、この粘着シ
ート54とセパレータ52にとで可動接点55を挟持し
て、可動接点55が保持されている。また、セパレータ
52は、粘着シート54から剥離することができ、セパ
レータ52を剥離した時、可動接点55は粘着シート5
4に貼着された状態で残り、セパレータ52のみが剥離
するようになっている。
【0004】次に、このような可動接点付シート51を
使用する押しボタンスイッチを図42,図43に基づい
て説明すると、矩形状の絶縁基板56には、複数列に並
んだ状態で2個が1組となった固定接点57が設けら
れ、この絶縁基板56上には、個々の可動接点55が固
定接点57に対向した状態で、可動接点55を貼着した
粘着シート54が貼着され、そして、この粘着シート5
4上には、操作部58aを有する押しボタン部材58が
取り付けられた構成となっている。
【0005】また、この押しボタンスイッチの操作を説
明すると、操作部58aを押圧すると、この操作部58
aが可動接点55の上部を押圧し、これによって、可動
接点55が反転して固定接点57に接触して、2個の固
定接点57間を導通してONとなり、また、操作部58
aの押圧を解除すると、可動接点55が自己復帰して、
固定接点57との接触が離れ、2個の固定接点57間が
OFFとなるようになっている。
【0006】次に、このような押しボタンスイッチにお
ける可動接点付シート51の絶縁基板56への組み込み
を説明すると、先ず、粘着シート54からセパレータ5
2を剥がし、そして、粘着シート54を絶縁基板56上
に位置させ、可動接点55を固定接点57に対向させた
状態で、粘着シート54を絶縁基板56上に貼着するこ
とによって、その組み込みが完了する。
【0007】しかし、こような可動接点付シート51
は、多数の可動接点55が一度に組み込みされるように
なっているため、個々の可動接点55が分離できないと
いう問題がある。また、絶縁基板56は、形状、及び大
きさが種々様々で、しかも、固定接点57の配列も種々
様々であり、このため、これに対応させるために、この
ような可動接点付シート51は、粘着シート54が多種
多様なものを必要とし、高価となるばかりか、標準化が
図れないという問題がある。また、粘着シート54は、
一枚の繋がったシートで複数個の可動接点55を保持し
ているため、特に、軽量化が要求されるものにおいて不
適であるという問題がある。
【0008】次に、上記公報に開示された第2の可動接
点付シートと、この可動接点付シートを使用した押しボ
タンスイッチの構成を図44〜図47に基づいて説明す
ると、可動接点付シート61は、図44,図45に示す
ように、矩形のシート状の保護シート62と、保護シー
ト62の一面に設けられた粘着剤63と、複数個が並列
された孔64aを有するシート状のセパレータ64と、
複数個が並列された孔65aを有し、一面に粘着剤66
設けられたシート状のスペーサ65と、一面に粘着剤6
7が設けられた複数個の粘着シート68と、個々の粘着
シート68に上面が貼着された金属薄板から複数個のド
ーム状の可動接点69とで構成されている。
【0009】そして、セパレータ64は保護シート62
に貼着されると共に、スペーサ65はセパレータ64に
貼着され、このセパレータ64上には、可動接点69を
孔65aに収納した状態で、孔65aを塞ぐように粘着
シート68が貼着されて、可動接点69が保持されてい
る。また、保護シート62とセパレータ64は、スペー
サ65から剥離することができ、セパレータ64を剥離
した時、可動接点69は粘着シート68に貼着された状
態で残り、保護シート62とセパレータ64が剥離する
ようになっている。
【0010】次に、このような可動接点付シート61を
使用する押しボタンスイッチを図46,図47に基づい
て説明すると、矩形状の絶縁基板71には、複数列に並
んだ状態で2個が1組となった固定接点72が設けら
れ、この絶縁基板71上には、個々の孔65aが固定接
点72に対向した状態で、スペーサ65が貼着され、こ
のスペーサ65上には、孔65aに可動接点69を収納
した状態で、可動接点69を貼着した個々の粘着シート
68が孔65aを塞ぐように貼着され、そして、この粘
着シート68上には、操作部73aを有する押しボタン
部材73が取り付けられた構成となっている。
【0011】また、この押しボタンスイッチの操作を説
明すると、操作部73aを押圧すると、この操作部73
aが可動接点69の上部を押圧し、これによって、可動
接点69が反転して固定接点72に接触して、2個の固
定接点72間を導通してONとなり、また、操作部73
aの押圧を解除すると、可動接点69が自己復帰して、
固定接点72との接触が離れ、2個の固定接点72間が
OFFとなるようになっている。
【0012】次に、このような押しボタンスイッチにお
ける可動接点付シート61の絶縁基板71への組み込み
を説明すると、先ず、スペーサ65からセパレータ64
と保護シート62を一緒に剥がし、そして、スペーサ6
5を絶縁基板71上に位置させ、可動接点69を固定接
点72に対向させた状態で、スペーサ65を絶縁基板7
1上に貼着することによって、その組み込みが完了す
る。
【0013】しかし、こような可動接点付シート61
は、多数の可動接点69が一度に組み込みされるように
なっているため、個々の可動接点69が分離できないと
いう問題がある。また、絶縁基板71は、形状、及び大
きさが種々様々で、しかも、固定接点72の配列も種々
様々であり、このため、これに対応させるために、この
ような可動接点付シート61は、スペーサ63が多種多
様なものを必要とし、高価となるばかりか、標準化が図
れないという問題がある。また、スペーサ65は、一枚
の繋がったシートで構成されているため、特に、軽量化
が要求されるものにおいて不適であるという問題があ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の可動接点付シー
ト51は、多数の可動接点55が一度に組み込みされる
ようになっているため、個々の可動接点55が分離でき
ないという問題がある。また、絶縁基板56は、形状、
及び大きさが種々様々で、しかも、固定接点57の配列
も種々様々であり、このため、これに対応させるため
に、このような可動接点付シート51は、粘着シート5
4が多種多様なものを必要とし、高価となるばかりか、
標準化が図れないという問題がある。また、粘着シート
54は、一枚の繋がったシートで複数個の可動接点55
を保持しているため、特に、軽量化が要求されるものに
おいて不適であるという問題がある。
【0015】従来の可動接点付シート61は、多数の可
動接点69が一度に組み込みされるようになっているた
め、個々の可動接点69が分離できないという問題があ
る。また、絶縁基板71は、形状、及び大きさが種々様
々で、しかも、固定接点72の配列も種々様々であり、
このため、これに対応させるために、このような可動接
点付シート61は、スペーサ63が多種多様なものを必
要とし、高価となるばかりか、標準化が図れないという
問題がある。また、スペーサ65は、一枚の繋がったシ
ートで構成されているため、特に、軽量化が要求される
ものにおいて不適であるという問題がある。そこで、本
発明は、個々の可動接点、或いは1組の可動接点集合体
の組み込みが可能で、安価で標準化の図れる可動接点付
キャリアテープを提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、送り用位置決め手段を有する
帯状の送りテープと、ドーム状の可動接点とを備え、前
記可動接点は前記送りテープの長手方向に所定の間隔を
置いて複数個が配置されると共に、個々の前記可動接点
が前記送りテープから分離可能に前記送りテープに保持
された構成とした。また、第2の解決手段として、前記
可動接点は、前記送りテープに一列、或いは複数列で保
持された構成とした。
【0017】また、第3の解決手段として、前記可動接
点は、金属薄板からなるドーム状部で形成されると共
に、一面に粘着剤を設けた粘着シートを有し、この粘着
シートで前記可動接点の上面を覆って前記可動接点を貼
着して保持すると共に、前記可動接点の外周からの前記
粘着シートの張出部が前記送りテープから剥離可能に前
記送りテープに貼着して保持され、個々の前記可動接点
が前記粘着シートと共に前記送りテープから分離可能と
した構成とした。
【0018】また、第4の解決手段として、内面に接点
部を設けて前記可動接点を形成するドーム状部と、この
ドーム状部の外周から張り出した張出部と、この張出部
の下面に設けられた粘着剤とを有するプラスチックフイ
ルムからなる粘着シートを備え、この粘着シートの前記
張出部が前記送りテープから剥離可能に前記送りテープ
に貼着して保持され、前記接点部を有する個々の前記粘
着シートが前記送りテープから分離可能とした構成とし
た。
【0019】また、第5の解決手段として、前記粘着シ
ートには、分離容易手段を設けて、前記粘着シートを前
記送りテープから分離可能とした構成とした。 また、
第6の解決手段として、前記粘着シートは、それぞれが
分離して前記送りテープに貼着して保持された構成とし
た。
【0020】また、第7の解決手段として、前記可動接
点は、金属薄板からなるドーム状部で形成されると共
に、一面に粘着剤を設けた粘着シートと、前記可動接点
を収納する収納孔を有し、少なくとも一面に粘着剤を設
けたシート状のスペーサとを備え、前記粘着シートで前
記可動接点の上面を覆って前記可動接点を貼着して保持
し、前記可動接点を前記収納孔に位置させた状態で、前
記可動接点の外周からの前記粘着シートの張出部が前記
スペーサの上面に貼着されると共に、前記スペーサが前
記送りテープから剥離可能に前記送りテープに貼着して
保持され、個々の前記可動接点が前記粘着シート、及び
前記スペーサと共に前記送りテープから分離可能とした
構成とした。
【0021】また、第8の解決手段として、内面に接点
部を設けて前記可動接点を形成するドーム状部と、この
ドーム状部の外周から張り出した張出部と、この張出部
の下面に設けられた粘着剤とを有するプラスチックフイ
ルムからなる粘着シート、及び前記ドーム状部と対向す
る位置に孔を有し、少なくとも一面に粘着剤を設けたシ
ート状のスペーサとを備え、前記粘着シートの前記張出
部が前記スペーサの上面に貼着して保持される共に、前
記スペーサが前記送りテープから剥離可能に前記送りテ
ープに貼着して保持され、前記可動接点を有する個々の
前記粘着シートが前記スペーサと共に前記送りテープか
ら分離可能とした構成とした。
【0022】また、第9の解決手段として、前記粘着シ
ート、及び前記スペーサには、分離容易手段を設けて、
1個の前記粘着シートと1個の前記スペーサからなる1
組毎に、前記送りテープから分離可能とした構成とし
た。また、第10の解決手段として、1個の前記粘着シ
ートと1個の前記スペーサからなる1組毎に、それぞれ
が分離して前記送りテープに貼着された構成とした。
【0023】また、第11の解決手段として、前記送り
テープには、前記粘着シート側に突出する突部を設け、
該突部を前記可動接点の外周近傍に配置した構成とし
た。また、第12の解決手段として、前記送りテープに
は、前記粘着シート側に突出する環状の突部を設け、該
突部を前記粘着シートの外周近傍に沿って配置した構成
とした。また、第13の解決手段として、前記送りテー
プは、個々の前記可動接点と対向する位置に、前記可動
接点の外形より大きな貫通孔を有し、前記送りテープの
下面には、前記貫通孔を塞ぐように保護シート、或いは
保護テープを貼着した構成とした。
【0024】また、第14の解決手段として、前記送り
テープには、長手方向に所定の間隔を置いて、個々の前
記可動接点を収納するための凹部を設け、この凹部に前
記可動接点を収納すると共に、前記凹部の開放部を塞ぐ
ように保護シート、或いは保護テープが前記送りテープ
から剥離可能に貼着して保持されて、個々の前記可動接
点が前記送りテープから分離可能に前記送りテープに保
持された構成とした。また、第15の解決手段として、
前記可動接点は、金属薄板からなり、ドーム状部とこの
ドーム状部の外周から突出する突出部とを有する構成と
した。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の可動接点付キャリアテー
プと、この可動接点付キャリアテープを使用した押しボ
タンスイッチを図1〜図39に基づいて説明すると、図
1は本発明の可動接点付キャリアテープの第1実施例を
示す一部切り欠き平面図、図2は本発明の可動接点付キ
ャリアテープの第1実施例に係り、その製造方法を示す
説明図、図3は本発明の可動接点付キャリアテープの第
2実施例を示す一部切り欠き平面図、図4は本発明の可
動接点付キャリアテープの第3実施例を示す一部切り欠
き平面図、図5は本発明の可動接点付キャリアテープの
第3実施例に係り、その製造方法を示す説明図、図6は
本発明の可動接点付キャリアテープの第4実施例を示す
一部切り欠き平面図、図7は本発明の可動接点付キャリ
アテープの第4実施例に係り、その製造方法を示す説明
図である。
【0026】また、図8は本発明の可動接点付キャリア
テープの第5実施例を示す一部切り欠き平面図、図9は
本発明の可動接点付キャリアテープの第5実施例に係
り、その製造方法を示す説明図、図10は本発明の可動
接点付キャリアテープの第6実施例を示す一部切り欠き
平面図、図11は本発明の可動接点付キャリアテープの
第6実施例に係り、その製造方法を示す説明図、図12
は本発明の可動接点付キャリアテープの第7実施例を示
す一部切り欠き平面図、図13は本発明の可動接点付キ
ャリアテープの第7実施例に係り、その製造方法を示す
説明図、図14は本発明の可動接点付キャリアテープの
第8実施例を示す一部切り欠き平面図、図15は本発明
の可動接点付キャリアテープの第8実施例に係り、その
製造方法を示す説明図、図16は本発明の可動接点付キ
ャリアテープを使用した押しボタンスイッチの第1実施
例の要部断面図、図17〜図19は押しボタンスイッチ
の第1実施例に係る組立方法を示す説明図である。
【0027】また、図20は本発明の可動接点付キャリ
アテープの第9実施例を示す一部切り欠き平面図、図2
1は本発明の可動接点付キャリアテープの第9実施例に
係り、その製造方法を示す説明図、図22は本発明の可
動接点付キャリアテープの第10実施例を示す一部切り
欠き平面図、図23は本発明の可動接点付キャリアテー
プの第10実施例に係り、その製造方法を示す説明図、
図24は本発明の可動接点付キャリアテープの第11実
施例を示す一部切り欠き平面図、図25は本発明の可動
接点付キャリアテープの第11実施例に係り、その製造
方法を示す説明図、図26は本発明の可動接点付キャリ
アテープの第12実施例を示す一部切り欠き平面図、図
27は本発明の可動接点付キャリアテープの第12実施
例に係り、その製造方法を示す説明図、図28は本発明
の可動接点付キャリアテープを使用した押しボタンスイ
ッチの第2実施例の要部断面図、図29〜図31は押し
ボタンスイッチの第2実施例に係る組立方法を示す説明
図である。
【0028】また、図32は本発明の可動接点付キャリ
アテープの第13実施例に係り、保護シートを取り去っ
た平面図、図33は本発明の可動接点付キャリアテープ
の第13実施例の断面図、図34は本発明の可動接点付
キャリアテープの第14実施例に係り、保護シートを取
り去った平面図、図35は本発明の可動接点付キャリア
テープの第14実施例の断面図、図36と図37は本発
明の可動接点付キャリアテープの第13実施例に係り、
絶縁基体への組み込みを示す説明図、図38と図39は
本発明の可動接点付キャリアテープの第14実施例に係
り、絶縁基板への組み込みを示す説明図である。
【0029】次に、本発明の可動接点付キャリアテープ
の第1実施例の構成と、その製造方法を図1、図2に基
づいて説明すると、紙等からなる送りテープ1は、長尺
の帯状で形成され、その長手方向の側縁に沿って等間隔
の丸孔等からなる送り用位置決め手段1aが設けられて
いる。金属薄板からなる複数個の可動接点2はドーム状
部で形成され、また、プラスチックフイルム等からなる
複数個の粘着シート3はそれぞれ円形等で形成され、そ
の下面である一面には、粘着剤4が設けられて、可動接
点2と粘着剤4を設けた粘着シート3とで1組の可動接
点集合体Sが構成されている。
【0030】そして、この粘着シート3で可動接点2の
上面を覆って、粘着剤4により可動接点2を貼着して保
持すると共に、この粘着シート3は、可動接点2の外周
から張り出した張出部3aを有している。また、可動接
点2を貼着した粘着シート3が送りテープ1の長手方向
に所定の間隔を置いて配置されると共に、粘着シート3
の張出部3aが送りテープ1から剥離可能に送りテープ
1に貼着して保持され、そして、個々の可動接点2が粘
着シート3と共に送りテープ1から分離可能となってい
る。
【0031】即ち、送りテープ1には、互いに分離され
た状態で一列の可動接点集合体Sが長手方向に配置され
てフープ状を成し、このフープ状の送りテープ1が渦巻
き状に巻かれて、可動接点付キャリアテープが構成され
たものとなっている。そして、この可動接点付キャリア
テープは、組立機(図示せず)に組み込まれ、送りテー
プ1が送り用位置決め手段1aによって所定量送られる
と共に、1組の可動接点集合体S毎に吸着部材14によ
って、送りテープ1から分離されるようになっている。
【0032】次に、この第1実施例における可動接点付
キャリアテープの製造方法を図2に基づいて説明する
と、先ず、図2のAに示すように、一面に粘着剤4を設
けたプラスチックフイルムからなる帯状のシート、或い
はテープ5を用意する。次に、図2のBに示すように、
テープ5の長手方向に間隔を置いて、粘着剤4で可動接
点2の上面を貼着する。次に、図2のCに示すように、
テープ5を送りテープ1上に位置させて、可動接点2間
に位置する張出部3aとなる部分5aを送りテープ1に
貼着する。そして最後に、図2のDに示すように、張出
部3aを残して部分5aを除去すると、互いに分離され
た可動接点集合体Sが送りテープ1に形成された可動接
点付キャリアテープが製造される。
【0033】また、図3は本発明の可動接点付キャリア
テープの第2実施例を示し、この実施例は、可動接点集
合体Sが送りテープ1の長手方向に2列に設けられたも
のである。その他の構成は前記第1実施例と同様である
ので、同一部品に同一番号を付し、ここではその説明を
省略する。なお、可動接点集合体Sは、2列に限らず、
2列以上の複数列にしても良い。
【0034】次に、本発明の可動接点付キャリアテープ
の第3実施例の構成と、その製造方法を図4、図5に基
づいて説明すると、紙等からなる送りテープ1は、長尺
の帯状で形成され、その長手方向の側縁に沿って等間隔
の丸孔等からなる送り用位置決め手段1aが設けられて
いる。金属薄板からなる複数個の可動接点2はドーム状
部で形成され、また、プラスチックフイルム等からなる
複数個の粘着シート3はそれぞれ円形等で形成され、そ
の下面である一面には、粘着剤4が設けられて、可動接
点2と粘着剤4を設けた粘着シート3とで1組の可動接
点集合体Sが構成されている。
【0035】そして、この粘着シート3で可動接点2の
上面を覆って、粘着剤4により可動接点2を貼着して保
持すると共に、この粘着シート3は、可動接点2の外周
から張り出した張出部3aを有し、隣り合う粘着シート
3間、或いは張出部3aの外周にその表面から裏面に至
る切り込み等からなる個々の可動接点集合体Sの分離容
易手段6、7が設けられている。図4においては、隣り
合う粘着シート3間に設けた分離容易手段6と、張出部
3aの外周に設けた分離容易手段7との双方を示してい
るが、何れか一方の分離容易手段6、或いは7を使用す
るものである。また、粘着シート4に貼着された可動接
点2が送りテープ1の長手方向に所定の間隔を置いて配
置されると共に、粘着シート3の張出部3aが送りテー
プ1から剥離可能に送りテープ1に貼着して保持され、
そして、個々の可動接点2が粘着シート3と共に送りテ
ープ1から分離容易手段6、或いは7によって容易に分
離可能となっている。
【0036】即ち、送りテープ1には、互いに分離可能
な状態で一列の可動接点集合体Sが長手方向に配置され
てフープ状を成し、このフープ状の送りテープ1が渦巻
き状に巻かれて、可動接点付キャリアテープが構成され
たものとなっている。そして、この可動接点付キャリア
テープは、組立機(図示せず)に組み込まれ、送りテー
プ1が送り用位置決め手段1aによって所定量送られる
と共に、1組の可動接点集合体S毎に吸着部材14によ
って、送りテープ1から分離されるようになっている。
なお、分離容易手段6,或いは7によって隣接する可動
接点集合体Sとが区分けされて、1組ずつ容易に剥離可
能に形成されているので、誤組立がない。
【0037】次に、この第3実施例における可動接点付
キャリアテープの製造方法を図5に基づいて説明する
と、先ず、図5のAに示すように、一面に粘着剤4を設
けたプラスチックフイルムからなる帯状のシート、或い
はテープ5を用意する。次に、図5のBに示すように、
テープ5の長手方向に間隔を置いて、粘着剤4で可動接
点2の上面を貼着する。そして最後に、図5のCに示す
ように、テープ5を送りテープ1上に位置させて、可動
接点2間に位置する張出部3aとなる部分5aを送りテ
ープ1に貼着し、テープ5に分離容易手段6、或いは7
を設けると、可動接点集合体Sが送りテープ1に形成さ
れた可動接点付キャリアテープが製造される。
【0038】なお、この実施例においても、可動接点集
合体Sを送りテープ1の長手方向に複数列設けても良
い。
【0039】次に、本発明の可動接点付キャリアテープ
の第4実施例の構成と、その製造方法を図6、図7に基
づいて説明すると、紙等からなる送りテープ1は、長尺
の帯状で形成され、その長手方向の側縁に沿って等間隔
の丸孔等からなる送り用位置決め手段1aが設けられて
いる。プラスチックフイルム等からなる複数個の粘着シ
ート3はそれぞれ円形等で形成され、内面に接点部8を
設けて可動接点を形成するドーム状部3bと、このドー
ム状部3bの外周から張り出した張出部3aと、張出部
3aの下面である一面には、粘着剤4が設けられて、接
点部8を有する粘着シート3と粘着剤4とで1組の可動
接点集合体Sが構成されている。
【0040】そして、この粘着シート3が送りテープ1
の長手方向に所定の間隔を置いて配置されると共に、粘
着シート3の張出部3aが送りテープ1から剥離可能に
送りテープ1に貼着して保持され、そして、接点部8を
有する個々の粘着シート3が送りテープ1から分離可能
となっている。
【0041】即ち、送りテープ1には、互いに分離され
た状態で一列の可動接点集合体Sが長手方向に配置され
てフープ状を成し、このフープ状の送りテープ1が渦巻
き状に巻かれて、可動接点付キャリアテープが構成され
たものとなっている。そして、この可動接点付キャリア
テープは、組立機(図示せず)に組み込まれ、送りテー
プ1が送り用位置決め手段1aによって所定量送られる
と共に、1組の可動接点集合体S毎に吸着部材14によ
って、送りテープ1から分離されるようになっている。
【0042】次に、この第4実施例における可動接点付
キャリアテープの製造方法を図7に基づいて説明する
と、先ず、図7のAに示すように、一面の一部分に粘着
剤4を設けたプラスチックフイルムからなる帯状のシー
ト、或いはテープ5を用意する。次に、図7のBに示す
ように、テープ5の長手方向に間隔を置いて、粘着剤4
の存在しない部分に突き出し加工を行ってドーム状部3
bを形成すると共に、ドーム状部3bの内側に、例えば
カーボン等を塗布して接点部8を形成する。次に、図7
のCに示すように、テープ5を送りテープ1上に位置さ
せて、ドーム状部3b間に位置する張出部3aとなる部
分5aを送りテープ1に貼着する。そして最後に、図7
のDに示すように、張出部3aを残して部分5aを除去
すると、互いに分離された可動接点集合体Sが送りテー
プ1に形成された可動接点付キャリアテープが製造され
る。
【0043】なお、この実施例においても、可動接点集
合体Sを送りテープ1の長手方向に複数列設けても良
い。
【0044】次に、本発明の可動接点付キャリアテープ
の第5実施例の構成と、その製造方法を図8、図9に基
づいて説明すると、紙等からなる送りテープ1は、長尺
の帯状で形成され、その長手方向の側縁に沿って等間隔
の丸孔等からなる送り用位置決め手段1aが設けられて
いる。プラスチックフイルム等からなる複数個の粘着シ
ート3はそれぞれ円形等で形成され、内面に接点部8を
設けて可動接点を形成するドーム状部3bと、このドー
ム状部3bの外周から張り出した張出部3aと、張出部
3aの下面である一面には、粘着剤4が設けられて、接
点部8を有する粘着シート3と粘着剤4とで1組の可動
接点集合体Sが構成されている。
【0045】そして、この粘着シート3が送りテープ1
の長手方向に配置されると共に、隣り合う粘着シート3
間、或いは張出部3aの外周に切り込み等の分離容易手
段6、7が設けられている。図8においては、隣り合う
粘着シート3間に設けた分離容易手段6と、張出部3a
の外周に設けた分離容易手段7との双方を示している
が、何れか一方の分離容易手段6、或いは7を使用する
ものである。また、粘着シート4に設けられた接点部8
が送りテープ1の長手方向に所定の間隔を置いて配置さ
れると共に、粘着シート3の張出部3aが送りテープ1
から剥離可能に送りテープ1に貼着して保持され、そし
て、個々の粘着シート3が送りテープ1から分離容易手
段6、或いは7によって容易に分離可能となっている。
【0046】即ち、送りテープ1には、互いに分離可能
な状態で一列の可動接点集合体Sが長手方向に配置され
てフープ状を成し、このフープ状の送りテープ1が渦巻
き状に巻かれて、可動接点付キャリアテープが構成され
たものとなっている。そして、この可動接点付キャリア
テープは、組立機(図示せず)に組み込まれ、送りテー
プ1が送り用位置決め手段1aによって所定量送られる
と共に、1組の可動接点集合体S毎に吸着部材14によ
って、送りテープ1から分離されるようになっている。
【0047】次に、この第5実施例における可動接点付
キャリアテープの製造方法を図9に基づいて説明する
と、先ず、図9のAに示すように、一面の一部分に粘着
剤4を設けたプラスチックフイルムからなる帯状のシー
ト、或いはテープ5を用意する。次に、図9のBに示す
ように、テープ5の長手方向に間隔を置いて、粘着剤4
の存在しない部分に突き出し加工を行ってドーム状部3
bを形成すると共に、ドーム状部3bの内側に、例えば
カーボン等を塗布して接点部8を形成する。そして最後
に、図9のCに示すように、テープ5を送りテープ1上
に位置させて、ドーム状部8間に位置する張出部3aと
なる部分5aを送りテープ1に貼着し、テープ5の表面
から裏面に至る切り込みを入れて分離容易手段6、或い
は7を設けると、可動接点集合体Sが送りテープ1に形
成された可動接点付キャリアテープが製造される。
【0048】なお、この実施例においても、可動接点集
合体Sを送りテープ1の長手方向に複数列設けても良
い。
【0049】次に、本発明の可動接点付キャリアテープ
の第6実施例の構成と、その製造方法を図10、図11
に基づいて説明すると、紙等からなる送りテープ1は、
長尺の帯状で形成され、その長手方向の側縁に沿って等
間隔の丸孔等からなる送り用位置決め手段1aが設けら
れると共に、後述する粘着シート3の形成面に向けて突
出する環状の複数個の突部1bが設けられている。金属
薄板からなる複数個の可動接点2はドーム状部で形成さ
れ、また、プラスチックフイルム等からなる複数個の粘
着シート3はそれぞれ円形等で形成され、その下面であ
る一面には、粘着剤4が設けられて、可動接点2と粘着
剤4を設けた粘着シート3とで1組の可動接点集合体S
が構成されている。
【0050】そして、この粘着シート3で可動接点2の
上面を覆って、粘着剤4により可動接点2を貼着して保
持すると共に、この粘着シート3は、可動接点2の外周
から張り出した張出部3aを有している。また、可動接
点2を貼着した粘着シート3の張出部3aが環状の各突
部1bの高さ内で、且つ、その内側に位置した状態で、
送りテープ1の長手方向に所定の間隔を置いて配置され
ると共に、粘着シート3の張出部3aが送りテープ1か
ら剥離可能に送りテープ1に貼着して保持され、そし
て、個々の可動接点2が粘着シート3と共に送りテープ
1から分離可能となっている。
【0051】即ち、送りテープ1には、互いに分離され
た状態で一列の可動接点集合体Sが長手方向に配置され
てフープ状を成し、このフープ状の送りテープ1が渦巻
き状に巻かれて、可動接点付キャリアテープが構成され
たものとなっている。また、送りテープ1が渦巻き状に
巻かれた時、突部1bの存在によって、張出部3aの縁
部から露出した粘着剤4が上部に位置する送りテープ1
への貼着を防止できる。また、突部1bを粘着シート3
が貼り付けられた可動接点2のドーム状部の頂部よりも
高く突出させて形成すると、可動接点2のへたりを防止
することができる。そして、この可動接点付キャリアテ
ープは、組立機(図示せず)に組み込まれ、送りテープ
1が送り用位置決め手段1aによって所定量送られると
共に、1組の可動接点集合体S毎に吸着部材14によっ
て、送りテープ1から分離されるようになっている。
【0052】次に、この第6実施例における可動接点付
キャリアテープの製造方法を図11に基づいて説明する
と、先ず、図11のAに示すように、一面に粘着剤4を
設けたプラスチックフイルムからなる帯状のシート、或
いはテープ5を用意する。次に、図11のBに示すよう
に、テープ5の長手方向に間隔を置いて、粘着剤4で可
動接点2の上面を貼着する。次に、図11のCに示すよ
うに、テープ5を送りテープ1上に位置させて、可動接
点2間に位置する張出部3aとなる部分5aを送りテー
プ1に貼着する。次に、図11のDに示すように、張出
部3aを残して部分5aを除去すると、互いに分離され
た可動接点集合体Sが送りテープ1に形成される。そし
て最後に、図11のEに示すように、テープ5を除去し
た部分5aに位置する送りテープ1の箇所に、エンボス
加工によって環状の突部1bを粘着シート3の形成面に
向けて突出させて形成すると、可動接点付キャリアテー
プが製造される。
【0053】なお、このような環状の突部1bは、図
6,図7に示す第4実施例においても適用できるもので
ある。
【0054】次に、本発明の可動接点付キャリアテープ
の第7実施例の構成と、その製造方法を図12、図13
に基づいて説明すると、紙等からなる送りテープ1は、
長尺の帯状で形成され、その長手方向の側縁に沿って等
間隔の丸孔等からなる送り用位置決め手段1aが設けら
れると共に、複数個の突部1bが設けられている。金属
薄板からなる複数個の可動接点2はドーム状部で形成さ
れ、また、プラスチックフイルム等からなる複数個の粘
着シート3はそれぞれ円形等で形成され、その下面であ
る一面には、粘着剤4が設けられて、可動接点2と粘着
剤4を設けた粘着シート3とで1組の可動接点集合体S
が構成されている。
【0055】そして、この粘着シート3で可動接点2の
上面を覆って、粘着剤4により可動接点2を貼着して保
持すると共に、この粘着シート3は、可動接点2の外周
から張り出した張出部3aを有し、隣り合う粘着シート
3間、或いは張出部3aの外周に切り込み等の分離容易
手段6、7が設けられていると共に、送りテープ1に設
けられた突部1bが可動接点2の近傍である分離容易手
段6に沿って、粘着シート3を貫通して設けられてい
る。ここで、分離容易手段6,或いは7,及び突部1b
は、先の実施例と同様の機能を持つよう形成、配置した
ものであり、この突部1bは、可動接点2の近傍におい
て、適宜位置に設けても良いこと勿論である。
【0056】図12においては、隣り合う粘着シート3
間に設けた分離容易手段6と、張出部3aの外周に設け
た分離容易手段7との双方を示しているが、何れか一方
の分離容易手段6、或いは7を使用するものである。ま
た、粘着シート4に貼着された可動接点2が送りテープ
1の長手方向に所定の間隔を置いて配置されると共に、
粘着シート3の張出部3aが送りテープ1から剥離可能
に送りテープ1に貼着して保持され、そして、個々の可
動接点2が粘着シート3と共に送りテープ1から分離容
易手段6、或いは7によって容易に分離可能となってい
る。
【0057】即ち、送りテープ1には、互いに分離可能
な状態で一列の可動接点集合体Sが長手方向に配置され
てフープ状を成し、このフープ状の送りテープ1が渦巻
き状に巻かれて、可動接点付キャリアテープが構成され
たものとなっている。また、送りテープ1が渦巻き状に
巻かれた時、突部1bの存在によって、可動接点2のへ
たりを防止することができる。そして、この可動接点付
キャリアテープは、組立機(図示せず)に組み込まれ、
送りテープ1が送り用位置決め手段1aによって所定量
送られると共に、1組の可動接点集合体S毎に吸着部材
14によって、送りテープ1から分離されるようになっ
ている。
【0058】次に、この第7実施例における可動接点付
キャリアテープの製造方法を図13に基づいて説明する
と、先ず、図13のAに示すように、一面に粘着剤4を
設けたプラスチックフイルムからなる帯状のシート、或
いはテープ5を用意する。次に、図13のBに示すよう
に、テープ5の長手方向に間隔を置いて、粘着剤4で可
動接点2の上面を貼着する。そして最後に、図13のC
に示すように、テープ5を送りテープ1上に位置させ
て、可動接点2間に位置する張出部3aとなる部分5a
を送りテープ1に貼着し、テープ5に分離容易手段6、
或いは7を設けると、可動接点集合体Sが送りテープ1
に形成されると共に、テープ5には可動接点2の近傍に
位置する一部分を除去して孔を設け、この孔に位置する
送りテープ1の箇所に、エンボス加工によって突部1b
を形成すると、可動接点付キャリアテープが製造され
る。
【0059】なお、このような環状の突部1bは、図
8,図9に示す第5実施例においても適用できるもので
ある。
【0060】次に、本発明の可動接点付キャリアテープ
の第8実施例の構成と、その製造方法を図14、図15
に基づいて説明すると、紙等からなる送りテープ1は、
長尺の帯状で形成され、その長手方向の側縁に沿って等
間隔の丸孔等からなる送り用位置決め手段1aが設けら
れていると共に、その長手方向に等間隔に貫通孔1cが
設けられている。金属薄板からなる複数個の可動接点2
はドーム状部で形成され、また、プラスチックフイルム
等からなる複数個の粘着シート3はそれぞれ円形等で形
成され、その下面である一面には、粘着剤4が設けられ
て、可動接点2と粘着剤4を設けた粘着シート3とで1
組の可動接点集合体Sが構成されている。
【0061】そして、この粘着シート3で可動接点2の
上面を覆って、粘着剤4により可動接点2を貼着して保
持すると共に、この粘着シート3は、可動接点2の外周
から張り出した張出部3aを有している。また、可動接
点2を貼着した粘着シート3は、可動接点2が貫通孔1
cに位置した状態で、送りテープ1の長手方向に所定の
間隔を置いて配置されると共に、粘着シート3の張出部
3aが送りテープ1から剥離可能に送りテープ1に貼着
して保持され、そして、個々の可動接点2が粘着シート
3と共に送りテープ1から分離可能となっている。ま
た、送りテープ1の下面には、貫通孔1cを塞いで、可
動接点2を埃などの異物から保護するための紙等からな
る保護シート、或いは保護テープ9が貼着されている。
【0062】即ち、保護テープ9を貼着した送りテープ
1には、互いに分離された状態で一列の可動接点集合体
Sが長手方向に配置されてフープ状を成し、このフープ
状の送りテープ1が渦巻き状に巻かれて、可動接点付キ
ャリアテープが構成されたものとなっている。そして、
この可動接点付キャリアテープは、組立機(図示せず)
に組み込まれ、送りテープ1が送り用位置決め手段1a
によって所定量送られると共に、1組の可動接点集合体
S毎に吸着部材14によって、送りテープ1から分離さ
れるようになっている。
【0063】次に、この第8実施例における可動接点付
キャリアテープの製造方法を図15に基づいて説明する
と、先ず、図15のAに示すように、送りテープ1を用
意し、そして、図15のBに示すように、貫通孔1cを
設ける。次に、図15のCに示すように、一面に粘着剤
4を設けたプラスチックフイルムからなる帯状のシー
ト、或いはテープ5を送りテープ1上に貼着する。次
に、図15のDに示すように、張出部3aを残して部分
5aを除去して、互いに分離した粘着シート3を形成す
る。次に、図15のEに示すように、送りテープ1の下
面から貫通孔1cに可動接点2を挿入して、可動接点2
の上面を粘着シート3に貼着し、互いに分離された可動
接点集合体Sを形成する。そして最後に、図15のFに
示すように、送りテープ1の下面に保護テープ9を貼着
することによって、可動接点付キャリアテープが製造さ
れる。
【0064】なお、このように送りテープ1に貫通孔1
cを設けて、この貫通孔1cを塞ぐように保護テープ9
を送りテープ1に貼着した構成は、前記第1〜第7実施
例にわたって適用できること勿論である。
【0065】次に、このような第1〜第8実施例の可動
接点付キャリアテープを使用する押しボタンスイッチの
第1実施例を図16に基づいて説明すると、矩形状の絶
縁基板11には、複数列に並んだ状態で2個が1組とな
った固定接点12が設けられ、この絶縁基板11上に
は、個々の可動接点2が固定接点12に対向した状態
で、可動接点2を貼着した粘着シート3が貼着され、そ
して、この粘着シート3上には、操作部13aを有する
押しボタン部材13が取り付けられた構成となってい
る。即ち、各固定接点12に対応して、可動接点2と粘
着シート3からなる可動接点集合体Sが互いに分離した
状態で、絶縁基板11に貼着された構成となっている。
【0066】また、この押しボタンスイッチの操作を説
明すると、操作部13aを押圧すると、この操作部13
aが可動接点2の上部を押圧し、これによって、可動接
点2が反転して固定接点12に接触して、2個の固定接
点12間を導通してONとなり、また、操作部13aの
押圧を解除すると、可動接点2が自己復帰して、固定接
点12との接触が離れ、2個の固定接点12間がOFF
となるようになっている。
【0067】次に、このような第1実施例の押しボタン
スイッチにおける組立方法を図17〜図19に基づいて
説明すると、先ず、送りテープ1上の可動接点集合体S
が互いに分離した状態のものにあっては、図17に示す
ように、組立機の吸着部材14により1個の可動接点集
合体Sが吸着されて、可動接点集合体Sを送りテープ1
から剥離し、そして、図19に示すように、絶縁基板1
1まで搬送して、吸着部材14により可動接点集合体S
を絶縁基板11に貼着する。そして、このような動作を
繰り返すことにより、各可動接点集合体Sが絶縁基板1
1上に組み込まれるものである。
【0068】また、送りテープ1上の可動接点集合体S
が分離容易手段6,或いは7によって、容易に分離でき
るものにあっては、図18に示すように、組立機の吸着
部材14により1個の可動接点集合体Sが吸着されて、
分離容易手段6,或いは7から可動接点集合体Sを送り
テープ1から剥離し、そして、図19に示すように、絶
縁基板11まで搬送して、吸着部材14により可動接点
集合体Sを絶縁基板11に貼着する。そして、このよう
な動作を繰り返すことにより、各可動接点集合体Sが絶
縁基板11上に組み込まれるものである。このように本
発明の実施例に係わる可動接点付キャリアテープにおい
ては、帯状の送りテープ1によって、可動接点2を連続
供給でき、絶縁基板11への組み込みを汎用の組立機に
より行えるので、多様な絶縁基板11へのスイッチ回路
レイアウトに安価に対応できる。
【0069】次に、本発明の可動接点付キャリアテープ
の第9実施例の構成と、その製造方法を図20、図21
に基づいて説明すると、紙等からなる送りテープ1は、
長尺の帯状で形成され、その長手方向の側縁に沿って等
間隔の丸孔等からなる送り用位置決め手段1aが設けら
れている。金属薄板からなる複数個の可動接点2はドー
ム状部で形成され、また、プラスチックフイルム等から
なる複数個の粘着シート3はそれぞれ円形等で形成さ
れ、その下面である一面には粘着剤4が設けられてい
る。また、プラスチックフイルム等からなるシート状の
スペーサ15は、中心部に収納孔15aを有すると共
に、その下面には、粘着剤16が設けられている。
【0070】そして、スペーサ15が粘着剤16により
送りテープ1上に貼着され、また、粘着シート3は、可
動接点2の上面を覆って、粘着剤4により可動接点2を
貼着して保持すると共に、可動接点2の外周から張り出
した張出部3aを有し、そして、この粘着シート3は、
可動接点2を収納孔15aに位置した状態で、張出部3
aがスペーサ15の上面に貼着されている。そして、粘
着剤16を設けたスペーサ15と、粘着剤4が設けら
れ、可動接点2を貼着した粘着シート3とで1組の可動
接点集合体Sが形成されている。また、可動接点2を貼
着した粘着シート3とスペーサ15が送りテープ1の長
手方向に所定の間隔を置いて配置されると共に、スペー
サ15が送りテープ1から剥離可能に送りテープ1に貼
着して保持され、そして、個々の可動接点2が粘着シー
ト3、及びスペーサ15と共に送りテープ1から分離可
能となっている。
【0071】即ち、送りテープ1には、互いに分離され
た状態で一列の可動接点集合体Sが長手方向に配置され
てフープ状を成し、このフープ状の送りテープ1が渦巻
き状に巻かれて、可動接点付キャリアテープが構成され
たものとなっている。そして、この可動接点付キャリア
テープは、組立機(図示せず)に組み込まれ、送りテー
プ1が送り用位置決め手段1aによって所定量送られる
と共に、1組の可動接点集合体S毎に吸着部材14によ
って、送りテープ1から分離されるようになっている。
【0072】次に、この第9実施例における可動接点付
キャリアテープの製造方法を図21に基づいて説明する
と、先ず、図21のAに示すように、一面に粘着剤16
を設けたプラスチックフイルム等からなるスペーサ15
となるテープ17を用意し、図21のBに示すように、
このテープ17に収納部15aとなる孔17aを設け
る。次に、図21のCに示すように、一面に粘着剤4を
設けたプラスチックフイルムからなる帯状のシート、或
いはテープ5を用意し、このテープ5をフイルム17上
に貼着する。次に、図21のDに示すように、テープ1
7の下面から孔17aに可動接点2を挿入して、テープ
5に可動接点2の上面を貼着する。次に、図21のEに
示すように、テープ17の下面に送りテープ1を貼着
し、そして最後に、図21のFに示すように、張出部3
aを残してテープ5と17の一部分を除去すると、互い
に分離された可動接点集合体Sが送りテープ1に形成さ
れた可動接点付キャリアテープが製造される。
【0073】なお、このような第9実施例は、図6,図
7の第4実施例にも適用できること勿論である。
【0074】次に、本発明の可動接点付キャリアテープ
の第10実施例の構成と、その製造方法を図22、図2
3に基づいて説明すると、紙等からなる送りテープ1
は、長尺の帯状で形成され、その長手方向の側縁に沿っ
て等間隔の丸孔等からなる送り用位置決め手段1aが設
けられている。金属薄板からなる複数個の可動接点2は
ドーム状部で形成され、また、プラスチックフイルム等
からなる複数個の粘着シート3はそれぞれ円形等で形成
され、その下面である一面には粘着剤4が設けられてい
る。また、プラスチックフイルム等からなるシート状の
スペーサ15は、中心部に収納孔15aを有すると共
に、その下面には、粘着剤16が設けられている。
【0075】そして、スペーサ15が粘着剤16により
送りテープ1上に貼着され、また、粘着シート3は、可
動接点2の上面を覆って、粘着剤4により可動接点2を
貼着して保持すると共に、可動接点2の外周から張り出
した張出部3aを有し、そして、この粘着シート3は、
可動接点2を収納孔15aに位置した状態で、張出部3
aがスペーサ15の上面に貼着されている。また、この
粘着シート3、及びスペーサ15には、隣り合う粘着シ
ート3間、或いは張出部3aの外周に切り込み等の分離
容易手段6、7が設けられている。図22においては、
隣り合う粘着シート3間に設けた分離容易手段6と、張
出部3aの外周に設けた分離容易手段7との双方を示し
ているが、何れか一方の分離容易手段6、或いは7を使
用するものである。
【0076】そして、粘着剤16を設けたスペーサ15
と、粘着剤4が設けられ、可動接点2を貼着した粘着シ
ート3とで可動接点集合体Sが形成され、粘着シート4
に貼着された可動接点2が送りテープ1の長手方向に所
定の間隔を置いて配置されると共に、粘着シート3とス
ペーサ15が送りテープ1から剥離可能に送りテープ1
に貼着して保持され、そして、個々の可動接点2が粘着
シート3、及びスペーサ15と共に送りテープ1から分
離容易手段6、或いは7によって容易に分離可能となっ
ている。
【0077】即ち、送りテープ1には、互いに分離可能
な状態で一列の可動接点集合体Sが長手方向に配置され
てフープ状を成し、このフープ状の送りテープ1が渦巻
き状に巻かれて、可動接点付キャリアテープが構成され
たものとなっている。そして、この可動接点付キャリア
テープは、組立機(図示せず)に組み込まれ、送りテー
プ1が送り用位置決め手段1aによって所定量送られる
と共に、1組の可動接点集合体S毎に吸着部材14によ
って、送りテープ1から分離されるようになっている。
【0078】次に、この第10実施例における可動接点
付キャリアテープの製造方法を図23に基づいて説明す
ると、先ず、図23のAに示すように、一面に粘着剤1
6を設けたプラスチックフイルム等からなるスペーサ1
5となるテープ17を用意し、図23のBに示すよう
に、このテープ17に収納部15aとなる孔17aを設
ける。次に、図23のCに示すように、一面に粘着剤4
を設けたプラスチックフイルムからなる帯状のシート、
或いはテープ5を用意し、このテープ5をフイルム17
上に貼着する。次に、図23のDに示すように、テープ
17の下面から孔17aに可動接点2を挿入して、テー
プ5に可動接点2の上面を貼着する。そして最後に、図
23のEに示すように、テープ17の下面に送りテープ
1を貼着し、テープ5と17に分離容易手段6,或いは
7を設けると、可動接点集合体Sが送りテープ1に形成
された可動接点付キャリアテープが製造される。
【0079】なお、このような第10実施例は、図8,
図9の第5実施例にも適用できること勿論である。
【0080】次に、本発明の可動接点付キャリアテープ
の第11実施例の構成と、その製造方法を図24、図2
5に基づいて説明すると、紙等からなる送りテープ1
は、長尺の帯状で形成され、その長手方向の側縁に沿っ
て等間隔の丸孔等からなる送り用位置決め手段1aが設
けられると共に、複数個の環状の突部1bが設けられて
いる。金属薄板からなる複数個の可動接点2はドーム状
部で形成され、また、プラスチックフイルム等からなる
複数個の粘着シート3はそれぞれ円形等で形成され、そ
の下面である一面には粘着剤4が設けられている。ま
た、プラスチックフイルム等からなるシート状のスペー
サ15は、中心部に収納孔15aを有すると共に、その
下面には、粘着剤16が設けられている。
【0081】そして、スペーサ15が粘着剤16により
送りテープ1上に貼着され、また、粘着シート3は、可
動接点2の上面を覆って、粘着剤4により可動接点2を
貼着して保持すると共に、可動接点2の外周から張り出
した張出部3aを有し、そして、この粘着シート3は、
可動接点2を収納孔15aに位置した状態で、張出部3
aがスペーサ15の上面に貼着されている。そして、粘
着剤16を設けたスペーサ15と、粘着剤4が設けら
れ、可動接点2を貼着した粘着シート3とで1組の可動
接点集合体Sが形成されている。また、可動接点2を貼
着した粘着シート3とスペーサ15が環状の各突部1b
内に位置した状態で、送りテープ1の長手方向に所定の
間隔を置いて配置されると共に、スペーサ15が送りテ
ープ1から剥離可能に送りテープ1に貼着して保持さ
れ、そして、個々の可動接点2が粘着シート3、及びス
ペーサ15と共に送りテープ1から分離可能となってい
る。
【0082】即ち、送りテープ1には、互いに分離され
た状態で一列の可動接点集合体Sが長手方向に配置され
てフープ状を成し、このフープ状の送りテープ1が渦巻
き状に巻かれて、可動接点付キャリアテープが構成され
たものとなっている。また、送りテープ1が渦巻き状に
巻かれた時、突部1bの存在によって、張出部3aの縁
部から露出した粘着剤4、及びスペーサ15の縁部から
露出した粘着剤16が上部に位置する送りテープ1への
貼着、或いは可動接点2のへたりを防止することができ
る。そして、この可動接点付キャリアテープは、組立機
(図示せず)に組み込まれ、送りテープ1が送り用位置
決め手段1aによって所定量送られると共に、1組の可
動接点集合体S毎に吸着部材14によって、送りテープ
1から分離されるようになっている。
【0083】次に、この第11実施例における可動接点
付キャリアテープの製造方法を図25に基づいて説明す
ると、先ず、図25のAに示すように、一面に粘着剤1
6を設けたプラスチックフイルム等からなるスペーサ1
5となるテープ17を用意し、図25のBに示すよう
に、このテープ17に収納部15aとなる孔17aを設
ける。次に、図25のCに示すように、一面に粘着剤4
を設けたプラスチックフイルムからなる帯状のシート、
或いはテープ5を用意し、このテープ5をフイルム17
上に貼着する。次に、図25のDに示すように、テープ
17の下面から孔17aに可動接点2を挿入して、テー
プ5に可動接点2の上面を貼着する。次に、図25のE
に示すように、テープ17の下面に送りテープ1を貼着
した後、図25のFに示すように、張出部3aを残して
テープ5と17の一部分を除去すると、互いに分離され
た可動接点集合体Sが送りテープ1に形成される。そし
て最後に、図25のGに示すように、テープ5と17を
除去した部分に位置する送りテープ1の箇所に、エンボ
ス加工によって環状の突部1bを形成すると、可動接点
付キャリアテープが製造される。
【0084】なお、このような突部1bは、図12,図
13に示したものでも良く、また、図12,図13に示
した突部1bを図22,図23に示した第10実施例に
も適用できること勿論である。
【0085】次に、本発明の可動接点付キャリアテープ
の第12実施例の構成と、その製造方法を図26、図2
7に基づいて説明すると、紙等からなる送りテープ1
は、長尺の帯状で形成され、その長手方向の側縁に沿っ
て等間隔の丸孔等からなる送り用位置決め手段1aが設
けられていると共に、その長手方向に等間隔に貫通孔1
cが設けられている。金属薄板からなる複数個の可動接
点2はドーム状部で形成され、また、プラスチックフイ
ルム等からなる複数個の粘着シート3はそれぞれ円形等
で形成され、その下面である一面には粘着剤4が設けら
れている。また、プラスチックフイルム等からなるシー
ト状のスペーサ15は、中心部に収納孔15aを有する
と共に、その下面には、粘着剤16が設けられている。
【0086】そして、スペーサ15が粘着剤16により
送りテープ1上に貼着され、また、粘着シート3は、可
動接点2の上面を覆って、粘着剤4により可動接点2を
貼着して保持すると共に、可動接点2の外周から張り出
した張出部3aを有し、そして、この粘着シート3は、
可動接点2を収納孔15aに位置した状態で、張出部3
aがスペーサ15の上面に貼着されている。そして、粘
着剤16を設けたスペーサ15と、粘着剤4が設けら
れ、可動接点2を貼着した粘着シート3とで1組の可動
接点集合体Sが形成されている。また、可動接点2を貼
着した粘着シート3とスペーサ15が送りテープ1の長
手方向に所定の間隔を置いて配置されると共に、スペー
サ15が送りテープ1から剥離可能に送りテープ1に貼
着して保持され、そして、個々の可動接点2が粘着シー
ト3、及びスペーサ15と共に送りテープ1から分離可
能となっている。また、送りテープ1の下面には、貫通
孔1cを塞いで、可動接点2を埃などの異物から保護す
るための紙等からなる保護シート、或いは保護テープ9
が貼着されている。
【0087】即ち、送りテープ1には、互いに分離され
た状態で一列の可動接点集合体Sが長手方向に配置され
てフープ状を成し、このフープ状の送りテープ1が渦巻
き状に巻かれて、可動接点付キャリアテープが構成され
たものとなっている。そして、この可動接点付キャリア
テープは、組立機(図示せず)に組み込まれ、送りテー
プ1が送り用位置決め手段1aによって所定量送られる
と共に、1組の可動接点集合体S毎に吸着部材14によ
って、送りテープ1から分離されるようになっている。
【0088】次に、この第12実施例における可動接点
付キャリアテープの製造方法を図27に基づいて説明す
ると、先ず、図27のAに示すように、送りテープ1を
用意し、次に、図27のBに示すように、一面に粘着剤
16を設けたプラスチックフイルム等からなるスペーサ
15となるテープ17を用意し、このテープ17を送り
テープ1上に貼着する。次に、図27のCに示すよう
に、このテープ17には収納部15aとなる孔17a
を、また、送りテープ1には貫通孔1cを同時に設け
る。次に、図27のDに示すように、一面に粘着剤4を
設けたプラスチックフイルムからなる帯状のシート、或
いはテープ5を用意し、このテープ5をフイルム17上
に貼着する。次に、図27のEに示すように、張出部3
aを残してテープ5と17の一部分を除去すると、互い
に分離された粘着シート3とスペーサ5が送りテープ1
に形成される。次に、図27のFに示すように、テープ
17の下面から孔17aに可動接点2を挿入して、テー
プ5に可動接点2の上面を貼着すると、可動接点集合体
Sが形成される。そして最後に、図27のGに示すよう
に、送りテープ1の下面に保護テープ9を貼着すること
によって、可動接点付キャリアテープが製造される。
【0089】なお、このような第12実施例は、図20
〜図25に示した第9〜第11実施例にも適用できるこ
と勿論である。
【0090】次に、このような第9〜第12実施例の可
動接点付キャリアテープを使用する押しボタンスイッチ
の第2実施例を図28に基づいて説明すると、矩形状の
絶縁基板11には、複数列に並んだ状態で2個が1組と
なった固定接点12が設けられ、この絶縁基板11上に
は、収納孔15aを有するスペーサ15が貼着されると
共に、このスペーサ15上には、個々の可動接点2が固
定接点12に対向して収納孔15aに収納された状態
で、可動接点2を貼着した粘着シート3が貼着され、そ
して、この粘着シート3上には、操作部13aを有する
押しボタン部材13が取り付けられた構成となってい
る。即ち、各固定接点12に対応して、可動接点2を貼
着した粘着シート3、及びスペーサ15からなる可動接
点集合体Sが互いに分離した状態で、絶縁基板11に貼
着された構成となっている。
【0091】また、この押しボタンスイッチの操作を説
明すると、操作部13aを押圧すると、この操作部13
aが可動接点2の上部を押圧し、これによって、可動接
点2が反転して固定接点12に接触して、2個の固定接
点12間を導通してONとなり、また、操作部13aの
押圧を解除すると、可動接点2が自己復帰して、固定接
点12との接触が離れ、2個の固定接点12間がOFF
となるようになっている。
【0092】次に、このような第2実施例の押しボタン
スイッチにおける組立方法を図29〜図31に基づいて
説明すると、先ず、送りテープ1上の可動接点集合体S
が互いに分離した状態のものにあっては、図29に示す
ように、組立機の吸着部材14により1個の可動接点集
合体Sが吸着されて、可動接点集合体Sを送りテープ1
から剥離し、そして、図31に示すように、絶縁基板1
1まで搬送して、吸着部材14により可動接点集合体S
を絶縁基板11に貼着する。そして、このような動作を
繰り返すことにより、各可動接点集合体Sが絶縁基板1
1上に組み込まれるものである。
【0093】また、送りテープ1上の可動接点集合体S
が分離容易手段6,或いは7によって、容易に分離でき
るものにあっては、図30に示すように、組立機の吸着
部材14により1個の可動接点集合体Sが吸着されて、
分離容易手段6,或いは7から可動接点集合体Sを送り
テープ1から剥離し、そして、図31に示すように、絶
縁基板11まで搬送して、吸着部材14により可動接点
集合体Sを絶縁基板11に貼着する。そして、このよう
な動作を繰り返すことにより、各可動接点集合体Sが絶
縁基板11上に組み込まれるものである。これらの本発
明の実施例においても、可動接点付キャリアテープにお
いては、帯状の送りテープ1によって、可動接点2を連
続供給でき、絶縁基板11への組み込みを汎用の組立機
により行えるので、多様な絶縁基板11へのスイッチ回
路レイアウトに安価に対応できるという効果を得ること
ができる上に、更に、厚さの異なるスペーサ15との組
合せによって、多様な動作ストローク、フィーリングに
対応できる。
【0094】次に、本発明の可動接点付キャリアテープ
の第13実施例の構成を図32、図33に基づいて説明
すると、紙等からなる送りテープ1は、長尺の帯状で形
成され、その長手方向の側縁に沿って等間隔の丸形等か
らなる送り用位置決め手段1aが設けられていると共
に、その長手方向に等間隔に凹部1dが設けられてい
る。金属薄板からなる複数個の可動接点2は円形のドー
ム状部2aで形成され、この各可動接点2は、送りテー
プ1の凹部1dに収納されている。そして、紙等ならな
る保護シート、或いは保護テープ9は、凹部1dの開放
部を塞ぐように送りテープ1に剥離可能に貼着されて、
個々の可動接点2が送りテープ1から分離可能に送りテ
ープ1に保持されている。
【0095】そして、フープ状の送りテープ1が渦巻き
状に巻かれて、可動接点付キャリアテープが構成された
ものとなっており、この可動接点付キャリアテープは、
組立機(図示せず)に組み込まれ、送りテープ1が送り
用位置決め手段1aによって所定量送られると共に、保
護テープ9が送りテープ1から剥がされ、1個の可動接
点2毎に吸着部材14によって、送りテープ1から分離
されるようになっている。
【0096】次に、本発明の可動接点付キャリアテープ
の第14実施例の構成を図34、図35に基づいて説明
すると、紙等からなる送りテープ1は、長尺の帯状で形
成され、その長手方向の側縁に沿って等間隔の丸形等か
らなる送り用位置決め手段1aが設けられていると共
に、その長手方向に等間隔に凹部1dが設けられてい
る。金属薄板からなる複数個の可動接点2は円形のドー
ム状部2aと、このドーム状部2aの外周から突出する
突出部2bとで形成されると共に、この各可動接点2
は、送りテープ1の凹部1dに収納されている。そし
て、紙等ならなる保護シート、或いは保護テープ9は、
凹部1dの開放部を塞ぐように送りテープ1に剥離可能
に貼着されて、個々の可動接点2が送りテープ1から分
離可能に送りテープ1に保持されている。
【0097】そして、フープ状の送りテープ1が渦巻き
状に巻かれて、可動接点付キャリアテープが構成された
ものとなっており、この可動接点付キャリアテープは、
組立機(図示せず)に組み込まれ、送りテープ1が送り
用位置決め手段1aによって所定量送られると共に、保
護テープ9が送りテープ1から剥がされ、1個の可動接
点2毎に吸着部材14によって、送りテープ1から分離
されるようになっている。
【0098】次に、図32,図33に示した第13実施
例の可動接点付キャリアテープの押しボタンスイッチへ
の組み込みを図36,図37に基づいて説明すると、先
ず、図36に示すように、保護テープ9を剥がした後、
組立機の吸着部材14により1個の可動接点2を吸着し
て搬送する。次に、図37に示すように、固定接点12
を埋設した合成樹脂の成型品からなる絶縁基体18の凹
部18a内に、吸着部材14により搬送された可動接点
2を載置する。そして、このような動作を繰り返すこと
によって、可動接点2が絶縁基体18に組み込まれるも
のである。
【0099】次に、図34,図35に示した第14実施
例の可動接点付キャリアテープの押しボタンスイッチへ
の組み込みを図38,図39に基づいて説明すると、先
ず、図38に示すように、保護テープ9を剥がした後、
組立機の吸着部材14により1個の可動接点2を吸着し
て搬送する。次に、図39に示すように、絶縁基板11
上の固定接点12に設けた取付部12aには、予めクリ
ーム半田(図示せず)が塗布されていて、吸着部材14
により搬送された可動接点2の突出部2bをクリーム半
田上に載置する。そして、このような動作を繰り返すこ
とによって、可動接点2が絶縁基板11に組み込まれる
ものである。しかる後、この絶縁基板11を加熱炉(図
示せず)に搬送して、クリーム半田を溶融して突出部2
bを取付部12aに半田付けし、可動接点2が取り付け
られるようになっている。これらの実施例においても、
可動接点付キャリアテープにおいては、帯状の送りテー
プ1によって、可動接点2を連続供給でき、絶縁基板1
1への組み込みを汎用の組立機により行えるので、多様
な絶縁基板11へのスイッチ回路レイアウトに安価に対
応できると共に、可動接点2そのものを絶縁基板11,
或いは絶縁基体18に組み込めるので、供給用にのみ使
用する保持部材の省資源化ができる。
【0100】
【発明の効果】本発明の可動接点付キャリアテープは、
送り用位置決め手段1aを有する帯状の送りテープ1
と、ドーム状の可動接点2とを備え、可動接点2は送り
テープ1の長手方向に所定の間隔を置いて複数個が配置
されると共に、個々の可動接点2が送りテープから分離
可能に送りテープに保持されたものであるため、個々の
可動接点2が送りテープ1から分離して搬送でき、押し
ボタンスイッチの組立に融通性のある可動接点付キャリ
アテープを提供できる。
【0101】また、可動接点2は、送りテープ1に一
列、或いは複数列で保持されたため、組立機、或いは押
しボタンスイッチに合わせて使用される可動接点付キャ
リアテープを提供できる。
【0102】また、可動接点1は、金属薄板からなるド
ーム状部で形成されると共に、一面に粘着剤4を設けた
粘着シート3を有し、この粘着シート3で可動接点2の
上面を覆って可動接点2を貼着して保持すると共に、可
動接点2の外周からの粘着シート3の張出部3aが送り
テープ1から剥離可能に送りテープ1に貼着して保持さ
れ、個々の可動接点2が粘着シート3と共に送りシート
1から分離可能としたため、個々の可動接点2と粘着シ
ート3が送りテープ1から分離して搬送でき、押しボタ
ンスイッチの組立に融通性のある可動接点付キャリアテ
ープを提供できる。また、1個の可動接点2と1個の粘
着シート3とで1組の可動接点集合体Sが構成され、そ
れぞれの1組の可動接点集合体Sが分離可能となってい
るため、絶縁基板11或いは固定接点12の種々の種類
に対応でき、標準化が図れて、安価な可動接点付キャリ
アテープを提供できる。また、粘着シート3は、個々に
分離可能となっているため、従来のような繋ぎ部が無
く、特に、軽量化が要求されるものにおいて好適な可動
接点付キャリアテープを提供できる。
【0103】また、内面に接点部8を設けて可動接点を
形成するドーム状部3bと、このドーム状部3bの外周
から張り出した張出部3aと、この張出部3aの下面に
設けられた接着剤4とを有するプラスチックフイルムか
らなる粘着シート3を備え、この粘着シート3の張出部
3aが送りテープ1から剥離可能に送りテープ1に貼着
して保持され、接点部8を有する個々の粘着シート3が
送りテープ1から分離可能としたため、個々の粘着シー
ト3が送りテープ1から分離して搬送でき、押しボタン
スイッチの組立に融通性のある可動接点付キャリアテー
プを提供できる。また、接点部8を有する1個の粘着シ
ート3で1組の可動接点集合体Sが構成され、それぞれ
1組の可動接点集合体Sが分離可能となっているため、
絶縁基板11或いは固定接点12の種々の種類に対応で
き、標準化が図れて、安価な可動接点付キャリアテープ
を提供できる。また、粘着シート3は、個々に分離可能
となっているため、従来のような繋ぎ部が無く、特に、
軽量化が要求されるものにおいて好適な可動接点付キャ
リアテープを提供できる。
【0104】また、粘着シート3には、切り込み等の分
離容易手段6、或いは7を設けて、粘着シート3を送り
テープ1から分離可能としたため、その製作が容易で、
生産性の良好な可動接点付キャリアテープを提供でき
る。また、粘着シート3は、それぞれが分離して送りテ
ープ1に貼着して保持されたため、個々の粘着シート3
の剥がれの確実な可動接点付キャリアテープを提供でき
る。
【0105】また、可動接点2は、金属薄板からなるド
ーム状部で形成されると共に、一面に粘着剤4を設けた
粘着シート3と、可動接点2を収納する収納孔15aを
有し、少なくとも一面に粘着剤16を設けたシート状の
スペーサ15とを備え、粘着シート3で可動接点2の上
面を覆って可動接点2を貼着して保持し、可動接点2を
収納孔15aに位置させた状態で、可動接点2の外周か
らの粘着シート3の張出部3aがスペーサ15の上面に
貼着されると共に、スペーサ15が送りテープ1から剥
離可能に送りテープ1に貼着して保持され、個々の可動
接点2が粘着シート3、及びスペーサ15と共に送りテ
ープ1から分離可能としたため、可動接点2と粘着シー
ト3とスペーサ15のそれぞれが送りテープ1から分離
して搬送でき、押しボタンスイッチの組立に融通性のあ
る可動接点付キャリアテープを提供できる。また、1個
の可動接点2と1個の粘着シート3と1個のスペーサ1
5とで1組の可動接点集合体Sが構成され、それぞれ1
組の可動接点集合体Sが分離可能となっているため、絶
縁基板11或いは固定接点12の種々の種類に対応で
き、標準化が図れて、安価な可動接点付キャリアテープ
を提供できる。また、スペーサ15は、個々に分離可能
となっているため、従来のような繋ぎ部が無く、特に、
軽量化が要求されるものにおいて好適な可動接点付キャ
リアテープを提供できる。
【0106】また、内面に接点部8を設けて可動接点を
形成するドーム状部3bと、このドーム状部3bの外周
から張り出した張出部3aと、この張出部3aの下面に
設けられた粘着剤4とを有するプラスチックフイルムか
らなる粘着シート3、及びドーム状部3bと対向する位
置に孔15aを有し、少なくとも一面に粘着剤16を設
けたシート状のスペーサ15とを備え、粘着シート3の
張出部3aがスペーサ15の上面に貼着して保持される
共に、スペーサ15が送りテープ1から剥離可能に送り
テープ1に貼着して保持され、可動接点を有する個々の
粘着シート3がスペーサ15と共に送りテープ1から分
離可能としたため、可動接点を有する粘着シート3とス
ペーサ15のそれぞれが送りテープ1から分離して搬送
でき、押しボタンスイッチの組立に融通性のある可動接
点付キャリアテープを提供できる。また、可動接点を有
する1個の粘着シート3と1個のスペーサ15とで1組
の可動接点集合体Sが構成され、それぞれ1組の可動接
点集合体Sが分離可能となっているため、絶縁基板11
或いは固定接点12の種々の種類に対応でき、標準化が
図れて、安価な可動接点付キャリアテープを提供でき
る。また、スペーサ15は、個々に分離可能となってい
るため、従来のような繋ぎ部が無く、特に、軽量化が要
求されるものにおいて好適な可動接点付キャリアテープ
を提供できる。
【0107】また、粘着シート3、及びスペーサ15に
は、切り込み等の分離容易手段6,或いは7を設けて、
1個の粘着シート3と1個のスペーサ15からなる1組
毎に、送りテープ1から分離可能としたため、その製作
が容易で、生産性の良好な可動接点付キャリアテープを
提供できる。また、1個の粘着シート3と1個のスペー
サ15からなる1組毎に、それぞれが分離して送りテー
プ1に貼着されたため、粘着シート3とスペーサ15の
それぞれの剥がれの確実な可動接点付キャリアテープを
提供できる。
【0108】また、送りテープ1には、粘着シート3側
に突出する突部1bを設け、該突部1bを可動接点2の
外周近傍に配置したため、送りテープ1が渦巻き上に巻
かれた際、可動接点2のへたりの無い可動接点付キャリ
アテープを提供できる。また、送りテープ1には、粘着
シート3側に突出する環状の突部1bを設け、該突部1
bを粘着シート3の外周近傍に沿って配置したため、送
りテープ1が渦巻き上に巻かれた際、張出部3aの縁部
から露出した粘着剤4、及びスペーサ15の縁部から露
出した粘着剤16が上部に位置する送りテープ1に貼着
したり、或いは可動接点2のへたりを防止することがで
きる可動接点付キャリアテープを提供できる。
【0109】また、送りテープ1は、個々の可動接点2
と対向する位置に、可動接点2の外形より大きな貫通孔
1cを有し、送りテープ1の下面には、貫通孔1cを塞
ぐように保護シート、或いは保護テープ9を貼着したた
め、保護テープ9によって、可動接点2を埃等の異物か
ら保護できる加堂接点付キャリアテープを提供できる。
また、送りテープ1に貫通孔1cを設けることにより、
この貫通孔1cから可動接点2を挿入できて、この貫通
孔1cで可動接点2の位置決めができる可動接点付キャ
リアテープを提供できる。
【0110】また、送りテープ1には、長手方向に所定
の間隔を置いて、個々の可動接点2を収納するための凹
部1dを設け、この凹部1dに可動接点2を収納すると
共に、凹部1dの開放部を塞ぐように保護シート、或い
は保護テープ9が送りテープ1から剥離可能に貼着して
保持されて、個々の可動接点2が送りテープ1から分離
可能に送りテープ1に保持されたため、個々の可動接点
2が送りテープ1から分離して搬送でき、押しボタンス
イッチの組立に融通性のある可動接点付キャリアテープ
を提供できる。また、可動接点2は、金属薄板からな
り、ドーム状部2aとこのドーム状部2aの外周から突
出する突出部2bとを有するため、個々の可動接点2の
突出2bを固定接点12の取付部12aに位置決めでき
る可動接点付キャリアテープを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可動接点付キャリアテープの第1実施
例を示す一部切り欠き平面図。
【図2】本発明の可動接点付キャリアテープの第1実施
例に係り、その製造方法を示す説明図。
【図3】本発明の可動接点付キャリアテープの第2実施
例を示す一部切り欠き平面図。
【図4】本発明の可動接点付キャリアテープの第3実施
例を示す一部切り欠き平面図。
【図5】本発明の可動接点付キャリアテープの第3実施
例に係り、その製造方法を示す説明図。
【図6】本発明の可動接点付キャリアテープの第4実施
例を示す一部切り欠き平面図。
【図7】本発明の可動接点付キャリアテープの第4実施
例に係り、その製造方法を示す説明図。
【図8】本発明の可動接点付キャリアテープの第5実施
例を示す一部切り欠き平面図。
【図9】本発明の可動接点付キャリアテープの第5実施
例に係り、その製造方法を示す説明図。
【図10】本発明の可動接点付キャリアテープの第6実
施例を示す一部切り欠き平面図。
【図11】本発明の可動接点付キャリアテープの第6実
施例に係り、その製造方法を示す説明図。
【図12】本発明の可動接点付キャリアテープの第7実
施例を示す一部切り欠き平面図。
【図13】本発明の可動接点付キャリアテープの第7実
施例に係り、その製造方法を示す説明図。
【図14】本発明の可動接点付キャリアテープの第8実
施例を示す一部切り欠き平面図。
【図15】本発明の可動接点付キャリアテープの第8実
施例に係り、その製造方法を示す説明図。
【図16】本発明の可動接点付キャリアテープを使用し
た押しボタンスイッチの第1実施例の要部断面図。
【図17】押しボタンスイッチの第1実施例に係る組立
方法を示す説明図。
【図18】押しボタンスイッチの第1実施例に係る組立
方法を示す説明図。
【図19】押しボタンスイッチの第1実施例に係る組立
方法を示す説明図。
【図20】本発明の可動接点付キャリアテープの第9実
施例を示す一部切り欠き平面図。
【図21】本発明の可動接点付キャリアテープの第9実
施例に係り、その製造方法を示す説明図。
【図22】本発明の可動接点付キャリアテープの第10
実施例を示す一部切り欠き平面図。
【図23】本発明の可動接点付キャリアテープの第10
実施例に係り、その製造方法を示す説明図。
【図24】本発明の可動接点付キャリアテープの第11
実施例を示す一部切り欠き平面図。
【図25】本発明の可動接点付キャリアテープの第11
実施例に係り、その製造方法を示す説明図。
【図26】本発明の可動接点付キャリアテープの第12
実施例を示す一部切り欠き平面図。
【図27】本発明の可動接点付キャリアテープの第12
実施例に係り、その製造方法を示す説明図。
【図28】本発明の可動接点付キャリアテープを使用し
た押しボタンスイッチの第2実施例の要部断面図。
【図29】押しボタンスイッチの第2実施例に係る組立
方法を示す説明図。
【図30】押しボタンスイッチの第2実施例に係る組立
方法を示す説明図。
【図31】押しボタンスイッチの第2実施例に係る組立
方法を示す説明図。
【図32】本発明の可動接点付キャリアテープの第13
実施例に係り、保護シートを取り去った平面図。
【図33】本発明の可動接点付キャリアテープの第13
実施例の断面図。
【図34】本発明の可動接点付キャリアテープの第14
実施例に係り、保護シートを取り去った平面図。
【図35】本発明の可動接点付キャリアテープの第14
実施例の断面図。
【図36】本発明の可動接点付キャリアテープの第13
実施例に係り、絶縁基体への組み込みを示す説明図。
【図37】本発明の可動接点付キャリアテープの第13
実施例に係り、絶縁基体への組み込みを示す説明図。
【図38】本発明の可動接点付キャリアテープの第14
実施例に係り、絶縁基板への組み込みを示す説明図。
【図39】本発明の可動接点付キャリアテープの第14
実施例に係り、絶縁基板への組み込みを示す説明図。
【図40】従来の第1の可動接点付シートの分解斜視
図。
【図41】従来の第1の可動接点付シートの断面図。
【図42】従来の第1の可動接点付シートを使用した押
しボタンスイッチを示す分解斜視図。
【図43】従来の第1の可動接点付シートを使用した押
しボタンスイッチを示す断面図。
【図44】従来の第2の可動接点付シートの分解斜視
図。
【図45】従来の第2の可動接点付シートの断面図。
【図46】従来の第2の可動接点付シートを使用した押
しボタンスイッチを示す分解斜視図。
【図47】従来の第2の可動接点付シートを使用した押
しボタンスイッチを示す断面図。
【符号の説明】
1 送りテープ 1a 送り用位置決め手段 1b 突部 1c 貫通孔 1d 凹部 2 可動接点 2a ドーム状部 2b 突出部 3 粘着シート 3a 張出部 3b ドーム状部 4 粘着剤 5 テープ 5a 部分 6 分離容易手段 7 分離容易手段 8 接点部 9 保護テープ 11 絶縁基板 12 固定接点 12a 取付部 13 押しボタン部材 13a 操作部 14 吸着部材 15 スペーサ 15a 収納孔 16 粘着剤 17 テープ 17a 孔 18 絶縁基体 18a 凹部 S 可動接点集合体

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送り用位置決め手段を有する帯状の送り
    テープと、ドーム状の可動接点とを備え、前記可動接点
    は前記送りテープの長手方向に所定の間隔を置いて複数
    個が配置されると共に、個々の前記可動接点が前記送り
    テープから分離可能に前記送りテープに保持されたこと
    を特徴とする可動接点付キャリアテープ。
  2. 【請求項2】 前記可動接点は、前記送りテープに一
    列、或いは複数列で保持されたことを特徴とする請求項
    1記載の可動接点付キャリアテープ。
  3. 【請求項3】 前記可動接点は、金属薄板からなるドー
    ム状部で形成されると共に、一面に粘着剤を設けた粘着
    シートを有し、この粘着シートで前記可動接点の上面を
    覆って前記可動接点を貼着して保持すると共に、前記可
    動接点の外周からの前記粘着シートの張出部が前記送り
    テープから剥離可能に前記送りテープに貼着して保持さ
    れ、個々の前記可動接点が前記粘着シートと共に前記送
    りテープから分離可能としたことを特徴とする請求項
    1,又は2記載の可動接点付キャリアテープ。
  4. 【請求項4】 内面に接点部を設けて前記可動接点を形
    成するドーム状部と、このドーム状部の外周から張り出
    した張出部と、この張出部の下面に設けられた粘着剤と
    を有するプラスチックフイルムからなる粘着シートを備
    え、この粘着シートの前記張出部が前記送りテープから
    剥離可能に前記送りテープに貼着して保持され、前記接
    点部を有する個々の前記粘着シートが前記送りテープか
    ら分離可能としたことを特徴とする請求項1,又は2記
    載の可動接点付キャリアテープ。
  5. 【請求項5】 前記粘着シートには、分離容易手段を設
    けて、前記粘着シートを前記送りテープから分離可能と
    したことを特徴とする請求項3,又は4記載の可動接点
    付キャリアテープ。
  6. 【請求項6】 前記粘着シートは、それぞれが分離して
    前記送りテープに貼着して保持されたことを特徴とする
    請求項3,又は4記載の可動接点付キャリアテープ。
  7. 【請求項7】 前記可動接点は、金属薄板からなるドー
    ム状部で形成されると共に、一面に粘着剤を設けた粘着
    シートと、前記可動接点を収納する収納孔を有し、少な
    くとも一面に粘着剤を設けたシート状のスペーサとを備
    え、前記粘着シートで前記可動接点の上面を覆って前記
    可動接点を貼着して保持し、前記可動接点を前記収納孔
    に位置させた状態で、前記可動接点の外周からの前記粘
    着シートの張出部が前記スペーサの上面に貼着されると
    共に、前記スペーサが前記送りテープから剥離可能に前
    記送りテープに貼着して保持され、個々の前記可動接点
    が前記粘着シート、及び前記スペーサと共に前記送りテ
    ープから分離可能としたことを特徴とする請求項1,又
    は2記載の可動接点付キャリアテープ。
  8. 【請求項8】 内面に接点部を設けて前記可動接点を形
    成するドーム状部と、このドーム状部の外周から張り出
    した張出部と、この張出部の下面に設けられた粘着剤と
    を有するプラスチックフイルムからなる粘着シート、及
    び前記ドーム状部と対向する位置に孔を有し、少なくと
    も一面に粘着剤を設けたシート状のスペーサとを備え、
    前記粘着シートの前記張出部が前記スペーサの上面に貼
    着して保持される共に、前記スペーサが前記送りテープ
    から剥離可能に前記送りテープに貼着して保持され、前
    記可動接点を有する個々の前記粘着シートが前記スペー
    サと共に前記送りテープから分離可能としたことを特徴
    とする請求項1,又は2記載の可動接点付キャリアテー
    プ。
  9. 【請求項9】 前記粘着シート、及び前記スペーサに
    は、分離容易手段を設けて、1個の前記粘着シートと1
    個の前記スペーサからなる1組毎に、前記送りテープか
    ら分離可能としたことを特徴とする請求項7,又は8記
    載の可動接点付キャリアテープ。
  10. 【請求項10】 1個の前記粘着シートと1個の前記ス
    ペーサからなる1組毎に、それぞれが分離して前記送り
    テープに貼着されたことを特徴とする請求項7,又は8
    記載の可動接点付キャリアテープ。
  11. 【請求項11】 前記送りテープには、前記粘着シート
    側に突出する突部を設け、該突部を前記可動接点の外周
    近傍に配置したことを特徴とする請求項3から10の何
    れかに記載の可動接点付キャリアテープ。
  12. 【請求項12】 前記送りテープには、前記粘着シート
    側に突出する環状の突部を設け、該突部を前記粘着シー
    トの外周近傍に沿って配置したことを特徴とする請求項
    6,又は10記載の可動接点付キャリアテープ。
  13. 【請求項13】 前記送りテープは、個々の前記可動接
    点と対向する位置に、前記可動接点の外形より大きな貫
    通孔を有し、前記送りテープの下面には、前記貫通孔を
    塞ぐように保護シート、或いは保護テープを貼着したこ
    とを特徴とする請求項3から12の何れかに記載の可動
    接点付キャリアテープ。
  14. 【請求項14】 前記送りテープには、長手方向に所定
    の間隔を置いて、個々の前記可動接点を収納するための
    凹部を設け、この凹部に前記可動接点を収納すると共
    に、前記凹部の開放部を塞ぐように保護シート、或いは
    保護テープが前記送りテープから剥離可能に貼着して保
    持されて、個々の前記可動接点が前記送りテープから分
    離可能に前記送りテープに保持されたことを特徴とする
    請求項1,又は2記載の可動接点付キャリアテープ。
  15. 【請求項15】 前記可動接点は、金属薄板からなり、
    ドーム状部とこのドーム状部の外周から突出する突出部
    とを有することを特徴とする請求項14記載の可動接点
    付キャリアテープ。
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