JP2635424B2 - 操作パネルスイッチの製造方法 - Google Patents

操作パネルスイッチの製造方法

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幸弘 高居
利男 谷崎
学 森岡
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子機器の操作パネルなどに用いられる操作
パネルスイツチの製造方法に関するものである。
従来の技術 第6図は従来の操作パネルの分解斜視図である。第6
図に示すように、絶縁基板12には円形の第1の点11aと
この第1の接点11aの周囲に所定間隔あけて位置された
C字形状の第2の接点11bとが複数対設けられている。
そして、この絶縁基板12上に、接点11a,11bに対応する
位置に孔部13aが形成されており、両面に粘着剤が塗ら
れたスペーサ13が貼り付けられる。その後、スペーサ13
の各孔部13a内、すなわち各対の接点11a,11b上に、球面
形状の金属薄板からなり中央に貫通孔14aが設けられた
ダイラフラム14が載置され、さらに、弾性を有するシー
ト15が、ダイヤフラム14を含むスペーサ13上面に被せら
れて貼り付けられ、このようにして操作パネルスイツチ
が製造されていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の操作パネルスイツチの製造
方法では、スペーサ13およびシート15を製品種類ごとに
作成する必要があり、製作日程の短縮ができず、また、
スペーサ13およびシート15の金型も製品種類ごとに作成
しなければならないため、費用が高額となるという課題
があつた。
また、スペーサ13を貼り付けた後、ダイヤフラム14を
1個ずつスペーサ13の孔部13a内に装着せねばならない
ため、貼り付け工程、ダイヤフラム装着工程が必要であ
り、さらにダイヤフラムが誤つてスペーサ13の孔部13a
に複数挿入されていないかどうかを調べる検査なども必
要であり、多数の製造工程を必要とするという課題があ
つた。
さらに、シート15を貼り付けるときに、ダイヤフラム
14がスペーサ孔部13aよりはずれるなど、品質において
も非常に不安定であるという課題があつた。
また、ダイヤフラム14内側の空気がスペーサ孔部13a
箇所に密封されるため、スイツチ操作時の感触があまり
良くないという課題もあつた。
本発明は上記課題を解決するもので、製作日程の短
縮、金型費用の削減、製造工数のダウン、品質の向上な
どができる操作パネルスイツチの製造方法を提供するこ
とを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、互いに間隔をあ
けてフープ状に複数連結され、弾性を有し、中央に貫通
孔を有する球面または円筒状の導電性薄板からなるダイ
ヤフラムと、片面に粘着性を有するとともに弾性を有す
るテープとを互いに貼り合わせ、これらのテープおよび
ダイヤフラムをダイヤフラム間位置で切断し、絶縁基板
上のスイツチ接点位置に対応させて上記ダイヤフラムを
上記テープにより貼り付けるものである。
また、本発明は、上記製造方法において、テープとし
て、ダイヤフラムの中央貫通孔に対応する位置に非粘置
ライン部を形成したテープを用いるものである。
作用 上記構成により、複数のダイヤフラムをフープ状に連
結したままテープに貼り付けて、この後にダイヤフラム
が単品になるように切断してテープにより絶縁基板上の
スイツチ接点位置に貼り付けるので、従来より自動化さ
れている電気部品の実装と同様に、ダイヤフラムを少な
い工程で正確かつ迅速に装着できる。しかもダイヤフラ
ムの中央貫通孔に対応する位置に非粘着ライン部を形成
することにより、ダイヤフラム装着箇所内空間が非粘着
ライン部を介して外部に連通するため、スイツチ操作時
の感触は良好となる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図(a)および(b)はそれぞれ本発明の一実施
例の操作パネルスイツチの製造方法に係る斜視図、第2
図(a)および(b)はテープの平面図および側面図、
第3図はダイヤフラムの平面図である。まず、操作パネ
ルスイツチを製造する構成部品を説明する。第1図
(a)および第3図に示すように、中央に貫通孔4aが形
成された球面状の金属薄板からなり、弾性を有するダイ
ヤフラム4は、互いに間隔をあけて枠体4bによりフープ
状に複数連結されている。また、テープ5は、第2図
(a)、(b)および第1図(a)に示すように、下面
のみ粘着剤が塗られてダイヤフラム4の上に貼られるよ
うになつている。そして、テープ5下面におけるダイヤ
フラム4の中央貫通孔4aに対応する位置には、テープ長
手方向に延びる絶縁体9が予め貼り付けられ、この絶縁
体9の箇所ではダイヤフラム4がテープ5に貼り付かな
いようになされている。なお、6は粘着剤を保護する剥
離紙である。第1図(b)に示すように、絶縁基板2上
には所定箇所に、円形の第1接点1aと、この第1の接点
1aの周囲に所定間隔あけて配置されたC字形状の第2の
接点1bとが対となつて設けられている。
次に操作パネルスイツチの製造方法について述べる。
まず、第1図(a)、(b)および第4図に示すよう
に、フープ状に連結されたダイヤフラム4の上面に、予
め絶縁体9が付けられたテープ5を貼り付ける。次に、
第4図に示す、ダイヤフラム4間の位置xでテープ5を
切断する。この前に、テープ5の適当箇所(例えば角孔
5a)を切断しておいてもよい。次に、第5図(a)、
(b)に示すように、ダイヤフラム4を連結していた枠
体4bを切断分離しながら、吸着装置8により端部側のダ
イヤフラム4をテープ5を介して単品ごとに吸着する。
そして吸着装置8により、第1図(b)に示すように、
ダイヤフラム4を絶縁基板2の所定の第1、第2の接点
1a、1b上に載置してテープ5を貼り付ける。このように
各ダイヤフラム4は一般の電気部品の実装と同様に、正
確かつ迅速に装着できる。
なお、はくり紙6は吸着装置8で吸着する際まで、ダ
イヤフラム4を挾んでテープ5下面に貼り付けておいて
もよく、第5図(b)に示すように、はくり紙6をはが
しながら、吸着装置8で各ダイヤフラム4を吸着すれば
便利である。また、テープ5に絶縁体9を付けることな
く、この絶縁体9の場所、すなわちダイヤフラム4の中
央貫通孔4aを通る帯状部分のみ粘着剤を付けないように
して非粘着ライン部を構成してもよい。さらに、テープ
5におけるこの非粘着ライン部とそれ以外の粘着可能な
箇所とをそれぞれ不透明または透明とに互いに異なる配
色にすることにより、ダイラフラム4の中央貫通孔4a位
置をセンサなどにより容易に検知できるので、ダイヤフ
ラム4を確実な位置に装着できる。
発明の効果 本発明は、上記実施例より明らかなようにダイヤフラ
ムをフープ状態につながつたままで、ダイヤフラム上面
に、下面粘着剤付きのテープを貼り合わせ、単品に切断
して実装するように構成したものであり、以下に示す効
果を有する。
1)ダイヤフラムは絶縁基板へ搬送する前まで、フープ
状につながつているため、ダイヤフラムの複数装着の可
能性がなく、複数装着の検査を必要としない。
2)ダイヤフラムは1個ずつ装着するため、キーの自由
な配列に同じ製造方法で対応できる。
3)スペーサを必要とせず、また、ダイヤフラムを1個
ずつ装着するため、デザイン変化のたびにスペーサ、シ
ートの設計、これらの金型を必要とせず、設計効率up、
金型費用ダウン、コストダウンが可能である。
4)ダイヤフラムの中央貫通孔に対応する位置に非粘着
ライン部を設けて、ダイヤフラムが設けられている空間
が外部に連通した構成としたため、操作パネルスイツチ
を押圧操作した際、ダイヤフラム内側の空気が容易に外
部に逃げ、良好な操作フイーリングを得られる。
5)従来の電気部品を実装する装置でダイアフラムの装
着ができ、能率が良い。
6)テープにおいて非粘着ライン部を色分けすることに
より、センサなどを利用してダイヤフラムを正確な位置
に装着できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および(b)はそれぞれ本発明の一実施例
における操作パネルスイツチの製造方法に係る斜視図、
第2図(a)および(b)は同製造方法に用いられるテ
ープの平面図および側面図、第3図は同製造方法に用い
られるダイヤフラム平面図、第4図および第5図(a)
はそれぞれ同製造方法の工程を示す平面図、第5図
(b)は同製造方法の工程を示す側面図、第6図は従来
の操作パネルスイツチの分解斜視図である。 1a、1b…接点、2…絶縁基板、4…ダイヤフラム、4a…
中央貫通孔、5…テープ、9…絶縁体(非粘着ライン
部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高居 幸弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 谷崎 利男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 森岡 学 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 藤山 雅三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−165817(JP,A) 特開 昭63−86325(JP,A) 特開 平1−221818(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに間隔をあけてフープ状に複数連結さ
    れ、弾性を有し、中央に貫通孔を有する球面または円筒
    状の導電性薄板からなるダイヤフラムと、片面に粘着性
    を有するとともに弾性を有するテープとを互いに貼り合
    わせ、これらのテープおよびダイヤフラムをグイヤフラ
    ム間位置で切断し、絶縁基板上のスイツチ接点位置に対
    応させて上記ダイヤフラムを上記テープにより貼り付け
    る操作パネルスイツチの製造方法。
  2. 【請求項2】テープとして、ダイヤフラムの中央貫通孔
    に対応する位置に非粘着ライン部を形成したテープを用
    いる請求項1記載の操作パネルスイツチの製造方法。
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