JP3006120U - メンブレンスイッチ - Google Patents
メンブレンスイッチInfo
- Publication number
- JP3006120U JP3006120U JP1994009034U JP903494U JP3006120U JP 3006120 U JP3006120 U JP 3006120U JP 1994009034 U JP1994009034 U JP 1994009034U JP 903494 U JP903494 U JP 903494U JP 3006120 U JP3006120 U JP 3006120U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- membrane switch
- contact rubber
- hole
- leg
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 全自動化可能な接点ゴム付きメンブレンスイ
ッチ。 【構成】 メンブレンスイッチに開けた孔に、接点ゴム
に突出させた脚状の突起を挿通させて組み立てる。
ッチ。 【構成】 メンブレンスイッチに開けた孔に、接点ゴム
に突出させた脚状の突起を挿通させて組み立てる。
Description
【0001】
本発明は、通信機器、OA機器、オーディオ機器等の電子機器の入力部に使用 されるメンブレンスイッチ、あるいはクリックタイプのメンブレンスイッチと接 点ゴムとを固定する組立構造に関するものである。
【0002】
従来のスイッチ構造は図4に示すように、メンブレンスイッチは、接点21を 有するプリント基板22、23をスペーサ14にて間隔をおいて対向させ、さら に用途に応じてその上にドーム状にエンボス加工したポリエステルドーム25を スペーサ26にて間隔をおいて配置した多数の層から成る。このメンブレンスイ ッチに接点ゴム27を組み合わせる場合、両面に特殊の処理を施し加工してある 、例えば上面にシリコーン系接着剤、そして下面にアクリル系粘着剤を塗着した 特殊テープ28を使用し、ポリエステルドームのベースシート25aと接点ゴム のベースシート27aとを接着している。そして粉のメンブレンスイッチを基板 29に、汎用の両面接着テープ30で接着している。
【0003】
従来の製作工程であると、両面テープの貼り合わせ時にメンブレンスイッチと ポリエステルドームとの位置整合の手間を要し、さらにこの両面接着テープの剥 離紙の除去および貼り合わせ位置の補正をせねばならず、これらが自動化になじ まず製造工程の完全自動化ができなかった。
【0004】 また、特殊両面テープが非常に高価である上、製作における工程数等も多いこ とよりコストが高いものとなっていた。
【0005】
そこで本考案は、メンブレンスイッチおよびクリックタイプのメンブレンスイ ッチに、構成する各層を貫通する孔を開け、他方このメンブレンスイッチに組み 合わせる接点ゴムに前記孔に対応する脚状の突起を設け、前記孔と整合させ、こ の突起を挿通させて固定するようにしたものである。
【0006】 なお、突起を孔径よりも少し大きく形成しておくことにより、挿通後元に戻ろ うとし膨らむゴム弾性を利用して堅固に固定できる。
【0007】 さらに突起の先を挿通し易いように鋭角にしておき、かつやや膨出させておく ことにより接点ゴムのぐらつき、あるいは脱落が完全に防げる。
【0008】
次に図に示す実施例に従って本考案を説明する。
【0009】 メンブレンスイッチは、基板9上に汎用の両面接着テープ10で、接点1を有 する対向する上下プリント基板2、3およびその間隔を設けるスペーサ4と、そ の上にクリック感をもたせるためのポリエステルドーム5を、スペーサ6を介し て固定して成る。このメンブレンスイッチに各層を貫通する孔11を開ける。
【0010】 このメンブレンスイッチに組み合わせる接点ゴム7には、前記孔11に対応す る下方に突出する脚状の突起12を適宜箇所に設けてあり、その先端には膨出部 13が形成してある。この突起12が前記メンブレンスイッチの孔11に挿通さ れ、図3のように接点ゴム7がメンブレンスイッチに固定される。
【0011】 この突起12は、孔11の径よりも大径としておくことにより、挿入後に膨み 元に戻ろうとするゴムの弾性により孔に堅固に固定され、組立後のハンドリング も防止できる。また突起12の先端に膨出部13を形成しておくことにより、接 点ゴム7の脱落も完全に阻止される。さらに突起の挿通を容易にするために膨出 部13の先端を鋭角としておくことで挿通工程を容易とすることができる。
【0012】
本考案は、メンブレンスイッチに設けた孔に、接点ゴムに突出させた突起を挿 通させることにより、両者を組み合わせ固定できるので、工程の自動化が可能と なり、大幅な製造工程の減縮、および特殊両面接着テープの不要にともなうコス トの安い製品を提供できる。
【図1】メンブレンスイッチ断面図
【図2】接点ゴム断面図
【図3】メンブレンスイッチに接点ゴムを固定した断面
図
図
【図4】従来例の断面図
1 接点 2、3 プリント基板 4 スペーサ 5 ポリエステルドーム 6 スペーサ 7 接点ゴム 8 スペーサ 9 基板 11 孔 12 突起 13 膨出部
Claims (3)
- 【請求項1】 メンブレンスイッチに貫通孔を設け、そ
の孔内に接点ゴムに突出させた脚状の突起を挿通させて
両者を固定してなるメンブレンスイッチ。 - 【請求項2】 接点ゴムの脚状の突起が、メンブレンス
イッチの孔径よりやや径が大きくなっている請求項1記
載のメンブレンスイッチ。 - 【請求項3】 接点ゴムの脚状の突起の先端が、脚の太
さおよびメンブレンスイッチの孔径より大となってい
る、請求項1または2記載のメンブレンスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994009034U JP3006120U (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | メンブレンスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994009034U JP3006120U (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | メンブレンスイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3006120U true JP3006120U (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=43141997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994009034U Expired - Lifetime JP3006120U (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | メンブレンスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3006120U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004253186A (ja) * | 2003-02-18 | 2004-09-09 | Polymatech Co Ltd | 接点スイッチ |
-
1994
- 1994-07-04 JP JP1994009034U patent/JP3006120U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004253186A (ja) * | 2003-02-18 | 2004-09-09 | Polymatech Co Ltd | 接点スイッチ |
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