JPH0431708Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0431708Y2 JPH0431708Y2 JP1984119805U JP11980584U JPH0431708Y2 JP H0431708 Y2 JPH0431708 Y2 JP H0431708Y2 JP 1984119805 U JP1984119805 U JP 1984119805U JP 11980584 U JP11980584 U JP 11980584U JP H0431708 Y2 JPH0431708 Y2 JP H0431708Y2
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- Japan
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- sheet
- key unit
- insulating case
- printed
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- Prior art date
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
〈技術分野〉
本考案は、電子機器の操作部に用いられるキー
ユニツト、特に、一般にメンブレンキーと呼ばれ
る可撓性フイルムの弾力性を利用してキー導通の
オン・オフを行なう構造のキーユニツトに関する
ものである。
ユニツト、特に、一般にメンブレンキーと呼ばれ
る可撓性フイルムの弾力性を利用してキー導通の
オン・オフを行なう構造のキーユニツトに関する
ものである。
〈従来技術〉
まず、従来のメンブレンキーの構造について図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
第３図ａは、従来例を示すキーユニツトの組品
状態を示す斜視図、第３図ｂは、そのキーユニツ
トの構成部品単体を示す模式図である。
状態を示す斜視図、第３図ｂは、そのキーユニツ
トの構成部品単体を示す模式図である。
図において、１はＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄの文字や数字
等を印刷した文字シートであり、一般にPETと
呼ばれるポリエステルフイルム等の可撓性フイル
ムで構成されている。２は内面側になる側に銀，
カーボン，アルミ等の導電材料で配線パターン２
´を構成した上部パターンシートで上記PETの
ような可撓性フイルムで構成される。３はキーパ
ツド（Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ）に対応する位置に開口３
´を設けてなる絶縁シートである。４は上部パタ
ーンシート２と同様に内面になる側に導電材料で
配線パターン４´を構成してなる下部パターンシ
ートである。そして、上部パターンシート２上の
配線パターン２´と下部パターンシート４上の配
線パターン４´とは互いにマトリクスを構成して
いる。５はキーパツド部を押圧時のキーユニツト
の変形を防止するための鉄板であり、６は樹脂製
の絶縁性ケースである。これらの各部品は適当な
粘着材で互いに粘着され、キーユニツトを構成し
ている。
等を印刷した文字シートであり、一般にPETと
呼ばれるポリエステルフイルム等の可撓性フイル
ムで構成されている。２は内面側になる側に銀，
カーボン，アルミ等の導電材料で配線パターン２
´を構成した上部パターンシートで上記PETの
ような可撓性フイルムで構成される。３はキーパ
ツド（Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ）に対応する位置に開口３
´を設けてなる絶縁シートである。４は上部パタ
ーンシート２と同様に内面になる側に導電材料で
配線パターン４´を構成してなる下部パターンシ
ートである。そして、上部パターンシート２上の
配線パターン２´と下部パターンシート４上の配
線パターン４´とは互いにマトリクスを構成して
いる。５はキーパツド部を押圧時のキーユニツト
の変形を防止するための鉄板であり、６は樹脂製
の絶縁性ケースである。これらの各部品は適当な
粘着材で互いに粘着され、キーユニツトを構成し
ている。
上記キーユニツトは構成部品点数が多く、組立
作業の工数が多いためコスト高である上、シート
状構成部品の貼り合わせ作業が多いため貼りズレ
が多く、外観不良及びノイズ耐力低下等の性能不
良が発生しやすかつた。又、粘着材による貼り合
わせが多いため、貼り合わせ部の浮き上りによる
外観表面の凹凸不良が多発していた。
作業の工数が多いためコスト高である上、シート
状構成部品の貼り合わせ作業が多いため貼りズレ
が多く、外観不良及びノイズ耐力低下等の性能不
良が発生しやすかつた。又、粘着材による貼り合
わせが多いため、貼り合わせ部の浮き上りによる
外観表面の凹凸不良が多発していた。
〈目的〉
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであり
部品点数を削減し、シート状部品の貼り合わせの
作業工程を極力少なくしてコストダウンを計ると
共に、貼り合わせに起因する外観及び性能の品質
不良を低減することを目的とする。
部品点数を削減し、シート状部品の貼り合わせの
作業工程を極力少なくしてコストダウンを計ると
共に、貼り合わせに起因する外観及び性能の品質
不良を低減することを目的とする。
〈実施例〉
以下、本考案のキーユニツトの一実施例を図面
に基づいて説明する。第１図は本考案のキーユニ
ツトの一実施例を説明するための分解外観斜視図
であり、第２図は本考案のキーユニツトの要部断
面図である。
に基づいて説明する。第１図は本考案のキーユニ
ツトの一実施例を説明するための分解外観斜視図
であり、第２図は本考案のキーユニツトの要部断
面図である。
図において、７はキーパツドＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄに
文字や数字をプリントした文字シートであり、一
般にPETと呼ばれるポリエステルフイルム等の
可撓性シートで構成している。この文字シート７
の裏面には、キーパツドＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄに対応す
る位置に夫々一対の平面的に対向する電極８，
８，８，８を配設した配線パターン９を銀，カー
ボン，アルミ等の導電材料でプリント形成してい
る。更に配線パターン９を施していない部分には
アクリルエステル系の糊等で厚膜（約50ミクロ
ン）の貼着材パターン１０，１０……をプリント
形成している。１１は上記の如く裏面に配線パタ
ーン９及び貼着材パターン１０，１０……をプリ
ント形成した文字シート７を装着する絶縁性ケー
スであり樹脂成型にて形成している。そして絶縁
性ケース１１の文字シート貼着材１１ａには、上
記文字シート７を貼着した状態で上部電極８，
８，８，８に対応する位置に下部電極１２，１
２，１２，１２を銀，カーボン，アルミ等の導電
材料でプリント形成している。又、１３は配線パ
ターン９のパターンリード端部９´と制御回路基
板１４とを第２図に示す如く電気接続するテープ
状リード線１５を挿通する挿通孔である。
文字や数字をプリントした文字シートであり、一
般にPETと呼ばれるポリエステルフイルム等の
可撓性シートで構成している。この文字シート７
の裏面には、キーパツドＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄに対応す
る位置に夫々一対の平面的に対向する電極８，
８，８，８を配設した配線パターン９を銀，カー
ボン，アルミ等の導電材料でプリント形成してい
る。更に配線パターン９を施していない部分には
アクリルエステル系の糊等で厚膜（約50ミクロ
ン）の貼着材パターン１０，１０……をプリント
形成している。１１は上記の如く裏面に配線パタ
ーン９及び貼着材パターン１０，１０……をプリ
ント形成した文字シート７を装着する絶縁性ケー
スであり樹脂成型にて形成している。そして絶縁
性ケース１１の文字シート貼着材１１ａには、上
記文字シート７を貼着した状態で上部電極８，
８，８，８に対応する位置に下部電極１２，１
２，１２，１２を銀，カーボン，アルミ等の導電
材料でプリント形成している。又、１３は配線パ
ターン９のパターンリード端部９´と制御回路基
板１４とを第２図に示す如く電気接続するテープ
状リード線１５を挿通する挿通孔である。
上記文字シート７を上記絶縁性ケース１１の文
字シート貼着面１１ａに厚さ50ミクロンの貼着材
パターン１０，１０……を介在して第２図の如く
貼着すると上部電極８，８，８，８と下部電極１
２，１２，１２，１２の間に押圧しない状態で25
〜30ミクロンの間隙が形成されキーユニツトが構
成される。上記構成のキーユニツトのキーパツド
例えばＣを押圧するとキーパツドＣに対応する上
部電極８が該上部電極８に対応する下部電極１２
に圧接して電極８´，８´間が導通してパターン
リード端９ａと９ｃが電気的に接続される。逆に
キーパツドの押圧を解除すると上部電極８と下部
電極は離脱し電気的に遮断される。即ち、裏面に
上部電極８，８，８，８を有する配線パターン９
と貼着材パターン１０，１０……とをプリント形
成した文字シート７が、従来例の文字シート１と
上部パターンシート２と絶縁シート３の３枚のシ
ート状部品の機能を有し、下部電極１２，１２，
１２，１２をプリント形成した絶縁性ケース１１
が、従来例の下部パターンシート４と鉄板５と絶
縁ケース６の３部品の機能を有する。従つてシー
ト状構成部品点数が従来の４枚から１枚に削減さ
れ、貼り合わせの作業工程が無くなつて大幅なコ
ストダウンが計れると共に貼り合わせ作業に起因
していた外観及び性能の品質不良を低減すること
ができる。
字シート貼着面１１ａに厚さ50ミクロンの貼着材
パターン１０，１０……を介在して第２図の如く
貼着すると上部電極８，８，８，８と下部電極１
２，１２，１２，１２の間に押圧しない状態で25
〜30ミクロンの間隙が形成されキーユニツトが構
成される。上記構成のキーユニツトのキーパツド
例えばＣを押圧するとキーパツドＣに対応する上
部電極８が該上部電極８に対応する下部電極１２
に圧接して電極８´，８´間が導通してパターン
リード端９ａと９ｃが電気的に接続される。逆に
キーパツドの押圧を解除すると上部電極８と下部
電極は離脱し電気的に遮断される。即ち、裏面に
上部電極８，８，８，８を有する配線パターン９
と貼着材パターン１０，１０……とをプリント形
成した文字シート７が、従来例の文字シート１と
上部パターンシート２と絶縁シート３の３枚のシ
ート状部品の機能を有し、下部電極１２，１２，
１２，１２をプリント形成した絶縁性ケース１１
が、従来例の下部パターンシート４と鉄板５と絶
縁ケース６の３部品の機能を有する。従つてシー
ト状構成部品点数が従来の４枚から１枚に削減さ
れ、貼り合わせの作業工程が無くなつて大幅なコ
ストダウンが計れると共に貼り合わせ作業に起因
していた外観及び性能の品質不良を低減すること
ができる。
〈効果〉
キーパツドに対応する裏面に上部電極を印刷形
成した文字シートと、該文字シートの上部電極に
対応する下部電極を印刷形成した絶縁性ケース
と、該絶縁性ケースの裏面に取着された制御回路
基板とを備えて成るキーユニツトにすることによ
つて、部品点数の削減及び貼り合わせ作業の削減
によるコストダウンが計れると共に貼り合わせに
起因する外観及び性能の品質不良を低減すること
ができ、しかももキーユニツトに必要以上の押圧
力が加わつても絶縁性ケースでこの押圧力を受け
るので、制御回路基板に必要以上の押圧力が加わ
ることがなく、該制御回路基板の破損を防止する
ことができる。
成した文字シートと、該文字シートの上部電極に
対応する下部電極を印刷形成した絶縁性ケース
と、該絶縁性ケースの裏面に取着された制御回路
基板とを備えて成るキーユニツトにすることによ
つて、部品点数の削減及び貼り合わせ作業の削減
によるコストダウンが計れると共に貼り合わせに
起因する外観及び性能の品質不良を低減すること
ができ、しかももキーユニツトに必要以上の押圧
力が加わつても絶縁性ケースでこの押圧力を受け
るので、制御回路基板に必要以上の押圧力が加わ
ることがなく、該制御回路基板の破損を防止する
ことができる。
第１図は本考案のキーユニツトの一実施例を説
明するための分解斜視図で、第２図は本考案のキ
ーユニツトの要部断面図である。第３図ａは従来
のキーユニツトの外観斜視図で第３図ｂは第３図
ａのキーユニツトの分解斜視図である。 符号、７……文字シート、Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ……
キーパツド、８……上部電極、１１……絶縁性ケ
ース、１２……下部電極。
明するための分解斜視図で、第２図は本考案のキ
ーユニツトの要部断面図である。第３図ａは従来
のキーユニツトの外観斜視図で第３図ｂは第３図
ａのキーユニツトの分解斜視図である。 符号、７……文字シート、Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ……
キーパツド、８……上部電極、１１……絶縁性ケ
ース、１２……下部電極。
Claims (1)
- キーパツドに対応する裏面に上部電極を印刷形
成した文字シートと、該文字シートの上部電極に
対応する下部電極を印刷形成した絶縁性ケース
と、該絶縁性ケースの裏面に取着された制御回路
基板とを備えて成るキーユニツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11980584U JPS6135336U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | キ−ユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11980584U JPS6135336U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | キ−ユニツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6135336U JPS6135336U (ja) | 1986-03-04 |
| JPH0431708Y2 true JPH0431708Y2 (ja) | 1992-07-30 |
Family
ID=30678669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11980584U Granted JPS6135336U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | キ−ユニツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6135336U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02235565A (ja) * | 1989-03-06 | 1990-09-18 | Toshiba Ceramics Co Ltd | 溶融金属流量制御装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52116127U (ja) * | 1976-02-27 | 1977-09-03 |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP11980584U patent/JPS6135336U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6135336U (ja) | 1986-03-04 |
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