JPH0451394Y2 - - Google Patents

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JPH0451394Y2
JPH0451394Y2 JP1985064136U JP6413685U JPH0451394Y2 JP H0451394 Y2 JPH0451394 Y2 JP H0451394Y2 JP 1985064136 U JP1985064136 U JP 1985064136U JP 6413685 U JP6413685 U JP 6413685U JP H0451394 Y2 JPH0451394 Y2 JP H0451394Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はメンブレンスイツチに係り、殊にパタ
ーンシートを接着剤により接着するようにしたメ
ンブレンスイツチに関する。
(従来の技術) 電卓やリモコン、マイコン、ワープロ、電子楽
器等の各種電気機器類の押しボタン式スイツチの
可動接点として、メンブレンスイツチが多用され
ている。この種メンブレンスイツチは、接点部や
リード線などの回路パターンが印刷されたパター
ンシートをシート状スペーサに挟着して形成され
るものであり、その挟着手段としては、例えば第
4図に示すようにスペーサ51の表裏両面全面に
接着剤52,52を塗布し、パターンシート5
3,54の全面を接着する方法が知られている。
(考案が解決しようとする課題) しかし係る方法の場合、パターンシート53,
54の全面をスペーサ51に確実に密着させにく
く、接着面に部分的に気泡を生じやすいものであ
り、また接着作業性が悪く、更にはスペーサ51
の接点部に対応する位置に開設された開口部55
に空気の逃げ部となる連通口56を形成しない
と、押しボタンの押圧操作時に開口部55内が負
圧状態になつて接点間の接触不良を生じやすい等
の難点があつた。
またマイコンやワープロのキーボード等に配設
されるメンブレンスイツチは相当大形であるた
め、上記のように全面を接着する手段は、殊にパ
ターンシート53,54全面の確実な接着が難し
く、また連通口56のために接着作業時にスペー
サ51が不要にひらひらして組み立てにくく、更
には多量の接着剤52が必要でコストアツプとな
る等の種々の問題点があつた。
このためスペーサ51の周縁部に部分的に接着
剤を塗布してパターンシート53,54を接着す
る手段が提案されているが、かかるものはパター
ンシート53,54に印刷された接点部にまで塵
埃が進入してこれに付着し、その結果接点部の接
触不良を生じたり、あるいは開口部55の周囲に
パターンシート53,54は必ずしもしつかりと
密着しないため、接点部の接触不良を生じる虞れ
がある等の問題点があつた。
したがつて本考案は、上記従来のものの問題点
を解消したメンブレンスイツチ、すなわちパター
ンシートが大形であつても組み立てやすく、また
パターンシートの接点部に塵埃が付着するのを確
実に防止でき、更にはパターンシートの接着不良
による接点間の接触不良を生じる虞れのないメン
ブレンスイツチを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) このために本考案は、接点部4,5及びリード
線6,7等の回路パターンが印刷形成されたパタ
ーンシート2,3の上記接点部4,5を対向せし
め、外方より押圧することにより上記接点部4,
5を接触させるようにしたメンブレンスイツチに
おいて、上記接点部4,5に対応する位置に開口
された開口部11の周囲のみに接着剤12を印刷
形成してパターンシート2,3を接着するように
したものである。
(作用) このようにメンブレンスイツチを構成すること
により、接着作業性を著しく向上せしめて大形の
パターンシート2,3であつても少量の接着剤1
2で容易に接着できるようにするとともに、接点
部4,5の密閉性を十分に確保して塵埃が接点部
4,5に付着するのを確実に防止し、またパター
ンシート2,3の接点部4,5の周囲を確実に接
着させて接着不良による接点間の接触不良をなく
すことができる。
(実施例 1) 以下、図面を参照しながら本考案の実施例の説
明を行う。
第1図a,bは本考案に係るメンブレンスイツ
チを示すものであつて、1はポリエチレンテレフ
タレートなどの可撓性かつ絶縁性の合成樹脂から
成るシート状スペーサ、2,3はこのスペーサ1
の表裏両面に接着される上記と同様の合成樹脂か
ら成るパターンシートである。
各パターンシート2,3には、接点部4,5や
リード線6,7等から成る回路パターンが印刷形
成されている。3aはパターンシート3の一側縁
部から延出する舌片部であり、この舌片部3aに
は上記リード線6,7に接続する端子8が印刷形
成されている。パターンシート3と舌片部3aの
連接部はゆるやかなテーパ面9,9となつてお
り、連接部の強度を向上させるとともに、メンブ
レンスイツチを組み立てるときに舌片部3aが不
要にひらひらするのを防止する。
11はスペーサ1の各接点部4,5に対応する
位置に開設された開口部であり、その周囲にはス
イツチ操作時の空気逃げ部13を残して接着剤1
2が印刷形成により塗布されており、各パターン
シート2,3はこの接着剤12によりスペーサ1
の表裏両面に接着される。このように接着剤12
をスペーサ1の全面に塗布せずに、開口部11の
周囲にのみ塗布しておけば、スペーサ1やパター
ンシート2,3が大形であつても接着作業をしや
すい。
本実施例においては、本体ケース(図示せず)
との組み付けのためのねじ穴1a,2a,3aが
開設されているが、ねじ穴1aの周囲にも接着剤
12を塗布して対応するねじ穴2a,3aとを接
合すれば、ねじ穴からの塵埃の侵入も防止でき
る。また空気逃げ部13は、上記のように接着剤
12の非塗布部を部分的に確保することにより簡
単に形成できるので、スペーサ1には空気逃げ用
の連通口を形成せずともよい。
また接着剤12は開口部11及びねじ穴1aの
周囲に塗布されているので、パターンシート2,
3の各接点部4,5及びねじ穴2a,3aの周囲
はスペーサ1にしつかりと接着されており、した
がつてスイツチ操作時に接点部4,5が接着不良
を生じることはなく、また接点部4,5が接触不
良を生じることはなく、また接点部4,5へ向か
つて侵入してきた塵埃は接着剤12にさえぎられ
付着されるから、接点部4,5に付着してその接
触不良を生じる虞れもない。更には開口部11は
一般にスペーサ1の全面にわたつて点在して開設
される場合が多いから、開口部11の周囲に接着
剤12を塗布すれば、パターンシート2,3の全
面をバランスよくスペーサ1に接着でき、より少
量の接着剤12にてより確実に接着することがで
きる。
(実施例 2) 第2図は本考案の他の実施例を示すものであつ
て、14,15は空気逃げ部13を残して複数重
に円弧状に塗布された接着剤であり、接着剤1
4,15の間にも空気の逃げ部16が確保されて
いる。
第3図a,bは本考案の更に他の実施例を示す
ものであつて、接着剤17はパターンシート2,
3の接点部4,5の周囲に円周状に塗布されてお
り、スペーサ1の開口部11の周囲のみを接着す
る。スペーサ1の開口部11には空気逃げ部とし
ての連通口19が形成されているから、接着剤の
非塗布部を確保しなくても良く、接点部4,6の
防塵性がより確実となる。このように接着剤はス
ペーサあるいはパターンシートの何れに塗布して
もよい。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係るメンブレンス
イツチは、接点部4,5及びリード線6,7等の
回路パターンが印刷形成されたパターンシート
2,3の上記接点部4,5を対向せしめ、外方よ
り押圧することにより接点部4,5を接触させる
ようにしたメンブレンスイツチにおいて、接点部
4,5に対応する位置に開口された開口部11の
周囲のみに接着剤12を印刷形成してパターンシ
ート2,3を接着して成るので、少量の接着剤1
2にて作業性よくパターンシート2,3の接点部
4,5を接着でき、パターンシート2,3が大形
であつても容易に接着できる。更には接点部4,
5の周囲は確実にしつかりと接着されるので、接
触不良の原因となる塵埃が接点部4,5の空間内
に侵入することはなく、スイツチ操作時に接点部
4,5が接触不良を生じるのを防止できる。また
単に工数が低減できるだけでなく、空気逃げ部1
3もきわめて簡単に形成できるので、組み立て作
業性の向上や大巾なコストダウンを図れる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図a,bはメンブレンスイツチの分解斜視図及び
断面図、第2図は他の実施例の部分平面図、第3
図a,bは更に他の実施例の分解斜視図及び断面
図、第4図は従来のものの分解斜視図である。 2,3……パターンシート、4,5……接点
部、6,7……リード線、11……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 接点部4,5及びリード線6,7等の回路パタ
    ーンが印刷形成されたパターンシート2,3の上
    記接点部4,5を対向せしめ、外方より押圧する
    ことにより上記接点部4,5を接触させるように
    したメンブレンスイツチにおいて、上記接点部
    4,5に対応する位置に開口された開口部11の
    周囲のみに接着剤12を印刷形成して、上記パタ
    ーンシート2,3を接着して成るメンブレンスイ
    ツチ。
JP1985064136U 1985-04-27 1985-04-27 Expired JPH0451394Y2 (ja)

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JP1985064136U JPH0451394Y2 (ja) 1985-04-27 1985-04-27

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JPS61179629U JPS61179629U (ja) 1986-11-10
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CN1175447C (zh) * 2000-04-18 2004-11-10 三美电机株式会社 膜片开关

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5942732A (ja) * 1982-09-03 1984-03-09 アルプス電気株式会社 タツチ式入力装置

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JPS4928170U (ja) * 1972-06-16 1974-03-11
JPS5963930U (ja) * 1982-10-22 1984-04-27 株式会社宝製作所 キ−ボ−ドスイツチのスペ−サ

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JPS61179629U (ja) 1986-11-10

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