JPH0448597Y2 - - Google Patents

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JPH0448597Y2
JPH0448597Y2 JP1987112671U JP11267187U JPH0448597Y2 JP H0448597 Y2 JPH0448597 Y2 JP H0448597Y2 JP 1987112671 U JP1987112671 U JP 1987112671U JP 11267187 U JP11267187 U JP 11267187U JP H0448597 Y2 JPH0448597 Y2 JP H0448597Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、メンブレンスイツチに関し、特に、
押釦スイツチ機構部と表面シート間の全周囲に枠
体を設け、表面シートと枠体間の一部を貼り付
け、開口部より表示板を嵌挿するカード挿入式メ
ンブレンスイツチに関する。
(考案の概要) 本考案は、機器の機能に応じた表示を容易に行
うと共に、塵埃が浸入し、表示が不鮮明となつた
り、表面シートの位置合わせが容易で、しかも皺
がよることがなく、表面板の位置ずれを防止する
ために、まず、表面シートと枠体間の一部を貼り
付け、残りの剥離紙を有する開口よりカードを装
着後、枠体の周囲を封止したカード挿入式メンブ
レンスイツチを提供することにある。
(従来の技術) 従来、この種のスイツチは、表示を印刷等で施
した表面シートを積層したものが一般的である。
また、近年、スイツチ部を表面シート間に空間部
を設け、その空間部に表示を施した表示板を挿入
するメンブレンスイツチが提案されている。
以下、表面シートと押釦スイツチ機構部間に空
間部を設け、表示を施した表示板を挿入するメン
ブレンスイツチについて第7図を用いて説明す
る。
この図において、1は押釦スイツチ機構部、2
は枠体、3は表示板、4は表面シート、5は透明
部、6はコネクタ部であり、枠体2で囲まれた空
間部に側方から表示板3を挿入し、表面シート4
の透明部5と表示板3の表示部とが一致するまで
押し込むと、外方から表面シート4の透明部5を
通して各種の表示を行うことができる。
そこで、表示された透明部5を押圧すると、押
釦スイツチ機構部1は動作し、回路が閉じられる
ように構成されている。
なお、このようなメンブレンスイツチは、例え
ば、実開昭58−41934号、実開昭59−136122号に
開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の従来のメンブレンスイツ
チは、その構造からして、表示板3がずれたり、
空間部の開口部より塵埃が浸入し、表示が不鮮明
となつたり、表面シートに皺がよつたりして、防
塵、防水効果に難があり、また、美観を損ねると
いつた問題点があつた。
本考案は、上記問題点を除去し、表示板の装着
のための空間部に表示板を挿入すると共に、その
空間部の開口部を封止して、表示部が不鮮明にな
つたり、ずれるのを防止すると共に、表示シート
の位置合わせが容易で、皺がよることがなく、し
かも、防塵、防水効果を高め得るカード挿入式メ
ンブレンスイツチを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、押釦ス
イツチ機構部の上方に表示可能な表面シートを具
備するメンブレンスイツチにおいて、前記押釦ス
イツチ機構部の上面の全周囲に形成される枠体
と、表面シートと、前記枠体の上面か表面シート
の裏面のどちらか一方に予め接着剤を塗布して形
成される接着剤層と、該接着剤層の一部を覆う剥
離紙と、該剥離紙のない部分に前記枠体と表面シ
ートとを貼付けて前記剥離紙がある前記枠体と表
面シートが貼付けられない部分により形成される
開口部と、該開口部より挿入される表示板と、前
記剥離紙が剥がされて前記開口部を封止する接着
封止部とを設けるようにしたものである。
(作用) 本考案によれば、押釦スイツチ機構部の上面に
枠体を設け、この枠体と表面シート間の少なくと
も一部を貼り付け、残りの表面シートと枠体間の
開口部より任意の表示板を嵌挿後、開口部を封止
するようにしたので、表示部が不鮮明になつた
り、ずれるのを防止すると共に、表面シートの位
置合わせが容易で、しかも皺がよることがなく、
防塵、防水効果を高めることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
第1図は本考案のカード挿入式メンブレンスイ
ツチの組み立て前の斜視図、第2図はそのメンブ
レンスイツチの組み立て後の部分断面図である。
これらの図において、11は押釦スイツチ機構
部であり、接点13が形成された下部接点シート
12上には、開口部を有するスペーサ14が積層
され、そのスペーサ14上に接点16が形成され
た上部接点シート15を積層し、スペーサ14の
開口部にはドーム状に形成し、切換節度を有する
弾性板17が介挿されて、押釦スイツチ機構部1
1が構成される。
この場合、接点シート12,15は、それぞれ
別体を各々積層するか、或いは、一枚の接点シー
トをスペーサ14を挟んで折り返し、折り曲げて
形成される。また、接点シート12,15には接
点に接続される配線パターン(図示なし)が形成
され、その端部からは、配線可能なようにコネク
タ部18が突出される。
上記の押釦スイツチ機構部の上部接点シート1
5上面に角形の枠体19が積層される。
そこで、第1図に示されるように、押釦スイツ
チ機構部の接点部に対応する箇所を透過性とした
透明部24を表面シート23が枠体の少なくとも
一辺以上に後述する接着剤による接着剤層により
貼り付けられ、その貼り付けられた反対側は開口
部となし、この開口部より枠体19によつて画成
される凹所22と同形の表示板25が嵌挿自在と
なり、任意の表示板を装着することができる。ま
た、枠体の表示板の挿入側の内側には欠所21を
形成し、表示板の取り外し時にその表示板の取り
外しを容易にする。
なお、上記枠体は角形に限定するものではな
く、丸等任意の形状とすることが可能である。ま
た、開口部は表示板が嵌挿可能な大きさであれば
よい。従つて、枠体と表面シートの貼り付け面積
は上記表示板の嵌挿に要するスペースにより決定
される。
第3図は本考案のメンブレンスイツチの基体部
を示す斜視図であり、枠体19の上面に接着剤を
塗布した接着剤層を形成し、その上に剥離紙20
を貼り付けた状態が示されている。
ここでは、剥離紙は二分されている。そこで、
まず、二分された一方の剥離紙20aを剥がし、
そこに表面シート23を接着してその位置決めを
行う。この時、二分されたもう一方の剥離紙20
bは剥がさないでそのままにしておき、開口部か
ら表示板を嵌挿する。表示板が完全に装着される
と、剥離紙20bを剥がして、表面シートの裏面
を枠体19に貼り付けて接着封止する。
第4図は本考案の第2実施例を示す表面シート
に接着剤を塗布した状態を示す斜視図である。
図中、30は表面シート、30aは透明部、3
1は塗布された接着剤、32は剥離紙である。
図から明らかなように、まず、剥離紙32がな
い接着剤が露出している部分を枠体に貼り付け、
剥離紙32が設けられている部分を表示板の挿入
口として用い、表示板が所定位置に完全に装着さ
れると、剥離紙32を剥がして、表面シート裏面
を枠体に貼り付け、接着封止する。
第5図は本考案の第3実施例を示す部分斜視図
である。
図中、33は押釦スイツチ機構部、34は枠
体、35は塗布された接着剤、36は剥離紙であ
る。
この実施例においては、剥離紙36は、前記実
施例のように、1枚の剥離紙を設け、まず、表面
シートを折り返して位置決めする部分の剥離紙を
剥がしておくようにしてもよい。
表示板は印刷で表示したものに限らず、第6図
に示すように、表示板37にシール38を貼り付
けるようにしたり、レタリング等により表示する
ようにしてもよい。また、表示板は両面に表示す
ることができ、必要に応じて表と裏を適宜選択し
て用いることができる。
表面シートのデザイン次第では周囲だけでな
く、中央部分にも接着剤を塗布して接着剤層を形
成することができ、枠体だけでなく表示板との接
着も可能である。
このように、表示板は装着後、表面シート周囲
が接着封止されるので、表示板のずれや塵埃等の
浸入により表示が不鮮明になることはない。
また、まず枠体と表面シートの一部が張り合わ
された後に、残りの部分が張り合わされるので、
表面シートの位置合わせが容易で、しかも、表面
シートに皺がよることがなく、防塵、防水効果を
高めることができる。
なお、本考案は上記の実施例に限定されるもの
ではなく本考案の趣旨に基づいて種々の変形が可
能であり、それらを本考案の範囲から排除するも
のではない。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように、本考案によれ
ば、次のような効果を奏することができる。
(1) 表面シートと枠体の一部を予め貼り付けたの
で、表面シートの位置合わせが容易で、しかも
皺がよることがなく、特別な治工具や技術を要
することなく必要に応じて表示を容易に行い得
る。
(2) 側面に空間部を設け、その空間部に表示板を
挿入する構造と異なり、全周囲に形成される枠
体内、即ち、凹所に表示板を嵌挿するため、表
示板の脱落や位置ずれを防止することができ
る。
従つて、表示記号や文字が所定位置に確実に
配置されると共に、均一は厚さのメンブレンス
イツチが得られ、しかも表示板のずれによる誤
動作を防止できる。
(3) 従来のカード差し換え構造のものと異なり、
表面シートの周囲が完全に枠体に貼り付けられ
るので、塵埃等の浸入により表示が不鮮明にな
ることを防止できる。
(4) 表面シートと枠体の一部を接着剤層により貼
り合わせ、枠体内の凹所に表示板を嵌挿させた
後、残りの部分を貼り付けるので、枠体だけで
なく、表示板と表面シート間も貼り付けること
ができるので、表面シートのたわみや空気によ
り表面シートがふくらんで操作性を悪くした
り、美観を損ねることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカード挿入式メンブレンスイ
ツチの組み立て前の斜視図、第2図はそのメンブ
レンスイツチの組み立て後の部分断面図、第3図
は本考案のメンブレンスイツチの基体部を示す斜
視図、第4図は本考案の第2実施例を示す表面シ
ートに接着剤を塗布した状態を示す斜視図、第5
図は本考案の第3実施例を示す部分斜視図、第6
図は本考案の他の表示板の構成図、第7図は従来
のメンブレンスイツチの斜視図である。 11,33……押釦スイツチ機構部、12……
下部接点シート、13,16……接点、14……
スペーサ、15……上部接点シート、17……弾
性板、18……コネクタ部、19,34……枠
体、20,20a,20b,32,36……剥離
紙、21……欠所、22……凹所、23,30…
…表面シート、24……透明部、25,37……
表示部、30a……透明部、31,35……接着
剤、38……シール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 押釦スイツチ機構部の上方に表示可能な表面
    シートを具備するメンブレンスイツチにおい
    て、前記押釦スイツチ機構部の上面の全周囲に
    形成される枠体と、表面シートと、前記枠体の
    上面か表面シートの裏面のどちらか一方に予め
    接着剤を塗布して形成される接着剤層と、該接
    着剤層の一部を覆う剥離紙と、該剥離紙のない
    部分に前記枠体と表面シートとを貼付けて前記
    剥離紙がある前記枠体と表面シートが貼付けら
    れない部分により形成される開口部と、該開口
    部より挿入される表示板と、前記剥離紙が剥が
    されて前記開口部を封止する接着封止部とを具
    備することを特徴とするカード挿入式メンブレ
    ンスイツチ。 (2) 前記表示板の挿入側の枠体の内側に欠所を具
    備してなる実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のカード挿入式メンブレンスイツチ。
JP1987112671U 1987-07-24 1987-07-24 Expired JPH0448597Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62178415U (ja) * 1986-05-02 1987-11-12

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