JPH0237070Y2 - - Google Patents

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JPH0237070Y2
JPH0237070Y2 JP1982197036U JP19703682U JPH0237070Y2 JP H0237070 Y2 JPH0237070 Y2 JP H0237070Y2 JP 1982197036 U JP1982197036 U JP 1982197036U JP 19703682 U JP19703682 U JP 19703682U JP H0237070 Y2 JPH0237070 Y2 JP H0237070Y2
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JP
Japan
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storage section
keyboard
sheet
lower case
movable contact
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JP1982197036U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は小型電子式計算機等の小型電子機器
に関する。
[従来の技術] 小型電子式計算機等の小型電子機器において、
上部ケースの使用を省くことによつて薄型化を図
る検討がなされている。
この種の従来の技術の一例として実開昭52−
109425号公報が挙げられる。同公報では、下部ケ
ースに設けたキーボード収納部に接点部を有する
プリント基板を収納して、このプリント基板上に
導電性金属片を配するとともに、この導電性金属
片の上部に可橈性シートを配し、該可橈性シート
を前記プリント基板上に貼着することによつて、
上部ケースを省くようにしている。従つて、上記
可橈性シートには、上記接点部に対応して操作キ
ー表示が付されている。
[考案が解決しようとする課題] 上記先行文献においては、可橈性シートはプリ
ント基板と同一の大きさとされ、可橈性シートは
プリント基板にのみ貼着されている。このため、
可橈性シート外周縁と下部ケースのキーボード収
納部の側縁部との間に間隙が出じ、プリント基板
等内部の部品が見えることになり、外観上好まし
くないばかりでなく湿気や静電気等により信頼性
が損われるものであつた。また、可橈性シート
は、可動接点となる導電性金属片によりプリント
基板と貼着される面積が小さいものであるから貼
着力も弱く、外部環境により容易に剥離するとい
う致命的な欠点を有するものであつた。この場
合、可橈性シートを導電性金属片を覆う下部シー
トと、キー表示が付された上部シートとの二枚積
層構造としても、下部シートの貼着力が小さい以
上、問題を解消することはできない。
この考案は、前述の状況に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、上部ケースを省い
た小型電子機器において、外観品質を改善すると
共に可橈性シートの接着力を高めることにより剥
離を確実に防止することのできる小型電子機器を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] この考案の小型電子機器は、下部ケースに液晶
表示装置、電源用電池等を収納する電池部品収納
部、およびキーボード収納部を設けるとともに、
上記キーボードの周囲に上記キーボード収納部よ
りも浅い段差面を設けて、キーボードの上面を上
記段差面と実質的に面一にして、該キーボードを
上記キーボード収納部に収納し、且つ、キーシン
ボルを有する装飾シートを、上記キーボードより
も一まわり大きく形成して上記キーボードの上面
および上記段差面に接着剤により接着するように
したものである。
[作用] このような構成によれば、装飾シート周縁部と
下部ケースの側縁部との間に間隙が生じたとして
も、段差面によりプリント基板等内部の部品が見
えることはないから外観上好ましいものとなる。
また、装飾シートは、キーボードよりも大きく
形成され、外周部が下部ケースの段差面に接着さ
れているから、湿気や静電気等の侵入を防止でき
る上、接着力が高まり剥離を確実に防止すること
ができる。
[実施例] 以下、この考案を小型電子式計算機に適用した
実施例につき、第1図ないし第4図を参照して説
明する。
第1図及び第2図は小型電子式計算機の外観を
示し、この図に示された計算機1は日本工業規格
のA5サイズ程度の薄い平板上をなし、下部ケー
ス(機器ケース)2、キーボード3、及び化粧パ
ネル4を備えている。上記キーボード3はキーシ
ンボル3a…及び風景画等のデザイン表示3bが
施されており、また化粧パネル4には表示窓4
a、開口窓4bが形成されている。
上記下部ケース2、キーボード3、化粧パネル
4は第3図及び第4図に示すように構成されてい
る。即ち、下部ケース2は合成樹脂製で平板状を
なしており、その上部側には電子部品収納部5が
形成され、また上側部を除く全域にはキーボード
収納部6が形成されている。上記電子部品収納部
5は、プリント基板7、液晶表示装置8、太陽電
池(電源用電池)9等が各電子部品を収納するも
のであり、基板収納部5a、表示装置収納部5
b、電池収納部5cを備えている。この場合、電
池収納部5cには基板収納部5aに連通する連通
溝5dが形成されており、また上記電子部品収納
部5には化粧パネル4を下部ケース2に固定する
ビス10…の挿通孔5e…が形成されている。一
方、上記キーボード収納部6は接着剤を介してキ
ーボード3を貼着収納するものであり、底面6a
を平らで浅い凹部をなし、その周囲に枠状の段差
面6bが形成されている。
上記キーボード3は、上から順に装飾シート1
1、可動接点シート12、スペーサ13、及び固
定接点シート14を順次接着剤を介して積層した
ものである。上記装飾シート11は、透明なポリ
エステル等のフイルムであり、上記装飾シート1
1の下面にはキーシンボル3aと風景画等のデザ
イン表示3bとがグラフイツク印刷されている。
また、上記可動接点シート12、スペーサ13、
及び固定接点シート14はポリエステル等のフイ
ルムであり、可動接点シート12の下面には上記
キーシンボル3a…と対応して可動接点(図示せ
ず)が印刷されており、上記固定接点シート14
の上面には上記可動接点に対向する1対の電極よ
りなる固定接点14a…が印刷されている。そし
て、上記可動接点と固定接点14a…とはスペー
サ13の開口13a…を通して対向し、可動接点
シート12が装飾シート11を介して上方から押
圧されると、可動接点が上記開口13aを通して
固定接点14aに接触し、固定接点14aを導通
させるようになつている。また、上記固定接点シ
ート14には配線パターン14bが印刷されてお
り、この配線パターン14bの各電極端子には、
プリント基板7が異方性コネクタ15を介して接
続されていると共に、液晶表示装置8も接続され
ている。そして、上記装飾シート11、可動接点
シート12、スペーサ13、及び固定接点シート
14を順次積層してなるキーボード3を下部ケー
ス2のキーボード収納部6に接着剤を介して貼着
するときには、固定接点シート14に接続された
プリント基板7及び液晶表示装置8を各収納部5
a,5b内に接着剤を介して取納すると共に、上
記プリント基板7に接続線9a,9aを介して接
続された太陽電池9を電池収納部5c内に接着剤
を介して収納し、且つその接続線9a,9aを連
通溝5d内に配置する。この場合、上記キーボー
ド3は各電子部品7,8,9の上方を覆うことな
く、下部ケース2のキーボード収納部6内に配置
されており、しかも装飾シート11の周縁部分は
収納部6の段差面6b上に配置され、その下側の
各シート12,14及びスペーサ13は底面6a
上に積層されている。
更に、上記化粧パネル4は下部ケース2に収納
された各電子部品7,8,9の上方を覆うもので
あり、金属製の平板状をなしている。この化粧パ
ネル4には、液晶表示装置8に対応して表示窓4
aが形成されていると共に、太陽電池9に対応し
て開口窓4bが形成されており、これらを除く下
面には補強板16が貼着されている。また、上記
化粧パネル4は、下部ケース2の下側から挿通孔
5e…内に挿入されたビス10…により、下部ケ
ース2の上部に取り付けられている。
しかるに、上記のように構成された小型電子式
計算機1によれば、キーボード3の上方を覆う上
部ケースが不要となるので、部品点数及び組立工
数が少なくなり、安価に製作することができる。
また、キーボード3の装飾シート11に、キーシ
ンボル3aの背景として風景画等のデザイン表示
3bが印刷されているので、装飾品として使用す
ることができる。この場合、特にキーシンボル3
aを背景のデザイン表示3bの色彩に近い色彩に
すれば、遠くから見たとき、背景だけが見えるの
で、装飾製に優れたものとなる。
なお、上述した実施例では、装飾シート11と
化粧パネル4により上部ケースを兼用させるよう
にしたが、第5図に示すように、装飾シート1
1′を液晶表示装置8および太陽電池9に対向す
る部分まで延出し、化粧パネル4を省くようにし
ても良い。この場合、装飾シート11′は、液晶
表示装置8および太陽電池9と対向する部分を除
く全面にブルー、ピンク等の単なる色彩のデザイ
ン表示11aが印刷されており、これにより、デ
ザイン表示11aが印刷されていない部分は単に
透明な表示窓11bおよび開口窓11cになつて
いる。
また、上述の実施例では、固定接点シート14
に1対の固定接点14a…と配線パターン14b
を設け、可動接点シート12に可動接点のみを設
けた場合で説明したが、可動接点シート12にも
可動接点と配線パターンを設けて、可動接点シー
ト12と固定接点シート14の各配線パターンを
相互に接続するようにしても良い。この際、両者
の接続には両シート12,14の配線パターンの
接続用電極端子間に異方性コネクタ15を介在さ
せて、各接続用電極端子同志を接着するようにす
ると、キーボード3の薄型化および生産性が向上
する。
また、スペーサ13は、可動接点シート12あ
るいは固定接点シート14の上面に絶縁性樹脂を
印刷することにより、省いても良い。
このようにすれば、更に部品点数及び組立工数
が少なくなり、より安価な小型電子式計算機を得
ることができる。
なおまた、この考案は上述したような小型電子
式計算機に限らず、小型電子ゲーム機等の小型電
子機器に広く適用することができる。
[考案の効果] 以上説明した通り、この考案の小型電子機器に
よれば、装飾シートがキーボードよりも一まわり
大きく形成され、この装飾シートが下部ケースに
形成された段差面とキーボード上面に接着された
ものであるから、プリント基板等の内部の部品が
見えたりするようなことはなく、外観上好ましい
ものとなるばかりでなく、湿気や静電気の影響を
防止し、かつ、剥離に対する信頼性が格段に向上
できるという効果がある。特に、剥離に関しては
段差面が下部ケースの上面から陥没しているため
下部ケースに段差面を設けず、装飾シートを直接
下部ケースの上面に接着する場合に比し、周縁部
に作用するメクレに対しても大変信頼性の高いも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案の実施例を示
し、第1図はその小型電子式計算機の外観斜視
図、第2図はその平面図、第3図はその分解斜視
図、第4図はAは第1図の−線断面図、第4
図Bは第1図の−線断面図、第5図は他の実
施例を示す外観斜視図である。 1……小型電子式計算機、2……下部ケース、
3……キーボード、3b……デザイン表示、5…
…電子部品収納部、6……キーボード収納部、6
b……段差面、11,11′……キー装飾シート、
12……可動接点シート、13……スペーサ、1
4……固定接点シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部ケースに電子部品収納部とキーボード収納
    部を設けるとともに、上記キーボード収納部の周
    囲に、上記下部ケースの上面と上記キーボード収
    納部の底面との間に位置する段差面を設け、液晶
    表示装置、電源用電池等の電子部品を上記電子部
    品収納部に収納し、可動接点を有する可動接点シ
    ート、絶縁スペーサ層および上記可動接点に対向
    する固定接点を有するキーボードを、上記可動接
    点シートの上面を上記段差面に実質的に面一にし
    て上記キーボード収納部に収納し、且つ、上記可
    動接点に対応するキーシンボルが付され、上記可
    動接点シートよりも一まわり大きく形成された装
    飾シートを、上記可動接点シートおよび上記段差
    面に接着剤により接着したことを特徴とする小型
    電子機器。
JP19703682U 1982-12-27 1982-12-27 小型電子機器 Granted JPS59104255U (ja)

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JP19703682U JPS59104255U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 小型電子機器

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JP19703682U JPS59104255U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 小型電子機器

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JPS59104255U JPS59104255U (ja) 1984-07-13
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JPH0445068Y2 (ja) * 1985-05-21 1992-10-23

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5347332B2 (ja) * 1972-08-01 1978-12-20
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