JPH0319003Y2 - - Google Patents
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- JPH0319003Y2 JPH0319003Y2 JP1984011609U JP1160984U JPH0319003Y2 JP H0319003 Y2 JPH0319003 Y2 JP H0319003Y2 JP 1984011609 U JP1984011609 U JP 1984011609U JP 1160984 U JP1160984 U JP 1160984U JP H0319003 Y2 JPH0319003 Y2 JP H0319003Y2
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- solar cell
- circuit board
- piezoelectric buzzer
- small electronic
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- Calculators And Similar Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は小型電子式計算機等の小型電子機器
に関する。
に関する。
近年、上部ケースの窓部に対応して液晶表示装
置等の表示体および太陽電池を配置し、その下方
に下部ケースを設けた小型電子式計算機等の小型
電子機器が種々開発されている。しかし、従来こ
の種のものは、下部ケースをステンレスパネルと
して上部ケースにビス止めしたり、このステンレ
スパネルに回路基板等の内部電子部品をビス止め
したりしており、しかも破損し易い部品は取付部
材を用いて取り付けるようになつている。このた
め、組立て作業等が面倒であるばかりか、機器の
薄型化および小型化に限界があつた。
置等の表示体および太陽電池を配置し、その下方
に下部ケースを設けた小型電子式計算機等の小型
電子機器が種々開発されている。しかし、従来こ
の種のものは、下部ケースをステンレスパネルと
して上部ケースにビス止めしたり、このステンレ
スパネルに回路基板等の内部電子部品をビス止め
したりしており、しかも破損し易い部品は取付部
材を用いて取り付けるようになつている。このた
め、組立て作業等が面倒であるばかりか、機器の
薄型化および小型化に限界があつた。
この考案は、上記のような事情を背景になされ
たもので、構造が簡単で、かつ表示体、太陽電
池、圧電ブザー等を有しながら機器の薄型化およ
び小型化が可能な小型電子機器を提供することに
ある。
たもので、構造が簡単で、かつ表示体、太陽電
池、圧電ブザー等を有しながら機器の薄型化およ
び小型化が可能な小型電子機器を提供することに
ある。
この考案は、上記のような目的を達成するため
に、チツプ部品等が搭載された回路基板や表示体
と共に、太陽電池および圧電ブザーを、上・下部
シート部材間に間隙を設けることなく接着剤によ
り密着積層したものである。
に、チツプ部品等が搭載された回路基板や表示体
と共に、太陽電池および圧電ブザーを、上・下部
シート部材間に間隙を設けることなく接着剤によ
り密着積層したものである。
以下、この考案をカード型小型電子式計算機に
適用した場合の実施例につき、第1図ないし第4
図を参照して説明する。
適用した場合の実施例につき、第1図ないし第4
図を参照して説明する。
第1図はカード型小型電子式計算機の外観斜視
図である。この計算機1は全体の厚さが約0.8mm
程度の極めて薄いものであり、表示部2、太陽電
池部3、およびキーボード部4等を備えている。
表示部2はキーボード部4のキー操作に応じて置
数および演算結果等の情報を表示するものであ
り、太陽電池部3は上記計算機1の電源であり、
キーボード部4はキー操作を行なうものである。
図である。この計算機1は全体の厚さが約0.8mm
程度の極めて薄いものであり、表示部2、太陽電
池部3、およびキーボード部4等を備えている。
表示部2はキーボード部4のキー操作に応じて置
数および演算結果等の情報を表示するものであ
り、太陽電池部3は上記計算機1の電源であり、
キーボード部4はキー操作を行なうものである。
第2図ないし第4図は上記計算機1の詳部構成
を示し、第2図は第1図の分解斜視図、第3図は
第1図の−線断面図、第4図は第1図の−
線断面図である。即ち、最上部には上部シート
5が配置されている。この上部シート5はポリエ
ステル等の透明な樹脂フイルムをベース部材と
し、キーボード部4と対応する箇所にキーシンボ
ル5c…を印刷表示するとともに、表示部2と太
陽電池3とに対応する箇所を除く部分に背景色5
dを印刷したもので、この背景色を施さない部分
によつて表示窓5a,5bが形成されている。キ
ーシンボル5c…に対応する上部シート5の裏面
には可動接点5d(第3図)…が設けられている。
を示し、第2図は第1図の分解斜視図、第3図は
第1図の−線断面図、第4図は第1図の−
線断面図である。即ち、最上部には上部シート
5が配置されている。この上部シート5はポリエ
ステル等の透明な樹脂フイルムをベース部材と
し、キーボード部4と対応する箇所にキーシンボ
ル5c…を印刷表示するとともに、表示部2と太
陽電池3とに対応する箇所を除く部分に背景色5
dを印刷したもので、この背景色を施さない部分
によつて表示窓5a,5bが形成されている。キ
ーシンボル5c…に対応する上部シート5の裏面
には可動接点5d(第3図)…が設けられている。
また、上部シート5の下面には金属パネル6が
接着剤7により接着されており、この金属パネル
6の下面にはステンレス製の金属フレーム8が接
着剤9により接着されている。これにより、上部
シート5の下面には金属パネル6および金属フレ
ーム8が積層されている。この場合、金属パネル
6には、表示窓5a,5bと対応する箇所に開口
部6a,6bが形成されていると共に、キーシン
ボル5c…と対応する箇所に上記可動接点5d…
が挿通する開口部6c…が形成されている。さら
に、金属パネル6の下面には後述する回路基板1
0のLSI11およびチツプ部品12…等を収納す
る凹部6d…が形成されている。なお、金属フレ
ーム8は金属パネル6の下部周囲を囲むものであ
る。
接着剤7により接着されており、この金属パネル
6の下面にはステンレス製の金属フレーム8が接
着剤9により接着されている。これにより、上部
シート5の下面には金属パネル6および金属フレ
ーム8が積層されている。この場合、金属パネル
6には、表示窓5a,5bと対応する箇所に開口
部6a,6bが形成されていると共に、キーシン
ボル5c…と対応する箇所に上記可動接点5d…
が挿通する開口部6c…が形成されている。さら
に、金属パネル6の下面には後述する回路基板1
0のLSI11およびチツプ部品12…等を収納す
る凹部6d…が形成されている。なお、金属フレ
ーム8は金属パネル6の下部周囲を囲むものであ
る。
上記金属フレーム8に囲まれた金属パネル6の
下面には、スペーサ13が接着剤14により接着
されており、このスペーサ13の下面には回路基
板10が接着剤15により接着されている。これ
により、金属パネル6の下面にはスペーサ13お
よび回路基板10が積層されている。上記スペー
サ13はポリエステル等の樹脂フイルムよりな
り、金属パネル6の開口部6a,6bを除く下面
に配置されており、しかも、スペーサ13には金
属パネル6の開口部6c…に対応しかつ開口部6
c…の列方向に連通した開口13a…、および金
属パネル6の凹部6d…に対応する開口13b…
がそれぞれ形成されている。
下面には、スペーサ13が接着剤14により接着
されており、このスペーサ13の下面には回路基
板10が接着剤15により接着されている。これ
により、金属パネル6の下面にはスペーサ13お
よび回路基板10が積層されている。上記スペー
サ13はポリエステル等の樹脂フイルムよりな
り、金属パネル6の開口部6a,6bを除く下面
に配置されており、しかも、スペーサ13には金
属パネル6の開口部6c…に対応しかつ開口部6
c…の列方向に連通した開口13a…、および金
属パネル6の凹部6d…に対応する開口13b…
がそれぞれ形成されている。
一方、上記スペーサ13の下面に配置される回
路基板10の上面には、上記上部シート5の可動
接点5d…が金属パネル6の開口部6c…および
スペーサ13の開口13a…を通して接離可能に
接触する固定接点10a…が形成されていると共
に、回路基板10の上面および下面には配線パタ
ーン10bが形成されている。上記固定接点10
a…および配線パターン10bは銅メツキをエツ
チングしてなるものでり、配線パターン10bは
その表面がレジスト膜(絶縁膜)10cにより覆
われている。なお、回路基板10の下面にはその
一側に、電極パターン10d…が形成されてい
る。
路基板10の上面には、上記上部シート5の可動
接点5d…が金属パネル6の開口部6c…および
スペーサ13の開口13a…を通して接離可能に
接触する固定接点10a…が形成されていると共
に、回路基板10の上面および下面には配線パタ
ーン10bが形成されている。上記固定接点10
a…および配線パターン10bは銅メツキをエツ
チングしてなるものでり、配線パターン10bは
その表面がレジスト膜(絶縁膜)10cにより覆
われている。なお、回路基板10の下面にはその
一側に、電極パターン10d…が形成されてい
る。
また、上記回路基板10には、LSI11および
チツプ部品12が上下に突出して取り付けられて
いると共に、液晶表示装置16、太陽電池17、
および圧電ブザー18がヒートシール19,2
0,21a,21bを介して上記電極パターン1
0d…に電気的に接続されている。液晶表示装置
16は所定の情報(キーボード部4のキー操作に
応じた情報)を表示するものであり、金属パネル
6の開口部6a内に配置され、上部シート5の表
示窓5aに対応している。太陽電池17は計算機
1の電源であり、金属パネル6の開口部6b内に
配置され、上部シート5の表示窓5bに対応して
いる。圧電ブザー18は所定の音(キーボード部
4のキー操作に応じた音)を発するものであり、
太陽電池17の下面に導電性接着剤22により接
着されている。しかるに、液晶表示装置16と圧
電ブザー18が接着された太陽電池17との側方
には、第3図および第4図に示すように、金属パ
ネル6、スペーサ13、回路基板10が積層され
ている。この場合、液晶表示装置16と圧電ブザ
ー18を含む太陽電池17との厚さは、金属パネ
ル6、スペーサ13、および回路基板10を積層
した厚さ、もしくは回路基板10に取り付けられ
たLSI11およびチツプ部品12…等の厚さとほ
ぼ等しくなつている。
チツプ部品12が上下に突出して取り付けられて
いると共に、液晶表示装置16、太陽電池17、
および圧電ブザー18がヒートシール19,2
0,21a,21bを介して上記電極パターン1
0d…に電気的に接続されている。液晶表示装置
16は所定の情報(キーボード部4のキー操作に
応じた情報)を表示するものであり、金属パネル
6の開口部6a内に配置され、上部シート5の表
示窓5aに対応している。太陽電池17は計算機
1の電源であり、金属パネル6の開口部6b内に
配置され、上部シート5の表示窓5bに対応して
いる。圧電ブザー18は所定の音(キーボード部
4のキー操作に応じた音)を発するものであり、
太陽電池17の下面に導電性接着剤22により接
着されている。しかるに、液晶表示装置16と圧
電ブザー18が接着された太陽電池17との側方
には、第3図および第4図に示すように、金属パ
ネル6、スペーサ13、回路基板10が積層され
ている。この場合、液晶表示装置16と圧電ブザ
ー18を含む太陽電池17との厚さは、金属パネ
ル6、スペーサ13、および回路基板10を積層
した厚さ、もしくは回路基板10に取り付けられ
たLSI11およびチツプ部品12…等の厚さとほ
ぼ等しくなつている。
即ち、液晶表示装置16は第3図に示すよう
に、上下一対の透明な電極基板16a,16b間
に液晶素子16cを封止材16dにより封止し、
その上面に上部偏光板16eを接着し、その下面
に下部偏光板16fおよび反射板16gを積層し
たものであり、これら全体の厚さが回路基板10
のLSI11あるいはチツプ部品12…等の厚さと
ほぼ等しくなつている。また、太陽電池17は第
4図に示すように、ステンレス製の基板17aの
上面にエポキシ樹脂等よりなる絶縁膜17bを形
成し、この絶縁膜17b上に金属電極層17c、
太陽電池素子層(P,i,n層)17d、および
透明電極層(I,T,O層)17eを順次積層
し、その表面をエポキシ樹脂等のコート材17f
でオーバーコートしたものであり、全体の厚さは
約0.2mm程度である。さらに、この太陽電池17
の下面に接着される圧電ブザー18は圧電素子お
よび電極層等よりなり、全体の厚さは約0.1〜
0.15mm程度である。しかるに、太陽電池17と圧
電ブザー18との全体の厚さは、液晶表示装置1
6よりも薄く、かつ第4図に示すように、回路基
板10およびスペーサ13の厚さとほぼ等しくな
つている。即ち、回路基板10の厚さ(上面のレ
ジスト膜10c、下面の配線パターン10d、お
よびそのレジスト膜10cを含む)は約0.22mm
で、スペーサ13の厚さは約0.1mmであ。なお、
圧電ブザー18は下面は正極で、上面が負極とな
つており、正極はヒートシール21aにより回路
基板10の電極パターン10dに接続され、負極
は導電性接着剤22を介して太陽電池17の基板
17aに導通し、この基板17aに接続されたヒ
ートシール21bにより回路基板10の電極パタ
ーン10dと接続されている。
に、上下一対の透明な電極基板16a,16b間
に液晶素子16cを封止材16dにより封止し、
その上面に上部偏光板16eを接着し、その下面
に下部偏光板16fおよび反射板16gを積層し
たものであり、これら全体の厚さが回路基板10
のLSI11あるいはチツプ部品12…等の厚さと
ほぼ等しくなつている。また、太陽電池17は第
4図に示すように、ステンレス製の基板17aの
上面にエポキシ樹脂等よりなる絶縁膜17bを形
成し、この絶縁膜17b上に金属電極層17c、
太陽電池素子層(P,i,n層)17d、および
透明電極層(I,T,O層)17eを順次積層
し、その表面をエポキシ樹脂等のコート材17f
でオーバーコートしたものであり、全体の厚さは
約0.2mm程度である。さらに、この太陽電池17
の下面に接着される圧電ブザー18は圧電素子お
よび電極層等よりなり、全体の厚さは約0.1〜
0.15mm程度である。しかるに、太陽電池17と圧
電ブザー18との全体の厚さは、液晶表示装置1
6よりも薄く、かつ第4図に示すように、回路基
板10およびスペーサ13の厚さとほぼ等しくな
つている。即ち、回路基板10の厚さ(上面のレ
ジスト膜10c、下面の配線パターン10d、お
よびそのレジスト膜10cを含む)は約0.22mm
で、スペーサ13の厚さは約0.1mmであ。なお、
圧電ブザー18は下面は正極で、上面が負極とな
つており、正極はヒートシール21aにより回路
基板10の電極パターン10dに接続され、負極
は導電性接着剤22を介して太陽電池17の基板
17aに導通し、この基板17aに接続されたヒ
ートシール21bにより回路基板10の電極パタ
ーン10dと接続されている。
そして、上記回路基板10、液晶表示装置1
6、太陽電池17に接着された圧電ブザー18等
の下側、およびその隙間、並びに金属フレーム6
の外周には、エポキシ系またはアクリル系の充填
剤23が充填されている。さらに、この充填剤2
3の下側には、ポリエステル等の樹脂フイルムよ
りなるバツクシート24を接着剤25で裏面にラ
ミネートしたステンレス製の補強板26が配置さ
れ、加圧されて硬化されている。そして、これら
の外周はレーザーカツトされている。なお、上記
のようなカード型小型電子式計算機1は、真空吸
着装置により、金属パネル6、スペーサ13、回
路基板10、補強板26等の位置合わせ、および
組み立てが行なわれている。
6、太陽電池17に接着された圧電ブザー18等
の下側、およびその隙間、並びに金属フレーム6
の外周には、エポキシ系またはアクリル系の充填
剤23が充填されている。さらに、この充填剤2
3の下側には、ポリエステル等の樹脂フイルムよ
りなるバツクシート24を接着剤25で裏面にラ
ミネートしたステンレス製の補強板26が配置さ
れ、加圧されて硬化されている。そして、これら
の外周はレーザーカツトされている。なお、上記
のようなカード型小型電子式計算機1は、真空吸
着装置により、金属パネル6、スペーサ13、回
路基板10、補強板26等の位置合わせ、および
組み立てが行なわれている。
しかるに、上記のように構成されたカード型小
型電子式計算機1によれば、チツプ部品等が搭載
された回路基板10が液晶表示装置16と共に、
太陽電池17および圧電ブザー18を、上・下部
シート部材間に間隙を設けることなく接着剤によ
り接着したので、構造が簡単で組み立て作業も容
易にでき、しかも液晶表示装置16、太陽電池1
7、および圧電ブザー18等を有しながら機器の
薄型化および小型化を図ることができる。因に、
上述したカード型小型電子式計算機1は、上部シ
ート5の厚さが約0.08mm、下部シートとしての補
強板26およびバツクシート24の厚さ(補強板
26は約0.1mm、バツクシート24は約0.05mm)
が約0.15mmで、上部シート5と補強板26との間
に配置される回路基板10、スペーサ13、金属
パネル6の積層厚さが約0.42mmであり、この厚さ
は太陽電池17の下面に圧電ブザー18を接着し
た厚さ(約0.3〜0.35mm)よりも厚いため、機器
全体の厚さは回路基板10のLSI11およびチツ
プ部品12…をも含め、約0.8mmとなり、極めて
薄いものが得られる。
型電子式計算機1によれば、チツプ部品等が搭載
された回路基板10が液晶表示装置16と共に、
太陽電池17および圧電ブザー18を、上・下部
シート部材間に間隙を設けることなく接着剤によ
り接着したので、構造が簡単で組み立て作業も容
易にでき、しかも液晶表示装置16、太陽電池1
7、および圧電ブザー18等を有しながら機器の
薄型化および小型化を図ることができる。因に、
上述したカード型小型電子式計算機1は、上部シ
ート5の厚さが約0.08mm、下部シートとしての補
強板26およびバツクシート24の厚さ(補強板
26は約0.1mm、バツクシート24は約0.05mm)
が約0.15mmで、上部シート5と補強板26との間
に配置される回路基板10、スペーサ13、金属
パネル6の積層厚さが約0.42mmであり、この厚さ
は太陽電池17の下面に圧電ブザー18を接着し
た厚さ(約0.3〜0.35mm)よりも厚いため、機器
全体の厚さは回路基板10のLSI11およびチツ
プ部品12…をも含め、約0.8mmとなり、極めて
薄いものが得られる。
なお、上述した実施例においては、圧電ブザー
の一方の電極は太陽電池の金属製基板を介して回
路基板に接続するものとしたが、導電性の接続部
材により直接回路基板に接続しても良いことは当
然のことである。また、圧電ブザーは太陽電池の
基板裏面に接着する場合に限らず、補強板側に接
着する等、太陽電池と下部シート部材との間の空
間を利用して設けることが可能である。さらに、
圧電ブザーは周囲を充填材によつて覆つた場合で
説明したが、この圧電ブザー周囲の充填材は必ず
しも必要ではない。また、上述した実施例はカー
ド型小型電子式計算機1について説明したが、こ
の考案はこれに限られることなく、他の小型電子
機器に広く適用することができる。
の一方の電極は太陽電池の金属製基板を介して回
路基板に接続するものとしたが、導電性の接続部
材により直接回路基板に接続しても良いことは当
然のことである。また、圧電ブザーは太陽電池の
基板裏面に接着する場合に限らず、補強板側に接
着する等、太陽電池と下部シート部材との間の空
間を利用して設けることが可能である。さらに、
圧電ブザーは周囲を充填材によつて覆つた場合で
説明したが、この圧電ブザー周囲の充填材は必ず
しも必要ではない。また、上述した実施例はカー
ド型小型電子式計算機1について説明したが、こ
の考案はこれに限られることなく、他の小型電子
機器に広く適用することができる。
以上説明したように、この考案の小型電子機器
によれば、チツプ部品等が搭載された回路基板や
表示体と共に、太陽電池および圧電ブザーを、
上・下部シート部材間に間隙を設けることなく接
着剤により密着積層したので、表示体、太陽電
池、圧電ブザー等を有しながら機器の薄型化およ
び小型化を図ることができる等の利点がある。
によれば、チツプ部品等が搭載された回路基板や
表示体と共に、太陽電池および圧電ブザーを、
上・下部シート部材間に間隙を設けることなく接
着剤により密着積層したので、表示体、太陽電
池、圧電ブザー等を有しながら機器の薄型化およ
び小型化を図ることができる等の利点がある。
図はこの考案をカード型小型電子式計算機に適
用した場合の実施例を示し、第1図はその外観斜
視図、第2図はその分解斜視図、第3図は第1図
の−線断面図、第4図は第1図の−線断
面図である。 1…カード型小型電子式計算機、2…表示部、
3…太陽電池部、4…キーボード部、5…上部シ
ート、10…回路基板、13…スペーサ、16…
液晶表示装置、17…太陽電池、18…圧電ブザ
ー、24…バツクシート、26…補強板。
用した場合の実施例を示し、第1図はその外観斜
視図、第2図はその分解斜視図、第3図は第1図
の−線断面図、第4図は第1図の−線断
面図である。 1…カード型小型電子式計算機、2…表示部、
3…太陽電池部、4…キーボード部、5…上部シ
ート、10…回路基板、13…スペーサ、16…
液晶表示装置、17…太陽電池、18…圧電ブザ
ー、24…バツクシート、26…補強板。
Claims (1)
- 上部シート部材の窓部に対応して表示体および
太陽電池を離間して配置すると共に、その下方に
下部シート部材を設けてなる小型電子機器におい
て、前記表示体および太陽電池の側方にチツプ部
品等が搭載された回路基板を設け、この回路基板
側方の前記太陽電池と前記下部シート部材との間
に圧電ブザーを介在させ、前記上・下部シート部
材、前記チツプ部品等が搭載された回路基板、前
記表示体、前記太陽電池および前記圧電ブザー
を、それぞれ上・下部材間に間隙を設けることな
く接着剤により密着積層したことを特徴とする小
型電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1160984U JPS60126854U (ja) | 1984-02-01 | 1984-02-01 | 小型電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1160984U JPS60126854U (ja) | 1984-02-01 | 1984-02-01 | 小型電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60126854U JPS60126854U (ja) | 1985-08-26 |
JPH0319003Y2 true JPH0319003Y2 (ja) | 1991-04-22 |
Family
ID=30493885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1160984U Granted JPS60126854U (ja) | 1984-02-01 | 1984-02-01 | 小型電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60126854U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54138472A (en) * | 1978-04-19 | 1979-10-26 | Seiko Epson Corp | Digital alarm watch with solar batteries |
JPS58207163A (ja) * | 1982-03-03 | 1983-12-02 | Casio Comput Co Ltd | 小型電子機器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6137071Y2 (ja) * | 1980-03-21 | 1986-10-27 |
-
1984
- 1984-02-01 JP JP1160984U patent/JPS60126854U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54138472A (en) * | 1978-04-19 | 1979-10-26 | Seiko Epson Corp | Digital alarm watch with solar batteries |
JPS58207163A (ja) * | 1982-03-03 | 1983-12-02 | Casio Comput Co Ltd | 小型電子機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60126854U (ja) | 1985-08-26 |
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