JP2597118B2 - 位置検出用基板 - Google Patents
位置検出用基板Info
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- JP2597118B2 JP2597118B2 JP31717987A JP31717987A JP2597118B2 JP 2597118 B2 JP2597118 B2 JP 2597118B2 JP 31717987 A JP31717987 A JP 31717987A JP 31717987 A JP31717987 A JP 31717987A JP 2597118 B2 JP2597118 B2 JP 2597118B2
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- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- position detection
- substrate
- input device
- housing
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は座標入力装置、タブレット入力装置等に用い
られる位置検出用基板に関する。
られる位置検出用基板に関する。
[従来の技術] 座標入力装置やタブレット入力装置では、その筺体に
位置検出用基板が取着される。取着の手法は種々ある
が、特にその素材をフィルム状とし、シルク印刷の手法
で所要の電極を形成した位置検出用基板の取着の場合に
は、取着が確実であること、取着面を単に平面にしてお
けば良いので金型加工が容易になる等の理由から、両面
粘着シートや接着剤等による貼着という手法が用いられ
る。
位置検出用基板が取着される。取着の手法は種々ある
が、特にその素材をフィルム状とし、シルク印刷の手法
で所要の電極を形成した位置検出用基板の取着の場合に
は、取着が確実であること、取着面を単に平面にしてお
けば良いので金型加工が容易になる等の理由から、両面
粘着シートや接着剤等による貼着という手法が用いられ
る。
[発明が解決しようとする問題点] しかし上記取着方法は、筺体と位置検出用基板の位置
合せ後、基板中央から周辺に向かって慎重に押しつけて
行かないと基板と筺体間に気泡が残る虞れがあり、また
失敗した場合貼り直しができないため、基板を無駄にす
る虞れがあって、作業性及び歩留まりが悪いという問題
があった。
合せ後、基板中央から周辺に向かって慎重に押しつけて
行かないと基板と筺体間に気泡が残る虞れがあり、また
失敗した場合貼り直しができないため、基板を無駄にす
る虞れがあって、作業性及び歩留まりが悪いという問題
があった。
そこで本願出願人は、実願昭62−148955号として基板
の所要箇所に空気抜孔を穿設することとして上記問題の
解決を図った位置検出用基板を提案した。このようにす
れば、位置合わせの後単純に押さえつけるようにしても
上記空気抜孔から空気が逃げ気泡が残ることはなくなっ
たが、この位置検出用基板を筺体に貼付するには熟練し
た作業者が必要であった。
の所要箇所に空気抜孔を穿設することとして上記問題の
解決を図った位置検出用基板を提案した。このようにす
れば、位置合わせの後単純に押さえつけるようにしても
上記空気抜孔から空気が逃げ気泡が残ることはなくなっ
たが、この位置検出用基板を筺体に貼付するには熟練し
た作業者が必要であった。
[問題点を解決するための手段] 筺体に貼付されている位置検出用基板であって、基板
の貼付面には接着剤塗布部分と、該塗布された接着剤を
相互に離隔し、前記貼付面には、座標入力装置の筺体と
しての上ケースを貼付する際の空気流通部分としての非
接着部分を交叉して設けた位置検出用基板を提案するも
のである。
の貼付面には接着剤塗布部分と、該塗布された接着剤を
相互に離隔し、前記貼付面には、座標入力装置の筺体と
しての上ケースを貼付する際の空気流通部分としての非
接着部分を交叉して設けた位置検出用基板を提案するも
のである。
[作用] このようにすれば、位置検出用基板を貼付するだけで
空気抜きとしての非接着部分から空気が抜けることがで
き、気泡が残ることはない。
空気抜きとしての非接着部分から空気が抜けることがで
き、気泡が残ることはない。
[実施例] 以下本発明の詳細を図示実施例に基いて説明する。第
1図に於て、参照符号1は本発明に係る位置検出用基板
であり、合成樹脂からなるシート2上に、シルク印刷に
より電極3及び引出線4が所要数形成されて成る。なお
この実施例は、静電結合方式座標入力装置に関するもの
で実際にはY方向にも破線5で示すようにシート2の電
極3上に絶縁層を介して電極がシルク印刷により形成さ
れ、これに対応する引出線も形成され(引出線は図示せ
ず)、更に全体を絶縁層でシルク印刷されている。
1図に於て、参照符号1は本発明に係る位置検出用基板
であり、合成樹脂からなるシート2上に、シルク印刷に
より電極3及び引出線4が所要数形成されて成る。なお
この実施例は、静電結合方式座標入力装置に関するもの
で実際にはY方向にも破線5で示すようにシート2の電
極3上に絶縁層を介して電極がシルク印刷により形成さ
れ、これに対応する引出線も形成され(引出線は図示せ
ず)、更に全体を絶縁層でシルク印刷されている。
電極3および5の形成された部分に対応する部分を非
接着部分7として、この電極3と5の直交線で区画され
た部分に対応する部分に接着剤6を塗布している。接着
剤としては合成ゴムベース溶剤型のスクリーン印刷用感
圧接着剤を0.02mm程度の厚さに塗布される。接着剤の塗
布間隔としては4〜6mmで、非接着部分7の幅は略1mm程
度とされている。この電極3,5、引出線4、接着剤6、
非接着部分7および絶縁層全体をを覆って剥離紙が貼付
されている。(不図示)ここで、非接着部分7は交叉し
て連通しており、端部は接着剤6の配置部分外へ延在し
ているものである。
接着部分7として、この電極3と5の直交線で区画され
た部分に対応する部分に接着剤6を塗布している。接着
剤としては合成ゴムベース溶剤型のスクリーン印刷用感
圧接着剤を0.02mm程度の厚さに塗布される。接着剤の塗
布間隔としては4〜6mmで、非接着部分7の幅は略1mm程
度とされている。この電極3,5、引出線4、接着剤6、
非接着部分7および絶縁層全体をを覆って剥離紙が貼付
されている。(不図示)ここで、非接着部分7は交叉し
て連通しており、端部は接着剤6の配置部分外へ延在し
ているものである。
21は座標入力装置の筺体としての上ケースで、上面に
は座標入力領域を示す区画線22が描かれており、また下
面は基板1を貼着するために平らにされている。なお、
この上ケース21は制御回路等を載置した不図示下ケース
に組合わせられ完成品の形をなす。
は座標入力領域を示す区画線22が描かれており、また下
面は基板1を貼着するために平らにされている。なお、
この上ケース21は制御回路等を載置した不図示下ケース
に組合わせられ完成品の形をなす。
而して図では分解した形で示したが、この実施例の組
立ては以下の手順で行なう。まず位置検出用基板1の上
面側の剥離紙(不図示)を剥し、位置検出用基板1を上
ケース21の下面に貼り付ける。ここで位置検出用基板1
の剥離紙をはがしながら接着剤6を上ケース21の下面に
接着していくので、接着剤6を離隔した非接着部分7か
ら空気が逃げるのでシート2と上ケース21の間に気泡が
残る虞れはない。
立ては以下の手順で行なう。まず位置検出用基板1の上
面側の剥離紙(不図示)を剥し、位置検出用基板1を上
ケース21の下面に貼り付ける。ここで位置検出用基板1
の剥離紙をはがしながら接着剤6を上ケース21の下面に
接着していくので、接着剤6を離隔した非接着部分7か
ら空気が逃げるのでシート2と上ケース21の間に気泡が
残る虞れはない。
なお検出用基板1の上面の代りに上ケース21の下面に
非接着部分を残して接着剤を塗りこれらを貼り合わせる
ようにしても良い。この場合にも非接着部分から空気が
逃げるので無雑作に貼り合わせても気泡は残らない。
非接着部分を残して接着剤を塗りこれらを貼り合わせる
ようにしても良い。この場合にも非接着部分から空気が
逃げるので無雑作に貼り合わせても気泡は残らない。
なお又、本実施例では静電結合方式用の電極3、5を
形成したが、本発明は電磁結合方式その他の方式にも適
用可能であり、また座標入力装置(ディジタイザー)だ
けでなくタブレット入力装置等にも適用し得る。
形成したが、本発明は電磁結合方式その他の方式にも適
用可能であり、また座標入力装置(ディジタイザー)だ
けでなくタブレット入力装置等にも適用し得る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば基板を筺体に取着
する際気泡が残る虞れなく安心して作業ができ、従って
組立時間の短縮ができ歩留まりが向上する。
する際気泡が残る虞れなく安心して作業ができ、従って
組立時間の短縮ができ歩留まりが向上する。
第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図である。 1……座標検出用基板、2……シート、3、5……電
極、6……接着剤、7……非接着部分、21……上ケー
ス。
極、6……接着剤、7……非接着部分、21……上ケー
ス。
Claims (1)
- 【請求項1】筺体に貼付されている位置検出用基板であ
って、基板の貼付面には接着剤塗布部分と、該塗布され
た接着剤を相互に離隔し、前記貼付面には、座標入力装
置の筺体としての上ケースを貼付する際の空気追放部分
としての非接着部分を交叉して設けたことを特徴とする
位置検出用基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31717987A JP2597118B2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 位置検出用基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31717987A JP2597118B2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 位置検出用基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01158519A JPH01158519A (ja) | 1989-06-21 |
JP2597118B2 true JP2597118B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=18085330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31717987A Expired - Fee Related JP2597118B2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 位置検出用基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597118B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5116701B2 (ja) * | 2009-01-14 | 2013-01-09 | 株式会社フジクラ | 静電容量式タッチセンサ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS625344U (ja) * | 1985-06-21 | 1987-01-13 |
-
1987
- 1987-12-15 JP JP31717987A patent/JP2597118B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01158519A (ja) | 1989-06-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |