JP2844736B2 - パネルスチッチおよびその製造法 - Google Patents

パネルスチッチおよびその製造法

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宏一 三戸
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2205/00Movable contacts
    • H01H2205/016Separate bridge contact
    • H01H2205/024Means to facilitate positioning
    • H01H2205/026Adhesive sheet

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  • Push-Button Switches (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子機器の操作スイッチ部に用いる操作時に
節度感を得られるダイヤフラムを使用したパネルスイッ
チに関するものである。
従来の技術 従来の技術を第7図、第8図に示すパネルスイッチに
より説明する。第7図は断面図であり、第8図は要部分
解斜視図である。第7図、第8図によると、1aは第1の
接点、1bは第2の接点を示し、2aは第1の接点1aを下面
に配置した上絶縁基板で、2bは第2の接点1bを上面に配
置した下絶縁基板であり、第1の接点1aと第2の接点1b
は隙間を開けて対向している。8はスペーサであり、上
絶縁基板2a、下絶縁基板2b間に介在し、孔8aにて第1の
接点1a、第2の接点1b間に隙間をもたせている。3は上
記上絶縁基板2a上に配置されてなる抜き孔3aを有する両
面に粘着剤を塗布したスペーサであり、4は上記抜き孔
3a内に配置されたドーム状の弾性を有する薄板製のダイ
ヤフラムである。又、5はダイヤフラム4上に配置され
た弾性を有するシートであり、6は上記ダイヤフラム4
上のケース7に保持されてなるボタンであり、このボタ
ン6とケース7により操作部が形成される。
次に上記従来例の動作について説明すると、ボタン6
を上方より押圧操作すると、シート5を介してダイヤフ
ラム4が変形し、ダイヤフラム4が上絶縁基板2aを変形
させることにより接点1aは接点1bと接触して、第1の接
点1aと第2の接点1bを導通させるものである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来のパネルスイッチで
はスペーサ3で、ダイヤフラム4を保持していたため、
スペーサ3を削除できず、コストアップになるという課
題があった。
本発明はこの従来の課題を解決するものであり、安価
で組み立ての容易なパネルスイッチを提供することを目
的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、下面に粘着剤を
塗布したシートにダイヤフラムを接着し、このシートを
上絶縁基板に装着することにより、ダイヤフラムを固定
するようにしたものである。
作用 したがって本発明によれば、シート下面に粘着剤をつ
け、ダイヤフラムを上絶縁基板上に接着することによ
り、スペーサを削除でき、安価な操作パネルスイッチを
提供できるという効果を有するものである。
実施例 本発明の一実施例を第1図、第2図のパネルスイッチ
により説明する。第1図は断面図であり、第2図は要部
分解斜視図である。第1図、第2図において、12aは第
1の接点11aを下面に、12bは第2の接点11bを上面に配
置してなる上絶縁基板と下絶縁基板であり、18はこの上
・下絶縁基板12aと12bの間に設けられた孔18aを有する
スペーサであり、14は第1の接点11aに対応するように
上絶縁基板12a上に配置されたドーム状の弾性を有する
薄板製のダイヤフラムであり、又、15は下面に粘着剤を
塗布した若干の伸縮性を有するシートで、ダイヤフラム
14の上面と上絶縁基板12aを接着することでダイヤフラ
ム14を上絶縁基板12aに装着しており、これらの部品で
スイッチ部19が形成されている。16はケース17に保持さ
れ、上記ダイヤフラム14に対応して設けられてなるボタ
ンであり、このボタン16とケース17により操作部が形成
されている。
次に上記実施例の動作について説明する。
ボタン16を上方より押圧操作すると、シート15を介し
てダイヤフラム14が変形してダイヤフラム14が上絶縁基
板12aを変形させることにより、第1の接点11aと第2の
接点11bを導通させている。なお、シート15の粘着剤は
ダイヤフラム14の節度感を損なわないすべり性を有する
ものを使用することが好ましい。
次に上記実施例のパネルスイッチの製造方法について
第3図により説明する。
第3図はパネルスイッチの製造方法を示す概略図であ
り、(a)はテープから剥離紙を取り除いた状態を示
し、(b)はフープ状ダイヤフラムへのテープを貼り付
けた状態を示し、(c)はテープを個片毎に切断した状
態を示し、(4)はフープ状ダイヤフラムを切断し上絶
縁基板に装着した状態を示す。第3図によると、20はド
ーム状の薄板からなるフープ状ダイヤフラムであり、21
は下面に粘着剤を塗布し、この下面を剥離紙22にて保護
してなるテープである。19は第1の接点11aと第2の接
点11bが対向して複数組設けられることで構成されてい
るスイッチ部である。
まず、テープ21の剥離紙22がはがされ、フープ状ダイ
ヤフラム20に連続して上記テープ21が貼り付けられる。
次に、上記テープ21をフープ状ダイヤフラム20の単品毎
に切断した後(以降テープ21はシート15として取扱われ
る)自動機等にて上記フープ状ダイヤフラム20を吸着
し、フープ状ダイヤフラム20のA部を切断し、ダイヤフ
ラムの単品14として上絶縁基板12a上の第1の接点11a上
に対応する位置にシート15により固定するものである。
次に、ボタン16を保持してなるケース17に上記スイッチ
部19を装着してパネルスイッチとして完成するものであ
る。なお、剥離紙22はテープ21をフープ状ダイヤフラム
20上に貼り付けた後、上絶縁基板12a上にこのダイヤフ
ラム20を切断し、単品として固定するまでの間、再度貼
り付けてゴムの付着防止を行っても良いものである。
第4図、第5図はパネルスイッチの他の実施例であ
り、第4図は断面図であり、第5図は要部分解斜視図で
ある。
なお第1図、第2図の実施例と同一の箇所は同一番号
を付与し、説明は省略する。第4図、第5図によると、
25はダイヤフラム14の中央に下方に突出して設けられて
なる中央凸部であり、この中央凸部25によりダイヤフラ
ム押圧操作時の変形が逆側凸形状になることを防止して
確実に復帰するダイヤフラムとなり、スイッチング操作
の信頼性を向上させることができるものである。26はシ
ート15の上記中央凸部25付近に対応する下面に設けてな
る非粘着部であり、シート15の下面への印刷、他のシー
トの貼り付け等により形成される。この非粘着部26によ
り、上記ダイヤフラム14の中央凸部25の中にたまった空
気が、外気温度により膨張しても外気に抜ける構造にな
っている。このため、中央凸部25の中の空気膨張による
シート15の膨れによってスイッチ誤操作がなされること
を防止し、信頼性を向上させることができるものであ
る。
なお、本実施例においては、非粘着部26は帯状とした
が、ダイヤフラム14の中央凸部25を塞げればいかなる形
状でも良いものである。また、この中央凸部25に対応す
るテープの部分に粘着剤を塗布せずシート15の素地を露
出させたものも同様の効果を有し、本発明の範疇に入る
ものである。なお上記実施例のように非粘着部26を帯状
にした場合は、ダイヤフラム14内の空気をスイッチング
時に外へ逃がすので、好フィーリングの操作感触が得ら
れるものである。また第1図〜第3図の実施例に帯状の
非粘着部を設けても、上記と同様の好フィーリングの操
作感触が得られるものであることは勿論である。第6図
により第4図、第5図の他の実施例の製造方法について
説明する。第6図はパネルスイッチの製造方法を示す概
略図であり、(a)はテープから剥離紙を取り除き、粘
着阻止用テープを貼り付けた状態を示し、(b)はフー
プ状ダイヤフラムにテープを貼り付けた状態を示し、
(c)はテープを個片毎に切断した状態を示し、(d)
はフープ状ダイヤフラムを切断し絶縁基板に装着した状
態を示す。なお、第3図の製造方法および第4図、第5
図と同一の箇所については同一番号を付与し説明は省略
する。第6図によると、27はテープ21の下面側(粘着剤
側)に貼り付けられてなるテープ21より幅のせまい粘着
阻止用のテープであり、フープ状のダイヤフラム20の中
央凸部25を覆うようにテープ21は貼り付けられるもので
ある。なお、本製造方法の説明においては、粘着阻止用
のテープをテープ21に貼り付けたが、テープ21の下面に
印刷等により粘着剤を塗布しないシート素地の露出部を
設けても良いものであり、勿論これも本発明の範疇に入
るものである。
又、ダイヤフラムは、金属であっても絶縁シートであ
ってももちろん同じである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、複数のダイヤフラムを
複数のシートにより上絶縁基板上の各接点に対応する位
置に個別に貼り付け固定したので、スペーサは不要とな
り、材料費は削減され、スペーサ貼り付け工数が削減さ
れると共に、キーの自由な配列(デザイン変化)に対し
スペーサやシートの設計、金型を必要としないので大幅
なコストダウンが図れ、安価なパネルスイッチを提供で
きるという効果を有するものである。また、ダイヤフラ
ムをフープ状につなげたままでダイヤフラム上面に下面
粘着剤付きのテープを貼り合わせ、単品に切断して実装
するようにしたので、 (1) 自動機で吸着するまで、ダイヤフラムはフープ
状につながっているため、ダイヤフラムを複数個重ねて
装着する不良がなくなる。
(2) 個片で装着できるため、キーの自由な配列に同
じ製造方法で対応できる。
(3) スペーサを必要とせず、又個片になっているた
め、デザイン変化のたびにスペーサやシートの設計、金
型を必要とせず、設計効率の向上、金型費用の削減等の
コストダウンが図れるものである。
等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すパネルスイッチの断面
図、第2図は同要部を示す分解斜視図、第3図は同製造
方法を示す概略図、第4図は本発明の他の実施例を示す
断面図、第5図は同要部を示す分解斜視図、第6図は同
製造方法を示す概略図、第7図は従来のパネルスイッチ
の断面図、第8図は同要部を示す分解斜視図である。 11a……第1の接点、11b……第2の接点、12a……上絶
縁基板、12b……下絶縁基板、14……ダイヤフラム、15
……シート、16……ボタン、17……ケース、25……中央
凸部。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隙間を有して対向した一対の接点を複数備
    えた上下絶縁基板と、上絶縁基板上の各接点に対応する
    位置に配置された複数のドーム状弾性金属薄板製のダイ
    ヤフラムと、下面に塗布した粘着剤によって各ダイヤフ
    ラムを上絶縁基板上に個別に貼り付ける複数のシート
    と、上記各ダイヤフラムを押圧するように配置された操
    作部からなるパネルスイッチ。
  2. 【請求項2】ドーム状のダイヤフラムの中央に下方に突
    出する中央凸部を設けると共に、シート下面の上記中央
    凸部に対応する部分に非粘着部を設けた特許請求の範囲
    第1項記載のパネルスイッチ。
  3. 【請求項3】シート下面の非粘着部が、粘着剤がなくシ
    ート素地を露出させたものである特許請求の範囲第2項
    記載のパネルスイッチ。
  4. 【請求項4】フープ状に連結されたダイヤフラム上に、
    下面に粘着剤を塗布した粘着剤テープを貼り合わせた
    後、上記ダイヤフラムと上記テープを切断して単品化
    し、これを上絶縁基板上の各接点に対応する位置に貼り
    付ける特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか一つに
    記載のパネルスイッチの製造法。
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