JPH0548148U - 押釦スイッチ - Google Patents

押釦スイッチ

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Publication number
JPH0548148U
JPH0548148U JP104691U JP10469191U JPH0548148U JP H0548148 U JPH0548148 U JP H0548148U JP 104691 U JP104691 U JP 104691U JP 10469191 U JP10469191 U JP 10469191U JP H0548148 U JPH0548148 U JP H0548148U
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JP
Japan
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push button
button switch
insulating case
terminal
round wire
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP104691U
Other languages
English (en)
Inventor
輝久 三池
Original Assignee
アルプス電気株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by アルプス電気株式会社 filed Critical アルプス電気株式会社
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Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/68Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having two operating members, one for opening and one for closing the same set of contacts

Landscapes

  • Manufacture Of Switches (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャリアテープをつづら折りしたときの重な
り合いを考慮した形状の絶縁ケースを用いるとともに、
比較的小さな剪断力で切断できる断面形状の端子を用い
ることにより、テーピング包装した状態で懸念される絶
縁ケースどうしの絡み合いが防止でき、しかも端子切断
用の刃の摩耗が抑えられる押釦スイッチを低コストにて
提供する。 【構成】 絶縁ケース1を有底の略円筒形状となすとと
もに、固定接点9および端子2の母材として断面視略円
形の丸線材8を用いた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テーピング包装や自動実装に好適な小型の押釦スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の押釦スイッチは、通常、有底の角筒形状に成形された絶縁ケースと、 この絶縁ケースの内底面に露出する固定接点と、この固定接点から導出されて絶 縁ケースの外方へ突出する端子と、絶縁ケース内で固定接点に接離させるための 可動接点とを具備しており、プレス加工した帯状金属板を絶縁ケースの成形時に インサートしておくことにより、この帯状金属板の各部を固定接点および端子と なしている。そして、固定接点から離間した位置に保持されている可動接点に押 圧操作力を付与すると両接点が接触してオン状態に切り替わり、この押圧操作力 を除去すると可動接点が初期位置へ自動復帰してオフ状態に戻るように構成され ており、具体的には、略円椀状に成形したゴム部材の天井面に可動接点を設けて なる所謂ゴム接点を組み込んで、このゴム接点の頂部を押圧駆動するようにした 押釦スイッチや、可動接点として反転ばねを用い、この反転ばねをステムで押圧 駆動するようにした押釦スイッチが広く知られている。
【0003】 かかる押釦スイッチは、図5に示すようにテーピング包装されるので、多数個 を一括して効率良く収納・保管することができるとともに、自動実装機への供給 も容易に行える。すなわち、同図において、所定の間隔を保って一列にテーピン グ包装されている各押釦スイッチは、その絶縁ケース1の下方へ突出している端 子2の先端部が、厚紙等からなる長尺のキャリアテープ3に担持されており、こ のキャリアテープ3をつづら折りすることによって、図示せぬ部品収納ケース内 に多数個の押釦スイッチを効率良く収納・保管することができる。また、プリン ト基板への実装時には、テーピング包装したまま押釦スイッチを該部品収納ケー スから取り出して自動実装機へ供給し、まず、図示せぬリードカッターを用いて 端子2を図5の鎖線位置で切断することにより、押釦スイッチをキャリアテープ 3から切り離し、次いで図6に示すように、プリント基板5の端子取付孔6内に 挿通せしめたリードガイドピン7の凹状先端面に端子2の先端を当接させて該リ ードガイドピン7を下方へ移動させることにより、端子2を所定の端子取付孔6 内に挿通し、しかる後、図示せぬカット・クリンチ刃を用いて端子2の切断およ び折曲加工を行うことにより、押釦スイッチがプリント基板5上の所定位置に取 り付けられることとなる。なお、図中の符号4は各押釦スイッチに組み込まれて いる略円椀状のゴム接点を示し、このゴム接点4の天井面に図示せぬ可動接点が 設けてあるとともに、絶縁ケース1の内底面で該可動接点と対向する位置に図示 せぬ固定接点が設けてある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記した従来の押釦スイッチは、これを多数個担持したキャリアテ ープ3をつづら折りすると図7に示すように各絶縁ケース1が互いに重なり合っ た状態になるが、有底の角筒形状に成形されている絶縁ケース1をこのように重 ね合わせると、自動実装機へ供給するため押釦スイッチを部品収納ケースから取 り出す際に、絶縁ケース1どうしが絡み合ってキャリアテープ3がスムーズに伸 ばせなくなることがあった。特に、押釦スイッチの小型化が促進されてテーピン グ包装の密度が高まると絶縁ケース1どうしの絡み合いが顕著になり、自動実装 機への供給に支障をきたすことが多かった。
【0005】 また、テーピング包装した押釦スイッチをキャリアテープ3から切り離す際や プリント基板5へ取り付ける際には、上記したようにリードカッターやカット・ クリンチ刃を用いて端子2を切断するが、このとき、断面視略長方形の帯状金属 板からなる端子2は、その断面の長辺に当てた刃を短辺に沿って押し込んで剪断 しなければならず、必然的に大きな剪断力が要求されるため、かかる端子2の切 断工程において刃の摩耗が激しく、換言するなら刃の寿命が短く、これがコスト アップを招来する要因となっていた。
【0006】 本考案はこのような従来技術の課題に鑑みてなされたもので、その目的は、テ ーピング包装した状態で懸念される絶縁ケースどうしの絡み合いが防止でき、し かも端子切断用の刃の摩耗が抑えられる押釦スイッチを低コストにて提供するこ とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した本考案の目的は、絶縁ケースと、該絶縁ケースの成形時にインサート される金属部材の一部を該絶縁ケースの内底面に露出させてなる固定接点と、上 記金属部材の一部を上記絶縁ケースの外方へ突出させてなる端子と、上記絶縁ケ ース内で上記固定接点に接離させるための可動接点とを備えた押釦スイッチにお いて、上記絶縁ケースを有底の略円筒形状となすとともに、上記金属部材として 断面視略円形の丸線材を用いることによって達成される。
【0008】
【作用】
上記手段によれば、押釦スイッチを多数個担持したキャリアテープをつづら折 りして各絶縁ケースが互いに重なり合っても、該絶縁ケースはその円筒面どうし を接触させるだけなので絡み合う虞がなく、また、丸線材からなる端子は比較的 小さな剪断力で切断することができるので、切断用の刃の摩耗が抑えられる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】 図1は本考案の一実施例に係る押釦スイッチの製造工程を示す平面図、図2は 図1のA−A線に沿う断面図、図3は該押釦スイッチの完成した状態を示す側面 図、図4は該押釦スイッチをテーピング包装した状態を示す平面図であり、図5 〜7と対応する部分には同一符号が付してある。
【0011】 図1〜3において、押釦スイッチの絶縁ケース1は有底の略円筒形状に成形し てあり、この絶縁ケース1の成形時に、平行に配置した2本の丸線材8をインサ ートしておき、成形後、これら丸線材8のうち、絶縁ケース8の外方へ突出する 端子形成部分8aを略直角に折り曲げるとともに不要部分8bを切断することに より、各丸線材8から固定接点9および端子2が得られている。すなわち、この 押釦スイッチの完成品において、各丸線材8のうち、絶縁ケース1の内底面に露 出する部分が固定接点9となり、かつ絶縁ケース8の外方へ突出する部分が端子 2となっており、各丸線材8の残りの部分は絶縁ケース1の底板部1a内に埋設 されて強固に固定されている。また、この押釦スイッチの絶縁ケース1の内部に は、略円椀状のゴム接点4の環状底部を挿入するための環状溝1bや、このゴム 接点4の内外の気圧差をなくすための空気逃げ溝1cが設けてあり、固定接点9 と対向するゴム接点4の天井面には図示せぬ可動接点が設けてある。
【0012】 ここで、上記丸線材8として本実施例では、表面が銀で被覆されているフープ 状の丸線材を用いているので、固定接点9および端子2の良導電性が保証されて いるとともに、成形金型から取り出すまで多数個の絶縁ケース1を連結させてお くことでインサート成形が効率的に行えるようになっている。
【0013】 こうして完成した押釦スイッチは、図4に示すように所定の間隔を保って一列 にテーピング包装され、端子2を担持する長尺のキャリアテープ3をつづら折り することによって、図示せぬ部品収納ケース内に多数個の押釦スイッチが収納・ 保管できるようになっている。そして、プリント基板への実装時には、前記した ように、テーピング包装したまま押釦スイッチを該部品収納ケースから取り出し て自動実装機へ供給し、まずリードカッターを用いて端子2を切断することによ り押釦スイッチをキャリアテープ3から切り離し、次いでリードガイドピンの凹 状先端面に端子2の先端を当接させて端子取付孔へと導き、しかる後カット・ク リンチ刃を用いて端子2の切断および折曲加工を行うことにより、押釦スイッチ がプリント基板上の所定位置に取り付けられることとなる。
【0014】 さて、上記実施例のように丸線材8を用いて押釦スイッチの固定接点9および 端子2を形成すると、帯状金属板をプレス加工して固定接点および端子を形成し ていた従来品に比べて材料費や加工費が低減できるのみならず、丸線材からなる 端子2が比較的小さな剪断力で切断できることから、実装段階で使用する端子切 断用の刃(リードカッターやカット・クリンチ刃)の摩耗が抑えられ、その分、 刃の寿命が延びて押釦スイッチのコストダウンが図れる。しかも、丸線材からな る端子2をリードカッターで切断すると切断面の略中央が尖り、この尖端をリー ドガイドピンの凹状先端面に当接させれば該端子2と該リードガイドピンとが容 易に位置合わせできるので、実装段階での作業性向上も期待できる。
【0015】 また、上記実施例のように押釦スイッチの絶縁ケース1が有底の略円筒形状に 成形してあると、この押釦スイッチを多数個担持したキャリアテープ3をつづら 折りして各絶縁ケース1が互いに重なり合っても、図4に示すように各絶縁ケー ス1はその円筒面どうしを接触させるだけなので絡み合う虞がなく、よってテー ピング包装した押釦スイッチを自動実装機へ供給する際にキャリアテープ3をス ムーズに伸ばすことができ、供給に支障をきたす虞がなくなって実装作業をより 効率的に行うことができる。
【0016】 なお、上記実施例ではゴム接点4を組み込んだ押釦スイッチについて説明した が、可動接点として機能する反転ばねを組み込むなどした他のタイプの押釦スイ ッチにおいても、本考案が適用可能であることは言うまでもない。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、絶縁ケースを有底の略円筒形状となし、かつ固定接点お よび端子の母材として丸線材を用いた本考案によれば、多数個の押釦スイッチを テーピング包装した状態でキャリアテープをつづら折りしても絶縁ケースどうし が絡み合う虞がなくなり、よって自動実装機への供給が常に円滑に行え、かつ丸 線材が比較的小さな剪断力で切断できることから端子切断用の刃の摩耗が抑えら れ、しかも帯状金属板の代わりに丸線材を使用することで材料費や加工費が低減 できる等、種々の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る押釦スイッチの製造工
程を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】該押釦スイッチの完成した状態を示す側面図で
ある。
【図4】該押釦スイッチをテーピング包装した状態を示
す平面図である。
【図5】押釦スイッチのテーピング包装を説明するため
の側面図である。
【図6】押釦スイッチの実装作業を説明するための一部
断面側面図である。
【図7】従来の押釦スイッチをテーピング包装した状態
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 絶縁ケース 2 端子 3 キャリアテープ 5 プリント基板 6 端子取付孔 7 リードガイドピン 8 丸線材 9 固定接点

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ケースと、該絶縁ケースの成形時に
    インサートされる金属部材の一部を該絶縁ケースの内底
    面に露出させてなる固定接点と、上記金属部材の一部を
    上記絶縁ケースの外方へ突出させてなる端子と、上記絶
    縁ケース内で上記固定接点に接離させるための可動接点
    とを備えた押釦スイッチにおいて、上記絶縁ケースを有
    底の略円筒形状となすとともに、上記金属部材として断
    面視略円形の丸線材を用いたことを特徴とする押釦スイ
    ッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、丸線材の表面
    が銀で被覆されていることを特徴とする押釦スイッチ。
JP104691U 1991-11-27 1991-11-27 押釦スイッチ Withdrawn JPH0548148U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP104691U JPH0548148U (ja) 1991-11-27 1991-11-27 押釦スイッチ
KR1019920022267A KR0152282B1 (ko) 1991-11-27 1992-11-25 푸시버튼 스위치 및 그 제조방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP104691U JPH0548148U (ja) 1991-11-27 1991-11-27 押釦スイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0548148U true JPH0548148U (ja) 1993-06-25

Family

ID=14387500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP104691U Withdrawn JPH0548148U (ja) 1991-11-27 1991-11-27 押釦スイッチ

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JP (1) JPH0548148U (ja)
KR (1) KR0152282B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3777276B2 (ja) * 1999-10-07 2006-05-24 アルプス電気株式会社 可動接点付キャリアテープ

Also Published As

Publication number Publication date
KR930011031A (ko) 1993-06-23
KR0152282B1 (ko) 1998-10-15

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