JP3056358B2 - 金属接点の接合方法 - Google Patents

金属接点の接合方法

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JP3056358B2
JP3056358B2 JP5231652A JP23165293A JP3056358B2 JP 3056358 B2 JP3056358 B2 JP 3056358B2 JP 5231652 A JP5231652 A JP 5231652A JP 23165293 A JP23165293 A JP 23165293A JP 3056358 B2 JP3056358 B2 JP 3056358B2
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清一郎 佐藤
時夫 氏家
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H11/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches
    • H01H11/04Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches of switch contacts
    • H01H11/06Fixing of contacts to carrier ; Fixing of contacts to insulating carrier
    • H01H2011/067Fixing of contacts to carrier ; Fixing of contacts to insulating carrier by deforming, e.g. bending, folding or caulking, part of the contact or terminal which is being mounted

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  • Manufacture Of Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチ装置に備えら
れる金属接点の接合方法に係り、特に、クリップ状の接
点部を有する固定接点板を引き出し端子を有する端子板
に一体化するための接合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】検出スイッチのように外部操作力によっ
てスイッチングが行われるスイッチ装置は、固定接点お
よび可動接点を内蔵するウエハと、可動接点を保持する
スライダと、スライダを初期位置まで復帰させる復帰ば
ねなどから概略構成されているが、小型化を実現するた
めに、前記可動接点と復帰ばねとを1つのコイルばねで
共用し、この可動接点をクリップ状の固定接点に接離さ
せるようにしたスイッチ装置が知られている。かかるス
イッチ装置において、クリップ状の前記固定接点は引き
出し端子を介してウエハの外部に導出されるが、前者の
固定接点はコイルばね状の可動接点をスムーズに且つ確
実に挟持するために充分な弾性が必要で、後者の引き出
し端子はプリント基板に実装されるため充分な強度が必
要であり、したがって、これらの固定接点と引き出し端
子を一枚の金属板から折り曲げ形成した場合、両者の要
求を共に満たすことができなくなる。
【0003】そこで、本出願人は、このような要求を満
たす接点構造として、実開平3−112831号公報に
記載した接点構造を先に提案した。図4は上記公報に記
載された従来の金属接点を示す斜視図、図5は図4の金
属接点に備えられる固定接点および端子板の接合方法を
説明する断面図である。
【0004】図4に示す金属接点は、下方に延びる一対
の引き出し端子1を有する端子板2と、長手方向の中央
部分にクリップ状の接点部5を有する固定接点板3とで
構成されており、これら端子板2と固定接点板3とは後
述する接合方法によって一体化される。前記端子板2は
板厚が0.2〜0.3mm程度の充分な強度を有するフ
ープ状の導電性金属板からなり、この導電性金属板にプ
レス加工を施すことにより前記引き出し端子1が形成さ
れるが、このプレス加工時に上方に突出する一対の突起
4も形成される。一方、前記固定接点板3は板厚が0.
1mm程度以下の弾性に富むフープ状の導電性金属薄板
からなり、この導電性金属薄板にプレス加工を施すこと
により前記接点部5が形成されるが、このプレス加工時
に一対の通孔6も形成される。このように端子板2と固
定接点板3とを別々に形成した後、端子板2の上面に固
定接点板3を載置して両者を位置決めし、次いで、端子
板2の突起4を固定接点板3の通孔6にそれぞれ嵌入し
た後、前記突起4の頭部4aをかしめることにより、端
子板2と固定接点板3とは接合・一体化される。
【0005】このように構成された金属接点にあって
は、引き出し端子1を有する端子板2を比較的厚い金属
板で形成し、クリップ状の接点部5を有する固定接点板
3を弾性を充分に持たせるように薄い金属板で形成し、
両者を電気的かつ機械的に接合したため、引き出し端子
1の強度を高めた状態でクリップ状の接点部5に充分な
弾性を付与させることができ、しかも、引き出し端子1
の形状や配置変更に対する自由度を高めることができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術にあっては、前記突起4をプレス加工によって形
成する際、端子板2の上面にプレス用のダイ(図示せ
ず)を載置した状態で端子板2の下面側から板厚の途中
までパンチ(図示せず)で押圧する手法、いわゆるハー
フパンチと呼ばれる手法が用いられ、端子板2の下面側
にプレス加工に伴う偏肉効果により凹部7(図5参照)
が形成されるとともに、端子板2の上面側に前記突起4
が突出形成される。このため、例えば0.2〜0.3m
m程度の比較的板厚が厚いフープ状の導電性金属板を用
いたとしても、突起4の突出高さはせいぜい0.1〜
0.12mm程度にしかならず、しかも、突起4の頭部
4aの周縁をR形状に形成することはできず、該周縁は
ほぼ直角に形成されることになる。その結果、端子板2
の突起4と固定接点板3の通孔6とを高精度に位置合わ
せしないと、突起4が通孔6に嵌入しなかったり、仮に
嵌入できたとしても突起4のかしめ力が低下し、端子板
2と固定接点板3とを確実に接合することができないと
いう問題があった。
【0007】本発明は、このような従来技術における実
情に鑑みてなされたもので、その目的は、固定接点板と
端子板とを簡単にかつ強固に接合することができ、量産
性に優れた金属接点の接合方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、引き出し端子を有する平板状の金属板か
らなる端子板に少なくとも一対の通孔を形成し、この端
子板の上面に、平板状の金属薄板からなり中央部分にク
リップ状の接点部を有する固定接点板を載置し、しかる
後、前記通孔をプレス用のダイにした状態で、前記固定
接点板の通孔と対向する部分を上方から切り曲げパン
チで押圧して切り曲げ部を形成することにより、この切
り曲げ部を介して該固定接点板と前記端子板とを仮接合
し、次工程でストリッパおよびかしめパンチで前記切り
曲げ部を加圧することにより、前記固定接点板と前記端
子板とを本接合する構成にしてある。また、上記構成に
おいて、切り曲げパンチの先端の形状を複数の面を有す
る多角錐状にしてある。
【0009】
【作用】本発明は上記のように、予め通孔が形成された
端子板の上面に固定接点板を載置し、この状態で該固定
接点板の前記通孔と対向する部分を上方から切り曲げパ
ンチで押圧して切り曲げ部を形成することにより、この
切り曲げ部を介して該固定接点板を端子板に仮接合する
ようになっている。このため、端子板上に固定接点板を
載置する際、両者を高精度で位置決めする必要がなくな
り、しかも、前記通孔をプレス用のダイとして用いて固
定接点板に孔あけ加工および切り曲げ加工を一括して施
すようになっているため、端子板および固定接点板の加
工を容易に行うことができる。また、前述した仮接合の
後の工程で、ストリッパおよびかしめパンチで前記切り
曲げ部を加圧することにより、固定接点板と端子板とを
本接合することから、前記切り曲げ部を介して固定接点
板を端子板に強固に接合することができる。さらに、切
り曲げパンチの先端の形状を複数の面を有する多角錐状
にすると、仮工程で切り曲げ部が周囲に広がる方向に形
成されるため、仮接合した固定接点板が端子板から分離
しなくなり、安定した状態で次工程まで送ることができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の一実施例に係る金属接点の接合方法
を説明する斜視図、図2は本実施例の本接合工程を説明
する断面図、図3は図2の本接合工程により加圧される
切り曲げ部を下面側より見た底面図である。
【0011】本実施例の接合方法が用いられる金属接点
は、図1に示すように、引き出し端子8を有する端子板
9と、この端子板9の上面に載置される固定接点板10
とからなっている。前記端子板9は例えば0.35mm
程度の板厚に設定される平板状の導電性金属板からな
り、該導電性金属板をプレス加工する際、端子板9の所
定位置に例えば内径1mm程度の一対の通孔11がそれ
ぞれ形成される。一方、前記固定接点板10は例えば
0.07mm程度の板厚に設定される平板状の導電性金
属薄板からなり、該導電性金属薄板にプレス加工を施す
ことにより、固定接点板10の長手方向の中央部分にク
リップ状の接点部12が形成される。また、本実施例の
接合方法に用いられる切り曲げパンチ13は、図1に示
すように、先端が四角錐状に形成されている。
【0012】そして本実施例の接合方法にあっては、予
め通孔11が形成された端子板9の上面に固定接点板1
0を載置し、この状態で該固定接点板10の通孔11と
対向する部分を上方から切り曲げパンチ13により押圧
する。その結果、端子板9の通孔11をプレス用のダイ
として固定接点板10が切り曲げられることから、図3
に示すように4つの切り曲げ部14が形成され、これら
切り曲げ部14が端子板9の通孔11を挿通し、その一
部が端子板9の下面から突出するため、各切り曲げ部1
4を介して該固定接点板10が端子板9に対して仮接合
される。次工程で、図2に示すように、固定接点板10
の上面にストリッパ15を載置し、かしめパンチ16で
切り曲げ部14を下方から加圧し、この切り曲げ部14
を端子板9に密着させることにより、該切り曲げ部14
を介して固定接点板10が端子板9に本接合される。
【0013】このように構成した実施例では、端子板9
の通孔11をプレス用のダイとして用いて固定接点板1
0に孔あけ加工および切り曲げ加工を一括して施すよう
になっていることから、端子板9および固定接点板10
の加工を容易に行なえるとともに、端子板9上に固定接
点板10を載置する際の位置決めを高精度で行なうこと
を要せずに済み、安定した量産加工が実現できる。ま
た、仮接合の後の工程で、ストリッパ15およびかしめ
パンチ16で切り曲げ部14を加圧することにより、固
定接点板10を端子板9に本接合することから、切り曲
げ部14を介して固定接点板10を端子板9に強固に接
合することができる。さらに、前記仮接合工程で、4つ
の切り曲げ部14が周囲に広がる方向に形成されている
ことから、仮接合した固定接点板10が端子板9から分
離することがなく、すなわち安定した状態で次工程まで
送ることができる。
【0014】なお、上記実施例では、先端が四角錐状に
形成された切り曲げパンチ13を用いて、固定接点板1
0に4つの切り曲げ部14を形成した場合について説明
したが、切り曲げパンチ13の形状は四角錐状に限定さ
れず、三角錐状や五角錐状など他の形状のものを用いて
もよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
端子板の通孔をプレス用のダイにして固定接点板と端子
板とが仮固定され、その状態が切り曲げ部で維持された
まま次工程に送られて本固定されるため、固定接点板と
端子板とを簡単にかつ強固に接合することができ、量産
性に優れた金属接点を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る金属接点の接合方法を
説明する斜視図である。
【図2】本実施例の本接合工程を説明する断面図であ
る。
【図3】図2の本接合工程により加圧される切り曲げ部
を下面側より見た底面図である。
【図4】従来の金属接点を示す斜視図である。
【図5】図4の金属接点に備えられる固定接点板および
端子板の接合方法を説明する断面図である。
【符号の説明】
8 引き出し端子 9 端子板 10 固定接点板 11 通孔 12 接点部 13 切り曲げパンチ 14 切り曲げ部 15 ストリッパ 16 かしめパンチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 11/06 H01H 1/58 H01H 1/06 H01H 1/26 H01H 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引き出し端子を有する平板状の金属板か
    らなる端子板に少なくとも一対の通孔を形成し、この端
    子板の上面に、平板状の金属薄板からなり中央部分にク
    リップ状の接点部を有する固定接点板を載置し、しかる
    後、前記通孔をプレス用のダイにした状態で、前記固定
    接点板の通孔と対向する部分を上方から切り曲げパン
    チで押圧して切り曲げ部を形成することにより、この切
    り曲げ部を介して該固定接点板と前記端子板とを仮接合
    し、次工程でストリッパおよびかしめパンチで前記切り
    曲げ部を加圧することにより、前記固定接点板と前記端
    子板とを本接合することを特徴とする金属接点の接合方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記切り曲げ
    パンチの先端の形状が複数の面を有する多角錐状になっ
    ていることを特徴とする金属接点の接合方法。
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