JP2670128B2 - 押釦スイツチ用接点及びその製造方法 - Google Patents

押釦スイツチ用接点及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばコンピュータやワードプロセツサの
入力装置などに用いられる押釦スイツチ用接点とその製
造方法に関する。
〔従来の技術〕
コンピュータやワードプロセッサの入力装置などに、
押圧操作によつて入力動作を行う押釦スイツチが使用さ
れている。
第6図はこの種の押釦スイツチの構成を示す断面図
で、下ケース1に上ケース2が図示せぬスナツプ係合に
より一体化され、上ケース2の上面中央位置には挿通孔
2aが形成されている。この挿通孔2aにはステム3が挿通
され、ステム3と下ケース1の内底面側にはスプリング
5が介設され、ステム3の上部にはキートツプ4が嵌合
固定されている。
下ケース1と上ケース2とで形成されるケース内の一
部側には、スイツチ素子6が突条2bによつてステム3側
に移動しないように配設され、このスイツチ素子6の上
部には押圧ばね11が掛止され、押圧ばね11は、屈曲部11
aと伸長部11bと作用突起11cとを有している。この伸長
部11bはステム3の下方まで伸長され、二又状の先端が
ステム3の往復動域に侵入するようになつている。
一方、ステム3を介してスイツチ素子6の対向側に
は、上ケース2の側壁内側に沿つて延びる直立部12aと
ステム3の下部に向かつて延びる伸長部12bとを有する
板ばね12が配設されている。この直立部12aは、上ケー
ス2の側壁と基部押え板13とによつて挾持され、基部押
え板13は突条2cによつてステム3側に移動しないように
上ケース2に支持されている。
第7図は、第6図のスイツチ素子6の分解斜視図であ
り、同図に示すように、スイツチ素子6は合成樹脂製の
作動体7と、金属製の押釦スイツチ用接点8と、合成樹
脂製のスペーサ9と、金属製の固定接触子10とで構成さ
れている。
作動体7は押圧片7aを有し、押釦スイツチ用接点8
は、枠状の端子板8aとこれに支持された金属薄板の可動
片8bとからなり、端子板8aの端部には一体に可動側端子
8dが形成されている。また、スペーサ9には円形の開口
9aが設けられ、固定接触子10には開口9aを介して、可動
片8bに臨む固定接点10aが形成されて、固定接触子10の
端部には一体に固定側端子10cが形成されている。
前記押釦スイツチ用接点8、スペーサ9及び固定接触
子10の周縁部には、係合孔8c,9b,10dがそれぞれ同軸上
に形成され、これらの係合孔8c,9b,10bを、作動体7の
裏面に形成した図示せぬ係合突起に嵌入し、係合突起の
先端をかしめることにより、スイツチ素子6の各構成素
子が積層状態で一体化されるように構成されている。な
お、前記押釦スイツチ用接点8の可動片bの中央部に
は、上下方向に金クラツド8eが形成されている。
このような構成の押釦スイツチにあつて、第6図に示
すキートツプ4の非押圧状態では、ステム3はスプリン
グ5の付勢力と、押圧ばね11の付勢力とによつて上方に
位置している。このために、押圧ばね11の作用突起11c
は作動体7の押圧片7aを押圧しておらず、可動片8bの金
クラツド8eは固定接点10aから離反し、押釦スイツチは
スイツチオフの状態となつている。
この状態からキートツプ4を押圧すると、ステム3は
スプリング5に抗して下降し、ステム3の移動過程でク
リツク用突起12cが外側に偏倚されてクリツク感触が得
られる。同時に押圧ばね11もステム3によつて外側に偏
倚されるので、押圧片7aは作用突起11cに押圧され、可
動片8bの金クラツド8eが固定接点10aに接触するように
変位されて、押釦スイツチはスイツチオンの状態とな
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述の押釦スイツチにおいて、押釦スイツチ用接点8
は、従来以下に説明するように製造されていた。
第8図は押釦スイツチ用接点8の製造工程を示す説明
図であり、同図において17は母材を示し、この母材17は
並行に延びる共通片15,16間に複数の端子板8aを有し、
これらはフープ状の金属板をプレス加工によつて打ち抜
くことにより形成される。また、18は弾性に富む金属薄
板からなるフープ板を示し、このフープ板18のほぼ中央
部には、長手方向に帯状に金クラツド8eが形成されてい
る。
前記母材17を供給装置から送り出して、第8図の矢印
X方向に移動させながら、同様にして供給装置から送り
出されるフープ板18を、母材17の裏面に対接させるよう
にして矢印X方向に同期して移動させる。このようにし
て、互いに対接移動される母材17及びフープ板18に対し
て、第8図の溶接作業位置Aにおいて母材17にスポツト
溶接8fが施され、母材17がフープ板18に一点で溶接され
る。
次いで、第8図の切断作業位置Bにおいて、隣接する
端子板8a間に位置するフープ板部分18Nが切断され、そ
の後、共通片15,16部分が切断除去されることにより、
それぞれ金クラツド8eを有する可動片8bが端子板8aにス
ポツト溶接された押釦スイツチ用接点8が順次得られ
る。
以上の説明から明らかなように、前述した従来の製造
方法では、連続するフープ板18を溶接作業位置Aで母材
17の各端子板8aに順次スポツト溶接8fした後、これらを
切断作業位置Bにおいて分離・切断しなければならない
ため、高価な金クラツド8eを有するフープ板部分18N
(切除部分)が無駄となり、このことが接点8のコスト
ダウンを妨げる原因となつていた。
したがつて本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解消し、安価な押釦スイツチ用接点とその製造方法を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明の押釦スイツチ用
接点は、端子板と金クラツドを有する可動片とを具備
し、前記可動片が前記端子板に位置決めされた状態で溶
接される押釦スイツチ用接点において、前記端子板に位
置決め孔を設け、この位置決め孔の開口端に面取り加工
を施して偏肉部を形成し、前記可動片を突き破ることに
より生じるばりを、前記偏肉部に掛止させて、前記可動
片が前記端子板に位置決めされた構成となつている。
また、この押釦スイツチ用接点は、位置決め孔を有す
る端子板に対して、金クラツドを有するフープ板を供給
し、このフープ板をポンチで所定形状に打ち抜いて可動
片を形成し、次いでこの可動片を前記ポンチで前記端子
板上に押圧した状態で前記ポンチに付設されたピンによ
つて前記可動片を突き破り、このピンによつて生ずる前
記可動片のばりを前記位置決め孔の内壁に食い付かせる
ことにより、前記可動片を前記端子板に位置決め・仮固
定し、しかる後、前記可動片を前記端子板に溶接して本
固定することにより製造される。
〔作用〕
本発明では、金クラツドを有するフープ板をポンチで
所定長さに打ち抜いて可動片を形成し、この可動片をポ
ンチで端子板上に押圧した状態で、ポンチに付設された
ピによつて、端子板に形成されている位置決め孔位置の
可動片を突き破る。すると、ピンの突き破りによつて可
動片に形成されるばりが位置決め孔の内壁に食い付くの
で、可動片は端子板に位置決めされ、この仮固定状態で
可動片が端子板に溶接本固定されて、本発明の押釦スイ
ツチ用接点が得られる。
このため、本発明の押釦スイツチ用接点は、端子板に
形成される位置決め孔の開口端に面取り加工を施して偏
肉部を形成しておくと、ばりが偏肉部に掛止され、可動
片が端子板に精度よく位置決めされ、可動片と端子板と
は溶接固定により、寸法精度よく互いに固定され、押圧
操作により可動片は所望の高精度の変位を行う。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の実施例に係る押釦スイツチ用接点の
斜視図であり、第7図に対応する部分には同一符号が付
してある。第1図に示すように、コ字枠状の端子板8aの
底縁部の一端には可動側端子8dが一体的に突出形成され
ており、この底縁部の両端近傍には係合孔8cが貫通形成
されている。この端子板8aの一側縁部には、位置決め孔
8gが二個形成されており、これらの位置決め孔8g間にお
いて、長方形状に打抜き形成された可動片8bがスポット
溶接8fによつて端子板8aに固定されている。この可動片
8bのほぼ中央位置には、端子板8aの側縁部に平行に金ク
ラツド8eが形成されている。
第2図(a),(b)は、本実施例の製造工程におけ
る端子板に対する可動片の位置決め状態を示す説明図で
あり、端子板8aに形成される位置決め孔8gの開口端に面
取り加工が施され、この面取り加工によつて、位置決め
孔8gの開口端の近傍には偏肉部8iが形成されている。そ
して、後述するように、可動片8bを所定形状に打ち抜く
ポンチに付設されているピン20によつて、可動片8bに突
き破る際に生じるばり8kが、前述の偏肉部8iに掛止され
て、可動片8bは端子板8aに位置決めされている。
次に、本実施例の製造方法を説明する。
第3図は第1図に示した押釦スイツチ用接点の製造工
程を示す説明図で、すでに説明した第8図と同一部分に
は同一符号が付されている。
第3図に示すように、金属板からなる母材17の共通片
15,16間には複数の端子板8aが所定間隔を存して形成さ
れており、この母材17が供給装置から図中矢印X方向に
送り出される。同時に、母材17の送り方向に直角なY方
向にフープ板18が送り出され、このフープ板18の中央部
には長手方向に帯状の金クラツド8eが形成されている。
そして、前述した母材17とフープ板18の移送の交差位置
に、可動片8bの切り出しと端子板8aへの位置決めを行う
プレス機23が配置されている。
第4図(a)〜(c)は、このプレス機23の構成と動
作を示す図であり、図中24はガイド基盤、25は移動体で
あつて、移動体25は図示省略した駆動源によつてガイド
基盤24に対して上下動するように配設されている。この
移動体25の先端には、前述したフープ板18を切断するポ
ンチ26と、パイロツトピン28が固定されている。このポ
ンチ26には2個のピン20が出入可能に付設されており、
これらピン20はフープ板18の移送方向に沿つて所定間隔
離れている。なお、これらのピン20の出入制御は、バキ
ユームチヤツク27に接続される図示せぬ空気圧制御装置
等によつて行われるように構成されている。
第4図(a)に示すように、ガイド基盤24に対して、
前述の母材17とフープ板18が互いに近接対向した状態で
直交するように装着され、母材17は矢印X方向に、フー
プ板18は紙面を表面から裏面へ向う方向に移送される。
第4図(a),(b)は非切断状態を示し、この場合、
ポンチ26はフープ板18から離間した上方に位置し、ピン
20はポンチ26内に収容されており、また、パイロツトピ
ン28も母材17の共通片15に形成されている案内孔15hか
ら離間した上方位置にある。
フープ板18が搬送され、その端部がポンチ26の真下ま
で送られると、図示せぬ駆動源によつてポンチ26が下方
(ガイド基板24方向)へ移動され、このポンチ26によつ
てフープ板18から所定形状の可動片8bが打ち抜き形成さ
れる。この打ち抜きの直前に、パイロツトピン28が母材
17を移送方向の二個所で、案内孔15hとの係合により位
置決めするので、端子板8aに対して位置精度よく可動片
8bが打ち抜かれる。
この場合、第4図(c)に示すように、ポンチ26は打
ち抜き後も上昇せず、可動片8bはポンチ26によつて端子
板8a上に押圧されており、この状態で空気圧制御装置等
によつてピン20が駆動されることにより、ポンチ26の下
面から突出するピン20により可動片8bが位置決め孔8g位
置において突き破られる。
第5図(a),(b)はかかるピンによる可動片の突
き破り状態を示す説明図であり、同図(a)はポンチ26
により打ち抜かれた可動片8bが、ポンチ26によつて端子
板8aに押圧された状態を示し、この直後に空気圧制御装
置等が作動して、同図(b)に示すようにピン20が、端
子板8aの位置決め孔8g位置においてポンチ26から突出し
て、可動片8bが突き破られる。
第2図(a),(b)から明らかなように、前記ピン
20の先端には三角錐部20aが形成され、この三角錐部20a
によつて可動片8bが突き破られ、ばり8k形成される。一
方、前記位置決め孔8gの開口端には面取り加工が施さ
れ、この面取り加工によつて位置決め孔8gの開口端には
偏肉部8iが形成されており、ピン20は三角錐部20aの境
界位置近傍まで位置決め孔8g内に挿入されるようになつ
ている。
このため、ピン20の挿入によつて可動片8bに形成され
たばり8kが、位置決め孔8gの面取り部分に沿つて湾曲
し、偏肉部8iに押し付けられるようにして掛止され、ば
り8kは破断することなく位置決め孔8gの内壁に堅く食い
付く。
この状態から、空気圧制御装置等によつてピン20がポ
ンチ26内に引き込み収容されると共に、ポンチ26が上昇
して可動片8bから離れる。位置決め孔8gにばり8kが食い
付いて、端子板8aに安定に精度よく位置決め仮固定され
た可動片8bは、第3図に示すように端子板8aと共に移送
される。
端子板8aとこの端子板8aに仮固定された可動片8bの移
送路に、第3図に示すようにスポツト溶接機30が配置さ
れ、この溶接機30によつて、前述の位置決め孔8g間にス
ポツト溶接8fが行われ、端子板8aと可動片8bとが溶接本
固定される。
このようにして、スポツト溶接により一体化された可
動片8bと端子板8aの組が母材17の共通片15,16間に次々
と形成され、これらの組を共通片15,16から切断除去す
ることにより、第1図に示した押釦スイツチ用接点8が
製造される。
以上のようにして製造される押釦スイツチ用接点8
は、端子板8aに対して可動片8bが精度良く位置決めされ
た状態で、一側縁部のほぼ中央がスポツト溶接8fにより
固定されているため、押釦スイツチのスイツチ素子に組
み込まれて使用された場合、押圧操作時の可動片8bの変
位がスムーズで、安定したスイツチ動作が行われ、動作
寿命も延長される。
また、製造時には、母材17に対してフープ板18を直角
方向に移送しながら、フープ板18から可動片8bを打ち抜
くので、切離し屑が生じることがなく、高価な金クラツ
ド8eを無駄にせず製造コストを低減させることができ
る。
さらにまた、ピン20の先端が三角錐とされ、且つ位置
決め孔8gの開口端に面取り加工が施されているので、ピ
ン20で可動片8bを突き破る際に、可動片8bに形成される
ばり8kがピン20と位置決め孔8gの周縁部とでこすられて
切断することがなくなり、しかもばり8kは面取り加工で
形成される偏肉部8iに堅く食い付く。すなわち、例えば
先端が円錐状のピンでは、可動片8bの突き破りも刃部が
ないため綺麗に行かず、またばり8kを全周でこすつて破
断させることもあるが、前述の製造法では三角錐の稜線
が刃部となつて、可動片8bは綺麗に突き破られ、ばり8k
はこすられることなく位置決め孔8gに堅く食い付く。さ
らに、位置決め孔8gの開口端に施す面取り加工で形成さ
れる偏肉部8iにより、ピン20の周面と偏肉部8i間のクリ
アランスが小さく保持されるので、ピン20のセンタずれ
が多少生じても、ばり8kの食い付き効果は低下しない。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明によれば、可動片
の小切片を端子板に高い位置精度で仮止めした状態で溶
接できるため、金クラツドを有する高価な可動片に無駄
な切離し屑が発生せず、コストの低減化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例に係り、第1図
は押釦スイツチ用接点の斜視図、第2図(a)は端子板
に対する可動片の位置決め状態を示す正面図、第2図
(b)はその底面図、第3図は製造工程を示す説明図、
第4図(a)〜(c)は第3図の製造工程で用いられる
プレス機の構成と動作を示す図で、同図(a)は非切断
動作時の正面図、同図(b)は非切断動作時の側面図、
同図(c)は切断動作時の側面図、第5図(a),
(b)はピンによる可動片の突き破り状態を示す説明図
で、同図(a)は突き破り前、同図(b)は突き破り後
の状態を示す説明図、第6図は押釦スイツチの全体構成
を示す断面図、第7図は第6図の押釦スイツチに備えら
れるスイツチ素子の分解斜視図、第8図は従来の押釦ス
イツチ用接点の製造工程を示す説明図である。 8……押釦スイツチ用接点、8a……端子板、8b……可動
片、8c……係合孔、8d……可動側端子、8e……金クラツ
ド、8f……スポツト溶接、8g……位置決め孔、8i……偏
肉部、8k……ばり、15,16……共通片、17……母材、18
……フープ材、20……ピン、20a……三角錐部、23……
プレス機、24……ガイド基盤、25……移動体、26……ポ
ンチ、27……バキニームチヤツク、28……パイロツトピ
ン、30……スポツト溶接機。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端子板と金クラツドを有する可動片とを具
    備し、この可動片が前記端子板に位置決めされた状態で
    溶接される押釦スイツチ用接点において、前記端子板に
    位置決め孔を設け、この位置決め孔の開口端に面取り加
    工を施して偏肉部を形成し、前記可動片を突き破ること
    により生ずるばりを、前記偏肉部に掛止させて、前記可
    動片が前記端子板に位置決めされていることを特徴とす
    る押釦スイツチ用接点。
  2. 【請求項2】位置決め孔を有する端子板に対して、金ク
    ラツドを有するフープ板を供給し、このフープ板をポン
    チで所定形状に打ち抜いて可動片を形成し、次いでこの
    可動片を前記ポンチで前記端子板上に押圧した状態で、
    前記ポンチに付設されたピンによつて前記可動片を突き
    破り、このピンによつて生ずる前記可動片のばりを前記
    位置決め孔の内壁に食い付かせることにより、前記可動
    片を前記端子板に位置決め・仮固定し、しかる後、前記
    可動片を前記端子板に溶接して本固定することを特徴と
    する押釦スイツチ用接点の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項(2)において、前記ピンの先端形
    状が三角錐であることを特徴とする押釦スイツチ用接点
    の製造方法。
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