JP2839482B2 - シート打抜き型 - Google Patents
シート打抜き型Info
- Publication number
- JP2839482B2 JP2839482B2 JP1631697A JP1631697A JP2839482B2 JP 2839482 B2 JP2839482 B2 JP 2839482B2 JP 1631697 A JP1631697 A JP 1631697A JP 1631697 A JP1631697 A JP 1631697A JP 2839482 B2 JP2839482 B2 JP 2839482B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- punching
- arm
- punching blade
- sheet
- elastic body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Details Of Cutting Devices (AREA)
Description
トを所定の形状に打抜くシート打抜き型に関するもので
ある。
き装置には、平板式とロータリ式とが存在する。平板式
シート打抜き装置においては、打抜き部に設けられたダ
イホルダに平板状のダイプレートを取付け、そのダイホ
ルダを対向配置された平板状のアンビルに対して移動さ
せ、上記ダイプレートに設けられた打抜き刃の刃先をア
ンビルに当接させてグリッパによりアンビルとダイプレ
ート間に送り込まれる段ボールシート等のシートを所定
の形状に打抜くようにしている。また、打抜き後のシー
トを次のストリッピング部へ送り込んで打抜き屑部を製
品部から分離、除去している。
き装置の打抜き部に用いられるシート打抜き型の一例を
示す。このシート打抜き型は、平板状のダイプレート4
0の表面側に外形打抜き用の打抜き刃41と、抜き孔形
成用の打抜き刃42とを設けている。
シートの打抜きによって外形打抜き用の打抜き刃41の
内側に製品が残り、あるいは抜き孔形成用の打抜き刃4
2内に打抜き屑が残ると、その後に送られてくるシート
の打抜き作業を継続することができないため、シートを
切り込んだ打抜き刃41、42がアンビルから離れ始め
ると同時に、各打抜き刃41、42の内側から製品およ
び打抜き屑を押し出すようにしている。
離反した後もシートは打抜き線が形成された初期の状態
を維持している。なお、打抜き後のシートは製品の外部
の打抜き屑部がグリッパに把持されて次のストリッピン
グ部に搬送され、製品と打抜き屑とに分離される。
シートの搬送中に製品部と打抜き屑とが分離しないよう
に、通常は打抜き線の数箇所に製品部と打抜き屑とのわ
ずかなつながり部が残されるような形状になっている。
き屑部の場合、ストリッピング部でこの打抜き屑部が容
易に分離されるように、つながり部が残されないような
形状の打抜き刃42になっている場合もある。
刃41に対する製品の押出しに際しては、ダイプレート
40の表面に、上記打抜き刃41の刃桁より厚みのある
弾性体43の複数を打抜き刃41、42に沿って取付
け、シート打抜き時における上記弾性体43の圧縮変形
による復元力によって製品を押し出すようにしている。
打抜き屑の押出しに際し、従来は、上記製品押出しと同
様に、上記打抜き刃42の内側において、ダイプレート
40に合成ゴム等から成る弾性体44を取付け、その弾
性体44をシート打抜き時に圧縮変形させ、その復元弾
性によって打抜き屑を押出すようにしている。
ッピング部が設けられておらず、打抜き部において、シ
ートを所定の形状で打抜くと共にグリッパで把持されて
いる部分と製品部以外の打抜き屑部は分離、除去され
る。この際、従来の打抜き屑の押出しは、平板式シート
打抜き装置における上記の場合と同様な方法で行われて
いる。
を用いる打抜き屑の押出しに際して、従来の平板式のシ
ート打抜き型においては、抜き孔形成用打抜き刃42の
内側に弾性体44を配置する構成であるため、弾性体4
4は打抜き刃42の形状や大きさによって制限を受け易
い。例えば、打抜き屑の幅寸法が3mm程度と細長くて
小さい場合のように、抜き孔形成用打抜き刃42の形状
や大きさが小さい時には、この打抜き刃42の中に設け
られる弾性体44は小さいものとなるため、弾性力が不
足し、打抜き刃42の内側から打抜き屑を確実に押出す
ことができず、屑押出しの信頼性が低くなるので、打抜
き線が形成され、製品部と抜き孔での打抜き屑部とが一
体的になっているシートの初期の状態を維持しにくいと
いう問題があった。
しく、そして、使用中にすぐ形が崩れたり、欠けたりす
るという問題もある。
かも、シートとの接触によって摩耗し易いという問題も
ある。ここで、弾性体44に弾力低下や摩耗が生じると
打抜き屑が打抜き刃42の内側に残り、シートの連続し
た打抜きにより、次々と侵入、残留する打抜き屑によっ
て打抜き刃42が変形し、あるいは破損することにな
る。この場合、シートを所定の形状に打抜くことができ
ない。このため、打抜き刃42の取り替えやダイプレー
ト40そのものを新しいものと交換する必要が生じ、コ
スト的にきわめて不利である。
抜き屑がアンビル上に落ちて、シートの打抜きに支障を
来たす場合がある。
ても、抜き孔形成用の打抜き刃の内側に弾性体を設け、
シート打抜き時の弾性体の復元弾力によって打抜き刃の
内側から打抜き屑を押出すようにしている。
品押出し用の弾性体の弾性力や押出し量に差をつけ、製
品部から打抜き屑を分離させるようにしている。
おいても、打抜き屑の押出しに弾性体を用いるため、打
抜き屑が小さい場合、あるいは細長い場合、平板式のシ
ート打抜き型と同様に、打抜き刃の内側から打抜き屑を
確実に押出すことができない問題がある。
ため、特公昭58−20760号公報に記載された打抜
屑離脱装置においては、打抜き刃に切欠部を形成し、そ
の切欠部に打抜屑離脱具の一端を挿入し、その打抜屑離
脱具の他端を揺動自在に取付け、シートの打抜きによっ
て形成される打抜き屑を打抜き刃によって保持し、その
打抜き刃がシート打抜き位置から所定角度回動した位置
において上記打抜屑離脱具を揺動させて打抜き屑を外部
に押し出すようにしている。
報に記載された打抜き屑の除去装置においては、打抜き
刃に形成されたアーム挿通孔に突出しアームの先端部を
挿入し、その突出しアームの後端部を揺動自在に取付
け、シートの打抜きによって形成される打抜き屑を打抜
き刃によって保持し、その打抜き刃がシート打抜き位置
から所定角度回動した位置において、上記突出しアーム
を揺動させて打抜き屑を押出すようにしている。
公報に記載された装置においては、打抜き型が取付けら
れたナイフシリンダの内側偏心位置に押出し用シリンダ
を設け、その押出し用シリンダの外周に沿って移動する
押出し棒の軸方向への移動によって打抜き屑離脱具を揺
動させるため、構成が複雑であるという問題がある。
に記載された装置においては、ダイボードを支持するダ
イシリンダの周囲にピンシリンダを設け、そのピンシリ
ンダにピンボードを取付け、このピンボードに設けた押
圧ピンによって突出しアームを外方向に揺動させる構成
であるため、上記と同様に構成が複雑であり、装置が大
型化する問題がある。
ても確実、かつ正常に押出すことができる耐久性に優れ
た簡単な構成のシート打抜き型を提供することである。
めに、この発明においては、ダイプレートの表面に設け
られた抜き孔形成用の打抜き刃の内側に打抜き屑押出し
用の押出し具をスライド自在に挿入し、上記打抜き刃に
アーム挿入部を設け、そのアーム挿入部に挿入された突
出しアームを上記押出し具に連結し、この突出しアーム
をダイプレートの表面に対して変位可能に支持し、前記
打抜き刃の外側に前記押出し具の後退動による突出しア
ームの変位により圧縮変形し、その復元弾性によって前
記突出しアームをダイプレートから離反する方向に押圧
する弾性体を設け、その弾性体が打抜き刃内に挿入した
打抜き屑を外部に押し出し可能な弾性力を有している構
成を採用している。
ーム挿入部から打抜き刃の内側に挿入し、上記打抜き刃
の外側に位置する他端部を回動自在に支持してもよい。
に設けたアーム挿入部に挿通し、上記打抜き刃の外側に
位置する両端部をダイプレートとの間に配置した弾性体
で支持してもよい。
性を付与する弾性体を打抜き刃の外側に設けることによ
って弾性体は大きさに制限を受けることが殆んどない。
体の大きさを適宜に決定することにより、打抜き屑を打
抜き刃の内側から確実に押出すことができる。
明においては、ダイプレートの表面に設けられた抜き孔
形成用の打抜き刃の内側に打抜き屑押出し用の押出し具
をスライド自在に挿入し、上記打抜き刃にアーム挿入部
を設け、そのアーム挿入部にばね弾性を有する突出しア
ームの一端部を挿入して上記押出し具に連結し、上記突
出しアームの他端部をダイプレートに固定し、その突出
しアームの弾性力によって押出し具をその先端部が打抜
き刃より外方に突出できるように保持した構成を採用し
ている。
のものが弾性力を有するため、弾性体を別に設ける必要
がなく、構成の簡素化を図ることができる。
の材料で形成して摩耗を抑制し、耐久性の向上を図るの
がよい。
1乃至図7に基づいて説明する。
形態を示す。図1および図2に示すように、平板状のダ
イプレート1の表面には、外形打抜き用の打抜き刃2
と、抜き孔形成用の打抜き刃3とが設けられている。ま
た、ダイプレート1の表面には、合成ゴム等から成る製
品押出し用の弾性体4が外形打抜き用打抜き刃2および
抜き孔形成用打抜き刃3に沿って複数設けられている。
具5がスライド自在に挿入されている。押出し具5の材
質は任意であり、実施の形態では、金属等の硬質の材料
により形成している。
られている。アーム挿入部6は孔であってもよく、打抜
き刃3の刃元側から刃先側に及ぶ切欠部であってもよ
い。このアーム挿入部6の外側方に設けた突出しアーム
7は複数の連結片8を一端に有し、各連結片8は上記ア
ーム挿入部6から押出し具5に形成された連結孔9に挿
入されている。
けられ、そのピン10の両端部はダイプレート1の表面
に取付けられた支持板11の半筒状膨出部12によって
回動自在に支持されている。
イプレート1へ取付けられ、取外し可能とされている。
には、打抜き刃3とピン10との間に孔から成る収容凹
部14が形成されている。収容凹部14内に設けられた
弾性体15は、収容凹部14の背面開口を閉じる支持枠
16によって背面が支持されている。弾性体15はその
復元力によって突出しアーム7を外方向に押圧し、その
押圧によって連結片8はアーム挿入部6の内周縁に当接
し、押出し具5は先端部が打抜き刃3の刃先より外方に
突出する状態に保持されている。
合成ゴムの他、コイルスプリングやリーフスプリングを
用いることができる。この弾性体15は打抜き刃3内に
侵入した打抜き屑を押出し可能な弾性力を有している。
3(I)に示すように、昇降動されるダイホルダ20の
下面に取付けられる。ここで、図3(I)はシート打抜
き型によってシートsを打抜いた状態を示し、ダイプレ
ート1に設けられた打抜き刃3の刃先部はシートsを貫
通し、上記シートsを受ける平板状アンビル21の上面
に当接している。
侵入した打抜き屑部xにより押されて後退した位置にあ
り、その押出し具5の後退動により突出しアーム7はダ
イプレート1に向けて揺動しており、弾性体15は突出
しアーム7により押圧されて圧縮変形している。一方、
製品押出し用の弾性体4もシートsで押されて圧縮変形
している。
ダ20と共にアンビル21から離反する上方向に移動す
ると、打抜き屑押出し用弾性体15の復元弾性によって
突出しアーム7がピン10を中心としてダイプレート1
から離反する方向に揺動する。
互に連結されているため、押出し具5は打抜き刃3から
突出する方向に移動して、打抜き刃3内の打抜き屑部x
を外方向に押出し、一方、製品押出し用弾性体4の復元
弾性によって製品部yは製品打抜き用打抜き刃2の内側
から押し出される。この場合、製品部y及び打抜き屑部
xのそれぞれは図3(II)に示すように、平板状のアン
ビル21で受けられているため、製品部yから打抜き屑
部xが分離せず、図3(III )に示すように、打抜き刃
3がシートsから完全に離れると、シートsは打抜き線
zが形成され、製品部yと打抜き屑部xとが分離しない
で一体化された状態とされる。
の外部に位置する打抜き屑部をグリッパ(図示省略)に
よって把持された状態で下流側の図示省略したストリッ
ピング部へ搬送され、そこで製品部yと打抜き屑部xと
に分離される。
の打抜き刃3の内側に硬質の材料から成る押出し具5を
スライド自在に設け、その押出し具5に外方向への突出
性を付与する弾性体15を上記打抜き刃3の外側に設け
たことにより、弾性体15は打抜き刃3の大きさや形状
に制約を受けることがないため、弾性体15として弾性
力の大きい大型のものを採用することができる。
確実に押出すことができると共に、押出し具5は硬質の
材料により形成されているため、シートとの接触による
摩耗が少なく、耐久性に優れたシート打抜き型を提供す
ることができる。
低下や破損による弾性体15の取り換えに際しては、支
持板11を取外し、かつ突出しアーム7を取外して、弾
性体15を新しいものと交換する。
の一側方に突出しアーム7を設けたが、図4に示すよう
に、打抜き刃3の両側方に突出アーム7を設けるように
してもよい。この場合、押出し具5の後退によって各突
出しアーム7を押圧する弾性体15のそれぞれが圧縮変
形するため、打抜き刃3内に侵入した打抜き屑をより確
実に押出すことができる。また、押出し具5の突出、後
退が両側方の突出しアーム7によって行なわれるので、
その動きが滑らかとなる。
2の実施の形態を示す。この実施の形態においては、抜
き孔形成用の打抜き刃3の対向位置に切欠部から成るア
ーム挿入部6を形成し、各アーム挿入部6に挿通された
突出しアーム7を上記打抜き刃3内に挿入された押出し
具5に連結すると共に、突出しアーム7の両端部を弾性
体15で押圧して、押出し具5に外方向への突出性を付
与している。
レート1に形成された収容凹部14内に組込まれ、ダイ
プレート1の背面にねじ止めした板体30により背面が
受けられている。
し、ここでは、突出しアーム7に挿入孔31と、その挿
入孔31の一側に係合孔32とを形成し、押出し具5の
後端部には上記挿入孔31に挿入可能な挿入片33を設
け、その挿入片33の両側に係合片34を形成し、上記
挿入片33を挿入片31に挿入したのち、押出し具5と
突出しアーム7とを、挿入片33が係合孔32にはまり
合う位置まで相対的に移動させ、係合孔32の両側部に
係合片34を係合させて両部品を結合状態に保持する。
ダイプレート1の背面側から打抜き刃3内に押出し具5
を挿入し、板体30に支持された弾性体15を収納凹部
14内に挿入したのち、各板体30の両端部をダイプレ
ート1の背面にねじ止めすることによって行なう。
においては、シートの打抜きによって押出し具5が後退
動すると、突出しアーム7が平行移動して、一対の弾性
体15が同時に圧縮変形し、各弾性体15の復元弾性に
よって滑らかな動きになる押出し具5で打抜き刃3内の
打抜き屑が外方に押出される。
体30の両端部を一対の弾性体15で押圧することによ
り、単一の弾性体の復元弾性によって押出し具を押圧す
る場合に比較して、押出し具5に大きな押圧力を付与す
ることができ、打抜き刃3内の打抜き屑をより確実に押
出すことができる。
実施の形態を示す。この実施の形態においては、ロータ
リ式のシート打抜き装置に使用されるシート打抜き型を
示す。同図で示すシート打抜き型と先に述べた図1及び
図2のシート打抜き型とは、ダイプレート1の形状のみ
が相違するため、同一部品には同一符号を付して説明を
省略する。
は、円筒形をなし、ダイシリンダ22上に装着可能とさ
れている。
の下方に設けたアンビルシリンダ23とは互に逆方向に
回転され、ダイプレート1に設けられた打抜き刃3の刃
先がアンビルシリンダ23の外周に当接することによっ
て、ダイシリンダ22とアンビルシリンダ23間に送り
込まれたシートsが所定の形状に打抜かれる。
(I)に示すように、押出し具5が後退して弾性体15
が圧縮変形し、その弾性体15の復元弾性によって打抜
き刃3に侵入した打抜き屑部xは外方に押し出される。
出される製品部yは、グリッパ(図示省略)で把持され
た部分と共にアンビルシリンダ23の外周一部に接触す
る状態で水平方向に移送され、一方、弾性体15の弾性
力によって押出される打抜き屑部xはダイシリンダ22
の外径方向であるため、図6(II)および図6(III)
に示すように製品部yから分離、除去される。
製品押出し用弾性体4より打抜き屑押出し用弾性体15
の弾性力を強くするようにしてもよく、あるいは弾性体
4の弾性力による製品押出し量と弾性体15の弾性力に
よる押出し具3の押出し量を多くするようにしてもよ
い。
ビルシリンダ23を設けた打抜き部を示したが、ダイシ
リンダ22とアンビルシリンダ23の位置を上下逆にし
た打抜き部であってもよい。また、アンビルシリンダ2
3は、その外周に打抜き刃3が突き刺る弾性体層を設け
たものであってもよい。
15の弾性力を利用して打抜き屑を押出すため、従来は
必要であった打抜き刃内に先端部が挿入された打抜屑離
脱具や突出しアームを揺動させるための機構を不要とす
ることができ、構成の簡素化を図ることができる。
す。この実施の形態においては、打抜き刃3の一側方に
配置した突出しアーム7を板ばね等のばね弾性を有する
金属板で形成し、その突出しアーム7の一端部をアーム
挿入部6から打抜き刃3内に挿入して押出し具5に連結
している。また、突出しアーム7の後端部をダイプレー
ト1に固定し、その突出しアーム7によって押出し具5
に外方向への突出性を付与し、打抜き刃3内に侵入した
打抜き屑を突出しアーム7の弾性力によって外方向に押
出すようにしている。
示す弾性体15に相当するものを省略することができる
ため、構成の簡素化を図ることができる。
少なくとも表面部は耐久性に秀れた硬質の材料とし、表
面部以外には軟質の材料も併用するものとして、この軟
質の材料による弾力性も利用することによって、打抜き
屑をより押し出し易くしてもよい。
で、下記に示す効果を奏する。
向への突出性を付与する弾性体を上記打抜き刃の外側に
設けたことにより、弾性体は打抜き刃の形状や大きさに
制限を受けることがない。このため、弾性体として弾性
力の大きい大型のものを採用することができ、打抜き刃
内に侵入した打抜き屑部を外部に確実に押出すことがで
き、また、弾性体の加工も容易であり、そして使用中に
すぐ形が崩れたり、欠けたりすることもなく、長期間使
用することができる。
料を用いることができるため、シートとの接触による摩
耗を抑制し、長期の使用に耐える耐久性に優れたシート
打抜き型を提供することができる。
れて押出し具に連結される突出しアームの他端部を回動
自在に支持したことにより、ダイボードの表面側から弾
性体や突出しアームの組立てを行なうことができるた
め、組立ての容易化を図ることができる。
各突出しアームを押圧する弾性体の弾力を押出し具に付
与したことによって、打抜き屑部をより確実かつスムー
ズに押出すことができる。
突出しアームを挿通し、その突出しアームの両端部を弾
性体によって押圧したことにより、上記と同様に、打抜
き刃内に侵入した打抜き屑部をより確実かつスムーズに
押出すことができる。
成したことにより、突出しアームを外方向に押圧する弾
性体の取付けを省略することができるため、構成の簡素
化を図ることができる。
打抜き型の場合、従来のものより構造が簡単であって安
価である。
拡大して示す拡大図、(II)は(I)のa−a線に沿っ
た断面図、(III )は(II)のb−b線に沿った断面図
し状態を段階的に示す断面図
面図、(II)は(I)のc−c線に沿った断面図、(II
I )は(II)のd−d線に沿った断面図
ート打抜き時の状態の断面図、(II)は打抜き屑の押出
し途中の状態を示す断面図、(III )は打抜き屑を完全
に押出した状態の断面図
(II)は(I)のe−e線に沿った断面図
Claims (6)
- 【請求項1】 ダイプレートの表面に設けられた抜き孔
形成用の打抜き刃の内側に打抜き屑押出し用の押出し具
をスライド自在に挿入し、上記打抜き刃にアーム挿入部
を設け、そのアーム挿入部に挿入された突出しアームを
上記押出し具に連結し、この突出しアームをダイプレー
トの表面に対して変位可能に支持し、前記打抜き刃の外
側に前記押出し具の後退動による突出しアームの変位に
より圧縮変形し、その復元弾性によって前記突出しアー
ムをダイプレートから離反する方向に押圧する弾性体を
設け、その弾性体が打抜き刃内に挿入した打抜き屑を外
部に押し出し可能な弾性力を有していることを特徴とす
るシート打抜き型。 - 【請求項2】 前記打抜き刃に形成されたアーム挿入部
に前記突出しアームの一端部を挿入し、その突出しアー
ムの他端部を回動自在に支持し、その突出しアームの回
動中心と打抜き刃の外面間に前記弾性体を設けたことを
特徴とする請求項1に記載のシート打抜き型。 - 【請求項3】 前記突出しアームを打抜き刃の両側方に
設けた請求項1または2に記載のシート打抜き型。 - 【請求項4】 前記打抜き刃の対向位置にアーム挿入部
を設け、各アーム挿入部に挿通された突出しアームの両
端部を前記弾性体で押圧するようにした請求項1に記載
のシート打抜き型。 - 【請求項5】 ダイプレートの表面に設けられた抜き孔
形成用の打抜き刃の内側に打抜き屑押出し用の押出し具
をスライド自在に挿入し、上記打抜き刃にアーム挿入部
を設け、そのアーム挿入部にばね弾性を有する突出しア
ームの一端部を挿入して上記押出し具に連結し、上記突
出しアームの他端部をダイプレートに固定し、その突出
しアームの弾性力によって押出し具をその先端部が打抜
き刃より外方に突出できるように保持したシート打抜き
型。 - 【請求項6】 前記押出し具の少なくとも表面部が硬質
の材料から形成されていることを特徴とする請求項1乃
至5のいずれかに記載のシート打抜き型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1631697A JP2839482B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | シート打抜き型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1631697A JP2839482B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | シート打抜き型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10217195A JPH10217195A (ja) | 1998-08-18 |
JP2839482B2 true JP2839482B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=11913110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1631697A Expired - Fee Related JP2839482B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | シート打抜き型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2839482B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101255781B1 (ko) * | 2009-10-09 | 2013-04-22 | 안수열 | 자동차용 노이즈 방지 패드의 가공방법 |
JP6615428B2 (ja) * | 2013-09-27 | 2019-12-04 | ザ・パック株式会社 | ロータリーダイカッターにおける打ち抜き屑の除去装置 |
-
1997
- 1997-01-30 JP JP1631697A patent/JP2839482B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10217195A (ja) | 1998-08-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7584640B1 (en) | Press brake tool | |
JP2014237169A (ja) | パンチプレス機及びパンチプレス機用弾発ユニット | |
JP2839482B2 (ja) | シート打抜き型 | |
JP3717574B2 (ja) | ポンチ組立体 | |
CN101071692B (zh) | 开关装置 | |
JP2001001069A (ja) | 打抜装置 | |
JP2578877Y2 (ja) | ロータリー式紙器打抜装置における打抜屑の外脱装置 | |
JP2001347489A (ja) | 打抜きクッション部材 | |
JP4512307B2 (ja) | ストリッピング装置の雌型およびストリッピング装置 | |
JP2502105Y2 (ja) | ロ―タリダイカッタにおける打抜き屑の除去装置 | |
US20110005362A1 (en) | Hole punch | |
CN216632264U (zh) | 一种高精密高效率多工序复合冲压模 | |
JPS583733A (ja) | プレス型構造 | |
JP2002210610A (ja) | パイプ切断装置 | |
JPH0133236Y2 (ja) | ||
JP2000084896A (ja) | 打抜き片除去装置 | |
JP2670128B2 (ja) | 押釦スイツチ用接点及びその製造方法 | |
JP3047327U (ja) | ロータリー式紙器打抜装置における打抜屑の外脱装置 | |
CN216655976U (zh) | 刀具及冲切装置 | |
KR100456844B1 (ko) | 캠형 피어싱 프레스용 피어스 펀치 | |
JP2550342Y2 (ja) | ロータリダイカッタ | |
JP3062936U (ja) | シ―ト材の打ち抜き型装置 | |
JPH11151695A (ja) | シート打抜き用の打抜き刃およびその打抜き刃を用いた打抜き屑の除去装置 | |
JPH07256362A (ja) | 多品種少量生産用プレス金型 | |
JP2005118976A (ja) | 打抜屑除去工具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081016 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081016 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091016 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101016 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101016 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111016 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121016 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121016 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131016 Year of fee payment: 15 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |