JPH078151Y2 - テープ自動切断装置 - Google Patents

テープ自動切断装置

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JPH078151Y2
JPH078151Y2 JP1988023264U JP2326488U JPH078151Y2 JP H078151 Y2 JPH078151 Y2 JP H078151Y2 JP 1988023264 U JP1988023264 U JP 1988023264U JP 2326488 U JP2326488 U JP 2326488U JP H078151 Y2 JPH078151 Y2 JP H078151Y2
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JP
Japan
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tape
flat portion
cutting device
face plate
discharge
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Application number
JP1988023264U
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English (en)
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JPH01129099U (ja
Inventor
和重 藤本
昭男 鈴木
Original Assignee
株式会社エムアルファ技研
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、連続又は間欠的に排出されるテープの自動切
断装置に関し、特に、排出テープをたわみのある面板と
の間において、中央部の平坦部で押え、この押えた状態
にて外周部の環状刃部により切断するようにしたもので
ある。
「従来の技術」 例えば、IC基板を製作する自動切断装置等においては、
その多くの構成部品が極めて小さいため、当該部品を直
接マシンへ供給することが不可能なことから、テープフ
イーダを利用した供給方法が採られている。即ち、組立
部品は予め紙テープと落下防止用の接着テープとの間に
挟持させておき、適当なテープの送り出し装置を介して
マシン側へ自動供給するものである。こうした部品供給
用テープは最終的に不要となるため、適当に切断して機
械へ絡み付いたりする事故を未然に防ぐ必要がある。
従来、この種のテープカッタの一例として、特開昭61-2
570796号に示すものが提案されている。このテープカッ
タは「円筒形の部材をその外周面の軸方向に刃部を形成
してなる移動刃と、一端に段差を設けた直板状の固定刃
が点接触する状態でテープの切断を片側から行うように
設置することにより、排出テープを切断する」押し切り
方式のものである。又、特開昭61-90900号は「環状刃部
を設けた可動体の移動により切断する点が開示されてお
り、この切れ刃6は、ケース1の内周壁に密接する部
位、換言すれば可動体の外周端に形成されたもので、可
動体の前端面に単純に凹部16を形成」したものである。
「考案が解決しようとする課題」 上記実施例の各実施例においては、排出テープ等を切断
するに先立ち、排出テープ等を固定してから切断すると
いう手段が構成されていない。このため、切断されるテ
ープの切断姿勢が切断時に崩れたり、切断刃から外れ易
く、正確な切断作用が保証され難いという問題がある。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、切断に
先立ち、排出テープを固定し、これに続いて切断作用を
実行することのできるテープ自動切断装置を提供するこ
とを目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成すべく、本考案は、連続又は間欠的に排
出されるテープの自動切断装置において、本体に排出テ
ープを挿通する通し穴とこの通し穴に直交する横穴を穿
設すると共に、該横穴に圧力エア等を受けて移動する可
動筒体を抗縮スプリングを介して配設し、更に上記可動
筒体にはその前端に平坦部と、この平坦部に対してその
外周縁に僅かな低い段差を持ち、且つその断面形状が三
角状突起を形成した環状刃部を連接し、上記排出テープ
を上記平坦部とこの平坦部に対向するよう本体の前端面
に取付けた面板との間に挟み込み、平坦部の押圧力で面
板をたわませ、このたわみにより段差をうめて環状刃部
が排出テープを切断することを特徴とするテープ自動切
断装置である。
「作用」 上記構成により本考案は、先ず、排出テープを前進する
可動筒体先端の平坦部と面板間で挟んで固定し、これに
続く可動筒体先端のさらなる前進で平坦部が面板の下側
をたわませ、環状刃部の上縁側が排出テープに押し当た
り切断されるものである。
このため、切断されるテープの切断姿勢が切断時に安定
しており、テープが切断刃から外れにくく、正確な切断
作用が保証される。
「実施例」 以下、本考案に係るテープ自動切断装置の実施例を第1,
2,3図で詳細に説明する。図中、Aは二層テープBを矢
示方向に連続的又は間欠的に送り込むテープフイーダ
で、このテープフイーダの先端付近(a)で接着テープ
B1と紙テープB2とが剥離されると同時に図示しない組立
部品のみがマシンへ供給される。剥離された一方の接着
テープB1はローラーCによって上方に巻き取られ、他方
の紙テープB2は下方へ排出される。
本考案に係るテープ自動切断装置は、全体を符号Dで示
し、上記テープフイーダAの下部に装着され、上記排出
テープB2を適宜長さ毎に切断する。1は本体で、この本
体1には排出テープB2を案内するガイドEが取付けられ
ると共に、排出テープB2を挿通する通し穴2と、この通
し穴2に直交する横穴3が穿設されている。横穴3には
切欠き4′を有する円筒状のスリーブ4が嵌入され、そ
の右端(図示において)は抗縮スプリング5の一端が圧
接している。6は面板で本体1にその上側が固定され、
上記横穴3の前端面を閉塞する状態でスリーブ4と当接
しており、スリーブ4の抜け落ち防止の役目も兼ねてい
る。上記スリーブ4内には抗縮スプリング5の他方の座
面を備えた丸棒状の可動筒体7が摺動自在に収納されて
いる。そして、上記抗縮スプリング5で可動筒体7は横
穴3の奥方へ第1図のように押し込まれており、尾端の
導入口10から圧力エアが圧入されると、可動筒体7を面
板6及び排出テープB2側へ押圧する関係になっている。
上記可動筒体7の円形状の前端面には、第2図に示す如
く中央の平坦部8とこの平坦部の外周縁に断面形状が三
角状突起をした環状刃部9が成形されている。この環状
刃部9の径寸法dは、少なくとも上記排出テープB2の横
寸法よりも大きく形成され、また刃部尖端と平坦部8と
の間には僅かな段差l(刃部9が低い段差)を有する。
この段差l及び刃部角度θは、何れも排出テープ2の紙
質ならびに厚さ等の条件により任意適宜に決定されるも
のであるが、旋盤加工により容易に削成することが出来
る。又、可動筒体7の前端面は焼入れ等の熱処理により
所定の硬度に達している。
本考案は上記のように構成され、以下のように切断作用
する。今、排出テープB2の排出量が或る所定の長さに達
した時、圧力エア等を送り込めば、可動筒体7は抗縮ス
プリング5のバネ圧に抗して前進動し、先ず、平坦部8
が面板6と当接して停止した時点で排出テープB2をこの
両者6,8で挟む。これに続いて、更に可動筒体7が前進
動すると、面板6の自由端となる下側が僅にたわみ、こ
れで環状刃部9の上側縁が排出テープB2に触れ、面板6
間とで押し切り切断作用が正確に行われる。そして、圧
力エアの供給を停止すれば、抗縮スプリング5により図
示状態に即刻復帰する。
即ち、本考案は、先ず、排出テープを前進する可動筒体
先端の平坦部と面板間で挟んで固定し、これに続く可動
筒体先端のさらなる前進で平坦部が面板6の自由端とな
る下側をたわませ、環状刃部の上側縁が排出テープに押
し当たり切断されるものである。
「他の実施例」 第3図は可動筒体7の先端形状における他の実施例を示
し、環状刃部9の形状と径サイズが上記実施例と異なる
ものの実施形態を示しているが、その切断作用は全く同
一である。その他可動筒体7を先端部と本体の二体に分
ける等、本考案の要旨に逸脱することなく任意に変更で
きるものである。
「効果」 以上、本考案によれば、圧力エアを受けて移動する可動
筒体自体にテープの固定用平坦部と切断用の環状刃部と
を直接形成したため、テープ切断に先立ち、テープを固
定させた後、テープ切断を実行するから、安定したテー
プ切断が実行できる効果がある。更に、上記部品を可動
筒体と面板とで構成したから、部品点数の少ない極めて
小型コンパクト化したものとなり、取付スペース等の面
で設計の自由度を増すといったメリットも併せ持ってい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るテープ自動切断装置の縦断面図で
ある。第2図は要部の拡大図である。第3図は第2図に
相当する他の実施例を示す要部の拡大図である。 1……本体、2……通し穴、3……横穴、4……スリー
ブ、5……抗縮スプリング、6……面板、7……可動筒
体、8……平坦部、9……環状刃部、d……刃部外形、
l……段差、B2……排出テープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続又は間欠的に排出されるテープの自動
    切断装置において、本体1に排出テープB2を挿通する通
    し穴2とこの通し穴2に直交する横穴3を穿設すると共
    に、該横穴3に圧力エア等を受けて移動する可動筒体7
    を抗縮スプリング5を介して配設し、更に上記可動筒体
    7にはその前端に平坦部8と、この平坦部8に対してそ
    の外周縁に僅かな低い段差lを持ち、且つその断面形状
    が三角状突起を形成した環状刃部9を連接し、上記排出
    テープB2を上記平坦部8とこの平坦部8に対向するよう
    本体1の前端面に取付けた面板6との間に挟み込み、平
    坦部8の押圧力で面板6をたわませ、このたわみにより
    段差lをうめて環状刃部9が排出テープB2を切断するこ
    とを特徴とするテープ自動切断装置。
JP1988023264U 1988-02-24 1988-02-24 テープ自動切断装置 Expired - Lifetime JPH078151Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988023264U JPH078151Y2 (ja) 1988-02-24 1988-02-24 テープ自動切断装置

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JP1988023264U JPH078151Y2 (ja) 1988-02-24 1988-02-24 テープ自動切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01129099U JPH01129099U (ja) 1989-09-04
JPH078151Y2 true JPH078151Y2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=31242104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988023264U Expired - Lifetime JPH078151Y2 (ja) 1988-02-24 1988-02-24 テープ自動切断装置

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JP (1) JPH078151Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4310471Y1 (ja) * 1964-12-15 1968-05-07
JPS6190900A (ja) * 1984-10-08 1986-05-09 細谷火工株式会社 切断刃
JPS61257796A (ja) * 1985-05-09 1986-11-15 松下電器産業株式会社 ロ−タリ−式テ−プカツタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01129099U (ja) 1989-09-04

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