JPH0121834Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0121834Y2 JPH0121834Y2 JP14880882U JP14880882U JPH0121834Y2 JP H0121834 Y2 JPH0121834 Y2 JP H0121834Y2 JP 14880882 U JP14880882 U JP 14880882U JP 14880882 U JP14880882 U JP 14880882U JP H0121834 Y2 JPH0121834 Y2 JP H0121834Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chuck
- guide
- chuck body
- ball
- guide hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシヤープペンシル用チヤツク装置に関
するものである。
するものである。
従来、この種シヤープペンシル用チヤツク装置
としては、第１図に示す如く、芯挾持部１０１外
面にボール受座１０２を有するチヤツク体１０３
を、ボール１０４を介してチヤツク作動体１０５
の傾斜案内面１０６に圧接するように、スプリン
グ１０７により後方に付勢し配置してなるものが
知られている。然し乍ら、このようなチヤツク装
置にあつては、チヤツク体１０３とチヤツク作動
体１０５との間にボール１０４を介在させるがた
めに、チヤツク装置に衝撃が加わつた際や、芯繰
出しの際のチヤツク体の移動により、チヤツク体
とシヤープペンシルとのセンター位置がずれ、芯
繰出しがスムーズに行えなくなつたり、芯が折れ
る等といつた問題を有していた。このような問題
を解決するものとして、傾斜案内面１０６にボー
ルの移動を規制する溝を設けたり、振れ止め用ボ
ールをボール受座１０２と直交位置に更に２個配
置することが知られており、効果は認められてい
るが、上記構成では加工が複雑となり、その結果
安価に製作することが困難であつた。
としては、第１図に示す如く、芯挾持部１０１外
面にボール受座１０２を有するチヤツク体１０３
を、ボール１０４を介してチヤツク作動体１０５
の傾斜案内面１０６に圧接するように、スプリン
グ１０７により後方に付勢し配置してなるものが
知られている。然し乍ら、このようなチヤツク装
置にあつては、チヤツク体１０３とチヤツク作動
体１０５との間にボール１０４を介在させるがた
めに、チヤツク装置に衝撃が加わつた際や、芯繰
出しの際のチヤツク体の移動により、チヤツク体
とシヤープペンシルとのセンター位置がずれ、芯
繰出しがスムーズに行えなくなつたり、芯が折れ
る等といつた問題を有していた。このような問題
を解決するものとして、傾斜案内面１０６にボー
ルの移動を規制する溝を設けたり、振れ止め用ボ
ールをボール受座１０２と直交位置に更に２個配
置することが知られており、効果は認められてい
るが、上記構成では加工が複雑となり、その結果
安価に製作することが困難であつた。
そこで本考案は、チヤツク体前端面に案内部を
突設すると共に、この案内部を常に位置させる案
内孔を有する前部材をチヤツク作動体の前部に配
置するようなすことにより、前述せる問題点を解
消せんとするにある。
突設すると共に、この案内部を常に位置させる案
内孔を有する前部材をチヤツク作動体の前部に配
置するようなすことにより、前述せる問題点を解
消せんとするにある。
以下、本考案を第２図、第３図に示す実施例に
基づき詳細に説明する。
基づき詳細に説明する。
参照符号１は、樹脂、金属よりなるチヤツク体
であつて、このチヤツク体１前部には、内面にチ
ヤツク体１内の芯挿通孔２と連通する芯挾持面３
が形成された大径の芯挾持部４が設けられてお
り、この芯挾持部４の外面には皿状等の凹部でな
るボール受座５が設けられている。更にこのチヤ
ツク体１の前端面には案内部６がチヤツク体１の
割りに応じた数突設されている。７は内部に傾斜
案内面８を有するチヤツク作動体であつて、この
チヤツク作動体７の前部には、前述せる案内部６
の拡開状態に対応する径の案内孔９を有する前部
材１０が配置されている。前記チヤツク体１は、
スプリング１１によりボール１２を介してチヤツ
ク作動体７の傾斜案内面８に圧接し配置されてい
る。
であつて、このチヤツク体１前部には、内面にチ
ヤツク体１内の芯挿通孔２と連通する芯挾持面３
が形成された大径の芯挾持部４が設けられてお
り、この芯挾持部４の外面には皿状等の凹部でな
るボール受座５が設けられている。更にこのチヤ
ツク体１の前端面には案内部６がチヤツク体１の
割りに応じた数突設されている。７は内部に傾斜
案内面８を有するチヤツク作動体であつて、この
チヤツク作動体７の前部には、前述せる案内部６
の拡開状態に対応する径の案内孔９を有する前部
材１０が配置されている。前記チヤツク体１は、
スプリング１１によりボール１２を介してチヤツ
ク作動体７の傾斜案内面８に圧接し配置されてい
る。
次に作用効果を説明する。
芯繰出しに際し、チヤツク体１はその後端面を
押圧部材（図示せず）により押圧され、スプリン
グ１１の弾撥力に抗して前進移動し、自己拡開力
及び／又は傾斜面１３，１４の協働による強制的
な拡開力を受け拡開することになるが、チヤツク
体１の案内部６は常に前部材１０の案内孔９内に
位置している為、前進時、拡開時共にセンター位
置を維持することが可能となる。又、携帯時にお
いても同様の効果が期待できる。
押圧部材（図示せず）により押圧され、スプリン
グ１１の弾撥力に抗して前進移動し、自己拡開力
及び／又は傾斜面１３，１４の協働による強制的
な拡開力を受け拡開することになるが、チヤツク
体１の案内部６は常に前部材１０の案内孔９内に
位置している為、前進時、拡開時共にセンター位
置を維持することが可能となる。又、携帯時にお
いても同様の効果が期待できる。
以上の如く本考案は、チヤツク体前端面に案内
部を突設するとともに、この案内部を常に位置さ
せる案内孔を有する前部材をチヤツク作動体の前
部に配置してなるので、従来のように複雑な構成
を必要とせず、従つて安価に製作でき、携帯時及
び芯繰出し時におけるチヤツク体の横振れを極力
防止できるものである。
部を突設するとともに、この案内部を常に位置さ
せる案内孔を有する前部材をチヤツク作動体の前
部に配置してなるので、従来のように複雑な構成
を必要とせず、従つて安価に製作でき、携帯時及
び芯繰出し時におけるチヤツク体の横振れを極力
防止できるものである。
尚、図示した例では、チヤツク体は２つ割をも
つて示したが、３つ割や分割チヤツク体等に採用
してもよく、外観形状もこれに限るものではな
い。
つて示したが、３つ割や分割チヤツク体等に採用
してもよく、外観形状もこれに限るものではな
い。
第１図は従来例を示す縦断面図、第２図は本考
案よりなるチヤツク装置の縦断面図、第３図はチ
ヤツク体の斜視図である。 １……チヤツク体、４……芯挾持部、５……ボ
ール受座、６……案内部、７……チヤツク作動
体、８……傾斜案内面、９……案内孔、１０……
前部材、１２……ボール。
案よりなるチヤツク装置の縦断面図、第３図はチ
ヤツク体の斜視図である。 １……チヤツク体、４……芯挾持部、５……ボ
ール受座、６……案内部、７……チヤツク作動
体、８……傾斜案内面、９……案内孔、１０……
前部材、１２……ボール。
Claims (1)
- 芯挾持部外面にボール受座を有するチヤツク体
をボールを介してチヤツク作動体の傾斜案内面に
圧接するように付勢し配置したシヤープペンシル
用チヤツク装置において、前記チヤツク体前端面
に案内部を突設すると共に、該案内部を常に位置
させる案内孔を有する前部材をチヤツク作動体の
前部に配置してなることを特徴とするシヤープペ
ンシル用チヤツク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14880882U JPS5953987U (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | シヤ−プペンシル用チヤツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14880882U JPS5953987U (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | シヤ−プペンシル用チヤツク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5953987U JPS5953987U (ja) | 1984-04-09 |
| JPH0121834Y2 true JPH0121834Y2 (ja) | 1989-06-28 |
Family
ID=30330505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14880882U Granted JPS5953987U (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | シヤ−プペンシル用チヤツク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5953987U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0423029Y2 (ja) * | 1986-01-17 | 1992-05-27 | ||
| JP6589370B2 (ja) * | 2014-05-30 | 2019-10-16 | ぺんてる株式会社 | シャープペンシル |
| JP6618143B2 (ja) | 2015-11-16 | 2019-12-11 | 株式会社壽 | 筆記具 |
-
1982
- 1982-09-30 JP JP14880882U patent/JPS5953987U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5953987U (ja) | 1984-04-09 |
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