JPS6220882Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6220882Y2 JPS6220882Y2 JP6823181U JP6823181U JPS6220882Y2 JP S6220882 Y2 JPS6220882 Y2 JP S6220882Y2 JP 6823181 U JP6823181 U JP 6823181U JP 6823181 U JP6823181 U JP 6823181U JP S6220882 Y2 JPS6220882 Y2 JP S6220882Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damper
- hole
- sleeve
- needle holder
- elastic tongue
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 13
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 13
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 229920005549 butyl rubber Polymers 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000026058 directional locomotion Effects 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
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- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 1
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はピツクアツプカートリツジに関する。
従来、MM型カートリツジの振動系支持方式は
大別してピアノ線によるものと、スリーブ内に圧
入されたダンパゴムによるものとに区別される
が、前者は振動系にピアノ線を接続するため複雑
な構造となると共にピアノ線に張力を与える作業
を要するため生産性を著しく損う欠点があり、一
方後者は構造的に簡単で低価格のカートリツジ用
として採用されており、その種類も多いが、ダン
パの前後方向の移動に対する配慮がないため品質
的に不安定で、しかも振動中心が不明確なため歪
の発生が起り易い欠点がある。
大別してピアノ線によるものと、スリーブ内に圧
入されたダンパゴムによるものとに区別される
が、前者は振動系にピアノ線を接続するため複雑
な構造となると共にピアノ線に張力を与える作業
を要するため生産性を著しく損う欠点があり、一
方後者は構造的に簡単で低価格のカートリツジ用
として採用されており、その種類も多いが、ダン
パの前後方向の移動に対する配慮がないため品質
的に不安定で、しかも振動中心が不明確なため歪
の発生が起り易い欠点がある。
そこで本考案では、上述した後者の利点を保持
し乍ち、上述の如き欠点を除去した構成簡単にし
て生産性が良く、しかも品質、性能の優れたピツ
クアツプカートリツジを提供するものである。
し乍ち、上述の如き欠点を除去した構成簡単にし
て生産性が良く、しかも品質、性能の優れたピツ
クアツプカートリツジを提供するものである。
以下本考案の一実施例を第1図乃至第5図に基
づいて詳しく説明する。
づいて詳しく説明する。
第1図及び第2図は夫々本実施例の横断面図及
び縦断面図を示すもので、第1図及び第2図にお
いて、1はカンチレバー、2はこのカンチレバー
1の先端部に取付けられた再生針、3はカンチレ
バーの後部に装架された機械電気変換用のマグネ
ツトである。4はカンチレバー1のマグネツト3
の装架された部分に取付けられたダンパであつ
て、例えばブチルゴムが使用され、その粘弾性体
の屈曲で制動をかけると共にカンチレバー1の支
点としても作用する。
び縦断面図を示すもので、第1図及び第2図にお
いて、1はカンチレバー、2はこのカンチレバー
1の先端部に取付けられた再生針、3はカンチレ
バーの後部に装架された機械電気変換用のマグネ
ツトである。4はカンチレバー1のマグネツト3
の装架された部分に取付けられたダンパであつ
て、例えばブチルゴムが使用され、その粘弾性体
の屈曲で制動をかけると共にカンチレバー1の支
点としても作用する。
また、5は針ホルダであつて、この針ホルダ5
の後部にはダンパ4を嵌入するに十分な径を有す
る貫通孔5a、こ貫通孔5aの底部にあつてダン
パ4のストツパとして作用し、ダンパ4の位置を
規制する突部5b、及び貫通孔5aの周縁より後
方に植立された弾性舌片5cが設けられる。6は
針ホルダ5に着脱可能に装架されるガイド用スリ
ーブであつて、このスリーブ6は本体6aと、こ
の本体6aより植立され、上述の貫通孔5aに嵌
入し得る形状を有する挿入部6bと、本体6aと
挿入部6bの連結部分に配され、上述の弾性舌片
5cが係止される係止孔6cとを有する。7は例
えば磁性材を用いたシールドケースである。そし
てポールピース8が第2図を線−で切断して
示す第3図の如く配されている。
の後部にはダンパ4を嵌入するに十分な径を有す
る貫通孔5a、こ貫通孔5aの底部にあつてダン
パ4のストツパとして作用し、ダンパ4の位置を
規制する突部5b、及び貫通孔5aの周縁より後
方に植立された弾性舌片5cが設けられる。6は
針ホルダ5に着脱可能に装架されるガイド用スリ
ーブであつて、このスリーブ6は本体6aと、こ
の本体6aより植立され、上述の貫通孔5aに嵌
入し得る形状を有する挿入部6bと、本体6aと
挿入部6bの連結部分に配され、上述の弾性舌片
5cが係止される係止孔6cとを有する。7は例
えば磁性材を用いたシールドケースである。そし
てポールピース8が第2図を線−で切断して
示す第3図の如く配されている。
更に弾性舌片5c及び係止孔6cの関係を第4
図及び第5図を用いて説明するに、弾性舌片5c
は例えば第4図に示すように針ホルダ5の後方に
複数本植立されると共に夫々その先端部に爪5d
を有し、一方係止孔6cは例えば第5図に示すよ
うに本体6aと挿入部6bの連結する部分の4隅
に上述の弾性舌片5cと対応するように穿設さ
れ、挿入部6bを弾性舌片5cに対して押圧する
と、挿入部6bの先端部分により弾性舌片5cの
先端部分が押し広げられて挿入部6bが弾性舌片
5cの内側に滑入され、挿入部6bの係止孔6c
が弾性舌片5cの爪5dの所まで来ると爪5dが
係止孔6cと係合してスリーブ6が針ホルダ5の
後方に装着されて連結状態となる。
図及び第5図を用いて説明するに、弾性舌片5c
は例えば第4図に示すように針ホルダ5の後方に
複数本植立されると共に夫々その先端部に爪5d
を有し、一方係止孔6cは例えば第5図に示すよ
うに本体6aと挿入部6bの連結する部分の4隅
に上述の弾性舌片5cと対応するように穿設さ
れ、挿入部6bを弾性舌片5cに対して押圧する
と、挿入部6bの先端部分により弾性舌片5cの
先端部分が押し広げられて挿入部6bが弾性舌片
5cの内側に滑入され、挿入部6bの係止孔6c
が弾性舌片5cの爪5dの所まで来ると爪5dが
係止孔6cと係合してスリーブ6が針ホルダ5の
後方に装着されて連結状態となる。
このスリーブ6の装着の際にカンチレバー1に
取り付けられたダンパ4が針ホルダ5の貫通孔5
aの所に予め嵌入されており、従つてスリーブ6
の挿入部6bはこの貫通孔5a内のダンパ4を前
方(針方向)に押し乍ら嵌入し、ダンパ4の一端
面が針ホルダ5の突部5bに達すると、更にこの
ダンパ4を一定の圧入力(保持力)で押す、つま
り若干潰す位置まで嵌入された後針ホルダ5に装
着されるよう、弾性舌片5cと係止孔6cの係合
関係を予め設定されている。
取り付けられたダンパ4が針ホルダ5の貫通孔5
aの所に予め嵌入されており、従つてスリーブ6
の挿入部6bはこの貫通孔5a内のダンパ4を前
方(針方向)に押し乍ら嵌入し、ダンパ4の一端
面が針ホルダ5の突部5bに達すると、更にこの
ダンパ4を一定の圧入力(保持力)で押す、つま
り若干潰す位置まで嵌入された後針ホルダ5に装
着されるよう、弾性舌片5cと係止孔6cの係合
関係を予め設定されている。
これによつてダンパ4の位置出しとこのダンパ
4に対する一定の保持力が容易に得られると共に
前後の移動も阻止されることになる。
4に対する一定の保持力が容易に得られると共に
前後の移動も阻止されることになる。
上述の如く本考案によれば、ダンパ4が挿入さ
れる貫通孔5aと、この貫通孔5aの周縁後方に
植立された弾性舌片5cと貫通孔5aの底部に挿
入されたダンパ4の位置を規制する突部5bが形
成された針ホルダ5と、本体6aより植立され貫
通孔5aに嵌入される挿入部6bと、本体6aと
挿入部6bの連結部分に配され弾性舌片5cが係
止される係止孔6cが形成されたスリーブ6とを
備え、針ホルダ5の突部5bで規制されたダンパ
4をスリーブ6の挿入部6bで押圧圧縮した状態
で針ホルダ5の弾性舌片5cとスリーブ6の係止
孔6cを係合させることによつて針ホルダ5とス
リーブ6を連結するようにしたので、構成簡単に
して容易にダンパの位置決めを行うことができる
と共にダンパに対する適切な保持力を得ることが
でき、しかもダンパの前後方向の移動も阻止で
き、もつて製品の品質、性能及び生産性が向上さ
れる。
れる貫通孔5aと、この貫通孔5aの周縁後方に
植立された弾性舌片5cと貫通孔5aの底部に挿
入されたダンパ4の位置を規制する突部5bが形
成された針ホルダ5と、本体6aより植立され貫
通孔5aに嵌入される挿入部6bと、本体6aと
挿入部6bの連結部分に配され弾性舌片5cが係
止される係止孔6cが形成されたスリーブ6とを
備え、針ホルダ5の突部5bで規制されたダンパ
4をスリーブ6の挿入部6bで押圧圧縮した状態
で針ホルダ5の弾性舌片5cとスリーブ6の係止
孔6cを係合させることによつて針ホルダ5とス
リーブ6を連結するようにしたので、構成簡単に
して容易にダンパの位置決めを行うことができる
と共にダンパに対する適切な保持力を得ることが
でき、しかもダンパの前後方向の移動も阻止で
き、もつて製品の品質、性能及び生産性が向上さ
れる。
なお上述の実施例では本考案をMM型カートリ
ツジに適用した場合に付いて説明したが、これに
限定されることなく、斯る機能を要するその他の
型のカートリツジにも同様に適用できることは云
うまでもない。
ツジに適用した場合に付いて説明したが、これに
限定されることなく、斯る機能を要するその他の
型のカートリツジにも同様に適用できることは云
うまでもない。
また針ホルダやスリーブの形状は上述のものに
限定されることなく、同様の機能が達成できれ
ば、その他の形状のものを用いてもよい。
限定されることなく、同様の機能が達成できれ
ば、その他の形状のものを用いてもよい。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す横
断面図及び縦断面図、第3図は第2図を線−
の所で切断して示す断面図、第4図及び第5図は
本考案の要部の説明に供するための斜視図であ
る。 1はカンチレバー、3はマグネツト、4はダン
パ、5は針ホルダ、6はスリーブである。
断面図及び縦断面図、第3図は第2図を線−
の所で切断して示す断面図、第4図及び第5図は
本考案の要部の説明に供するための斜視図であ
る。 1はカンチレバー、3はマグネツト、4はダン
パ、5は針ホルダ、6はスリーブである。
Claims (1)
- ダンパ4が挿入される貫通孔5aと、この貫通
孔5aの周縁後方に植立された弾性舌片5cと上
記貫通孔5aの底部に挿入されたダンパ4の位置
を規制する突部5bが形成された針ホルダ5と、
本体6aより植立され上記貫通孔5aに嵌入され
る挿入部6bと、上記本体6aと上記挿入部6b
の連結部分に配され上記弾性舌片5cが係止され
る係止孔6cが形成されたスリーブ6とを備え、
上記針ホルダ5の上記突部5bで規制されたダン
パ4を上記スリーブ6の上記挿入部6bで押圧圧
縮した状態で上記針ホルダ5の上記弾性舌片5c
と上記スリーブ6の上記係止孔6cを係合させる
ことによつて上記針ホルダ5と上記スリーブ6を
連結したことを特徴とするピツクアツプカートリ
ツジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6823181U JPS6220882Y2 (ja) | 1981-05-12 | 1981-05-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6823181U JPS6220882Y2 (ja) | 1981-05-12 | 1981-05-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57180810U JPS57180810U (ja) | 1982-11-16 |
JPS6220882Y2 true JPS6220882Y2 (ja) | 1987-05-27 |
Family
ID=29864188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6823181U Expired JPS6220882Y2 (ja) | 1981-05-12 | 1981-05-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6220882Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-12 JP JP6823181U patent/JPS6220882Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57180810U (ja) | 1982-11-16 |
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