JPS6013090Y2 - 音響機器のメカニズム固定装置 - Google Patents

音響機器のメカニズム固定装置

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Publication number
JPS6013090Y2
JPS6013090Y2 JP17770580U JP17770580U JPS6013090Y2 JP S6013090 Y2 JPS6013090 Y2 JP S6013090Y2 JP 17770580 U JP17770580 U JP 17770580U JP 17770580 U JP17770580 U JP 17770580U JP S6013090 Y2 JPS6013090 Y2 JP S6013090Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper piece
pinch roller
audio equipment
capstan
cassette
Prior art date
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Expired
Application number
JP17770580U
Other languages
English (en)
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JPS57102006U (ja
Inventor
幸一 石田
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可動するテープレコーダーメカニズム及びラジ
オ受信機を備えた車載用の音響機器に関する。
この種音響機器は一般にラジオ付カーステレオと呼ばれ
、可動するカセットホルダーを備え、カセットを該カセ
ットホルダー内に挿入することにより該カセットホルダ
ーがカセットを伴なって演奏位置へ移行すると同時にピ
ンチローラがキャプスタンに圧接し、この状態でテープ
高速用操作レバーを押圧操作することによってピンチロ
ーラをキャプスタンから離間するように構成されている
従ってこのようなカーステレオを輸送する際には、カセ
ットホルダーが非演奏位置にあってピンチローラがキャ
プスタンから離間しているべきであるが、輸送中に落下
等により衝撃が加えられてカセットホルダーが誤って非
演奏位置から演奏位置へ移行したならば、ピンチローラ
がキャプスタンに圧接する状態となり、このピンチロー
ラがキャプスタンに圧接したま)輸送されると、ピンチ
ローラに変形を与えることとなり、梱包を開けて自動車
に組込んだ後にテープを再生した際ワウ・フラッタを発
生し好ましくない。
一方、メカニズム下のプリント配線基板にはアンテナト
リマーが取付けられている場合が多い。
このアンテナトリマーは機器底板の外側から透孔を通じ
てドライバー等によって調整されるのが一般的であるが
、トリマーの形状寸法が小さくその調整ネジ部が約2T
Ht程度のものになると、普通使用されているドライバ
ーでは調整することが出来ず、包装附属品として小さな
ドライバーを特別に用意しなければならないという事態
が生じていた。
本考案は斯る点に鑑み提案されたもので、以下図面に示
す実施例について説明する。
1はシャーシ2上の水平支軸3を支点にして非演奏位置
を演奏位置の間を上下に可動するカセットホルダーで、
非演奏位置でカセット(図示せず)を矢印方向から挿入
するのを許容する。
4はカセットホルダー1内に挿入されたカセットのリー
ルハブを係止する爪片4aを有する吸引レバーで、前記
水平支軸3に沿って移動するため該支軸3に腕部4bが
貫通されている。
該吸引レバー4の腕部4bには支軸3と平行になったラ
ックが形成され、該ラックはピニオンギア5と噛合して
いる。
該ピニオンギア5には吸引スプリング6が連結されてお
り、カセットを手で成るストロークだけ挿入した後は吸
引スプリング6の力によって吸引レバー4を吸引してカ
セットを残りのストローりだけ吸引するように構成され
ている。
前記カセットホルダー1は斯るカセットの吸引の後非演
奏位置から演奏位置へと移行するものであり、その構成
は周知であるので、詳細な説明は省略する。
7.8はシャーシ2上に配設されたキャプスタン及びピ
ンチローラで、ピンチローラ8は磁気ヘッド(図示せず
)と共に前進或いは後退移動する。
即ち、ピンチローラ8は前記カセットホルダー1が演奏
位置に移行した時にそれぞれ応動してキャプスタン7に
圧接するように前進移動するもので、その構成は周知で
あるので図中省略している。
9はシャーシ2に固定された支持突片2′に支持されカ
セットの挿入方向に移動自在に設けられたテープ高速用
(早送り用)操作レバーで、該操作レバー9は突片2′
との間に懸架されたスプリング10によって常時非操作
位置(突出位置)に附勢されている。
そして前記テープ高速用操作レバー9はその押圧操作時
キャプスタン7に圧接したピンチローラ8をそのキャプ
スタン7から離間させるように連結されており、その連
結機構は周知であるので図中省略している。
本考案装置の前提となるカーステレオのメカニズムは上
述の如く構成されており、このメカニズムは機器ケース
11内に収納されている。
そこで本考案は前記ケース11に透孔12を形成すると
共に前記テープ高速用操作レバー9にその押圧操作時に
その上下位置が略合致する係止孔13を形成し、輸送時
にはテープ高速用操作レバー9を押圧状態にして透孔1
2と係止孔13を略合致せしめ、この状態においてこれ
等の孔12及び1孕にストッパー片14を上方から嵌挿
してテープ高速用操作レバー9の押圧状態を保持するも
のである。
従ってこのテープ高速用操作レバー9の押圧状態によっ
てピンチローラ8をキャプスタン7から強制的に離間し
た状態に拘束することが出来る。
前記ストッパー片14は第2図に示すようにケース11
の面に接合する座板部分14′を有し、この座板部分1
4′に形成された透孔14′を通じてケース11に形成
された螺子孔16を螺合することによって固着すること
が出来るものである。
第1図においてメカニズムの下方に配設されたプリント
配線基板17にはアンテナトリマー18が設けられてお
り、該アンテナトリマー18は機器の底板19に形成さ
れた調整用透孔20に対向している。
本考案は上記メカニズム固定用のストッパー片14を、
前記アンテナトリマー18の調整用ドライバーとして兼
用するものであり、該ストッパー片14の先端14aは
アンテナトリマーの調整ネジ部18′と合致するように
ドライバーの列形に形成されている。
従って音響機器を輸送する際には、ストッパー片14は
第2図に示すようにテープ高速用操作レバー9の押圧操
作状態に係止して、輸送時に不用意な衝撃が加わっても
ピンチローラがキャプスタンに圧接することがないよう
に強制的にピンチローラを離間した状態に保持すること
が出来、又アンテナトリマー18の調整を必要とする場
合には、音響機器を自動車に組込んで使用する際に既に
取外されているストッパー片14によって第3図に示す
ように手で持ってドライバー化りにしてその調整作業を
行なうことが出来る。
本考案は上述したように、可動するテープレコーダメカ
ニズム及びラジオ受信機を備えた音響機器であって、該
音響機器の輸送時にメカニズムを機器ケースに固定する
ストッパー片を着脱自在に設け、該ストッパー片の先端
をアンテナトリマー調整用ドライバー形状に形成したも
のであるから、輸送時にはこのストッパー片によってメ
カニズムを確実に固定することが出来、不用意に衝撃が
加わってもピンチローラの変形等の問題が発生するのを
防止することが出来る。
そしてこのストッパー片は音響機器を自動車に組込んだ
後は取外されて不要となるが、ラジオのためのアンテナ
トリマー調整用に使用することが出来るので、別途附属
部品としてドライバーを用意する必要がなく、実用上有
益なものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案装置を示し、第1図は全体構成の斜視図、第
2図はストッパー片にてメカニズムを固着する状態の要
部斜視図、第3図はストッパー片にてアンテナトリマー
を調整する状態の要部斜視図である。 9・・・・・・テープ高速用操作レバー、11・・・・
・・ケース、12・・・・・・透孔、13・・・・・・
係止孔、14・・・・・・ストッパー片、14a・・・
・・・先端、18・・・・・・アンテナトリマー 19・・・・・・底板、 20・・・・・・調整用透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可動するテープレコーダーメカニズム及びラジオ受信機
    を備えた車載用の音響機器であって、該音響機器の輸送
    時にメカニズムを機器ケースに固定するストッパー片を
    着脱自在に設け、該ストッパー片の先端をアンテナトリ
    マー調整用ドライバー形状に形成したことを特徴とする
    音響機器のメカニズム固定装置。
JP17770580U 1980-12-10 1980-12-10 音響機器のメカニズム固定装置 Expired JPS6013090Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17770580U JPS6013090Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10 音響機器のメカニズム固定装置

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JP17770580U JPS6013090Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10 音響機器のメカニズム固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57102006U JPS57102006U (ja) 1982-06-23
JPS6013090Y2 true JPS6013090Y2 (ja) 1985-04-26

Family

ID=29971831

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JP17770580U Expired JPS6013090Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10 音響機器のメカニズム固定装置

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