JPS6030804Y2 - ピツクアツプア−ムにおけるバランスウエイト位置調整装置 - Google Patents

ピツクアツプア−ムにおけるバランスウエイト位置調整装置

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JPS6030804Y2
JPS6030804Y2 JP3283279U JP3283279U JPS6030804Y2 JP S6030804 Y2 JPS6030804 Y2 JP S6030804Y2 JP 3283279 U JP3283279 U JP 3283279U JP 3283279 U JP3283279 U JP 3283279U JP S6030804 Y2 JPS6030804 Y2 JP S6030804Y2
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JP
Japan
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position adjustment
balance weight
adjustment member
weight
arm
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JP3283279U
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JPS55132716U (ja
Inventor
和郎 和久田
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ヤマハ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はピックアップアームにおけるバランスウェイ
ト位置調整装置に関する。
従来、この種のバランスウェイト位置調整装置としては
、例えば第1図に示すように、アルミニウム合金、鉄等
金属材料からなるバランスウェイト1をピックアップア
ーム2の後端部に螺着させた構造のものが知られている
すなわち、バランスウェイト1を中心孔3の内面に螺旋
状の案内溝4を有する円筒状のブロックに形成し、この
バランスウェイト1をピックアップアーム2の後端部に
、前記案内溝4を同後端部に設けた突起5に螺合させる
ことによって装着したものである。
この装置は、ピックアップアーム2上でのバランスウェ
イト1の位置を同バランスウェイト1を回動させること
によって調整するようにしたものである。
ところで上記の装置においては、バランスウェイト1を
製作する際に、金属材料によって円筒状のブロックを製
作する必要があると共に同ブロックの中心孔3内面に螺
旋状の案内溝4を形成する必要があり、この製作が甚だ
困難である欠点があった。
しかしてこの出願人は、上記の如き従来装置の欠点を除
去したバランスウェイト位置調整装置として、第2図に
示す装置(実願昭53−133916号)を提供した。
すなわちこの図に示す装置は、ピックアップアーム6の
後端部に主ウェイト軸7と共に副ウェイト軸8,8を設
け、主ウェイト軸7に位置調整部材9を、その回動によ
って前後方向の位置が調整できるように螺旋状の溝10
をピン11に係合させて螺着し、この位置調整部材9を
副ウェイト軸8,8に前後方向移動自在に装着されたバ
ランスウェイト12孔13内に回動自在に挿入配置し、
同位置調整部材9の周面に形成した周溝14内にバラン
スウェイト12の孔15に固定したピン16を係合させ
てなるものであり、位置調整部材9を回動させてその前
後方向の位置を調整し、もって位置調整部材9にピン1
6を介して係合するバランスウェイト12の位置を調整
するようにしたものである。
この装置によれば、螺旋状の溝10を有する位置調整部
材9を合成樹脂で成形する一方形状が単純であるバラン
スウェイト12を金属製とするとによってその製作が容
易にできる利点がある。
しかしながらこの装置においては、装置の組立て時にお
いて特に位置調整部材9をバランスウェイト12の孔1
3内に挿入したのちピン16を取付けなければならない
等組立作業が面倒である欠点があった。
この考案は上記の事情に鑑み、各部材の製作、組立てが
容易にできるバランスウェイト位置調整装置を提供する
もので、ウェイト軸にその前後方向の位置を調整し得る
ように螺着された位置調整部材と、前記位置調整部材に
形成した前後の係合段部間に前後方向不能に係合された
バランスウェイトとを有してなり、前後位置調整部材を
前記係合段部の一方を弾性変形させて前記バランスウェ
イトに取付けるようにしてなるものである。
以下、この考案の一実施例を第3図ないし第6図を参照
して説明する。
第3図、第4図はこの考案によるバランスウェイト位置
調整装置を備えたアーム装置を示すものであって、これ
らの図において符号21はピックアップアームを示し、
22はバランスウェイト位置調整装置を示す。
ピックアップアーム21は、各パイプ状に形成された基
部21aの先端に本体21bを固定してなるもので、基
部21aの中間部が図示しないプレーヤ筐体上に固定さ
れたアームベース23上に支持部材24.25等を介し
支゛点26を中心として垂直方向および水平方向に回転
自在に支持されている。
そしてこのピックアップアーム21には、その本体21
bの先端部に図示しないピックアップカートリッジが取
付けられると共に針圧目盛27の刻設された中間部に針
圧調整ウェイト28が前後方向移動自在に装着されてい
る。
また基部21aには、主ウェイト軸29(ウェイト軸)
を構成する支点26より後方に位置する左右方向へ突出
させて保持体30.30が固定されると共にこれら保持
体30.30に主ウェイト軸29に平行させて副ウェイ
ト軸31,31が固定されており、これら主ウェイト軸
29および副ウェイト軸31.31にバランスウェイト
位置調整装置22が装着されている。
バランスウェイト位置調整装置22は、主ウェイト軸2
9にその前後方向の位置を調整し得るよいに螺着された
位置調整部材32と、副ウェイト軸31.31に前後方
向移動自在に装着され、かつ位置調整部材32に前後方
向移動不能に係合されたバランスウェイト33とからな
るものである。
位置調整部材32は、第5図、第6図に示すように円筒
状の主壁部34の後端部に操作壁部35を形成してなる
ものであり、これら各壁部を合成樹脂等により一体成形
してなるものである。
そしてこの位置調整部材32は、主壁部4の前部をバラ
ンスウェイト33に形成した前後方向の取付孔36内に
挿入配置し、主壁部34の先端部に形成した係合段部3
7を前記取付孔36の前端部に形成した係合段部38に
係合させると共に操作壁部35の前端部に形成された係
合段部39を後端面40に係合させ、主壁部34の内面
41に形成した螺旋状の案内溝42を主ウェイト軸29
の外面に形成した突起43に係合させて同主ウェイト軸
29に螺着されている。
この場合上記の位置調整部材32には、主壁部4におけ
る係合段部37の形成された部分にこの位置調整部材3
2の軸線方向に向けてスリット44.44・・・が形成
されており、係合段部37がこの位置調整部材32の半
径方向に弾性変形するようになっている。
しかしてこの位置調整部材32は、係合段部37を弾性
変形させてバランスウェイト33の取付孔36に取付け
られるものである。
またバランスウェイト33は、アルミニウム合金、鉄等
金属材料によって形成された外観直方体のブロックであ
り、その左右端部に形成した前後方向の孔45.45内
に副ウェイト軸31.31を挿入配置することによって
これら副ウェイト軸31.31に前後方向移動自在に装
着され、上述したように取付孔36内に位置調整部材3
2の主壁部34を挿入配置することによって同位置調整
部材32の係合段部37.39間に前後方向の相対的移
動が不能であるように係合されている。
しかしてバランスウェイト位置調整装置22は上記のよ
うに構成されてものであるから、その組立てを行う場合
は、まず位置調整部材32をバランスウェイト33に取
付け、すなわち位置調整部材32の主壁部34を係合段
部37を弾性変形させるとによってバランスウェイト3
3の取付孔36内に挿入配置し、しかるのちバランスウ
ェイト33の孔45,45内に副ウェイト軸31.31
を挿入させつつ位置調整部材32を回転さけながら主ウ
ェイト軸29に螺着する。
上記のように構成されたアーム装置において、ピックア
ップアーム21に取付けられたピックアップカートリッ
ジの針圧調整を行う場合は、ます針圧調整用ウェイト2
8を針圧目盛27の70Jの位置に合わせておき、バラ
ンスウェイト位置調整装置22を操作してピックアップ
アーム21の水平バランスをとる。
バランスウェイト位置調整装置22は、位置調整部材3
2の操作壁部35を回動操作して土壁部34を回動させ
ることにより、この位置調整部材32と共にバランスウ
ェイト33の主ウェイト軸29および副ウェイト軸31
.31上におる前後方向の位置を調整することができ、
上記の水平バランスをとることができる。
しかして上記の水平バランスをとったのち針圧調整ウェ
イト28の位置を、例えば規定深圧が2gである場合に
針圧目盛27のr2Jの位置に合わせることによって規
定の針圧を得ることができる。
なお、針圧調整手段としては、針圧調整ウェイト28を
設けず、バランスウェイト33を主ウェイト軸29に対
し、前後位置調整することにより適正針圧を付加する構
成としてもよい。
以上の説明から明らかなように、この考案によれば、バ
ランスウェイトの位置を、このバランスウェイトの取付
孔内に相対的移動が不能であるように係合され、かつウ
ェイト軸に対し前後方向の位置が調整できるように螺着
された位置調整部材によって調整するようにしたから、
前記バランスウェイトの金属材料によって容易に製作し
得る形状とすることができると共に前記位置調整部材を
合成樹脂等によって容易に製作することができ、また前
記位置調整部材を弾性変形させることによって前記バラ
ンスウェイトの取付孔内に取付けるように構成したから
これら各部材の倒立てが容易であり、したがって装置全
体の製作、組立てが容易となってこの装置を安価に提供
できる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来一般のバランスウェイト位置調整装置の一
部部断面視した平面図、第2図はこの出願人が提供した
従来のバランスウェイト位置調整装置の一部断面視した
斜視図、第3図はこの考案によるバランスウェイト位置
調整装置を備えたアーム装置の平面図、第4図は同側面
図、第5図は第3図V−V線視拡大断面図、第6図は第
3図ないし第5図に示す位置調整部材32の斜視図であ
る。 21・・・・・・ピックアップアーム、22・・・・・
・バランスウェイト位置調整装置、37.39・・・・
・・係合段部、29・・・・・・ウェイト軸(主ウェイ
ト軸)、32・・・・・・位置調整部材、33・・・・
・・バランスウェイト、36・・・・・・取付孔、44
.44・・・・・・スリット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピックアップアームの後端部に位置するウェイト軸にそ
    の前後方向の位置を調整し得るように螺着された位置調
    整部材と、前記位置調整部材が取付孔内に回動自在に挿
    入配置されると共にの位置調整部材に形成した前後の係
    合段部間に前後方向移動不能に係合されたバランスウェ
    イトとを有してなり、前記係合段部の一方を前記位置調
    整部材の一端部に形成すると共にこの一端部に前記係合
    段部の一方を弾性変形させ得るスリットを形成し、前記
    位置調整部材を前記係合段部の一方を弾性変形させて前
    記バランスウェイトの取付孔内に取付けるようにしたこ
    とを特徴とするピックアップアームにおけるバランスウ
    ェイト位置調整装置。
JP3283279U 1979-03-14 1979-03-14 ピツクアツプア−ムにおけるバランスウエイト位置調整装置 Expired JPS6030804Y2 (ja)

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JP3283279U JPS6030804Y2 (ja) 1979-03-14 1979-03-14 ピツクアツプア−ムにおけるバランスウエイト位置調整装置

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JPS55132716U JPS55132716U (ja) 1980-09-19
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JP3283279U Expired JPS6030804Y2 (ja) 1979-03-14 1979-03-14 ピツクアツプア−ムにおけるバランスウエイト位置調整装置

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